JPH0694676A - 自動電気泳動装置 - Google Patents
自動電気泳動装置Info
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- JPH0694676A JPH0694676A JP4241925A JP24192592A JPH0694676A JP H0694676 A JPH0694676 A JP H0694676A JP 4241925 A JP4241925 A JP 4241925A JP 24192592 A JP24192592 A JP 24192592A JP H0694676 A JPH0694676 A JP H0694676A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/30—Staining; Impregnating ; Fixation; Dehydration; Multistep processes for preparing samples of tissue, cell or nucleic acid material and the like for analysis
- G01N1/31—Apparatus therefor
- G01N1/312—Apparatus therefor for samples mounted on planar substrates
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44704—Details; Accessories
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/416—Systems
- G01N27/447—Systems using electrophoresis
- G01N27/44756—Apparatus specially adapted therefor
- G01N27/44782—Apparatus specially adapted therefor of a plurality of samples
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/00009—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor provided with a sample supporting tape, e.g. with absorbent zones
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数種類の試料を自動的に正確かつ迅速に分
析することができる自動電気泳動装置を提供すること。 【構成】 サンプルトレイの種別を認識する手段、分析
条件を切り換える手段を設け、サンプルトレイの種別に
応じて分析すべき試料に最適な分析条件を自動的に選択
して分析を実行する。またサンプルトレイの種別を認識
する手段、データ処理アルゴリズムを切り換える手段を
設け、サンプルトレイの種別に応じて分析すべき試料に
最適なデータ処理アルゴリズムを自動的に選択して分析
を実行するようにしたもの。
析することができる自動電気泳動装置を提供すること。 【構成】 サンプルトレイの種別を認識する手段、分析
条件を切り換える手段を設け、サンプルトレイの種別に
応じて分析すべき試料に最適な分析条件を自動的に選択
して分析を実行する。またサンプルトレイの種別を認識
する手段、データ処理アルゴリズムを切り換える手段を
設け、サンプルトレイの種別に応じて分析すべき試料に
最適なデータ処理アルゴリズムを自動的に選択して分析
を実行するようにしたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨床検査の分野におけ
る血清等の蛋白分画値、各分画に含まれる蛋白濃度を自
動的に分析する自動電気泳動装置に関するものである。
る血清等の蛋白分画値、各分画に含まれる蛋白濃度を自
動的に分析する自動電気泳動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の病院において電気泳動法によって
分析する試料は、ヒトの血清、尿、リコール(髄液)等
である。また各種検査センタにおいては、動物病院等か
らの分析の依頼もあるため、これらに加えて犬、猫、ラ
ット、牛等の動物の血清の分析も行うことがある。これ
らの試料を分析するに際しては、それぞれの試料に応じ
て分析条件を設定して分析を行い、それぞれの試料の種
類、分析条件に応じたデータ処理アルゴリズムによりデ
ータ処理をするのが望ましい。しかし現在使用されてい
る分析装置は、ヒトの血清の分析を前提として設計され
ており、動物の血清の分析を行う場合、分析条件やデー
タ処理アルゴリズムについては、マニュアルで切り替え
て行うという程度の考慮しか払われていない構成となっ
ている。
分析する試料は、ヒトの血清、尿、リコール(髄液)等
である。また各種検査センタにおいては、動物病院等か
らの分析の依頼もあるため、これらに加えて犬、猫、ラ
ット、牛等の動物の血清の分析も行うことがある。これ
らの試料を分析するに際しては、それぞれの試料に応じ
て分析条件を設定して分析を行い、それぞれの試料の種
類、分析条件に応じたデータ処理アルゴリズムによりデ
ータ処理をするのが望ましい。しかし現在使用されてい
る分析装置は、ヒトの血清の分析を前提として設計され
ており、動物の血清の分析を行う場合、分析条件やデー
タ処理アルゴリズムについては、マニュアルで切り替え
て行うという程度の考慮しか払われていない構成となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、電気泳動
法により試料の分析を行う場合、測定する試料の種類に
よってバッファ等の薬品の種類や量、泳動時間等の分析
条件を変える必要があるため、試料が変わる都度、分析
条件をマニュアルで変更したり、薬品を交換しなければ
ならないという不具合があった。このためある種の試料
の測定では、固定された分析条件で分析を行い、この分
析結果をマニュアルで修正して最終結果とする場合もあ
った。またある種の試料の測定では、仮にデンシトメト
リが正常に行われても、データ処理のアルゴリズムが適
当でないため適正なデータが得られない場合もあった。
法により試料の分析を行う場合、測定する試料の種類に
よってバッファ等の薬品の種類や量、泳動時間等の分析
条件を変える必要があるため、試料が変わる都度、分析
条件をマニュアルで変更したり、薬品を交換しなければ
ならないという不具合があった。このためある種の試料
の測定では、固定された分析条件で分析を行い、この分
析結果をマニュアルで修正して最終結果とする場合もあ
った。またある種の試料の測定では、仮にデンシトメト
リが正常に行われても、データ処理のアルゴリズムが適
当でないため適正なデータが得られない場合もあった。
【0004】さらに分析条件の設定をマニュアルで変更
する場合、装置の連続動作を一旦中断しなければなら
ず、時間のロスを招くという不具合があった。また試料
の種類が変わる度に薬品を交換する作業をマニュアルで
行わなうということは、煩雑であるとともに時間のロス
を招くという不具合があった。またある分析条件によっ
て分析を行い、モニタスクリーン等に出力された分析結
果をマニュアルで修正する場合、修正作業が煩わしいと
ともに時間のロスを招くという不具合があった。本発明
は、上記の不具合を解決すべく提案されるもので、複数
種類の試料を自動的に正確かつ迅速に分析することがで
きる自動電気泳動装置を提供することを目的としたもの
である。
する場合、装置の連続動作を一旦中断しなければなら
ず、時間のロスを招くという不具合があった。また試料
の種類が変わる度に薬品を交換する作業をマニュアルで
行わなうということは、煩雑であるとともに時間のロス
を招くという不具合があった。またある分析条件によっ
て分析を行い、モニタスクリーン等に出力された分析結
果をマニュアルで修正する場合、修正作業が煩わしいと
ともに時間のロスを招くという不具合があった。本発明
は、上記の不具合を解決すべく提案されるもので、複数
種類の試料を自動的に正確かつ迅速に分析することがで
きる自動電気泳動装置を提供することを目的としたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、支持体を湿潤させる手段と、サンプルト
レイ中の試料を塗布する手段と、この支持体へ電気泳動
を与える手段と、電気泳動を与えた支持体を染色する手
段と、染色された支持体を脱色する手段と、脱色された
支持体を測光する手段と、測光結果を処理するデータ処
理手段と、データ処理手段で処理したデータを出力する
手段とを具えた自動電気泳動装置において、サンプルト
レイの種別を認識する手段と、前記各手段における分析
条件を切り換える手段とを設け、サンプルトレイの種別
