JPH0715931Y2 - 耐火間仕切り用柱 - Google Patents
耐火間仕切り用柱Info
- Publication number
- JPH0715931Y2 JPH0715931Y2 JP673890U JP673890U JPH0715931Y2 JP H0715931 Y2 JPH0715931 Y2 JP H0715931Y2 JP 673890 U JP673890 U JP 673890U JP 673890 U JP673890 U JP 673890U JP H0715931 Y2 JPH0715931 Y2 JP H0715931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- column
- panel
- screw hole
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は少なくとも2時間の高熱に耐えることの出来る
耐火間仕切り用柱に関するものである。
耐火間仕切り用柱に関するものである。
(従来技術) 近年、高層ビルの建設が進む一方、これらビルの防火対
策が強化されている。そしてこれらのビルは各フロアー
をオープン状態で構築し、該フロアーは使用に応じて適
当な大きさに仕切られ、不必要となれば撤去することが
可能なように構成している。
策が強化されている。そしてこれらのビルは各フロアー
をオープン状態で構築し、該フロアーは使用に応じて適
当な大きさに仕切られ、不必要となれば撤去することが
可能なように構成している。
ところで、フロアーの仕切り装置として間仕切りが一般
に用いられている訳であって、そのため該間仕切りには
耐火性が要求される。従来の耐火間仕切りとしては、表
面材にケイカル材を裏打ちしたパネルを用い、床面に起
立した柱を挟んで、表裏両側に固定し、両パネル間の空
間にはロックウールフェルトが充填された構造となって
いる。この構造にて形成された間仕切りでは、耐火2時
間が限度とされているが、パネルと柱間に隙間が生じた
り、両パネルの空間にロックウールフェルトが完全に充
填されない等の施工上の欠陥があれば上記2時間の品質
は保証されない。
に用いられている訳であって、そのため該間仕切りには
耐火性が要求される。従来の耐火間仕切りとしては、表
面材にケイカル材を裏打ちしたパネルを用い、床面に起
立した柱を挟んで、表裏両側に固定し、両パネル間の空
間にはロックウールフェルトが充填された構造となって
いる。この構造にて形成された間仕切りでは、耐火2時
間が限度とされているが、パネルと柱間に隙間が生じた
り、両パネルの空間にロックウールフェルトが完全に充
填されない等の施工上の欠陥があれば上記2時間の品質
は保証されない。
ここで耐火2時間とは耐火試験の条件下にて得られる結
果であって、間仕切りの一方側を約1000℃に加熱した状
態で、反対側の温度が260℃まで上昇するに必要な経過
時間をいい、耐火性が悪い間仕切りであれば、非加熱側
は直ちに温度が上昇してしまう。そして、上記間仕切り
の耐火性はパネルの裏打ち材や両パネル間に充填される
充填材に左右されることは勿論、パネルを固定するため
の柱の断面構造や、上記充填材を隙間なく充填するため
の柱の側面形状等が大きく影響していることは、多くの
実験により確認されている。
果であって、間仕切りの一方側を約1000℃に加熱した状
態で、反対側の温度が260℃まで上昇するに必要な経過
時間をいい、耐火性が悪い間仕切りであれば、非加熱側
は直ちに温度が上昇してしまう。そして、上記間仕切り
の耐火性はパネルの裏打ち材や両パネル間に充填される
充填材に左右されることは勿論、パネルを固定するため
の柱の断面構造や、上記充填材を隙間なく充填するため
の柱の側面形状等が大きく影響していることは、多くの
実験により確認されている。
(本考案の目的) このように間仕切りの耐火性能を向上させるには色々な
問題もある訳であるが、本考案は耐火性に大きな影響を
