JPH0714218B2 - デジタル・カラー信号生成装置 - Google Patents
デジタル・カラー信号生成装置Info
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- JPH0714218B2 JPH0714218B2 JP57197417A JP19741782A JPH0714218B2 JP H0714218 B2 JPH0714218 B2 JP H0714218B2 JP 57197417 A JP57197417 A JP 57197417A JP 19741782 A JP19741782 A JP 19741782A JP H0714218 B2 JPH0714218 B2 JP H0714218B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/646—Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明はデジタル・テレビジヨン信号処理装置に、特
にデジタル・カラー信号フイルタと復調装置に関するも
のである。
にデジタル・カラー信号フイルタと復調装置に関するも
のである。
テレビジヨン受像機においてアナログ・ビデオ信号をデ
ジタル的に処理するときには先ずアナログ−デジタル
(A/D)変換器でビデオ信号をデジタル符号化すること
が必要である。このアナログ−デジタル変換器は、一般
にカラー副搬送波周波数に関連する率(たとえば、カラ
ー副搬送波周波数の3倍または4倍)でナイキストの法
則によつてビデオ信号をサンプルする。NTSCビデオ信号
をカラー副搬送波周波数の4倍(4fsc)の率でサンプル
すると、その信号サンプルは輝度情報信号とクロミナン
ス情報信号の和と差より成るものとなる。詳しく説明す
ると、若しサンプリングの位相がカラー・バースト信号
の0度軸に一致するとサンプルのクロミナンス部分が−
(B−Y)、(R−Y)、(B−Y)および−(R−
Y)の順番で生ずる。サンプリングの位相がもしカラー
・バースト信号のI軸(57°)に一致すると、クロミナ
ンス・サンプルがI、Q、−Iおよび−Qの順番で発生
する。デジタル符号化処理の後、くし形濾波または水平
濾波作用によつて輝度情報とクロミナンス情報は分離さ
れて輝度信号サンプルの列とカラー混合信号サンプルの
列とが生成され、後者は−(B−Y)、(R−Y)の形
またはI、Qの形をとる。この点で、両信号はアナログ
−デジタル変換器で使用した信号サンプリング率で発生
する。輝度チヤンネルでは通常高いサンプリング率を維
持せねばならぬが、低帯域幅のカラー信号はそのナイキ
ストの法則によりサンプリング率を低減することができ
る。
ジタル的に処理するときには先ずアナログ−デジタル
(A/D)変換器でビデオ信号をデジタル符号化すること
が必要である。このアナログ−デジタル変換器は、一般
にカラー副搬送波周波数に関連する率(たとえば、カラ
ー副搬送波周波数の3倍または4倍)でナイキストの法
則によつてビデオ信号をサンプルする。NTSCビデオ信号
をカラー副搬送波周波数の4倍(4fsc)の率でサンプル
すると、その信号サンプルは輝度情報信号とクロミナン
ス情報信号の和と差より成るものとなる。詳しく説明す
ると、若しサンプリングの位相がカラー・バースト信号
の0度軸に一致するとサンプルのクロミナンス部分が−
(B−Y)、(R−Y)、(B−Y)および−(R−
Y)の順番で生ずる。サンプリングの位相がもしカラー
・バースト信号のI軸(57°)に一致すると、クロミナ
ンス・サンプルがI、Q、−Iおよび−Qの順番で発生
する。デジタル符号化処理の後、くし形濾波または水平
濾波作用によつて輝度情報とクロミナンス情報は分離さ
れて輝度信号サンプルの列とカラー混合信号サンプルの
列とが生成され、後者は−(B−Y)、(R−Y)の形
またはI、Qの形をとる。この点で、両信号はアナログ
−デジタル変換器で使用した信号サンプリング率で発生
する。輝度チヤンネルでは通常高いサンプリング率を維
持せねばならぬが、低帯域幅のカラー信号はそのナイキ
ストの法則によりサンプリング率を低減することができ
る。
上記の4fscのサンプリング率で生成したカラー混合信号
列は、各信号サンプルがクロミナンス情報の独特の1片
をなしているが、カラー副搬送波で変調されている。従
つて、カラー副搬送波の2倍の率をもつて2つの出力で
サンプルを交互に選択することによつて直角復調を行な
うことができる。−(B−Y)と(R−Y)型のカラー
信号に対しては、2つの復調されたカラー信号列は−
(B−Y)、(B−Y)、−(B−Y)、(B−Y)と
(R−Y)、−(R−Y)、(R−Y)、−(R−
Y)、であつて両方ともカラー副搬送波周波数の2倍の
率(2fsc)を持つている。同様に、I、Q型のカラー信
号の場合には復調されたカラー信号列はI、−I、I、
−IとQ、−Q、Q、−Qであり、この場合も2fscの率
である。
列は、各信号サンプルがクロミナンス情報の独特の1片
をなしているが、カラー副搬送波で変調されている。従
つて、カラー副搬送波の2倍の率をもつて2つの出力で
サンプルを交互に選択することによつて直角復調を行な
うことができる。−(B−Y)と(R−Y)型のカラー
信号に対しては、2つの復調されたカラー信号列は−
(B−Y)、(B−Y)、−(B−Y)、(B−Y)と
(R−Y)、−(R−Y)、(R−Y)、−(R−
Y)、であつて両方ともカラー副搬送波周波数の2倍の
率(2fsc)を持つている。同様に、I、Q型のカラー信
号の場合には復調されたカラー信号列はI、−I、I、
−IとQ、−Q、Q、−Qであり、この場合も2fscの率
である。
NTSC方式では、このカラー混合信号は、一般に(B−
Y)、(R−Y)およびQ信号の場合は0〜0.5MHz、I
信号の場合は0〜1.5MHzの帯域幅を占めている。従つ
て、2fscなるサンプリング率はこれらの帯域幅に組合わ
せられるナイキストのサンプリング率に比べると過大で
あつて、カラー信号中に不必要に高周波雑音が含まれ
る。そのため、カラー信号のサンプリング率を低くする
ことが望ましく、そうすると後続するカラー信号処理回
路の複雑さも軽減する。これを行なう1つの方法は信号
サンプルを単純に間引くことである。しかし、各クロミ
ナンス・サンプルは独特のものとして取出されているの
で、このサンプルは帯域外雑音を含んでいることがあ
り、そのため単純にサンプルの間引きを行うと、この間
引き操作(すなわちサンプリング)に伴うエイリアシン
グによって上記帯域外雑音がより周波数の低いエイリア
ス成分(偽成分、或いは折返し雑音)としてカラー信号
中に混入することがある。従つて、簡単な回路構成を使
用する装置ではクロミナンス信号のサンプリング率を低
くすると共に帯域外雑音を除くことが望ましい。
Y)、(R−Y)およびQ信号の場合は0〜0.5MHz、I
信号の場合は0〜1.5MHzの帯域幅を占めている。従つ
て、2fscなるサンプリング率はこれらの帯域幅に組合わ
せられるナイキストのサンプリング率に比べると過大で
あつて、カラー信号中に不必要に高周波雑音が含まれ
る。そのため、カラー信号のサンプリング率を低くする
ことが望ましく、そうすると後続するカラー信号処理回
路の複雑さも軽減する。これを行なう1つの方法は信号
サンプルを単純に間引くことである。しかし、各クロミ
ナンス・サンプルは独特のものとして取出されているの
で、このサンプルは帯域外雑音を含んでいることがあ
り、そのため単純にサンプルの間引きを行うと、この間
引き操作(すなわちサンプリング)に伴うエイリアシン
グによって上記帯域外雑音がより周波数の低いエイリア
ス成分(偽成分、或いは折返し雑音)としてカラー信号
中に混入することがある。従つて、簡単な回路構成を使
用する装置ではクロミナンス信号のサンプリング率を低
くすると共に帯域外雑音を除くことが望ましい。
従って、この発明の目的は、低いサンプリング率で繰り
返えすが、帯域外雑音成分に起因するエイリアス成分に
よる汚染のない、分離されたベースバンドのデジタル・
カラー信号サンプルを生成するための比較的簡単な回路
構成を持った装置を提供することである。
返えすが、帯域外雑音成分に起因するエイリアス成分に
よる汚染のない、分離されたベースバンドのデジタル・
カラー信号サンプルを生成するための比較的簡単な回路
構成を持った装置を提供することである。
この発明の原理によれば、2つのデジタル・カラー信号
に分離する復調の完了前に帯域外雑音を除去するように
信号が濾波処理される、デジタル・カラー混合信号の濾
波と復調を行なうための装置が実現できる。この発明の
第1の実施例では、時間的に交互に並んだ(インタリー
ブド)デジタル・クロミナンス信号がビデオ副搬送波と
或る関係をもつた周波数を有する信号によつて先ず復調
されて、ベースバンド周波数をもつ相異なるサンプリン
グ位相に配列されたカラー混合信号サンプルを得る。こ
の時間的に交互に並んだカラー混合信号はカラー副搬送
波周波数の倍数である率でデジタル・フイルタに供給さ
れる。このフイルタの重み付け係数は、帯域外雑音を除
去すると共にカラー混合信号を通過させる帯域幅を得る
ように選定される。このデジタル・フイルタへの入力信
号列は時間的に交互に並んだ別のカラー信号サンプルを
含んでいるので、フイルタ・シフトレジスタの1つおき
の段にはタツプが設けられてその出力列は濾波されかつ
時間的に交互に並んだカラー混合信号サンプルから成る
ものとなる。出力スイツチは、ナイキストの法則による
低いサンプリング率でカラー信号のサンプルを選択する
ことによつてこの出力列のサンプルを別々のサンプル列
に分解(デマルチプレックス)する。すなわち多重化さ
れた状態からそれぞれ元の単独の信号の形に分解してカ
ラー信号の2つの出力列を生成する。以上から判るよう
に、上記ベースバンドの変換のプロセスに上記分解のプ
ロセスの完了によって復調が完了することになる。
に分離する復調の完了前に帯域外雑音を除去するように
信号が濾波処理される、デジタル・カラー混合信号の濾
波と復調を行なうための装置が実現できる。この発明の
第1の実施例では、時間的に交互に並んだ(インタリー
ブド)デジタル・クロミナンス信号がビデオ副搬送波と
或る関係をもつた周波数を有する信号によつて先ず復調
されて、ベースバンド周波数をもつ相異なるサンプリン
グ位相に配列されたカラー混合信号サンプルを得る。こ
の時間的に交互に並んだカラー混合信号はカラー副搬送
波周波数の倍数である率でデジタル・フイルタに供給さ
れる。このフイルタの重み付け係数は、帯域外雑音を除
去すると共にカラー混合信号を通過させる帯域幅を得る
ように選定される。このデジタル・フイルタへの入力信
号列は時間的に交互に並んだ別のカラー信号サンプルを
含んでいるので、フイルタ・シフトレジスタの1つおき
の段にはタツプが設けられてその出力列は濾波されかつ
時間的に交互に並んだカラー混合信号サンプルから成る
ものとなる。出力スイツチは、ナイキストの法則による
低いサンプリング率でカラー信号のサンプルを選択する
ことによつてこの出力列のサンプルを別々のサンプル列
に分解(デマルチプレックス)する。すなわち多重化さ
れた状態からそれぞれ元の単独の信号の形に分解してカ
ラー信号の2つの出力列を生成する。以上から判るよう
に、上記ベースバンドの変換のプロセスに上記分解のプ
ロセスの完了によって復調が完了することになる。
この発明の更に別の特徴として、デジタル・フイルタの
タツプ付シフトレジスタ段は、相異なる2つの重み付け
係数および信号合成段の組に結合される。こうしてフイ
ルタの両出力は、濾波されたI信号とQ信号に対して異
なる帯域幅を示し、この帯域幅は濾波された両信号の所
要帯域幅と一致するものである。
タツプ付シフトレジスタ段は、相異なる2つの重み付け
係数および信号合成段の組に結合される。こうしてフイ
ルタの両出力は、濾波されたI信号とQ信号に対して異
なる帯域幅を示し、この帯域幅は濾波された両信号の所
要帯域幅と一致するものである。
第1図において、アンテナ10で受信されたテレビジヨン
信号は次いで、通常の構成をとる、チユーナ12、中間周
波数(IF)回路14およびビデオ検波器16によつて順次処
理される。検波器16の出力に生じた検波されたビデオ信
号はアナログ−デジタル(A/D)変換器20の入力に印加
される。このA/D変換器20は上記のビデオ信号をカラー
副搬送波周波数の4倍の率(4fsc)でサンプルして、こ
の率によるビデオ信号のデジタル・サンプルを生成す
る。それぞれのデジタル・サンプルすなわち語は、たと
えば、並列に生成された8ビツトより成るものである。
8ビツト方式では、アナログ・ビデオ信号は256個のレ
ベルのうちの1つに量子化される。A/D変換器20用の上
記4fscなる周波数のサンプリング・クロツク信号はクロ
ツク発生器22で発生する。この発生器はビデオ検波器16
から供給されるアナログ・ビデオ信号のカラー・バース
ト信号と位相および周波数が同期した信号を発生する。
なお、A/D変換器20の入力に供給されるビデオ信号は、
中間周波数回路14およびビデオ検波器16を経て供給され
るので、ビデオ信号帯域外の不要成分を含んでおらず、
従って、A/D変換器20においてエイリアシングの発生は
なく、すなわち不要なエイリアス成分がA/D変換器20の
出力に混入することはない。
信号は次いで、通常の構成をとる、チユーナ12、中間周
波数(IF)回路14およびビデオ検波器16によつて順次処
理される。検波器16の出力に生じた検波されたビデオ信
号はアナログ−デジタル(A/D)変換器20の入力に印加
される。このA/D変換器20は上記のビデオ信号をカラー
副搬送波周波数の4倍の率(4fsc)でサンプルして、こ
の率によるビデオ信号のデジタル・サンプルを生成す
る。それぞれのデジタル・サンプルすなわち語は、たと
えば、並列に生成された8ビツトより成るものである。
8ビツト方式では、アナログ・ビデオ信号は256個のレ
ベルのうちの1つに量子化される。A/D変換器20用の上
記4fscなる周波数のサンプリング・クロツク信号はクロ
ツク発生器22で発生する。この発生器はビデオ検波器16
から供給されるアナログ・ビデオ信号のカラー・バース
ト信号と位相および周波数が同期した信号を発生する。
なお、A/D変換器20の入力に供給されるビデオ信号は、
中間周波数回路14およびビデオ検波器16を経て供給され
るので、ビデオ信号帯域外の不要成分を含んでおらず、
従って、A/D変換器20においてエイリアシングの発生は
なく、すなわち不要なエイリアス成分がA/D変換器20の
出力に混入することはない。
A/D変換器20によつて生成された量子化ビデオ信号はデ
ジタルくし形フイルタ24の入力に供給される。このフイ
ルタは、たとえば、1974年の84 JOURNAL OF THE SMPTE
の第545〜51頁に所載のロツシ氏(J.P.Rossi)の論文
「デジタル・テレビジヨン画像の改善(Digital Televi
-sion Image Enhancement)」に説明された動作をする
ように構成されたものである。くし形フイルタ24は、分
離された輝度信号Yを生成してこれを輝度信号処理器
(図示せず)に供給する。
ジタルくし形フイルタ24の入力に供給される。このフイ
ルタは、たとえば、1974年の84 JOURNAL OF THE SMPTE
の第545〜51頁に所載のロツシ氏(J.P.Rossi)の論文
「デジタル・テレビジヨン画像の改善(Digital Televi
-sion Image Enhancement)」に説明された動作をする
ように構成されたものである。くし形フイルタ24は、分
離された輝度信号Yを生成してこれを輝度信号処理器
(図示せず)に供給する。
くし形フイルタ24は、また、相異なるサンプリング位相
の間挿クロミナンス信号サンプル列よりなる分離された
クロミナンス信号Cを発生し、これをクロミナンス信号
増幅器32の入力に供給する。クロミナンス信号増幅器32
は、聴視者が制御する色飽和制御信号に応じてこのクロ
ミナンス信号を増幅して、その増幅出力をデジタル・ク
ロミナンス信号ピーキング回路34の入力に印加する。ク
ロミナンス信号ピーキング回路34は、クロミナンス信号
が呈している応答特性をこの点で変化させて中間周波数
回路14の応答特性を補償するようなデジタル・フイルタ
である。中間周波数回路14は、通常、カラー副搬送波周
波数をI.F通過帯域の低周波数側の傾斜部に位置づけし
て、そのカラー側波帯が1オクターブ当り6dbの減衰を
呈するようにしている。クロミナンス信号ピーキング回
路34はこの減衰を補償してクロミナンス信号が事実上平
坦な振幅対周波数応答を呈するようにする。もしI.F回
路14が、カラー信号に対して事実上平坦な振幅対周波数
応答を呈するように設計されていれば、カラー副搬送波
周波数を中心としてある応答特性を有するクロミナンス
信号帯域通過フイルタでこのピーキング回路34を置換す
ることができる。
の間挿クロミナンス信号サンプル列よりなる分離された
クロミナンス信号Cを発生し、これをクロミナンス信号
増幅器32の入力に供給する。クロミナンス信号増幅器32
は、聴視者が制御する色飽和制御信号に応じてこのクロ
ミナンス信号を増幅して、その増幅出力をデジタル・ク
ロミナンス信号ピーキング回路34の入力に印加する。ク
ロミナンス信号ピーキング回路34は、クロミナンス信号
が呈している応答特性をこの点で変化させて中間周波数
回路14の応答特性を補償するようなデジタル・フイルタ
である。中間周波数回路14は、通常、カラー副搬送波周
波数をI.F通過帯域の低周波数側の傾斜部に位置づけし
て、そのカラー側波帯が1オクターブ当り6dbの減衰を
呈するようにしている。クロミナンス信号ピーキング回
路34はこの減衰を補償してクロミナンス信号が事実上平
坦な振幅対周波数応答を呈するようにする。もしI.F回
路14が、カラー信号に対して事実上平坦な振幅対周波数
応答を呈するように設計されていれば、カラー副搬送波
周波数を中心としてある応答特性を有するクロミナンス
信号帯域通過フイルタでこのピーキング回路34を置換す
ることができる。
このピーキング処理または帯域濾波されたデジタル・ク
ロミナンス信号は信号マルチプレクサ40に供給される。
この信号マルチプレクサ40は、非反転デジタル・クロミ
ナンス信号を受入れるように結合された入力と反転回路
42で反転されたクロミナンス信号を受入れるように結合
された入力とを有するマルチプレクサ・スイツチ44を持
つている。マルチプレクサ・スイツチ44は、クロツク発
生器22により発生した信号でカラー副搬送波周波数(fs
c)でスイツチされる。このスイツチ44は、反転された
クロミナンス信号サンプルと反転されないクロミナンス
信号サンプルとを交互にその出力に供給する。サンプリ
ング信号が4fscの場合には、スイツチ44から供給される
サンプル列は互いに直角関係にある2つの形の信号サン
プルが互に間挿されたものとなる。これによつて信号マ
ルチプレクサ40は、2fscの率で発生する2つの形の信号
サンプルを持つデジタル・クロミナンス信号の、副搬送
波周波数による、ベースバンドへの変換動作を行う。こ
の動作によってクロミナンス信号は変調された高周波信
号からベースバンド信号になるが、時間的に交互に並ん
だ2つの信号の位相関係はそのまま保たれている。
ロミナンス信号は信号マルチプレクサ40に供給される。
この信号マルチプレクサ40は、非反転デジタル・クロミ
ナンス信号を受入れるように結合された入力と反転回路
42で反転されたクロミナンス信号を受入れるように結合
された入力とを有するマルチプレクサ・スイツチ44を持
つている。マルチプレクサ・スイツチ44は、クロツク発
生器22により発生した信号でカラー副搬送波周波数(fs
c)でスイツチされる。このスイツチ44は、反転された
クロミナンス信号サンプルと反転されないクロミナンス
信号サンプルとを交互にその出力に供給する。サンプリ
ング信号が4fscの場合には、スイツチ44から供給される
サンプル列は互いに直角関係にある2つの形の信号サン
プルが互に間挿されたものとなる。これによつて信号マ
ルチプレクサ40は、2fscの率で発生する2つの形の信号
サンプルを持つデジタル・クロミナンス信号の、副搬送
波周波数による、ベースバンドへの変換動作を行う。こ
の動作によってクロミナンス信号は変調された高周波信
号からベースバンド信号になるが、時間的に交互に並ん
だ2つの信号の位相関係はそのまま保たれている。
信号マルチプレクサ40の出力は、デジタル・トランスバ
ーサル・フイルタと分離器50の入力に印加される。この
フイルタと分離器50は、直列シフトレジスタ52、重み付
け関数回路60、信号合成器54およびデマルチプレクサ・
スイツチ70で構成されている。このフィルタと分離器50
のうちのフィルタ部分は、直列シフトレジスタ52、重み
付け関数回路60、信号合成器54から成り、最終的に得ら
れるベースバンドのデジタル・カラー信号が持つべき低
周波数帯域に相当する通過帯域特性を呈する低域通過デ
ジタル・フイルタを構成している。この例におけるシフ
トレジスタ52は、順次T1〜T12と名付けた段を有する12
段シフトレジスタである。信号マルチプレクサ40の出力
に生じたクロミナンス信号サンプルはシフトレジスタ52
の第1段T1と重み付け関数回路61に供給される。この実
施例では、クロミナンス信号サンプルはシフトレジスタ
52中を4fscなる周波数のクロツク信号によつてシフトさ
れる。シフトレジスタ段T2、T4、T6、T8、T10およびT12
にはタツプが設けられており、それぞれ重み付け関数回
路62、63、64、65、66および67の各入力に結合されてい
る。重み付け関数回路60の出力は信号合成器54の各入力
に結合されており、また信号合成器54の出力はデマルチ
プレクサ・スイツチ70の入力に結合されている。デマル
チプレクサ・スイツチ70は、スイツチング信号1/2fsc
(R−Y)と1/2fsc(B−Y)に応じて、信号合成器54
が生成する信号サンプルを交互に選別する。上記のスイ
ツチング信号は、クロツク発生器22によつて生成される
もので相互に直角位相関係を有し、その周波数はカラー
副搬送波周波数の2分の1(1/2fsc)である。デマルチ
プレクサ・スイツチ70はその出力に濾波されかつ時間的
に交互に並べた多重化状態から分解された、すなわち互
いに分離されたカラー混合信号−(R−Y)′と(B−
Y)′を生成し、これをクロミナンス信号処理器(図示
せず)へ供給する。デマルチプレクサ・スイツチ70はこ
れによつて、2つのベースバンド・カラー混合信号を互
いに分離して、復調を完了させる。
ーサル・フイルタと分離器50の入力に印加される。この
フイルタと分離器50は、直列シフトレジスタ52、重み付
け関数回路60、信号合成器54およびデマルチプレクサ・
スイツチ70で構成されている。このフィルタと分離器50
のうちのフィルタ部分は、直列シフトレジスタ52、重み
付け関数回路60、信号合成器54から成り、最終的に得ら
れるベースバンドのデジタル・カラー信号が持つべき低
周波数帯域に相当する通過帯域特性を呈する低域通過デ
ジタル・フイルタを構成している。この例におけるシフ
トレジスタ52は、順次T1〜T12と名付けた段を有する12
段シフトレジスタである。信号マルチプレクサ40の出力
に生じたクロミナンス信号サンプルはシフトレジスタ52
の第1段T1と重み付け関数回路61に供給される。この実
施例では、クロミナンス信号サンプルはシフトレジスタ
52中を4fscなる周波数のクロツク信号によつてシフトさ
れる。シフトレジスタ段T2、T4、T6、T8、T10およびT12
にはタツプが設けられており、それぞれ重み付け関数回
路62、63、64、65、66および67の各入力に結合されてい
る。重み付け関数回路60の出力は信号合成器54の各入力
に結合されており、また信号合成器54の出力はデマルチ
プレクサ・スイツチ70の入力に結合されている。デマル
チプレクサ・スイツチ70は、スイツチング信号1/2fsc
(R−Y)と1/2fsc(B−Y)に応じて、信号合成器54
が生成する信号サンプルを交互に選別する。上記のスイ
ツチング信号は、クロツク発生器22によつて生成される
もので相互に直角位相関係を有し、その周波数はカラー
副搬送波周波数の2分の1(1/2fsc)である。デマルチ
プレクサ・スイツチ70はその出力に濾波されかつ時間的
に交互に並べた多重化状態から分解された、すなわち互
いに分離されたカラー混合信号−(R−Y)′と(B−
Y)′を生成し、これをクロミナンス信号処理器(図示
せず)へ供給する。デマルチプレクサ・スイツチ70はこ
れによつて、2つのベースバンド・カラー混合信号を互
いに分離して、復調を完了させる。
第1図の装置の動作は第2図の波形を参照すると理解し
ますい。第2図aはアナログ・カラー・バースト信号の
数サイクル分またはそれと位相および周波数の揃つた信
号の数サイクル分に相当する波形260を示している。ク
ロツク発生器22は、このカラー・バースト信号に応動し
て、A/D変換器20とシフトレジスタ52に対する周波数4fs
cのサンプリング・パルス列262(第2図b)を発生す
る。このパルス列262の各パルスの前縁の発生時点でビ
デオ信号をサンプルすると、第2図bから判るように副
搬送波の1サイクルに対して個々のカラー信号サンプル
は−(B−Y)、(R−Y)、(B−Y)および−(R
−Y)に相当したものとなる。この形式のクロミナンス
信号パルス列は信号マルチプレクサ40に供給される。
ますい。第2図aはアナログ・カラー・バースト信号の
数サイクル分またはそれと位相および周波数の揃つた信
号の数サイクル分に相当する波形260を示している。ク
ロツク発生器22は、このカラー・バースト信号に応動し
て、A/D変換器20とシフトレジスタ52に対する周波数4fs
cのサンプリング・パルス列262(第2図b)を発生す
る。このパルス列262の各パルスの前縁の発生時点でビ
デオ信号をサンプルすると、第2図bから判るように副
搬送波の1サイクルに対して個々のカラー信号サンプル
は−(B−Y)、(R−Y)、(B−Y)および−(R
−Y)に相当したものとなる。この形式のクロミナンス
信号パルス列は信号マルチプレクサ40に供給される。
マルチプレクサ・スイツチ44は、第2図cの波形264で
示される周波数fscのスイツチング信号の制御を受け
て、その出力に対をなす非反転クロミナンス信号と反転
されたクロミナンス信号を交互に供給する。波形264が
「低」のときはマルチプレクサ・スイツチ44は非反転信
号を出力側に通過させる。この場合バースト波形260に
対して90°と180°の位置で生ずる(R−Y)と(B−
Y)を通過させる。一方、波形264が「高」状態であれ
ば、反転回路42からの反転信号サンプルが選択されてマ
ルチプレクサ出力に供給される。この反転回路はこのと
き−(R−Y)と−(B−Y)サンプルを(R−Y)と
(B−Y)サンプルに変換する。従つて、信号マルチプ
レクサ40は、ここで高い周波数帯域(たとえば、3.58±
0.5MHz)にある信号サンプルをベースバンドの信号サン
プルに変換し、その出力は、ベースバンドの間挿された
カラー混合信号より成りカラー副搬送波周波数の4倍の
率を有する正のクロミナンス信号サンプルの連続的な列
である。
示される周波数fscのスイツチング信号の制御を受け
て、その出力に対をなす非反転クロミナンス信号と反転
されたクロミナンス信号を交互に供給する。波形264が
「低」のときはマルチプレクサ・スイツチ44は非反転信
号を出力側に通過させる。この場合バースト波形260に
対して90°と180°の位置で生ずる(R−Y)と(B−
Y)を通過させる。一方、波形264が「高」状態であれ
ば、反転回路42からの反転信号サンプルが選択されてマ
ルチプレクサ出力に供給される。この反転回路はこのと
き−(R−Y)と−(B−Y)サンプルを(R−Y)と
(B−Y)サンプルに変換する。従つて、信号マルチプ
レクサ40は、ここで高い周波数帯域(たとえば、3.58±
0.5MHz)にある信号サンプルをベースバンドの信号サン
プルに変換し、その出力は、ベースバンドの間挿された
カラー混合信号より成りカラー副搬送波周波数の4倍の
率を有する正のクロミナンス信号サンプルの連続的な列
である。
このクロミナンス信号サンプルの列は4fsc信号によつて
シフトレジスタ52へ入力されその中をシフトされる。こ
れらのサンプルがレジスタ中をシフトさせられるにつれ
て、(B−Y)サンプルと(R−Y)サンプルは交互に
重み付け関数回路60に印加される。たとえば、4fsc信号
の1サイクルの後(B−Y)信号サンプルは偶数番のシ
フトレジスタ段T2、T4、T6、T8、T10およびT12に一時的
に記憶され、また1つの(B−Y)サンプルが重み付け
関数回路61に印加される。このとき(R−Y)信号サン
プルはタツプの無い奇数番目の段に記憶される。次いで
各タツプから取出された(B−Y)信号サンプルは重み
付け関数回路60によつて重み付けされ、このタツプ抽出
され重み付けされた信号は信号合成器54で合成されてそ
の出力に濾波された(B−Y)信号として現われる。こ
の4fsc信号の次のサイクルの後、(R−Y)サンプルが
タツプ付段中にシフトされ(R−Y)サンプルがタツプ
無し段にシフトされる。次いで(R−Y)信号は重み付
けされ合成されて合成器54の出力に濾波された(R−
Y)信号として現われる。こうして、濾波され間挿され
た(B−Y)と(R−Y)のベースバンド・デジタル信
号の列が信号合成器54の出力に4fscの信号周波数で発生
する。この実施例では、重み付け関数の係数値は、信号
合成器54の出力に大体0〜0.5MHzの通過帯域をもつ低域
通過フイルタ応答特性を呈するように選ばれている。
シフトレジスタ52へ入力されその中をシフトされる。こ
れらのサンプルがレジスタ中をシフトさせられるにつれ
て、(B−Y)サンプルと(R−Y)サンプルは交互に
重み付け関数回路60に印加される。たとえば、4fsc信号
の1サイクルの後(B−Y)信号サンプルは偶数番のシ
フトレジスタ段T2、T4、T6、T8、T10およびT12に一時的
に記憶され、また1つの(B−Y)サンプルが重み付け
関数回路61に印加される。このとき(R−Y)信号サン
プルはタツプの無い奇数番目の段に記憶される。次いで
各タツプから取出された(B−Y)信号サンプルは重み
付け関数回路60によつて重み付けされ、このタツプ抽出
され重み付けされた信号は信号合成器54で合成されてそ
の出力に濾波された(B−Y)信号として現われる。こ
の4fsc信号の次のサイクルの後、(R−Y)サンプルが
タツプ付段中にシフトされ(R−Y)サンプルがタツプ
無し段にシフトされる。次いで(R−Y)信号は重み付
けされ合成されて合成器54の出力に濾波された(R−
Y)信号として現われる。こうして、濾波され間挿され
た(B−Y)と(R−Y)のベースバンド・デジタル信
号の列が信号合成器54の出力に4fscの信号周波数で発生
する。この実施例では、重み付け関数の係数値は、信号
合成器54の出力に大体0〜0.5MHzの通過帯域をもつ低域
通過フイルタ応答特性を呈するように選ばれている。
信号合成器54の出力における濾波されたクロミナンス信
号列は、次に、カラー副搬送波周波数の2分の1の周波
数を有し位相を異にする信号を使用してサンプリングす
ることにより同時にサンプリング率を低下させられると
共に多重化状態から分解される。これは、サンプリング
信号1/2fsc(R−Y)と1/2fsc(B−Y)に応じてデマ
ルチプレクサ・スイツチ70によつて行なわれる。この1/
2fsc(R−Y)信号は第2図dに実線波形266として示
されており、1つおきのバースト周波数サイクルに(R
−Y)サンプルが発生する期間にこの濾波された信号列
をサンプルする。同様に、第2図eの実線波形268で示
された1/2fsc(B−Y)パルスは濾波された(B−Y)
サンプルの発生期間に濾波された信号列をサンプルす
る。こうしてデマルチプレクサ・スイツチ70は、信号の
値が1/2fscの率でスイツチされた、濾波分離された出力
信号(R−Y)′と(B−Y)′を生成する。この1/2f
scサンプリング率はNTSC方式においてナイキスト帯域幅
を0.895MHzとするが、これはカラー混合信号の0〜0.5M
Hzの通過帯域にとつて充分なものである。カラー副搬送
波周波数の2分の1で生ずるこの濾波された出力信号
は、フイルタのカツトオフ周波数が0.5MHzであるため
に、帯域外雑音およびエイリアシング(誤)成分を実質
的に含んでいないものとなる。
号列は、次に、カラー副搬送波周波数の2分の1の周波
数を有し位相を異にする信号を使用してサンプリングす
ることにより同時にサンプリング率を低下させられると
共に多重化状態から分解される。これは、サンプリング
信号1/2fsc(R−Y)と1/2fsc(B−Y)に応じてデマ
ルチプレクサ・スイツチ70によつて行なわれる。この1/
2fsc(R−Y)信号は第2図dに実線波形266として示
されており、1つおきのバースト周波数サイクルに(R
−Y)サンプルが発生する期間にこの濾波された信号列
をサンプルする。同様に、第2図eの実線波形268で示
された1/2fsc(B−Y)パルスは濾波された(B−Y)
サンプルの発生期間に濾波された信号列をサンプルす
る。こうしてデマルチプレクサ・スイツチ70は、信号の
値が1/2fscの率でスイツチされた、濾波分離された出力
信号(R−Y)′と(B−Y)′を生成する。この1/2f
scサンプリング率はNTSC方式においてナイキスト帯域幅
を0.895MHzとするが、これはカラー混合信号の0〜0.5M
Hzの通過帯域にとつて充分なものである。カラー副搬送
波周波数の2分の1で生ずるこの濾波された出力信号
は、フイルタのカツトオフ周波数が0.5MHzであるため
に、帯域外雑音およびエイリアシング(誤)成分を実質
的に含んでいないものとなる。
第1図のクロツク発生器22は第3図に示されるように構
成することができる。アナログ・ビデオ信号はバースト
・ゲート80に供給される。このゲートはバースト・ゲー
ト・キーイングパルスによりゲートされて、バースト信
号をピーク検波サンプルホールド回路82、比較器86およ
び4fscクロツク発生器回路88に供給する。4fscクロツク
発生器回路88は1981年8月31日付の米国特許出願第2975
56号「デジタル・カラーテレビジヨン信号復調器」(特
開昭58−46788号に対応)に示されているように構成で
きる。この4fscクロツク発生器回路88は第2図bに示す
如き4fscサンプリング信号を生成する。ピーク検波サン
プルホールド回路82は、バースト信号のピーク値にほゞ
等しい閾値レベルを生成し、このレベルは分圧器84の両
端間の電圧降下により第2図aに示す如き閾値レベルV
THを発生する。このVTHレベルは比較器86の第2入力に
印加される。4fscサンプリング信号は2ビツト計数器90
の信号入力に供給され、また比較器86の出力はこの計数
器90のセツト入力に結合されている。
成することができる。アナログ・ビデオ信号はバースト
・ゲート80に供給される。このゲートはバースト・ゲー
ト・キーイングパルスによりゲートされて、バースト信
号をピーク検波サンプルホールド回路82、比較器86およ
び4fscクロツク発生器回路88に供給する。4fscクロツク
発生器回路88は1981年8月31日付の米国特許出願第2975
56号「デジタル・カラーテレビジヨン信号復調器」(特
開昭58−46788号に対応)に示されているように構成で
きる。この4fscクロツク発生器回路88は第2図bに示す
如き4fscサンプリング信号を生成する。ピーク検波サン
プルホールド回路82は、バースト信号のピーク値にほゞ
等しい閾値レベルを生成し、このレベルは分圧器84の両
端間の電圧降下により第2図aに示す如き閾値レベルV
THを発生する。このVTHレベルは比較器86の第2入力に
印加される。4fscサンプリング信号は2ビツト計数器90
の信号入力に供給され、また比較器86の出力はこの計数
器90のセツト入力に結合されている。
2ビツト計数器90の“2"出力はインバータ102の入力とN
ORゲート94の1入力に結合され、また“1"出力はNORゲ
ート94の第2入力とANDゲート100の1つの入力に結合さ
れている。インバータ102の出力はANDゲート100の第2
入力に結合されている。
ORゲート94の1入力に結合され、また“1"出力はNORゲ
ート94の第2入力とANDゲート100の1つの入力に結合さ
れている。インバータ102の出力はANDゲート100の第2
入力に結合されている。
NORゲート94の出力はD形フリツプフロツプ96の“C"
(クロツク)入力とANDゲート98の1つの入力に結合さ
れ、フリツプフロツプ96の出力は自己の“D"(デー
タ)入力にまたQ出力はANDゲート98の第2入力に結合
されている。ANDゲート100の出力はフリツプフロツプ10
4のC入力とANDゲート106の1つの入力とに結合されて
いる。フリツプフロツプ104のQ出力はANDゲート106の
第2入力に結合され、また出力は自己のD入力に結合
されている。バースト・ゲート・キーイングパルスは、
フリツプフロツプ96と104の両リセツト入力に出力を結
合した単安定マルチバイブレータ108の入力に印加され
る。
(クロツク)入力とANDゲート98の1つの入力に結合さ
れ、フリツプフロツプ96の出力は自己の“D"(デー
タ)入力にまたQ出力はANDゲート98の第2入力に結合
されている。ANDゲート100の出力はフリツプフロツプ10
4のC入力とANDゲート106の1つの入力とに結合されて
いる。フリツプフロツプ104のQ出力はANDゲート106の
第2入力に結合され、また出力は自己のD入力に結合
されている。バースト・ゲート・キーイングパルスは、
フリツプフロツプ96と104の両リセツト入力に出力を結
合した単安定マルチバイブレータ108の入力に印加され
る。
動作時、2ビツト計数器90は4fscサンプリング信号のパ
ルスを計数する。計数器90の計数作用は各バースト期間
中比較器86によつて同期される。比較器86は、第2図b
の期間t1〜t2の間にこの比較器の負入力におけるバース
ト信号260が閾値レベルVTHを越えると、各バースト信号
のサイクル中出力パルスを発生する。この比較器の出力
パルスはこの期間中計数器90をセツト状態に保ち、その
ためこの期間計数器の出力は3である。時点t2後、計数
器90は第2図bのパルス(R-Y)2の前縁で計数を再開す
る。こうして計数器90は同期化されて、第2図bの波形
262の下に付した計数値で示されるように、(B−Y)
サンプルごとに計数値1を、−(R−Y)サンプルごと
に計数値2を、−(B−Y)サンプルごとに計数値3
を、(R−Y)サンプルごとに計数値0を発生する。
ルスを計数する。計数器90の計数作用は各バースト期間
中比較器86によつて同期される。比較器86は、第2図b
の期間t1〜t2の間にこの比較器の負入力におけるバース
ト信号260が閾値レベルVTHを越えると、各バースト信号
のサイクル中出力パルスを発生する。この比較器の出力
パルスはこの期間中計数器90をセツト状態に保ち、その
ためこの期間計数器の出力は3である。時点t2後、計数
器90は第2図bのパルス(R-Y)2の前縁で計数を再開す
る。こうして計数器90は同期化されて、第2図bの波形
262の下に付した計数値で示されるように、(B−Y)
サンプルごとに計数値1を、−(R−Y)サンプルごと
に計数値2を、−(B−Y)サンプルごとに計数値3
を、(R−Y)サンプルごとに計数値0を発生する。
計数器90がこの順序に動作すると、この計数器の“2"出
力は第2図cの波形264で示される出力信号を発生す
る。この信号は、信号マルチプレクサ40が必要とするfs
cサンプリング信号である。NORゲート94はこの計数器の
出力信号を受入れて各“0"計数値の間“高”信号を生成
する。NORゲート94の出力信号はフリツプ・フロツプ96
を交互にセツトおよびリセツトし、フリツプ・フロツプ
96はカラー・バースト信号の交互のサイクル期間中AND
ゲート98を交互に付勢および除勢する。フリツプ・フロ
ツプ96と104は、各バースト・ゲート期間の初めに単安
定マルチバイブレータ108から供給されるリセツトパル
スで同期化される。これによつて、両フリツプ・フロツ
プはバーストの最初のサイクルとその後バーストの1つ
おきのサイクルの期間中セツトされる。こうして、AND
ゲート98は計数器90の交互の0計数値の期間中出力パル
スを発生する。ANDゲート98の出力信号はデマルチプレ
クサ・スイツチ70に必要とする1/2fsc(R−Y)信号で
第2図dの如き波形を有し、その前縁が実線パルスの前
縁の時点で発生し後縁が破線267で示すように生ずる。
力は第2図cの波形264で示される出力信号を発生す
る。この信号は、信号マルチプレクサ40が必要とするfs
cサンプリング信号である。NORゲート94はこの計数器の
出力信号を受入れて各“0"計数値の間“高”信号を生成
する。NORゲート94の出力信号はフリツプ・フロツプ96
を交互にセツトおよびリセツトし、フリツプ・フロツプ
96はカラー・バースト信号の交互のサイクル期間中AND
ゲート98を交互に付勢および除勢する。フリツプ・フロ
ツプ96と104は、各バースト・ゲート期間の初めに単安
定マルチバイブレータ108から供給されるリセツトパル
スで同期化される。これによつて、両フリツプ・フロツ
プはバーストの最初のサイクルとその後バーストの1つ
おきのサイクルの期間中セツトされる。こうして、AND
ゲート98は計数器90の交互の0計数値の期間中出力パル
スを発生する。ANDゲート98の出力信号はデマルチプレ
クサ・スイツチ70に必要とする1/2fsc(R−Y)信号で
第2図dの如き波形を有し、その前縁が実線パルスの前
縁の時点で発生し後縁が破線267で示すように生ずる。
同様に、ANDゲート100は計数器90の各“1"計数値の期間
にパルスを発生する。このパルス群はANDゲート106がフ
リツプ・フロツプ104で付勢されたとき、1つおきにこ
のANDゲート106を通過する。ANDゲート106の出力信号は
デマルチプレクサ・スイツチ70用に必要な1/2fsc(B−
Y)信号で、その前縁が第2図eの実線パルス268の前
縁ごとに生じ、後縁は破線の後縁269で示されるように
生ずる。
にパルスを発生する。このパルス群はANDゲート106がフ
リツプ・フロツプ104で付勢されたとき、1つおきにこ
のANDゲート106を通過する。ANDゲート106の出力信号は
デマルチプレクサ・スイツチ70用に必要な1/2fsc(B−
Y)信号で、その前縁が第2図eの実線パルス268の前
縁ごとに生じ、後縁は破線の後縁269で示されるように
生ずる。
第1図の信号マルチプレクサ40は第4図に示すように構
成できる。第4図の構成は4ビツト信号用に作つたもの
であるが、それよりも長いビツト長を持つデジタル語用
に容易に拡張可能である。
成できる。第4図の構成は4ビツト信号用に作つたもの
であるが、それよりも長いビツト長を持つデジタル語用
に容易に拡張可能である。
第4図において、クロミナンス信号・ピーキング回路34
によつて生成されたデジタル・クロミナンス信号のビツ
トは並列的に排他的ORゲート110、112、114および116の
入力に供給される。4ビツト語のこの例においては、最
下位ビツトb0は排他的ORゲート116の入力に供給され、
ビツトb1とb2は排他的ORゲート114と112に印加され、最
上位ビツトb3は排他的ORゲート110に供給される。各排
他的ORゲートの出力は加算器140の入力A0、A1、A2およ
びA3に印加される。これら排他的ORゲート110、112、11
4および116はまたfsc信号を受入れるように結合されて
おり、この信号は加算器140の入力B0にも供給される。
残つた“B"入力B1、B2およびB3は論理“0"信号レベルを
受入れるように結合されている。この信号マルチプレク
サの出力は加算器の出力Σ0、Σ1、Σ2およびΣ3に生成
される。
によつて生成されたデジタル・クロミナンス信号のビツ
トは並列的に排他的ORゲート110、112、114および116の
入力に供給される。4ビツト語のこの例においては、最
下位ビツトb0は排他的ORゲート116の入力に供給され、
ビツトb1とb2は排他的ORゲート114と112に印加され、最
上位ビツトb3は排他的ORゲート110に供給される。各排
他的ORゲートの出力は加算器140の入力A0、A1、A2およ
びA3に印加される。これら排他的ORゲート110、112、11
4および116はまたfsc信号を受入れるように結合されて
おり、この信号は加算器140の入力B0にも供給される。
残つた“B"入力B1、B2およびB3は論理“0"信号レベルを
受入れるように結合されている。この信号マルチプレク
サの出力は加算器の出力Σ0、Σ1、Σ2およびΣ3に生成
される。
動作時、第2図bとcに示されるように正のクロミナン
ス信号サンプル(R−Y)と(B−Y)が生じている間
にfsc信号264が低であると、これらの信号サンプルは反
転されずに加算器140に通されそこで加算器の“B"入力
における値0000と加算される。こうして加算器の出力に
生じた信号サンプルはこのマルチプレクサへの入力信号
と同じ値を持つている。
ス信号サンプル(R−Y)と(B−Y)が生じている間
にfsc信号264が低であると、これらの信号サンプルは反
転されずに加算器140に通されそこで加算器の“B"入力
における値0000と加算される。こうして加算器の出力に
生じた信号サンプルはこのマルチプレクサへの入力信号
と同じ値を持つている。
負のクロミナンス信号サンプル−(R−Y)と−(B−
Y)が生じている期間中は、fsc信号の高状態によつて
排他的ORゲート110、112、114および116は印加されたク
ロミナンス信号サンプルのビツト値を反転させる。この
入力信号サンプルは次に反転された形で加算器140の
“A"入力に印加され、そこで“B"入力における0001なる
値と加算される。これによつて加算器は、入力信号の2
の補数化信号を生成し、すなわち負のクロミナンス信号
サンプルを正の信号サンプルに変換する。
Y)が生じている期間中は、fsc信号の高状態によつて
排他的ORゲート110、112、114および116は印加されたク
ロミナンス信号サンプルのビツト値を反転させる。この
入力信号サンプルは次に反転された形で加算器140の
“A"入力に印加され、そこで“B"入力における0001なる
値と加算される。これによつて加算器は、入力信号の2
の補数化信号を生成し、すなわち負のクロミナンス信号
サンプルを正の信号サンプルに変換する。
第4図の加算器140のこの機能は値1の最下位ビツトを
反転されたクロミナンス信号サンプルに加えることであ
る点に注意されたい。第4図の装置は、若し希望するな
ら、加算器を省略して排他的ORゲートの出力信号を直接
デジタル・フイルタ50に印加するようにして、簡略化す
ることもできる。しかしこのようにすると、反転された
信号サンプルの各対期間中にマルチプレクサ40の出力信
号中に1ビツトの誤りが生じる。しかし、この誤りは副
搬送波周波数である反転信号サンプルの周波数で繰返す
ので、副搬送波周波数以下を遮断する通過帯域を持つデ
ジタル・フイルタによつて具合よく除去することができ
る。
反転されたクロミナンス信号サンプルに加えることであ
る点に注意されたい。第4図の装置は、若し希望するな
ら、加算器を省略して排他的ORゲートの出力信号を直接
デジタル・フイルタ50に印加するようにして、簡略化す
ることもできる。しかしこのようにすると、反転された
信号サンプルの各対期間中にマルチプレクサ40の出力信
号中に1ビツトの誤りが生じる。しかし、この誤りは副
搬送波周波数である反転信号サンプルの周波数で繰返す
ので、副搬送波周波数以下を遮断する通過帯域を持つデ
ジタル・フイルタによつて具合よく除去することができ
る。
デマルチプレクサ・スイツチ70は第5図に示されるよう
に構成することができる。D形フリツプ・フロツプ72と
74の各D入力には信号合成器54の出力が並列に結合され
ている。フリツプ・フロツプ72はそのC入力へ供給され
る1/2fsc(B−Y)信号でクロツク制御され、フリツプ
・フロツプ74はそのC入力への1/2fsc(R−Y)信号で
クロツク制御される。これらフリツプ・フロツプのQ出
力にはそれぞれ濾波分離された信号(B−Y)′と(R
−Y)′とが発生する。信号合成器54の出力信号は8ビ
ツトのデジタル語より成る場合には、各フリツプ・フロ
ツプは8倍に増やされ、各出力に8ビツトのラツチを形
成する。後段での信号処理のためにこの復調され濾波さ
れた信号を単一列に保持しておくことが必要であれば、
たゞ1つの8ビツト・ラツトだけを使用する。このラツ
チは、AND処理された信号1/2fsc(B−Y)と1/2fsc
(R−Y)によつてクロツク制御される。その様な構成
の場合には、サンプリング信号の一方の位相を変えて、
濾波された信号が第2図dとeに示されるように同じバ
ースト・サイクルでなく交互のバースト・サイクルでサ
ンプルされるようにすることが望ましい。
に構成することができる。D形フリツプ・フロツプ72と
74の各D入力には信号合成器54の出力が並列に結合され
ている。フリツプ・フロツプ72はそのC入力へ供給され
る1/2fsc(B−Y)信号でクロツク制御され、フリツプ
・フロツプ74はそのC入力への1/2fsc(R−Y)信号で
クロツク制御される。これらフリツプ・フロツプのQ出
力にはそれぞれ濾波分離された信号(B−Y)′と(R
−Y)′とが発生する。信号合成器54の出力信号は8ビ
ツトのデジタル語より成る場合には、各フリツプ・フロ
ツプは8倍に増やされ、各出力に8ビツトのラツチを形
成する。後段での信号処理のためにこの復調され濾波さ
れた信号を単一列に保持しておくことが必要であれば、
たゞ1つの8ビツト・ラツトだけを使用する。このラツ
チは、AND処理された信号1/2fsc(B−Y)と1/2fsc
(R−Y)によつてクロツク制御される。その様な構成
の場合には、サンプリング信号の一方の位相を変えて、
濾波された信号が第2図dとeに示されるように同じバ
ースト・サイクルでなく交互のバースト・サイクルでサ
ンプルされるようにすることが望ましい。
この発明の原理によつて構成した第2のフイルタ・分離
装置が第6図に示されている。第6図において、第1図
のマルチプレクサ・スイツチ44の出力はシフトレジスタ
152の第1段T1の入力に結合されている。このシフトレ
ジスタは4fscIQサンプリング信号によつてクロツク制御
される。偶数番目の段T2、T4、T6、T8、T10およびT12にはタ
ツプが設けられていて、それぞれ重み付け関数回路17
2、173、174、175、176および177に結合されている。第
1段T1の入力は重み付け関数回路171に結合され、上記
重み付け関数回路170の各出力は信号合成器156の入力に
結合され、合成器156の出力はデマルチプレクサ・スイ
ツチ180の入力に結合されている。デマルチプレクサ・
スイツチ180はサンプリング信号fscIによつてクロツク
制御される。
装置が第6図に示されている。第6図において、第1図
のマルチプレクサ・スイツチ44の出力はシフトレジスタ
152の第1段T1の入力に結合されている。このシフトレ
ジスタは4fscIQサンプリング信号によつてクロツク制御
される。偶数番目の段T2、T4、T6、T8、T10およびT12にはタ
ツプが設けられていて、それぞれ重み付け関数回路17
2、173、174、175、176および177に結合されている。第
1段T1の入力は重み付け関数回路171に結合され、上記
重み付け関数回路170の各出力は信号合成器156の入力に
結合され、合成器156の出力はデマルチプレクサ・スイ
ツチ180の入力に結合されている。デマルチプレクサ・
スイツチ180はサンプリング信号fscIによつてクロツク
制御される。
シフトレジスタの偶数番段T2、T4、T6、T8およびT10の出力
タツプは重み付け関数回路161、162、163、164および16
5の入力にそれぞれ結合されている。これらの重み付け
関数回路160の出力は信号合成器154の入力に結合され、
この合成器154の出力は、サンプリング信号1/2fscQでク
ロツク制御されるデマルチプレクサ・スイツチ190の入
力に結合されている。
タツプは重み付け関数回路161、162、163、164および16
5の入力にそれぞれ結合されている。これらの重み付け
関数回路160の出力は信号合成器154の入力に結合され、
この合成器154の出力は、サンプリング信号1/2fscQでク
ロツク制御されるデマルチプレクサ・スイツチ190の入
力に結合されている。
第6図の装置の動作は第7図の波形を参照すれば理解し
やすい。第7図aの波形270は、アナログ・ビデオ信号
のカラー・バースト信号成分と位相および周波数が同期
した信号を表わしている。このアナログ・ビデオ信号
は、カラー・バースト信号のI軸と位相の合つた4fscI.
Q.サンプリング信号でビデオ信号をサンプリングするこ
とによつて、デジタル的に符号化される。それによつ
て、分離されたクロミナンス信号サンプルは第7図bの
波形274で示されるようにI、Q、−I、−Qの順に生
成される。次いで信号マルチプレクサ40が負の信号サン
プルを反転してI、Q、I、Qの形をとる正のサンプル
列を生成する。この信号マルチプレクサも第7図cの波
形276で示されるfscサンプリング信号で制御される。こ
の正のサンプル列のIサンプルとQサンプルは2fscの率
で繰返す。
やすい。第7図aの波形270は、アナログ・ビデオ信号
のカラー・バースト信号成分と位相および周波数が同期
した信号を表わしている。このアナログ・ビデオ信号
は、カラー・バースト信号のI軸と位相の合つた4fscI.
Q.サンプリング信号でビデオ信号をサンプリングするこ
とによつて、デジタル的に符号化される。それによつ
て、分離されたクロミナンス信号サンプルは第7図bの
波形274で示されるようにI、Q、−I、−Qの順に生
成される。次いで信号マルチプレクサ40が負の信号サン
プルを反転してI、Q、I、Qの形をとる正のサンプル
列を生成する。この信号マルチプレクサも第7図cの波
形276で示されるfscサンプリング信号で制御される。こ
の正のサンプル列のIサンプルとQサンプルは2fscの率
で繰返す。
I、Qクロミナンス信号サンプル列は4fscI.Q信号によ
つてシフトレジスタ152中へ送込まれシフトされる。こ
のシフトレジスタは、連続するシフト動作の後に交番状
態をとり、すなわち偶数番の段にI信号サンプルが記憶
されるか、またはQ信号サンプルが記憶された状態にな
る。第1の状態では、I信号が重み付け関数回路171の
入力に供給されて段T2、T4、T6、T8、T10およびT12に存在す
るI信号はタツプから取出されて、それぞれ重み付け関
数回路172、173、174、175、176および177に印加され
る。重み付け関数回路170で生成されたタツプ抽出され
た重み付けをされた信号は信号合成器156で合成されて
濾波されたI信号I′となる。回路170の重み付け関数
の係数の値は、信号合成器156の出力が約0〜1.5MHzの
通過帯域を持つ低域通過フイルタ応答特性を呈するよう
に選定される。信号合成器156の出力におけるこの濾波
されたI信号は、ナイキストの法則に従つてNTSC方式で
は1.79MHzの帯域幅を持たすような、カラー副搬送波周
波数のサンプリング信号fscIでサンプルされる。fscIサ
ンプリング信号はデマルチプレクサ・スイツチ180に印
加され、このスイツチ180は第7図dに示すような
I1′、I3′、I5′……なる形の出力信号列を生成する。
つてシフトレジスタ152中へ送込まれシフトされる。こ
のシフトレジスタは、連続するシフト動作の後に交番状
態をとり、すなわち偶数番の段にI信号サンプルが記憶
されるか、またはQ信号サンプルが記憶された状態にな
る。第1の状態では、I信号が重み付け関数回路171の
入力に供給されて段T2、T4、T6、T8、T10およびT12に存在す
るI信号はタツプから取出されて、それぞれ重み付け関
数回路172、173、174、175、176および177に印加され
る。重み付け関数回路170で生成されたタツプ抽出され
た重み付けをされた信号は信号合成器156で合成されて
濾波されたI信号I′となる。回路170の重み付け関数
の係数の値は、信号合成器156の出力が約0〜1.5MHzの
通過帯域を持つ低域通過フイルタ応答特性を呈するよう
に選定される。信号合成器156の出力におけるこの濾波
されたI信号は、ナイキストの法則に従つてNTSC方式で
は1.79MHzの帯域幅を持たすような、カラー副搬送波周
波数のサンプリング信号fscIでサンプルされる。fscIサ
ンプリング信号はデマルチプレクサ・スイツチ180に印
加され、このスイツチ180は第7図dに示すような
I1′、I3′、I5′……なる形の出力信号列を生成する。
第2の状態の期間には、Q信号サンプルが偶数番の段に
シフト入力される。Q信号サンプルは段T2、T4、T6、T8お
よびT10からタツプにより取出されてそれぞれ重み付け
関数回路161、162、163、164および165に印加される。
重み付け関数回路160の各出力におけるタツプ抽出され
重み付けされたQ信号サンプルは信号合成器154で合成
されて濾波されたQ信号Q′となる。回路160の重み付
け関数の係数値は、信号合成器154の出力に約0〜0.5MH
zの通過帯域を持つ低域通過フイルタ応答特性を与える
ように選ばれる。信号合成器154の出力における濾波さ
れたQ信号はカラー副搬送波周波数の2分の1のサンプ
リング信号1/2fscQでサンプルされる。このサンプリン
グ信号は、NTSC方式でナイキストの帯域幅を0.895MHzと
する。この1/2fscQサンプリング信号はデマルチプレク
サ・スイツチ190を制御し、このスイツチは第7図eに
示されるようなQ1′、Q5′、Q9′……の形をとる出力信
号列を発生する。こうして第6図の装置は帯域外雑音を
減衰させて、帯域幅を異にするIおよびQカラー混合信
号を復調する。
シフト入力される。Q信号サンプルは段T2、T4、T6、T8お
よびT10からタツプにより取出されてそれぞれ重み付け
関数回路161、162、163、164および165に印加される。
重み付け関数回路160の各出力におけるタツプ抽出され
重み付けされたQ信号サンプルは信号合成器154で合成
されて濾波されたQ信号Q′となる。回路160の重み付
け関数の係数値は、信号合成器154の出力に約0〜0.5MH
zの通過帯域を持つ低域通過フイルタ応答特性を与える
ように選ばれる。信号合成器154の出力における濾波さ
れたQ信号はカラー副搬送波周波数の2分の1のサンプ
リング信号1/2fscQでサンプルされる。このサンプリン
グ信号は、NTSC方式でナイキストの帯域幅を0.895MHzと
する。この1/2fscQサンプリング信号はデマルチプレク
サ・スイツチ190を制御し、このスイツチは第7図eに
示されるようなQ1′、Q5′、Q9′……の形をとる出力信
号列を発生する。こうして第6図の装置は帯域外雑音を
減衰させて、帯域幅を異にするIおよびQカラー混合信
号を復調する。
更に、第1図と第6図の実施例は、共に濾波され分離さ
れるカラー混合信号の時間的に交互に並べた信号の性質
を利用することにより、1個のフイルタ・シフトレジス
タしか必要としない。このフイルタは、カラー混合信号
の各形の2つのサンプルをカラー副搬送波サイクルごと
にこのフイルタ中にクロツク入力させることにより、良
好なS/N比を呈する。
れるカラー混合信号の時間的に交互に並べた信号の性質
を利用することにより、1個のフイルタ・シフトレジス
タしか必要としない。このフイルタは、カラー混合信号
の各形の2つのサンプルをカラー副搬送波サイクルごと
にこのフイルタ中にクロツク入力させることにより、良
好なS/N比を呈する。
第6図の装置は、第4図のマルチプレクサの原理に従つ
て構成した信号マルチプレクサ40と組合わせて動作す
る。デマルチプレクサ・スイツチ190と180は、どちらも
第5図に示された2重ラツチレジスタの代りに単一ラツ
チレジスタで構成できる。しかし第3図のクロツク発生
器は、第8図の構成で示されるように、IおよびQの濾
波と分離に幾分変形を必要とする。第3図中の素子が第
8図にも使用されており、それぞれ同一参照符号を付け
て示されている。
て構成した信号マルチプレクサ40と組合わせて動作す
る。デマルチプレクサ・スイツチ190と180は、どちらも
第5図に示された2重ラツチレジスタの代りに単一ラツ
チレジスタで構成できる。しかし第3図のクロツク発生
器は、第8図の構成で示されるように、IおよびQの濾
波と分離に幾分変形を必要とする。第3図中の素子が第
8図にも使用されており、それぞれ同一参照符号を付け
て示されている。
第8図において、バースト・ゲート80、ピーク検波器サ
ンプル−ホールド回路82、単安定マルチバイブレータ10
8および分圧器84は、第3図で説明したのと同様に構成
され、動作する。第8図のクロツク発生器188はバース
ト信号に応動して、4fscのサンプリング率信号4fscI.Q
を発生するがこの信号の位相はバースト信号のI軸に一
致している。クロツク発生器188は前述の米国特許出願
第297556号に記載されているように構成することができ
る。この4fscI.Qサンプリング信号は2ビツト計数器90
の信号入力に印加される。比較器86の出力は、キヤパシ
タ181とダイオード184の直列回路を通して計数器90のセ
ツト入力に結合されている。分圧器182はこのキヤパシ
タ181とダイオード184の接続点に或るDCバイアスを供給
する。
ンプル−ホールド回路82、単安定マルチバイブレータ10
8および分圧器84は、第3図で説明したのと同様に構成
され、動作する。第8図のクロツク発生器188はバース
ト信号に応動して、4fscのサンプリング率信号4fscI.Q
を発生するがこの信号の位相はバースト信号のI軸に一
致している。クロツク発生器188は前述の米国特許出願
第297556号に記載されているように構成することができ
る。この4fscI.Qサンプリング信号は2ビツト計数器90
の信号入力に印加される。比較器86の出力は、キヤパシ
タ181とダイオード184の直列回路を通して計数器90のセ
ツト入力に結合されている。分圧器182はこのキヤパシ
タ181とダイオード184の接続点に或るDCバイアスを供給
する。
計数器90の“1"および“2"出力は排他的NORゲート192の
入力に結合されている。この“2"出力は、また、ANDゲ
ート194の入力と反転器102の入力とにも結合されてい
る。計数器90の“1"出力は反転器196の入力とANDゲート
100の入力とに結合されている。反転器196の出力はAND
ゲート194の第2入力に結合され、反転器102の出力はAN
Dゲート100の第2入力に結合されている。D型フリツプ
・フロツプ96とANDゲート98は、ANDゲート194の出力に
結合されているが、そうでない場合は第3図に示される
ように結合される。
入力に結合されている。この“2"出力は、また、ANDゲ
ート194の入力と反転器102の入力とにも結合されてい
る。計数器90の“1"出力は反転器196の入力とANDゲート
100の入力とに結合されている。反転器196の出力はAND
ゲート194の第2入力に結合され、反転器102の出力はAN
Dゲート100の第2入力に結合されている。D型フリツプ
・フロツプ96とANDゲート98は、ANDゲート194の出力に
結合されているが、そうでない場合は第3図に示される
ように結合される。
動作時、計数器90はクロツク発生器188から供給される4
fscI.Qのパルスを計数する。比較器の出力信号はカラー
・バースト期間中もう1度この計数器を同期化する。第
7図aの時点t1で示されるようにバースト信号が閾値レ
ベルVTHを超えると、比較器86の出力信号は正になり時
点t2までその状態を保つている。閾値レベルVTHは、バ
ースト信号が327°のQ軸位相に到達する以前に、たと
えば315°の位相でt1が生ずるように調整される。比較
器86によつて生成された正のパルスはキヤパシタ181に
より微分されて、第8図に示されたように時点t1に短い
正向きのパルスを、時点t2に短い負向きのパルスを生成
する。この正向きのパルスはダイオード184によつて計
数器90のセツト入力に結合されて時点t1にこの計数器を
セツトする。このダイオードはまた負向きのパルスをク
リツプして計数器90に入力しないようにする。従つて、
計数器90は、第7図bのIパルスを1、Qパルスを2、
−Iパルスを3、−Qパルスを0として計数するように
同期化される。
fscI.Qのパルスを計数する。比較器の出力信号はカラー
・バースト期間中もう1度この計数器を同期化する。第
7図aの時点t1で示されるようにバースト信号が閾値レ
ベルVTHを超えると、比較器86の出力信号は正になり時
点t2までその状態を保つている。閾値レベルVTHは、バ
ースト信号が327°のQ軸位相に到達する以前に、たと
えば315°の位相でt1が生ずるように調整される。比較
器86によつて生成された正のパルスはキヤパシタ181に
より微分されて、第8図に示されたように時点t1に短い
正向きのパルスを、時点t2に短い負向きのパルスを生成
する。この正向きのパルスはダイオード184によつて計
数器90のセツト入力に結合されて時点t1にこの計数器を
セツトする。このダイオードはまた負向きのパルスをク
リツプして計数器90に入力しないようにする。従つて、
計数器90は、第7図bのIパルスを1、Qパルスを2、
−Iパルスを3、−Qパルスを0として計数するように
同期化される。
計数器90がこの様に同期化されると、ゲート192による
計数器出力の排他的NOR作用により、信号マルチプレク
サ40用の第7図cの波形276で示されるような所望のfsc
信号を発生する。ANDゲート100は各バースト・サイクル
の計数値1のときにパルスを発生し、このパルスは所要
のfscIサンプリング信号に相当する。ANDゲート100の出
力は、第7図dの実線パルス277の前縁に一致して高状
態となり、また破線変化278で示されるように低状態と
なる。ANDゲート194は各バースト・サイクルの計数値2
の期間中1つの出力パルスを発生する。これらのパルス
の1つおきのものがANDゲート98の出力に生成され、そ
の前縁は第7図eの実線パルス279の前縁に一致し、後
縁は破線280で表わされるものとなる。ANDゲート98によ
つて生成されるこの信号は1/2fscQサンプリング信号で
ある。
計数器出力の排他的NOR作用により、信号マルチプレク
サ40用の第7図cの波形276で示されるような所望のfsc
信号を発生する。ANDゲート100は各バースト・サイクル
の計数値1のときにパルスを発生し、このパルスは所要
のfscIサンプリング信号に相当する。ANDゲート100の出
力は、第7図dの実線パルス277の前縁に一致して高状
態となり、また破線変化278で示されるように低状態と
なる。ANDゲート194は各バースト・サイクルの計数値2
の期間中1つの出力パルスを発生する。これらのパルス
の1つおきのものがANDゲート98の出力に生成され、そ
の前縁は第7図eの実線パルス279の前縁に一致し、後
縁は破線280で表わされるものとなる。ANDゲート98によ
つて生成されるこの信号は1/2fscQサンプリング信号で
ある。
この発明によれば、低いサンプリング率で繰り返えすけ
れども帯域外雑音成分に起因するエイリアス成分による
汚染のない、濾波され分離されたベースバンドのデジタ
ル・カラー信号サンプルを生成できる優れた装置を提供
することができる。しかも、多重化されたベースバンド
のデジタル・カラー信号を濾波するために、多重化され
ている各信号に共通に単一の、シフトレジスタ構成をと
るデジタル低域通過フィルタを使用することによって、
全体的な回路構成を簡単化できるという利点も得られ
る。
れども帯域外雑音成分に起因するエイリアス成分による
汚染のない、濾波され分離されたベースバンドのデジタ
ル・カラー信号サンプルを生成できる優れた装置を提供
することができる。しかも、多重化されたベースバンド
のデジタル・カラー信号を濾波するために、多重化され
ている各信号に共通に単一の、シフトレジスタ構成をと
るデジタル低域通過フィルタを使用することによって、
全体的な回路構成を簡単化できるという利点も得られ
る。
第1図はこの発明の原理に従つて構成された濾波分離装
置を具えたテレビジヨン受像機の一部を示すブロツク
図、第2図は第1図の構成の動作説明のための波形図、
第3図は第1図の構成に用いるに適したクロツク信号発
生器の構造を示すブロツク図、第4図は第1図の構成に
用いるに適した信号マルチプレクサの構造を示すブロツ
ク図、第5図は第1図の構成における出力スイツチの詳
細構造を示すブロツク図、第6図はこの発明の原理に従
つて構成された濾波分離装置のまた別の実施例構造を示
すブロツク図、第7図は第6図の構成の動作説明に用い
る波形図、第8図は第6図の構成に用いるに適したクロ
ツク信号発生器の構造を示すブロツク図である。 10〜34…デジタル・クロミナンス信号源を構成する、ア
ンテナ、チユーナ、中間周波数回路、ビデオ検波器、A/
D変換器、クロツク発生器、デジタルくし形フイルタ、
クロミナンス信号増幅器およびデジタル・クロミナンス
信号ピーキング回路、40…ベースバンド・デジタルカラ
ー信号生成手段を構成する信号マルチプレクサ、50…デ
ジタル・フイルタを構成する直列シフトレジスタ、重み
付け関数回路、70…濾波分離されたデジタル・カラー信
号生成手段を構成するデマルチプレクサ・スイツチ。
置を具えたテレビジヨン受像機の一部を示すブロツク
図、第2図は第1図の構成の動作説明のための波形図、
第3図は第1図の構成に用いるに適したクロツク信号発
生器の構造を示すブロツク図、第4図は第1図の構成に
用いるに適した信号マルチプレクサの構造を示すブロツ
ク図、第5図は第1図の構成における出力スイツチの詳
細構造を示すブロツク図、第6図はこの発明の原理に従
つて構成された濾波分離装置のまた別の実施例構造を示
すブロツク図、第7図は第6図の構成の動作説明に用い
る波形図、第8図は第6図の構成に用いるに適したクロ
ツク信号発生器の構造を示すブロツク図である。 10〜34…デジタル・クロミナンス信号源を構成する、ア
ンテナ、チユーナ、中間周波数回路、ビデオ検波器、A/
D変換器、クロツク発生器、デジタルくし形フイルタ、
クロミナンス信号増幅器およびデジタル・クロミナンス
信号ピーキング回路、40…ベースバンド・デジタルカラ
ー信号生成手段を構成する信号マルチプレクサ、50…デ
ジタル・フイルタを構成する直列シフトレジスタ、重み
付け関数回路、70…濾波分離されたデジタル・カラー信
号生成手段を構成するデマルチプレクサ・スイツチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−81028(JP,A) 特開 昭52−86722(JP,A) 電気通信学会編「ディジタル信号処理」 第8版昭和55年8月 株式会社コロナ社発 行P.86〜93
Claims (1)
- 【請求項1】位相と周波数が変調されたデジタル・クロ
ミナンス信号の信号源に結合された入力と、出力と、を
有し、第1の色を表わすベースバンド・デジタル・カラ
ー信号のサンプルと、このサンプルと時間的に交互に並
んでいる第2の色を表わすベースバンド・デジタル・カ
ラー信号のサンプルとより成るベースバンド・デジタル
・カラー信号出力を生成する信号生成手段と、 上記第1の色を表わすベースバンド・デジタル・カラー
信号のサンプルと、このサンプルと時間的に交互に並ん
でいる第2の色を表わすベースバンド・デジタル・カラ
ー信号のサンプルとを受入れるように結合された入力を
有し、濾波された出力を上記両ベースバンド・デジタル
・カラー信号の所望帯域内の周波数に制限する低域通過
特性を呈する低域通過デジタル・フィルタと、 上記低域通過デジタル・フィルタの出力に結合されてい
て、第1の出力端子と第2の出力端子とを有し、濾波さ
れた第1の色を表わすベースバンド・デジタル・カラー
信号のみを上記第1の出力端子に供給し、かつ濾波され
た第2の色を表わすベースバンド・デジタル・カラー信
号のみを上記第2の出力端子に供給する分離手段と、 を具備する、位相と周波数が変調されたデジタル・クロ
ミナンス信号の信号源を有するテレビジョン信号受信機
における、上記デジタル・クロミナンス信号から、濾波
された第1の色を表わすベースバンド・デジタル・カラ
ー信号と濾波された第2の色を表わすベースバンド・デ
ジタル・カラー信号とより成る別々のカラー信号出力を
生成するデジタル・カラー信号生成装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US319459 | 1981-11-09 | ||
US06/319,459 US4502074A (en) | 1981-11-09 | 1981-11-09 | Digital television signal processing system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888989A JPS5888989A (ja) | 1983-05-27 |
JPH0714218B2 true JPH0714218B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=23242328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57197417A Expired - Lifetime JPH0714218B2 (ja) | 1981-11-09 | 1982-11-09 | デジタル・カラー信号生成装置 |
Country Status (21)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4502074A (ja) |
JP (1) | JPH0714218B2 (ja) |
KR (1) | KR910002610B1 (ja) |
AT (1) | AT392381B (ja) |
AU (1) | AU9016982A (ja) |
BE (1) | BE894962A (ja) |
CA (1) | CA1195769A (ja) |
DD (1) | DD206039A5 (ja) |
DE (1) | DE3241411C3 (ja) |
DK (1) | DK497482A (ja) |
ES (1) | ES8309053A1 (ja) |
FI (1) | FI75711C (ja) |
FR (1) | FR2516333B1 (ja) |
GB (1) | GB2110047B (ja) |
HK (1) | HK73989A (ja) |
IT (1) | IT1163018B (ja) |
NL (1) | NL8204322A (ja) |
PL (1) | PL238943A1 (ja) |
PT (1) | PT75797B (ja) |
SE (1) | SE8206241L (ja) |
ZA (1) | ZA828175B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8204936A (nl) * | 1982-12-22 | 1984-07-16 | Philips Nv | Demodulatieschakeling voor een gedigitaliseerd chrominantiesignaal. |
JPS60127893A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-08 | Sony Corp | カラ−テレビジヨン信号伝送方式 |
FR2565054B1 (fr) * | 1984-05-24 | 1986-08-29 | Thomson Csf | Dispositif numerique pour filtrer et sous-echantillonner deux signaux de difference de couleur |
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