に応じて分析すべき試料に最適な分析条件を自動的に選
択して分析を実行するように構成した自動電気泳動装置
としたものである。また支持体を湿潤させる手段と、サ
ンプルトレイ中の試料を塗布する手段と、この支持体へ
電気泳動を与える手段と、電気泳動を与えた支持体を染
色する手段と、染色された支持体を脱色する手段と、脱
色された支持体を測光する手段と、測光結果を処理する
データ処理手段と、データ処理手段で処理したデータを
出力する手段とを具えた自動電気泳動装置において、サ
ンプルトレイの種別を認識する手段と、データ処理アル
ゴリズムを切り換える手段とを設け、サンプルトレイの
種別に応じて分析すべき試料に最適なデータ処理アルゴ
リズムを自動的に選択して分析を実行するように構成し
た自動電気泳動装置としたものである。
達成するため、支持体を湿潤させる手段と、サンプルト
レイ中の試料を塗布する手段と、この支持体へ電気泳動
を与える手段と、電気泳動を与えた支持体を染色する手
段と、染色された支持体を脱色する手段と、脱色された
支持体を測光する手段と、測光結果を処理するデータ処
理手段と、データ処理手段で処理したデータを出力する
手段とを具えた自動電気泳動装置において、サンプルト
レイの種別を認識する手段と、前記各手段における分析
条件を切り換える手段とを設け、サンプルトレイの種別
に応じて分析すべき試料に最適な分析条件を自動的に選
択して分析を実行するように構成した自動電気泳動装置
としたものである。また支持体を湿潤させる手段と、サ
ンプルトレイ中の試料を塗布する手段と、この支持体へ
電気泳動を与える手段と、電気泳動を与えた支持体を染
色する手段と、染色された支持体を脱色する手段と、脱
色された支持体を測光する手段と、測光結果を処理する
データ処理手段と、データ処理手段で処理したデータを
出力する手段とを具えた自動電気泳動装置において、サ
ンプルトレイの種別を認識する手段と、データ処理アル
ゴリズムを切り換える手段とを設け、サンプルトレイの
種別に応じて分析すべき試料に最適なデータ処理アルゴ
リズムを自動的に選択して分析を実行するように構成し
た自動電気泳動装置としたものである。
【0006】
【作用】このように分析すべき検体試料の種別を検知し
て、検体試料に応じた分析条件を自動的に選択して分析
するように構成されているため、分析条件の設定変更に
人手を煩わせることなく、正確かつ迅速に分析を行うこ
とが可能となる。また分析すべき検体試料の種別を検知
して、検体試料に応じたデータ処理アルゴリズムを自動
的に選択して分析するように構成されているため、デー
タの修正に人手を煩わせることなく、適正なアルゴリズ
ムによってデータ処理を行うことにより正確かつ迅速に
分析を行うことが可能となる。
て、検体試料に応じた分析条件を自動的に選択して分析
するように構成されているため、分析条件の設定変更に
人手を煩わせることなく、正確かつ迅速に分析を行うこ
とが可能となる。また分析すべき検体試料の種別を検知
して、検体試料に応じたデータ処理アルゴリズムを自動
的に選択して分析するように構成されているため、デー
タの修正に人手を煩わせることなく、適正なアルゴリズ
ムによってデータ処理を行うことにより正確かつ迅速に
分析を行うことが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明していく。図1は、本発明に係る自動電気泳動装
置の制御システムの構成を示すブロック図である。図1
に示すように本発明に係る自動電機泳動装置の制御シス
テムは、分析ユニット1、センサ2、CPU3、ユニッ
ト制御部3、分析条件切換部5、データ処理アルゴリズ
ム切換部6、データ処理部7、SCR(スクリーン)
8、PRT9(プリンタ)を設けている。
を説明していく。図1は、本発明に係る自動電気泳動装
置の制御システムの構成を示すブロック図である。図1
に示すように本発明に係る自動電機泳動装置の制御シス
テムは、分析ユニット1、センサ2、CPU3、ユニッ
ト制御部3、分析条件切換部5、データ処理アルゴリズ
ム切換部6、データ処理部7、SCR(スクリーン)
8、PRT9(プリンタ)を設けている。
【0008】上記のうち、分析ユニット1は湿潤、塗
布、泳動槽、染色槽、デンシトメータを有し、デンシト
メータからのデータ信号はテータ処理部7に送られ、所
望の形式でSCR8にスクリーン表示されたり、PRT
9からプリンタ出力されるようになっている。次にセン
サ2は、湿潤の前後いずれかの支持体に対応するサンプ
ルを収容したトレイの種別を検知する。この場合の検知
は、トレイが塗布手段(アプリケータ)の位置に搬送さ
れた時、トレイの搬送中、もしくは収納状態のいずれか
においてなされればよい。
布、泳動槽、染色槽、デンシトメータを有し、デンシト
メータからのデータ信号はテータ処理部7に送られ、所
望の形式でSCR8にスクリーン表示されたり、PRT
9からプリンタ出力されるようになっている。次にセン
サ2は、湿潤の前後いずれかの支持体に対応するサンプ
ルを収容したトレイの種別を検知する。この場合の検知
は、トレイが塗布手段(アプリケータ)の位置に搬送さ
れた時、トレイの搬送中、もしくは収納状態のいずれか
においてなされればよい。
【0009】センサ2が得たトレイ信号はCPU3で判
別され、予め設定した対応する分析条件とデータ処理ア
ルゴリズムに変換すべく、それぞれ分析条件切換部5と
データ処理アルゴリズム切換部6に電送されるようにな
っている。分析条件切換部5は、CPU3で判別された
信号に応じて特定の分析条件を選択し、これをユニット
制御部4へ指令情報として送る。一方データ処理アルゴ
リズム切換部6は、CPU3で判別された信号に応じて
特定のデータ処理アルゴリズムを選択し、これをデータ
処理部7へ指令情報として送るようになっている。
別され、予め設定した対応する分析条件とデータ処理ア
ルゴリズムに変換すべく、それぞれ分析条件切換部5と
データ処理アルゴリズム切換部6に電送されるようにな
っている。分析条件切換部5は、CPU3で判別された
信号に応じて特定の分析条件を選択し、これをユニット
制御部4へ指令情報として送る。一方データ処理アルゴ
リズム切換部6は、CPU3で判別された信号に応じて
特定のデータ処理アルゴリズムを選択し、これをデータ
処理部7へ指令情報として送るようになっている。
【0010】なお、CPU3には、トレイ内のサンプル
種別に応じた分析条件、使用する薬品、データ処理アル
ゴリズムが予め登録されている。この登録された内容は
マスターファイルあるいはフロッピーディスクに記録し
て、いつでも読み出せるようになっている。このように
して、トレイ内のサンプル種別に応じた分析がユニット
制御部4により実行され、またサンプルに応じたデータ
処理がデータ処理部7で行われるのである。
種別に応じた分析条件、使用する薬品、データ処理アル
ゴリズムが予め登録されている。この登録された内容は
マスターファイルあるいはフロッピーディスクに記録し
て、いつでも読み出せるようになっている。このように
して、トレイ内のサンプル種別に応じた分析がユニット
制御部4により実行され、またサンプルに応じたデータ
処理がデータ処理部7で行われるのである。
【0011】図2Aは、分析ユニット1の具体的な構成
を示す図であり、図2Bは分析ユニット1で行われる分
析動作のフローチャートである。ロール状の支持体10
は、湿潤部11に搬送され、カッター12で所要の長さ
に切断された後湿潤される。湿潤部11に搬送された支
持体10は、浸潤後自動的に塗布位置へ搬送される。塗
布位置では、オートフィーダ13により送り出されたサ
ンプルトレイ中のサンプル(血清)をアプリケータ14
が吸着支持体に塗布する。塗布された吸着支持体は、並
列に2個並んだ泳動槽15に搬送され、順次電気泳動処
理されるようになっている。
を示す図であり、図2Bは分析ユニット1で行われる分
析動作のフローチャートである。ロール状の支持体10
は、湿潤部11に搬送され、カッター12で所要の長さ
に切断された後湿潤される。湿潤部11に搬送された支
持体10は、浸潤後自動的に塗布位置へ搬送される。塗
布位置では、オートフィーダ13により送り出されたサ
ンプルトレイ中のサンプル(血清)をアプリケータ14
が吸着支持体に塗布する。塗布された吸着支持体は、並
列に2個並んだ泳動槽15に搬送され、順次電気泳動処
理されるようになっている。
【0012】電気泳動処理された支持体10は、染色・
脱色・乾燥部16に搬送されて、染色、脱色、乾燥の各
処理が施される。染色等の処理が施された支持体10
は、自動的にデンシトメータ部17に搬送される。な
お、17aはセンサである。デンシトメータ部17で
は、支持体10の透明化と同時に泳動像の濃度値が測光
され、分析結果が出される。測定の終わった支持体10
は、支持体受け18に保持される。
脱色・乾燥部16に搬送されて、染色、脱色、乾燥の各
処理が施される。染色等の処理が施された支持体10
は、自動的にデンシトメータ部17に搬送される。な
お、17aはセンサである。デンシトメータ部17で
は、支持体10の透明化と同時に泳動像の濃度値が測光
され、分析結果が出される。測定の終わった支持体10
は、支持体受け18に保持される。
【0013】なお、前記したようにデータ処理部7に送
られたデータ信号は、トレイの種別基づいてデータ処理
が施され、その結果はPRT9に出力されて報告書19
が作成される。また、フロッピーディスク20に出力さ
れて保存されるが、この場合データ処理を施す前のデー
タでも、処理後のデータでも自在に選択して保存するこ
とができ、この保存したデータを取り出して別のアルゴ
リズムで処理しなおすこともできる。
られたデータ信号は、トレイの種別基づいてデータ処理
が施され、その結果はPRT9に出力されて報告書19
が作成される。また、フロッピーディスク20に出力さ
れて保存されるが、この場合データ処理を施す前のデー
タでも、処理後のデータでも自在に選択して保存するこ
とができ、この保存したデータを取り出して別のアルゴ
リズムで処理しなおすこともできる。
【0014】図3は、サンプルトレイ21の種別の検知
方法を説明するための説明図でありこのうち図3Aは、
サンプルトレイの裏面側を示している。図示のように裏
面に孔22を形成しここにマグネット23を埋め込むこ
とにより種別を判別できるようにしている。実施例で
は、孔22のうち0と2にマグネット23を埋め込み、
1にはマグネットのない状態となっている。つまり、サ
ンプルトレイの裏面の所定の位置に、マグネット23を
埋め込むことによって3ビットの情報を書き込んでお
き、この情報をホール素子アレイを用いて検知するよう
にしている。
方法を説明するための説明図でありこのうち図3Aは、
サンプルトレイの裏面側を示している。図示のように裏
面に孔22を形成しここにマグネット23を埋め込むこ
とにより種別を判別できるようにしている。実施例で
は、孔22のうち0と2にマグネット23を埋め込み、
1にはマグネットのない状態となっている。つまり、サ
ンプルトレイの裏面の所定の位置に、マグネット23を
埋め込むことによって3ビットの情報を書き込んでお
き、この情報をホール素子アレイを用いて検知するよう
にしている。
【0015】図3Bに示した例は、サンプルトレイ21
の裏面の所定の位置に上記の実施例と同様に孔22を形
成するとともに、サンプルトレイ21の側部に遮蔽用部
材挿入穴24を形成して、ここに適宜遮蔽用部材25を
差し込むことにより3ビットの情報を書き込むように
し、この情報を光学式センサで検知するようにしたもの
である。このように、孔22と遮蔽用部材25とを組み
合わせて使用する本実施例は、遮蔽用部材25任意に差
し替え使用できるのでサンプルトレイ自体を共通して使
用できるという利点がある。
の裏面の所定の位置に上記の実施例と同様に孔22を形
成するとともに、サンプルトレイ21の側部に遮蔽用部
材挿入穴24を形成して、ここに適宜遮蔽用部材25を
差し込むことにより3ビットの情報を書き込むように
し、この情報を光学式センサで検知するようにしたもの
である。このように、孔22と遮蔽用部材25とを組み
合わせて使用する本実施例は、遮蔽用部材25任意に差
し替え使用できるのでサンプルトレイ自体を共通して使
用できるという利点がある。
【0016】サンプルトレイの種別の検知は以上の方法
に限定されず、例えばサンプルトレイにバーコードを貼
っておき、これをバーコードリーダにより検知するとい
う方法をとってもよい。
に限定されず、例えばサンプルトレイにバーコードを貼
っておき、これをバーコードリーダにより検知するとい
う方法をとってもよい。
【0017】図4は、サンプルトレイに対応した分析条
件及びデータ処理アルゴリズムの登録方法を説明するた
めの図である。図4ではA〜Eの5種類の条件しか表示
されていないが、この表示画面は左右にスクロールして
8種類の条件を登録できるようになっている。分析条件
としては電気泳動時間、バッファ(緩衝液)の種類、バ
ッファコメント、染色時間、脱色時間を設定することが
できる。また、データ処理アルゴリズムとしても8種類
のアルゴリズムが登録されており、それぞれの被検体に
応じて選択可能である。分析条件には、さらに染色液の
種類を加えて、サンプルに応じ選択設定し得るようにし
てもよい。また、各データ処理アルゴリズムに加えて、
データ処理コメントを登録することができる。
件及びデータ処理アルゴリズムの登録方法を説明するた
めの図である。図4ではA〜Eの5種類の条件しか表示
されていないが、この表示画面は左右にスクロールして
8種類の条件を登録できるようになっている。分析条件
としては電気泳動時間、バッファ(緩衝液)の種類、バ
ッファコメント、染色時間、脱色時間を設定することが
できる。また、データ処理アルゴリズムとしても8種類
のアルゴリズムが登録されており、それぞれの被検体に
応じて選択可能である。分析条件には、さらに染色液の
種類を加えて、サンプルに応じ選択設定し得るようにし
てもよい。また、各データ処理アルゴリズムに加えて、
データ処理コメントを登録することができる。
【0018】図5は、CPU3から分析条件切換部5へ
電送する情報を示す分析条件電文仕様の一例を示す説明
図である。トレイAの分析条件には電気泳動時間等の各
種条件が折り込まれており、以下トレイBからトレイH
に至るまでそれぞれの分析条件が折り込まれている。
電送する情報を示す分析条件電文仕様の一例を示す説明
図である。トレイAの分析条件には電気泳動時間等の各
種条件が折り込まれており、以下トレイBからトレイH
に至るまでそれぞれの分析条件が折り込まれている。
【0019】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、分析する
試料の種類が混在する場合に、分析条件の切り換えにか
かる時間が不要となるため、大幅に分析時間を短縮する
ことができる。また、人手の介入が不要となるため、分
析作業の効率化を図ることができる。さらに、被検体の
種別毎に最適の条件で分析を行い、最適のアルゴリズム
でデータの処理を行うことができるため、データの信頼
性を大幅に向上させることができる。
試料の種類が混在する場合に、分析条件の切り換えにか
かる時間が不要となるため、大幅に分析時間を短縮する
ことができる。また、人手の介入が不要となるため、分
析作業の効率化を図ることができる。さらに、被検体の
種別毎に最適の条件で分析を行い、最適のアルゴリズム
でデータの処理を行うことができるため、データの信頼
性を大幅に向上させることができる。
【図1】本発明に係る自動電気泳動装置の制御システム
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】分析ユニットの具体的な構成を示す図、および
分析動作のフローチヤートである。
分析動作のフローチヤートである。
【図3】サンプルトレイの裏面側を示す斜視図である。
【図4】サンプルトレイに対応した分析条件及びデータ
処理アルゴリズムの登録方法を説明するための図であ
る。
処理アルゴリズムの登録方法を説明するための図であ
る。
【図5】分析条件電文仕様の一例を示す説明図である。
1 分析ユニット 2 センサ 3 CPU 4 ユニット制御部 5 分析条件切換部 6 データ処理アルゴリズム切換部 7 データ処理部 8 SCR 9 PRT
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体を湿潤させる手段と、サンプルト
レイ中の試料を塗布する手段と、この支持体へ電気泳動
を与える手段と、電気泳動を与えた支持体を染色する手
段と、染色された支持体を脱色する手段と、脱色された
支持体を測光する手段と、測光結果を処理するデータ処
理手段と、データ処理手段で処理したデータを出力する
手段とを具えた自動電気泳動装置において、 サンプルトレイの種別を認識する手段と、前記各手段に
おける分析条件を切り換える手段とを設け、サンプルト
レイの種別に応じて分析すべき試料に最適な分析条件を
自動的に選択して分析を実行するように構成したことを
特徴とする自動電気泳動装置。 - 【請求項2】支持体を湿潤させる手段と、サンプルトレ
イ中の試料を塗布する手段と、この支持体へ電気泳動を
与える手段と、電気泳動を与えた支持体を染色する手段
と、染色された支持体を脱色する手段と、脱色された支
持体を測光する手段と、測光結果を処理するデータ処理
手段と、データ処理手段で処理したデータを出力する手
段とを具えた自動電気泳動装置において、 サンプルトレイの種別を認識する手段と、データ処理ア
ルゴリズムを切り換える手段とを設け、サンプルトレイ
の種別に応じて分析すべき試料に最適なデータ処理アル
ゴリズムを自動的に選択して分析を実行するように構成
したことを特徴とする自動電気泳動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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