JPH0496595A - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JPH0496595A JPH0496595A JP2213769A JP21376990A JPH0496595A JP H0496595 A JPH0496595 A JP H0496595A JP 2213769 A JP2213769 A JP 2213769A JP 21376990 A JP21376990 A JP 21376990A JP H0496595 A JPH0496595 A JP H0496595A
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- JP
- Japan
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- signal
- data
- color subcarrier
- video
- color
- Prior art date
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- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は映像信号なY/C分離する映像信号処理回路
に係り、特に直接符号化におけるA/D変換後の色復調
方式を改善したものに関する。
に係り、特に直接符号化におけるA/D変換後の色復調
方式を改善したものに関する。
[従来の技術]
映像信号を処理する場合、基本的に2つの方式がある。
一つは映像信号をアナログ的にY/C分離した後A/D
変換する分離符号化方式であり、他の一つは映像信号を
直接A/D変換した後ディジタル的にY/C分離する直
接符号化方式である。
変換する分離符号化方式であり、他の一つは映像信号を
直接A/D変換した後ディジタル的にY/C分離する直
接符号化方式である。
前者はサンプリング周波数選択の自由度があり、後者は
Y/C分離を安定に行ないやすく、適応的な分離が容易
で、かつA/D変換回路の個数が少なくてすむという利
点がある。
Y/C分離を安定に行ないやすく、適応的な分離が容易
で、かつA/D変換回路の個数が少なくてすむという利
点がある。
なお、以下に使用される記号の意味は、次の通りである
。
。
FH:水平同期周波数
W :輝度信号の帯域幅
FS:帯域幅Wの2倍以上のサンプリング周波数(サン
プリングクロック) fsc:色副搬送波周波数 ところで、A/D変換回路のサンプリング周波数F8は
、水平同期周波数FHの整数倍で、輝度信号の帯域幅W
の2倍以上に設定される。直接符号化方法においては、
さらに、このサンプリング周波数FSを、画面上に現れ
る輝度や色度のビート妨害をなくすため、色副搬送波周
波数f5゜の整数倍、即ち F’5=nfSC に選ぶことが多い。通常、分離合成の容易さ等からn=
4を選ぶようになっている。このようにサンプリング周
波数F8が色副搬送波周波数fscの整数倍のときは、
ハードウェア的に色副搬送波周波数fscを再生するこ
とが容易であるため特に問題はなかった。
プリングクロック) fsc:色副搬送波周波数 ところで、A/D変換回路のサンプリング周波数F8は
、水平同期周波数FHの整数倍で、輝度信号の帯域幅W
の2倍以上に設定される。直接符号化方法においては、
さらに、このサンプリング周波数FSを、画面上に現れ
る輝度や色度のビート妨害をなくすため、色副搬送波周
波数f5゜の整数倍、即ち F’5=nfSC に選ぶことが多い。通常、分離合成の容易さ等からn=
4を選ぶようになっている。このようにサンプリング周
波数F8が色副搬送波周波数fscの整数倍のときは、
ハードウェア的に色副搬送波周波数fscを再生するこ
とが容易であるため特に問題はなかった。
しかし、NTSC系とPAL系では異なっているサンプ
リング周波数FS規格を統一するため、最近、基本的な
サンプリング周波数FSは、NTSC系、PAL系とも
共通に13.5MHzとする国際規格が勧告されている
。ところが、この値は色副搬送波周波数fscの整数倍
とはならない。
リング周波数FS規格を統一するため、最近、基本的な
サンプリング周波数FSは、NTSC系、PAL系とも
共通に13.5MHzとする国際規格が勧告されている
。ところが、この値は色副搬送波周波数fscの整数倍
とはならない。
サンプリング周波数FSが色副搬送波周波数fscの整
数倍でない場合、f8゜を再生することが難しく色復調
が容易にできないという問題が出てきた。
数倍でない場合、f8゜を再生することが難しく色復調
が容易にできないという問題が出てきた。
例えば、第2図はこれを直接符号化方式で実現した従来
の映像信号回路である。
の映像信号回路である。
アナログの映像信号は同期信号分離回路21で水平同期
信号を分離され、P、LL回路22においてこの水平同
期信号に同期したサンプリングクロックを発生させる。
信号を分離され、P、LL回路22においてこの水平同
期信号に同期したサンプリングクロックを発生させる。
このサンプリングクロックによりA/D変換回路23に
おいて映像信号のA/D変換が行われて、ディジタルの
映像信号が出力される。
おいて映像信号のA/D変換が行われて、ディジタルの
映像信号が出力される。
また、アナログの映像信号はもう−っのPLL回路24
に導かれ、ここでBFP信号によってバースト信号のみ
を取り込み、これから色副搬送波周波数fscが取り出
され、この色副搬送波周波数fscはさらに別なA/D
変換回路25でA/D変換されて、基準となる色副搬送
波データとして出力される。
に導かれ、ここでBFP信号によってバースト信号のみ
を取り込み、これから色副搬送波周波数fscが取り出
され、この色副搬送波周波数fscはさらに別なA/D
変換回路25でA/D変換されて、基準となる色副搬送
波データとして出力される。
次にディジタルの映像信号はくし形フィルタ26によフ
て、ディジタル的にY/C分離され、輝度信号Yと、色
信号Cとに分離される。色信号Cは更に色信号復調回路
27において、色副搬送波データを基準として色差信号
IもしくはB−Y、色差信号QもしくはR−Yに色復調
される。
て、ディジタル的にY/C分離され、輝度信号Yと、色
信号Cとに分離される。色信号Cは更に色信号復調回路
27において、色副搬送波データを基準として色差信号
IもしくはB−Y、色差信号QもしくはR−Yに色復調
される。
このように、映像信号から色副搬送波周波数fSCを取
り出して、色副搬送波データを得るために、整数倍のと
きには必要でなかったPLL回路24とA/D変換回路
25を新たに必要とするため、回路が高価・複雑になフ
てしまう。
り出して、色副搬送波データを得るために、整数倍のと
きには必要でなかったPLL回路24とA/D変換回路
25を新たに必要とするため、回路が高価・複雑になフ
てしまう。
このため、サンプリング周波数が色副搬送波周波数の整
数倍ではないときは、−船釣にはサンプリング周波数を
色副搬送波に関係なく自由に選べる分離符号化方式が採
用されている。即ち、第3図に示すように、従来の分離
符号化方式の映像信号処理回路は、映像信号をアナログ
信号のままくし形フィルタ31により輝度信号Yと色信
号CとにY/C分離し、ざらにC信号を色信号復調回路
32により、色差信号■とQ、またはR−YとB−Yに
復調し、A/D変換回路33,34.35により、Y、
I、Q又はY、R−Y、B−Yをそれぞれディジタル信
号に変換していた。
数倍ではないときは、−船釣にはサンプリング周波数を
色副搬送波に関係なく自由に選べる分離符号化方式が採
用されている。即ち、第3図に示すように、従来の分離
符号化方式の映像信号処理回路は、映像信号をアナログ
信号のままくし形フィルタ31により輝度信号Yと色信
号CとにY/C分離し、ざらにC信号を色信号復調回路
32により、色差信号■とQ、またはR−YとB−Yに
復調し、A/D変換回路33,34.35により、Y、
I、Q又はY、R−Y、B−Yをそれぞれディジタル信
号に変換していた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記の分離符号化方式を採用した従来回
路では、アナログのくし形フィルタ31の性能により、
画質が大きな影響を受ける上、くし形フィルタ31や色
復調回路32、A/D変換回路33,34.35が3回
路というように、アナログ回路の部分が大きく、調整箇
所が多くなってしまい、また、それゆえに経年変化も大
きくなってしまうという問題があった。
路では、アナログのくし形フィルタ31の性能により、
画質が大きな影響を受ける上、くし形フィルタ31や色
復調回路32、A/D変換回路33,34.35が3回
路というように、アナログ回路の部分が大きく、調整箇
所が多くなってしまい、また、それゆえに経年変化も大
きくなってしまうという問題があった。
この発明の目的は、以上述べたアナログのくし形フィル
タの性能による画質の劣化と、アナログ回路の拡大によ
る調整箇所の増加という問題点を除去するため、無調整
で画質の優れた直接符号化方式を採用し、直接符号化方
式でありながら、回路が安価で簡単な映像信号処理回路
を提供することにある。
タの性能による画質の劣化と、アナログ回路の拡大によ
る調整箇所の増加という問題点を除去するため、無調整
で画質の優れた直接符号化方式を採用し、直接符号化方
式でありながら、回路が安価で簡単な映像信号処理回路
を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
この発明は、アナログ映像信号を直接A/D変換した後
にディジタルフィルタでY/C分離し、分離して得たC
信号から色差信号を復調する、直接符号化方式の映像信
号処理回路に適用される。
にディジタルフィルタでY/C分離し、分離して得たC
信号から色差信号を復調する、直接符号化方式の映像信
号処理回路に適用される。
A/D変換されたバースト信号から色副搬送波信号をサ
ンプリング定理に基づき再生する色副搬送波信号再生回
路と、A/D変換されたディジタルの映像信号から映像
データを記憶する映像データメモリと、再生したディジ
タルの色副搬送波信号から色副搬送波データを記憶する
色副搬送波メモリと、映像データメモリに記憶される映
像データと、色副搬送波信号再生回路を経由して色副搬
送波メモリに記憶される色副搬送波データとの同期を取
るタイミング発生回路とを備え、色副搬送波メモリに記
憶された色副搬送波データを基準にして、ディジタルフ
ィルタで分離して得たC信号から色差信号を復調するよ
うにしたものである。
ンプリング定理に基づき再生する色副搬送波信号再生回
路と、A/D変換されたディジタルの映像信号から映像
データを記憶する映像データメモリと、再生したディジ
タルの色副搬送波信号から色副搬送波データを記憶する
色副搬送波メモリと、映像データメモリに記憶される映
像データと、色副搬送波信号再生回路を経由して色副搬
送波メモリに記憶される色副搬送波データとの同期を取
るタイミング発生回路とを備え、色副搬送波メモリに記
憶された色副搬送波データを基準にして、ディジタルフ
ィルタで分離して得たC信号から色差信号を復調するよ
うにしたものである。
[作用コ
A/D変換された映像信号のバースト信号部分のデータ
より、サンプリング定理に基づいて色副搬送波周波数が
再生されるので、A/D変換時のサンプリング周波数が
、輝度信号の帯域幅の2倍以上で、水平同期周波数の整
数倍であれば、色副搬送波周波数を容易に取り出すこと
ができる。したがって、直接符号化方式においてもディ
ジタルでの色復調がハードウェア的に容易にてきる。
より、サンプリング定理に基づいて色副搬送波周波数が
再生されるので、A/D変換時のサンプリング周波数が
、輝度信号の帯域幅の2倍以上で、水平同期周波数の整
数倍であれば、色副搬送波周波数を容易に取り出すこと
ができる。したがって、直接符号化方式においてもディ
ジタルでの色復調がハードウェア的に容易にてきる。
また、サンプリング定理を用いて色副搬送波周波数を再
生するために、バースト信号が色副搬送波信号再生回路
を通り、これより得られる色副搬送波周波数と、色副搬
送波信号再生回路を通らないディジタル映像信号との間
にずれが生じるが、これらの信号は一旦メモリに記憶さ
れて同期が取られるので、時間的なずれが補正される。
生するために、バースト信号が色副搬送波信号再生回路
を通り、これより得られる色副搬送波周波数と、色副搬
送波信号再生回路を通らないディジタル映像信号との間
にずれが生じるが、これらの信号は一旦メモリに記憶さ
れて同期が取られるので、時間的なずれが補正される。
このようにして、本回路によれば、A/D変換を行なう
ためのサンプリング周波数を色副搬送波周波数の整数倍
に限定されない任意数倍に選定することか可能となる。
ためのサンプリング周波数を色副搬送波周波数の整数倍
に限定されない任意数倍に選定することか可能となる。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、この発明の映像信号処理回路の実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
アナログの映像信号Aは、同期信号分離回路11におい
て水平同期信号Bを分離される。そして、PLL回路1
2において水平同期信号Bと、分周回路3においてサン
プリングクロックDを分周して得られた水平同期信号C
とが比較され、水平同期信号Bに同期させたサンプリン
グクロックDを発生させる。このサンプリングクロック
Dは、サンプリング定理を満足させるため、輝度信号の
帯域幅Wの2倍以上であって、水平同期周波数FHの整
数倍の周波数でなければならない。
て水平同期信号Bを分離される。そして、PLL回路1
2において水平同期信号Bと、分周回路3においてサン
プリングクロックDを分周して得られた水平同期信号C
とが比較され、水平同期信号Bに同期させたサンプリン
グクロックDを発生させる。このサンプリングクロック
Dは、サンプリング定理を満足させるため、輝度信号の
帯域幅Wの2倍以上であって、水平同期周波数FHの整
数倍の周波数でなければならない。
A/D変換回路13においてサンプリングクロックDに
よって映像信号AについてA/D変換を行い、ディジタ
ルの映像信号Eを出力する。ここで、映像信号Eのうち
第5図に示す有効映像領域データを映像データラインメ
モリ14に1ライン分書き込む。同時に第5図に示すバ
ースト信号領域データを色副搬送波信号再生回路15に
入力し、サンプリングクロックDにより任意の連続した
2点のデータを抽出し、サンプリング定理により、色副
搬送波信号Gをディジタル信号として再生し、色副搬送
波ラインメモリ16に所定のタイミングで書き込む。
よって映像信号AについてA/D変換を行い、ディジタ
ルの映像信号Eを出力する。ここで、映像信号Eのうち
第5図に示す有効映像領域データを映像データラインメ
モリ14に1ライン分書き込む。同時に第5図に示すバ
ースト信号領域データを色副搬送波信号再生回路15に
入力し、サンプリングクロックDにより任意の連続した
2点のデータを抽出し、サンプリング定理により、色副
搬送波信号Gをディジタル信号として再生し、色副搬送
波ラインメモリ16に所定のタイミングで書き込む。
次に、映像データラインメモリ14から映像データFを
、また色副搬送波ラインメモリ16から色副搬送波デー
タHなそれぞれ読み出す。映像データFはディジタルく
し形フィルタ1Bによって、ディジタル的にY/C分離
され、輝度信号データにと、色信号データJとに分離さ
れる。色信号データJは色信号復調回路19において、
色副搬送波データHな基準として演算し、色差信号L(
1もしくはB−Y) 、色差信号M(QもしくはR−Y
)に色復調される。
、また色副搬送波ラインメモリ16から色副搬送波デー
タHなそれぞれ読み出す。映像データFはディジタルく
し形フィルタ1Bによって、ディジタル的にY/C分離
され、輝度信号データにと、色信号データJとに分離さ
れる。色信号データJは色信号復調回路19において、
色副搬送波データHな基準として演算し、色差信号L(
1もしくはB−Y) 、色差信号M(QもしくはR−Y
)に色復調される。
第4図は、本実施例の中枢となる色副搬送波信号再生回
路15の構成例を示す。
路15の構成例を示す。
ラッチ41.42において、ディジタル映像信号データ
Eのバースト信号領域データからサンプリングクロック
Dにより、任意の連続した2点のデータO,Pを抽出す
る。そして、ROM44において下記に示す(1)式の
演算を行い、位相差Qを求める。また、位相差Qとサン
プリングクロックDに同期した1ラインの画素数分のカ
ウンタ43の出力Rから、ROM45Cmおいて(2)
式の演算を行い、色副搬送波データGを送出する。
Eのバースト信号領域データからサンプリングクロック
Dにより、任意の連続した2点のデータO,Pを抽出す
る。そして、ROM44において下記に示す(1)式の
演算を行い、位相差Qを求める。また、位相差Qとサン
プリングクロックDに同期した1ラインの画素数分のカ
ウンタ43の出力Rから、ROM45Cmおいて(2)
式の演算を行い、色副搬送波データGを送出する。
上記した2個の演算用ROM44.45は精度を要求さ
れるA/D変換回路やPLL回路に比して、ディジタル
技術で容易に実現でき、しかも安価に構成することが可
能である。
れるA/D変換回路やPLL回路に比して、ディジタル
技術で容易に実現でき、しかも安価に構成することが可
能である。
なお、(1)式及び(2)式は公知のサンプリング定理
から導かれたものである。
から導かれたものである。
Q=s i n−’(D I/CC)
SA= S i n(2−π* fso/F8CA=c
os(2暢π11fSo/FSここで、D】 S SC G”CCX5 1番目のサンプルデータ 2番目のサンプルデータ サンプリング周波数 色副搬送波周波数 n(Q+R(2◆π・f sc/ F 5))ここで、
R:カウンタ出力で、 0〜(1ラインの画素数) 以上述べたように本実施例によれば、映像信号処理回路
において、アナログ映像信号をA/D変換するA/D変
換回路と、アナログ映像信号から水平同期信号F)、I
を分離する同期信号分離回路と、水平同期信号FHとサ
ンプリングクロックFSを同期させるPLL回路と、A
/D変換されたバースト信号からサンプリング定理に基
づいて周波数色副搬送波信号を再生する色副搬送波信号
再生回路と、1ラインの映像データを記憶するラインメ
モリと、再生したディジタルの色副搬送波信号を記憶す
るラインメモリと、ディジタル的にY/C分離するY/
C分離回路と、C信号をディジタル的に色復調する色信
号復調回路と、映像信号のラインメモリと色副搬送波信
号のラインメモリに各データを書き込むタイミングを作
るタイミング発生回路とを設けたものである。
os(2暢π11fSo/FSここで、D】 S SC G”CCX5 1番目のサンプルデータ 2番目のサンプルデータ サンプリング周波数 色副搬送波周波数 n(Q+R(2◆π・f sc/ F 5))ここで、
R:カウンタ出力で、 0〜(1ラインの画素数) 以上述べたように本実施例によれば、映像信号処理回路
において、アナログ映像信号をA/D変換するA/D変
換回路と、アナログ映像信号から水平同期信号F)、I
を分離する同期信号分離回路と、水平同期信号FHとサ
ンプリングクロックFSを同期させるPLL回路と、A
/D変換されたバースト信号からサンプリング定理に基
づいて周波数色副搬送波信号を再生する色副搬送波信号
再生回路と、1ラインの映像データを記憶するラインメ
モリと、再生したディジタルの色副搬送波信号を記憶す
るラインメモリと、ディジタル的にY/C分離するY/
C分離回路と、C信号をディジタル的に色復調する色信
号復調回路と、映像信号のラインメモリと色副搬送波信
号のラインメモリに各データを書き込むタイミングを作
るタイミング発生回路とを設けたものである。
従って、サンプリング周波数が色副搬送波周波数の整数
倍であるとないとに関わらず、サンプリング定理により
色副搬送波周波数を原信号である映像信号から容易に再
生できることとなり、従って、高価かつ複雑なPLL回
路とA/D変換回路を新たに必要とする従来回路のよう
に、回路が高価・複雑になることがない。
倍であるとないとに関わらず、サンプリング定理により
色副搬送波周波数を原信号である映像信号から容易に再
生できることとなり、従って、高価かつ複雑なPLL回
路とA/D変換回路を新たに必要とする従来回路のよう
に、回路が高価・複雑になることがない。
さらに、直接符号化方式を採用しているため、Y/C分
離や色復調などをディジタル的に処理することにより、
調整箇所を少なくすることができ、調整工数が減少し、
経年変化も無くすことができる。従って、分離符号化方
式を採用した従来回路のように、アナログのくし形フィ
ルタの性能により、画質が大きな影響を受けるというこ
ともなく、また、アナログ回路の部分が大きいため調整
箇所が多くなってしまったり、経年変化が大きくなった
りするということもなくなる。
離や色復調などをディジタル的に処理することにより、
調整箇所を少なくすることができ、調整工数が減少し、
経年変化も無くすことができる。従って、分離符号化方
式を採用した従来回路のように、アナログのくし形フィ
ルタの性能により、画質が大きな影響を受けるというこ
ともなく、また、アナログ回路の部分が大きいため調整
箇所が多くなってしまったり、経年変化が大きくなった
りするということもなくなる。
なお、上記実施例では、映像データ及び色副搬送波デー
タを記憶するメモリをラインメモリとして説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。要するに色副
搬送波信号再生回路を通過する際の時間的遅れを解消す
るために、データを一旦蓄えるメモリであればよく、例
えばフィールドメモリ等であってもよい。
タを記憶するメモリをラインメモリとして説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。要するに色副
搬送波信号再生回路を通過する際の時間的遅れを解消す
るために、データを一旦蓄えるメモリであればよく、例
えばフィールドメモリ等であってもよい。
[発明の効果コ
以上詳細に説明したように、この発明によれば、映像信
号をA/D変換後、ディジタル的にバースト信号部分の
データよりサンプリング定理により色副搬送波のデータ
を再生するようにしたので、A/D変換時のサンプリン
グ周波数が、輝度信号の帯域幅の2倍以上で、水平同期
周波数の整数倍であれば、色副搬送波周波数の整数倍で
ない場合でも、ディジタルでの色復調が容易にできる。
号をA/D変換後、ディジタル的にバースト信号部分の
データよりサンプリング定理により色副搬送波のデータ
を再生するようにしたので、A/D変換時のサンプリン
グ周波数が、輝度信号の帯域幅の2倍以上で、水平同期
周波数の整数倍であれば、色副搬送波周波数の整数倍で
ない場合でも、ディジタルでの色復調が容易にできる。
またY/C分離や色復調などをディジタル的に処理して
いるので、無調整で優れた画質を得ることができる。
いるので、無調整で優れた画質を得ることができる。
第1図は本発明の実施例による映像信号処理回路のブロ
ック図、第2図は直接符号化における従来の色復調及び
A/D変換のブロック図、第3図は分離符号化における
従来の色復調及びA/D変換のブロック図、第4図は本
実施例による色副搬送波信号再生回路の構成図、第5図
は映像信号の説明図である。 11は同期信号分離回路、12はPLL回路、13はA
/D変換回路、14は1ラインの映像データを記憶する
映像データラインメモリ、15は色副搬送波信号再生回
路、16は再生したディジタルの色副搬送波信号を記憶
する色副搬送波ラインメモリ、17はタイミング発生回
路、18はY/C9離回路上回路のディジタルくし形フ
ィルタ、19は色信号復調回路、Aはアナログ映像信号
、Bは水平同期信号、Dはサンプリングクロック、Eは
ディジタルの映像信号、Gは色副搬送波信号である。
ック図、第2図は直接符号化における従来の色復調及び
A/D変換のブロック図、第3図は分離符号化における
従来の色復調及びA/D変換のブロック図、第4図は本
実施例による色副搬送波信号再生回路の構成図、第5図
は映像信号の説明図である。 11は同期信号分離回路、12はPLL回路、13はA
/D変換回路、14は1ラインの映像データを記憶する
映像データラインメモリ、15は色副搬送波信号再生回
路、16は再生したディジタルの色副搬送波信号を記憶
する色副搬送波ラインメモリ、17はタイミング発生回
路、18はY/C9離回路上回路のディジタルくし形フ
ィルタ、19は色信号復調回路、Aはアナログ映像信号
、Bは水平同期信号、Dはサンプリングクロック、Eは
ディジタルの映像信号、Gは色副搬送波信号である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 アナログ映像信号を直接A/D変換した後にディジタル
フィルタでY/C分離し、分離して得たC信号から色差
信号を復調する映像信号処理回路において、 A/D変換されたバースト信号から色副搬送波信号をサ
ンプリング定理に基づき再生する色副搬送波信号再生回
路と、 A/D変換された映像信号から映像データを記憶する映
像データメモリと、 再生した色副搬送波信号から色副搬送波データを記憶す
る色副搬送波メモリと、 上記映像データメモリに記憶される映像データと、上記
色副搬送波信号再生回路を経由して色副搬送波メモリに
記憶される色副搬送波データとの同期を取るタイミング
発生回路とを備え、 上記色副搬送波メモリに記憶された色副搬送波データを
基準にして、ディジタルフィルタで分離して得たC信号
から色差信号を復調するようにしたことを特徴とする映
像信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2213769A JPH0496595A (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 映像信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2213769A JPH0496595A (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 映像信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496595A true JPH0496595A (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=16644730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2213769A Pending JPH0496595A (ja) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | 映像信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0496595A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002218492A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-08-02 | Nec Eng Ltd | 色信号復調装置 |
KR100430700B1 (ko) * | 1995-07-07 | 2004-07-30 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 색신호처리용회로장치및비디오레코더 |
-
1990
- 1990-08-14 JP JP2213769A patent/JPH0496595A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430700B1 (ko) * | 1995-07-07 | 2004-07-30 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 색신호처리용회로장치및비디오레코더 |
JP2002218492A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-08-02 | Nec Eng Ltd | 色信号復調装置 |
JP4612201B2 (ja) * | 2001-01-22 | 2011-01-12 | Necエンジニアリング株式会社 | 色信号復調装置 |
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