JPH07100707A - スリット装置 - Google Patents
スリット装置Info
- Publication number
- JPH07100707A JPH07100707A JP24945993A JP24945993A JPH07100707A JP H07100707 A JPH07100707 A JP H07100707A JP 24945993 A JP24945993 A JP 24945993A JP 24945993 A JP24945993 A JP 24945993A JP H07100707 A JPH07100707 A JP H07100707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- peripheral speed
- slit device
- cut
- slitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 25
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 2
- 239000010960 cold rolled steel Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Shearing Machines (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Abstract
り、被切断材料のそりを抑え平坦にすると共に加工時の
ばたつきの発生を防止できるため、スリットの品質が向
上し、さらに、刃物組み替え作業を容易にし組み替え時
間の短縮を可能とする。 【構成】 スリット装置の入側に、該スリット装置の刃
物周速度よりも周速度を小さくなすべき上下各一対のピ
ンチロールを構成し、且つ、前記スリット装置の出側に
刃物周速度よりも周速度を大きくなすべき上下各一対の
ピンチロールを配設したことを特徴とするスリット装
置。
Description
スリットするためのスリット装置に関する。
ディスクタイプの刃物を有する刃物軸を上下に配置し、
この上下の刃物をそれぞれ反対方向に回転させることに
より、刃物間を通過する鋼板に剪断作用を与えることに
より、鋼板を所定の条数にスリットするものである。従
来のスリット装置の代表例を図2に示す。スリット装置
10はスリッター2と上下1対のピンチロール1から構
成される。ピンチロール1は被切断材料3をスリッター
2へスムースに送るためにスリッター2の入側に設けら
れ、モーター8a、減速機5aを介して駆動される。ス
リッター2はモーター8b、減速機5bを介して駆動さ
れる。尚、スリッター2とピンチロール1の駆動系統を
まとめて、1系統として駆動することもある。
工幅精度範囲内に抑える加工を行うことが重要であり、
被切断材料がもつ幅方向、長手方向のそり(ふくらみ)
を抑える種々の技術が開示されている。この被切断材料
がもつそり(ふくらみ)を抑える手段を講じないと、図
5に示すように、所定の条幅の精度範囲内に加工するこ
とは困難となる。図3は、上下それぞれの刃物軸13上
に刃物径よりわずかに小さいガイドリング11をほぼ全
幅に設け、被切断材料を上下の刃物12とガイドリング
11で押圧した状態で被切断材料がもつそり(ふくら
み)を抑えて、スリッター2を通過させることにより、
切断スリットされた条4を所定の幅精度に加工すること
ができる。また、その他の技術として、板押さえ(フィ
ンガー)14を設ける場合もあり、この技術について図
4に示す。
精度範囲内に加工できるという効果を有するが、一方、
スリット装置は被切断材料の剪断条幅をその目的に応じ
て変更する作業がある。したがってこの剪断条幅の設定
変更に当たり、上下の刃物間寸法を変えるいわゆる刃物
組み替え作業の必要があるが、前記した従来技術のガイ
ドリング11の組み替え作業には多くの時間を必要と
し、また、フィンガー14の調整作業も多くの時間が必
要となる。したがって、刃物の組み替え作業に占める割
合が大きく、刃物組み替え作業に多大な時間を要してい
た。本発明は、上記のような事情に着目してなされたも
のであって、その目的は、そり(ふくらみ)を有する形
状不良の被切断材料を所定の幅精度範囲内に加工でき、
且つ、刃物組み替え作業時間が大幅に短縮可能なスリッ
ト装置を提供しようとするものである。
置は、スリット装置の入側及び出側に、それぞれ各1対
のピンチロールを配設し、該入側ピンチロールの周速度
を前記スリット装置の刃物周速度と同等もしくは小さく
なし、且つ、前記出側ピンチロールの周速度を前記スリ
ット装置の刃物周速度より大きくなすように構成したこ
とを特徴とする。また、スリット装置の入口側直近及び
/または出口側直近に非駆動の板押さえロールを設ける
ように構成することにより達成される。
ルの周速度を同等もしくは小さくし、出側のピンチロー
ルの周速度を大きく設定することにより、被切断材料に
軸力を付与する。この付与された軸力により、被切断材
料はテンションの付加された状態となり、被切断材料の
もつそり(ふくらみ)を抑え、平坦にすると共に、剪断
加工時のばたつきの発生を防止することができる。ま
た、スリッター刃物の入口側直近及び/または出口側直
近に非駆動の板押さえロールを配設することにより、よ
り効果的であり、精度良く所定の加工幅にスリット切断
することができる。
り、回転円盤刃物を有するスリッター2の入側及び出側
にそれぞれ、上下1対のピンチロール1,3を配設す
る。ピンチロール1及び3の回転は、電動機8a,8c
の回転を減速機5a,5cを介して、駆動伝達されるよ
うに構成されている。尚、入側ピンチロール1の回転時
の周速度は、スリッター2の刃物の周速度よりも小さく
し、出側ピンチロール3の周速度はスリッター2の刃物
の周速度よりも大きく設定する。
入側ピンチロール、出側ピンチロールの周速度に差異を
設けることにより、被切断材料はテンションが付加され
た状態となり、被切断材料のもつそり(ふくらみ)を抑
え平坦にすることができると共に、剪断加工時のばたつ
きの発生を防止することができる。尚、上記の説明の如
く、スリッター刃物の駆動系と入側ピンチロールの駆動
系及び出側ピンチロールの駆動系は、それぞれ独立した
構成となるが、共通の駆動系とすることも可能である。
てスリッター刃物径と入側ピンチロール径と出側ピンチ
ロール径をそれぞれ異なるものとすること等によって、
周速度に差異を有することができるのである。さらに、
スリッター刃物の入口側直近及び/または出口側に直近
に非駆動の上下1対の板押さえロール6,7を設けるこ
とにより、被切断材料にテンションを付与し、さらに、
スリッター刃物の直近の前後を板押さえロールにより押
圧支持することにより、被切断材料のもつそり(ふくら
み)を抑え平坦にすると共に、ばたつきを防止し、所定
の条幅精度を確保できるというさらなる効果を有するの
である。
を、板厚0.6〜3.2mm、板幅1550mm、出側ピン
チロールの周速度を刃物周速度より3%大きくした冷延
鋼板の5条の剪断を行った。尚、入側ピンチロールの周
速度は刃物周速度と同一とした。その結果、従来技術で
あるガイドリングやフィンガーを設けなくても、従来よ
りも良好な品質の剪断を行うことができた。また、0.
8mm程度の薄鋼板をスリットする場合、従来技術の場合
上下2枚のスリッター刃物に付与するクリアランスのば
たつきは、1/100mm以下にする必要があるが、本発
明の場合、3/100mmにしても、従来と同等以上の品
質が得られることを確認した。
被切断材料にテンションを付加することにより、被切断
材料のもつそり(ふくらみ)を平坦にすることができる
と共に、剪断加工時のばたつきの発生を防止することが
できるため、スリットの品質を向上することができる。
(2)また、非駆動の板押さえロールの配設により、そ
の効果は一層顕著となる。(3)さらに、刃物組み替え
作業を容易にし、刃物組み替え作業時間を大幅に短縮す
ることが可能となるため生産性が向上する。という優れ
た効果を奏するものである。
ーの取付けのない場合の切断の作用の説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 スリット装置の入側及び出側に、それぞ
れ各1対のピンチロールを配設し、該入側ピンチロール
の周速度を前記スリット装置の刃物周速度と同等もしく
は小さくなし、且つ、前記出側ピンチロールの周速度を
前記スリット装置の刃物周速度より大きくなるように構
成したことを特徴とするスリット装置。 - 【請求項2】 スリット装置の入口側直近及び/または
出口側直近に非駆動の板押さえロールを設けたことを特
徴とする請求項1に記載のスリット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24945993A JP2853957B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | スリット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24945993A JP2853957B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | スリット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07100707A true JPH07100707A (ja) | 1995-04-18 |
JP2853957B2 JP2853957B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=17193279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24945993A Expired - Fee Related JP2853957B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | スリット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853957B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255860A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | スリッタ装置 |
JP2007125671A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 廃材切断処理装置 |
JP2011183461A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Meisan Kk | シートカッター及びスリット方法 |
JP2011240461A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Tokiwa Kotai Kk | ガングスリッタ装置 |
WO2012120294A1 (en) * | 2011-03-07 | 2012-09-13 | Siemens Vai Metals Technologies Ltd. | Rotary shear device and method |
JP5050131B1 (ja) * | 2012-02-18 | 2012-10-17 | 和信産業株式会社 | スリッタスタンド及びスリッタライン |
CN103204406A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | 中山市和美塑胶材料有限公司 | 宽幅卷材分切装置及分切方法 |
CN103204404A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | 中山市和美塑胶材料有限公司 | 宽幅卷材分切装置及分切方法 |
CN103204405A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | 中山市和美塑胶材料有限公司 | 宽幅卷材分切装置及分切方法 |
JP2018126761A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 日立金属株式会社 | 金属条の製造方法 |
JP2023034267A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | Jfeスチール株式会社 | サイドトリミング装置および金属帯のせん断方法 |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP24945993A patent/JP2853957B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255860A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | スリッタ装置 |
JP2007125671A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 廃材切断処理装置 |
JP2011183461A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Meisan Kk | シートカッター及びスリット方法 |
JP2011240461A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Tokiwa Kotai Kk | ガングスリッタ装置 |
WO2012120294A1 (en) * | 2011-03-07 | 2012-09-13 | Siemens Vai Metals Technologies Ltd. | Rotary shear device and method |
CN103204406A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | 中山市和美塑胶材料有限公司 | 宽幅卷材分切装置及分切方法 |
CN103204404A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | 中山市和美塑胶材料有限公司 | 宽幅卷材分切装置及分切方法 |
CN103204405A (zh) * | 2012-01-11 | 2013-07-17 | 中山市和美塑胶材料有限公司 | 宽幅卷材分切装置及分切方法 |
JP5050131B1 (ja) * | 2012-02-18 | 2012-10-17 | 和信産業株式会社 | スリッタスタンド及びスリッタライン |
JP2018126761A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 日立金属株式会社 | 金属条の製造方法 |
JP2023034267A (ja) * | 2021-08-30 | 2023-03-13 | Jfeスチール株式会社 | サイドトリミング装置および金属帯のせん断方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2853957B2 (ja) | 1999-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07100707A (ja) | スリット装置 | |
US4604011A (en) | Method and apparatus for edge-planing sheet metal | |
JP2000141279A (ja) | スリッタ刃 | |
JP4123804B2 (ja) | スコアカットスリッタ装置及びそれを用いたスリット方法 | |
JP4368009B2 (ja) | 丸刃切断装置及び丸刃切断装置用丸刃の刃先加工方法 | |
JP3660800B2 (ja) | ドラム型フライングシャーの刃先円径差付与剪断方法 | |
JPS62158519A (ja) | 帯鋼を機械的に予備脱スケ−リングするためのロ−ルスタンド | |
JPS5928163B2 (ja) | ベニヤレ−スにおけるベニヤ単板のカ−ル防止装置 | |
JP2857287B2 (ja) | 金属帯板の条切り剪断装置および剪断方法 | |
JP3030600B2 (ja) | 片切りスリッタ− | |
JP2003080490A (ja) | スリッタ | |
JPH042493A (ja) | ロータリカッタ装置 | |
JPS6114811A (ja) | 帯板の側端部切削方法 | |
JPH09323287A (ja) | 段ボール等の切断方法 | |
EP0137859A2 (en) | Burring chamfering method | |
JPH05185313A (ja) | 連続切断装置 | |
JPH06304808A (ja) | 曲線剪断機 | |
RU2084315C1 (ru) | Дисковые ножницы | |
JPH0436806B2 (ja) | ||
GB2161410A (en) | Method and apparatus for cropping the leading and trailing ends of fast-travelling rolled goods | |
JPS6140422Y2 (ja) | ||
JPH0611913U (ja) | トリム片案内装置 | |
JP2006021312A (ja) | 薄帯状材料のスリット加工方法及び装置 | |
JPH10296303A (ja) | 金属ストリップの圧延方法 | |
JPH0141531Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981013 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |