JPS6345154B2 - - Google Patents
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- JPS6345154B2 JPS6345154B2 JP57151644A JP15164482A JPS6345154B2 JP S6345154 B2 JPS6345154 B2 JP S6345154B2 JP 57151644 A JP57151644 A JP 57151644A JP 15164482 A JP15164482 A JP 15164482A JP S6345154 B2 JPS6345154 B2 JP S6345154B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- output
- digital
- adder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<発明の目的>
この発明は、検波されたビデオ信号がデジタル
回路によつて処理されるテレビジヨン受像機に関
するものであり、さらに詳しく言えば復調された
カラー信号の濾波を行なうデジタル・カラー信号
復調器に関するものである。
回路によつて処理されるテレビジヨン受像機に関
するものであり、さらに詳しく言えば復調された
カラー信号の濾波を行なうデジタル・カラー信号
復調器に関するものである。
<発明の背景>
帯域幅、動作速度、複雑さ等に関する理由か
ら、テレビジヨン信号処理回路は通常アナログ形
式で構成されている。しかしながら、最近ではア
ナログ―デジタル変換速度の向上、大規模集積回
路技術の進歩によつてデジタル技術を使用したテ
レビジヨン回路の実現が可能になつた。必要な帯
域幅の関係から、テレビジヨンの中間周波回路は
今でもアナログ形式の構造に制限されているが、
ベースバンドのビデオ信号の処理にはデジタル技
術を使用することができる。
ら、テレビジヨン信号処理回路は通常アナログ形
式で構成されている。しかしながら、最近ではア
ナログ―デジタル変換速度の向上、大規模集積回
路技術の進歩によつてデジタル技術を使用したテ
レビジヨン回路の実現が可能になつた。必要な帯
域幅の関係から、テレビジヨンの中間周波回路は
今でもアナログ形式の構造に制限されているが、
ベースバンドのビデオ信号の処理にはデジタル技
術を使用することができる。
デジタル・ベースバンド受像機では、検波され
たビデオ信号はアナログ―デジタル変換器によつ
てデジタル信号に変換される。このアナログ―デ
ジタル変換器は、ビデオ信号帯域に対するナイキ
ストサンプリング率よりも高いか等しい率(例え
ば、4.2MHzのNTSCビデオ信号の場合は少なく
とも8.4MHzの周波数でサンプルしなければなら
ない)でビデオ信号をサンプルする。ナイキスト
のサンプリング率あるいはそれ以上でアナログ信
号をサンプリングすると、サンプリング処理によ
る情報の損失を防止することができる。デジタル
化されたビデオ信号は、デジタルくし型フイルタ
のようなデジタル・フイルタによつてルミナンス
成分とクロミナンス成分とに分離される。ルミナ
ンス成分とクロミナンス成分は各別のデジタル信
号路において処理され、アナログ形式に復元さ
れ、マトリツクスで再合成されて赤(R)、緑
(G)、青(B)の各信号が生成されて受像機の映
像管に供給される。
たビデオ信号はアナログ―デジタル変換器によつ
てデジタル信号に変換される。このアナログ―デ
ジタル変換器は、ビデオ信号帯域に対するナイキ
ストサンプリング率よりも高いか等しい率(例え
ば、4.2MHzのNTSCビデオ信号の場合は少なく
とも8.4MHzの周波数でサンプルしなければなら
ない)でビデオ信号をサンプルする。ナイキスト
のサンプリング率あるいはそれ以上でアナログ信
号をサンプリングすると、サンプリング処理によ
る情報の損失を防止することができる。デジタル
化されたビデオ信号は、デジタルくし型フイルタ
のようなデジタル・フイルタによつてルミナンス
成分とクロミナンス成分とに分離される。ルミナ
ンス成分とクロミナンス成分は各別のデジタル信
号路において処理され、アナログ形式に復元さ
れ、マトリツクスで再合成されて赤(R)、緑
(G)、青(B)の各信号が生成されて受像機の映
像管に供給される。
合成ビデオ信号のクロミナンス成分は、直角振
幅変調された副搬送波抑圧信号からなつている。
2つの色を表わす信号(例えばNTSCビデオ信号
ではI信号とQ信号)は、副搬送波の90゜位相の
異なる成分を振幅変調する。NTSCビデオ信号で
は、副搬送波の周波数は3.58MHzである。位相
の基準となる信号も合成ビデオ信号中で伝送さ
れ、それは所定の位相(例えば、NTSCビデオ信
号では−(B―Y))である)を持つた副搬送波の
バーストである。従つて、クロミナンス成分から
R、G、B信号をひき出すためには、その成分は
復調され濾波されねばならない。
幅変調された副搬送波抑圧信号からなつている。
2つの色を表わす信号(例えばNTSCビデオ信号
ではI信号とQ信号)は、副搬送波の90゜位相の
異なる成分を振幅変調する。NTSCビデオ信号で
は、副搬送波の周波数は3.58MHzである。位相
の基準となる信号も合成ビデオ信号中で伝送さ
れ、それは所定の位相(例えば、NTSCビデオ信
号では−(B―Y))である)を持つた副搬送波の
バーストである。従つて、クロミナンス成分から
R、G、B信号をひき出すためには、その成分は
復調され濾波されねばならない。
クロミナンス・チヤンネルでは、デジタル・カ
ラー信号は一般には復調に先立つて増幅され、帯
域通過濾波あるいはピーキングされる。次いで、
このカラー信号はカラー副搬送波信号の選択され
た位相角で復調され、IおよびQカラー混合信号
あるいはR―YおよびB―Yカラー混合(色差)
信号のいずれかが生成される。復調されたカラー
混合信号は濾波されて、信号から高周波ノイズが
除去される。IおよびQ信号の場合は、I信号は
1.5MHzの帯域幅を持ち、Q信号は0.5MHzの帯
域幅を持つている。色差信号の帯域幅は共に
0.5MHzである。色差信号は合成されてG―Y色
差信号が生成され、3つの色差信号はすべてアナ
ログ形式に変換され、サンプリング周波数成分を
除去するために濾波され、ルミナンス信号Yとマ
トリツクスされてR,G,B信号が生成される。
濾波されたIおよびQ信号の場合は、これらの信
号はアナログ形式に変換され、サンプリング周波
数成分を除去するために濾波され、Y信号とマト
リツクスされてR,G,B信号が生成される。
ラー信号は一般には復調に先立つて増幅され、帯
域通過濾波あるいはピーキングされる。次いで、
このカラー信号はカラー副搬送波信号の選択され
た位相角で復調され、IおよびQカラー混合信号
あるいはR―YおよびB―Yカラー混合(色差)
信号のいずれかが生成される。復調されたカラー
混合信号は濾波されて、信号から高周波ノイズが
除去される。IおよびQ信号の場合は、I信号は
1.5MHzの帯域幅を持ち、Q信号は0.5MHzの帯
域幅を持つている。色差信号の帯域幅は共に
0.5MHzである。色差信号は合成されてG―Y色
差信号が生成され、3つの色差信号はすべてアナ
ログ形式に変換され、サンプリング周波数成分を
除去するために濾波され、ルミナンス信号Yとマ
トリツクスされてR,G,B信号が生成される。
濾波されたIおよびQ信号の場合は、これらの信
号はアナログ形式に変換され、サンプリング周波
数成分を除去するために濾波され、Y信号とマト
リツクスされてR,G,B信号が生成される。
<発明の概説>
この発明の原理によれば、デジタル情報を持つ
た信号を復調し濾波するための装置が設けられて
いる。この装置は、復調され、濾波されるべき情
報を持つたデジタル信号源、および情報を持つた
信号と所定の位相関係にある基準信号源を含む装
置中に設けられる。この装置は、基準信号に応答
して基準信号と所定の位相関係を持つたクロツク
信号を発生するための手段を含んでいる。この装
置はまたデジタル信号およびクロツク信号に応答
する入力を有し、出力に復調され濾波された情報
の信号を発生するデジタル・フイルタを含んでい
る。
た信号を復調し濾波するための装置が設けられて
いる。この装置は、復調され、濾波されるべき情
報を持つたデジタル信号源、および情報を持つた
信号と所定の位相関係にある基準信号源を含む装
置中に設けられる。この装置は、基準信号に応答
して基準信号と所定の位相関係を持つたクロツク
信号を発生するための手段を含んでいる。この装
置はまたデジタル信号およびクロツク信号に応答
する入力を有し、出力に復調され濾波された情報
の信号を発生するデジタル・フイルタを含んでい
る。
この発明の一実施例では、テレビジヨン受像機
中でカラー混合信号を復調し、濾波するデジタル
有限インパルス応答(FIR)フイルタ装置が設け
られている。このようなフイルタは入力タツプに
重みの付けられた構成、出力タツプに重みの付け
られた構成のいずれかとすることができる。この
発明のこの実施例では、出力タツプに重みの付け
られたFIRが設けられており、このFIRにおいて
分離されたデジタル・クロミナンス信号のサンプ
ルが第1および第2のレジスタにクロツクによつ
て導かれ、それによつて第1のレジスタは第1の
カラー混合信号を含み、第2のレジスタが第2の
カラー混合信号を含むようにする。出力タツプは
第1および第2のレジスタの段の各1つの出力と
重み付け関数回路との間に接続される。各レジス
