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JPH08310841A - 被覆光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents

被覆光ファイバ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH08310841A
JPH08310841A JP7114607A JP11460795A JPH08310841A JP H08310841 A JPH08310841 A JP H08310841A JP 7114607 A JP7114607 A JP 7114607A JP 11460795 A JP11460795 A JP 11460795A JP H08310841 A JPH08310841 A JP H08310841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
group
photopolymerization initiator
coated
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7114607A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nonaka
毅 野中
Nobuhiro Akasaka
伸宏 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP7114607A priority Critical patent/JPH08310841A/ja
Publication of JPH08310841A publication Critical patent/JPH08310841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、光ファイバ被覆工程において硬化
速度を向上させ、その結果光ファイバの線引速度を上昇
させる被覆光ファイバ、及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明による光ファイバ被覆樹脂は、ビスア
シルホスフィンオキシド類の光重合開始剤を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線硬化型樹脂混合
物を用いた被覆光ファイバ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信に用いられる光ファイバは、一般
に光学ガラスファイバ、石英系ガラスファイバに限ら
ず、いずれもファイバ化した後ただちにその外周にプラ
スチック被覆を施すことが望ましいとされている。
【0003】これは、ファイバ化されることにより発生
するファイバ表面の傷や裸ファイバの状態で空気に晒さ
れることによるクラックの成長等によりファイバの強度
が劣化することを防ぐためといわれている。
【0004】この目的で使用されるプラスチック層とし
ては、一般に熱硬化型のシリコーン樹脂や紫外線硬化型
樹脂が用いられており、近年は作業性の点等から特にこ
の紫外線硬化型樹脂による被覆の技術の重要性が増大し
ている。
【0005】この紫外線硬化型樹脂を得る混合物はその
基本組成としてアクリルオリゴマー、反応性性希釈剤、
及び光重合開始剤から構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光重合開始剤の種類に
よっては硬化速度に大きく影響を及ぼし、従って塗布工
程でのこの樹脂の硬化速度を向上させその結果として製
造ライン速度を向上させる光重合開始剤の選択は重要で
ある。
【0007】従って、硬化速度の極めて大きい光重合開
始剤を使用する被覆層塗布方法の開発は、製造工程の迅
速化、品質向上のために重要である。
【0008】さらに、従来の多層の被覆構造の光ファイ
バ製造においては、外側の層の形成用の光重合開始剤が
光エネルギを吸収し、内側の層の形成用の光重合開始剤
が十分作用しえないという問題があった。
【0009】このために、複数の被覆工程を設ける場合
があり、作業性、経済性の点で問題があった。
【0010】以上の問題点を解決するために、本発明者
等は鋭意研究し、紫外線硬化型樹脂混合物の必須成分と
して、ビスアシルホスフィンオキシド系の光重合開始剤
を用いることにより、硬化速度の大幅な向上が可能であ
ることを見いだし本発明を完成するにいたった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、紫外線硬化型
樹脂混合物の必須成分として、ビスアシルホスフィンオ
キシド系の光重合開始剤を含む混合物を光ファイバ用被
覆材料とした被覆光ファイバを提供するものである。
【0012】さらに本発明は、紫外線硬化型樹脂混合物
の必須成分として、ビスアシルホスフィンオキシド系の
光重合開始剤を含む混合物を光ファイバ用被覆材料とし
た被覆光ファイバの製造方法を提供するものである。
【0013】より詳しくは、以下本発明をより詳しく説
明する。
【0014】本発明は、紫外線硬化型樹脂を被覆した光
ファイバにおいて、該樹脂に少なくともビスアシルホス
フィンオキシド類の光重合開始剤を含むことを特徴とす
る光被覆ファイバに関するものである。
【0015】さらに本発明は、被覆樹脂に少なくとも、
アクリレートオリゴマーと、反応性希釈剤と、少なくと
もビスアシルホスフィンオキシド類の光重合開始剤を含
むことを特徴とする光ファイバに関するものである。
【0016】さらに本発明は、アクリレートオリゴマー
として、少なくとも、ポリオールと、イソシアネート
と、アクリレートを含むことを特徴とするものである。
【0017】さらに本発明は、ポリオールがポリオキシ
テトラメチレングリコールであることを特徴とするもの
である。
【0018】また本発明はつめいは、イソシアネートが
トリレンジイソシアネートであることを特徴とするもの
である。
【0019】また本発明は、アクリレートが2ーヒドロ
キシエチルアクリレートであることを特徴とするもので
ある。
【0020】また本発明は反応性希釈剤として、少なく
とも、2ーエチルヘキシルアクリレートまたはトリメチ
ロールプロパントリアクリレートを含むことを特徴とす
るものである。
【0021】さらに本発明においては、光重合開始剤が
次式、
【0022】
【化1】
【0023】(ここで、R’が2、4、4ートリメチル
ペンチル基である場合、さらにRが2、6ージメトキシ
フェニル基、2、6ージクロロフェニル基、2、4、6
ートリクロロフェニル基、2、4、6ートリメトキシフ
ェニル基、2、6ージメチルフェニル基、2、4、6ー
トリメチルフェニル基、フェニル基、メチル基から選ば
れる基を表し;R’がフェニル基である場合、さらにR
がメチル基またはフェニル基を表し;R’が4ーメチル
フェニル基である場合、さらにRがメチル基、2、6ー
ジメトキシフェニル、2、6ージクロロフェニル基、
2、4、6ートリクロロフェニル基、2、4、6ートリ
メトキシフェニル基、2、6ージメチルフェニル基、
2、4、6ートリメチルフェニル基から選ばれる基を表
し;R’がメチル基の場合、Rがメチル基を表し;R’
がエチル基の場合、Rがメチル基を表し;R’がプロピ
ル基の場合、Rがメチル基を表す)で表される化合物で
あることを特徴とする光ファイバに関するものである。
【0024】また、本発明は、さらに光重合開始剤とし
て少なくとも、ベンジルジメチルケタール、1ーヒドロ
キシシクロヘキシルフェニルケトン、2ーメチルー1ー
[4ー(メチルチオ)フェニル]ー2ーモルホリノプロ
パンー1ーオン、2ーヒドロキシー2ーメチルー1ーフ
ェニルーピロパンー1ーオンの1つを含むことを特徴と
するものである。
【0025】さらに本発明は、複数の被覆層で被覆した
光ファイバの被覆層のうち、少なくとも1層被覆樹脂
が、少なくともビスアシルホスフィンオキシド類の光重
合開始剤を含むことを特徴とする光ファイバの製造方法
に関するものである。
【0026】また本発明は、複数の被覆層で被覆した光
ファイバの被覆層のうち、少なくとも1層被覆樹脂が、
アクリレートオリゴマーと、反応性希釈剤と、少なくと
もビスアシルホスフィンオキシド類の光重合開始剤とを
含むことを特徴とする光ファイバの製造方法に関するも
のである。
【0027】また本発明は、内側層と外側層の被覆層を
有する被覆光ファイバであって、内側被覆層を、ビスア
シルホスフィンオキシド類を光重合開始剤として形成す
ることを特徴とする被覆光ファイバに関するものであ
る。
【0028】さらに本発明は、内側層と外側層の被覆層
を有する被覆光ファイバの製造方法であって、内側被覆
層を、ビスアシルホスフィンオキシド類を光重合開始剤
として形成することを特徴とする被覆光ファイバ製造方
法に関するものである。
【0029】また本発明は、内側層と外側層の被覆層
が、紫外線照射により同時に硬化することを特徴とする
光ファイバ製造方法に関するものである。
【0030】さらに本発明は、光重合開始剤としてのビ
スアシルホスフィンオキシド類が、0.1〜10重量部
であることを特徴とする被覆光ファイバに関するもので
ある。
【0031】また本発明は、前記光重合開始剤としての
ビスアシルホスフィンオキシド類が、0.1〜10重量
部であることを特徴とする光ファイバ製造方法に関する
ものである。
【0032】以下本発明をより詳しく説明する。
【0033】(アクリルオリゴマー)本発明の係るアク
リルオリゴマー(または(メタ)アクリルオリゴマー)
の必須成分は、ポリオール成分、イソシアネート成分、
及びアクリレート成分からなる。以下で説明する種々の
成分を使用可能であるが、該オリゴマーの好ましい分子
量としては、1000〜100000である。
【0034】本発明においてはポリオール成分は特に制
限されないが、好適に使用可能なポリオール成分として
は、例えばポリオキシテトラメチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等ポリ
エーテルポリオール、またはポリオレフィングリコー
ル、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオ
ール、ポリカプロラクトンポリオール等である。
【0035】また、本発明においてはイソシアネート成
分は特に制限されないが、好適に使用可能なイソシアネ
ート成分としては、トリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、pーフェニレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等で
ある。
【0036】また、本発明においてはアクリレート成分
は特に制限されないが、好適に使用可能なアクリレート
成分としては、2ーヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2ーヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等
のヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4程度のもので
ある。
【0037】(反応性希釈剤)本発明において使用可能
な反応希釈剤は特に制限されないが、好適に使用可能な
反応性希釈剤としては、2ーエチルヘキシルアクリレー
トテトラヒドロフルフリルアルコー ルカプロラクトン付
加物の(メタ)アクリレート、ノニルフェノールエチレ
ノキシド付加物の(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールジ
グリシジルエーテルから合成したエポキシ(メタ)アク
リレート等のモノないしポリ(メタ)アクリレート類、
ジアリルアジペート、ジアリルフタレート、トリアリル
トリメリテート、トリアリルイソシアヌレート等のアク
リルエステル類、スチレン、ビニルアセテート、Nービ
ニルピロリドン、N、N’ージメチルアクリルアミド、
N、N’ージメチルアミノプロピルアクリルアミド、
N、N’ージメチルアミノえちるアクリリレート等のビ
ニル化合物である。
【0038】(光重合開始剤)本発明で好適に使用可能
な光重合開始剤の1つとしては、ビスアシルホスフィン
オキシド系(特開平5−345790)であって、硬化
性のよい光重合開始剤であれば特に分子構造に制限はな
いが、特に次式、
【0039】
【化1】
【0040】(ここで、R’が2、4、4ートリメチル
ペンチル基である場合、さらにRが2、6ージメトキシ
フェニル基、2、6ージクロロフェニル基、2、4、6
ートリクロロフェニル基、2、4、6ートリメトキシフ
ェニル基、2、6ージメチルフェニル基、2、4、6ー
トリメチルフェニル基、フェニル基、メチル基から選ば
れる基を表し;R’がフェニル基である場合、さらにR
がメチル基またはフェニル基を表し;R’が4ーメチル
フェニル基である場合、さらにRがメチル基、2、6ー
ジメトキシフェニル、2、6ージクロロフェニル基、
2、4、6ートリクロロフェニル基、2、4、6ートリ
メトキシフェニル基、2、6ージメチルフェニル基、
2、4、6ートリメチルフェニル基から選ばれる基を表
し;R’がメチル基の場合、Rがメチル基を表し;R’
がエチル基の場合、Rがメチル基を表し;R’がプロピ
ル基の場合、Rがメチル基を表す)で表される化合物が
好適に使用可能である。
【0041】さらに本発明は光重合開始剤として、ベン
ジルジメチルケタール、1ーヒドロキシシクロヘキシル
フェニルケトン、2ーメチルー1ー[4ー(メチルチ
オ)フェニル]ー2ーモルホリノプロパンー1ーオン、
2ーヒドロキシー2ーメチルー1ーフェニルーピロパン
ー1ーオンが好適に使用可能である。
【0042】またこれらの2種以上の光重合開始剤を混
合して使用することも可能であり、もしくはアミン類等
の少量の増感助剤との併用も可能である。
【0043】本発明に係る混合物の光重合開始剤の添加
量は、0.1重量部以上10重量部以下であることが望
ましい。
【0044】すなわち、0.1以下では十分な硬化速度
を得ることが困難であり、10部以上では光重合開始剤
が析出する等の問題が生じるおそれがある。
【0045】(紫外線硬化型樹脂混合物調整方法)本発
明の紫外線硬化型樹脂は上記のアクリルオリゴマー、反
応性希釈剤、光重合開始剤を必須成分とするが、さらに
必要に応じてアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエー
テル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、
シリコーン樹脂、フェノール樹脂等の各種の変性用樹脂
や、有機ケイ素化合物、界面活性剤、増感剤等の各種の
添加剤を配合してもよい。
【0046】混合物全体の粘度は、作業性の観点から、
通常1000〜10000センチポイズ(25℃)の範
囲に調製されていることが望ましい。
【0047】本発明においては、該混合物の調整方法は
特に制限されない。通常の加熱撹拌装置があれがよい。
反応の進行は赤外線吸収スペクトル法により、イソシア
ネートによる特性吸収(例えば2270cm-1)の消失
により、モニタ可能である。
【0048】各成分の成分量については、本発明におい
ては特に制限はされず、使用する成分の種類、要求され
る被覆層の物理的化学的性質等により、最適化可能であ
る。
【0049】(光ファイバ被覆工程)本発明の被覆光フ
ァイバの製造法は特に制限されない。従来公知のファイ
バ化装置及び紫外線照射型の樹脂被覆形成装置が好適に
使用可能である。
【0050】例えば、図1に示される光ファイバ母材1
を線引炉2に送りこみ、加熱溶融して光ファイバ(ガラ
スファイバ)3に線引し、紫外線硬化型樹脂塗布のため
の塗布装置4または5に送り、後これを紫外線照射装置
6により紫外線を照射することに、塗布層を硬化させて
被覆光ファイバ7とし、これを引きながら巻取り装置9
に巻き取るといった方法が可能である。
【0051】本発明においては、光ファイバの素材、組
成等も特に制限はない。
【0052】さらに形成された被覆樹脂については物性
及び被覆厚みについて特に限定はされない。
【0053】さらに被覆樹脂は単層でも多層でもよく、
着色層を設けた構造でもよい。また本発明の光重合開始
剤は着色層にも使用可能である。
【0054】本発明においては、多層樹脂被覆層の形成
方法は特に制限されない。一般的なコート装置(例えば
特開平1−148733参照)が好適に使用可能であ
る。
【0055】本発明においては、紫外線照射装置に特に
制限はなく、通常の装置が好適に使用可能である。例え
ば、照射波長200〜600であって、照射エネルギ密
度は365nmで200mW/ cm2 以上のものが好適
に使用可能である。
【0056】
【作用】本発明に係る光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹
脂混合物は、ビスアシルホスフィンオキシド骨格を有す
る光重合開始剤を含むことにより、光ファイバ被覆工程
において硬化速度を向上させ、その結果光ファイバの線
引速度を上昇させる。
【0057】さらに、光ファイバの多層被覆工程におい
て、硬化性を損なわずに一括して被覆可能とする。
【0058】
【実施例】以下実施例に基づき本発明を具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に
限定されるものではない。
【0059】(実施例1)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)(三菱化学P
TMG1000)と、トリレンジイソシアネート(2モ
ル)を、60〜70℃で約2時間撹拌混合した。さらに
2ーヒドロキシエチルアクリレート(2モル)を加えて
撹拌混合し、イソシアネート基による赤外線の特性吸収
(2270cmー1)をモニターしながら反応を完結させ
た。
【0060】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として
2、4、4ートリメチルペンチルービス(2、6ージメ
トキシベンゾイル)(3部)を加えて紫外線硬化型樹脂
混合物を製造した。
【0061】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0062】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は300
m/分であった。
【0063】(実施例2)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0064】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として
2、4、4ートリメチルペンチルービス(2、6ージク
ロロベンゾイル)(3部)を加えて紫外線硬化型樹脂混
合物を製造した。
【0065】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0066】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は310
m/分であった。
【0067】(実施例3)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0068】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として
2、4、4ートリメチルペンチルービス(2、4、6ー
トリクロロベンゾイル)(3部)を加えて紫外線硬化型
樹脂混合物を製造した。
【0069】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0070】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は330
m/分であった。
【0071】(実施例4)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0072】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として
2、4、4ートリメチルペンチルービス(2、6ージメ
トキシベンゾイル)(3部)、及びベンジルジメチルケ
タール(1部)を加えて紫外線硬化型樹脂混合物を製造
した。
【0073】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0074】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は350
m/分であった。
【0075】(実施例5)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0076】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として
2、4、4ートリメチルペンチルービス(2、6ージメ
トキシベンゾイル)(3部)を加え紫外線硬化型樹脂混
合物を製造した。得られた樹脂混合物を内側層被覆層と
して使用した。
【0077】さらに、このウレタンアクリレートオリゴ
マー(60部)に、反応性希釈剤としてトリメチロール
プロパントリアクリレート(40部)、さらに光重合開
始剤としてベンジルジメチルケタール(3部)を加え紫
外線硬化型樹脂混合物を製造した。得られた樹脂混合物
を外側層被覆層として使用した。
【0078】得られた2種類の樹脂混合物を、図2の線
引装置を用いて、直径125μmの石英ガラスファイバ
まわりに塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0079】このとき、得られた内側被覆層の厚みは3
0μmであり、外側被覆層の厚みは30μmであった。
また被覆樹脂が硬化するための最高速度は290m/分
であった。
【0080】(比較例1)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0081】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤としてベ
ンジルジメチルケタール(3部)(チバガイギ社製、イ
ルガキュア651)を加えて紫外線硬化型樹脂混合物を
製造した。
【0082】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0083】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は180
m/分であった。
【0084】(比較例2)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0085】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として1
ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(3部)
(チバガイギ社製イルガキュア184)を加えて紫外線
硬化型樹脂混合物を製造した。
【0086】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0087】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は160
m/分であった。
【0088】(比較例3)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0089】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として2
ーメチルー1ー[4ー(メチルチオ)フェニル]ー2ー
モルホリノプロパンー1ーオン(3部)(チバガイギ社
製イルガキュア907)を加えて紫外線硬化型樹脂混合
物を製造した。
【0090】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmファイバまわりに塗布硬化さ
せ、被覆光ファイバを製造した。
【0091】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は170
m/分であった。
【0092】(比較例4)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0093】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として2
ーヒドロキシー2ーメチルーフェニループロパンー1ー
オン(3部)(チバガイギ社製ダロキュア1173)を
加えて紫外線硬化型樹脂混合物を製造した。
【0094】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0095】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は170
m/分であった。
【0096】(比較例5)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0097】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として4
ートリメチルペンチルービス(2、6ージメトキシベン
ゾイル)(0.07部)を加えて紫外線硬化型樹脂混合
物を製造した。
【0098】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0099】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は160
m/分であった。
【0100】(比較例6)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0101】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として4
ートリメチルペンチルービス(2、6ージメトキシベン
ゾイル)(13部)を加えて紫外線硬化型樹脂混合物を
製造した。
【0102】得られた樹脂混合物を、図1の線引装置を
用いて、直径125μmの石英ガラスファイバまわりに
塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0103】このとき、得られた被覆層の厚みは30μ
mであり、被覆樹脂が硬化するための最高速度は350
m/分であった。
【0104】(比較例7)平均分子量1000のポリオ
キシテトラメチレングリコール(1モル)と、トリレン
ジイソシアネート(2モル)を、60〜70℃で約2時
間撹拌混合した。さらに2ーヒドロキシエチルアクリレ
ート(2モル)を加えて撹拌混合し、イソシアネート基
による赤外線の特性吸収(2270cmー1)をモニター
しながら反応を完結させた。
【0105】得られたウレタンアクリレートオリゴマー
(60部)に、反応性希釈剤として2ーエチルヘキシル
アクリレート(40部)、さらに光重合開始剤として1
ーヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(3部)
(チバガイギ社製イルガキョア184)を加え紫外線硬
化型樹脂混合物を製造した。得られた樹脂混合物を内側
層被覆層として使用した。
【0106】さらに、このウレタンアクリレートオリゴ
マー(60部)に、反応性希釈剤としてトリメチロール
プロパントリアクリレート(40部)、さらに光重合開
始剤としてベンジルジメチルケタール(3部)を加え紫
外線硬化型樹脂混合物を製造した。得られた樹脂混合物
を外側層被覆層として使用した。
【0107】得られた2種類の樹脂混合物を、図2の線
引装置を用いて、直径125μmの石英ガラスファイバ
まわりに塗布硬化させ、被覆光ファイバを製造した。
【0108】このとき、得られた内側被覆層の厚みは3
0μmであり、外側被覆層の厚みは30μmであった。
また被覆樹脂が硬化するための最高速度は150m/分
であった。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、紫外線硬化型樹脂が、
ビスアシルホスフィンオキシド類の光重合開始剤を含む
ことにより、光ファイバ被覆工程において硬化速度を向
上させ、その結果光ファイバの線引速度を上昇させる。
【0110】さらに、光ファイバの多層被覆工程におい
て、硬化性を損なわずに一括して被覆可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバ母材を線引き炉により溶融し、光フ
ァイバ被覆用紫外線硬化型樹脂混合物を1層ごとに塗布
し、紫外線照射により硬化し、巻き取ることにより被覆
光ファイバを製造する方法を示す図である。
【図2】光ファイバ母材を線引き炉により溶融し、複数
の光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂混合物を同時に塗
布し、紫外線照射により硬化し、巻き取ることにより被
覆光ファイバを製造する方法を示す図である。
【符号の説明】
1…ガラス光ファイバ、41…光ファイバ母材、42…
線引炉、43a、43b…単樹脂層塗布装置、43c…
複数樹脂層塗布装置、44a、44b…紫外線照射装
置、46a、46b…紫外線照射ランプ、47a、47
b…反射鏡、48…樹脂被膜光ファイバ、49…巻取り
機。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線硬化型樹脂を被覆した光ファイバ
    において、該樹脂に少なくともビスアシルホスフィンオ
    キシド類の光重合開始剤を含むことを特徴とする光被覆
    ファイバ。
  2. 【請求項2】 紫外線硬化型樹脂を被覆した光ファイバ
    において、該樹脂に少なくとも、アクリレートオリゴマ
    ーと、反応性希釈剤と、少なくともビスアシルホスフィ
    ンオキシド類の光重合開始剤を含むことを特徴とする光
    ファイバ。
  3. 【請求項3】 前記アクリレートオリゴマーが、少なく
    とも、ポリオールと、イソシアネートと、アクリレート
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ。
  4. 【請求項4】 前記ポリオールがポリオキシテトラメチ
    レングリコールであることを特徴とする請求項3に記載
    の光ファイバ。
  5. 【請求項5】 前記イソシアネートがトリレンジイソシ
    アネートであることを特徴とする請求項3に記載の光フ
    ァイバ。
  6. 【請求項6】 前記アクリレートが2ーヒドロキシエチ
    ルアクリレートであることを特徴とする請求項3に記載
    の光ファイバ。
  7. 【請求項7】 前記反応性希釈剤が、少なくとも、2ー
    エチルヘキシルアクリレートまたはトリメチロールプロ
    パントリアクリレートを含むことを特徴とする請求項2
    に記載の光ファイバ。
  8. 【請求項8】 前記光重合開始剤が次式、 【化1】 (ここで、R’が2、4、4ートリメチルペンチル基で
    ある場合、さらにRが2、6ージメトキシフェニル基、
    2、6ージクロロフェニル基、2、4、6ートリクロロ
    フェニル基、2、4、6ートリメトキシフェニル基、
    2、6ージメチルフェニル基、2、4、6ートリメチル
    フェニル基、フェニル基、メチル基から選ばれる基を表
    し;R’がフェニル基である場合、さらにRがメチル基
    またはフェニル基を表し;R’が4ーメチルフェニル基
    である場合、さらにRがメチル基、2、6ージメトキシ
    フェニル、2、6ージクロロフェニル基、2、4、6ー
    トリクロロフェニル基、2、4、6ートリメトキシフェ
    ニル基、2、6ージメチルフェニル基、2、4、6ート
    リメチルフェニル基から選ばれる基を表し;R’がメチ
    ル基の場合、Rがメチル基を表し;R’がエチル基の場
    合、Rがメチル基を表し;R’がプロピル基の場合、R
    がメチル基を表す)で表される化合物であることを特徴
    とする請求項2に記載の光ファイバ。
  9. 【請求項9】 前記光重合開始剤が、さらに光重合開始
    剤として少なくとも、ベンジルジメチルケタール、1ー
    ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2ーメチル
    ー1ー[4ー(メチルチオ)フェニル]ー2ーモルホリ
    ノプロパンー1ーオン、2ーヒドロキシー2ーメチルー
    1ーフェニルーピロパンー1ーオンの1つを含む請求項
    1に記載の光ファイバ。
  10. 【請求項10】 紫外線硬化型樹脂で被覆した光ファイ
    バの被覆層のうち、少なくとも1層の該樹脂が、少なく
    ともビスアシルホスフィンオキシド類の光重合開始剤を
    含むことを特徴とする光ファイバの製造方法。
  11. 【請求項11】 紫外線硬化型樹脂で被覆した光ファイ
    バの被覆層のうち、少なくとも1層の該樹脂が、アクリ
    レートオリゴマーと、反応性希釈剤と、少なくともビス
    アシルホスフィンオキシド類の光重合開始剤とを含むこ
    とを特徴とする光ファイバの製造方法。
  12. 【請求項12】 内側層と外側層の被覆層を有する被覆
    光ファイバであって、該内側被覆層を、ビスアシルホス
    フィンオキシド類を光重合開始剤とする請求項1または
    2に記載の光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹脂混合物を
    用いて形成することを特徴とする被覆光ファイバ。
  13. 【請求項13】 内側層と外側層の被覆層を有する被覆
    光ファイバの製造方法であって、該内側被覆層を、ビス
    アシルホスフィンオキシド類を光重合開始剤とする請求
    項1または2に記載の光ファイバ被覆用紫外線硬化型樹
    脂混合物を用いて形成することを特徴とする被覆光ファ
    イバ製造方法。
  14. 【請求項14】 前記内側層と外側層の被覆層が、紫外
    線照射により同時に硬化することを特徴とする請求項1
    1に記載の光ファイバ製造方法。
  15. 【請求項15】 前記光重合開始剤としてのビスアシル
    ホスフィンオキシド類が、0.1〜10重量部であるこ
    とを特徴とする請求項1〜9、12のいずれかに記載の
    被覆光ファイバ。
  16. 【請求項16】 前記光重合開始剤としてのビスアシル
    ホスフィンオキシド類が、0.1〜10重量部であるこ
    とを特徴とする請求項10、11、13、14のいずれ
    かに記載の光ファイバ製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001033275A1 (en) * 1999-11-01 2001-05-10 Alcatel Method for manufacturing optical fiber ribbon
JP2009197233A (ja) * 1997-05-06 2009-09-03 Dsm Ip Assets Bv 輻射線硬化性インキコーテイング組成物
JP2012025611A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ素線の製造方法

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