持つ間仕切り用の柱を対象とし、最低耐火2時間の加熱
に耐えることの出来る柱の提供を目的とする。
問題もある訳であるが、本考案は耐火性に大きな影響を
持つ間仕切り用の柱を対象とし、最低耐火2時間の加熱
に耐えることの出来る柱の提供を目的とする。
(本考案の構成) 本考案の対象とする耐火間仕切りは、床面から起立する
柱の表・裏両面にパネルの側辺部を当接して固定し、両
パネル間に形成される空間には耐火性の充填材を隙間な
く充填して構成される間仕切りである。そして、本考案
に係る上記間仕切り用柱は一部中空断面を形成し、その
中空部に金属製の補強枠を嵌入して構成している。ここ
で、中空部は柱の中心部に位置しなければならないもの
ではない。又側面は平坦面ではなく段差を有し、一般に
は凹状となる段差面を形成している。したがって、パネ
ル間の充填材は凹部にも充填され、柱側面と平坦面で接
した状態よりも熱伝達を抑制出来る。そして、パネルと
当接する表・裏面からは上記中空部までビス孔を貫通
し、嵌入した補強枠には同じ位置にビスを螺合すること
の出来るネジ孔を形成し、更に上記中空部に嵌入される
補強枠と中空内面とは点接触、又は線接触となるよう
に、中空内面には小さい凸片が形成され、凸片先端をも
って補強枠と接している。ところで、上記中空部に代え
て側面及び表・裏面に凹溝を形成し、該凹溝に補強板を
嵌入した構造とすることも出来る。そして、柱本体はセ
メントを主成分とし、時にはセメントにガラス繊維等の
補強剤を混入する。
柱の表・裏両面にパネルの側辺部を当接して固定し、両
パネル間に形成される空間には耐火性の充填材を隙間な
く充填して構成される間仕切りである。そして、本考案
に係る上記間仕切り用柱は一部中空断面を形成し、その
中空部に金属製の補強枠を嵌入して構成している。ここ
で、中空部は柱の中心部に位置しなければならないもの
ではない。又側面は平坦面ではなく段差を有し、一般に
は凹状となる段差面を形成している。したがって、パネ
ル間の充填材は凹部にも充填され、柱側面と平坦面で接
した状態よりも熱伝達を抑制出来る。そして、パネルと
当接する表・裏面からは上記中空部までビス孔を貫通
し、嵌入した補強枠には同じ位置にビスを螺合すること
の出来るネジ孔を形成し、更に上記中空部に嵌入される
補強枠と中空内面とは点接触、又は線接触となるよう
に、中空内面には小さい凸片が形成され、凸片先端をも
って補強枠と接している。ところで、上記中空部に代え
て側面及び表・裏面に凹溝を形成し、該凹溝に補強板を
嵌入した構造とすることも出来る。そして、柱本体はセ
メントを主成分とし、時にはセメントにガラス繊維等の
補強剤を混入する。
以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
(実施例) 第1図は本考案に係る耐火間仕切り用柱の実施例であ
る。同図に示すごとく、該柱は所定断面を成す長尺材で
あって、断面中央部には大きな中空部1を有し、両側面
2a、2bは平坦面でなく、凹部3を持った段差を有してい
る。そして、上記中央部の中空部1は軸方向へ全長にわ
たって形成され、中空部1には金属製の補強枠4が嵌入
し、補強枠4と中空部1の内面5とは、該内面5から突
出した凸片6と接触している。したがって、中空部1に
補強枠4を嵌入する場合、接触摩擦が小さくなるといっ
た作業上の利点もある。又表面7と裏面8は平坦な面を
成し、互いに平行していて、両面7、8には一定の間隔
をおいてビス孔9、9…が上記中空部1まで貫通し、更
に嵌入した上記補強枠4には同じ位置にネジ孔10が形成
されている。
る。同図に示すごとく、該柱は所定断面を成す長尺材で
あって、断面中央部には大きな中空部1を有し、両側面
2a、2bは平坦面でなく、凹部3を持った段差を有してい
る。そして、上記中央部の中空部1は軸方向へ全長にわ
たって形成され、中空部1には金属製の補強枠4が嵌入
し、補強枠4と中空部1の内面5とは、該内面5から突
出した凸片6と接触している。したがって、中空部1に
補強枠4を嵌入する場合、接触摩擦が小さくなるといっ
た作業上の利点もある。又表面7と裏面8は平坦な面を
成し、互いに平行していて、両面7、8には一定の間隔
をおいてビス孔9、9…が上記中空部1まで貫通し、更
に嵌入した上記補強枠4には同じ位置にネジ孔10が形成
されている。
第2図は上記柱を用いて構成される耐火間仕切り構造の
断面を示す具体例である。柱は床面から垂直に起立し、
起立した柱の表面7と裏面8にはパネル11、11側辺部が
隙間なく当接した状態で固定され、両パネル11、11間の
空間には耐火性のある充填材12が充填されている。上記
パネル11は金属製の表面材13と石膏ボード14からなり、
表面材13は石膏ボード14に接着剤を介して固着され、上
記表面材13は石膏ボード14の側端にて折れ曲がり、更に
その先端はL字状に屈曲した縁15を有している。隣り合
うパネル11、11の縁15は柱の中央にて向い合い、両縁1
5、15間に目地16を嵌着してビス17によりビス止めされ
ている。ビス17は柱に貫通して設けたたビス孔に挿通
し、補強枠4のネジ孔10に螺着してパネル11を柱に固定
する。
断面を示す具体例である。柱は床面から垂直に起立し、
起立した柱の表面7と裏面8にはパネル11、11側辺部が
隙間なく当接した状態で固定され、両パネル11、11間の
空間には耐火性のある充填材12が充填されている。上記
パネル11は金属製の表面材13と石膏ボード14からなり、
表面材13は石膏ボード14に接着剤を介して固着され、上
記表面材13は石膏ボード14の側端にて折れ曲がり、更に
その先端はL字状に屈曲した縁15を有している。隣り合
うパネル11、11の縁15は柱の中央にて向い合い、両縁1
5、15間に目地16を嵌着してビス17によりビス止めされ
ている。ビス17は柱に貫通して設けたたビス孔に挿通
し、補強枠4のネジ孔10に螺着してパネル11を柱に固定
する。
一方、両パネル12、12間の空間には充填材12が入れられ
ているが、充填材12は柱側面2の凹部3にも隙間なく充
填される。充填材としては一般的に耐火性の高いロック
ウールフェルトが使用される。
ているが、充填材12は柱側面2の凹部3にも隙間なく充
填される。充填材としては一般的に耐火性の高いロック
ウールフェルトが使用される。
パネル11は上記ビス17、17…により柱に固定される訳で
あるが、ビス17は補強枠4のネジ孔10に強力に螺着され
るために、上記パネル11は柱と隙間なく密着し、隙間を
通して熱が伝わることはない。このような構造では加熱
側から非加熱側へ伝わる熱は単にビス17のみであって、
間仕切りの耐火時間が大きく向上するとともに、柱の強
度も高くなる。又壁面18にはサイドレール19がビス止め
され、該サイドレール19をガイドにして柱が起立し、柱
の表・裏面7、8には同じくパネル11が当接し、上記サ
イドレール19にてパネル側部を押えている。
あるが、ビス17は補強枠4のネジ孔10に強力に螺着され
るために、上記パネル11は柱と隙間なく密着し、隙間を
通して熱が伝わることはない。このような構造では加熱
側から非加熱側へ伝わる熱は単にビス17のみであって、
間仕切りの耐火時間が大きく向上するとともに、柱の強
度も高くなる。又壁面18にはサイドレール19がビス止め
され、該サイドレール19をガイドにして柱が起立し、柱
の表・裏面7、8には同じくパネル11が当接し、上記サ
イドレール19にてパネル側部を押えている。
耐火間仕切りの横断面構造は一般的に上記第2図のよう
に構成されるが、パネル11の材質や、壁面18との連接構
造等は限定しない。ところで、このような間仕切り構造
を構成する上記柱の形状は前記第1図に示すものに限ら
ず、具体的にはその他色々な形態とすることが出来る訳
で、以下柱の2〜3の例をその断面をもって説明する。
に構成されるが、パネル11の材質や、壁面18との連接構
造等は限定しない。ところで、このような間仕切り構造
を構成する上記柱の形状は前記第1図に示すものに限ら
ず、具体的にはその他色々な形態とすることが出来る訳
で、以下柱の2〜3の例をその断面をもって説明する。
第3図は柱本体の外形は前記第1図と同じであるが、中
央部に形成される中空部1の形状をH型としている。そ
のため中空部1に嵌入される補強枠4も同じくH型を成
し、補強枠4は中空部1の内面5とは該内面5から小さ
く突出した凸片6の先端と接している。又表面7及び裏
面8からは一定間隔をおいてビス孔9が貫通し、同じく
補強枠4にはネジ孔10が形成され、しかも表面7側から
のビス孔9と裏面8側からのビス孔9は、その位置を互
いにズラせて設けてられる。
央部に形成される中空部1の形状をH型としている。そ
のため中空部1に嵌入される補強枠4も同じくH型を成
し、補強枠4は中空部1の内面5とは該内面5から小さ
く突出した凸片6の先端と接している。又表面7及び裏
面8からは一定間隔をおいてビス孔9が貫通し、同じく
補強枠4にはネジ孔10が形成され、しかも表面7側から
のビス孔9と裏面8側からのビス孔9は、その位置を互
いにズラせて設けてられる。
第4図は上記中空部1の断面形状を十字型とした場合
で、十字型の中空部1には同じ十字型断面を成す補強枠
4が嵌入されている。勿論、ここで補強枠4を十字型断
面とすることなく、平板を互い違いに中空部1に嵌入す
ることも出来る。そして、表面7及び裏面8から中空部
1にかけて貫通したビス孔9は、補強枠4に形成したネ
ジ孔10に連通している。
で、十字型の中空部1には同じ十字型断面を成す補強枠
4が嵌入されている。勿論、ここで補強枠4を十字型断
面とすることなく、平板を互い違いに中空部1に嵌入す
ることも出来る。そして、表面7及び裏面8から中空部
1にかけて貫通したビス孔9は、補強枠4に形成したネ
ジ孔10に連通している。
更に第5図に示す柱断面は、中央には長方形断面の中空
部1を形成していて、両側面2a、2b及び表面7と裏面8
のそれぞれに凹溝20が形成され、これら凹溝20には補強
板21a、21b、22a、22bがそれぞれ嵌入している。補強板
21、22と凹溝20の内面とは直接接触することなく、内面
から突出した凸片6の先端が接している。そして表・裏
面7、8側の凹溝20に嵌入した補強板21a、21bにはネジ
孔10が形成されていて、パネル11を固定するためのビス
17が上記ネジ孔10に螺着する。
部1を形成していて、両側面2a、2b及び表面7と裏面8
のそれぞれに凹溝20が形成され、これら凹溝20には補強
板21a、21b、22a、22bがそれぞれ嵌入している。補強板
21、22と凹溝20の内面とは直接接触することなく、内面
から突出した凸片6の先端が接している。そして表・裏
面7、8側の凹溝20に嵌入した補強板21a、21bにはネジ
孔10が形成されていて、パネル11を固定するためのビス
17が上記ネジ孔10に螺着する。
以上述べた耐火間仕切り用柱は、本考案の2〜3の例を
説明したもので、上記実施例に限定するものではない。
そしてこのような柱を使用することで、次のような効果
を得ることができる。
説明したもので、上記実施例に限定するものではない。
そしてこのような柱を使用することで、次のような効果
を得ることができる。
(効果) (1)本考案の耐火間仕切り用柱は、セメントを主成分
とした柱本体に、金属製の補強枠又は補強板を、中空部
又は凹溝に嵌入したものであり、柱の強度が高いことは
勿論、上記補強枠にネジ孔を形成し、パネルを固定する
ためのビスを該ネジ孔に強力に螺着出来るため、柱とパ
ネル間に僅かな隙間も発生することなく固定出来る。
とした柱本体に、金属製の補強枠又は補強板を、中空部
又は凹溝に嵌入したものであり、柱の強度が高いことは
勿論、上記補強枠にネジ孔を形成し、パネルを固定する
ためのビスを該ネジ孔に強力に螺着出来るため、柱とパ
ネル間に僅かな隙間も発生することなく固定出来る。
したがって、隙間を通して伝わる熱を完全に遮断し得
る。
る。
(2)又中空部に嵌入れる補強枠は、中空部内面と接す
ることなく、内面から突出した凸片先端と接するに過ぎ
ず、柱本体から補強枠に、又補強枠から柱本体へ伝わる
熱を抑制出来るとともに、補強枠を中空部に嵌入する際
に、接触摩擦が小さく、そのため容易に挿入可能とな
る。
ることなく、内面から突出した凸片先端と接するに過ぎ
ず、柱本体から補強枠に、又補強枠から柱本体へ伝わる
熱を抑制出来るとともに、補強枠を中空部に嵌入する際
に、接触摩擦が小さく、そのため容易に挿入可能とな
る。
(3)更に本考案の柱両側面は平坦面ではなく、凹部等
の段差を形成した面を有しているため、間仕切りとして
組み付けされた場合の両パネル間に充填される充填材が
上記凹部にも満たされ、その結果、柱と充填材間に仮に
僅かな隙間を残しても、該隙間を通して伝わる熱は極僅
かに抑えられる。
の段差を形成した面を有しているため、間仕切りとして
組み付けされた場合の両パネル間に充填される充填材が
上記凹部にも満たされ、その結果、柱と充填材間に仮に
僅かな隙間を残しても、該隙間を通して伝わる熱は極僅
かに抑えられる。
第1図は本考案に係る耐火間仕切り用柱を示し、第2図
はこの柱を用いた間仕切り構造の具体例を、更に第3
図、第4図、第5図は本考案の柱を示す断面図である。 1…中空部、2…側面、3…凹部、4…補強枠、5…内
面、6…凸片、7…表面、8…裏面、9…ビス孔、10…
ネジ孔、11…パネル、12…充填材、13…表面材、14…石
膏ボード、15…縁、16…目地、17…ビス、18…壁面、19
…サイドレール、20…凹溝、21,22…補強板。
はこの柱を用いた間仕切り構造の具体例を、更に第3
図、第4図、第5図は本考案の柱を示す断面図である。 1…中空部、2…側面、3…凹部、4…補強枠、5…内
面、6…凸片、7…表面、8…裏面、9…ビス孔、10…
ネジ孔、11…パネル、12…充填材、13…表面材、14…石
膏ボード、15…縁、16…目地、17…ビス、18…壁面、19
…サイドレール、20…凹溝、21,22…補強板。
Claims (2)
- 【請求項1】床面から垂直に起立した柱であって、この
柱の表面及び裏面にパネル側辺部を当て、隣り合って配
列されるパネル表面材の縁を目地を介して柱にビス止め
し、両パネル間には耐火性の充填材を充填して構成され
る耐火間仕切りの上記柱において、柱の中央部には中空
部を長手方向に形成し、中空部内面には小さな凸片を突
出し、該凸片先端と接触する状態で金属製の補強枠を中
空部に嵌入し、又柱の表面及び裏面からはビス孔を中空
部まで貫通し、嵌入した上記補強枠にはビス孔と同じ位
置にネジ孔を形成し、更に柱本体の側面は平坦面でなく
段差のある面でもって形成したことを特徴とする耐火間
仕切り用柱。 - 【請求項2】床面から垂直に起立した柱であって、この
柱の表面及び裏面にパネル側辺部を当て、隣り合って配
列されるパネル表面材の縁を目地を介して柱にビス止め
し、両パネル間には耐火性の充填材を充填して構成され
る耐火間仕切りの上記柱において、柱の両側面及び表
面、裏面には凹溝を形成し、凹溝の内面には小さい凸片
を突出し、該凸片先端と接触する状態で金属製の補強板
を凹溝に嵌入し、又表面及び裏面に形成した凹溝内に嵌
入した上記補強板にはネジ孔を形成し、側面に形成した
凹溝に嵌入した補強板と該側面との間には段差を設けた
ことを特徴とする耐火間仕切り用柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP673890U JPH0715931Y2 (ja) | 1990-01-27 | 1990-01-27 | 耐火間仕切り用柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP673890U JPH0715931Y2 (ja) | 1990-01-27 | 1990-01-27 | 耐火間仕切り用柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398204U JPH0398204U (ja) | 1991-10-11 |