タに関連する重み付け関数回路は加算器の各梯子
回路網に結合されており、梯子回路網は、出力段
加算器において各カラー混合信号に対して適正な
低域応答特性が現われるように重み付けされた信
号サンプルを合成する。2個のデジタル・レジス
タが各インパルス応答特性に従つて丁度良い時間
関係をもつて配列され、適正な時間関係で濾波さ
れたカラー混合信号を生成する。
中でカラー混合信号を復調し、濾波するデジタル
有限インパルス応答(FIR)フイルタ装置が設け
られている。このようなフイルタは入力タツプに
重みの付けられた構成、出力タツプに重みの付け
られた構成のいずれかとすることができる。この
発明のこの実施例では、出力タツプに重みの付け
られたFIRが設けられており、このFIRにおいて
分離されたデジタル・クロミナンス信号のサンプ
ルが第1および第2のレジスタにクロツクによつ
て導かれ、それによつて第1のレジスタは第1の
カラー混合信号を含み、第2のレジスタが第2の
カラー混合信号を含むようにする。出力タツプは
第1および第2のレジスタの段の各1つの出力と
重み付け関数回路との間に接続される。各レジス
タに関連する重み付け関数回路は加算器の各梯子
回路網に結合されており、梯子回路網は、出力段
加算器において各カラー混合信号に対して適正な
低域応答特性が現われるように重み付けされた信
号サンプルを合成する。2個のデジタル・レジス
タが各インパルス応答特性に従つて丁度良い時間
関係をもつて配列され、適正な時間関係で濾波さ
れたカラー混合信号を生成する。
サンプルをレジスタに送り込むクロツク信号は
所定の時間関係をもつている。この発明の別の特
徴に従えば、クロツク信号はカラー・バースト信
号と位相の合つた信号を発生する位相ロツクされ
たループ信号から取出される。位相ロツクされた
ループ信号は色相(tint)制御回路によつて可制
御的に位相シフトされ、次いで所望の公称復調角
をもつた信号と一致するように所定の遅延によつ
て位相シフトされる。位相シフトされた信号は副
搬送波信号の何倍かに周波数逓倍され、それによ
つてアナログ―デジタル変換器用のサンプリング
信号が生成される。逓倍副搬送波信号は、位相シ
フトされた信号の1サイクルと同じ期間に多くの
サイクルを持つている。逓倍副搬送波周波数の信
号の何サイクルかは、2個のカラー混合信号レジ
スタ用のクロツク信号として使用されるカラー副
搬送波周波数でデジタル・フイルタ回路にゲート
によつて導かれる。
所定の時間関係をもつている。この発明の別の特
徴に従えば、クロツク信号はカラー・バースト信
号と位相の合つた信号を発生する位相ロツクされ
たループ信号から取出される。位相ロツクされた
ループ信号は色相(tint)制御回路によつて可制
御的に位相シフトされ、次いで所望の公称復調角
をもつた信号と一致するように所定の遅延によつ
て位相シフトされる。位相シフトされた信号は副
搬送波信号の何倍かに周波数逓倍され、それによ
つてアナログ―デジタル変換器用のサンプリング
信号が生成される。逓倍副搬送波信号は、位相シ
フトされた信号の1サイクルと同じ期間に多くの
サイクルを持つている。逓倍副搬送波周波数の信
号の何サイクルかは、2個のカラー混合信号レジ
スタ用のクロツク信号として使用されるカラー副
搬送波周波数でデジタル・フイルタ回路にゲート
によつて導かれる。
<実施例の説明>
以下、図を参照しつゝこの発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図において、テレビジヨン信号はアンテナ
10によつて受信され、チユーナ12、中間周波
回路14、ビデオ検波器16によつて順次処理さ
れる。これらは通常の形式で構成されたものであ
る。検波器16の出力に現われる検波されたビデ
オ信号はアナログ―デジタル(A―D)変換器2
0の入力に供給される。A―D変換器20はカラ
ー副搬送波周波数の4倍に等しいサンプリング率
(4fsc)でビデオ信号をサンプルし、このサンプ
リング率でビデオ信号のデジタル・サンプルを生
成する。各デジタル・サンプルすなわちワードは
例えば並列に発生された8ビツトからなる。8ビ
ツト方式では、アナログ・ビデオ信号は256の
各レベルのいずれか1つのレベルに量子化され
る。A―D変換器20用の4fscのサンプリング・
クロツクはクロツク発生器22によつて発生され
る。このクロツク発生器はビデオ検波器16によ
つて発生されたアナログ・ビデオ信号のカラー・
バースト信号と位相および周波数の同期した信号
を発生する。
10によつて受信され、チユーナ12、中間周波
回路14、ビデオ検波器16によつて順次処理さ
れる。これらは通常の形式で構成されたものであ
る。検波器16の出力に現われる検波されたビデ
オ信号はアナログ―デジタル(A―D)変換器2
0の入力に供給される。A―D変換器20はカラ
ー副搬送波周波数の4倍に等しいサンプリング率
(4fsc)でビデオ信号をサンプルし、このサンプ
リング率でビデオ信号のデジタル・サンプルを生
成する。各デジタル・サンプルすなわちワードは
例えば並列に発生された8ビツトからなる。8ビ
ツト方式では、アナログ・ビデオ信号は256の
各レベルのいずれか1つのレベルに量子化され
る。A―D変換器20用の4fscのサンプリング・
クロツクはクロツク発生器22によつて発生され
る。このクロツク発生器はビデオ検波器16によ
つて発生されたアナログ・ビデオ信号のカラー・
バースト信号と位相および周波数の同期した信号
を発生する。
A―D変換器20によつて生成されたデジタル
化されたビデオ信号はデジタルくし型フイルタ2
4の入力に供給される。このデジタルくし型フイ
ルタはジヨン ピー ロシ(John P.Rossi)の
論文「Digital Television Image
Enhancement」、84 SMPTE、545―51(1974)
中に示されているように構成される。くし型フイ
ルタ24はルミナンス信号処理回路26に供給さ
れる分離されたルミナンス信号Yを発生する。ル
ミナンス信号処理回路26は視聴者の調整による
コントラスト制御信号に応答し、処理されたルミ
ナンス信号を発生する。このルミナンス信号はデ
ジタル―アナログ(D―A)変換器28の入力に
供給される。こゝではアナログ形式となつたルミ
ナンス信号は低域通過フイルタ30で濾波されて
サンプリング周波数成分が除去され、処理された
ルミナンス信号Y′はマトリツクス回路60の1
つの入力に供給される。
化されたビデオ信号はデジタルくし型フイルタ2
4の入力に供給される。このデジタルくし型フイ
ルタはジヨン ピー ロシ(John P.Rossi)の
論文「Digital Television Image
Enhancement」、84 SMPTE、545―51(1974)
中に示されているように構成される。くし型フイ
ルタ24はルミナンス信号処理回路26に供給さ
れる分離されたルミナンス信号Yを発生する。ル
ミナンス信号処理回路26は視聴者の調整による
コントラスト制御信号に応答し、処理されたルミ
ナンス信号を発生する。このルミナンス信号はデ
ジタル―アナログ(D―A)変換器28の入力に
供給される。こゝではアナログ形式となつたルミ
ナンス信号は低域通過フイルタ30で濾波されて
サンプリング周波数成分が除去され、処理された
ルミナンス信号Y′はマトリツクス回路60の1
つの入力に供給される。
くし型フイルタ24はまたクロマ増幅器32の
入力に供給される分離されたクロミナンス信号C
を発生する。クロマ増幅器32は視聴者が調整す
るカラー飽和制御信号に応答してクロミナンス信
号を増幅し、増幅されたクロミナンス信号をデジ
タル・クロマ・ピーキング回路34の入力に供給
する。クロマ・ピーキング回路34は、中間周波
回路14の応答特性を補償するために、この点に
おけるクロミナンス信号が呈する応答特性を修正
するデジタル・フイルタである。一般に中間周波
回路は低い周波数のカラー副搬送波周波数をIF
通過帯域のスロープの部分に位置させ、そのため
カラー側帯波はオクターブ当り6dbの減衰(ロー
ルオフ)特性を示す。クロマ・ピーキング回路3
4はこの減衰特性を補償して、クロミナンス信号
が本質的に平坦な振幅対周波数応答性を示すよう
にする。もし中間周波回路14がカラー信号に対
して本質的に平坦な振幅対周波数応答性を持つよ
うに設計されておれば、クロマ・ピーキング回路
34をカラー副搬送波周波数を中心として配置さ
れた応答特性を持つたクロマ帯域通過フイルタと
置き換えることができる。
入力に供給される分離されたクロミナンス信号C
を発生する。クロマ増幅器32は視聴者が調整す
るカラー飽和制御信号に応答してクロミナンス信
号を増幅し、増幅されたクロミナンス信号をデジ
タル・クロマ・ピーキング回路34の入力に供給
する。クロマ・ピーキング回路34は、中間周波
回路14の応答特性を補償するために、この点に
おけるクロミナンス信号が呈する応答特性を修正
するデジタル・フイルタである。一般に中間周波
回路は低い周波数のカラー副搬送波周波数をIF
通過帯域のスロープの部分に位置させ、そのため
カラー側帯波はオクターブ当り6dbの減衰(ロー
ルオフ)特性を示す。クロマ・ピーキング回路3
4はこの減衰特性を補償して、クロミナンス信号
が本質的に平坦な振幅対周波数応答性を示すよう
にする。もし中間周波回路14がカラー信号に対
して本質的に平坦な振幅対周波数応答性を持つよ
うに設計されておれば、クロマ・ピーキング回路
34をカラー副搬送波周波数を中心として配置さ
れた応答特性を持つたクロマ帯域通過フイルタと
置き換えることができる。
ピーキング作用を受けた、あるいは帯域通過ク
ロミナンス信号はI―Q復調器40の入力に供給
される。I―Q復調器40はクロミナンス信号を
復調して帯域通過I信号成分とQ信号成分とを生
成する。復調されたI信号はI有限インパルス応
答フイルタ(I―FIRフイルタ)42の入力に供
給され、復調されたQ信号はQ―FIRフイルタ4
4の入力に供給される。I―FIRフイルタは0Hz
から約1.5MHzにわたる帯域通過特性を有し、Q
―FIRフイルタは0Hzから0.5MHzにわたる帯域
通過特性を有する。IおよびQの各FIRフイルタ
は、前段の処理回路が広帯域故にカラー信号中に
含まれている高周波ノイズを除去する作用を有す
るものである。
ロミナンス信号はI―Q復調器40の入力に供給
される。I―Q復調器40はクロミナンス信号を
復調して帯域通過I信号成分とQ信号成分とを生
成する。復調されたI信号はI有限インパルス応
答フイルタ(I―FIRフイルタ)42の入力に供
給され、復調されたQ信号はQ―FIRフイルタ4
4の入力に供給される。I―FIRフイルタは0Hz
から約1.5MHzにわたる帯域通過特性を有し、Q
―FIRフイルタは0Hzから0.5MHzにわたる帯域
通過特性を有する。IおよびQの各FIRフイルタ
は、前段の処理回路が広帯域故にカラー信号中に
含まれている高周波ノイズを除去する作用を有す
るものである。
濾波されたIおよびQ信号はA―D変換器46
および48によつてそれぞれアナログ信号に変換
され、次いでこのアナログ信号は低域通過フイル
タ50および52によつて濾波されてサンプリン
グ周波数成分が除去される。得られたI′および
Q′信号はマトリツクス回路60に供給されてY
信号とマトリツクスされ、R,G,B出力信号が
生成される。マトリツクス回路は例えば抵抗性信
号合成マトリツクスからなる。
および48によつてそれぞれアナログ信号に変換
され、次いでこのアナログ信号は低域通過フイル
タ50および52によつて濾波されてサンプリン
グ周波数成分が除去される。得られたI′および
Q′信号はマトリツクス回路60に供給されてY
信号とマトリツクスされ、R,G,B出力信号が
生成される。マトリツクス回路は例えば抵抗性信
号合成マトリツクスからなる。
第1図のクロツク発生器22が第2図に詳細に
示されている。ビデオ検波器16は検波されたビ
デオ信号を同期信号分離器200およびクロマ帯
域通過フイルタ202に供給する。分離された同
期パルスおよびクロミナンス周波数をもつた信号
はゲート回路204の入力に供給される。ゲート
回路204はクロマ帯域通過フイルタ202から
供給されたカラー・バースト信号を位相検波器2
12に通過させる。位相検波器212はフイルタ
214と電圧制御発振器216とによつて位相ロ
ツクド・ループの形で接続されており、カラー・
バースト信号と位相の一致したカラー副搬送波周
波数の基準信号を発生する。
示されている。ビデオ検波器16は検波されたビ
デオ信号を同期信号分離器200およびクロマ帯
域通過フイルタ202に供給する。分離された同
期パルスおよびクロミナンス周波数をもつた信号
はゲート回路204の入力に供給される。ゲート
回路204はクロマ帯域通過フイルタ202から
供給されたカラー・バースト信号を位相検波器2
12に通過させる。位相検波器212はフイルタ
214と電圧制御発振器216とによつて位相ロ
ツクド・ループの形で接続されており、カラー・
バースト信号と位相の一致したカラー副搬送波周
波数の基準信号を発生する。
カラー基準信号は色相制御回路220に供給さ
れる。この色相制御回路220は視聴者の制御す
る色相制御手段222の設定に従つて基準信号の
位相をシフトすることができる。色相調整された
基準信号は、キヤパシタ226と比較器228と
を含むスクエアリング(2乗)回路224に供給
される。キヤパシタ226は基準電圧レベル(ア
ース・レベル)を中心として振動する基準信号を
比較器228の一方の入力に交流結合する。比較
器228の他方の入力はアースに結合されている
ので、比較器228は基準信号の2乗波のレプリ
カを生成することになる。
れる。この色相制御回路220は視聴者の制御す
る色相制御手段222の設定に従つて基準信号の
位相をシフトすることができる。色相調整された
基準信号は、キヤパシタ226と比較器228と
を含むスクエアリング(2乗)回路224に供給
される。キヤパシタ226は基準電圧レベル(ア
ース・レベル)を中心として振動する基準信号を
比較器228の一方の入力に交流結合する。比較
器228の他方の入力はアースに結合されている
ので、比較器228は基準信号の2乗波のレプリ
カを生成することになる。
スクエアリング回路224の出力は遅延素子2
30の入力および制御論理回路250の入力に結
合されている。遅延素子230は基準信号の位相
を、I軸およびQ軸を中心とするカラー信号の復
調のために57゜だけシフトする。位相のシフトさ
れた基準信号は位相ロツクド・ループ240の位
相検波器242の入力に供給される。位相ロツク
ド・ループ240はさらにフイルタ244、電圧
制御発振器246、および分周器248を備えて
いる。かくして電圧制御発振器246は、位相検
波器242に供給された基準信号の位相と一致し
た位相をもつた基準信号周波数の4倍の周波数
(4fsc)のサンプリング信号を発生する。NTSC
方式では基準信号の周波数は3.58MHzであるか
ら、サンプリング信号4fscの周波数は14.32MHz
である。サンプリング信号4fscは第1図に示すよ
うにA―D変換器20に供給され、また第2図に
示すようにアンド・ゲート252および254の
入力に供給される。制御論理回路250からの出
力はまたアンド・ゲート252および254の入
力に供給され、サンプリング信号パルスの選択さ
れたものをIおよびQのFIR42,44に伝送す
る。
30の入力および制御論理回路250の入力に結
合されている。遅延素子230は基準信号の位相
を、I軸およびQ軸を中心とするカラー信号の復
調のために57゜だけシフトする。位相のシフトさ
れた基準信号は位相ロツクド・ループ240の位
相検波器242の入力に供給される。位相ロツク
ド・ループ240はさらにフイルタ244、電圧
制御発振器246、および分周器248を備えて
いる。かくして電圧制御発振器246は、位相検
波器242に供給された基準信号の位相と一致し
た位相をもつた基準信号周波数の4倍の周波数
(4fsc)のサンプリング信号を発生する。NTSC
方式では基準信号の周波数は3.58MHzであるか
ら、サンプリング信号4fscの周波数は14.32MHz
である。サンプリング信号4fscは第1図に示すよ
うにA―D変換器20に供給され、また第2図に
示すようにアンド・ゲート252および254の
入力に供給される。制御論理回路250からの出
力はまたアンド・ゲート252および254の入
力に供給され、サンプリング信号パルスの選択さ
れたものをIおよびQのFIR42,44に伝送す
る。
制御論理回路250と、それとアンド・ゲート
252,254との接続関係が第3図に詳しく示
されている。D型フリツプフロツプ256のD
(データ)入力は論理“1”電圧源に結合され、
C(クロツク)入力はスクエアリング回路224
によつて発生される2乗波である3.58MHz基準
信号を受信するように結合されている。フリツ
プ・フロツプ256のQ出力はアンド・ゲート2
52の入力に結合されている。
252,254との接続関係が第3図に詳しく示
されている。D型フリツプフロツプ256のD
(データ)入力は論理“1”電圧源に結合され、
C(クロツク)入力はスクエアリング回路224
によつて発生される2乗波である3.58MHz基準
信号を受信するように結合されている。フリツ
プ・フロツプ256のQ出力はアンド・ゲート2
52の入力に結合されている。
アンド・ゲート252の出力はJKフリツプ・
フロツプ258のクロツク入力に結合されてい
る。フリツプ・フロツプ258のJ入力は論理
“1”電圧源に結合され、そのK入力は論理“0”
電圧源に結合されている。フリツプ・フロツプ2
58のQ出力はアンド・ゲート254の入力に結
合され、フリツプ・フロツプ258の出力はD
型フリツプ・フロツプ256のリセツトR入力に
結合されている。
フロツプ258のクロツク入力に結合されてい
る。フリツプ・フロツプ258のJ入力は論理
“1”電圧源に結合され、そのK入力は論理“0”
電圧源に結合されている。フリツプ・フロツプ2
58のQ出力はアンド・ゲート254の入力に結
合され、フリツプ・フロツプ258の出力はD
型フリツプ・フロツプ256のリセツトR入力に
結合されている。
アンド・ゲート254の出力は第2のJKフリ
ツプ・フロツプ259のクロツク入力に結合され
ている。フリツプ・フロツプ259のJ入力は論
理“1”電圧源に結合され、そのK入力は論理
“0”電圧源に結合されている。フリツプ・フロ
ツプ259の出力はJKフリツプ・フロツプ2
58,259の各リセツトR入力に結合されてい
る。
ツプ・フロツプ259のクロツク入力に結合され
ている。フリツプ・フロツプ259のJ入力は論
理“1”電圧源に結合され、そのK入力は論理
“0”電圧源に結合されている。フリツプ・フロ
ツプ259の出力はJKフリツプ・フロツプ2
58,259の各リセツトR入力に結合されてい
る。
第2図および第3図に示すクロツク発生回路の
動作を第5図の位相図および第6図の波形を参照
しつゝ説明する。位相ロツクド・ループ210
は、第6図aの波形260によつて表わされるカ
ラー・バースト信号と位相および周波数のロツク
された基準信号fscを発生する。第5図は、バー
スト・ロツクド基準信号fscに関して0゜乃至180゜に
あるクロミナンス信号を復調することによつて色
差信号―(B―Y)および(B―Y)が生成され
ることを示している。R―Yと−(R―Y)の色
差信号は基準信号fscの位相に関して+90゜と−90゜
のクロミナンス信号を復調することによつて再生
される。基準信号fscの位相が遅延素子230に
よつて57゜だけシフトされているときは、この位
相シフトされた基準信号に関して0゜および180゜に
あるクロミナンス信号を復調することによつてI
および−Iのカラー混合信号が再生される。同様
にQおよび−Qカラー混合信号は位相シフトされ
た基準信号に対して+90゜と−90゜にあるクロミナ
ンス信号を復調することにつて再生される。これ
らの復調位相角は第6図aのバースト・ロツクド
基準信号fsc上に示されている。
動作を第5図の位相図および第6図の波形を参照
しつゝ説明する。位相ロツクド・ループ210
は、第6図aの波形260によつて表わされるカ
ラー・バースト信号と位相および周波数のロツク
された基準信号fscを発生する。第5図は、バー
スト・ロツクド基準信号fscに関して0゜乃至180゜に
あるクロミナンス信号を復調することによつて色
差信号―(B―Y)および(B―Y)が生成され
ることを示している。R―Yと−(R―Y)の色
差信号は基準信号fscの位相に関して+90゜と−90゜
のクロミナンス信号を復調することによつて再生
される。基準信号fscの位相が遅延素子230に
よつて57゜だけシフトされているときは、この位
相シフトされた基準信号に関して0゜および180゜に
あるクロミナンス信号を復調することによつてI
および−Iのカラー混合信号が再生される。同様
にQおよび−Qカラー混合信号は位相シフトされ
た基準信号に対して+90゜と−90゜にあるクロミナ
ンス信号を復調することにつて再生される。これ
らの復調位相角は第6図aのバースト・ロツクド
基準信号fsc上に示されている。
この例の説明の目的で、色相制御手段22は、
基準信号fscが色相制御回路220中で位相シフ
トを受けないように設定されているものと仮定す
る。fsc基準信号はスクエアリング回路224に
よつて2乗され、第6図dに示され、第2図中に
dで示された波形266が生成される。2乗波基
準信号266は遅延素子230に供給され、遅延
素子230は第6図eに示され第2図中にeで示
される位相シフトされた2乗波268を生成す
る。位相ロツクド・ループ240は第6図cに示
されたような14.32MHzのサンプリング信号を発
生する。これは第2図中ではcによつて示されて
いる。基準信号は遅延素子230によつてI軸に
位相シフトされているので、4fscサンプリング信
号のパルスは、第6図aの波形260を基準とし
て第6図cに示すように、I、Q、−Iおよび−
Qをサンプルするように配列されている。もし色
差信号を復調することを希望する場合は、第2図
の回路から遅延素子230を取除き、4fscサンプ
リング信号の位相を、第6図bに示すように−
(B―Y)、R―Y、B―Y、および−(R―Y)
を再生するための位相とすればよい。
基準信号fscが色相制御回路220中で位相シフ
トを受けないように設定されているものと仮定す
る。fsc基準信号はスクエアリング回路224に
よつて2乗され、第6図dに示され、第2図中に
dで示された波形266が生成される。2乗波基
準信号266は遅延素子230に供給され、遅延
素子230は第6図eに示され第2図中にeで示
される位相シフトされた2乗波268を生成す
る。位相ロツクド・ループ240は第6図cに示
されたような14.32MHzのサンプリング信号を発
生する。これは第2図中ではcによつて示されて
いる。基準信号は遅延素子230によつてI軸に
位相シフトされているので、4fscサンプリング信
号のパルスは、第6図aの波形260を基準とし
て第6図cに示すように、I、Q、−Iおよび−
Qをサンプルするように配列されている。もし色
差信号を復調することを希望する場合は、第2図
の回路から遅延素子230を取除き、4fscサンプ
リング信号の位相を、第6図bに示すように−
(B―Y)、R―Y、B―Y、および−(R―Y)
を再生するための位相とすればよい。
第6図dのfsc基準信号266は第3図のD型
フリツプ・フロツプ256のC入力に供給され、
このフリツプ・フロツプ256を第6図fのパル
ス270によつて示すように波形266の立上り
端の発生時にセツトさせる。波形264のIパル
スが発生すると、アンド・ゲート252の両方の
入力が付勢され、このアンド・ゲートはパルス2
70の斜線で示したようにIパルスの持続期間
中、出力パルスを発生する。Iパルスの終了時に
Iクロツク・パルスは終了し、フリツプ・フロツ
プ258をクロツクしてセツト状態にする。フリ
ツプ・フロツプ258がセツトされるとそのQ出
力は第6図gのパルス272によつて示すように
高レベルになる。同様にフリツプ・フロツプ25
8の出力は低レベルになり、第6図fのパルス
270の終了によつて表わされるようにフリツ
プ・フロツプ256をリセツトする。波形264
のQパルスが発生するとアンド・ゲート254の
両方の入力が付勢され、このアンド・ゲート25
4はQパルスの持続期間中、パルス272の斜線
で示すようにQクロツク・パルスを発生する。波
形264のQパルスが終了すると、Qクロツク・
パルスは低レベルになり、フリツプ・フロツプ2
59をセツトし、第6図hのパルス274によつ
て示すようにその出力を低レベルにする。フリ
ツプ・フロツプ259の低レベルに向う出力は
第6図gのパルス272、第6図hのパルス27
4の終了によつて示すようにフリツプ・フロツプ
258,259をリセツトする。従つて、アン
ド・ゲート252および254は、基準信号fsc
の周波数をもち、第1図の回路のデジタル・クロ
ミナンス信号からIおよびQ信号を再生するのに
適した時点でパルスを発生する。クロツク発生回
路は、「デジタル・カラー・テレビジヨン信号受
像機用クロツク発生器(CLOCK
GENERATOR FOR A DIGITAL COLOR
TELEVISION SIGNAL RECEIVER)」という
名称の米国特許出願第298270号(特願昭57−
149829号、特開昭58−46784号に対応)明細書中
に詳しく述べられている。
フリツプ・フロツプ256のC入力に供給され、
このフリツプ・フロツプ256を第6図fのパル
ス270によつて示すように波形266の立上り
端の発生時にセツトさせる。波形264のIパル
スが発生すると、アンド・ゲート252の両方の
入力が付勢され、このアンド・ゲートはパルス2
70の斜線で示したようにIパルスの持続期間
中、出力パルスを発生する。Iパルスの終了時に
Iクロツク・パルスは終了し、フリツプ・フロツ
プ258をクロツクしてセツト状態にする。フリ
ツプ・フロツプ258がセツトされるとそのQ出
力は第6図gのパルス272によつて示すように
高レベルになる。同様にフリツプ・フロツプ25
8の出力は低レベルになり、第6図fのパルス
270の終了によつて表わされるようにフリツ
プ・フロツプ256をリセツトする。波形264
のQパルスが発生するとアンド・ゲート254の
両方の入力が付勢され、このアンド・ゲート25
4はQパルスの持続期間中、パルス272の斜線
で示すようにQクロツク・パルスを発生する。波
形264のQパルスが終了すると、Qクロツク・
パルスは低レベルになり、フリツプ・フロツプ2
59をセツトし、第6図hのパルス274によつ
て示すようにその出力を低レベルにする。フリ
ツプ・フロツプ259の低レベルに向う出力は
第6図gのパルス272、第6図hのパルス27
4の終了によつて示すようにフリツプ・フロツプ
258,259をリセツトする。従つて、アン
ド・ゲート252および254は、基準信号fsc
の周波数をもち、第1図の回路のデジタル・クロ
ミナンス信号からIおよびQ信号を再生するのに
適した時点でパルスを発生する。クロツク発生回
路は、「デジタル・カラー・テレビジヨン信号受
像機用クロツク発生器(CLOCK
GENERATOR FOR A DIGITAL COLOR
TELEVISION SIGNAL RECEIVER)」という
名称の米国特許出願第298270号(特願昭57−
149829号、特開昭58−46784号に対応)明細書中
に詳しく述べられている。
第1図のI―Q復調器40、I―FIRフイルタ
42、およびQ―FIRフイルタ44は第4図、7
図、8図に示すようにこの発明の原理に従つて構
成される。第4図を参照すると、デジタル・クロ
マ・ピーキング回路34によつて生成された8ビ
ツト・クロミナンス信号は、8ビツト語をシフト
することのできる2個のシフト・レジスタ420
および440に並列に供給される。残りの図面に
おいて、幅の広い条片状の接続線は多数の並列デ
ジタル情報線を示す。
42、およびQ―FIRフイルタ44は第4図、7
図、8図に示すようにこの発明の原理に従つて構
成される。第4図を参照すると、デジタル・クロ
マ・ピーキング回路34によつて生成された8ビ
ツト・クロミナンス信号は、8ビツト語をシフト
