JPH05185313A - 連続切断装置 - Google Patents
連続切断装置Info
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- JPH05185313A JPH05185313A JP477192A JP477192A JPH05185313A JP H05185313 A JPH05185313 A JP H05185313A JP 477192 A JP477192 A JP 477192A JP 477192 A JP477192 A JP 477192A JP H05185313 A JPH05185313 A JP H05185313A
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Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 14
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板の連続切断装置において、刃組時のクリア
ランス調整を不要とし、作業能率を向上し、また内部歪
の少ない材料を得て、品質の向上を図ることを目的とす
る。 【構成】 一対のカッタ7,9は軸方向にカッタの刃厚
に板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずらせて配
設するカッタ配設手段Aと、一対のカッタ7,9の刃の
外周線の交点Yにおける接線Yaが一対のカッタ7,9
の中心点C1 ,C2 を結ぶ線Xとのなす角度β以内の角
度αで板11を一対のカッタ7,9に挿入する挿入手段
Bとを具備した連続切断装置。
ランス調整を不要とし、作業能率を向上し、また内部歪
の少ない材料を得て、品質の向上を図ることを目的とす
る。 【構成】 一対のカッタ7,9は軸方向にカッタの刃厚
に板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずらせて配
設するカッタ配設手段Aと、一対のカッタ7,9の刃の
外周線の交点Yにおける接線Yaが一対のカッタ7,9
の中心点C1 ,C2 を結ぶ線Xとのなす角度β以内の角
度αで板11を一対のカッタ7,9に挿入する挿入手段
Bとを具備した連続切断装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板の連続切断装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は特願平2−91805号(以下第
1従来例という)に記載されている金属板の連続切断装
置の側面図であり、前記装置のカッタの刃組状態を示し
ている。図3において、1は切断された金属板、2はカ
ッタ軸、3はカッタ軸2に取り付けられたカッタ、4は
同じくライナ、5はカッタ3,ライナ4を固定するため
の押え治具、6は軸方向には自由に動くように構成され
ているカッタである。
1従来例という)に記載されている金属板の連続切断装
置の側面図であり、前記装置のカッタの刃組状態を示し
ている。図3において、1は切断された金属板、2はカ
ッタ軸、3はカッタ軸2に取り付けられたカッタ、4は
同じくライナ、5はカッタ3,ライナ4を固定するため
の押え治具、6は軸方向には自由に動くように構成され
ているカッタである。
【0003】次に、第1従来例の動作について図3を用
いて説明する。金属板1を、駆動装置(図示せず)によ
り連続的に供給し、カッタ軸2とそれぞれ同心で回転す
るカッタ3,6のそれぞれに噛み込むことにより、一定
の幅で帯状に切断する。この場合、切断時に発生する切
断応力により、カッタ6は常に相隣るカッタ3,3間の
中間へ左右のクリアランスが等しくなるように寄せられ
て連続的に切断し、切断された金属板1を、巻取機(図
示せず)により連続的に巻き取る。
いて説明する。金属板1を、駆動装置(図示せず)によ
り連続的に供給し、カッタ軸2とそれぞれ同心で回転す
るカッタ3,6のそれぞれに噛み込むことにより、一定
の幅で帯状に切断する。この場合、切断時に発生する切
断応力により、カッタ6は常に相隣るカッタ3,3間の
中間へ左右のクリアランスが等しくなるように寄せられ
て連続的に切断し、切断された金属板1を、巻取機(図
示せず)により連続的に巻き取る。
【0004】また、図4は特開昭62−208818号
公報(以下第2従来例という)に記載されている金属条
の切断方法を示す図であり、第2従来例には、逆方向に
回転する上下一対の回転軸上に円板状の回転刃を複数枚
配置し、上下の円板状回転刃間に金属条を走行させて、
金属条を縦方向に連続して切断する方法が記載されてい
る。
公報(以下第2従来例という)に記載されている金属条
の切断方法を示す図であり、第2従来例には、逆方向に
回転する上下一対の回転軸上に円板状の回転刃を複数枚