JPH0715931Y2 true JPH0715931Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31510410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP673890U Expired - Lifetime JPH0715931Y2 (ja) | 1990-01-27 | 1990-01-27 | 耐火間仕切り用柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715931Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100906601B1 (ko) * | 2007-11-14 | 2009-07-09 | 조동명 | 인공어초 |
KR200448189Y1 (ko) * | 2007-11-29 | 2010-03-25 | 대한민국 | 정자형 인공어초 |
KR100886754B1 (ko) * | 2008-09-03 | 2009-03-04 | (주)해양연구개발 | 수납형 다각어초 |
KR101248177B1 (ko) * | 2011-08-29 | 2013-03-27 | 주식회사 해양수산연구개발 | 해중림 조성용 인공어초 |
KR101665394B1 (ko) * | 2014-08-27 | 2016-10-13 | 이정찬 | 어패류 집어장 |
-
1990
- 1990-01-27 JP JP673890U patent/JPH0715931Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0398204U (ja) | 1991-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0715931Y2 (ja) | 耐火間仕切り用柱 | |
JP2016030896A (ja) | 耐火集成材 | |
JP2005524788A (ja) | 壁構造体 | |
JP4545924B2 (ja) | 耐火建物構造 | |
KR100404431B1 (ko) | 경량화 벽체 구조물의 씨형 스터드 | |
JP2509786Y2 (ja) | 耐火間仕切り構造 | |
KR20020036692A (ko) | 내차판넬 | |
JP6592957B2 (ja) | 耐火構造材柱の接合構造、および、耐火構造材柱の接合方法 | |
JP2020122323A (ja) | 耐力木造柱 | |
JPH0633058Y2 (ja) | 建物の耐火間仕切り壁 | |
JP3321400B2 (ja) | 家屋構築用断熱パネルを用いた家屋 | |
JP2019027161A (ja) | 耐火主要構造部 | |
JPH0712626Y2 (ja) | 防火ドアの構造 | |
JPH05557Y2 (ja) | ||
JPH079931Y2 (ja) | 外壁用断熱耐火複合パネル及びその連結構造 | |
JPS6118089Y2 (ja) | ||
JP2019090270A (ja) | 木質壁 | |
JPH0138179Y2 (ja) | ||
JPH0616056Y2 (ja) | 防火ドアの構造 | |
JP2024148108A (ja) | 構造材の接合構造 | |
JP3127972B2 (ja) | 建物ユニットの界壁施工方法 | |
JP2807801B2 (ja) | 不燃性間仕切パネル | |
JPH11324171A (ja) | 耐力パネル及び耐力パネルの接合構造 | |
JPH0616055Y2 (ja) | 防火ドアの構造 | |
JP3126572B2 (ja) | 建物ユニットの界壁構造および界壁施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |