JPH0785155B2 - 絞り駆動方式及び装置 - Google Patents
絞り駆動方式及び装置Info
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- JPH0785155B2 JPH0785155B2 JP60224499A JP22449985A JPH0785155B2 JP H0785155 B2 JPH0785155 B2 JP H0785155B2 JP 60224499 A JP60224499 A JP 60224499A JP 22449985 A JP22449985 A JP 22449985A JP H0785155 B2 JPH0785155 B2 JP H0785155B2
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- driving
- aperture
- diameter
- target position
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/10—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device a servo-motor providing energy to move the setting member
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/095—Digital circuits for control of aperture
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラ用の絞り装置、特に、ステツプモータ等
を駆動源として、複数枚の絞り羽根をステツプ駆動する
ことにより絞り開口径を変化せしめる様にした絞り装置
に於ける絞り駆動方式及び装置に関するものである。
を駆動源として、複数枚の絞り羽根をステツプ駆動する
ことにより絞り開口径を変化せしめる様にした絞り装置
に於ける絞り駆動方式及び装置に関するものである。
ステツプモータを駆動源として複数枚の絞り羽根をステ
ツプ駆動することにより絞り開口径を調節する様にした
絞り装置は、ステツプモータの駆動ステツプ数をそのま
ま絞り段数に対応させることが出来、構成が簡単で制御
も楽である等、種々の面で有利なものである。
ツプ駆動することにより絞り開口径を調節する様にした
絞り装置は、ステツプモータの駆動ステツプ数をそのま
ま絞り段数に対応させることが出来、構成が簡単で制御
も楽である等、種々の面で有利なものである。
ところで一般に、複数枚(例えば5〜6枚)の絞り羽根
を有する絞り装置では絞り開口径が小さくなると羽根同
志の重なり量が増し、その分、羽根同志の摩擦が増大す
るために機械的な誤差が片寄せされて正確な調節が困難
になる傾向がある。例えば、比較的大口径から小口径側
へ調節しようとする場合、得られる口径が上記の摩擦の
増大による機械的誤差の片寄せのために目標とする口径
よりも若干大きくなつてしまつたり、逆に、小口径側で
現在の口径よりも多少大きな口径に調節しようとする場
合、得られる口径が同様の理由で目標口径よりも若干小
さくなつてしまうことがある。
を有する絞り装置では絞り開口径が小さくなると羽根同
志の重なり量が増し、その分、羽根同志の摩擦が増大す
るために機械的な誤差が片寄せされて正確な調節が困難
になる傾向がある。例えば、比較的大口径から小口径側
へ調節しようとする場合、得られる口径が上記の摩擦の
増大による機械的誤差の片寄せのために目標とする口径
よりも若干大きくなつてしまつたり、逆に、小口径側で
現在の口径よりも多少大きな口径に調節しようとする場
合、得られる口径が同様の理由で目標口径よりも若干小
さくなつてしまうことがある。
斯かる絞り口径の調節誤差はこれが大口径側で生じてい
る場合には誤差の割合いが小さいためにあまり問題には
ならないが、他方、小口径側ではこの割合が大きくなる
ために適正な露光量を得る上で大きな問題となる。
る場合には誤差の割合いが小さいためにあまり問題には
ならないが、他方、小口径側ではこの割合が大きくなる
ために適正な露光量を得る上で大きな問題となる。
従つて、本発明は、複数枚の絞り羽根をステツプ駆動す
ることにより絞り開口径を変化せしめる様にした絞り装
置に於て、特に小口径(小絞り)側で懸念される調節誤
差を良好に解消せしめて常に正確な調節を可能にする絞
り駆動方式及び装置を提供することを目的とする。
ることにより絞り開口径を変化せしめる様にした絞り装
置に於て、特に小口径(小絞り)側で懸念される調節誤
差を良好に解消せしめて常に正確な調節を可能にする絞
り駆動方式及び装置を提供することを目的とする。
而して本発明の絞り駆動方式は、小口径側での制御に際
し、少なくとも1ステツプ、過剰に絞り羽根を駆動した
後、該過剰分に相当するステツプだけ逆方向に駆動する
様にしたものである。
し、少なくとも1ステツプ、過剰に絞り羽根を駆動した
後、該過剰分に相当するステツプだけ逆方向に駆動する
様にしたものである。
上記に於て、今、絞り口径を比較的大きな口径から成る
小口径に調節しようとする場合、目標とする小口径をに
到達後、更に少なくとも1ステツプ、過剰に小口径側へ
絞り羽根を駆動し、その後、この過剰分に相当するステ
ツプだけ逆方向、即ち、大口径側へ駆動して停止する。
小口径に調節しようとする場合、目標とする小口径をに
到達後、更に少なくとも1ステツプ、過剰に小口径側へ
絞り羽根を駆動し、その後、この過剰分に相当するステ
ツプだけ逆方向、即ち、大口径側へ駆動して停止する。
以下、本発明の一実施例に就いて添付の図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本発明の方式を適用可能な絞り装置の一例を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
図中、1はリング状の絞り基板であり、その一方の面に
はセクター部1bに於て開放したリング状凹部1aが設けら
れている。2は絞り駆動リングであり、基板1の凹部1a
内に回転自在に組込まれる。駆動リング2には、孔2a,2
b,2c,2d,2eが設けられている。2fはレバー部で、凹部1a
のセクター部16内に配され、且つ、セクターギア2gが形
成されている。尚、この時、セクター部1bの両端1c,1d
はレバー部2fに対するストツパーとなる。3は、カムリ
ングであり、カム溝3a,3b,3c,3d,3eが設けられている。
4は絞り羽根である。実際は同一形状の絞り羽根が5枚
配置されるがここでは1枚のみ図示してある。5及び6
は絞り羽根4に固定されたピンであり、ピン5はリング
2の孔2aに回転自在に挿入され、又、ピン6はリング3
のカム溝3aに挿入される。尚、これは他の4枚の羽根に
ついても同様で、そのためにリング2の孔2b〜2e及びリ
ング3のカム溝3b〜3eが用いられる。7は駆動源として
のステツプモータ、8はその出力軸に取り付けられたピ
ニオンギアで、リング2のセクターギア2gと噛合う。
はセクター部1bに於て開放したリング状凹部1aが設けら
れている。2は絞り駆動リングであり、基板1の凹部1a
内に回転自在に組込まれる。駆動リング2には、孔2a,2
b,2c,2d,2eが設けられている。2fはレバー部で、凹部1a
のセクター部16内に配され、且つ、セクターギア2gが形
成されている。尚、この時、セクター部1bの両端1c,1d
はレバー部2fに対するストツパーとなる。3は、カムリ
ングであり、カム溝3a,3b,3c,3d,3eが設けられている。
4は絞り羽根である。実際は同一形状の絞り羽根が5枚
配置されるがここでは1枚のみ図示してある。5及び6
は絞り羽根4に固定されたピンであり、ピン5はリング
2の孔2aに回転自在に挿入され、又、ピン6はリング3
のカム溝3aに挿入される。尚、これは他の4枚の羽根に
ついても同様で、そのためにリング2の孔2b〜2e及びリ
ング3のカム溝3b〜3eが用いられる。7は駆動源として
のステツプモータ、8はその出力軸に取り付けられたピ
ニオンギアで、リング2のセクターギア2gと噛合う。
斯かる構成に於て、ステツプモータ7が通電制御され、
その出力軸が図中時計方向に回転すると、ピニオンギア
8、セクターギア2gを介して駆動リング2が反時計方向
に回転する。これによりピン5も時計方向に駆動され、
ピン6とカム溝3bの作用により絞り羽根4がピン5を中
心に反時計方向に回転し絞り開口径が小さくなる。
その出力軸が図中時計方向に回転すると、ピニオンギア
8、セクターギア2gを介して駆動リング2が反時計方向
に回転する。これによりピン5も時計方向に駆動され、
ピン6とカム溝3bの作用により絞り羽根4がピン5を中
心に反時計方向に回転し絞り開口径が小さくなる。
逆にステツプモータ7が反時計方向に回転制御される
と、上述と全く反対の作動を行ない絞り開口径が大きく
なる。
と、上述と全く反対の作動を行ない絞り開口径が大きく
なる。
ここで第2図を参照して本発明を上記絞り装置に適用し
た場合の一実施例の駆動方式を説明する。
た場合の一実施例の駆動方式を説明する。
この実施例では開放絞り値がF1.4、最小絞り値がF32で
あり、絞りを1段絞るのに4ステツプ、ステツプモータ
7を回転駆動させる場合を示している。
あり、絞りを1段絞るのに4ステツプ、ステツプモータ
7を回転駆動させる場合を示している。
例えば、絞りを絞り値F1.4からF2へ、即ち、1段駆動す
る時は4ステツプ、ステツプモータ7を時計方向に駆動
させる。また、F1.4からF11へ絞る場合は24ステツプ、
ステツプモータ7を時計方向に駆動させる。
る時は4ステツプ、ステツプモータ7を時計方向に駆動
させる。また、F1.4からF11へ絞る場合は24ステツプ、
ステツプモータ7を時計方向に駆動させる。
ところで、絞り開口径が小さくなると前述の如く絞り羽
根同志の重なり量が増すために絞り羽根同志の摩擦が増
し、ピン5と孔2a〜2eの径の誤差、ピン6とカム溝3a〜
3eの寸法誤差等が片寄せされ、実際に得られる絞り開口
径が目標とする開口径に対して誤差を生ずる様になる。
根同志の重なり量が増すために絞り羽根同志の摩擦が増
し、ピン5と孔2a〜2eの径の誤差、ピン6とカム溝3a〜
3eの寸法誤差等が片寄せされ、実際に得られる絞り開口
径が目標とする開口径に対して誤差を生ずる様になる。
例えば小開口径側へ絞り込む場合には実際に得られる開
口径は目標とする開口径に対して若干大き目となり、
又、大開口径側へ調節する場合には逆に若干小さ目とな
る。そして、小絞り側で斯かる誤差を生ずると、誤差の
割合が大となるために適正な露光量を得る上で大きな問
題となる。
口径は目標とする開口径に対して若干大き目となり、
又、大開口径側へ調節する場合には逆に若干小さ目とな
る。そして、小絞り側で斯かる誤差を生ずると、誤差の
割合が大となるために適正な露光量を得る上で大きな問
題となる。
そこで本実施例では、絞りをF16〜F32の範囲で調節する
場合には目標絞り値に対しステツプモータ7を1ステツ
プ過剰駆動し、しかる後、逆方向にこの過剰分である1
ステツプ駆動する様にしている。即ち、第2図(a)に
示す様に、例えば、F1.4からF1.6,F22又はF32へ調節す
る場合には夫々28,32又は36ステツプで良い処を1ステ
ツプ過剰に、29,33又は37ステツプ駆動し、その後、1
ステツプ分戻す。又、F32からF22又はF16へ調節する場
合にも第2図(b)に示す様に夫々4又は8ステツプで
良い処を、1ステツプ過剰に、5又は9ステツプ駆動
し、その後、1ステツプ分戻すものである。
場合には目標絞り値に対しステツプモータ7を1ステツ
プ過剰駆動し、しかる後、逆方向にこの過剰分である1
ステツプ駆動する様にしている。即ち、第2図(a)に
示す様に、例えば、F1.4からF1.6,F22又はF32へ調節す
る場合には夫々28,32又は36ステツプで良い処を1ステ
ツプ過剰に、29,33又は37ステツプ駆動し、その後、1
ステツプ分戻す。又、F32からF22又はF16へ調節する場
合にも第2図(b)に示す様に夫々4又は8ステツプで
良い処を、1ステツプ過剰に、5又は9ステツプ駆動
し、その後、1ステツプ分戻すものである。
斯かる駆動方式を採ることにより得られる開口径は上記
した機械的誤差の片寄せが是正されて目標とする開口径
により近くなるものである。
した機械的誤差の片寄せが是正されて目標とする開口径
により近くなるものである。
第3図に上述した様な駆動方式を実施するための回路系
の一例を示す。
の一例を示す。
図に於て、9は絞り値Fをステツプモータ7の駆動ステ
ツプ数(即ち、絞り段数×4)に変換するデコーダ、10
は現在の絞り値をステツプモータ7のステツプ数の形で
記憶しておくためのメモリ、11はデコーダ9及びメモリ
10からの入力をもとに絞り口径を制御する絞り制御回
路、12は夫々絞りが最大口径に調節された際にONさせら
れるスイツチ、13は制御回路11の出力に基づいてステツ
プモータ7を駆動するモータ駆動回路である。
ツプ数(即ち、絞り段数×4)に変換するデコーダ、10
は現在の絞り値をステツプモータ7のステツプ数の形で
記憶しておくためのメモリ、11はデコーダ9及びメモリ
10からの入力をもとに絞り口径を制御する絞り制御回
路、12は夫々絞りが最大口径に調節された際にONさせら
れるスイツチ、13は制御回路11の出力に基づいてステツ
プモータ7を駆動するモータ駆動回路である。
第4図を参照して上記制御回路11の制御内容を説明す
る。
る。
先ず電源がONされる制御回路11は駆動回路13に対しモー
タ7の第1図中、反時計方向(以下、CCW)への回転を
指令し(第4図−S1)、これにより絞りは最大開口へ向
けて調節される。この指令は最大開口スイツチ12がONす
る迄、維持され(第4図−S2)、絞りが最大開口となつ
てスイツチ12がONすると制御回路11はモータ7の停止を
指令する(第4図−S3)。次いで制御回路11はメモリ10
の内容をクリア(第4図−S4)した後、デコーダ9の出
力Dを取り込み(第4図−S5)、この出力DがF16に相
当するステツプ28以上であるか否かを判別する(第4図
−S6)。そして、Dが28未満、即ち、F16未満の場合に
は制御回路11はメモリ10の出力MからDを減算し(第4
図−S7)、その結果が−であるか否かを判別する(第4
図−S8)。そして、−の場合には“D−M"ステツプ分、
モータ7の時計方向(以下、CW)への回転を指令し(第
4図−S9)、他方、−でない場合には“M−D"ステツプ
分、モータ7のCCWへの回転を指令する。その後、制御
回路11はメモリ10に対しこの時のデコーダ9の出力Dを
記憶させた後、先のステツプS5へ戻り、以下、上述と同
様の動作を繰り返す。F1.4〜F11の範囲では絞りはこの
様にして制御されることになる。
タ7の第1図中、反時計方向(以下、CCW)への回転を
指令し(第4図−S1)、これにより絞りは最大開口へ向
けて調節される。この指令は最大開口スイツチ12がONす
る迄、維持され(第4図−S2)、絞りが最大開口となつ
てスイツチ12がONすると制御回路11はモータ7の停止を
指令する(第4図−S3)。次いで制御回路11はメモリ10
の内容をクリア(第4図−S4)した後、デコーダ9の出
力Dを取り込み(第4図−S5)、この出力DがF16に相
当するステツプ28以上であるか否かを判別する(第4図
−S6)。そして、Dが28未満、即ち、F16未満の場合に
は制御回路11はメモリ10の出力MからDを減算し(第4
図−S7)、その結果が−であるか否かを判別する(第4
図−S8)。そして、−の場合には“D−M"ステツプ分、
モータ7の時計方向(以下、CW)への回転を指令し(第
4図−S9)、他方、−でない場合には“M−D"ステツプ
分、モータ7のCCWへの回転を指令する。その後、制御
回路11はメモリ10に対しこの時のデコーダ9の出力Dを
記憶させた後、先のステツプS5へ戻り、以下、上述と同
様の動作を繰り返す。F1.4〜F11の範囲では絞りはこの
様にして制御されることになる。
一方、ステツプS6でDが28以上、即ち、F16以上であつ
た場合には制御回路11はステツプS7及びS8と同様、“M
−D"を演算(第4図−S12)した後、その結果が−であ
るか否かを判別し(第4図−S13)、−の場合には“D
−M+1"ステツプ分、モータ7のCWへの回転を指令し
(第4図−S14)、回転終了後、今度は1ステツプ分、C
CWへの回転を指令する。他方、ステツプS13の結果が−
ではなかつた場合には制御回路11は“M−D+1"ステツ
プ分、モータ7のCCWへの回転を指令し(第4図−S1
6)、回転終了後、今度は1ステツプ分、CWへの回転を
指令する。その後、制御回路11は光のステツプS11へ移
行し、以下、上述と同様の動作を繰り返す。F16〜F32の
範囲では絞りはこの様にして制御されることになる。
た場合には制御回路11はステツプS7及びS8と同様、“M
−D"を演算(第4図−S12)した後、その結果が−であ
るか否かを判別し(第4図−S13)、−の場合には“D
−M+1"ステツプ分、モータ7のCWへの回転を指令し
(第4図−S14)、回転終了後、今度は1ステツプ分、C
CWへの回転を指令する。他方、ステツプS13の結果が−
ではなかつた場合には制御回路11は“M−D+1"ステツ
プ分、モータ7のCCWへの回転を指令し(第4図−S1
6)、回転終了後、今度は1ステツプ分、CWへの回転を
指令する。その後、制御回路11は光のステツプS11へ移
行し、以下、上述と同様の動作を繰り返す。F16〜F32の
範囲では絞りはこの様にして制御されることになる。
本発明の一実施例は以上の通りであるが、ここで、過剰
駆動及びこの後の戻し駆動を行う絞り値範囲はF16〜F32
に一義的に限定されるものではないことは言う迄もない
ことで、その絞り装置が有する機械的誤差に応じて適宜
定められるものである。又、過剰駆動量に就いても1ス
テツプに限られるものではなく、絞り1段分をn(≧
1)ステツプ駆動で調節する時、nステツプ以下で任意
に選択可能である。又、絞り装置の構成によつては第2
図(a),(b)で説明した駆動方式のうち(a)又
(b)の何れか一方のみを採用する様にしても良いもの
である。
駆動及びこの後の戻し駆動を行う絞り値範囲はF16〜F32
に一義的に限定されるものではないことは言う迄もない
ことで、その絞り装置が有する機械的誤差に応じて適宜
定められるものである。又、過剰駆動量に就いても1ス
テツプに限られるものではなく、絞り1段分をn(≧
1)ステツプ駆動で調節する時、nステツプ以下で任意
に選択可能である。又、絞り装置の構成によつては第2
図(a),(b)で説明した駆動方式のうち(a)又
(b)の何れか一方のみを採用する様にしても良いもの
である。
以上詳述した様に本発明によれば、複数枚の絞り羽根を
ステツプ駆動することにより絞り開口径を変化せしめる
様にした絞り装置に於て、特に小口径(小絞り)側で懸
念される調節誤差が良好に解消され、常に正確な調節が
可能になるもので、斯種絞り装置に於て甚だ有益なもの
である。
ステツプ駆動することにより絞り開口径を変化せしめる
様にした絞り装置に於て、特に小口径(小絞り)側で懸
念される調節誤差が良好に解消され、常に正確な調節が
可能になるもので、斯種絞り装置に於て甚だ有益なもの
である。
第1図は本発明を適用可能な絞り装置の一例を示す分解
斜視図、 第2図は本発明を第1図示絞り装置に適用した場合の一
実施例の駆動方式を説明するための図、 第3図は第2図で説明した駆動方式を実施するための回
路系の一例を示すブロツク図、 第4図は第3図示制御回路の制御フローを示すフローチ
ヤートである。 1……絞り基板、2……絞り駆動リング、3……カムリ
ング、4……絞り羽根、7……ステツプモータ、9……
デコーダ、10……メモリ、11……制御回路、13……モー
タ駆動回路。
斜視図、 第2図は本発明を第1図示絞り装置に適用した場合の一
実施例の駆動方式を説明するための図、 第3図は第2図で説明した駆動方式を実施するための回
路系の一例を示すブロツク図、 第4図は第3図示制御回路の制御フローを示すフローチ
ヤートである。 1……絞り基板、2……絞り駆動リング、3……カムリ
ング、4……絞り羽根、7……ステツプモータ、9……
デコーダ、10……メモリ、11……制御回路、13……モー
タ駆動回路。
Claims (2)
- 【請求項1】複数枚の絞り羽根をステツプ駆動すること
により絞り開口径を変化せしめる様にした絞り駆動方式
であつて、 前記絞り羽根を駆動して前記絞り開口径を可変するにあ
たり、前記絞り開口径が所定の開口径以下となる小口径
側での制御に際しては、前記絞り羽根を駆動するための
駆動源を、前記絞り羽根と前記駆動源との間の機械的な
誤差を吸収可能な所定のステツプ数だけその駆動方向に
目標位置を越えて過剰に駆動した後、該過剰分に相当す
る前記所定ステツプ逆数方向に駆動することにより、前
記絞り羽根と前記駆動手段の位置を実質的に前記目標位
置に一致させるようにしたことを特徴とする絞り駆動方
式。 - 【請求項2】複数枚の絞り羽根をステツプ駆動すること
により絞り開口径を変化せしめる様にした絞り駆動装置
であつて、 前記絞り羽根をステツプ駆動する駆動手段と、 前記絞り羽根を駆動するための駆動手段を制御して前記
絞り羽根を目標位置へと駆動させる制御手段とからな
り、 前記制御手段は、前記絞り羽根を前記目標位置へと駆動
する際、前記絞り羽根と前記駆動手段との間に存在する
機械的な誤差を実質的に吸収可能な前記駆動手段の駆動
ステツプ数だけ、その駆動方向に前記目標位置を越えて
過剰に駆動した後、該駆動ステツプ数だけ前記駆動手段
を逆方向に駆動して停止させることにより、前記絞り羽
根と前記駆動手段の位置を実質的に前記目標位置に一致
させるように構成されていることを特徴とする絞り駆動
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60224499A JPH0785155B2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 絞り駆動方式及び装置 |
US06/915,022 US4751544A (en) | 1985-10-08 | 1986-10-03 | Diaphragm drive method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60224499A JPH0785155B2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 絞り駆動方式及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283735A JPS6283735A (ja) | 1987-04-17 |
JPH0785155B2 true JPH0785155B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16814755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60224499A Expired - Fee Related JPH0785155B2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 絞り駆動方式及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4751544A (ja) |
JP (1) | JPH0785155B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4904055A (en) * | 1988-10-03 | 1990-02-27 | Eastman Kodak Company | Variable aperture formed by linearly movable elements |
US5365298A (en) * | 1993-04-05 | 1994-11-15 | Eastman Kodak Company | Camera shutter with oscillation damping |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4104656A (en) * | 1973-05-05 | 1978-08-01 | Rollei-Werke Franke & Heidecke | Control means for a diaphragm of a single lens reflex camera |
JPS5632823U (ja) * | 1979-08-22 | 1981-03-31 | ||
JPS60149032A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Olympus Optical Co Ltd | 絞り値自動制御式カメラ |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP60224499A patent/JPH0785155B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-10-03 US US06/915,022 patent/US4751544A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4751544A (en) | 1988-06-14 |
JPS6283735A (ja) | 1987-04-17 |
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