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JPH0694436B2 - 洗剤成分ならびにクリーニング組成物および洗浄法におけるそれらの用途 - Google Patents

洗剤成分ならびにクリーニング組成物および洗浄法におけるそれらの用途

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Publication number
JPH0694436B2
JPH0694436B2 JP59031559A JP3155984A JPH0694436B2 JP H0694436 B2 JPH0694436 B2 JP H0694436B2 JP 59031559 A JP59031559 A JP 59031559A JP 3155984 A JP3155984 A JP 3155984A JP H0694436 B2 JPH0694436 B2 JP H0694436B2
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JP
Japan
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acid
precursor
group
hydrogen peroxide
ammonium
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59031559A
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JPS61210053A (ja
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フレデリツク、エドワード、ハーデイー
デイビツド、ジヨナサン、キトコ
クシユマン、マーリン、カンバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPS61210053A publication Critical patent/JPS61210053A/ja
Publication of JPH0694436B2 publication Critical patent/JPH0694436B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3945Organic per-compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3947Liquid compositions

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、酸化性しみ除去の分野、特にそれのみではな
いが布帛からの酸化性しみの除去の分野に関し、詳細に
は家庭洗浄/洗濯操作で遭遇されるような≦60℃の温度
で過酸素漂白剤を使用してこれらのしみを除去すること
に関する。
発明の背景 60℃未満の温度で過酸素漂白剤によつて酸化性しみを硬
質表面または布帛のいずれかから除去することは、周知
技術であり、そして慣例的に有機ペルオキシ酸の使用を
包含する。最も通常使用されるペルオキシ酸は、アルカ
リ性過酸化水素とペルオキシ酸前駆物質(所謂漂白剤活
性剤)との反応によつて漂白液または洗濯液中でその場
で通常発生される過酢酸である。しかし、アシル基内に
2よりも多い炭素数を有するペルオキシ酸も、この目的
で開示されかつ教示され、そして英国特許第864,798号
明細書、加国特許第635,620号明細書、米国特許第41000
95号明細書、第4119660号明細書、第4126573号明細書お
よび欧州公告出願第0068547号明細書は、すべてこのよ
うな物質の生成、安定化または用途に関する。
最近、欧州出願第0068547号明細書に記載のように、ペ
ルオキシ酸の脂肪族部分の鎖長の選択は、ペルオキシ酸
をしみ除去の必要な領域に濃縮させることが見い出され
ている。バルク溶液(bulk solution)中の不堅牢染料
の除去に対しては、「親水性」漂白剤種は満足であり、
一方固体表面上のしみに対しては更に疎水性、従つて固
液界面への移行の傾向を示す漂白種が更に有益であるこ
とがある。
米国特許第4412934号明細書「漂白組成物」および公告
欧州出願第83303675.9号明細書「洗剤添加剤製品」に
は、アルカリ性過酸化水素との反応時にC8〜C10脂肪族
ペルオキシ酸を生成できるC8〜C10アシルオキシ化合物
(C8〜C10アシル基は特性が線状である)を配合する組
成物が開示されている。
これらの最後に記載の開示に従つて調製された組成物
は、過酢酸またはその前駆物質を使用した従来技術の製
品よりも優れたしみ除去性能を与えるが、或る条件下に
おいては、これらの製品によつて洗浄液中に生ずるにお
いは、美的に魅力的ではない。
或る種の分枝鎖脂肪族ペルオキシ酸前駆物質は、アルカ
リ性過酸化水素源を含有する水性液に添加された場合
に、美的に魅力的ではないにおいを発生せずに特に60℃
以下の温度で酸化性しみの有効な漂白を与えることが今
や見い出されている。前駆物質は、このような液に独立
して添加でき、または完全な無機ペルオキシ漂白剤含有
洗剤組成物の一部分として水に添加でき、または洗濯添
加剤製品の一部分として無機ペルオキシ漂白剤含有洗剤
組成物の水溶液に添加できる。
発明の概要 それ故、本発明の一面によれば、アルカリ性過酸化水素
水溶液中で非線状脂肪族ペルオキシ酸を生成するのに適
合した非線状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質が提
供され、そして前駆物質は一般式 〔式中、基 は非線状構造配置の有機部分であり、R11およびR111
独立に水素およびC1〜C4アルキル基から選択され、基 は1.9〜4.1のlogPoctを有するカルボン酸のアシル部分
であり、そしてPoctは21℃でのn−オクタノールと水と
の間でのカルボン酸の分配係数であり、そしてLは式 (式中、ZはH、R2またはハライドであり、R2は炭素数
1〜4を有するアルキル基であり、xは0であり、そし
てYは-SO3M及び-CO2Mから選択され、そしてMはH、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは置
換アンモニウムである) を有するリービング基(leaving group)である〕 を有する。
これらのリービング基は、pKa6〜13、更に好ましくは7
〜11、最も好ましくは8〜10を有する。
好ましいリービング基は、前記式(a)のもの(式中、
ZはHであり、xは0であり、そしてYは-SO3Mおよび-
CO2Mから選択され、そしてMはアルカリ金属、好ましく
はナトリウムである)である。
好ましくは、基 は、C7〜C9アルキル基であり、そして好ましい化合物
は、アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウ
ムの2−エチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸
塩および3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼ
ンスルホン酸塩であり、ナトリウムが好ましい陽イオン
である。
本発明の別の面によれば、前記のような化合物並びに陰
イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面
活性剤、双性界面活性剤またはそれらの混合物およびア
ルカリ性過酸化水素源からなる組成物が、提供される。
本発明のこの面の好ましい形態においては、界面活性剤
は、主として陰イオン成分と非イオン成分との混合物で
あり、非常に好ましい形態においては 陽イオン成分との混合物である。また、本発明の好まし
い形態においては、存在する過酸化水素対前記化合物の
モル比は、少なくとも1.5:1である。
本発明の更に別の面においては、前記のような化合物
が、過酸化水素源を含有するアルカリ性水性洗濯液中で
の浸漬時にその内容物の離脱を可能とさせるように水脆
性クロージヤー(closure)で形成された合成重合体フ
イルム材料のバツグまたは袋(pouch)のような容器内
に封入されている洗濯添加剤製品が、提供される。本発
明のこの面の別の形態は、化合物対基体の重量比1:10か
ら30:1の可撓性非粒状基体と水離脱組み合わせの前記化
合物からなる。これらの添加剤組成物の両方において、
他の洗剤成分、例えば界面活性剤、ビルダー塩およびキ
レート化剤が、存在できる。
本発明は、式RCOOH(式中、Rはカルボニル炭素原子に
関して少なくとも2位および(または)3位で分枝され
ているC6〜C16アルキル基であり、カルボニル炭素から
のびかつカルボニル炭素を包含する炭素数5以上の線状
アルキル鎖がある)の脂肪族過カルボン酸並びに安定剤
からなる漂白組成物も包含する。
発明の具体的説明 有機ペルオキシ漂白剤前駆物質として有用であると見い
出されている化合物は、式 (式中、基 は非線状構造配置の有機部分であり、R11およびR111
独立に水素およびC1〜C4アルキル基から選択され、基 は1.9〜4.1のlogPoctを有するカルボン酸のアシル部分
であり、そしてPoctは21℃でのn−オクタノールと水と
の間でのカルボン酸の分配係数であり、そしてLはリー
ビング基であり、その共役酸はpKa6〜13を有する) を有する。R1は、各種の形態を有することができる有機
部分である。このように、R1は特性が脂肪族であること
ができ、そして線状シクロ脂肪族または分枝であること
ができる。或いはR1は芳香族、アルキル芳香族またはア
リール脂肪族であることができる。R1は、基の主鎖では
ないならば、即ちヒドロカルビル構造からの側鎖である
ならば、ヘテロ原子、例えば酸素、窒素およびハロゲン
も包含できる。酸化攻撃を受けやすい基、例えばアルデ
ヒド基は、存在すべきではなく、そして部分は好ましく
は芳香族性の不飽和以外の不飽和を含むべきではない。
好ましくは、R1はヒドロカルビル部分である。
オクタノールと水との間の分配係数によつて表わされる
ような有機化合物の疎水性に対する構造の効果は、A.レ
オ等によりChemical Reviews,71,第525頁〜第616頁(1
971)に記載されている。この文献は、各種の置換基の
広範囲の構造内への導入に関連するLogPoct(式中、Poc
tはn−オクタノールと水との間の分配係数である)の
変化に対する数値を与えている。これは、どのような構
造に対してもLogPoctの値を予測できるようにさせる。
すべての化合物は、表面活性を示すが、この性質は基R1
-C(R11R111)-が炭素数8未満を有する化合物の場合には
余り顕著ではなく、そしてR1-C(R11R111)-が10よりも多
い炭素数を有する化合物だけが洗剤特性を示す。ヒドロ
カルビル基分枝は、同一炭素数の線状化合物に比較して
増大した溶解度を与え、そしてこの増大した溶解度は、
対応の線状化合物に比較して表面活性の減少を伴う。こ
の効果は、前記化合物の過加水分解時に生成される脂肪
族ペルオキシ酸の場合にも真実である。しかも、驚異的
なことに、非線状性がカルボニル炭素に関して2−炭素
原子および(または)3−炭素原子で生ずる非線状脂肪
族ペルオキシカルボン酸を含有する水性液は、対応の線
状脂肪族ペルオキシ酸を含有するものよりも美的許容性
の高く強烈なにおいの少ないものであることが今や見い
出されている。後者は、特性的に強烈な刺激性の美的に
魅力的ではないにおいを有し、このにおいを通常の洗剤
香料を使用してマスキングすることは困難である。
カルボニル炭素から3−炭素原子位よりも更に離れた炭
素原子上の非線状性の存在も、有益であるらしいが、少
程度であり、そしてカルボニル炭素に関して5以上の炭
素原子位で始まる非線状性の場合にはほとんどまたは全
く何のにおい上の利益も見られない。従つて、4以上の
炭素原子上の分枝は、化合物のにおい生成能力に臨界的
であるとは信じられない。分枝脂肪族ペルオキシ酸と線
状脂肪族ペルオキシ酸との間のこの挙動差の理由は、良
く理解されておらず、そして予測可能ではないらしい。
非線状性の有機基R1-C(R11R111)-への導入は、アルカリ
性過酸化水素溶液中での前駆物質の過加水分解速度にも
影響を及ぼす。2−炭素上へのアルキル基の置換、特に
ジ置換は、ペルヒドロキシイオンの接近を妨げるので前
駆物質の過加水分解速度を減少させ、そして漂白剤とし
ての過カルボン酸の有効さを減少させると信じられる。
例えば、ジアルキル置換が、依然として改善されたにお
いの脂肪族ペルオキシ酸を与えるが、化合物の過加水分
解に対する効果を余り有していない場合には、2−炭素
上の非線状性は、3−炭素上の非線状性よりも好ましく
ない。
(式中、R11およびR111は前記の通りである)の1つの
好ましい形態は、このように基 (式中、R1VおよびRVは各々独立に水素およびC1〜C4
ルキル基から選択され、基 はC6〜C16アルキル基からなり、そしてR11、R111、R1V
よびRVの少なくとも1つはC1〜C4アルキルであり、カル
ボニル炭素からのびかつカルボニル炭素を包含する炭素
数5以上の線状鎖がある) である。好ましくは、R11およびR111は水素原子であ
る。
2−炭素上に1個以下の分枝があるが3−炭素上に少な
くとも1個の分枝がある分枝鎖アルキル基含有前駆物質
は、適当な速度(即ち、約5分以内で>80%の転化率)
で過加水分解するが、過酸化水素のアルカリ性水溶液に
溶解した場合に依然としてにおいを生ずる。しかし、こ
のにおいは、同一条件下で対応の線状アルキル前駆物質
によつて生成されるものよりも許容可能な種類および水
準を有する。
次式 のアルキル基内の好ましい炭素数は、炭素数7〜9であ
り、線状鎖は炭素数5〜8であり、そしてR1Vおよび
(または)RVは側鎖を構成し、即ちカルボニル炭素原子
に関して3−炭素位中にある。
最も好ましいR基構造は、3−炭素原子位に単一のメチ
ル側鎖がありかつアルキル基が第三級ブチル部分によつ
て終りとされるC7〜C9基である。
(式中、R1は脂肪族である) に対する本発明に係る構造は、例えば次のものである。
前記のうち、3,5,5−トリメチルヘキサノイル構造は、
においおよび過加水分解に対して最も好ましく、5−メ
チルヘキサノイル構造、6−メチルヘプタノイル構造お
よびネオデカノイル構造は、においに対して余り好まし
くなく、そしてネオデカノイルおよび2−エチルヘキサ
ノイルは、過加水分解に対して余り好ましくない。
(式中、R1はシクロ脂肪族または芳香族官能性を有す
る) に対する本発明に係る構造は、例えば である。前記のうち、事実上快いにおいおよび許容可能
な過加水分解速度を有する5−フエニルバレロイル構造
および3−フエニルプロピオノイル構造が、最も好まし
い。
リービング基Lは、アルカリ性過酸化水素によつて発生
されるペルヒドロキシドイオンによる漂白剤前駆物質上
への求核攻撃の結果として漂白剤前駆物質から置換(di
splacement)できなければならない。このこと、即ち過
加水分解反応は、過カルボン酸を生成する。一般に、基
が好適なリービング基であるためには、前駆物質分子内
に電子求引効果を働かせなければならない。その理由
は、このことがペルヒドロキシドイオンによる求核置換
を容易にするからである。
この目的用に好適なリービング基は、共役酸形態を有
し、そのpKaは6〜13の範囲内にあるべきである。13よ
りも高いpKa値は、電子求引効果を余りに小さくさせる
のでペルヒドロキシド陰イオンによる求核効果を促進す
る際に有効ではない。このようなリービング基の例は、
-OCH3である。6未満のpKa値は、分子を各種の物質、例
えば水に反応性にさせるような大きな電子求引効果をも
たらす。或る種の脂肪族無水物は、この種類に入る。好
ましいリービング基は、pKa7〜11、更に好ましくは8〜
10を有する。
しかし、本発明の目的では、リービング基は、存在する
水相と有機相との間で分配するように前駆物質分子上に
溶解度も与えなければならない。適当なpKaの共役酸形
態を有する或る種のリービング基、例えばスルホンアミ
ド基は、十分な水溶解度を前駆物質に与えず、それ故洗
濯洗剤液中で実施可能にさせるのに十分な過加水分解速
度を与えない。
本発明の化合物で有用であると見い出されているリービ
ング基Lは、式 (式中、ZはH、R2またはハライドであり、R2は炭素数
1〜4を有するアルキル基であり、xは0であり、そし
てYは-SO3M及び-CO2Mから選択され、そしてMはH、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは置
換アンモニウムである) を有するものである。
好ましいリービング基は、式(a)(式中、ZはHであ
り、xは0であり、そしてYはスルホネート基、カルボ
キシレート基である)を有する。
o位、m位およびp位は使用可能な種を与えるので、式
(a)中のベンゼン環上の可溶化基Yの位置は、臨界的
ではない。それにも拘らず、立体障害はペルヒドロキシ
ルイオンの接近を妨げるので、極性因子および立体因子
は、o−置換物質を合成するのを最も困難にさせ、かつ
最小の価値を有するものにさせる。Yがスルホネート基
であるリービング基Lの好ましい具体例においては、前
駆物質は、酸形態の取り扱いの困難さのため、通常その
アルカリ金属塩の形態で単離されるであろう。
本発明の化合物の合成は、一般にC7〜C17酸または酸塩
化物(アシル基は所要の分枝構造を有する)が生成され
た後これが自由結合が水素原子によつて満たされている
式(a)の化合物と反応させる一連の反応によつて説明
され得る。
C7〜C17酸または酸塩化物出発物質(アシル基はカルボ
ニル炭素からのびかつカルボニル炭素を包含する炭素数
少なくとも5の線状鎖を有し、かつ少なくとも2−炭素
位および(または)3−炭素位に分枝を包含する)は、
技術上既知の方法によつて生成される。
α−オレフインがコバルト触媒の存在下で一酸化炭素お
よび水と反応されて60〜65%が2−メチル分枝または2
−エチル分枝のいずれかを有する酸混合物を調製する変
形オキソ合成法が使用できる。分枝オレフインが出発物
質として使用されるならば、得られる酸は完全に分枝で
ある。C15までの鎖長を有する分枝オレフイン自体は、
高温、高圧の条件下でリン酸触媒を使用してプロピレン
またはブテンを重合することによつて生成される。イソ
ブテンの二単体化またはn−ブテンとイソブテンとの共
二量体化は、好ましい出発物質である高度に分枝したイ
ソノナン酸を生ずる。別の好ましい出発物質2−エチル
ヘキサン酸用のオレフイン源は、プロピレンである。こ
れは、アルデヒドのアルドール縮合、その後のアルドー
ル縮合物の水素添加、最後の酸化によつてn−ブチルア
ルデヒドに転化された後2−エチルヘキサン酸に転化さ
れる。
本発明に係る好ましい化合物で3,5,5−トリメチルヘキ
サノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムの生成に
使用される酸反応体の製法は、2モルのブテンを縮合し
てジイソブテンを生成した後、カルボニル化してアルデ
ヒドを生成し、その後酸化してイソノナン酸を生成する
ことを包含する。次いで、これは、既知の方法で酸塩化
物に転化される。酸塩化物は、窒素流中で100〜150℃に
おいて10〜20時間フエノールスルホン酸ナトリウムで還
流されて3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムを生成する。或いは、イソノナ
ン酸は、160〜180℃で少量の酢酸ナトリウム触媒の存在
下でフエノールスルホン酸ナトリウムおよび無水酢酸で
還流され、その後副生酢酸を揮発し、そしてスルホン酸
塩生成物を有機溶媒から沈殿させることによつてエステ
ル交換できる。n−ノナン酸で出発する同様の反応法
は、1982年9月28日出願の英国特許出願第8227675号明
細書に開示されかつ請求されている。
前記と同様の方法が、2−エチルヘキサノイルオキシベ
ンゼンスルホン酸ナトリウムの合成にも使用される。
類似アシルオキシベンゼンカルボン酸塩も、ペルオキシ
酸漂白剤前駆物質として有用な好ましい化合物である。
これらの物質の合成法は、酸塩化物がp−ヒドロキシ安
息香酸で還流されてアシルオキシ安息香酸生成物を生成
し、この生成物が石油エーテルを添加して酸を沈殿させ
ることにより回収され得る点において、スルホン酸塩の
合成法と類似である。
3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシ安息香酸ナトリ
ウムおよび2−エチルヘキサノイルオキシ安息香酸ナト
リウムは、この種の化合物の好ましいものである。前記
化合物は、それらのナトリウム塩によつて記載されてい
るが、他のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属陽イ
オン塩およびアンモニウム塩および置換第四級アンモニ
ウム塩、例えばトリC2〜C3アルカノールアンモニウム塩
も、使用できる。
本発明のこの塩は、有機ペルオキシ酸漂白剤前駆物質と
して有用な2種の化合物の製法の以下の説明において説
明される。
1)3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンス
ルホン酸ナトリウムの合成法 純度95.8%および分子量176.5の塩化イソノナノイル
(英国、サリー、クイーンズ・ロード・ハーシヤムのア
クゾBV製)および純度99.5%および分子量196のフエノ
ールスルホン酸ナトリウム(英国、ドルセツト、ポール
のBDHケミカルズ・リミテツド製)は、反応において出
発物質として使用された。
微粉状無水フエノールスルホン酸ナトリウム19.62g(1/
10モル)およびアクゾ製塩化ノナノイル22.06g(重量1/
10モル+25%過剰)が、クロロベンゼン250mlを含有す
る500mlのコニカルフラスコに秤量された。フラスコ
は、磁気攪拌機、N2ガス入口を担持する2路ヘツド(フ
ラスコのベースに導く)および還流冷却器(+CaCl2管)
を備え、そして油浴によつて囲まれた。フラスコは、攪
拌下120℃に加熱され、そしてN2ガスをフラスコに通過
させつつ前記温度に一夜(20時間)維持された。次い
で、加熱は停止され、そしてフラスコ内容物は室温に冷
却された。次いで、内容物は、ジエチルエーテル3×1
で洗浄され、各洗浄間に過された(シルバーゾン攪
拌機が撹拌用に使用された)。得られた白色固体は、真
空炉(加熱なし)内で乾燥された後、生成物は微粉末に
粉砕され、そして再び真空炉内で乾燥された。
収量27.40g(収率81.5%) NMR分析は、所定化合物81.4%を示した。
2)2−エチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウムの合成法 無水フエノールスルホン酸ナトリウム(58.85g、0.3モ
ル)が、無水酢酸(36.75g、0.36モル)、2−エチルヘ
キサン酸(129.8g、0.9モル)および酢酸ナトリウム(3
