[go: up one dir, main page]

JPH0814901A - 伸縮可能な測量用脚 - Google Patents

伸縮可能な測量用脚

Info

Publication number
JPH0814901A
JPH0814901A JP16756994A JP16756994A JPH0814901A JP H0814901 A JPH0814901 A JP H0814901A JP 16756994 A JP16756994 A JP 16756994A JP 16756994 A JP16756994 A JP 16756994A JP H0814901 A JPH0814901 A JP H0814901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
pressure contact
inner cylinder
contact portion
horizontal cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16756994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3464046B2 (ja
Inventor
Hisami Nagatsuka
久美 永塚
Satoru Kinoshita
了 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sokkia Topcon Co Ltd
Original Assignee
Sokkia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sokkia Co Ltd filed Critical Sokkia Co Ltd
Priority to JP16756994A priority Critical patent/JP3464046B2/ja
Publication of JPH0814901A publication Critical patent/JPH0814901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3464046B2 publication Critical patent/JP3464046B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、固定用ねじ等が外部に露見
しないだけでなく、外側筒体と内側筒体とが偏心せずに
固定できる伸縮可能な測量用脚を提供する。 【構成】 内側筒体20を収容可能な外側筒体10とか
らなる伸縮可能な測量用脚において、外側筒体10内に
位置する内側筒体20の先端部には、水平断面楕円形状
の圧接部33を備えたボス部30と、拡開可能な開脚片
41に取着された介在部材42からなるストッパ40
と、が配設され、ストッパ40は、ボス部30の中心軸
に対して回動可能にされると共に開脚片41及び介在部
材42の厚さが、水平断面楕円形状の圧接部3の長径側
と外側筒体の内面との距離より大きく形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮可能な測量用脚に
係り、特に外側筒体と内側筒体とを簡単に固定すること
のできる測量用脚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から伸縮可能なポールや三脚、例え
ばカメラ三脚では、三脚の伸縮の固定をする際、ねじ式
の固定用グリップを形成し、この固定用グリップを回動
することによって伸縮した脚部の固定を行っている。ま
た、物干竿や釣竿等では、竿自体を回すことで、内部固
定用ボスを軸偏心させて、この軸偏心により固定してい
る。
【0003】伸縮用三脚の固定に関しては、上記の他に
多数の技術が提案されている。例えば、外筒杵の頭端側
内部に、上辺部を略水平状とし、且つ下辺部を傾斜状に
恰も「型状に削孔せる溝孔を相対的に数箇形成してなる
環状体を固定設け、また該外筒杵に嵌挿連結すべき内筒
杵の内端部近傍箇所に前記溝孔と型状の上辺部を略水平
状とし、且つ下辺部を傾斜状に形成してなる突起体を一
体的に凸出設け、更に前記溝孔の傾斜下辺部ならびに突
起体の傾斜下辺部に鋸歯状の係合部分を夫々付設した測
量用伸縮杵における締結機構の技術(例えば実開昭49
−131961号公報)が知られている。
【0004】また、下端に石突き部を形成する外側筒体
の内空に、摺動盤に略同径の回動盤を偏心回動可能に軸
着し該回動盤下端に外拡勢力を持つ脚片を一体形成した
回転固定部を、内側筒体の下端部に個装して、挿嵌せし
め、伸縮自在且つ適宜位置で内側管体の捻り回動操作に
ともなって固定可能に構成した伸縮計測ボールの技術
(例えば実開昭55−172806号公報)が知られて
いる。
【0005】また、金属棒の頭部に頂部に丸味の有る三
角形又は多角形の形状を設け、周囲に外側が円形で内側
が上記と同様の形状で大きさを少し大きくくり貫いた弾
性の有るパッキンを外設した内設棒、を中空円筒に挿入
した伸縮自在測量用ポールの技術(実開昭62−106
16号公報)が知られている。
【0006】さらに、外側管体の内空に内側管体を摺動
自在に挿嵌して伸縮自在となし、両管体相互の捻り回動
操作によって、適宜位置で固定可能に構成した伸縮計測
ポールにおいて、内側管体の下端部にキャップ部と半円
摺動鍔盤とからなる回転固定部を固設し、該半円摺動鍔
盤の底面部に、上下摺動盤を回転偏心軸によって偏心軸
によって偏心軸支し、該上下摺動盤の偏心軸中心から最
遠箇所に回り止め切欠部を形成し、外側管体の内壁面上
下方向に、山形突状を突成した伸縮計測ポールの技術
(実公昭62−44330号公報)が知られている。
【0007】さらにまた、細径側パイプの内端部の外周
に設けられた太径側パイプの内周面に内接するスライド
部分と、スライド部分に設けられた周方向に長い溝と、
同溝内に外周面が太径側パイプの内周面および溝の底面
に弱く内接した状態として装入された弾性体ボールと、
溝の両端箇所の底面に設けられた同個所の底面と太径側
パイプの内周面との間隔を弾性体ボールの径より狭くす
る曲線のカム面と、溝の中央個所の底面とカム面との間
の個所に設けられた弾性体ボールの位置ズレ阻止用山型
突部とを備えたことを特徴とする伸縮ポール(実開平1
−67518号公報)が知られている。
【0008】また、頭部にプリズムを取着した外側筒体
の外周面に表示部を設け、当該外側筒体の内空に、外周
面に外側筒体の高さ寸法を合算した目盛部を設け、下端
部に石突き部を形成した内側筒体を回動且つ摺動自在に
嵌挿支持し、内側筒体の上端部に円盤体を固定し、当該
円盤体の上面に、その周縁部を歯形係合面とする回動盤
を偏心軸支し、該回動盤の上面に上向きに拡開した複数
の脚片を回動盤が偏心回動した時にその先端部が外側筒
体の内周面に圧接すべく突設し、外側筒体の内周面に複
数の縦構部を形成したことにより、いずれの位置にあっ
ても外側筒体の下端縁にある内側筒体の目盛部を読み取
ることによりプリズムの高位が瞬時に把握でき、外側筒
体と内側筒体を互いに異なる方向へ回動することによ
り、内側筒体の上端部に固定した円盤体と、該円盤体の
上面に偏心軸支した回動盤と、該回動盤の上面に突設し
た複数の脚片が回動し、回動盤の周縁部に形成した歯形
係合面と脚片の先端部とが外側筒体の内周面に圧接し、
外側筒体と内側筒体とを強固に固定し得る光波距離計用
ターゲットポールの技術(特公昭62−17681号公
報)が知られている。
【0009】さらに、外側筒体に対し内側筒体が伸縮自
在に嵌挿された計測用伸縮ポールにおいて、該外側筒体
の外周端部付近に回動可能に嵌合された操作リング部材
と、前記外側筒体と操作リング部材との間に嵌合されか
つ該操作リング部材の内周一部にテーパーねじ部を介し
て螺合された締付けリング部材とを備え、前記外側筒体
の外周端部付近には少なくとも一か所に貫通穴を貫設
し、前記締付けリング部材には該貫通穴に位置されて前
記内側筒体の外周に当接可能な押圧部を形成して、操作
リング部材の螺進動作に伴って締付けリング部材の押圧
部を内側筒体の外周側に変位するように構成した計測用
伸縮ポールの連結固止装置(実開平5−14824号公
報)も知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記各従来技術につい
ては、いずれも軸偏心を利用しており、軸偏心により内
側筒体と外側筒体が中心軸から偏心してしまうという不
都合がある。また外側筒体側からねじ等により固定する
技術は、外部にねじ等が露出しているために、他の機器
類との干渉の問題があったり、作業者の衣類を引っかけ
てしまうという不都合があった。
【0011】本発明の目的は、固定用ねじ等が外部に露
見しないだけでなく、外側筒体と内側筒体とが偏心せず
に固定できる伸縮可能な測量用脚を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る伸縮
可能な測量用脚は、内側筒体と、該内側筒体を収容可能
な外側筒体とからなる伸縮可能な測量用脚において、前
記外側筒体内に位置する内側筒体の先端部には、水平断
面楕円形状の圧接部を備えたボス部と、少なくとも二本
の拡開可能な開脚片に取着された介在部材からなるスト
ッパと、が配設され、前記ストッパは、ボス部の中心軸
に対して回動可能にされると共に前記開脚片及び介在部
材の厚さが、前記水平断面楕円形状の圧接部の長径側と
外側筒体の内面との距離より大きく形成されていること
を特徴とする。
【0013】本願請求項2に係る伸縮可能な測量用脚
は、内側筒体と、該内側筒体を収容可能な外側筒体とか
らなる伸縮可能な測量用脚において、前記外側筒体内に
位置する内側筒体の先端部には、水平断面楕円形状の圧
接部を備えたボス部と、ボス部の中心から対称に延出し
た拡開可能な開脚片に対称に取着された介在部材からな
るストッパと、が配設され、前記ストッパは、ボス部の
中心軸に対して回動可能にされると共に前記開脚片及び
介在部材の厚さが、前記水平断面楕円形状の圧接部の長
径側と外側筒体の内面との距離より大きく形成されて、
前記内側筒体を回転させることにより、該内側筒体の軸
の中心で、水平断面楕円形状の圧接部が回転し、該水平
断面楕円形状の圧接部の外周面に沿って開脚片を開脚さ
せ、前記ボス部の圧接部と前記外側筒体の内周面とで介
在部材を圧接し、内側筒体と外側筒体が固定されること
を特徴とする。
【0014】
【作用】外側筒体内に位置する内側筒体の先端部には、
水平断面楕円形状の圧接部を備えたボス部と、少なくと
も二本の拡開可能な開脚片に取着された介在部材からな
るストッパと、が配設され、前記ストッパは、ボス部の
中心軸に対して回動可能にされると共に前記開脚片及び
介在部材の厚さが、前記水平断面楕円形状の圧接部の長
径側と外側筒体の内面との距離より大きく形成されてい
るので、内側筒体を外側筒体に対して相対回転させると
内側筒体の先端部の水平断面楕円形状の圧接部が回転
し、開脚片は内側筒体の中心軸を中心として、水平断面
楕円形の圧接部によって開脚片を開脚させながら回転さ
せられる。これにより開脚片に設けられた介在部材が、
圧接部と外側筒体周面の間に介在して、圧接部と外側筒
体とで圧接して、内側筒体及び外側筒体は中心軸に対し
て偏心せずに、内側筒体と外側筒体が固定される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0016】図1乃至図3は本発明に係る第1実施例を
示すものであり、図1は伸縮可能な測量用脚を用いた三
脚の斜視図、図2は図3のA−A断面図、図3は図1の
要部拡大断面図である。
【0017】本例における伸縮可能な測量用脚Sは、外
側筒体10と、内側筒体20と、ボス部30と、ストッ
パ部40と、を主たる構成要素としており、ストッパ部
40は開脚片41と、介在部材42とから構成されてい
る。
【0018】本例の外側筒体10は、中空円筒状の管体
から構成されており、一端部側には脚頭と連結するため
の連結部(図示せず)が形成され、他端部の外周面には
内側筒体20の抜け止め部材13と係合する係合孔12
が対向して穿孔されている。
【0019】本例の抜け止め部材13は、図3で示すよ
うに、内側カバー13aと外側カバー13bとが一端部
で上記外側筒体10の厚さ分の溝部13cを形成して一
体に連結されている。そして内側カバー13aには切り
込み部13dが2カ所形成されており、内側カバー13
aは径の中心方向に可撓可能に形成されている。また内
側カバー13aの上記切り込み部13dと90度異なる
位置の外周面には、前記外側筒体10の係合孔12に嵌
合する係合突起13eが形成されている。
【0020】本例の内側筒体20は中空円筒から構成さ
れており、外側筒体10から常時露出している一端部に
石突21が配設されている。また常時は外側筒体10内
に位置している端部側には、連結ピン23を装着する連
結穴22が対向して形成されており、この連結穴22と
連結ピン23によりボス部30と内側筒体20が一体に
取り付けられている。
【0021】本例のボス部30は、ポリカーボネートに
ガラス繊維を混合した複合材料から構成されおり、図3
乃至図5で示すように、内側筒体20内に嵌入される嵌
入部31と、嵌入部31の嵌入範囲を規制するために内
側筒体20の端面と係合する係合部32と、外部に露出
した水平断面楕円形状の圧接部33と、圧接部33の中
心位置、即ちボス部30の中心であり且つ内側筒体20
の中心軸上に形成された螺孔35と、から形成されてい
る。
【0022】上記ボス部30の嵌入部31には、図3で
示すように、前記内側筒体20に形成された連結穴22
と整合する連結孔31aが形成されており、上記係合部
32は内側筒体20の外周より若干大きく形成されてい
る。上記水平断面楕円形状の圧接部33は、図4及び図
5で示すように、長径側が嵌入部31より大きく、短径
側が嵌入部31より小さく形成されている。
【0023】本例のストッパ部40は、図2及び図3で
示すように、二本の拡開可能な開脚片41と、この開脚
片41の端部に配設された介在部材42とから構成され
ている。
【0024】本例の開脚片41は、バネ用鋼材ステンレ
スからなる薄い板ばねから構成されており、水平断面楕