配置し、上下の円板状回転刃間に金属条を走行させて、
金属条を縦方向に連続して切断する方法が記載されてい
る。
【0005】また、図5は特開平2−9525号公報
(以下第3従来例という)に記載されているスリット装
置を示す図であり、第3従来例には、上下一対のスリッ
ト刃によって挟み込んだ帯板を所定の幅に切断するスリ
ット装置において上下一対のスリット刃の一方は他方の
スリット刃の位置から軸方向においてスリット刃の厚さ
分だけ位置を異ならせて2枚配置されていることが記載
されている。
(以下第3従来例という)に記載されているスリット装
置を示す図であり、第3従来例には、上下一対のスリッ
ト刃によって挟み込んだ帯板を所定の幅に切断するスリ
ット装置において上下一対のスリット刃の一方は他方の
スリット刃の位置から軸方向においてスリット刃の厚さ
分だけ位置を異ならせて2枚配置されていることが記載
されている。
【0006】また、前記第3従来例には帯板挿入側にお
ける上下一対のスリット刃の外周線の交点において、交
点の接線方向から帯板を挿入することが記載され、前記
第2従来例には、回転刃間への金属条の走行を1〜5°
の入射角で行うことが記載されている。
ける上下一対のスリット刃の外周線の交点において、交
点の接線方向から帯板を挿入することが記載され、前記
第2従来例には、回転刃間への金属条の走行を1〜5°
の入射角で行うことが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、第1な
いし第3従来例では、金属板は上下カッタで噛み込まれ
る際に上下に引き裂かれながら切断され、切断後の製品
に内部歪が残り、その切断後の製品をプレス加工により
さらに小部品に打ち抜き後、剛性の低下とともに残留応
力のため変形してしまう恐れがあるという問題点があっ
た。
いし第3従来例では、金属板は上下カッタで噛み込まれ
る際に上下に引き裂かれながら切断され、切断後の製品
に内部歪が残り、その切断後の製品をプレス加工により
さらに小部品に打ち抜き後、剛性の低下とともに残留応
力のため変形してしまう恐れがあるという問題点があっ
た。
【0008】また、第2,第3のそれぞれの従来例のよ
うな入射角で金属条(帯板)を挿入してもなお、上記と
同様に切断後の製品に内部歪が残留する恐れがあるとい
う問題点があった。
うな入射角で金属条(帯板)を挿入してもなお、上記と
同様に切断後の製品に内部歪が残留する恐れがあるとい
う問題点があった。
【0009】また、第3従来例においては、一対のスリ
ット刃の一方は他方のスリット刃の位置からスリット刃
の厚さ分だけ位置をずらすのであって、このため、刃組
時には常にクリアランス調整が必要であるという問題点
があった。
ット刃の一方は他方のスリット刃の位置からスリット刃
の厚さ分だけ位置をずらすのであって、このため、刃組
時には常にクリアランス調整が必要であるという問題点
があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、刃組時のクリアランス調整を不
要とし、作業能率を向上し、内部歪の少ない材料を得
て、品質の向上を図ることを目的とする。
ためになされたもので、刃組時のクリアランス調整を不
要とし、作業能率を向上し、内部歪の少ない材料を得
て、品質の向上を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、平行した一対の回転軸のそれぞれに固定し、前
記回転軸と同心で回転する一対のカッタを組合せて、帯
状の板を連続的に任意の幅で切断する板の連続切断装置
において、前記一対のカッタは軸方向に前記カッタの刃
厚に前記板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずら
せて配設するカッタ配設手段と、前記一対のカッタの刃
の外周線の交点における接線と前記一対のカッタの中心
点を結ぶ線がなす角度以内の角度で前記板を前記一対の
カッタに挿入する挿入手段と、を具備してなる板の連続
切断装置により、前記目的を達成しようとするものであ
る。
いては、平行した一対の回転軸のそれぞれに固定し、前
記回転軸と同心で回転する一対のカッタを組合せて、帯
状の板を連続的に任意の幅で切断する板の連続切断装置
において、前記一対のカッタは軸方向に前記カッタの刃
厚に前記板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずら
せて配設するカッタ配設手段と、前記一対のカッタの刃
の外周線の交点における接線と前記一対のカッタの中心
点を結ぶ線がなす角度以内の角度で前記板を前記一対の
カッタに挿入する挿入手段と、を具備してなる板の連続
切断装置により、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0012】
【作用】この発明における板の連続切断装置はカッタ配
設手段により、一対のカッタ刃軸方向にカッタ刃厚に板
厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずらせて配設
し、また、挿入手段により、一対のカッタの刃の外周線
の交点における接線と一対のカッタの中心線を結ぶ線が
なす角度以内の角度で、板を一対のカッタに挿入し切断
する。
設手段により、一対のカッタ刃軸方向にカッタ刃厚に板
厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずらせて配設
し、また、挿入手段により、一対のカッタの刃の外周線
の交点における接線と一対のカッタの中心線を結ぶ線が
なす角度以内の角度で、板を一対のカッタに挿入し切断
する。
【0013】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例の金属板の連続切断
装置における刃組部分を示す側面図、図2は図1の刃組
部分の正面図である。
明する。図1はこの発明の一実施例の金属板の連続切断
装置における刃組部分を示す側面図、図2は図1の刃組
部分の正面図である。
【0014】図1において、Aはカッタ配設手段であ
り、上カッタ7間に設けられ下カッタ9に対応するライ
ナ4aと、下カッタ9の両側に設けられ上カッタ7に対
応するライナ4bとで構成され、相互に隣接する一対の
上カッタ7と下カッタ9が軸方向にカッタ7,9それぞ
れの刃厚に金属板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置
をずらして配設する手段である。図2において、Bは挿
入手段であり、金属板11の挿入をガイドするガイドロ
ーラ20で構成され、一対のカッタ7,9の刃の外周線
の交点Yにおける接線Yaと前記一対のカッタ7,9の
中心点C1 ,C2 を結ぶ線Xがなす角度β以内の角度α
で金属板11を一対のカッタ7,9に挿入する手段であ
る。
り、上カッタ7間に設けられ下カッタ9に対応するライ
ナ4aと、下カッタ9の両側に設けられ上カッタ7に対
応するライナ4bとで構成され、相互に隣接する一対の
上カッタ7と下カッタ9が軸方向にカッタ7,9それぞ
れの刃厚に金属板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置
をずらして配設する手段である。図2において、Bは挿
入手段であり、金属板11の挿入をガイドするガイドロ
ーラ20で構成され、一対のカッタ7,9の刃の外周線
の交点Yにおける接線Yaと前記一対のカッタ7,9の
中心点C1 ,C2 を結ぶ線Xがなす角度β以内の角度α
で金属板11を一対のカッタ7,9に挿入する手段であ
る。
【0015】また、図1において、上カッタ7は上側の
カッタ軸8に取り付けられ、このカッタ軸8には前記の
ようにライナ4aも取り付けられている。下カッタ9は
カッタ軸8と対をなす下側のカッタ軸10に取り付けら
れ、この軸10には同じく前記のようにライナ4bが取
り付けられている。また、金属板11(図2)は加工前
の金属板であり、12,13はそれぞれ条材に加工され
た金属板である。製品となる条材12は下側に、製品と
ならないで廃却処分される条材13は上側に送り出され
る。
カッタ軸8に取り付けられ、このカッタ軸8には前記の
ようにライナ4aも取り付けられている。下カッタ9は
カッタ軸8と対をなす下側のカッタ軸10に取り付けら
れ、この軸10には同じく前記のようにライナ4bが取
り付けられている。また、金属板11(図2)は加工前
の金属板であり、12,13はそれぞれ条材に加工され
た金属板である。製品となる条材12は下側に、製品と
ならないで廃却処分される条材13は上側に送り出され
る。
【0016】なお、αは上カッタ7と下カッタ9との刃
の外周線の交点Yにおける金属板の挿入方向と上カッタ
7,下カッタ9各々の中心点C1 ,C2 を結ぶ線Xとの
なす角を示し、加工前の金属板11の挿入角度である。
の外周線の交点Yにおける金属板の挿入方向と上カッタ
7,下カッタ9各々の中心点C1 ,C2 を結ぶ線Xとの
なす角を示し、加工前の金属板11の挿入角度である。
【0017】次にこの実施例の動作を図1および図2を
用いて説明する。前述のように、この実施例の金属板の
連続切断動作は、まず平行した2本のカッタ軸8,10
のそれぞれと同心で回転する一対の円盤形カッタ7,9
のそれぞれを組み合わせる。そして金属板を一対のカッ
タ7,9へ挿入する角を角度αとして、上カッタ7の点
Yにおける前記角度βより小さい角度αで挿入する。挿
入された金属板11は製品となる条材12と、廃却処分
される条材13とに分かれて切断される。
用いて説明する。前述のように、この実施例の金属板の
連続切断動作は、まず平行した2本のカッタ軸8,10
のそれぞれと同心で回転する一対の円盤形カッタ7,9
のそれぞれを組み合わせる。そして金属板を一対のカッ
タ7,9へ挿入する角を角度αとして、上カッタ7の点
Yにおける前記角度βより小さい角度αで挿入する。挿
入された金属板11は製品となる条材12と、廃却処分
される条材13とに分かれて切断される。
【0018】以上のような切断動作により、前記切断加
工において、廃棄処分される条材13はその幅を小さく
設定してあるので、前記交点Y近傍13aにおいて、大
きな湾曲が生じ(図中点線)て、大きな曲げ力が働き切
断後の残留応力は大きくなる。また、前記挿入角度αを
角度βより小さくすればより曲げが大きくなり残留応力
は大きくなる。一方、製品となる条材12はその幅を広
く設定してあるので前記交点Y近傍12aにおいて、ほ
とんど湾曲を生じないので、曲げ力が働かず、切断後の
残留応力は極く少くてすむ。従って、廃却処分される条
材13と製品となる条材12の幅を調節し、大部分を製
品とする条材12とすることにより、切断後の残留歪も
微少となり、小部品の打ち抜き後の変形を小さくでき、
品質向上が図れる。
工において、廃棄処分される条材13はその幅を小さく
設定してあるので、前記交点Y近傍13aにおいて、大
きな湾曲が生じ(図中点線)て、大きな曲げ力が働き切
断後の残留応力は大きくなる。また、前記挿入角度αを
角度βより小さくすればより曲げが大きくなり残留応力
は大きくなる。一方、製品となる条材12はその幅を広
く設定してあるので前記交点Y近傍12aにおいて、ほ
とんど湾曲を生じないので、曲げ力が働かず、切断後の
残留応力は極く少くてすむ。従って、廃却処分される条
材13と製品となる条材12の幅を調節し、大部分を製
品とする条材12とすることにより、切断後の残留歪も
微少となり、小部品の打ち抜き後の変形を小さくでき、
品質向上が図れる。
【0019】なお、前記実施例では2条同時切断を例示
して説明したが、切断条数が変化しても同様の効果を得
ることができる。
して説明したが、切断条数が変化しても同様の効果を得
ることができる。
【0020】また、前記実施例では切断しようとする対
象物を金属板としたが、これに限らず、他の材料や用途
にも利用することが可能である。
象物を金属板としたが、これに限らず、他の材料や用途
にも利用することが可能である。
【0021】また、上カッタ7と下カッタ9との間に隙
間を加えて位置をずらして配置することにより、刃組時
のクリアランス調整が不要となる効果も得られる。
間を加えて位置をずらして配置することにより、刃組時
のクリアランス調整が不要となる効果も得られる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の板の連
続切断装置は一対のカッタは軸方向の刃厚に板厚に応じ
た隙間を加えた幅分だけ位置をずらせ、また、一対のカ
ッタの刃の外周線の交点における接線と前記一対のカッ
タの中心点を結ぶ線とのなす角度以内の角度で板を一対
のカッタに挿入することにより、刃組時のクリアランス
調整が不要となり、作業の能率を向上でき、また内部歪
の少ない材料が得られ、品質の向上が図れる効果があ
る。
続切断装置は一対のカッタは軸方向の刃厚に板厚に応じ
た隙間を加えた幅分だけ位置をずらせ、また、一対のカ
ッタの刃の外周線の交点における接線と前記一対のカッ
タの中心点を結ぶ線とのなす角度以内の角度で板を一対
のカッタに挿入することにより、刃組時のクリアランス
調整が不要となり、作業の能率を向上でき、また内部歪
の少ない材料が得られ、品質の向上が図れる効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例の金属板の連続切断装置に
おける刃組部分を示す側面図
おける刃組部分を示す側面図
【図2】図1の刃組部分の正面図
【図3】第1従来例の金属板の連続切断装置の側面図
【図4】第2従来例の金属条の切断方法を示す図
【図5】第3従来例のスリット装置を示す図
A カッタ配設手段 B 挿入手段 1,11 金属板 2,8,10 カッタ軸 3,6 カッタ 4a,4b ライナ 7 上カッタ 9 下カッタ 20 ガイドローラ なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】この発明における板の連続切断装置はカッタ配
設手段により、一対のカッタは軸方向にカッタ刃厚に板
厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずらせて配設
し、また、挿入手段により、一対のカッタの刃の外周線
の交点における接線と一対のカッタの中心線を結ぶ線が
なす角度以内の角度で、板を一対のカッタに挿入し切断
する。
設手段により、一対のカッタは軸方向にカッタ刃厚に板
厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をずらせて配設
し、また、挿入手段により、一対のカッタの刃の外周線
の交点における接線と一対のカッタの中心線を結ぶ線が
なす角度以内の角度で、板を一対のカッタに挿入し切断
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】以上のような切断動作により、前記切断加
工において、廃棄処分される条材13は、前記交点Y近
傍13aにおいて、急激な湾曲が生じ(図中点線)て、
大きな曲げ力が働き切断後の残留応力は大きくなる。ま
た、前記挿入角度αを角度βより小さくすればより曲げ
が大きくなり残留応力は大きくなる。一方、製品となる
条材12は前記交点Y近傍12aにおいて、急激な湾曲
を生じないので、曲げ力が働かず、切断後の残留応力は
極く少くてすむ。従って、廃却処分される条材13と製
品となる条材12の幅を調節し、大部分を製品とする条
材12とすることにより、切断後の残留歪も微少とな
り、小部品の打ち抜き後の変形を小さくでき、品質向上
が図れる。
工において、廃棄処分される条材13は、前記交点Y近
傍13aにおいて、急激な湾曲が生じ(図中点線)て、
大きな曲げ力が働き切断後の残留応力は大きくなる。ま
た、前記挿入角度αを角度βより小さくすればより曲げ
が大きくなり残留応力は大きくなる。一方、製品となる
条材12は前記交点Y近傍12aにおいて、急激な湾曲
を生じないので、曲げ力が働かず、切断後の残留応力は
極く少くてすむ。従って、廃却処分される条材13と製
品となる条材12の幅を調節し、大部分を製品とする条
材12とすることにより、切断後の残留歪も微少とな
り、小部品の打ち抜き後の変形を小さくでき、品質向上
が図れる。
Claims (1)
- 【請求項1】 平行した一対の回転軸のそれぞれに固定
し、前記回転軸と同心で回転する一対のカッタを組合せ
て、帯状の板を連続的に任意の幅で切断する連続切断装
置において、前記一対のカッタは軸方向に前記カッタの
刃厚に前記板厚に応じた隙間を加えた幅分だけ位置をず
らせて配設するカッタ配設手段と、前記一対のカッタの
刃の外周線の交点における接線と前記一対のカッタの中
心点を結ぶ線がなす角度以内の角度で前記板を前記一対
のカッタに挿入する挿入手段と、を具備してなることを
特徴とする連続切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP477192A JPH05185313A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 連続切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP477192A JPH05185313A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 連続切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185313A true JPH05185313A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11593114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP477192A Pending JPH05185313A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 連続切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05185313A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62228316A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼帯のトリム方法 |
JPH01188216A (ja) * | 1988-01-23 | 1989-07-27 | Sumikura Kogyo Kk | カツターの位置決め方法 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP477192A patent/JPH05185313A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62228316A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼帯のトリム方法 |
JPH01188216A (ja) * | 1988-01-23 | 1989-07-27 | Sumikura Kogyo Kk | カツターの位置決め方法 |
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