することのできる2個のシフト・レジスタ420
および440に並列に供給される。残りの図面に
おいて、幅の広い条片状の接続線は多数の並列デ
ジタル情報線を示す。
クロミナンス信号の8ビツト語は、Iクロツク
によつてIレジスタ420の第1段τI1に導入さ
れ、このIクロツクはまた語をレジスタ420を
通して最終段τI9にシフトする。新しいデータ語
は第6図cの各Iパルス期間中、第1段τI1に供
給される。このIパルスは第6図aのカラー・バ
ースト信号に対して57゜の位相角で発生する。従
つて、Iデータ語は3.58MHzの周波数でレジス
タを通つてクロツクされる。
によつてIレジスタ420の第1段τI1に導入さ
れ、このIクロツクはまた語をレジスタ420を
通して最終段τI9にシフトする。新しいデータ語
は第6図cの各Iパルス期間中、第1段τI1に供
給される。このIパルスは第6図aのカラー・バ
ースト信号に対して57゜の位相角で発生する。従
つて、Iデータ語は3.58MHzの周波数でレジス
タを通つてクロツクされる。
シフト・レジスタ段τI1乃至τI9には、422で
示すように重み付け関数回路に8ビツト出力語を
供給するようにタツプが設けられている。各重み
付け関数回路は、第4図の各ブロツクで示される
重み付け係数によつてタツプから取出されたシフ
ト・レジスタの信号を何倍かにする。重み付けさ
れた中間タツプから取出された信号は加算回路4
24に供給される。加算回路424は重み付けさ
れた信号を組合わせて濾波されたI信号を生成す
る。濾波されたI信号は信号平均化回路426の
入力に供給される。信号平均化回路については後
述する。信号平均化回路は供給された信号の信号
対雑音比を改善し、その出力はI信号をアナログ
形式に復元するD―A変換器46の入力に結合さ
れている。
示すように重み付け関数回路に8ビツト出力語を
供給するようにタツプが設けられている。各重み
付け関数回路は、第4図の各ブロツクで示される
重み付け係数によつてタツプから取出されたシフ
ト・レジスタの信号を何倍かにする。重み付けさ
れた中間タツプから取出された信号は加算回路4
24に供給される。加算回路424は重み付けさ
れた信号を組合わせて濾波されたI信号を生成す
る。濾波されたI信号は信号平均化回路426の
入力に供給される。信号平均化回路については後
述する。信号平均化回路は供給された信号の信号
対雑音比を改善し、その出力はI信号をアナログ
形式に復元するD―A変換器46の入力に結合さ
れている。
同様にQ信号のサンプルは、Qクロツクによつ
て3.58MHzでQレジスタ440に導入され且つ
これを通つて伝送される。このレジスタの段τQ1、
τQ2は、タツプ段τQ3乃至τQ7の前に遅延を与えるも
のである。段τQ3乃至τQ7からの出力信号は442
で示す重み付け関数回路に供給され、重み付けさ
れた中間タツプからの信号は加算回路網444で
合成される。加算回路網444の出力の濾波され
たQ信号は第2の信号平均化回路446に供給さ
れる。その出力はD―A変換器48の入力に供給
されて、濾波されたQ信号はアナログ信号に変換
される。
て3.58MHzでQレジスタ440に導入され且つ
これを通つて伝送される。このレジスタの段τQ1、
τQ2は、タツプ段τQ3乃至τQ7の前に遅延を与えるも
のである。段τQ3乃至τQ7からの出力信号は442
で示す重み付け関数回路に供給され、重み付けさ
れた中間タツプからの信号は加算回路網444で
合成される。加算回路網444の出力の濾波され
たQ信号は第2の信号平均化回路446に供給さ
れる。その出力はD―A変換器48の入力に供給
されて、濾波されたQ信号はアナログ信号に変換
される。
第4図のデジタルIおよびQ信号は、Iおよび
Qクロツクにより、レジスタ420,440のク
ロツキングでそれぞれI,Qの復調を行なう。各
クロツクはI信号サンプルをIレジスタ420に
シフトし、Q信号サンプルをQレジスタ440に
シフトする。レジスタは共に3.58MHzの周波数
でクロツクされるので、2個のフイルタは等しい
群遅延を与え、復調された信号の位相を適性化す
る。また重み付け関数の値は2個のフイルタの中
央タツプを中心として対称であるので、フイルタ
は直線的位相特性を示す。I―FIRフイルタ42
はI信号通過帯域の1.5MHzよりも高い周波数の
部分を減衰し、カラー混合信号から白ノイズのよ
うな高い周波数のノイズを除去する。同様にQ―
FIRフイルタ44はQ信号の0.5MHzよりも高い
周波数のノイズを除去する。図示の実施例では、
I―FIRフイルタは9個の重み付け関数回路42
2を有し、Q―FIRフイルタは5個の重み付け関
数回路442を有している。図示の重み付け関数
回路の数は、回路の数が必要以上に多くなること
なく2の逆乗(2のべき乗の逆数)を使用したI
およびQフイルタに対して好ましい応答特性を与
えることができることが判つた。重み付け関数回
路の数が少なくなれば応答特性は不満足なものと
なり、重み付け関数回路の数が多くなれば性能の
点で充分な改善をすることができないことが判つ
た。
Qクロツクにより、レジスタ420,440のク
ロツキングでそれぞれI,Qの復調を行なう。各
クロツクはI信号サンプルをIレジスタ420に
シフトし、Q信号サンプルをQレジスタ440に
シフトする。レジスタは共に3.58MHzの周波数
でクロツクされるので、2個のフイルタは等しい
群遅延を与え、復調された信号の位相を適性化す
る。また重み付け関数の値は2個のフイルタの中
央タツプを中心として対称であるので、フイルタ
は直線的位相特性を示す。I―FIRフイルタ42
はI信号通過帯域の1.5MHzよりも高い周波数の
部分を減衰し、カラー混合信号から白ノイズのよ
うな高い周波数のノイズを除去する。同様にQ―
FIRフイルタ44はQ信号の0.5MHzよりも高い
周波数のノイズを除去する。図示の実施例では、
I―FIRフイルタは9個の重み付け関数回路42
2を有し、Q―FIRフイルタは5個の重み付け関
数回路442を有している。図示の重み付け関数
回路の数は、回路の数が必要以上に多くなること
なく2の逆乗(2のべき乗の逆数)を使用したI
およびQフイルタに対して好ましい応答特性を与
えることができることが判つた。重み付け関数回
路の数が少なくなれば応答特性は不満足なものと
なり、重み付け関数回路の数が多くなれば性能の
点で充分な改善をすることができないことが判つ
た。
さらに復調されたI信号とQ信号との間の適正
な位相関係は、そのインパルス応答特性に従つて
FIRフイルタを時間合せして配列することにより
維持される。2個のFIRフイルタのインパルス応
答特性は、それらの中央タツプ、すなわちIフイ
ルタ42については段τI5のタツプ、Qフイルタ
44については段τQ5のタツプを中心として対称
になつている。これらのタツプを時間的に合わせ
るために、段τQ1およびτQ2は、タツプ付きのQフ
イルタ段τQ3乃至τQ7の前に結合されている。
な位相関係は、そのインパルス応答特性に従つて
FIRフイルタを時間合せして配列することにより
維持される。2個のFIRフイルタのインパルス応
答特性は、それらの中央タツプ、すなわちIフイ
ルタ42については段τI5のタツプ、Qフイルタ
44については段τQ5のタツプを中心として対称
になつている。これらのタツプを時間的に合わせ
るために、段τQ1およびτQ2は、タツプ付きのQフ
イルタ段τQ3乃至τQ7の前に結合されている。
D―A変換器46および48によつて生成され
るアナログIおよびQ信号の実質的に等しい群遅
延は、実質的に等しい応答特性を持つ低域通過フ
イルタ50および52を構成することによつて維
持される。これらのフイルタはIおよびQ信号か
らクロツク周波数の信号を除去するために使用さ
れ、従つて3.58MHzのIおよびQクロツク信号
の周波数をもつた信号を減衰させる必要がある。
さらにクロツク周波数の第1低調波周波数の成分
を減衰させることが望ましい。従つて、フイルタ
50および52は各々1.5乃至1.6MHzの近傍に
3dB点を持つように設計される。
るアナログIおよびQ信号の実質的に等しい群遅
延は、実質的に等しい応答特性を持つ低域通過フ
イルタ50および52を構成することによつて維
持される。これらのフイルタはIおよびQ信号か
らクロツク周波数の信号を除去するために使用さ
れ、従つて3.58MHzのIおよびQクロツク信号
の周波数をもつた信号を減衰させる必要がある。
さらにクロツク周波数の第1低調波周波数の成分
を減衰させることが望ましい。従つて、フイルタ
50および52は各々1.5乃至1.6MHzの近傍に
3dB点を持つように設計される。
第4図のQ―FIRフイルタの重み付け関数回路
442および加算回路444が第7図にさらに詳
細に示されている。重み付け関数回路および加算
回路網はシフトおよび別の加算ツリー配列に構成
されている。シフト・レジスタ440からの8ビ
ツト線は、最上位ビツト(MSB)から最下位ビ
ツト(LSB)へ向けて27…20として示されてい
る。第4図の回路の重み付け関数の値はすべて2
の逆乗、すなわち2のべき乗の逆数の倍数になつ
ている。従つて、例えば8/64の重みはシフト・
レジスタからの8ビツト語を右へ3段シフトする
ことによつて与えられ、27入力ビツトは24の出力
ビツト位置に、26入力ビツトは23出力ビツト位
置、以下同様な関係で生成される。さらに、シフ
ト・レジスタはこのシフトを行なうためには必要
でない。実際には、τQ3の出力の27ビツトを加算
器470の24ビツト入力に、26ビツトを加算器の
23ビツト入力に、以下同様の関係で供給されるこ
とにより第7図の回路構成で同様な効果が得られ
る。第7図の重み付け関数回路はこの結合を意味
しており、重み付け関数回路461,462およ
び463は段τQ4、τQ6、およびτQ7の出力を加算器
470および472の入力に結合している。
442および加算回路444が第7図にさらに詳
細に示されている。重み付け関数回路および加算
回路網はシフトおよび別の加算ツリー配列に構成
されている。シフト・レジスタ440からの8ビ
ツト線は、最上位ビツト(MSB)から最下位ビ
ツト(LSB)へ向けて27…20として示されてい
る。第4図の回路の重み付け関数の値はすべて2
の逆乗、すなわち2のべき乗の逆数の倍数になつ
ている。従つて、例えば8/64の重みはシフト・
レジスタからの8ビツト語を右へ3段シフトする
ことによつて与えられ、27入力ビツトは24の出力
ビツト位置に、26入力ビツトは23出力ビツト位
置、以下同様な関係で生成される。さらに、シフ
ト・レジスタはこのシフトを行なうためには必要
でない。実際には、τQ3の出力の27ビツトを加算
器470の24ビツト入力に、26ビツトを加算器の
23ビツト入力に、以下同様の関係で供給されるこ
とにより第7図の回路構成で同様な効果が得られ
る。第7図の重み付け関数回路はこの結合を意味
しており、重み付け関数回路461,462およ
び463は段τQ4、τQ6、およびτQ7の出力を加算器
470および472の入力に結合している。
同様に重み付け関数回路464,465は段
τQ4およびτQ6からの信号を、これらの信号を右へ
2段シフトして加算器474の入力に結合するこ
とによつて16/64で割つている。重み付け関数回
路466は段τQ5からの信号を、この信号を右へ
1段シフトして加算器478に結合することによ
つて32/64で割つている。
τQ4およびτQ6からの信号を、これらの信号を右へ
2段シフトして加算器474の入力に結合するこ
とによつて16/64で割つている。重み付け関数回
路466は段τQ5からの信号を、この信号を右へ
1段シフトして加算器478に結合することによ
つて32/64で割つている。
加算器470,472,474および478
は、LSBが2-1の値を持つように率の定められた
重み付けられた語を受信する。より低い桁のビツ
トは使用されない。段τQ4およびτQ6からの信号は
24/64に重み付けされていることが第4図に示さ
れている。この重みは、回路461,464,4
62および465によつて段τQ4、τQ6の出力を
8/64、16/64で割ることによつて設定される。
加算ツリー中でこれら2つの重み付けされた信号
を加算することによつて最終出力に24/64に重み
付けされた信号成分が発生される。
は、LSBが2-1の値を持つように率の定められた
重み付けられた語を受信する。より低い桁のビツ
トは使用されない。段τQ4およびτQ6からの信号は
24/64に重み付けされていることが第4図に示さ
れている。この重みは、回路461,464,4
62および465によつて段τQ4、τQ6の出力を
8/64、16/64で割ることによつて設定される。
加算ツリー中でこれら2つの重み付けされた信号
を加算することによつて最終出力に24/64に重み
付けされた信号成分が発生される。
加算ツリー中では、加算器470および472
の出力は加算器476の入力に結合され、加算器
476の出力は加算器480の入力に結合されて
いる。加算器474の出力は加算器478の第2
の入力に結合され、加算器478の出力は加算器
480の第2の入力に結合されている。10ビツト
のQ信号(28…2-1)は、8ビツト・データ語を
受信するように構成された信号平均化回路466
で使用される。Q―FIRフイルタが第4図および
第7図に示されているように構成されているとき
は、第10図に示すような応答特性を示す。第1
0図の応答特性にはノイズを含む約1.25MHz乃
至1.6MHzの間に第2の応答性のあることが判
る。しかしこの第2の応答性は0乃至0.5MHzの
帯域幅中のQ信号に比して少なくとも30dB減衰
されている。このノイズは信号平均化回路446
によつてさらに減衰される。
の出力は加算器476の入力に結合され、加算器
476の出力は加算器480の入力に結合されて
いる。加算器474の出力は加算器478の第2
の入力に結合され、加算器478の出力は加算器
480の第2の入力に結合されている。10ビツト
のQ信号(28…2-1)は、8ビツト・データ語を
受信するように構成された信号平均化回路466
で使用される。Q―FIRフイルタが第4図および
第7図に示されているように構成されているとき
は、第10図に示すような応答特性を示す。第1
0図の応答特性にはノイズを含む約1.25MHz乃
至1.6MHzの間に第2の応答性のあることが判
る。しかしこの第2の応答性は0乃至0.5MHzの
帯域幅中のQ信号に比して少なくとも30dB減衰
されている。このノイズは信号平均化回路446
によつてさらに減衰される。
第4図のI―FIRフイルタの重み付け関数回路
422および加算回路網424は第8図にさらに
詳細に示されている。第7図の回路構成と同様
に、使用される重み付け関数はすべて2の逆乗の
倍数であり、信号の重み付け用としてシフトおよ
び加算技術を使用することができる。信号の重み
付けはシフト・レジスタ420からのデータ語の
選定された最上位ビツトを加算ツリー回路の加算
器の第1段に供給することによつて与えられる。
この場合、LSBは2-1の値である。
422および加算回路網424は第8図にさらに
詳細に示されている。第7図の回路構成と同様
に、使用される重み付け関数はすべて2の逆乗の
倍数であり、信号の重み付け用としてシフトおよ
び加算技術を使用することができる。信号の重み
付けはシフト・レジスタ420からのデータ語の
選定された最上位ビツトを加算ツリー回路の加算
器の第1段に供給することによつて与えられる。
この場合、LSBは2-1の値である。
第8図において、段τI1およびτI2からのデータ
語は、重み付け関数ブロツク502および504
によつて示されるように、加算器540の入力に
これらの語の3個の最上位ビツトを供給すること
によつて1/64に重み付けされる。ブロツク50
6および508は段τI8およびτI9からのデータ語
に同じ重みが与えられることを示している。これ
らのデータ語は加算器541の入力に供給され
る。同様にブロツク518および520によつて
示されるように段τI3およびτI7からのデータ語は
1/64に重み付けされ、加算器544の入力に供
給される。
語は、重み付け関数ブロツク502および504
によつて示されるように、加算器540の入力に
これらの語の3個の最上位ビツトを供給すること
によつて1/64に重み付けされる。ブロツク50
6および508は段τI8およびτI9からのデータ語
に同じ重みが与えられることを示している。これ
らのデータ語は加算器541の入力に供給され
る。同様にブロツク518および520によつて
示されるように段τI3およびτI7からのデータ語は
1/64に重み付けされ、加算器544の入力に供
給される。
段τI2およびτI8からのデータ語は、これらの語
の4個の最上位ビツトを加算器542の入力に供
給することによつて2/64に重み付けされる。段
τI4およびτI6からのデータ語もまた2/64に重み
付けされ、加算器545の入力に供給される。
の4個の最上位ビツトを加算器542の入力に供
給することによつて2/64に重み付けされる。段
τI4およびτI6からのデータ語もまた2/64に重み
付けされ、加算器545の入力に供給される。
段τI3およびτI7からのデータ語は、これらの段
からの6個の最上位ビツトを加算器543の入力
に供給することによつて8/64に重み付けされ
る。段τI4およびτI6からのデータ語は、これらの
段からの語の7個の最上位ビツトを加算器546
の入力に供給することによつて16/64に重み付け
される。最後に段τI5からのデータ語は8個およ
び7個の最上位ビツトをそれぞれ加算器547の
入力に供給することによつて32/64、16/64に重
み付けされる。加算器547は次いで48/64に重
み付けされた段τI5のデータ語を発生し、このデ
ータ語はこの段の語に対する所望の重みとされて
いる。
からの6個の最上位ビツトを加算器543の入力
に供給することによつて8/64に重み付けされ
る。段τI4およびτI6からのデータ語は、これらの
段からの語の7個の最上位ビツトを加算器546
の入力に供給することによつて16/64に重み付け
される。最後に段τI5からのデータ語は8個およ
び7個の最上位ビツトをそれぞれ加算器547の
入力に供給することによつて32/64、16/64に重
み付けされる。加算器547は次いで48/64に重
み付けされた段τI5のデータ語を発生し、このデ
ータ語はこの段の語に対する所望の重みとされて
いる。
加算器540および541の出力は加算器55
0の入力に結合され、その出力は加算器562の
入力に結合されている。加算器542の出力は加
算器552の入力に結合されている。加算器54
4および545の出力は加算器554の入力に結
合されている。加算器546および547の出力
は加算器556の入力に結合され、その出力は加
算器564の入力に結合されている。
0の入力に結合され、その出力は加算器562の
入力に結合されている。加算器542の出力は加
算器552の入力に結合されている。加算器54
4および545の出力は加算器554の入力に結
合されている。加算器546および547の出力
は加算器556の入力に結合され、その出力は加
算器564の入力に結合されている。
第4図において、段τI3およびτI7からのデータ
語は−9/64に重み付けされている。このマイナ
ス符号は、これらの段からの重み付けされたデー
タを第8図の他のデータ語と減算的に合成するこ
とによつて発生される。通常の算術計算と同様に
デジタル語は、負のデジタル語を加算的に合成す
ることによつて減算的に合成される。デジタル語
は2での補数化と呼ばれる操作によつて否定され
る。デジタル語の2での補数化を行なうために
は、そのデジタル語のビツトが反転され、その結
果に2進値“1”が加算される。これらの2つの
タツプからの語は加算器543の出力において
8/64に重み付けされる。これらの語は加算器5
42からの重み付けされたデータと加算器552
で合成される。加算器543の出力データは、先
づ最初に反転回路534においてデータのすべて
のビツトを反転することによつて減算のための2
での補数とされ、次いで加算器552の入力にお
いてキヤリイに論理“1”を加えることによつて
反転されたデータに1を加える。−8/64に重み
付けされた2つの項を含む加算器552の出力は
加算器564の第2の入力に結合される。
語は−9/64に重み付けされている。このマイナ
ス符号は、これらの段からの重み付けされたデー
タを第8図の他のデータ語と減算的に合成するこ
とによつて発生される。通常の算術計算と同様に
デジタル語は、負のデジタル語を加算的に合成す
ることによつて減算的に合成される。デジタル語
は2での補数化と呼ばれる操作によつて否定され
る。デジタル語の2での補数化を行なうために
は、そのデジタル語のビツトが反転され、その結
果に2進値“1”が加算される。これらの2つの
タツプからの語は加算器543の出力において
8/64に重み付けされる。これらの語は加算器5
42からの重み付けされたデータと加算器552
で合成される。加算器543の出力データは、先
づ最初に反転回路534においてデータのすべて
のビツトを反転することによつて減算のための2
での補数とされ、次いで加算器552の入力にお
いてキヤリイに論理“1”を加えることによつて
反転されたデータに1を加える。−8/64に重み
付けされた2つの項を含む加算器552の出力は
加算器564の第2の入力に結合される。
同様に加算器554によつて生成された出力デ
ータは、反転回路536においてすべてのビツト
を反転し、反転されたデータを論理“1”のキヤ
リイと共に加算器562の第2の入力に供給する
ことによつて加算器ツリー中のデータの残りのも
のと減算的に合成される。加算器562および5
64の出力は加算器560の入力に結合され、加
算器560は濾波されたI信号を発生する。加算
器560において、段τI3およびτI7から加算器5
64によつて結合された−8/64の重みの値をも
つた中間タツプからの信号は、同じ段から加算器
562によつて結合された−1/64の値の重みを
もつたタツプからの信号と合成され、最終出力に
おいて段τI3およびτI7からのデータの−9/64の
所望の値の重みをもつた信号が生成される。同様
に最終段加算器560は、段τI4およびτI6からの
−2/64の値の重みをもつた信号と、それらの段
からの16/64の値の重みをもつた信号とを合成し
て、最終出力として段τI4およびτI6からのデータ
の所望の値の重み14/64をもつた項が生成され
る。Iフイルタの周波数応答特性が第11図に示
されている。
ータは、反転回路536においてすべてのビツト
を反転し、反転されたデータを論理“1”のキヤ
リイと共に加算器562の第2の入力に供給する
ことによつて加算器ツリー中のデータの残りのも
のと減算的に合成される。加算器562および5
64の出力は加算器560の入力に結合され、加
算器560は濾波されたI信号を発生する。加算
器560において、段τI3およびτI7から加算器5
64によつて結合された−8/64の重みの値をも
つた中間タツプからの信号は、同じ段から加算器
562によつて結合された−1/64の値の重みを
もつたタツプからの信号と合成され、最終出力に
おいて段τI3およびτI7からのデータの−9/64の
所望の値の重みをもつた信号が生成される。同様
に最終段加算器560は、段τI4およびτI6からの
−2/64の値の重みをもつた信号と、それらの段
からの16/64の値の重みをもつた信号とを合成し
て、最終出力として段τI4およびτI6からのデータ
の所望の値の重み14/64をもつた項が生成され
る。Iフイルタの周波数応答特性が第11図に示
されている。
IおよびQクロツクが新しいデータ列をシフ
ト・レジスタ420および440のチツプ付き段
にシフトする時点と、安定した出力信号が加算器
480(第7図)および560(第8図)の出力
に発生する時点との間で安定するためには、I―
FIRフイルタおよびQ―FIRフイルタにある時間
を必要とすることが判明した。この安定化のため
の時間は、加算ツリー中のレベルすなわち段数お
よび加算器の伝播遅延時間の関数となる。さら
に、シフト・レジスタからフイルタの出力に至る
種々の信号路は色々な遅延時間をもつている。例
えば第7図のQフイルタの重み付け関数回路およ
び加算梯子回路において、τQ5からのデータ語は
それに関する2個の加算器478および480の
みを通過してそのフイルタ出力に達する。これに
対して他のすべての信号は3個の加算器を通過す
る。タツプから取出された信号がその出力に達す
るまでに要する時間中、フイルタの出力信号は不
安定で、フイルタが安定するとき出力にリプルが
発生することがある。このリプルが出力信号を乱
すのを防止するために、フイルタの出力に信号平
均化回路426および446(第4図)が用いら
れており、安定化時間中、出力信号をラツチし、
連続した信号を平均化してIおよびQ信号の信号
対雑音比を3dB改善する。
ト・レジスタ420および440のチツプ付き段
にシフトする時点と、安定した出力信号が加算器
480(第7図)および560(第8図)の出力
に発生する時点との間で安定するためには、I―
FIRフイルタおよびQ―FIRフイルタにある時間
を必要とすることが判明した。この安定化のため
の時間は、加算ツリー中のレベルすなわち段数お
よび加算器の伝播遅延時間の関数となる。さら
に、シフト・レジスタからフイルタの出力に至る
種々の信号路は色々な遅延時間をもつている。例
えば第7図のQフイルタの重み付け関数回路およ
び加算梯子回路において、τQ5からのデータ語は
それに関する2個の加算器478および480の
みを通過してそのフイルタ出力に達する。これに
対して他のすべての信号は3個の加算器を通過す
る。タツプから取出された信号がその出力に達す
るまでに要する時間中、フイルタの出力信号は不
安定で、フイルタが安定するとき出力にリプルが
発生することがある。このリプルが出力信号を乱
すのを防止するために、フイルタの出力に信号平
均化回路426および446(第4図)が用いら
れており、安定化時間中、出力信号をラツチし、
連続した信号を平均化してIおよびQ信号の信号
対雑音比を3dB改善する。
信号平均化回路446は第9図に詳細に示され
ている。信号平均化回路426は同じように構成
されている。第9図において、Q―FIRフイルタ
の最終加算器480の出力は8ビツト・ラツチ回
路すなわち蓄積レジスタ600の入力に結合され
ている。8ビツト・ラツチ回路600の出力は第
2の8ビツト・ラツチ回路602の入力および加
算器604に結合されている。ラツチ回路602
の出力は加算器604の第2の入力に結合されて
いる。ラツチ回路600および602はフイル
タ・クロツク、この場合はQクロツクによつてク
ロツクされる。
ている。信号平均化回路426は同じように構成
されている。第9図において、Q―FIRフイルタ
の最終加算器480の出力は8ビツト・ラツチ回
路すなわち蓄積レジスタ600の入力に結合され
ている。8ビツト・ラツチ回路600の出力は第
2の8ビツト・ラツチ回路602の入力および加
算器604に結合されている。ラツチ回路602
の出力は加算器604の第2の入力に結合されて
いる。ラツチ回路600および602はフイル
タ・クロツク、この場合はQクロツクによつてク
ロツクされる。
動作について説明すると、Qデータ語をシフト
レジスタ440を通じてシフトするQクロツク変
移はまた濾波されたQ信号をラツチ回路600に
ラツチさせる。新しいシフト・レジスタのデータ
は加算ツリーを通過し始める。しかしその出力
は、ラツチ回路が先に濾波されたQ信号の値を蓄
積しているので今では隔離されている。ラツチ回
路600はこのQ信号を蓄積しつゝあるので、ラ
ツチ回路600に先に蓄積されたQ信号はラツチ
回路602に同時にラツチされる。2個のラツチ
回路は連続するQ信号の値を保持しており、この
Q信号は加速器600に供給される。2個のラツ
チ回路は8ビツト語(28…21)を加算器604に
供給し、この加算器は2個の語を加算して9ビツ
トの加算された語を生成する。加算された語(29
…22)のうちの8個の最上位ビツトのみがD―A
変換器に送り込まれてラツチされたQ信号の語を
実効的に平均化する。この信号平均化によつて信
号対雑音比が3dB改善される。