g)の攪拌混合物に添加された。得られた白色懸濁液
は、窒素下で攪拌され、そして還流下で160℃に加熱さ
れた。強烈な沸騰が生じ、そして4.5時間維持された。
この時点で、窒素リードは、冷却器頂部から反応容器の
フランジ頂部上のスペア入口に移送され、そして冷却器
は蒸留方式に設定された。ポツト温度は、1.5時間で260
℃に徐々に増大された。スチルヘツド温度は、131℃に
上昇した。反応ポツトの内容物は、ジエチルエーテル3
×1.5lで洗浄され、洗浄間に過され、そして乾燥され
た。2−エチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウムの収量は、88.3g、理論の91.3%であつた。
純度(cat.SO3測定により)は、93.4%であつた。同じ
測定法(cat.SO3)によるこの化合物の分子量は実測値3
28、理論値322であった。
本発明の第二面は、前記のような化合物を主としてペル
オキシ酸漂白剤前駆物質(所謂低温漂白剤活性剤)とし
て配合する洗剤組成物に関する。このような洗剤組成物
は、有機界面活性剤、前記のような化合物およびアルカ
リ性過酸化水素源からなり、そして物理的形態が通常粒
状である。
広範囲の界面活性剤が、本発明の洗濯組成物で使用され
得る。これらの界面活性剤の種類および種の典型例は、
米国特許第3,663,961号明細書に与えられる。
好適な合成陰イオン界面活性剤は、アルキルベンゼンス
ルホン酸、アルキル硫酸、アルキルポリエトキシエーテ
ル硫酸、パラフインスルホン酸、α−オレフインスルホ
ン酸、α−スルホカルボン酸およびそれらのエステル、
アルキルグリセリルエーテルスルホン酸、脂肪酸モノグ
リセリド硫酸、脂肪酸モノグリセリドスルホン酸、アル
キルフエノールポリエトシキエーテル硫酸、2−アシル
オキシアルカン−1−スルホン酸、およびβ−アルキル
オキシアルカンスルホン酸の水溶性塩である。
特に好適な種類の陰イオン界面活性剤は、例えばそれら
の分子構造内に炭素数8〜22、特に約10〜約20のアルキ
ル基またはアルカノール基およびスルホン酸エステル基
または硫酸エステル基を有する有機硫酸反応生成物の水
溶性塩、特にアルカリ金属塩、アンモニウム塩およびア
ルカノールアンモニウム塩である(「アルキル」なる用
語にはアシル基のアルキル部分が包含される)。本発明
の洗剤組成物の一部分を構成するこの群の合成洗剤の例
は、アルキル硫酸ナトリウムおよびアルキル硫酸カリウ
ム、特にタローまたはやし油のグリセリドを還元するこ
とによつて得られた高級アルコール(C8〜18炭素数)
を硫酸化することによつて得られるもの、およびアルキ
ル基が直鎖または分枝鎖配置内に炭素数9〜15、特に11
〜13を有するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムお
よびアルキルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば米国
特許第2,220,099号明細書および米国特許第2,477,383号
明細書に記載の種類のもの、および直鎖クロロパラフイ
ン(三塩化アルミニウム触媒作用使用)または直鎖オレ
フイン(フツ化水素触媒作用使用)でのアルキル化によ
つて得られたアルキルベンゼンから生成されるものであ
る。アルキル基の平均が炭素数11.8である線状直鎖アル
キルベンゼンスルホネート(略称C11.8LAS)およびC12
〜C15メチル分枝アルキルサルフエートが、特に価値が
ある。
他の陰イオン洗剤化合物は、例えばC10〜18アルキルグ
リセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、特にタローお
よびやし油から誘導される高級アルコールのエーテル;
やし油脂肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよ
びやし油脂肪酸モノグリセリド硫酸ナトリウム;および
1分子当たり1〜10単位のエチレンオキシドを含有しか
つアルキル基が炭素数8〜12を有するアルキルフエノー
ルエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩または
カリウム塩である。
本発明で有用な他の陰イオン洗剤化合物は、例えば脂肪
酸基内に炭素数6〜20を有しかつエステル基内に炭素数
1〜10を有するα−スルホン化脂肪酸エステルの水溶性
塩;アシル基内に炭素数2〜9を有しかつアルカン部分
内に炭素数9〜23を有する2−アシルオキシアルカン−
1−スルホン酸の水溶性塩;アルキル基内に炭素数10〜
18、特に12〜16を有しかつ1〜12モル、特に1〜6モ
ル、更に特に1〜4モルのエチレンオキシドを有するア
ルキルエーテルサルフエート;炭素数12〜24、好ましく
は14〜16を有するオレフインスルホン酸の水溶性塩、特
に三酸化硫黄と反応させた後、存在する如何なるスルト
ンも対応のヒドロキシアルカンスルホネートに加水分解
されるような条件下で中和することによつて生成される
もの;炭素数8〜24、特に14〜18を有するパラフインス
ルホン酸の水溶性塩、およびアルキル基内に炭素数1〜
3を有しかつアルカン部分内に炭素数8〜20を有するβ
−アルキルオキシアルカンスルホネートである。
前記非石けん陰イオン界面活性剤のアルカン鎖は、天然
物、例えばやし油またはタローから誘導でき、または例
えばチーグラー法またはオキソ法を使用して合成的に生
成できる。水溶性は、アルカリ金属、アンモニウムまた
はアルカノールアンモニウム陽イオンを使用することに
よつて達成され得る。ナトリウムが好ましい。好適な脂
肪酸石けんは、アルキル鎖内に炭素数8〜24、好ましく
は10〜22、特に16〜22を有する高級脂肪酸の通常のアル
カリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩)、アンモニウ
ム塩、およびアルカノールアンモニウム塩から洗濯され
得る。好適な脂肪酸は、天然物、例えば大豆油、ひまし
油、タロー、鯨油および魚油、グリース、ラードおよび
それらの混合物から得られる。脂肪酸は、合成的にも生
成され得る(例えば、石油の酸化により、またはフイツ
シヤートロプシユ法による一酸化炭素の水素添加によ
り)。樹脂酸、例えばロジンおよびトール油中の樹脂酸
は、好適である。ナフテン酸も、好適である。ナトリウ
ム石けんおよびカリウム石けんは、油脂の直接ケン化に
より、または別個の製法で生成される遊離脂肪酸の中和
により生成され得る。タローおよび水素添加魚油から誘
導される脂肪酸の混合物のナトリウム塩およびカリウム
塩が、特に有用である。
陰イオン界面活性剤の混合物、特に重量比5:1から1:5、
好ましくは5:1から1:2、更に好ましくは3:1から2:3のス
ルホネート界面活性剤とサルフエート界面活性剤との混
合物が、本発明で特に好適である。アルキル基内に炭素
数9〜15、特に11〜13を有するアルキルベンゼンスルホ
ネート(陽イオンはアルカリ金属、好ましくはナトリウ
ム)と、アルキル基内に炭素数12〜18、好ましくは14〜
16を有するアルキルサルフエートまたはアルキル基内に
炭素数10〜20、好ましくは10〜16を有し、平均エトキシ
化度1〜6を有し、アルカリ金属陽イオン、好ましくは
ナトリウムを有するエトキシサルフエートのいずれかと
の1:1混合物が、特に好ましい。
本発明で有用な非イオン界面活性剤は、平均親水性−親
油性バランス(HLB)8〜17、好ましくは9.5〜13.5、更
に好ましくは10〜12.5を有する界面活性剤を与えるエチ
レンオキシドを疎水性部分との縮合物である。疎水性部
分は、特性が脂肪族または芳香族であることができ、そ
して特定の疎水基と縮合されるポリオキシエチレン基の
長さは親水性エレメントと疎水性エレメントとの間の所
望のバランスを有する水溶性化合物を生成するように容
易に調節され得る。
好適な非イオン界面活性剤の例は、次の通りである。
1.アルキルフエノールのポリエチレンオキシド縮合物、
例えば直鎖または分枝鎖配置のいずれかに炭素数6〜12
を有するアルキル基を有するアルキルフエノールとエチ
レンオキシドとの縮合物(前記エチレンオキシドは、ア
ルキルフエノール1モル当たり3〜30モル、好ましくは
5〜14モルに等しい量で存在する)。このような化合物
内のアルキル置換基は、例えば重合プロピレン、ジイソ
ブチレン、オクテンおよびノネンから誘導され得る。他
の例は、フエノール1モル当たり9モルのエチレンオキ
シドと縮合されたドデシルフエノール;フエノール1モ
ル当たり11モルのエチレンオキシドと縮合されたジノニ
ルフエノール;13モルのエチレンオキシドと縮合された
ノニルフエノール;およびジイソオクチルフエノールで
ある。
2.直鎖または分枝鎖配置のいずれかに炭素数8〜24を有
する第一級または第二級脂肪族アルコールと、アルコー
ル1モル当たり2〜40モル、好ましくは2〜9モルのエ
チレンオキシドとの縮合物。好ましくは、脂肪族アルコ
ール、炭素数9〜18を有し、そして脂肪族アルコール1
モル当たり2〜9モル、望ましくは3〜8モルのエチレ
ンオキシドでエトキシ化される。好ましい界面活性剤
は、線状である第一級アルコール(例えば、天然脂肪か
ら誘導されるもの、またはチーグラー法によつてエチレ
ンから生成されるもの、例えばミリスチルアルコール、
セチルアルコール、ステアリルアルコール)、または部
分的に分枝である第一級アルコール、例えば2−メチル
分枝約25%を有するルテンゾール(Lutensols)、ドバ
ノール(Dobanols)およびネオドール(Neodols)(ル
テンゾールはBASFの商品名であり、ドバノールおよびネ
オドールはシエルの商品名である)、または2−メチル
分枝約50%を有すると理解されるシンペロニツク(Synp
eronics;シンペロニツクはICIの商品名である)、また
はリキチミカによつて商品名リアール(Lial)で販売さ
れている50%よりも多い分枝鎖構造を有する第一級アル
コールから生成される。本発明の目的で有用な非イオン
界面活性剤の特定例は、ドバノール45−4、ドバノール
45−7、ドバノール45−9、ドバノール91-2.5、ドバノ
ール91−3、ドバノール91−4、ドバノール91−6、ド
バノール91−8、ドバノール23-6.5、シンペロニツク
6、シンペロニツク14、ココナツツアルコールとアルコ
ール1モル当たり平均5〜12モルのエチレンオキシドと
の縮合物(ココナツツアルキル部分は炭素数10〜14を有
する)。タローアルコールとアルコール1モル当たり平
均7〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物(タロー部
分は本質上炭素数16〜22を有する)である。第二級線状
アルキルエトキシレート、特にアルキル基内に炭素数9
〜15を有しかつ1分子当たり11個まで、特に3〜9個の
エトキシ残基を有するタージトール(Tergitol)系列の
エトキシレートも、本組成物で好適である。
有用な非イオン界面活性剤は、エチレンオキシドがプロ
ピレンオキシドとプロピレンオキシドとの縮合によつて
生成された疎水性ベースと縮合されかつ疎水部分の分子
量が一般に1500〜1800の範囲内に入るものも包含する。
このような合成非イオン洗剤は、ワイアンドツト・ケミ
カルズ・コーポレーシヨンによつて商品名「プルロニツ
ク(Pluronic)で購入できる。
本発明で使用するのに特に好ましい非イオン界面活性剤
は、アルコール1モル当たり3〜8モルのエチレンオキ
シドを含有するC9〜C15第一級アルコールエトキシレー
ト、特にアルコール1モル当たり6〜8モルのエチレン
オキシドを含有するC12〜C15第一級アルコールである。
本発明で使用するのに好適な陽イオン界面活性剤は、例
えば第四級アンモニウム界面活性剤および半極性の界面
活性剤、例えばアミンオキシドである。好適な第四級ア
ンモニウム界面活性剤は、モノC8〜C16、好ましくはC10
〜C14、N−アルキルまたはアルケニルアンモニウム界
面活性剤(残りのN位はメチル、ヒドロキシエチルまた
はヒドロキシプロピルによつて置換されている)から選
択される。好適なアミンオキシドは、モノC8〜C20、好
ましくはC10〜C14N−アルキルまたはアルケニルアミン
オキシドおよびプロピレン−1,3−ジアミンオキシド
(残りのN位は、またメチル、ヒドロキシエチルまたは
ヒドロキシプロピルによつて置換されている)から選択
される。
洗剤組成物は、界面活性剤1〜70重量%を含有できる
が、通常界面活性剤は、1〜20重量%、更に好ましくは
5〜15重量%の量で存在する。界面活性剤の混合物、特
に陰イオン界面活性剤−陽イオン界面活性剤混合物が、
好ましい。特に好ましい混合物は、英国特許第2040987
号明細書、および1982年3月1日出願の米国特許出願第
353,743号明細書および1982年5月24日出願の米国特許
出願第380,987号明細書に記載されている。
過酸化水素源は、商業上入手可能な無機過酸素漂白剤に
より、または或る種の過酸化水素付加物により与えられ
る。
好適な無機過酸素漂白剤は、例えば過ホウ酸ナトリウム
1水和物および過ホウ酸ナトリウム4水和物、過炭酸ナ
トリウム、過ケイ酸ナトリウムおよび包接化合物4Na2SO
4:2H2O2:1NaClである。別個のアルカリ度源が包接化合
物の場合には必要であり、そして安定性の理由でこれは
好ましくは過酸化水素源から、例えば後者をエンロービ
ング(enrobing)またはカプセル化することによつて物
理的に離間されて保持されるべきである。過酸化水素源
は、通常組成物の1〜40重量%、更に好ましくは5〜35
重量%の量で存在し、そして最もしばしば10〜30重量%
の量で存在するであろう。
本発明のこの面の好ましい具体例においては、過酸化水
素源および前駆物質の量は、過酸化水素源によつて生成
される過酸化水素対前駆物質のモル比が1.5:1よりも高
く、通常少なくとも2.0であるように設定される。欧州
の家庭洗濯法で遭遇する使用条件下では、このモル比
は、一般に5.0:1よりも高く、最も好ましくは10:1より
も高い。
本発明に係る好ましい洗剤組成物は、ヘビーデユーテイ
ー洗濯洗剤に通常配合される成分、例えば抑泡洗剤ビル
ダー、キレート化剤、汚れ懸濁化剤および再付着防止
剤、光学増白剤、酵素、着色剤および香料を含有するで
あろう。
本発明の洗剤組成物面、特に布帛を洗濯する際に使用さ
れる組成物で有用な抑泡剤は、シリコーン、ロウ、植物
油および炭化水素油およびリン酸エステルの物質によつ
て代表される。好適なシリコーン制泡剤は、例えば分子
量200〜200,000および動粘度20〜2,000,000mm2/秒(cS
t)、好ましくは3000〜30,000mm2/秒(cSt)を有する
ポリジメチルシロキサン、およびシロキサンと粒径10ミ
リミクロン〜20ミリミクロンおよび50m2/gよりも大きい
比表面積を有する疎水性シラン化(好ましくはトリメチ
ルシラン化)シリカとの混合物である。好適なロウは、
例えば融点65℃〜100℃、分子量4,000〜10,000および針
入度少なくとも6(ASTM-D1321により77℃で測定)を有
するミクロクリスタリンワツクス、およびパラフインロ
ウ、合成ロウおよび天然ロウである。好適なリン酸エス
テルは、例えばモノ−および(または)ジ−C16〜C22
ルキルまたはアルケニルリン酸エステル、および1分子
当たり6個までのエトキシ基を含有する対応のモノ−お
よび(または)ジ−アルキルまたはアルケニルエーテル
ホスフエートである。
抑泡剤は、使用される抑泡剤の種類に応じて、通常、組
成物の0.01〜5重量%、更に通常0.1〜2重量%の量で
配合される。
本発明に係る洗剤組成物の高度に好ましい成分は、組成
物の90重量%まで、更に典型的には10〜70重量%を構成
できる1種以上の洗剤ビルダー塩である。本発明で有用
な好適な洗剤ビルダー塩は、多価無機型および多価有機
型またはそれらの混合物であることができる。好適な水
溶性無機アルカリ性洗剤ビルダー塩の非限定例は、アル
カリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩、ピロリン酸
塩、トリポリリン酸塩および重炭酸塩である。
好適な有機アルカリ性洗浄力ビルダー塩の例は、水溶性
ポリカルボキシレート、例えばニトリロトリ酢酸、乳
酸、グリコール酸およびそれらのエーテル誘導体(BE−
A−第821,368号明細書、第821,369号明細書および第82
1,370号明細書に開示);コハク酸、マロン酸、(エチ
レンジオキシ)ジ酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、
酒石酸、タルトロン酸およびフマル酸;クエン酸、アコ
ニツト酸、シトラコン酸、カルボキシメチルオキシコハ
ク酸、ラクトキシコハク酸および2−オキシ−1,1,3−
プロパントリカルボン酸;オキシジコハク酸、1,1,2,2
−エタンテトラカルボン酸、1,1,3,3−プロパンテトラ
カルボン酸および1,1,2,3−プロパンテトラカルボン
酸;シクロペンタンcis,cis,cis−テトラカルボン酸、
シクロペンタジエンペンタカルボン酸、2,3,4,5−テト
ラヒドロフラン−cis,cis,cis−テトラカルボン酸、2,5
−テトラヒドロフラン−cis−ジカルボン酸、1,2,3,4,
5,6−ヘキサンヘキサカルボン酸、メリト酸、ピロメリ
ト酸およびフタル酸誘導体(GB−A−第1,425,343号明
細書に開示)の塩である。
有機ビルダーおよび(または)無機ビルダーの混合物
は、本発明で使用され得る。ビルダーのこのような1種
の混合物、例えばトリポリリン酸ナトリウム、ニトリロ
トリ酢酸トリナトリウムおよびエタン−1−ヒドロキシ
−1,1−ジホスホン酸トリナトリウムの三成分混合物
は、CA−A−第755,038号明細書に開示されている。
更に別の種類のビルダーは、陽イオン交換によつて多価
鉱物硬度および重金属イオンを溶液から除去するように
機能する不溶性アルミノケイ酸塩型である。この種の好
ましいビルダーは、式Naz(AlO2)z(SiO2)y・xH2O(式中、
zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル
比は1.0〜0.5の範囲内であり、そしてxは15〜264の整
数である)を有する。この種のビルダー塩を配合する組
成物は、GB−A−第1,429,143号明細書、DE−A−第2,4
33,485号明細書およびDE−A−第2,525,778号明細書の
主題を構成する。
アルカリ金属またはアルカリ土類金属のケイ酸塩も、存
在できる。アルカリ金属ケイ酸塩は、好ましくは3%〜
15%である。好適なケイ酸塩固体は、SiO2/M2O(Mはア
ルカリ金属)のモル比1.0〜3.3、更に好ましくは1.5〜
2.0を有する。
配合できるキレート化剤は、例えばクエン酸、ニトリロ
トリ酢酸およびエチレンジアミンテトラ酢酸およびそれ
らの塩、有機ホスホネート誘導体、例えば米国特許第3,
213,030号明細書、米国特許第3,433,021号明細書、米国
特許第3,292,121号明細書および米国特許第2,599,807号
明細書に開示のもの、およびカルボン酸ビルダー塩、例
えば米国特許第3,308,067号明細書に開示のものであ
る。好ましいキレート化剤は、例えばニトリロトリ酢酸
(NTA)、ニトリロトリメチレンホスホン酸(NTMP)、
エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)
およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸
(DETPMP)であり、そしてこれらは組成物の0.1〜3重
量%、更に好ましくは0.2〜2重量%の量で配合され
る。
本発明で好適な再付着防止剤および汚れ懸濁化剤は、例
えばセルロース誘導体、例えばメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロ
ース、およびポリカルボン酸が炭素数2以下によつて互
いに離間された少なくとも2個のカルボキシル基を有す
る単独重合体ポリカルボン酸または共重合体ポリカルボ
ン酸またはそれらの塩である。この種の重合体は、GB−
A−第1,596,756号明細書に開示されている。好ましい
重合体は、例えば無水マレイン酸とエチレン、メチルビ
ニルエーテル、アクリル酸またはメタクリル酸との共重
合体またはそれらの塩である(無水マレイン酸は、共重
合体の少なくとも20モル%を構成する)。これらの重合
体は、遷移金属不純物の存在下において粘土、タンパク
質汚れおよび酸化性汚れに対するクリーニング性能、布
帛灰付着および白色度維持を向上するのに価値がある。
本発明で使用するのに好適な酵素は、例えば米国特許第
3,519,570号明細書および米国特許第3,533,139号明細書
に記載のものである。光活性剤は、EP−A−第57088号
明細書に記載されており、高度に好ましい物質は亜鉛フ
タロシアニントリーおよびテトラ−スルホネートであ
る。
陰イオンまたは非イオン光学増白剤も、本発明に係る洗
剤組成物の好ましい成分であり、通常0.01〜1重量%の
量、更に好ましくは0.02〜0.5重量%の量で存在する。
陰イオンケイ光増白剤は周知の物質であり、その例は4,
4′−ビス−(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ
−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベソ−2:
2′−ジスルホン酸ジナトリウム、4,4′−ビス−(2−
モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イル
アミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホン酸ジナトリウ
ム、4,4′−ビス−(2,4−ジアニリノ−s−トリアジン
−6−イルアミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホン酸
ジナトリウム、4,4′−ビス−(2−アニリノ−4−
(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s
−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2′−
ジスルホン酸ジナトリウム、4,4′−ビス−(4−フエ
ニル−2,1,3−トリアゾール−2−イル)スチルベン−
2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム、4,4′−ビス−
(2′−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシ
エチルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)ス
チルベン−2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム、2(ス
チルビル−4″−(ナフト−1′,2′:4,5)−1,2,3−
トリアゾール−2″−スルホン酸ナトリウムおよびジナ
トリウム4,4′−ビス(2−スルホネートスチリル)ビ
フエニルである。
本発明で使用できる他のケイ光剤は、例えば1,3−ジア
リールピラゾリンおよび7−アルキルアミノクマリンで
ある。
好ましいケイ光剤は、チバ・ガイギーSAから商品名チノ
パール(Tionpal)CBSで入手できる陰イオン物質、およ
びそれと商品名チノパールEMSおよびブランコホールMBB
N Blankophor MBBN;フアルベンフアブリケン・バイエル
AGによつて販売)で入手できる物質との混合物である。
本発明の脂肪族ペルオキシカルボン酸漂白剤前駆物質
は、洗剤組成物に多数の方法で配合できる。全部でない
としても大部分の方法は、使用前貯蔵時における前駆物
質と他の成分との間の如何なる反応も最小限にしようと
する。
このように前駆物質は、単独または有機型または無機型
であることができるキヤリヤー物質と一緒に、噴霧冷
却、プリル化、マルメライジング(marumerising)、ア
グロメレーシヨンまたは造粒によつて粒状物に形成され
得る。好適な無機物質は、例えば粘土および他の天然ア
ルミノケイ酸塩および合成アルミノケイ酸塩、並びに水
和性塩、例えばリン酸塩、炭酸塩および硫酸塩である。
好適な有機物質は、例えばエトキシ化C12〜C18アルコー
ルおよびアルキルフエノール、分子量4000〜10,000のポ
リエチレングリコール、C12〜C18脂肪酸およびそれと1
価アルコールまたは多価アルコールとのエステルであ
る。1983年9月22日出願の欧州特許出願第83305621.5号
明細書に開示の前駆物質の好ましい一製法においては、
前駆物質を含有する液体反応生成物は、更に加工されて
洗剤に添加すべき粒状物質を調製する前に、不活性ガス
雰囲気中でキヤリヤー物質と配合される。この技術は、
キヤリヤーがロウ状有機固体、例えばエトキシ化アルコ
ールまたはエステルである場合に特に好適であり、そし
てグリセリルモノC10〜C14脂肪酸エステルキヤリヤーを
使用する高度に好ましい例は、1983年8月27日出願の英
国特許出願第8323127号明細書に開示されている。
好ましいアルカリ金属C7〜C9分枝鎖アシルオキシベンゼ
ンスルホネートフエノールスルホネート前駆物質の別の
製法においては、反応成分の一方、例えばアルカリ金属
フエノールスルホン酸塩または脂肪酸は、反応の所望の
完了を達成するのに必要な過剰よりも大過剰に使用され
る。過剰の反応体は、反応生成物用の結合剤物質として
使用され、反応生成物は反応器からとられ、そして別個
の結晶化工程または溶剤抽出工程なしに圧縮されて粒状
物を形成し、この粒状物は洗剤組成物に直接添加され得
る。
粒状物を前駆物質と有機キヤリヤーまたはビルダーとの
混合物から調製する好ましい方法は、1983年10月5日出
願の欧州出願第83306046.0号明細書および公告欧州出願
第62523号明細書に開示されている。
本発明の前駆物質を配合した粒状物は、他の乾式混合成
分、例えば酵素、無機過酸素漂白剤および抑泡剤を有す
る洗剤組成物の噴霧乾燥部分に通常添加される。
本発明では、そのカルボン酸類似体が1.9〜4.1のlogPoc
tを有する脂肪族ペルオキシ酸前駆物質を配合した洗剤
添加剤製品が提供される。このような添加剤製品は、通
常の洗剤組成物の性能を補完または増進しようとし、そ
してこのような組成物の如何なる成分も含有できるが、
十分に処方された洗剤組成物内に存在するすべての成分
を含有してはいないであろう。このような添加剤製品
は、通常、(アルカリ性)過酸化水素源を含有する水性
液に添加されるであろうが、或る状況下ではアルカリ性
過酸化水素源は、製品内に配合され得る。
このような添加剤製品は、化合物単独並びにキヤリヤ
ー、例えば相容性粒状基体、可撓性非粒状基体または容
器からなることができる。相容性粒状基体の例は、不活
性物質、例えば粘土および他のアルミノケイ酸塩、例え
ば天然物および合成物の両方のゼオライトである。他の
相容性粒状キヤリヤー物質は、例えば水和性無機塩、例
えばリン酸塩、炭酸塩および硫酸塩である。
バツグまたは容器内に封入された添加剤製品は、容器が
乾燥時にそれらの内容物の導出を防止するが水溶液中へ
の浸漬時にそれらの内容物を離脱するのに適合されるよ
うに製造される。
この形態の好都合な添加剤製品は、容器内に封入された
前記粒状固体化合物からなる。通常、容器、例えばバツ
グまたは袋は可撓性であるであろう。バツグは、欧州公
告特許出願第0018678号明細書に開示のように内容物を
保持するように不透水性保護材料で被覆された繊維状構
造を有することができる。或いは、バツグは、欧州公告
特許出願第0011500号明細書、第0011501号明細書、第00
11502号明細書および第0011968号明細書に開示のように
水性媒体中で破断するようにされたエツジシールまたは
クロージヤーを設けた水不溶性合成高分子材料から形成
され得る。好都合な形態の水脆性クロージヤーは、不透
水性重合体フイルム、例えばポリエチレンまたはポリプ
ロピレンから形成された袋の一縁に沿つて配置されかつ
シールする水溶性接着剤からなる。
別の形態の添加剤製品は、化合物対基体の重量比1:10か
ら30:1の非粒状可撓性基体との水離脱性組み合わせの前
記化合物からなる。この種の添加剤製品は、英国特許第
1,586,769号明細書および第2040983B号明細書および前
記英国特許出願第8218867号明細書に開示されている。
基体は、それ自体水溶性または水不溶性であることがで
き、そして後者の場合には洗濯サイクルの終りで洗濯機
から回収されるのに十分な構造的一体性を洗浄条件下で
有しているべきである。水砕解性である構造物、即ち水
性媒体中で不溶性の個々の繊維または粒子に破壊するも
のは、本発明の目的では余り満足ではないとは考えられ
ない。
水溶性材料は、不織繊維状構造物および織成繊維状構造
物に形成できる或る種のセルロースエーテル、アルギネ
ート、ポリビニルアルコールおよび水溶性ポリビニルピ
ロリドン重合体である。好適な水不溶性材料は、限定さ
れないが、例えば天然繊維および合成繊維、発泡体、ス
ポンジおよびフイルムである。
基体は、多数の物理的形状のいずれか、例えばシート、
ブロツク、リング、ボール、棒または管であることがで
きる。このような形状は、消費者による単位使用に付し
やすくあるべきであり、即ち例えば個々のシート、ブロ
ツクまたはボールおよび単位長さの棒または管を所定量
で洗浄液に添加できるべきである。これらの基体種の或
るものは、1回または多数回使用に適合でき、そして前
駆物質対基体の重量比30:1までで有機ペルオキシ酸前駆
物質の負荷(loadings)を設けることができる。
このような1つの物品は、数回の洗浄サイクル時に漂白
作用を与えるのに十分な有機ペルオキシ化合物前駆物質
を離脱自在に封入するスポンジ材料からなる。この多数
回使用物品は、スポンジボールまたはブロツクに前駆物
質約20gおよび補助剤を含浸することによつて製造され
得る。使用時に、前駆物質は、スポンジの細孔を通して
洗浄液に浸出し、そして無機ペルオキシ漂白剤と反応す
る。このような充填スポンジは、通常の洗濯機において
布帛の数ロード(loads)を処理するのに使用でき、そ
して使用後洗濯内に残ることができるという利点を有す
る。
この種の高度に好ましい添加剤製品は、可撓性シートを
利用して洗濯機内の布帛の移動と合わせかつ製品の製造
時にその取り扱いを容易にさせる。好ましくは、シート
は透水性であり、即ち水はシートの一面から他面に通過
でき、そしてフイルム型基体の場合にはシートの穿孔が
望ましい。基体の最も好ましい形態は、織布または不織
布のシートまたは海綿状プラスチツクス材料の薄いシー
トである。織布シートは、外科包帯またはチーズ布とし
て既知の種類のものの場合に使用されるように低繊維数
/単位長さの平織天然または合成繊維の形態をとること
ができる。シート型基体上の負荷限定は、シートに適用
できる前駆物質の量を限定し、そして実際上前駆物質対
シート基体の重量比は、通常1:2から10:1の範囲内であ
る。
前記シート基体製品形態の変形も、本発明の目的で意図
される。例えば、中心層に漂白剤前駆物質を配合した組
成物を含浸および(または)被覆し、次いで1以上の外
層を適用して布様美的効果を生ずるようにした積層シー
ト製品が、使用され得る。層は一緒にシールされて使用
時に結合したままにすることができ、または水との接触
時に分離して被覆または含浸材料の離脱を容易にするこ
とができる。
別の積層物形態は、漂白剤前駆物質および場合によつて
他の洗剤成分が所定量で付着されている一連の袋状容器
を与えるようにエンボスまたは変形された第一層並びに
第一層上にありかつ2層が接触した場合に袋状容器間の
領域内でシールされる第二層からなる。漂白剤前駆物質
および付随成分は、粒状、ペーストまたは溶融形態で付
着でき、そして積層物層は、水への添加前袋状容器の内
容物の導出を防止するべきである。層は、水との接触時
に分離でき、または一緒に結合したままであることもで
き、唯一の要件は、構造物が溶液中への袋状容器の内容
物の迅速な離脱を可能にさせるべきことである。基体の
単位面積当たりの袋状容器の数は、選択事項であるが、
通常500〜25,000/m2で変化するであろう。
前記のように、本発明で基体として使用できる好適な材
料は、とりわけスポンジ、紙、および織布および不織布
である。
本発明で使用できる好適なスポンジ状材料は、シート状
の吸収性発泡体状材料からなる。「吸収性発泡体状材
料」なる用語は、三次元吸収性材料、例えば「気体発泡
フオーム」、天然スポンジおよび複合繊維をベースとす
る構造物、例えば米国特許第3311115号明細書および第3
430630号明細書に開示のものを包含しようとする。この
種の特に好適な材料は、発泡体の内部気泡壁が網目によ
つて破壊されている親水性ポリウレタン発泡体である。
この種の発泡体は、米国特許第3794029号明細書に詳述
されている。この発泡体型の好ましい例は、米国ペンシ
ルバニア州エデイーストーンのスコツト・ペーパー・カ
ンパニーから登録商標「ヒドロフオーム(Hydrofor
m)」で入手できる気泡数8〜40/cm、好ましくは約24〜
32/cmを有する密度0.596g/立方インチの親水性ポリウレ
タン発泡体からなる。この種の材料の好ましいシート
は、厚さ3〜5mmを有する。
この種の添加剤製品に使用するのに好ましいシート基体
は、開口化不織布および非開口化不織布である。これら
の不織布は、一般にウエブまたはカード化繊維構造(繊
維強度がカード化させるのに好適である場合)を有する
か繊維状マツトからなる〔繊維またはフイラメントがで
たらめまたはランダム配列(即ち、繊維の部分的配向が
しばしば存在するカード化ウエブ内の繊維の配列並びに
完全にでたらめな分布配向)で分布されるか実質上整列
されている〕接着的に結合された繊維状またはフイラメ
ント状製品と定義され得る。繊維またはフイラメント
は、天然物(例えば、羊毛、絹、木材パルプ、ジユー
ト、大麻、綿、リネン、シサル麻、またはラミー)、合
成物(例えば、レーヨン、セルロース、エステル、ポリ
ビニル誘導体、ポリオレフイン、ポリアミドまたはポリ
エステル)または前記のいずれかの混合物であることが
できる。
不織布の製造に使用される結合剤樹脂の選択は、各種の
望ましい特色を有する基体を与えることができる。例え
ば、布の吸収容量は、繊維結合工程においてそれぞれ親
水性結合剤樹脂、疎水性結合剤樹脂またはそれらの混合
物を使用ることによつて増大、減少または調節され得
る。更に、疎水性結合剤樹脂は、単独または疎水性結合
剤樹脂−親水性結合剤樹脂混合物の主要化合物として使
用される場合には、本明細書に開示の前駆物質−基体の
組み合わせが自動洗濯機で使用される時に基体として特
に有用である不織布を与える。
基体が、スクリーン上にでたらめまたはランダム配列で
付着された繊維から作られた結合不織布である場合に
は、組成物は、すべての方向に優秀な強度を示し、そし
て洗濯機内で使用された場合に引き裂けたり分離する傾
向がない。
好ましくは、不織布は、水抄造または空気抄造され、そ
して標準布類潤滑剤で潤滑されているセルロース繊維、
特に再生セルロースまたはレーヨンから作られる。好ま
しくは、繊維は、長さ4〜50mmおよび1.5〜5デニール
である〔デニールは、糸9,000mの長さの重量(g)に相
当する糸の尺度で国際的に認められた単位である〕。好
ましくは、繊維は、少なくとも部分的にでたらめに配向
され、特に実質上でたらめに配向され、そして疎水性ま
たは実質上疎水性の結合剤樹脂、特に非イオン自己架橋
性アクリル系重合体(1種または2種以上)で一緒に接
着的に結合される。好都合には、布は、繊維70重量%お
よび結合剤樹脂重合体30重量%からなり、そして坪量10
〜100、好ましくは24〜72g/m2を有する。
開口化不織基体も、本発明の目的で有用である。基体の
反対面間に延出する開口部は、通常パターンであり、そ
して基体を製造するための繊維の抄造時に形成される。
例示の開口化不織基体は、米国特許第3,741,724号明細
書、第3,930,086号明細書および第3,750,237号明細書に
開示されている。
好適なダイヤモンドパターン化開口化基体は、米国ニユ
ージヤージー州ミルタウンのチコピー・マニユフアクチ
ユアリング・カンパニーからコードNo.SK650WFX577で得
られ、そしてポリエステル−木材パルプ混合物からな
り、坪量50g/m2および1cm2当たり約13個の開口部を有
する。
またチコピー・マニユフアクチユアリング・カンパニー
からコードNo.AK30ML1379で入手できる開口化不織基体
の別の好ましい例は、坪量40g/m2および開口部17個/cm
2を有するロプレツクス(Rhoplex)RA8結合剤(繊維対
結合剤比70:30)で結合された3.0デニールの繊維の再生
セルロースシートからなる。また、同様の組成であるが
繊維対結合剤比80:20および坪量35g/m2である高度に好
ましい正方形パターン化開口化基体は、チコピー・BV
(オランダ)から入手できる。
一般に、本発明の目的用の開口化布帛じは、開口部10〜
20個/cm2、好ましくは開口部12〜18個/cm2を有する。
基体シートの大きさおよび形状は、選択事項であり、そ
してその用途の便宜に関連する因子によつて主として決
定される。このようにシートは洗濯機または被洗浄布の
割れ目にトラツプされるほど小さくてはならず、または
販売用容器から分与しにくくかつ包装しにくいほど大き
くてはならない。本発明の目的では、平面積130cm2〜13
00cm2の範囲のシートが許容でき、好ましい面積は520cm
2〜780cm2の範囲内である。
粒状構造物形態の添加剤製品は、粉末、フレーク、チツ
プ、タブレツトまたはヌードルからなることができ、そ
れらはそのまま使用でき、または水性液への添加用容器
内にそれら自体封入されることができる。
更に通常、このような添加剤製品は、前記化合物に加え
て他の洗剤成分を含有する。
場合によつて配合される物質の種類および量は、前駆物
質に対する非反応性の要件により、そして基体が場合に
よつて使用される物質またはキヤリヤーとして利用され
る場合には基体の負荷限定によつてだけ束縛される。後
述のように、前駆物質と反応できる物質がこのような添
加剤製品に配合され得るが、前駆物質が空間的に離間さ
れること、即ち他の反応体物質を含まないか実質上含ま
ない基体位置に配置されることが、必須である。
場合によつて配合される成分の許容可能な配合量を決定
する1因子は、その物理的特性、即ち液体または固体で
あるかどうか、そして固体ならば結晶性またはロウ状で
あるかどうか、高いか低い融点または軟化点を有するか
どうかである。
場合によつて配合される高度に望ましい成分は、融点30
〜80℃を有するロウ性状の固体状水溶性または水分散性
有機加工助剤である。最も好ましい加工助剤は、それら
の容易な加工を可能とさせるために40℃よりも高い軟化
点および90℃未満の融点を有する。
好ましい加工助剤は、基体中または基体上への前駆物質
の配合時に可塑剤または増粘剤として役立ち、そして理
想的には前駆物質と混合されかつ溶融されて50℃で30,0
00センチポイズまでの粘度を有する混合物を与える非吸
湿性固体である。
典型的固体は、C14〜C18第一級および第二級アルコール
およびC12〜C20脂肪酸およびアルコール1モル当たり15
〜80個のエチレンオキシド基を含有するエトキシレー
ト、C12〜C20脂肪酸のソルビタンエステルおよび分子量
4,000〜10,000のポリエチレングリコールである。前記
のように、好ましい物質は、低吸湿性のもの、特にC14
〜C18飽和脂肪酸である。
C16〜C18脂肪酸および分子量4,000〜8,000のポリエチレ
ングリコールは、化合物対加工助剤の重量比が20:1から
1:2の範囲内、特に4:1から1:1であるような量で使用さ
れる場合に特に有効である。
通常の洗剤成分が前記化合物に対して反応性でないなら
ば、前駆物質を基体上に配合しかつ基体から離脱する際
に主要な価値を有する前記の場合によつて配合される成
分に加えて、通常の洗剤成分が、組成物に配合され得
る。このように、界面活性剤、泡変性剤、キレート化
剤、再付着防止剤および汚れ懸濁化剤、光学増白剤、殺
細菌剤、防食剤、酵素物質、布帛柔軟剤、帯電防止剤、
香料および漂白剤触媒は、基体の負荷限定によつて束縛
を受けやすい本発明の添加剤製品によつて洗浄液にすべ
て導入され得る。
組成物が粒状または非粒状形態のいずれかの基体上に配
置された前記ペルオキシ漂白剤前駆物質からなる洗剤添
加剤製品においては、基体は好ましくは吸収性であり、
そして組成物はその中に含浸される。
前駆物質の適用は、如何なる好都合な方法によつても実
施でき、そして多くの方法は技術上既知である。好まし
いアシルオキシベンゼンスルホネートまたはカルボキシ
レート前駆物質は、150℃を越える温度で固体であるの
で、1つの適用形態は適用後揮発される有機溶媒中の溶
液によるものであり、一方別のものは水または他の液体
媒体中の微細固体のスラリーまたは懸濁液を使用する。
本発明に係る好ましい組成物は、実質上無水であり、そ
して基体上への適用は非水液体媒体の利用によつて最良
に達成される。
本発明の高度に好ましい具体例は、微細前駆物質が分散
される液体媒体として溶融状の加工助剤および(また
は)場合によつて配合される他成分を利用する。
基体が非シート状網目発泡体物品からなる場合には、分
散前駆物質単独または処方物の他成分も配合した液体媒
体による物品の直接含浸が、技術上既知でありかつ以下
に詳述の方法を用いて使用され得る。基体が不織材料ま
たはシート状の発泡体物品からなる場合には、漂白剤前
駆物質を融点≦80℃の相容性非吸湿性物質、例えば前記
加工助剤と混合して、前駆物質が固溶体状および(また
は)分散相として存在するロウ状固体を与えることが好
ましい。分子量4000以上のポリエチレングリコールの融
点範囲およびロウ性状は、それらをこの目的用に有用に
させる。
非イオン界面活性剤が、組成物の成分である場合には、
それらの物理的性質は、前駆物質および他の固体成分が
配合されている液体媒体として、またはその一部として
の使用を可能とさせることができる。
前記のように、前記および反応性物質が互いに空間的に
離間されるならば、本発明のペルオキシ漂白剤前駆物質
に対して反応性の物質は、前駆物質を含有する洗剤添加
剤製品に配合され得る。水または水素結合形態の過酸化
水素のいずれかを含有する無機過酸素漂白剤、例えば過
ホウ酸ナトリウム4水和物、過炭酸ナトリウム、過ケイ
酸ナトリウムまたは過ピロリン酸ナトリウムおよび尿素
−過酸化水素付加物は、この空間離間を必要とするほど
十分に反応性である物質である。
前駆物質および無機過酸素漂白剤が、同一の非粒状シー
ト基体上に物理的に離間した位置に配合される場合に
は、好都合な適用法は、それぞれの溶融物、懸濁物また
は溶液を物質のばらばらの(discrete)バンドとして基
体上に付着させることである。このことは、分割押出機
ヘツドを使用するか基体のウエブを離間するように溶融
物または懸濁液を適用した後縦方向に接合することによ
つて達成され得る。好ましくは、漂白剤は、40〜60℃の
範囲内の温度において溶融加工助剤(前記のもの)中の
固体粒子の分散液として適用される。この技術を使用し
て、15:1までの漂白剤対基体の重量比が得られる。この
負荷量は、海綿状基体を使用して達成できるが、繊維特
性の基体は、実際上8:1以下の漂白剤対基体の重量比に
限定される傾向がある。更に、前駆物質の配合に必要な
基体表面積によつて負わされる負荷限定は、漂白剤量を
これよりも少なく限定することがあり、そして5:1から
1:2の範囲内の漂白剤対基体の重量比が、通常使用され
る。輸送時および(または)貯蔵時の漂白剤のバンドま
たは領域と前駆物質の対応のバンドまたは領域との離間
に対する処置も講じなければならない。このことは、基
体の層間に物質層を介在させることにより、または基体
の積み重ね時に一致しない付着物質のパターンを作るこ
とによつて達成される。
粒状基体形態の洗剤添加剤製品の好ましい製造法は、回
転ドラムまたはパン流動床、またはシユギ(Schugi)ま
たはパターソン・ケリー(Patterson-Kelly)型の回転
ブレードミキサーにおいて溶液、分散液または溶融懸濁
液として組成物の噴霧体を粒状基体の移動床上に適用す
ることからなる。
このようなシート基体添加剤製品の好ましい製造法にお
いては、溶融加工助剤中に溶解または分散された前駆物
質(1種または2種以上)は、並んで配置され、かつニ
ツプが下方向に大体同一速度を有する表面によつて形成
されるように反対方向に回転する2個の水平ロールのニ
ツプによつて形成されるトイ(trough)中に保持され
る。溶融物質は、ロールの一方の拡げられ、そしてその
速度がロールの速度と同一でありかつその周囲の限定長
にわたつてロールと接触する基体の連続ウエブに移され
る。次いで、含浸基体は、その接触面が基体の方向と反
対の方向に移動しているような回転方向を有する平滑塗
布ロールによつて接触される。この技術で使用されるロ
ールは、金属で製作され、そして加熱されて含浸混合物
を液相に維持する。
本発明の更に他の面は、前記前駆物質並びにアルカリ金
属無機ペルオキシ塩または過酸化水素包接化合物の形態
の過酸化水素源からなるか、前駆物質から誘導されるペ
ルオキシ酸並びに安定剤からなる漂白組成物からなる。
前駆物質とアルカリ性過酸化水素源との混合物からなる
具体例においては、2成分は、互いに離間されて反応が
使用前に生じないようにすることが非常に望ましい。反
応は、2成分の無水混合物を調製することによつて防止
できるが、このような混合物を無水状態に維持すること
は、通常の貯蔵条件下では非常に困難である。好ましい
技術は、一方または両方を水性媒体中に溶解または分散
7する不活性物質で被覆することにより、各々を別個ま
たは区画包装に配合することにより、または各成分を非
粒状基体上の離間位置に固定することにより、成分を物
理的に離間することである。これらの離間技術の各々
は、技術上周知であり、そして本発明の一部分を構成し
ない。
この種の漂白組成物は、過酸化水素源30〜95重量%およ
び前記前駆物質70〜5重量%、更に一般に過酸化水素源
50%〜90%および前駆物質50%〜10%、最も好ましくは
過酸化水素源75%〜90%および前駆物質25%〜10%を含
有する。
前駆物質から誘導されるペルオキシ酸が、漂白組成物に
使用される場合には、安定剤、例えばキノリン、キナル
ジン酸、ピコリン酸、またはジピコリン酸またはそれら
の誘導体と一緒に使用され、好ましくはポリリン酸塩と
一緒に使用されるであろう。この種の安定剤は、米国特
許第2,838,459号明細書、米国特許第3,442,937号明細書
および米国特許第3,192,255号明細書に開示されてい
る。好ましい系は、1:1から5:1の比率で8−ヒドロキシ
キノリンと酸性ピロリン酸塩との混合物を使用する。安
定剤は、組成物の0.005〜1.0重量%の量で配合される。
更に、発熱制御剤も、有機ペルオキシ酸を配合した固体
漂白組成物の好ましい成分であり、このような薬剤の好
ましい例は、米国特許第4,100,095号明細書に開示のホ
ウ酸または米国特許第3,770,816号明細書に開示の水和
無機塩である。
本発明では、アルカリ性過酸化水素源と、そのカルボン
酸類似体が1.9〜4.1のlogPoctを有する脂肪族ペルオキ
シ酸の前駆物質を含有する添加剤製品、特に前記C6〜C
16分枝アルキル基含有前駆物質との反応により、または
前記洗剤または漂白組成物の水性媒体への添加により水
性漂白液を調製することができる。このような水性漂白
液は、洗剤製品に通常使用される香料組成物と相容性で
ありかつ(または)香料組成物によつてマスキングする
ことができる低強度または快いにおいを生ずる。本発明
に係る最も高度に好ましい化合物を含有する水性漂白液
は、事実上無臭であり、一方類似の線状アルキル鎖物質
は、美的に好ましくない刺激性においを有する。
本発明の非線状前駆物質に加えて、本発明に従つて調製
される製品および組成物は、技術上既知の如何なる有機
ペルオキシ酸漂白剤前駆物質も場合によつて含有でき
る。このような前駆物質の詳細な開示は、英国特許第20
40983号明細書に与えられる。本発明の目的では、分枝C
8〜C10アシルオキシベンゼンスルホネートまたはカルボ
キシレートと過酢酸前駆物質との配合物が、好ましく、
このような過酢酸前駆物質の例は、テトラアセチルエチ
レンジアミン、テトラアセチルメチレンジアミン、テト
ラアセチルグリコウリル、p−アセトキシベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、ペンタアセチルグルコース、オクタ
アセチルラクトースである。しかし、本発明は、漂白性
の異なる組み合わせが必要である場合には、分枝C8〜C
10炭素鎖含有前駆物質と例えばペルオキシ安息香酸前駆
物質またはペルオキシフタル酸前駆物質との配合物も使
用する。
好ましい分枝C7〜C10アシルオキシベンゼンスルホネー
ト前駆物質と他のペルオキシ酸前駆物質との配合物にお
いては、C7〜C10ペルオキシ酸の利益が実現できるよう
に、C7〜C10アシルオキシベンゼンスルホネートは好ま
しくは洗浄液中に有効酸素少なくとも2ppm、好ましくは
少なくとも5ppmの量を与えるような量で存在すべきであ
ることが見い出されている。一般に、C7〜C10アシルオ
キシベンゼンスルホネート前駆物質対地のペルオキシ酸
(例えば過酢酸)前駆物質の重量比はC7〜C10アルキル
ペルオキシ酸対過酢酸モル比3:1から1:5、好ましくは2:
1から1:3、最も好ましくは1.8:1から1:2を与えるような
ものであるべきである。欧州の洗浄条件下では、C7〜C
10アシルオキシベンゼンスルホネートが洗浄液中に有効
酸素5〜15ppmを与える配合物が、好ましい。
前駆物質の使用量は、当然、多数の因子、例えば洗濯機
内での布帛ロードのサイズ、所望の漂白性能の水準、洗
浄液中のペルヒドロキシルイオンの量、前駆物質から誘
導される有機ペルオキシ種の漂白能および前駆物質のペ
ルオキシ種への転化効率に依存するであろう。無機ペル
オキシ漂白剤の場合、ヘビーデユーテイー洗濯の目的で
溶液中に有効酸素50ppm〜350ppmを与えることが普通で
ある。しかし、有機ペルオキシ漂白剤を使用する場合に
は、有機ペルオキシ化合物によつて与えられる有効酸素
の量は、1ppm〜25ppmの範囲内であり、1.5ppm〜16ppmの
量が通常の米国の洗浄条件下では適当であり、一方20pp
m〜50ppmの量が欧州の洗浄条件下では更に通常使用され
る。有効酸素のこの量は、通常の洗浄サイクル時間の範
囲内で得られるべきであり、即ち使用すべき特定の洗浄
サイクルに応じて5〜25分以内で得られるべきである。
使用時に液体容量20〜30lを有する洗濯機の場合には、
このような量の有効酸素は、定量的転化と仮定して有機
ペルオキシ化合物前駆物質1g〜20gの供給を必要とす
る。
本発明の各種の面は、以下の例で説明される。
そして、すべての部および%は、特にことわらない限り
重量である。
C12LAS:線状C12アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム C13LAS:線状C13アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム ASC:α−スルホン化ステアリン酸のジナトリウム塩 TAS:タローアルコール硫酸ナトリウム C14/15AS:C14〜C15アルキル硫酸ナトリウム C12/14AS:C12〜C14アルキル硫酸ナトリウム TAEn:アルコール1モル当たりnモルのエチレンオキシ
ドでエトキシ化されたタローアルコール C14TMAB:C14アルキルトリメチルアンモニウムブロミド C14TMAMS:C14アルキルトリメチルアンモニウムメチルサ
ルフエート C12TMAB:C12アルキルトリメチルアンモニウムブロミド A45E7:7モルのエチレンオキシドと縮合されたC14〜15
第一級アルコール A23E6.5:6.5モルのエチレンオキシドと縮合されたC12
C13第一級アルコール 石けん:タローとココナツツ脂肪酸との80/20混合物の
ナトリウム塩 PEG:ポリエチレングリコール(分子量は通常以下の通
り) TAED:テトラアセチルエチレンジアミン PAG:ペンタアセチルグルコース AOBS:p−アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム ISONOBS:3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム ISONOBA:3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシ安息香
酸ナトリウム EHOBS:2−エチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム ケイ酸塩:SiO2:Na2O比1.6を有するケイ酸ナトリウム 硫酸塩:無水硫酸ナトリウム STP:トリポリリン酸ナトリウム ゼオライトA:式Na12(AlO2・SiO2)1227H2Oのアルミノケイ
酸ナトリウム 炭酸塩:無水炭酸ナトリウム CMC:カルボキシメチルセルロースナトリウムシリコーン
化合物:ポリジメチルシロキサン85%、シリカ15% シリコーンプリル:80モル割合のエチレンオキシドと縮
合されたタローアルコール0.56部およびトリポリリン酸
ナトリウム1.3部で造粒されたシラン化シリカとシリコ
ーンとの重量比85:15の混合物0.14重量部からなるもの MA/AA:平均分子量約80,000のマレイン酸/アクリル酸1:
4の共重合体 MVEMA:平均分子量240,000を有すると信じられる無水マ
レイン酸/ビニルメチルエーテル共重合体 過ホウ酸塩:公称式NaBO2・3H2O・H2O2の過ホウ酸ナトリ
ウム4水和物 過ホウ酸塩1水和物:実験式NaBO2・H2O2の無水過ホウ酸
ナトリウム漂白剤 酵素:ノボ・インダストリーASによつて販売されている
混合タンパク分解/デンプン分解酵素 EDTA:エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム NTA:ニトリロトリ酢酸ナトリウム 増白剤1:4,4′−ビス(2−モルホリノ−4−アニリノ
−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:
2′−ジスルホン酸ジナトリウム 増白剤2:ジナトリウム4,4′−ビス(2−スルホネート
スチリル)ビフエニル DETPMP:モンサントによつて商品名デユクエスト(Deque
st)2060で市販されているジエチレントリアミンペンタ
(メチレンホスホン酸) EDTMP:モンサントによつて商品名デユクエスト2041で市
販されているエチレンジアミンテトラ(メチレンホスホ
ン酸) H2O2包接化合物:4Na2SO4:2H2O2:1NaClの包接化合物 混合抑泡剤:融点50℃のパラフインロウ25%、疎水性シ
リカ17%、パラフイン油58% 例1 3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムの製法 脱水フエノールスルホン酸ナトリウム100gおよび塩化イ
ソノナノイル*(アクゾBVから、分子量176.5)117g(30
%モル過剰)が、2lのコニカルフラスコに秤量された。
フラスコは、磁気攪拌機を備え、そしてエアフラツクス
(Airflux)冷却器およびフラスコのベースに導く窒素
入口管を取り付けた2路ヘツドを担持していた。クロロ
ベンゼン500mlが添加され、そして得られた懸濁液は攪
拌された。テトラブチルアンモニウムブロミド(米国ウ
イスコンシン州ミルウオーキー53233のアルドリツチ・
ケミカル・カンパニー・インコーポレーシヨン製)5gが
触媒として添加され、そして得られた懸濁液は、窒素を
フラスコに通過させつつ攪拌されかつ120℃に加熱され
た。加熱は、窒素を通過させつつ19.5時間継続された。
次いで、反応混合物は、室温に冷却され、ジエチルエー
テル3lに注入され、そしてシルバーソン(Silverson)
攪拌機を使用して良く洗浄された。固形物は、ブフナー
過によつて取され、そして得られた固体はエーテル
2×2lで洗浄され、各洗浄後取された。得られた固体
は、真空乾燥機中でP2O2上で乾燥され、コーヒー粉砕機
で粉砕され、そして真空乾燥機中でP2O2上で再乾燥され
た。収量は、140gであり、そしてNMR分析は、固体が3,
5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン
酸ナトリウム92%およびフエノールスルホン酸ナトリウ
ム8%からなることを示した。この二つの化合物の中こ
の例における目的化合物たる前者の化合物の分子量(ca
t.SO3による)は、実測値340、理論値336であった。
*これは、商業上3,5,5−トリメチルヘキサノイルクロ
リドを記載するのに使用される通称である。
例2 3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシ安息香酸の製法 例1におけるのと同一の装置が、使用された。p−ヒド
ロキシ安息香酸74.5gが、3,5,5−トリメチルノイルクロ
リド100g(5%モル過剰)およびテトラブチルアンモニ
ウムブロミド触媒3.7gと混合された。混合物は、窒素流
中で2時間攪拌され、かつ100℃に加熱された。得られ
た白色多孔固形物は、冷却され、石油エーテル(沸点40
〜60℃)下で破壊され、過され、洗浄され、そして乾
燥された。生成物126g(84%)は、NMR分析によつて3,
5,5−トリメチルヘキサノイルオキシ安息香酸95%およ
びp−ヒドロキシ安息香酸5%であることが見い出され
た。本例における目的化合物はこの二つの化合物の中前
者の化合物であり、その融点は138〜139℃であった。
例3〜8 例1に記載の化合物を配合した洗剤組成物は、以下の処
方を有する。
典型的には、陰イオン界面活性剤および陽イオン界面活
性剤、STP、無機塩、増白剤、共重合体およびEDTMPを含
有する噴霧乾燥ベース粉末が、調製され、次いで残りの
成分がベース粉末上に噴霧によつて配合され(非イオン
界面活性剤)、乾式混合によつて配合され(過ホウ酸
塩)、またはプリル添加によつて配合される(ペルオキ
シ酸前駆物質、シリコーンおよび酵素)。
ペルオキシ酸前駆物質が構造式 を有していた以外は、追加の比較処方物4Aは、例4に従
つて調製された。処方物4および4Aは、各々60℃で0.2
重量%水溶液に調製され、そして両処方物とも2分後に
>95%完了である過加水分解を示した。しかし、処方物
4Aは強い漂白剤様においを有していたが、処方物4は事
実上無臭であつた。水溶液調製前に両処方物上への噴霧
による香料の適用は、処方物4Aの溶液臭をマスキングせ
ず、一方予期された快いにおいを処方物4の溶液に与え
た。
例9〜14 以下の処方物は、本発明の洗剤組成物面の例を表わす。
例15〜20 シート基体との水離脱性組み合わせの前駆物質を配合し
た以下の組成を有する洗濯添加剤製品が、調製される。
各場合の基体は、大きさ23×35cmおよび坪量2.8gを有し
100%未漂白捲縮レーヨン繊維(繊維80%、ポリアクリ
レート結合剤20%)から形成された正方形パターン化開
口化不織シートである。例15および17の場合には、製品
は、次のようにして調製される。PEGおよびA45E7の溶融
物が約80℃で調製され、他成分(香料を除く)がその中
に分散され、そして得られたスラリーが基体と接触して
いるアプリケーターロールから基体に適用される。追加
ロールが、スラリーが常温に冷却されて組成物を固化す
る前に、スラリーを拡げるために使用される。次いで、
香料が、含浸基体上に噴霧されて最終製品を製造する。
製品がアプリケーターロールの代わりに分割押出機ヘツ
ドによつてシートに適用される以外は、例16および例18
〜20は同様の方法を使用する。分割は、処方物からA45E
7(1.0部)およびPEG8000(2.0部)と一緒に陽イオン界
面活性剤を別個のストライプとして適用できるようにさ
せる。
例21 例1の化合物の脂肪族ペルオキシ酸誘導体の形態の漂白
組成物は、次の成分からなる。
3,5,5−トリメチルペルオキシヘキサン酸 18.2% ホウ酸 67.8% 8−ヒドロキシキノリン 0.05% ピロリン酸ジ水素ジナトリウム 0.05% 硫酸ナトリウム10%を包含する微量成分 13.9% 100.00 例22〜26 以下の処方物は、本発明に係る更に他の洗剤組成物であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/395 7/54 17/04 D06L 3/02 7199−3B (72)発明者 デイビツド、ジヨナサン、キトコ アメリカ合衆国オハイオ州、ウエスト、チ エスター、ヒツコリー、ヒル、レイン、 8012 (72)発明者 クシユマン、マーリン、カンバー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 トウインブルツク、コート、4924

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 〔式中、基 は非線状構造配置の有機部分であり、R11およびR111
    独立に水素およびC1〜C4アルキル基から選択され、基 は1.9〜4.1のlogPoctを有するカルボン酸のアシル部分
    であり、そしてPoctは21℃におけるn−オクタノールと
    水との間でのカルボン酸の分配係数であり、そしてLは (式中、ZはH、R2またはハライドであり、R2は炭素数
    1〜4を有するアルキル基であり、xは0であり、そし
    てYは-SO3M及び、-CO2Mから選択され、そしてMはH、
    アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは
    置換アンモニウムである) を有するリービング基である] を有することを特徴とする非線状脂肪族ペルオキシ酸を
    アルカリ性過酸化水素水溶液中で生成するのに適合した
    非線状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質。
  2. 【請求項2】R1がヒドロカルビル部分である特許請求の
    範囲第1項に記載の非線状脂肪族ペルオキシカルボン酸
    前駆物質。
  3. 【請求項3】R1が基 (式中、R1VおよびRVは各々独立に水素およびC1〜C4
    ルキル基から選択される) からなり、基 はC6〜C16アルキル基からなり、そしてR11、R111、R1V
    およびRVの少なくとも1つはC1〜C4アルキルであり、カ
    ルボニル炭素からのびかつカルボニル基を包含する炭素
    数5以上の線状アルキル鎖があることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項および第2項のいずれかに記載の非線
    状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質。
  4. 【請求項4】基 が、C6〜C12基であり、そのR11およびR111が水素原子で
    ある特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の
    非線状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質。
  5. 【請求項5】基 が、C7〜C9基である特許請求の範囲第4項に記載の非線
    状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質。
  6. 【請求項6】リービング基Lの共役酸が、pKa7〜11、好
    ましくは8〜10を有する特許請求の範囲第1項および第
    5項のいずれかに記載の前駆物質。
  7. 【請求項7】Lが式(a)を有し、そのZがHであり、
    xが0であり、そしてYが-SO3Mまたは-CO2Mである特許
    請求の範囲第6項に記載の前駆物質。
  8. 【請求項8】2−エチルヘキサノイルオキシベンゼンス
    ルホン酸アルカリ金属、2−エチルヘキサノイルオキシ
    ベンゼンスルホン酸アンモニウムまたは2−エチルヘキ
    サノイルオキシベンゼンスルホン酸トリC2〜C3アルカノ
    ールアンモニウムである特許請求の範囲第1項記載の前
    駆物質。
  9. 【請求項9】3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベ
    ンゼンスルホン酸アルカリ金属、3,5,5−トリメチルヘ
    キサノイルオキシベンゼンスルホン酸アンモニウムまた
    は3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスル
    ホン酸トリC2〜C3アルカノールアンモニウムである特許
    請求の範囲第1項記載の前駆物質。
  10. 【請求項10】2−エチルヘキサノイルオキシ安息香酸
    およびそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アン
    モニウム塩およびトリC2〜C3アルカノールアンモニウム
    塩である特許請求の範囲第1項記載の前駆物質。
  11. 【請求項11】3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシ
    安息香酸およびそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
    塩、アンモニウム塩およびトリC2〜C3アルカノールアン
    モニウム塩である特許請求の範囲第1項記載の前駆物
    質。
  12. 【請求項12】有機界面活性剤、アルカリ性過酸化水素
    源および 一般式 [式中、基 は非線状構造配置の有機部分であり、R11およびR111
    独立に水素およびC1〜C4アルキル基から選択され、基 は1.9〜4.1のlogPoctを有するカルボン酸のアシル部分
    であり、そしてPoctは21℃におけるn−オクタノールと
    水との間でのカルボン酸の分配係数であり、そしてLは (式中、ZはH、R2またはハライドであり、R2は炭素数
    1〜4を有するアルキル基であり、xは0であり、そし
    てYは -SO3M及び-CO2Mから選択され、そしてMはH、アルカリ
    金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは置換アン
    モニウムである) を有するリービング基である] を有することを特徴とする非線状脂肪族ペルオキシカル
    ボン酸をアルカリ性過酸化水素水溶液中で生成するのに
    適合した非線状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質か
    らなることを特徴とする固体洗剤組成物。
  13. 【請求項13】有機界面活性剤が、陰イオン界面活性
    剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤およびそ
    れらの混合物から選択され、そして過酸化水素源がアル
    カリ金属の過ホウ酸塩または過炭酸塩または過酸化水素
    包接化合物からなり、前記アルカリ性過酸化水素対前記
    前駆物質のモル比が少なくとも1.5:1である特許請求の
    範囲第12項に記載の固体洗剤組成物。
  14. 【請求項14】一般式 〔式中、基 は非線状構造配置の有機部分であり、R11およびR111
    独立に水素およびC1〜C4アルキル基から選択され、基 は1.9〜4.1のlogPoctを有するカルボン酸のアシル部分
    であり、そしてPoctは21℃におけるn−オクタノールと
    水との間でのカルボン酸の分配係数であり、そしてLは (式中、ZはH、R2またはハライドであり、R2は炭素数
    1〜4を有するアルキル基であり、xは0であり、そし
    てYは-SO3M及び、-CO2Mから選択され、そしてMはH、
    アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたは
    置換アンモニウムである) を有するリービング基である] を有することを特徴とする非線状脂肪族ペルオキシ酸を
    アルカリ性過酸化水素水溶液中で生成するのに適合した
    非線状脂肪族ペルオキシカルボン酸前駆物質並びにアル
    カリ金属無機ペルオキシ塩または過酸化水素包接化合物
    からなることを特徴とする漂白組成物。
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