JPH0670870U - ガラスビ−ズ粉粒体の塗布装置 - Google Patents
ガラスビ−ズ粉粒体の塗布装置Info
- Publication number
- JPH0670870U JPH0670870U JP1697693U JP1697693U JPH0670870U JP H0670870 U JPH0670870 U JP H0670870U JP 1697693 U JP1697693 U JP 1697693U JP 1697693 U JP1697693 U JP 1697693U JP H0670870 U JPH0670870 U JP H0670870U
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- JP
- Japan
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- glass bead
- glass
- substrate material
- partition wall
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 簡単な装置でありながらガラスビーズ粉粒体
を基板材の表面に均一に塗布することができるようにす
ること。 【構成】 ケース1の底部に隔壁4を設けて二重底構造
とし、その隔壁の上側をガラスビーズ粉粒体2の収容部
に構成すると共にその隔壁の下側を空気室に構成し、該
空気室には外部から圧縮空気を導入する圧縮空気取り入
れ口5を設け、且つ、前記隔壁に、使用するガラスビー
ズ粉粒体の通過を許容しない多数の小孔6を設けてあ
る。 圧縮空気を用いて前記ガラスビーズ粉粒体を浮遊
させ、接着力を備えた基板材3に塗布する装置。
を基板材の表面に均一に塗布することができるようにす
ること。 【構成】 ケース1の底部に隔壁4を設けて二重底構造
とし、その隔壁の上側をガラスビーズ粉粒体2の収容部
に構成すると共にその隔壁の下側を空気室に構成し、該
空気室には外部から圧縮空気を導入する圧縮空気取り入
れ口5を設け、且つ、前記隔壁に、使用するガラスビー
ズ粉粒体の通過を許容しない多数の小孔6を設けてあ
る。 圧縮空気を用いて前記ガラスビーズ粉粒体を浮遊
させ、接着力を備えた基板材3に塗布する装置。
Description
【0001】
本考案は、ガラスビーズ粉粒体の塗布装置に関し、詳しくは、基板材の表面に ガラスビーズ粉粒体の露出積層を形成して各種の用途に供するところのガラスビ ーズ粉粒体の塗布装置に関する。
【0002】
意匠、装飾目的等、各種の用途に用いられるガラスビーズ粉粒体の塗布板が種 々の方法で製作されている。 例えば、基板材の表面に接着剤を塗布した状態で 、所要のガラスビーズ粉粒体、例えば、無機ガラス球体の単独或いはこれに金属 、セラミック、プラスチック、天然石等の小片、粒体を混合したものを吹きつけ 或いは上方からの散布によって塗布し、固定させる方法が採られている。
【0003】
こうした吹きつけ、散布等のガラスビーズ粉粒体の塗布方法は、吹きつけ圧力 の調整が難しく、塗布にムラを生じ易いという問題があり、また、基板材の両面 或いは全面に塗布したい場合、吹きつけ方法によっても、上方から散布する方法 によっても、基板材を裏返したり、全面に均一に塗布されるように基板材を反転 、移動させなければならないという問題もあった。 本考案は、かかる従来技術の問題点に鑑み、ガラスビーズ粉粒体の基板材への 塗布に際し、構造簡単でありながら基板材の片面は勿論のこと全面に塗布する場 合にも基板材を反転させたりすることなく均一にすることのできるガラスビーズ 粉粒体の塗布装置を提供することを目的とする。
【0004】
本考案にかかるガラスビーズ粉粒体の塗布装置は、上記目的を達成するために 、ケースの底部に隔壁を設けて二重底構造とし、その隔壁の上側をガラスビーズ 粉粒体の収容部に構成すると共にその隔壁の下側を空気室に構成し、該空気室に は外部から圧縮空気を導入する圧縮空気取り入れ口を設け、且つ、前記隔壁に、 使用するガラスビーズ粉粒体の通過を許容しない多数の小孔を設け、圧縮空気に よりガラスビーズ粉粒体を浮遊させて接着力を備えた基板材に塗布するよう構成 する、という手段を講じたものである。 尚、前記ガラスビーズ粉粒体が粒状ガラス又は粒状ガラスと他の粒状素材の混 合体であってもよい。
【0005】
本考案によれば、ケースに隔壁を設けて二重底に構成し、その隔壁にガラスビ ーズ粉粒体の通過を許容しない小孔を多数穿ち、下方から圧縮空気を送り込んで ガラスビーズ粉粒体を浮遊流動せしめ、ここに位置させた基板材(液状合成樹脂 等の塗布で接着力を持つ)にガラスビーズ粉粒体が接触して均一に塗布させるこ とができるのである。 このように、装置が簡単な構造でありながら、ガラスビ ーズ粉粒体が浮遊流動するので、基板材の方を反転乃至移動させる手間を要する ことなく均一な塗布ができるのである。 しかも、ガラスビーズ粉粒体を浮遊流 動させるための空気の流れが接着後の乾燥硬化を助長し、接着されたガラスビー ズ粉粒体の脱落を未然に防止できるのである。
【0006】
以下、本考案にかかるガラスビーズ粉粒体の塗布装置の好適実施例について、 図面に基づき詳述する。
【0007】 図1及び図2に示すように、1は、上部が開口されたケースであって、ガラス ビーズ粉粒体2を基板材3に塗布するのに用いる。 このケース1は、ケース1 の底部に隔壁4を設けて二重底構造とし、その隔壁4の上側をガラスビーズ粉粒 体2の収容部1Aに構成すると共にその隔壁4の下側を気密の空気室1Bに構成 し、該空気室1Bには外部から圧縮空気(ポンプP)を導入する圧縮空気取り入 れ口5を設け、且つ、前記隔壁4に、使用するガラスビーズ粉粒体2の通過を許 容しない多数の小孔6を設け、図2に示すように、圧縮空気によりガラスビーズ 粉粒体2を浮遊させて接着力を備えた基板材3に塗布するよう構成してある。
【0008】 前記ガラスビーズ粉粒体2は、通常、0.03mmから1.5mm程度の直径 をもつ無機ガラスの球状体(粒体)で構成されている。 実際に用いる場合には 、その基板材3の用途に応じて、金属、セラミック、プラスチック、天然石等の 小片、粒体(同様の直径乃至サイズを持つ)を前記ガラスビーズ粉粒体2に混合 して用いるのが好ましい。 従って、上記隔壁4の小孔6は、これらのガラスビ ーズ粉粒体2が落下しない大きさの孔径を持つように穿孔される。 そして、上 記基板材3は、金属、セラミック、木質、セメント等適宜の素材で構成してよい ものである。 前記ケース1は透明に素材のもので構成すれば、ガラスビーズ粉 粒体2の浮遊状態、基板材3への接着状態が監視できて好ましい。 尚、上記基 板材3に接着力を付与するには、例えば、液状合成樹脂系の接着剤を基板材3に 塗布しておき、その未硬化状態において前記ケース1内に入れてガラスビーズ粉 粒体2の接着を図り、しかる後に乾燥させるようにするのが好ましい。
【0009】
本考案によれば、ガラスビーズ粉粒体の基板材への塗布に際し、装置全体の構 造が簡単でありながら基板材の片面は勿論のこと全面に塗布する場合にも基板材 を反転させたりすることなく、しかも、均一に塗布することのできると共にガラ スビーズ粉粒体を浮遊流動させるための空気の流れが接着後の乾燥硬化を助長し 、接着されたガラスビーズ粉粒体の脱落を未然に防止できるという顕著な相乗効 果を奏するに至った。
【図1】本考案にかかるガラスビーズ粉粒体の塗布装置
の縦断側面図である。
の縦断側面図である。
【図2】本考案にかかるガラスビーズ粉粒体の塗布装置
の使用状態を示す縦断側面図である。
の使用状態を示す縦断側面図である。
1 ケース 2 ガラスビーズ粉粒体 3 基板材 4 隔壁 5 圧縮空気取り入れ口 6 小孔
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースの底部に隔壁を設けて二重底構造
とし、その隔壁の上側をガラスビーズ粉粒体の収容部に
構成すると共にその隔壁の下側を空気室に構成し、該空
気室には外部から圧縮空気を導入する圧縮空気取り入れ
口を設け、且つ、前記隔壁に、使用するガラスビーズ粉
粒体の通過を許容しない多数の小孔を設け、圧縮空気に
よりガラスビーズ粉粒体を浮遊させて接着力を備えた基
板材に塗布するよう構成したガラスビーズ粉粒体の塗布
装置。 - 【請求項2】 前記ガラスビーズ粉粒体が粒状ガラス又
は粒状ガラスと他の粒状素材の混合体である請求項1の
ガラスビーズ粉粒体の塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1697693U JPH0670870U (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ガラスビ−ズ粉粒体の塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1697693U JPH0670870U (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ガラスビ−ズ粉粒体の塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670870U true JPH0670870U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=11931104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1697693U Pending JPH0670870U (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ガラスビ−ズ粉粒体の塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670870U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154260A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-15 | Ube Industries Ltd | 粉状物質流動化装置 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP1697693U patent/JPH0670870U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154260A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-15 | Ube Industries Ltd | 粉状物質流動化装置 |
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