レジスタ440を通じてシフトするQクロツク変
移はまた濾波されたQ信号をラツチ回路600に
ラツチさせる。新しいシフト・レジスタのデータ
は加算ツリーを通過し始める。しかしその出力
は、ラツチ回路が先に濾波されたQ信号の値を蓄
積しているので今では隔離されている。ラツチ回
路600はこのQ信号を蓄積しつゝあるので、ラ
ツチ回路600に先に蓄積されたQ信号はラツチ
回路602に同時にラツチされる。2個のラツチ
回路は連続するQ信号の値を保持しており、この
Q信号は加速器600に供給される。2個のラツ
チ回路は8ビツト語(28…21)を加算器604に
供給し、この加算器は2個の語を加算して9ビツ
トの加算された語を生成する。加算された語(29
…22)のうちの8個の最上位ビツトのみがD―A
変換器に送り込まれてラツチされたQ信号の語を
実効的に平均化する。この信号平均化によつて信
号対雑音比が3dB改善される。
信号平均化回路を使用することによつて、Qフ
イルタ加算ツリーは、3.58MHzのQクロツクの
ほとんど1サイクル全体を使つて安定化し、その
後その出力が再度サンプルされ、ラツチ回路60
0内にラツチされる。このかなりの安定化期間に
よつて加算ツリーとして比較的低速の論理を使用
することができる。さらにシフト・レジスタおよ
び信号平均化回路の両方をクロツクするために、
単一のクロツク信号、すなわちQクロツクを必要
とするにすぎない。信号平均化回路については、
「信号対雑音比増強デジタル・ビデオ信号処理フ
イルタ(DIGITAL VIDEO SIGNAL
PROCESSING FILTERS WITH SIGNAL―
TO―NOISE ENHANCEMENT)」という名称
の米国特許出願第298255号(特願昭57−151643
号、特開昭59−45795号に対応)明細書中に詳し
く説明されている。
イルタ加算ツリーは、3.58MHzのQクロツクの
ほとんど1サイクル全体を使つて安定化し、その
後その出力が再度サンプルされ、ラツチ回路60
0内にラツチされる。このかなりの安定化期間に
よつて加算ツリーとして比較的低速の論理を使用
することができる。さらにシフト・レジスタおよ
び信号平均化回路の両方をクロツクするために、
単一のクロツク信号、すなわちQクロツクを必要
とするにすぎない。信号平均化回路については、
「信号対雑音比増強デジタル・ビデオ信号処理フ
イルタ(DIGITAL VIDEO SIGNAL
PROCESSING FILTERS WITH SIGNAL―
TO―NOISE ENHANCEMENT)」という名称
の米国特許出願第298255号(特願昭57−151643
号、特開昭59−45795号に対応)明細書中に詳し
く説明されている。
第1図はこの発明の原理に従つて構成されたデ
ジタル・ベースバンド処理回路を含むテレビジヨ
ン受像機の一部をブロツク図の形で示す図、第2
図はこの発明の原理に従つて構成された第1図の
テレビジヨン受像機において使用するのに適した
クロツク発生器を、一部をブロツク図の形で、他
の一部を概略回路図の形で示した図、第3図は第
2図のクロツク発生器において使用するのに適し
たIおよびQ論理回路を概略回路図の形で示す
図、第4図はこの発明の原理に従つて構成された
デジタル・カラー信号復調器およびフイルタをブ
ロツク図の形で示した図、第5図はカラー復調器
の位相関係を示す図、第6図は第2図乃至第4図
の回路の動作を説明するための波形を示す図、第
7図は第4図のQフイルタの重み付け関数および
加算梯子回路網をブロツク図の形で示す図、第8
図は第4図のIフイルタの重み付け関数および加
算回路網をブロツク図の形で示す図、第9図は第
4図の信号平均化回路の更に詳細な構成をブロツ
ク図の形で示した図、第10図は第4図のQフイ
ルタの振幅対周波数応答特性を示す図、第11図
は第4図のIフイルタの振幅対周波数応答特性を
示す図である。 16…ビデオ検波器(基準信号源)、20…A
―D変換器、デジタル・クロミナンス信号源、2
4…デジタルくし形フイルタ、デジタル・クロミ
ナンス信号源、32…クロマ増幅器、デジタル・
クロミナンス信号源、34…デジタル・クロマ・
ピーキング回路、デジタル・クロミナンス信号
源、246…電圧制御発振器、第1のクロツク信
号発生器、第1のクロツク信号発生器、250…
制御論理回路、第1のクロツク信号発生器、25
2…アンド回路、第1のクロツク信号発生器、2
46…電圧制御発振器、第2のクロツク信号発生
器、250…制御論理回路、第2のクロツク信号
発生器、254…アンド回路、第2のクロツク信
号発生器、420…シフト・レジスタ、第1のデ
ジタル濾波器、422…重み付け回路、第1のデ
ジタル濾波器、424…加算回路、第1のデジタ
ル濾波器、440…シフト・レジスタ、第2のデ
ジタル濾波器、442…重み付け回路、第2のデ
ジタル濾波器、444…加算回路、第2のデジタ
ル濾波器。
ジタル・ベースバンド処理回路を含むテレビジヨ
ン受像機の一部をブロツク図の形で示す図、第2
図はこの発明の原理に従つて構成された第1図の
テレビジヨン受像機において使用するのに適した
クロツク発生器を、一部をブロツク図の形で、他
の一部を概略回路図の形で示した図、第3図は第
2図のクロツク発生器において使用するのに適し
たIおよびQ論理回路を概略回路図の形で示す
図、第4図はこの発明の原理に従つて構成された
デジタル・カラー信号復調器およびフイルタをブ
ロツク図の形で示した図、第5図はカラー復調器
の位相関係を示す図、第6図は第2図乃至第4図
の回路の動作を説明するための波形を示す図、第
7図は第4図のQフイルタの重み付け関数および
加算梯子回路網をブロツク図の形で示す図、第8
図は第4図のIフイルタの重み付け関数および加
算回路網をブロツク図の形で示す図、第9図は第
4図の信号平均化回路の更に詳細な構成をブロツ
ク図の形で示した図、第10図は第4図のQフイ
ルタの振幅対周波数応答特性を示す図、第11図
は第4図のIフイルタの振幅対周波数応答特性を
示す図である。 16…ビデオ検波器(基準信号源)、20…A
―D変換器、デジタル・クロミナンス信号源、2
4…デジタルくし形フイルタ、デジタル・クロミ
ナンス信号源、32…クロマ増幅器、デジタル・
クロミナンス信号源、34…デジタル・クロマ・
ピーキング回路、デジタル・クロミナンス信号
源、246…電圧制御発振器、第1のクロツク信
号発生器、第1のクロツク信号発生器、250…
制御論理回路、第1のクロツク信号発生器、25
2…アンド回路、第1のクロツク信号発生器、2
46…電圧制御発振器、第2のクロツク信号発生
器、250…制御論理回路、第2のクロツク信号
発生器、254…アンド回路、第2のクロツク信
号発生器、420…シフト・レジスタ、第1のデ
ジタル濾波器、422…重み付け回路、第1のデ
ジタル濾波器、424…加算回路、第1のデジタ
ル濾波器、440…シフト・レジスタ、第2のデ
ジタル濾波器、442…重み付け回路、第2のデ
ジタル濾波器、444…加算回路、第2のデジタ
ル濾波器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カラー基準信号源と、デジタル・クロミナン
ス信号源とを含むカラー・テレビジヨン受像機に
おいて使用される濾波回路を具備したカラー・テ
レビジヨン信号復調器であつて、該カラー・テレ
ビジヨン信号復調器は、 上記カラー基準信号に関して第1の位相関係を
もつた第1のクロツク信号を発生する第1のクロ
ツク信号発生器と、 上記カラー基準信号に関して第2の位相関係を
もつた第2のクロツク信号を発生する第2のクロ
ツク信号発生器と、 上記デジタル・クロミナンス信号および上記第
1のクロツク信号に応答する入力と、第1の復調
され且つ濾波されたカラー混合信号が発生される
出力とを有する第1のデジタル濾波器であつて、
上記デジタル・クロミナンス信号のサンプルが上
記第1のクロツク信号に応答してシフトされる第
1のタツプ付きシフト・レジスタと、該第1のシ
フト・レジスタの各タツプに結合されていて上記
タツプ上の信号に重みを付けるための第1の重み
付け手段と、上記第1の重み付け手段によつて生
成された重みの付けられた各タツプ信号を合成し
て上記第1の復調され且つ濾波されたカラー混合
信号を発生する出力を具えた第1の信号合成器と
を含む上記第1のデジタル濾波器と、 上記デジタル・クロミナンス信号および上記第
2のクロツク信号に応答する入力と、第2の復調
され且つ濾波されたカラー混合信号が発生される
出力とを有する第2のデジタル濾波器であつて、
上記デジタル・クロミナンス信号のサンプルが上
記第2のクロツク信号に応答してシフトされる第
2のタツプ付きシフト・レジスタと、該第2のシ
フト・レジスタの各タツプに結合されていて上記
タツプ上の信号に重みを付けるための第2の重み
付け手段と、上記第2の重み付け手段によつて生
成された重みの付けられた各タツプ信号を合成し
て上記第2の復調され且つ濾波されたカラー混合
信号が発生される出力を具えた第2の信号合成器
とを含む上記第2のデジタル濾波器と、 からなるデジタル・カラー・テレビジヨン信号復
調器。
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JPS6345154B2 true JPS6345154B2 (ja) | 1988-09-08 |
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