JPH0764278B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents
自動車の前部車体構造Info
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- JPH0764278B2 JPH0764278B2 JP63191729A JP19172988A JPH0764278B2 JP H0764278 B2 JPH0764278 B2 JP H0764278B2 JP 63191729 A JP63191729 A JP 63191729A JP 19172988 A JP19172988 A JP 19172988A JP H0764278 B2 JPH0764278 B2 JP H0764278B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/081—Cowls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/02—Side panels
- B62D25/025—Side sills thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/04—Door pillars ; windshield pillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の前部車体構造に関するものである。
(従来技術) 従来より自動車においては、ピラーとサイドシルとの結
合部の剛性アップを図るという観点から、該結合部にそ
の内部空間を仕切るようにして補強壁を設け該補強壁に
より節を構成したものが知られている(例えば、実開昭
61−183781号公報参照)。
合部の剛性アップを図るという観点から、該結合部にそ
の内部空間を仕切るようにして補強壁を設け該補強壁に
より節を構成したものが知られている(例えば、実開昭
61−183781号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自動車、特にオープンカーにおいては、車体
のフロント部分の剛性アップを図る上においてフロント
ピラーとサイドシルとの結合部における剛性を十分に確
保する必要のあることは勿論であるが、それにも増して
フロントピラーそのものの剛性、就中車体前後方向にお
ける剛性を十分に確保することが重要である。
のフロント部分の剛性アップを図る上においてフロント
ピラーとサイドシルとの結合部における剛性を十分に確
保する必要のあることは勿論であるが、それにも増して
フロントピラーそのものの剛性、就中車体前後方向にお
ける剛性を十分に確保することが重要である。
しかるに、従来は上記公知例にも開示されるようにフロ
ントピラーとサイドシルとの結合部の剛性アップを図る
ことに主眼がおかれ、フロントピラー自体の剛性アップ
という点に関してはあまり考慮されておらず、自動車の
車体剛性の向上という面において改善の余地を有してい
る。
ントピラーとサイドシルとの結合部の剛性アップを図る
ことに主眼がおかれ、フロントピラー自体の剛性アップ
という点に関してはあまり考慮されておらず、自動車の
車体剛性の向上という面において改善の余地を有してい
る。
そこで、本発明はピラー部材そのものの剛性アップと、
該ピラー部材とサイドシルとの結合部における剛性アッ
プとを簡単な構成により同時に実現しもって車体剛性の
向上を図らんとするものである。
該ピラー部材とサイドシルとの結合部における剛性アッ
プとを簡単な構成により同時に実現しもって車体剛性の
向上を図らんとするものである。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決するために本発明では、車体側部
において上下方向に向けて設けられるピラー部Pと車体
側部において車体前後方向に向けて設けられるサイドシ
ル1とを該ピラー部Pの下端部において連結してなる自
動車において、上記サイドシル1を、車幅方向外側にお
いて車体前後方向に延びるサイドシルアウタパネル11と
該サイドシルアウタパネル11の車幅方向内側に接合され
て該サイドシルアウタパネル11との間に車体前後方向に
延びる閉断面を形成するサイドシルインナパネル12とで
構成する一方、上記ピラー部Pを、略コ字状断面形状を
有し且つその下端部が略へ字状に屈曲せしめられしかも
その開口側を車幅方向内側に向けるとともに上記下端部
の前面部13aを上下方向に沿わせた状態で配置されるフ
ロントピラーアウタパネル13と該フロントピラーアウタ
パネル13の開口側にこれを閉塞する如く接合されて該フ
ロントピラーアウタパネル13との間に閉断面を形成する
フロントピラーインナパネル14とからなるフロントピラ
ー2と、略コ字状の断面形状を有し且つその上端が上記
フロントピラーアウタパネル13の下端に接合されてその
前面部16bが上記フロントピラーアウタパネル13の前面
部13aに連続した状態で上下方向に延びるヒンジピラー
アウタパネル16と、前面部17aと側面部17bとからなる略
L字状の断面形状を有し該前面部17aを車体前方側に、
側面部17bを車幅方向内側にそれぞれ位置せしめた状態
で配置され、且つその側面部17bの後端縁17cが上下方向
において連続する上記フロントピラーアウタパネル13の
前面部13aとヒンジピラーアウタパネル16の前面部16bと
に跨がって接合されることで上記フロントピラー2から
その前方側へ延出状態で配置されるとともに、上記前面
部17aがその上端を上記フロントピラーアウタパネル13
の前面部13aに接合せしめられて上記フロントピラーア
ウタパネル13の前面部13aと上記ヒンジピラーアウタパ
ネル16の前面部16bとの間に所定の間隔をもった状態で
上下方向に延びるヒンジピラーインナパネル17とからな
るヒンジピラー3とで構成され、さらに、上記ヒンジピ
ラー3の下端を上記サイドシル1のサイドシルアウタパ
ネル11とサイドシルインナパネル12との間に挿入配置し
上記ヒンジピラーアウタパネル16の前面部16bの下端に
より上記サイドシル1の閉断面を車体前後方向に区画せ
しめた状態で上記ヒンジピラーアウタパネル16の下端を
該サイドシル1に接合するとともに、上記ヒンジピラー
アウタパネル16の開口側に上記サイドシルインナパネル
12を接合してこれらの間に上記フロントピラー2側の閉
断面に連続して上下方向に延びる閉断面32を形成する一
方、上記ヒンジピラーアウタパネル16の車幅方向外側か
らカウルサイドパネル4を取り付けてこれを上記ヒンジ
ピラーインナパネル17の前面部17aに接合させることで
上記フロントピラーアウタパネル13の前面部13aとヒン
ジピラーアウタパネル16の前面部16bとこれらに離間対
向する上記ヒンジピラーインナパネル17の前面部17aと
の間に上下方向に延びる閉断面31を形成したことを特徴
としている。
において上下方向に向けて設けられるピラー部Pと車体
側部において車体前後方向に向けて設けられるサイドシ
ル1とを該ピラー部Pの下端部において連結してなる自
動車において、上記サイドシル1を、車幅方向外側にお
いて車体前後方向に延びるサイドシルアウタパネル11と
該サイドシルアウタパネル11の車幅方向内側に接合され
て該サイドシルアウタパネル11との間に車体前後方向に
延びる閉断面を形成するサイドシルインナパネル12とで
構成する一方、上記ピラー部Pを、略コ字状断面形状を
有し且つその下端部が略へ字状に屈曲せしめられしかも
その開口側を車幅方向内側に向けるとともに上記下端部
の前面部13aを上下方向に沿わせた状態で配置されるフ
ロントピラーアウタパネル13と該フロントピラーアウタ
パネル13の開口側にこれを閉塞する如く接合されて該フ
ロントピラーアウタパネル13との間に閉断面を形成する
フロントピラーインナパネル14とからなるフロントピラ
ー2と、略コ字状の断面形状を有し且つその上端が上記
フロントピラーアウタパネル13の下端に接合されてその
前面部16bが上記フロントピラーアウタパネル13の前面
部13aに連続した状態で上下方向に延びるヒンジピラー
アウタパネル16と、前面部17aと側面部17bとからなる略
L字状の断面形状を有し該前面部17aを車体前方側に、
側面部17bを車幅方向内側にそれぞれ位置せしめた状態
で配置され、且つその側面部17bの後端縁17cが上下方向
において連続する上記フロントピラーアウタパネル13の
前面部13aとヒンジピラーアウタパネル16の前面部16bと
に跨がって接合されることで上記フロントピラー2から
その前方側へ延出状態で配置されるとともに、上記前面
部17aがその上端を上記フロントピラーアウタパネル13
の前面部13aに接合せしめられて上記フロントピラーア
ウタパネル13の前面部13aと上記ヒンジピラーアウタパ
ネル16の前面部16bとの間に所定の間隔をもった状態で
上下方向に延びるヒンジピラーインナパネル17とからな
るヒンジピラー3とで構成され、さらに、上記ヒンジピ
ラー3の下端を上記サイドシル1のサイドシルアウタパ
ネル11とサイドシルインナパネル12との間に挿入配置し
上記ヒンジピラーアウタパネル16の前面部16bの下端に
より上記サイドシル1の閉断面を車体前後方向に区画せ
しめた状態で上記ヒンジピラーアウタパネル16の下端を
該サイドシル1に接合するとともに、上記ヒンジピラー
アウタパネル16の開口側に上記サイドシルインナパネル
12を接合してこれらの間に上記フロントピラー2側の閉
断面に連続して上下方向に延びる閉断面32を形成する一
方、上記ヒンジピラーアウタパネル16の車幅方向外側か
らカウルサイドパネル4を取り付けてこれを上記ヒンジ
ピラーインナパネル17の前面部17aに接合させることで
上記フロントピラーアウタパネル13の前面部13aとヒン
ジピラーアウタパネル16の前面部16bとこれらに離間対
向する上記ヒンジピラーインナパネル17の前面部17aと
の間に上下方向に延びる閉断面31を形成したことを特徴
としている。
(作 用) 本発明ではかかる構成とすることにより、 ピラー部Pの内部には、フロントピラー2側からヒ
ンジピラー3側に連続して上下方向に延びる閉断面32
と、上記ヒンジピラー3側において上下方向に延びる閉
断面31とが、フロントピラーアウタパネル13の前面部13
aとこれに連続するヒンジピラーアウタパネル16の前面
部16bとによって車体前後方向に仕切られた状態で隣接
配置されていることから、例えば該ピラー部Pの内部を
一つの閉断面で構成する場合に比して、閉断面を形成す
る板材の車体前後方向における座屈長さが短かくなりそ
の座屈強度が高められ、それだけピラー部Pの車体前後
方向における断面性能が高められる、 上記二つの閉断面31,32を仕切るフロントピラーア
ウタパネル13の前面部13aの上端がフロントピラー2の
屈曲部まで延びているので、該屈曲部の剛性が、上記二
つの閉断面31,32によって高められる、 上記二つの閉断面31,32を仕切るヒンジピラーアウ
タパネル16の前面部16bの下端がサイドシル1内まで延
出して該サイドシル1の内部を車体前後方向に区画して
いるため、上記ピラー部P側の上記閉断面31,32は該ピ
ラー部P内にとどまらず上記サイドシル1内まで拡大延
設されることになる、 サイドシル1内に延出配置された上記ヒンジピラー
アウタパネル16の前面部16bの下端によって該サイドシ
ル1とピラー部Pとの結合部に節が形成されその部分の
剛性が高められる、 等の作用が得られる。
ンジピラー3側に連続して上下方向に延びる閉断面32
と、上記ヒンジピラー3側において上下方向に延びる閉
断面31とが、フロントピラーアウタパネル13の前面部13
aとこれに連続するヒンジピラーアウタパネル16の前面
部16bとによって車体前後方向に仕切られた状態で隣接
配置されていることから、例えば該ピラー部Pの内部を
一つの閉断面で構成する場合に比して、閉断面を形成す
る板材の車体前後方向における座屈長さが短かくなりそ
の座屈強度が高められ、それだけピラー部Pの車体前後
方向における断面性能が高められる、 上記二つの閉断面31,32を仕切るフロントピラーア
ウタパネル13の前面部13aの上端がフロントピラー2の
屈曲部まで延びているので、該屈曲部の剛性が、上記二
つの閉断面31,32によって高められる、 上記二つの閉断面31,32を仕切るヒンジピラーアウ
タパネル16の前面部16bの下端がサイドシル1内まで延
出して該サイドシル1の内部を車体前後方向に区画して
いるため、上記ピラー部P側の上記閉断面31,32は該ピ
ラー部P内にとどまらず上記サイドシル1内まで拡大延
設されることになる、 サイドシル1内に延出配置された上記ヒンジピラー
アウタパネル16の前面部16bの下端によって該サイドシ
ル1とピラー部Pとの結合部に節が形成されその部分の
剛性が高められる、 等の作用が得られる。
(発明の効果) 従って、本発明の自動車の前部車体構造によれば、 (1) ピラー部の内部に、上下方向に連続して延びる
フロントピラーアウターパネル13の前面部13aとヒンジ
ピラーアウタパネル16の前面部16bとによって、荷重集
中の起こるフロントピラー2の屈曲部からサイドシル1
への連結部までの範囲に亙って車体前後方向に相隣接す
る二つの閉断面31,32を形成して該ピラー部Pの車体前
後方向における断面性能を高めたことと、該閉断面31,3
2をサイドシル1内まで拡大延設してその容積拡大を図
ったこととの相乗的効果として、該ピラー部Pの剛性、
特に車体前後方向の剛性が高められる、 (2) ピラー部P側からサイドシル1内に延びるヒン
ジピラーアウタパネル16の前面部16bによってこれら両
者の結合部に節を形成したことにより該結合部の剛性が
高められる、 等、ピラー部P自身の剛性アップと同時に、該ピラー部
せとサイドシル1との結合部における剛性アップが図れ
るところから、車体全体としての剛性がより効果的に高
められ、特に車体前部に高剛性が要求されるオープンカ
ーの前部車体構造として好適である。
フロントピラーアウターパネル13の前面部13aとヒンジ
ピラーアウタパネル16の前面部16bとによって、荷重集
中の起こるフロントピラー2の屈曲部からサイドシル1
への連結部までの範囲に亙って車体前後方向に相隣接す
る二つの閉断面31,32を形成して該ピラー部Pの車体前
後方向における断面性能を高めたことと、該閉断面31,3
2をサイドシル1内まで拡大延設してその容積拡大を図
ったこととの相乗的効果として、該ピラー部Pの剛性、
特に車体前後方向の剛性が高められる、 (2) ピラー部P側からサイドシル1内に延びるヒン
ジピラーアウタパネル16の前面部16bによってこれら両
者の結合部に節を形成したことにより該結合部の剛性が
高められる、 等、ピラー部P自身の剛性アップと同時に、該ピラー部
せとサイドシル1との結合部における剛性アップが図れ
るところから、車体全体としての剛性がより効果的に高
められ、特に車体前部に高剛性が要求されるオープンカ
ーの前部車体構造として好適である。
(実施例) 以下、第1図ないし第6図を参照して本発明の好適な実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図には本発明の実施例に係る前部車体構造を備えた
オープンカーの車体要部が示されており、同図において
符号1は車体側部に車体前後方向に向けて設けられたサ
イドシルであり、該サイドシル1の前端部1aは、車体側
部を上下方向に延びるフロントピラー2と後述するヒン
ジピラー3とカウルサイドパネル4とからなるピラー部
Pに対して結合され、ドア開口部30の前端コーナ部を構
成している。尚、第1図において符号5はダッシュロア
パネル、6はダッシュアッパーパネル、7はホイールエ
プロンレインフォースメント、8は該ホイールエプロン
レインフォースメント7の前面側に設けられるフロント
フレームである。
オープンカーの車体要部が示されており、同図において
符号1は車体側部に車体前後方向に向けて設けられたサ
イドシルであり、該サイドシル1の前端部1aは、車体側
部を上下方向に延びるフロントピラー2と後述するヒン
ジピラー3とカウルサイドパネル4とからなるピラー部
Pに対して結合され、ドア開口部30の前端コーナ部を構
成している。尚、第1図において符号5はダッシュロア
パネル、6はダッシュアッパーパネル、7はホイールエ
プロンレインフォースメント、8は該ホイールエプロン
レインフォースメント7の前面側に設けられるフロント
フレームである。
そして、この実施例のものは、本発明を適用して、上記
ピラー部Pの剛性アップ及び該ピラー部Pとサイドシル
1との結合部の剛性アップを同時に図らんとするもので
あり、以下、第1図の外に第2図ないし第6図を併用し
て上記剛性アップのための具体的構成を詳述する。
ピラー部Pの剛性アップ及び該ピラー部Pとサイドシル
1との結合部の剛性アップを同時に図らんとするもので
あり、以下、第1図の外に第2図ないし第6図を併用し
て上記剛性アップのための具体的構成を詳述する。
サイドシル1は、第1図及び第3図、第4図にそれぞれ
示す如くサイドシルアウタパネル11とサイドシルインナ
パネル12とで閉断面を構成したものであって、その前端
部1aは略L形に湾曲し且つその上端部は後述するヒンジ
ピラー3を結合するために上方に向って開口せしめられ
ている。
示す如くサイドシルアウタパネル11とサイドシルインナ
パネル12とで閉断面を構成したものであって、その前端
部1aは略L形に湾曲し且つその上端部は後述するヒンジ
ピラー3を結合するために上方に向って開口せしめられ
ている。
フロントピラー2は、第2図、第3図及び第5図に示す
ようにフロントピラーアウタパネル13とフロントピラー
インナパネル14とフロントピラーレインフォースメント
15の三者で閉断面を構成したものであって、その下端側
においては略へ字状に屈曲している。そして、このフロ
ントピラー2は、この屈曲部40より下端寄り部分を上下
方向へ向けた状態で車体側部に設けられる。従って、こ
の屈曲部40より上端寄り部分は車体後方側へ向かって傾
斜することとなる。
ようにフロントピラーアウタパネル13とフロントピラー
インナパネル14とフロントピラーレインフォースメント
15の三者で閉断面を構成したものであって、その下端側
においては略へ字状に屈曲している。そして、このフロ
ントピラー2は、この屈曲部40より下端寄り部分を上下
方向へ向けた状態で車体側部に設けられる。従って、こ
の屈曲部40より上端寄り部分は車体後方側へ向かって傾
斜することとなる。
さらに、このフロントピラー2の下端部には、略コ形断
面を有し上記フロントピラーアウタパネル13の下端部に
連続状態で取付けられるヒンジピラーアウタパネル16
と、略L形断面を有し上記フロントピラー2の屈曲部40
よりも下端寄り位置において該ヒンジピラーアウタパネ
ル16の車体前方寄りの端縁16aから前方へ延出状態で取
付けられる(第6図参照)ヒンジピラーインナパネル17
とからなるヒンジピラー3が設けられている。
面を有し上記フロントピラーアウタパネル13の下端部に
連続状態で取付けられるヒンジピラーアウタパネル16
と、略L形断面を有し上記フロントピラー2の屈曲部40
よりも下端寄り位置において該ヒンジピラーアウタパネ
ル16の車体前方寄りの端縁16aから前方へ延出状態で取
付けられる(第6図参照)ヒンジピラーインナパネル17
とからなるヒンジピラー3が設けられている。
そして、このヒンジピラー3の下端部は、上記サイドシ
ル前端部1aに該サイドシル1のサイドシルアウタパネル
11とサイドシルインナパネル12との間に挟まれた状態で
取付けられるとともに、該サイドシル前端部1aとヒンジ
ピラーアウタパネル16には車体側方側からカウルサイド
パネル4が接合されている。このフロントピラー2とヒ
ンジピラー3とカウルサイドパネル4の三者で特許請求
の範囲中のピラー部Pが構成されている。
ル前端部1aに該サイドシル1のサイドシルアウタパネル
11とサイドシルインナパネル12との間に挟まれた状態で
取付けられるとともに、該サイドシル前端部1aとヒンジ
ピラーアウタパネル16には車体側方側からカウルサイド
パネル4が接合されている。このフロントピラー2とヒ
ンジピラー3とカウルサイドパネル4の三者で特許請求
の範囲中のピラー部Pが構成されている。
このようにしてピラー部Pとサイドシル1とを結合させ
た状態においては、第2図に示すように、ピラー部Pの
内部には、上記ヒンジピラーアウタパネル16の前面部16
bとこれに連続する上記フロントピラーアウタパネル13
の前面部13aとが、その下端から上記屈曲部40(第2図
参照)にかけて上下方向に連続して存在し、これによ
り、該ピラー部Pの内部には車体前後方向に隣接する閉
断面31と閉断面32の二つの閉断面がそれぞれ形成され
る。
た状態においては、第2図に示すように、ピラー部Pの
内部には、上記ヒンジピラーアウタパネル16の前面部16
bとこれに連続する上記フロントピラーアウタパネル13
の前面部13aとが、その下端から上記屈曲部40(第2図
参照)にかけて上下方向に連続して存在し、これによ
り、該ピラー部Pの内部には車体前後方向に隣接する閉
断面31と閉断面32の二つの閉断面がそれぞれ形成され
る。
そして、この二つの閉断面31,32は、上記ヒンジピラー
アウタパネル16の前面部16bがサイドシル1の内部まで
延出して該前面部16bの下端部分により該サイドシル1
の内部を車体前後方向に区画するところから、該サイド
シル1より上方の部分に止まらず該サイドシル1の内部
まで大きく拡大された状態となっている。さらに、この
場合、このサイドシル1の内部まで延出するヒンジピラ
ーアウタパネル16の前面部16bはピラー部Pの内部とサ
イドシル1の内部をそれぞれ車体前後方向に区画する節
として作用する。また、この実施例では上記ピラー部P
の断面性能をより一層高めるために、第2図に示すよう
に5つのガセット21〜25を該ピラー部P内に配置してそ
の内部に車体前後方向に延びる節を形成している。
アウタパネル16の前面部16bがサイドシル1の内部まで
延出して該前面部16bの下端部分により該サイドシル1
の内部を車体前後方向に区画するところから、該サイド
シル1より上方の部分に止まらず該サイドシル1の内部
まで大きく拡大された状態となっている。さらに、この
場合、このサイドシル1の内部まで延出するヒンジピラ
ーアウタパネル16の前面部16bはピラー部Pの内部とサ
イドシル1の内部をそれぞれ車体前後方向に区画する節
として作用する。また、この実施例では上記ピラー部P
の断面性能をより一層高めるために、第2図に示すよう
に5つのガセット21〜25を該ピラー部P内に配置してそ
の内部に車体前後方向に延びる節を形成している。
このように、ピラー部Pの内部に車体前後方向に延びる
二つの閉断面31,32を形成し且つこの閉断面31,32を、上
記屈曲部40からサイドシル1の内部まで拡大延設するこ
とにより、該ピラー部Pを一つの閉断面でしかもサイド
シル1より上方の部分のみに形成するようにした場合に
比して、閉断面を形成する板材の車体前後方向における
座屈長さが短くなりその座屈強度が向上し、それにより
該ピラー部Pの車体前後方向への曲げ力に対する断面性
能が高くなり、それだけピラー部Pの車体前後方向にお
ける剛性アップがより効果的に図られることになる。特
に、上記屈曲部40の部分は、タイヤからの突き上げ荷重
等による走行時の振動、ウィンドガラスの支持荷重、上
方からの車体荷重等によって荷重が集中する部位である
が、上述の如くこの屈曲部40の部位まで上記二つの閉断
面31,32を連続形成して該屈曲部40の剛性を高めること
で、該屈曲部40における荷重支持性能が良好ならしめら
れるものである。
二つの閉断面31,32を形成し且つこの閉断面31,32を、上
記屈曲部40からサイドシル1の内部まで拡大延設するこ
とにより、該ピラー部Pを一つの閉断面でしかもサイド
シル1より上方の部分のみに形成するようにした場合に
比して、閉断面を形成する板材の車体前後方向における
座屈長さが短くなりその座屈強度が向上し、それにより
該ピラー部Pの車体前後方向への曲げ力に対する断面性
能が高くなり、それだけピラー部Pの車体前後方向にお
ける剛性アップがより効果的に図られることになる。特
に、上記屈曲部40の部分は、タイヤからの突き上げ荷重
等による走行時の振動、ウィンドガラスの支持荷重、上
方からの車体荷重等によって荷重が集中する部位である
が、上述の如くこの屈曲部40の部位まで上記二つの閉断
面31,32を連続形成して該屈曲部40の剛性を高めること
で、該屈曲部40における荷重支持性能が良好ならしめら
れるものである。
また、この場合、ヒンジピラーアウタパネル16の前面部
16bは、ピラー部P側からサイドシル1側に跨がること
によりピラー部P内部を車体前後方向に区画する節と、
該サイドシル1の内部を車体前後方向に区画する節の両
方として有効に機能し、ピラー部Pとサイドシル1との
結合部の剛性アップに寄与する。尚、このような剛性ア
ップ効果は、ヒンジピラーアウタパネル16の前面部16b
の節効果のみによるものではなく、該ピラー部P内に配
置した上記各ガセット21〜25の節効果によっても得られ
ることは勿論である。
16bは、ピラー部P側からサイドシル1側に跨がること
によりピラー部P内部を車体前後方向に区画する節と、
該サイドシル1の内部を車体前後方向に区画する節の両
方として有効に機能し、ピラー部Pとサイドシル1との
結合部の剛性アップに寄与する。尚、このような剛性ア
ップ効果は、ヒンジピラーアウタパネル16の前面部16b
の節効果のみによるものではなく、該ピラー部P内に配
置した上記各ガセット21〜25の節効果によっても得られ
ることは勿論である。
さらに、この実施例のものにおいては、これら各ガセッ
ト21〜25及びヒンジピラーアウタパネル16の前面部16b
等による節効果を有効に利用すべく、第2図に示すよう
にドアヒンジ37,38の取付部35,36をそれぞれカウルサイ
ドパネル4上に設けるに際し、該ドアヒンジ取付部35,3
6の形成位置を上記ヒンジピラーアウタパネル16の前面
部16bとガセット21,22とで囲繞された部分に対応させ、
該ドアヒンジ37,38の支持剛性のアップを図るようにし
ている。
ト21〜25及びヒンジピラーアウタパネル16の前面部16b
等による節効果を有効に利用すべく、第2図に示すよう
にドアヒンジ37,38の取付部35,36をそれぞれカウルサイ
ドパネル4上に設けるに際し、該ドアヒンジ取付部35,3
6の形成位置を上記ヒンジピラーアウタパネル16の前面
部16bとガセット21,22とで囲繞された部分に対応させ、
該ドアヒンジ37,38の支持剛性のアップを図るようにし
ている。
また、第2図及び第4図に示すように、フロントフレー
ム8とピラー部Pとの間の結合剛性を確保するためにこ
の実施例においては、該フロントフレーム8とピラー部
Pとのコーナ部分に略三角形状のコーナブラケット26を
取付けるとともに、該コーナブラケット26のピラー部P
側の縁部を該ピラー部P内の三つのガセット21,23,25に
対応させ、該コーナブラケット26にかかる荷重を該各ガ
セット21,23,25を介してピラー部P全体で受けるように
している。
ム8とピラー部Pとの間の結合剛性を確保するためにこ
の実施例においては、該フロントフレーム8とピラー部
Pとのコーナ部分に略三角形状のコーナブラケット26を
取付けるとともに、該コーナブラケット26のピラー部P
側の縁部を該ピラー部P内の三つのガセット21,23,25に
対応させ、該コーナブラケット26にかかる荷重を該各ガ
セット21,23,25を介してピラー部P全体で受けるように
している。
第1図は本発明の実施例に係る前部車体構造を備えた自
動車の車体要部斜視図、第2図は第1図のII部拡大詳細
図、第3図は第2図に示したフロントピラー、サイドシ
ル等の分解斜視図、第4図は第2図のIV−IV縦断面図、
第5図は第2図のV−V縦断面図、第6図は第2図のVI
−VI横断面図である。 1……サイドシル 2……フロントピラー 3……ヒンジピラー 4……カウルサイドパネル 5……ダッシュロアパネル 6……ダッシュアッパーパネル 7……ホイールエプロンレインフォースメント 8……フロントフレーム 11……サイドシルアウタパネル 12……サイドシルインナパネル 13……フロントピラーアウタパネル 13a……前面部 14……フロントピラーインナパネル 15……フロントピラーレインフォースメント 16……ヒンジピラーアウタパネル 16b……前面部 17……ヒンジピラーインナパネル 21〜25……ガセット 26……コーナブラケット 31,32……閉断面 35,36……ドアヒンジ取付部 37,38……ドアヒンジ 40……屈曲部
動車の車体要部斜視図、第2図は第1図のII部拡大詳細
図、第3図は第2図に示したフロントピラー、サイドシ
ル等の分解斜視図、第4図は第2図のIV−IV縦断面図、
第5図は第2図のV−V縦断面図、第6図は第2図のVI
−VI横断面図である。 1……サイドシル 2……フロントピラー 3……ヒンジピラー 4……カウルサイドパネル 5……ダッシュロアパネル 6……ダッシュアッパーパネル 7……ホイールエプロンレインフォースメント 8……フロントフレーム 11……サイドシルアウタパネル 12……サイドシルインナパネル 13……フロントピラーアウタパネル 13a……前面部 14……フロントピラーインナパネル 15……フロントピラーレインフォースメント 16……ヒンジピラーアウタパネル 16b……前面部 17……ヒンジピラーインナパネル 21〜25……ガセット 26……コーナブラケット 31,32……閉断面 35,36……ドアヒンジ取付部 37,38……ドアヒンジ 40……屈曲部
Claims (1)
- 【請求項1】車体側部において上下方向に向けて設けら
れるピラー部(P)と車体側部において車体前後方向に
向けて設けられるサイドシル(1)とを該ピラー部
(P)の下端部において連結してなる自動車において、 上記サイドシル(1)が、車幅方向外側において車体前
後方向に延びるサイドシルアウタパネル(11)と該サイ
ドシルアウタパネル(11)の車幅方向内側に接合されて
該サイドシルアウタパネル(11)との間に車体前後方向
に延びる閉断面を形成するサイドシルインナパネル(1
2)とから構成される一方、 上記ピラー部(P)が、略コ字状断面形状を有し且つそ
の下端部が略へ字状に屈曲せしめられしかもその開口側
を車幅方向内側に向けるとともに上記下端部の前面部
(13a)を上下方向に沿わせた状態で配置されるフロン
トピラーアウタパネル(13)と該フロントピラーアウタ
パネル(13)の開口側にこれを閉塞する如く接合されて
該フロントピラーアウタパネル(13)との間に閉断面を
形成するフロントピラーインナパネル(14)とからなる
フロントピラー(2)と、略コ字状の断面形状を有し且
つその上端が上記フロントピラーアウタパネル(13)の
下端に接合されてその前面部(16b)が上記フロントピ
ラーアウタパネル(13)の前面部(13a)に連続した状
態で上下方向に延びるヒンジピラーアウタパネル(16)
と、前面部(17a)と側面部(17b)とからなる略L字状
の断面形状を有し該前面部(17a)を車体前方側に、側
面部(17b)を車幅方向内側にそれぞれ位置せしめた状
態で配置され、且つその側面部(17b)の後端縁(17c)
が上下方向において連続する上記フロントピラーアウタ
パネル(13)の前面部(13a)とヒンジピラーアウタパ
ネル(16)の前面部(16b)とに跨がって接合されるこ
とで上記フロントピラー(2)からその前方側へ延出状
態で配置されるとともに、上記前面部(17a)がその上
端を上記フロントピラーアウタパネル(13)の前面部
(13a)に接合せしめられて上記フロントピラーアウタ
パネル(13)の前面部(13a)と上記ヒンジピラーアウ
タパネル(16)の前面部(16b)との間に所定の間隔を
もった状態で上下方向に延びるヒンジピラーインナパネ
ル(17)とからなるヒンジピラー(3)とで構成され、 さらに、上記ヒンジピラー(3)の下端を上記サイドシ
ル(1)のサイドシルアウタパネル(11)とサイドシル
インナパネル(12)との間に挿入配置し上記ヒンジピラ
ーアウタパネル(16)の前面部(16b)の下端により上
記サイドシル(1)の閉断面を車体前後方向に区画せし
めた状態で上記ヒンジピラーアウタパネル(16)の下端
を該サイドシル(1)に接合するとともに、 上記ヒンジピラーアウタパネル(16)の開口側に上記サ
イドシルインナパネル(12)を接合してこれらの間に上
記フロントピラー(2)側の閉断面に連続して上下方向
に延びる閉断面(32)を形成する一方、 上記ヒンジピラーアウタパネル(16)の車幅方向外側か
らカウルサイドパネル(4)を取り付けてこれを上記ヒ
ンジピラーインナパネル(17)の前面部(17a)に接合
させることで上記フロントピラーアウタパネル(13)の
前面部(13a)とヒンジピラーアウタパネル(16)の前
面部(16b)とこれらに離間対向する上記ヒンジピラー
インナパネル(17)の前面部(17a)との間に上下方向
に延びる閉断面(31)を形成したことを特徴とする自動
車の前部車体構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191729A JPH0764278B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 自動車の前部車体構造 |
DE3925170A DE3925170C2 (de) | 1988-07-30 | 1989-07-28 | Vorderer seitlicher Karosserieaufbau für ein Kraftfahrzeug |
US07/386,588 US5042872A (en) | 1988-07-30 | 1989-07-31 | Pillar structure for front body portion of automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191729A JPH0764278B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 自動車の前部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0241981A JPH0241981A (ja) | 1990-02-13 |
JPH0764278B2 true JPH0764278B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=16279519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63191729A Expired - Fee Related JPH0764278B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 自動車の前部車体構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5042872A (ja) |
JP (1) | JPH0764278B2 (ja) |
DE (1) | DE3925170C2 (ja) |
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