円形状の圧接部33の端面上に配置される中央係合面4
1aと、この中央係合面41aから両側へ対称に延出し
て下向き(即ち圧接部33側)へ折り曲げられた折曲部
41bから形成されている。この開脚片41の両側自由
端部である折曲部41bの先端には、介在部材42が取
着されている。
【0025】本例の介在部材42は、ポリカーボネート
とガラス繊維からなる複合材料或いは低温に強いナイロ
ンなどの、いわゆるエンジニアリングプラスチックを用
いており、介在部材42の厚さが、前記水平断面楕円形
状の圧接部33の長径側と外側筒体10の内面との距離
より大きく形成されている。そして、常時にはボス部3
0の中心軸に対して、ねじ,ビス等(以下単に「ねじ」
とする)51により中央係合面41aで圧接部33と自
由回動可能に配設されている。
【0026】本例では介在部材42が開脚片41の折曲
部41bの先端両側に配設されているが、開脚片41の
外側(即ち外側筒体10の内側と接触する側)だけに配
設することもできる。この場合には、開脚片41及び介
在部材42の厚さが、水平断面楕円形状の圧接部33の
長径側と外側筒体10の内面との距離より大きく形成す
る。
【0027】上記ボス部30は次のように組み付けられ
ている。即ち、嵌入部31を内側筒体20に嵌入する
が、内側筒体20に嵌入して内側筒体20の連結穴22
と連結孔31aとを整合し、連結ピン23をこれら連結
穴22と連結孔31a内に装着して連結する。そしてこ
の連結ピン23の抜け止めのためにゴム製のカバー34
により被覆する。これによってボス部30は内側筒体2
0と一体に固定される。
【0028】次に、ボス部30が装着された内側筒体2
0を外側筒体10内に挿入する。挿入は開脚片41及び
介在部材42を圧接部33の短径側に位置させた状態で
行う。これにより内側筒体20は外側筒体10内に配置
される。
【0029】次に、上記構成からなる伸縮可能な測量用
脚Sの固定について説明すると、開脚片41が短径側の
圧接部33に位置しているときには、内側筒体20と外
側筒体10は規制されずに、内側筒体20と外側筒体1
0は自由に摺動する。従って測量用脚Sの伸縮を行うこ
とができる。そして固定をするときには、所望の位置で
内側筒体20と外側筒体10を相対回転させる。回転は
左右のいずれの方向に回転させてもよい。
【0030】このように内側筒体20を外側筒体10に
対して相対回転させると、内側筒体20の先端部の水平
断面楕円形状のボス部30(即ち圧接部33)が回転
し、開脚片41は内側筒体20の中心軸を中心として、
圧接部33によって開脚片41を開脚させながら回転さ
せられる。このとき、介在部材42の厚さが、前記水平
断面楕円形状の圧接部33の長径側と外側筒体10の内
面との距離より大きく形成されているので、開脚片41
に設けられた介在部材42が、ボス部30の圧接部33
と外側筒体10周面の間に介在して、圧接部33と外側
筒体10とで圧接され、内側筒体20及び外側筒体10
は中心軸に対して偏心せずに、内側筒体20と外側筒体
10が固定される。
【0031】図6及び図7は第2実施例を示すもので、
図6は図7のB−B断面図、図7は測量用脚Sの要部拡
大断面図である。本例において前記実施例と同様部材、
配置等には同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】前記実施例ではボス部30の圧接部33の
形状を水平断面楕円形状とし、開脚片41を二本とした
例を示したが、本例ではボス部30の圧接部63の形状
を120度ごとに3つの圧接部63a,63b,63c
として、この圧接部63a,63b,63cを前記実施
例の水平断面楕円形状の長径とほぼ同じ長さに形成し、
またストッパ部40を構成する開脚片61も120度ご
とに折曲部61a,61b,61cとして形成した例を
示したものである。なお図7の符号62aは前記実施例
の符号41bと同様な折曲部である。
【0033】本実施例のようにボス部30の圧接部63
が三カ所(63a,63b,63c)となるように形成
した場合、固定した時の固定力が増大するだけでなく、
120度ごとに圧接部63が構成されているので、内側
筒体20と外側筒体10との固定において、内側筒体2
0の回転ストロークを小さくすることができる。
【0034】図8及び図9は第3実施例を示すもので、
図8は図9のC−C断面図、図9は測量用脚Sの要部拡
大断面図である。本例において前記実施例と同様部材、
配置等には同一符号を付してその説明を省略する。
【0035】前記各実施例においては、開脚片を構成し
ている折曲部が内側筒体側へ向けて折曲された例を示し
たが、本例では内側筒体と反対方向に向けて構成した例
を示すものである。
【0036】即ち、本例ではボス部を2つに分割して、
嵌入部31と圧接部71としたものであり、図9で示す
ように、本例の圧接部71は、上部外周面71aが短径
と長径となった水平断面楕円形状をしており、この圧接
部71の構成は基本的に前記実施例と同様である。また
下部71bは前記開脚片41の中央係合面41aより小
さく形成されている。そして中央部には、ねじ51の配
置孔72が形成され、このねじ51の配置孔72に連続
して、ねじ孔73が穿孔されている。
【0037】ストッパ部40の組付けは、ボス部30を
構成する係合部32の上部に、開脚片41の中央係合面
41aを介して圧接部71を嵌入部31とねじ51によ
り一体に固定する。このとき開脚片41は自由回転可能
に配設する。なお本例の圧接部71の動作は前記実施例
と同様である。
【0038】本例のように折曲部41bを内側筒体20
と反対方向(即ち図9で上向き)に構成すると、内側筒
体20の摺動が円滑に行うことが出来る。なお上記実施
例では圧接部を水平断面楕円形状に形成し、開脚片を二
つにした例を示したが、これを図6及び図7と同様に、
ボス部30の圧接部の形状を120度ごとに3つの圧接
部として、水平断面楕円形状の長径とほぼ同じ長さに形
成し、また開脚片も120度ごとに折曲部として形成す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、固定用ね
じ等が外部に露見しないだけでなく、内側筒体及び外側
筒体は中心軸に対して偏心せずに、内側筒体と外側筒体
が固定きる伸縮可能な測量用脚を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伸縮可能な測量用脚を用いた三脚
の斜視図である。
【図2】図3のA−A断面図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】ボス部の正面図である。
【図5】ボス部の側面図である。
【図6】第2実施例を示す図7のB−B断面図である。
【図7】測量用脚の要部拡大断面図である。
【図8】第3実施例を示す図9のC−C断面図である。
【図9】測量用脚の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 外側筒体 11 連結部 12 連結孔 13 抜け止め部材 13a 内側カバー 13b 外側カバー 13c 溝部 13d 切り込み部 20 内側筒体 21 石突 22 連結穴 23 ピン 30 ボス部 31 嵌入部 31a 連結孔 32 係合部 33 圧接部 34 螺孔 40 ストッパ部 41 開脚片 41a 中央係合面 42 介在部材 41b 折曲部 61 開脚片 61a,61b,61c 折曲部 63 圧接部 63a,63b,63c 圧接部 71 圧接部 71a 上部外周面 71b 下部 72 配置孔 73 ねじ孔 S 伸縮可能な測量用脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側筒体と、該内側筒体を収容可能な外
    側筒体とからなる伸縮可能な測量用脚において、前記外
    側筒体内に位置する内側筒体の先端部には、水平断面楕
    円形状の圧接部を備えたボス部と、少なくとも二本の拡
    開可能な開脚片に取着された介在部材からなるストッパ
    と、が配設され、前記ストッパは、ボス部の中心軸に対
    して回動可能にされると共に前記開脚片及び介在部材の
    厚さが、前記水平断面楕円形状の圧接部の長径側と外側
    筒体の内面との距離より大きく形成されていることを特
    徴とする伸縮可能な測量用脚。
  2. 【請求項2】 内側筒体と、該内側筒体を収容可能な外
    側筒体とからなる伸縮可能な測量用脚において、前記外
    側筒体内に位置する内側筒体の先端部には、水平断面楕
    円形状の圧接部を備えたボス部と、ボス部の中心から対
    称に延出した拡開可能な開脚片に対称に取着された介在
    部材からなるストッパと、が配設され、前記ストッパ
    は、ボス部の中心軸に対して回動可能にされると共に前
    記開脚片及び介在部材の厚さが、前記水平断面楕円形状
    の圧接部の長径側と外側筒体の内面との距離より大きく
    形成されて、前記内側筒体を回転させることにより、該
    内側筒体の軸の中心で、水平断面楕円形状の圧接部が回
    転し、該水平断面楕円形状の圧接部の外周面に沿って開
    脚片を開脚させ、前記ボス部の圧接部と前記外側筒体の
    内周面とで介在部材を圧接し、内側筒体と外側筒体が固
    定されることを特徴とする伸縮可能な測量用脚。
JP16756994A 1994-06-28 1994-06-28 伸縮可能な測量用脚 Expired - Fee Related JP3464046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16756994A JP3464046B2 (ja) 1994-06-28 1994-06-28 伸縮可能な測量用脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16756994A JP3464046B2 (ja) 1994-06-28 1994-06-28 伸縮可能な測量用脚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0814901A true JPH0814901A (ja) 1996-01-19
JP3464046B2 JP3464046B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=15852174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16756994A Expired - Fee Related JP3464046B2 (ja) 1994-06-28 1994-06-28 伸縮可能な測量用脚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3464046B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014085327A (ja) * 2012-10-29 2014-05-12 Myzox Co Ltd 摺動式固定機構
JP2018035526A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 マツ六株式会社 伸縮手摺り

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014085327A (ja) * 2012-10-29 2014-05-12 Myzox Co Ltd 摺動式固定機構
CN103790906A (zh) * 2012-10-29 2014-05-14 株式会社迈兆克斯 滑动式固定机构
CN103790906B (zh) * 2012-10-29 2016-03-16 株式会社迈兆克斯 滑动式固定机构
JP2018035526A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 マツ六株式会社 伸縮手摺り

Also Published As

Publication number Publication date
JP3464046B2 (ja) 2003-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5018244A (en) Hinge device for coupling a member rotatable to another
KR940006798B1 (ko) 타원형 코일 스프링을 사용한 축로크 기구
US10436244B2 (en) Swivel joint for a swivel support device
US20130334156A1 (en) Pole caddy
JPH07505463A (ja) はめ込み筒状組立体
JP3464046B2 (ja) 伸縮可能な測量用脚
US6102598A (en) Lipstick case
JPH07134907A (ja) スタンド型照明器具
JP7010918B2 (ja) トルクリミッタ
JP2505313Y2 (ja) 回転ベゼル装置
JP3028704U (ja) 伸縮ポール
CN219775410U (zh) 一种设备支架
JPS6244330Y2 (ja)
KR960028854A (ko) 끈걸이구
CH173773A (fr) Tête panoramique pour pied d'appareil photographique.
JPH0135380Y2 (ja)
JP2023108785A (ja) 筆記具のクリップ装置
JPS5833607Y2 (ja) 照明用笠の回転装置
JP4332668B2 (ja) ベル装置
KR200299420Y1 (ko) 볼록렌즈가 부착된 필기구
JPS6333391Y2 (ja)
JPH039366Y2 (ja)
JPS6035726Y2 (ja) 蝶番
EP1990495A1 (en) Hinge assembly for kitchen covers, wings and doors in general
KR910005346Y1 (ko) 텔레비젼 회전 지지구

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees