JPH065894Y2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JPH065894Y2 JPH065894Y2 JP1987030955U JP3095587U JPH065894Y2 JP H065894 Y2 JPH065894 Y2 JP H065894Y2 JP 1987030955 U JP1987030955 U JP 1987030955U JP 3095587 U JP3095587 U JP 3095587U JP H065894 Y2 JPH065894 Y2 JP H065894Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- insertion hole
- opening
- support member
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/02—Platens
- B41J11/08—Bar or like line-size platens
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/02—Framework
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は印字装置に関し、特に、自動調心可能なプラテ
ンを備えた印字装置に関する。
ンを備えた印字装置に関する。
[従来技術] サーマルプリンタや通電転写プリンタのように、印字ヘ
ッドと平プラテンとを圧接させながら印字を行う印字装
置では、両者間の圧接状態により印字品質が左右される
ため、印字ヘッドのヘッド面の傾きに倣うようにプラテ
ン面が自動的に傾くこと、所謂自動調心を行うような構
成を採用しているのが一般的である。
ッドと平プラテンとを圧接させながら印字を行う印字装
置では、両者間の圧接状態により印字品質が左右される
ため、印字ヘッドのヘッド面の傾きに倣うようにプラテ
ン面が自動的に傾くこと、所謂自動調心を行うような構
成を採用しているのが一般的である。
[考案が解決しようとする問題点] 上記自動調心を行うための構成としては従来より種々の
ものが考案、実用化されているが、その代表的な例とし
て、プラテン支持部材を回動可能に支持する軸と、その
軸を支持するホルダーを備えており、ホルダーを印字装
置内のフレームに組付ける形式のものがあった。
ものが考案、実用化されているが、その代表的な例とし
て、プラテン支持部材を回動可能に支持する軸と、その
軸を支持するホルダーを備えており、ホルダーを印字装
置内のフレームに組付ける形式のものがあった。
この形式では、部品点数が多いために組付け作業性が悪
い、コストが高くなる等の問題点を有していた。
い、コストが高くなる等の問題点を有していた。
また、他の例として、プラテン支持部材を可撓性の素材
で構成するとともにその両端に軸部を設けておき、組付
けに際しては、プラテン支持部材をその長手方向と直交
する方向に撓ませた状態で前記軸部を左右フレームに予
め設けられた軸受部に嵌合させ、自己の復元力でその嵌
合状態を保たせる形式のものもあった。
で構成するとともにその両端に軸部を設けておき、組付
けに際しては、プラテン支持部材をその長手方向と直交
する方向に撓ませた状態で前記軸部を左右フレームに予
め設けられた軸受部に嵌合させ、自己の復元力でその嵌
合状態を保たせる形式のものもあった。
この場合、部品点数も少なく、組付け作業性も高いが、
印字時に印字ヘッドから受ける押圧力でプラテン支持部
材が撓んでしまい、安定した印字が得られない問題を有
していた。
印字時に印字ヘッドから受ける押圧力でプラテン支持部
材が撓んでしまい、安定した印字が得られない問題を有
していた。
[考案の目的] 本考案は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、自動調心が可能であり、且つ組付作業性の高
いプラテン支持部材を備えた印字装置を提供することを
目的とする。
のであり、自動調心が可能であり、且つ組付作業性の高
いプラテン支持部材を備えた印字装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決する手段] 上記目的を達成するために本考案においては、左右一対
の側枠と、一方の側枠に一体に形成された挿通孔と、他
方の側枠上であって前記挿通孔と対向する位置に当該他
方の側枠と一体に形成され、その他方の側枠の上端部に
おいて開口する開口部に連通した開口付挿通孔と、前記
他方の側枠の開口付挿通孔近傍の上端部から上方へ突設
された抜止め部と、断面略L字形状に形成され、その鉛
直部に平板状プラテンを支持するプラテン支持部材とを
備え、そのプラテン支持部材は、一端側における前記鉛
直部と連設され、前記挿通孔に挿通されて該プラテン支
持部材を回動可能に支持する第一挿通部と、他端側にお
ける前記鉛直部と連設され、前記開口部を経て前記開口
付挿通孔に挿通されて該プラテン支持部材を回動可能に
支持する第二挿通部と、前記他端側における水平部に形
成されると共に、前記第一挿通部を前記挿通孔へ挿通
し、前記第二挿通部を前記開口付挿通部へ挿通した状態
で前記抜止め部と係合する係合部とを有する。
の側枠と、一方の側枠に一体に形成された挿通孔と、他
方の側枠上であって前記挿通孔と対向する位置に当該他
方の側枠と一体に形成され、その他方の側枠の上端部に
おいて開口する開口部に連通した開口付挿通孔と、前記
他方の側枠の開口付挿通孔近傍の上端部から上方へ突設
された抜止め部と、断面略L字形状に形成され、その鉛
直部に平板状プラテンを支持するプラテン支持部材とを
備え、そのプラテン支持部材は、一端側における前記鉛
直部と連設され、前記挿通孔に挿通されて該プラテン支
持部材を回動可能に支持する第一挿通部と、他端側にお
ける前記鉛直部と連設され、前記開口部を経て前記開口
付挿通孔に挿通されて該プラテン支持部材を回動可能に
支持する第二挿通部と、前記他端側における水平部に形
成されると共に、前記第一挿通部を前記挿通孔へ挿通
し、前記第二挿通部を前記開口付挿通部へ挿通した状態
で前記抜止め部と係合する係合部とを有する。
[作用] 上記構成により、プラテン支持部材を側枠に組付ける際
には、まず第一挿通部を一方の側枠の挿通孔に通し、次
に第二挿通部を他方の側枠の開口部を経て開口付挿通部
に通す。そして、抜止め部と係合部を係合させることに
より組付けが完了する。
には、まず第一挿通部を一方の側枠の挿通孔に通し、次
に第二挿通部を他方の側枠の開口部を経て開口付挿通部
に通す。そして、抜止め部と係合部を係合させることに
より組付けが完了する。
こうして組付けられたプラテン支持部材は、左右の側枠
により抜け落ちることなく回動可能に支持される。
により抜け落ちることなく回動可能に支持される。
[実施例] 以下、本考案をサーマルプリンタに具体化した一実施例
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
第1図はサーマルプリンタの要部を示す斜視図であり、
同図に示すように、左右の側枠を構成する左フレーム1
及び右フレーム2は一枚の鉄板を曲げ加工することによ
り互いに平行に対面するよう形成されている。それら両
フレーム1,2間には、ゴム材からなる平プラテン3が
貼付けられたプラテン支持部材4が回動可能に支持され
ている。尚、その組付方法や周辺の構成は後に詳述す
る。
同図に示すように、左右の側枠を構成する左フレーム1
及び右フレーム2は一枚の鉄板を曲げ加工することによ
り互いに平行に対面するよう形成されている。それら両
フレーム1,2間には、ゴム材からなる平プラテン3が
貼付けられたプラテン支持部材4が回動可能に支持され
ている。尚、その組付方法や周辺の構成は後に詳述す
る。
また、平プラテン3の下方には、断面が円弧状のペーパ
ーパン5が両フレーム1,2間に固定支持されており、
このペーパーパン5が図示しない紙送りローラ及び紙押
えローラの作用により後方から給送されてくる印字用紙
を平プラテン3の前方へと案内する。
ーパン5が両フレーム1,2間に固定支持されており、
このペーパーパン5が図示しない紙送りローラ及び紙押
えローラの作用により後方から給送されてくる印字用紙
を平プラテン3の前方へと案内する。
さらに、ペーパーパン5の前方には、2本のガイド軸6
が平プラテン3と平行に且つ同一水平面内に位置するよ
う両フレーム1,2間に固定支持されている。
が平プラテン3と平行に且つ同一水平面内に位置するよ
う両フレーム1,2間に固定支持されている。
ガイド軸6にはキャリッジ7が摺動可能に装着されてお
り、このキャリッジ7は、ガイド軸6と平行に張設され
たワイヤ8を介して駆動モータ(図示せず)に駆動連結
されており、その回転力に基づいてガイド軸6上を摺動
する。
り、このキャリッジ7は、ガイド軸6と平行に張設され
たワイヤ8を介して駆動モータ(図示せず)に駆動連結
されており、その回転力に基づいてガイド軸6上を摺動
する。
キャリッジ7は、平プラテン3と対向するヘッド面に多
数の発熱素子を有するサーマルヘッド9を揺動可能に支
持するヘッド支持手段(図示せず)を内蔵しており、そ
のヘッド支持手段によりサーマルヘッド9は平プラテン
3に当接する印字位置と平プラテン3から離間するリリ
ース位置との間で移動される。
数の発熱素子を有するサーマルヘッド9を揺動可能に支
持するヘッド支持手段(図示せず)を内蔵しており、そ
のヘッド支持手段によりサーマルヘッド9は平プラテン
3に当接する印字位置と平プラテン3から離間するリリ
ース位置との間で移動される。
キャリッジ7上には熱転写リボン10を収納したリボン
カセット11が着脱自在に載置されるものであり、その
装着時にリボンカセット11から露出した部分の熱転写
リボン10は、サーマルヘッド9の印字位置への移動に
伴って平プラテン3とサーマルヘッド9との間に挟み込
まれる。この状態でキャリッジ7が前記駆動モータによ
り移動されつつ適宜のタイミングで発熱素子が発熱され
て、平プラテン3上に給送されてきた印字用紙への印字
が行われる。この際、熱転写リボン10はキャリッジ7
内の図示しないリボン巻取機構の作用で順次供給側から
巻取側へと移送されるものであるが、その機構は従来よ
り周知の技術が適用可能であるため、ここではその説明
を省略する。
カセット11が着脱自在に載置されるものであり、その
装着時にリボンカセット11から露出した部分の熱転写
リボン10は、サーマルヘッド9の印字位置への移動に
伴って平プラテン3とサーマルヘッド9との間に挟み込
まれる。この状態でキャリッジ7が前記駆動モータによ
り移動されつつ適宜のタイミングで発熱素子が発熱され
て、平プラテン3上に給送されてきた印字用紙への印字
が行われる。この際、熱転写リボン10はキャリッジ7
内の図示しないリボン巻取機構の作用で順次供給側から
巻取側へと移送されるものであるが、その機構は従来よ
り周知の技術が適用可能であるため、ここではその説明
を省略する。
次に、プラテン支持部材4の組付方法と周辺の構成につ
いて詳述する。
いて詳述する。
右フレーム2には、その右側面図を示す第3図からも明
らかなように、プラテン支持部材4を回動可能に支持す
る挿通孔12と、ペーパーパン5を固定支持する3つの
固定孔13とがその右フレーム2と一体に穿設されてい
る。そして、挿通孔12は、概ね2つの扇形をそれぞれ
の頂部で連結して上下に配した形状であって且つその連
結部分においてプラテン支持部材4の板厚より僅かに大
きい隙間12aを有するような形状(以下、蝶穴形状と
いう)となっている。
らかなように、プラテン支持部材4を回動可能に支持す
る挿通孔12と、ペーパーパン5を固定支持する3つの
固定孔13とがその右フレーム2と一体に穿設されてい
る。そして、挿通孔12は、概ね2つの扇形をそれぞれ
の頂部で連結して上下に配した形状であって且つその連
結部分においてプラテン支持部材4の板厚より僅かに大
きい隙間12aを有するような形状(以下、蝶穴形状と
いう)となっている。
一方、左フレーム1上には、その左側面図を示す第2図
からも明らかなように、挿通孔12と対向位置し、左フ
レーム1の上端部において開口する開口部14に連通し
た蝶穴形状の開口付挿通孔15と、右フレーム2上の固
定孔13とそれぞれ対向す3つの固定孔16、及び、ペ
ーパーパン5の左端に突設された爪部5aと係合する係
合孔17がその左フレーム1と一体に穿設されている。
さらに、開口部14に隣接する部分には、上方へ突設す
る鉤形の抜止め部18とその抜止め部18との間に所定
の隙間をおいて位置する回動規制部18aとが形成され
ている。尚、第1図において抜止め部18は屈曲した状
態で示されているが、プラテン支持部材4を組付ける前
は屈曲していない。
からも明らかなように、挿通孔12と対向位置し、左フ
レーム1の上端部において開口する開口部14に連通し
た蝶穴形状の開口付挿通孔15と、右フレーム2上の固
定孔13とそれぞれ対向す3つの固定孔16、及び、ペ
ーパーパン5の左端に突設された爪部5aと係合する係
合孔17がその左フレーム1と一体に穿設されている。
さらに、開口部14に隣接する部分には、上方へ突設す
る鉤形の抜止め部18とその抜止め部18との間に所定
の隙間をおいて位置する回動規制部18aとが形成され
ている。尚、第1図において抜止め部18は屈曲した状
態で示されているが、プラテン支持部材4を組付ける前
は屈曲していない。
プラテン支持部材4は、サーマルヘッド9から押圧力を
受けた場合にも撓むことのないよう充分な剛性を確保す
べく鉄板を素材として曲げ加工により略L字形状に形成
されており、前面部(鉛直部)4aと上面部(水平部)
4bとから構成されている。そして、前面部4aに平プ
ラテン3が貼付けられている。
受けた場合にも撓むことのないよう充分な剛性を確保す
べく鉄板を素材として曲げ加工により略L字形状に形成
されており、前面部(鉛直部)4aと上面部(水平部)
4bとから構成されている。そして、前面部4aに平プ
ラテン3が貼付けられている。
前記前面部4aの右端には、右フレーム2の挿通孔12
に挿通可能であり且つその挿通状態で回動可能となる支
持突部4cが形成されている。そして、プラテン支持部
材4は、支持突部4cが挿通孔12に挿通されたとき
に、その左端が左フレームの開口付挿通孔15に挿通さ
れる長さとなっており、上面部4bの左端には、この状
態で抜止め部18と対向位置し且つ当該抜止め部18が
嵌挿可能な係合部としての係合長孔19が穿設されてい
る。尚、本実施例では前面部4a左端が第二挿通部を構
成している。
に挿通可能であり且つその挿通状態で回動可能となる支
持突部4cが形成されている。そして、プラテン支持部
材4は、支持突部4cが挿通孔12に挿通されたとき
に、その左端が左フレームの開口付挿通孔15に挿通さ
れる長さとなっており、上面部4bの左端には、この状
態で抜止め部18と対向位置し且つ当該抜止め部18が
嵌挿可能な係合部としての係合長孔19が穿設されてい
る。尚、本実施例では前面部4a左端が第二挿通部を構
成している。
上記構成においてプラテン支持部材4を両フレーム1,
2に組付ける場合には、まず、上面部4bの右端が右フ
レーム2に当接するまで右下がりの状態で支持突部4c
を挿通孔12に挿通する。この状態で係合長孔19は抜
止め部18の上方に位置されるので、そのままプラテン
支持部材4の左端を下方に降ろすだけで前面部4a左端
が開口部14を経て開口付挿通孔15に挿通されると同
時に係合長孔19が抜止め部18に嵌合する。そして、
抜止め部18をペンチ等で僅かに曲げるだけで組付けが
完了する。
2に組付ける場合には、まず、上面部4bの右端が右フ
レーム2に当接するまで右下がりの状態で支持突部4c
を挿通孔12に挿通する。この状態で係合長孔19は抜
止め部18の上方に位置されるので、そのままプラテン
支持部材4の左端を下方に降ろすだけで前面部4a左端
が開口部14を経て開口付挿通孔15に挿通されると同
時に係合長孔19が抜止め部18に嵌合する。そして、
抜止め部18をペンチ等で僅かに曲げるだけで組付けが
完了する。
こうして組付けられたプラテン支持部材4は、印字位置
へと移動されてきたサーマルヘッド9のヘッド面の傾き
に倣うように、挿通孔12及び開口付挿通孔15の隙間
12a,15a近傍を中心として従動的に傾くものであ
り、その結果、サーマルヘッド9と平プラテン3が均等
に当接可能となる。
へと移動されてきたサーマルヘッド9のヘッド面の傾き
に倣うように、挿通孔12及び開口付挿通孔15の隙間
12a,15a近傍を中心として従動的に傾くものであ
り、その結果、サーマルヘッド9と平プラテン3が均等
に当接可能となる。
また、サーマルヘッド9がリリース位置に退避したとき
にプラテン支持部材4は自重で後方へ回動しようとする
が、回動規制部18aと上面部4bが当接することによ
り必要以上に回動してしまうことが防止されている。
にプラテン支持部材4は自重で後方へ回動しようとする
が、回動規制部18aと上面部4bが当接することによ
り必要以上に回動してしまうことが防止されている。
また、挿通孔12と開口付挿通孔15の扇形部分はプラ
テン支持部材4の自由回動を許容する大きさとされてお
り、その回動を妨げることはない。
テン支持部材4の自由回動を許容する大きさとされてお
り、その回動を妨げることはない。
さらに、プラテン支持部材4は、屈曲された抜止め部1
8と係合長孔19とが係合するため、両フレーム1,2
から抜落ちることがない。
8と係合長孔19とが係合するため、両フレーム1,2
から抜落ちることがない。
次に、ペーパーパン5の組付方法と周辺の構成について
説明する。
説明する。
ペーパーパン5の右端には、右フレーム2に穿設された
3つの固定孔13に嵌合する3つの右舌片5bが突設さ
れる一方、左端には、左フレーム1に穿設された3つの
固定孔16に嵌合する3つの左舌片5cと、前述した係
合孔17と係合するL字形の爪部5aとが突設されてい
る。尚、右舌片5bの突出長は左舌片5cのそれより大
とされており、又、ペーパーパン5の全長は、右舌片5
bを右フレーム2の固定孔13に最も深く嵌合させたと
き、左舌片5c及び爪部5aが左フレーム1より右側に
位置するような長さとされている。
3つの固定孔13に嵌合する3つの右舌片5bが突設さ
れる一方、左端には、左フレーム1に穿設された3つの
固定孔16に嵌合する3つの左舌片5cと、前述した係
合孔17と係合するL字形の爪部5aとが突設されてい
る。尚、右舌片5bの突出長は左舌片5cのそれより大
とされており、又、ペーパーパン5の全長は、右舌片5
bを右フレーム2の固定孔13に最も深く嵌合させたと
き、左舌片5c及び爪部5aが左フレーム1より右側に
位置するような長さとされている。
上記構成においてペーパーパン5を両フレーム1,2に
組付ける場合には、まず、右舌片5bを右フレーム2の
固定孔13に最も深い位置まで嵌合させる。次に、この
ペーパーパン5を左方に移動させ、左舌片5cを左フレ
ーム1の固定孔16に嵌合させるとともに、爪部5aを
係合孔17に嵌合する。このとき、右舌片5bは充分な
突出長を有しているためペーパーパン5が左方へ移動さ
れても固定孔13から抜け落ちることはない。そして、
爪部5aをペンチ等で僅かに曲げるだけで組付けが完了
する。
組付ける場合には、まず、右舌片5bを右フレーム2の
固定孔13に最も深い位置まで嵌合させる。次に、この
ペーパーパン5を左方に移動させ、左舌片5cを左フレ
ーム1の固定孔16に嵌合させるとともに、爪部5aを
係合孔17に嵌合する。このとき、右舌片5bは充分な
突出長を有しているためペーパーパン5が左方へ移動さ
れても固定孔13から抜け落ちることはない。そして、
爪部5aをペンチ等で僅かに曲げるだけで組付けが完了
する。
こうして組付けられたペーパーパン5は、左右の固定孔
16,13で前後及び上下方向の移動が規制されるとと
もに、爪部5aと係合孔17の係合で左右方向の移動が
規制されるため、全方向にずれることなく両フレーム
1,2間に確実に固定支持される。
16,13で前後及び上下方向の移動が規制されるとと
もに、爪部5aと係合孔17の係合で左右方向の移動が
規制されるため、全方向にずれることなく両フレーム
1,2間に確実に固定支持される。
[効果] 以上詳述したように、本考案に係る印字装置では、自動
調心可能なプラテン支持部材を側枠に組み付ける際に
は、プラテン支持部材の第一挿通部を挿通孔へ通した
後、第二挿通部を上方より開口部を経て開口付挿通孔へ
通すことにより、抜止め部と係合部とが係合してプラテ
ン支持部材が所定の位置に位置決めされる。すなわち、
プラテン支持部材が側枠に対して上方側より組み付けら
れるので、組み付け時の作業性が非常に良い。また、本
考案の印字装置では、挿通孔、開口付挿通孔及び抜止め
部はどでも左右いずれかの側枠に一体に形成されてお
り、部品点数が少なく、組付作業性の向上に貢献するも
のである。しかも、本考案の構成によれば、プラテン支
持部材を鉄板のような剛性の高い材料を素材とした場合
にも対応可能であり、この場合、印字ヘッドの押圧力に
よりプラテン支持部材が撓むこともなく、安定した印字
が達成される。
調心可能なプラテン支持部材を側枠に組み付ける際に
は、プラテン支持部材の第一挿通部を挿通孔へ通した
後、第二挿通部を上方より開口部を経て開口付挿通孔へ
通すことにより、抜止め部と係合部とが係合してプラテ
ン支持部材が所定の位置に位置決めされる。すなわち、
プラテン支持部材が側枠に対して上方側より組み付けら
れるので、組み付け時の作業性が非常に良い。また、本
考案の印字装置では、挿通孔、開口付挿通孔及び抜止め
部はどでも左右いずれかの側枠に一体に形成されてお
り、部品点数が少なく、組付作業性の向上に貢献するも
のである。しかも、本考案の構成によれば、プラテン支
持部材を鉄板のような剛性の高い材料を素材とした場合
にも対応可能であり、この場合、印字ヘッドの押圧力に
よりプラテン支持部材が撓むこともなく、安定した印字
が達成される。
第1図は本考案を具体化した一実施例であるサーマルプ
リンタの要部を示す斜視図、第2図は同左側面図、第3
図は同右側面図である。 図中、1は左フレーム、2は右フレーム、3は平プラテ
ン、4はプラテン支持部材、4cは支持突部、12は挿
通孔、14は開口部、15は開口挿通孔、18は抜止め
部である。
リンタの要部を示す斜視図、第2図は同左側面図、第3
図は同右側面図である。 図中、1は左フレーム、2は右フレーム、3は平プラテ
ン、4はプラテン支持部材、4cは支持突部、12は挿
通孔、14は開口部、15は開口挿通孔、18は抜止め
部である。
Claims (1)
- 【請求項1】左右一対の側枠と、 一方の側枠に一体に形成された挿通孔と、 他方の側枠上であって前記挿通孔と対向する位置に当該
他方の側枠と一体に形成され、その他方の側枠の上端部
において開口する開口部に連通した開口付挿通孔と、 前記他方の側枠の開口付挿通孔近傍の上端部から上方へ
突設された抜止め部と、 断面略L字形状に形成され、その鉛直部に平板状プラテ
ンを支持するプラテン支持部材とを備え、 そのプラテン支持部材は、一端側における前記鉛直部と
連設され、前記挿通孔に挿通されて該プラテン支持部材
を回動可能に支持する第一挿通部と、他端側における前
記鉛直部と連設され、前記開口部を経て前記開口付挿通
孔に挿通されて該プラテン支持部材を回動可能に支持す
る第二挿通部と、前記他端側における水平部に形成され
ると共に、前記第一挿通部を前記挿通孔へ挿通し、前記
第二挿通部を前記開口付挿通部へ挿通した状態で前記抜
止め部と係合する係合部とを有することを特徴とする印
字装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987030955U JPH065894Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 印字装置 |
US07/161,151 US4836696A (en) | 1987-03-03 | 1988-02-26 | Printer having a pivotally supported platen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987030955U JPH065894Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63136942U JPS63136942U (ja) | 1988-09-08 |
JPH065894Y2 true JPH065894Y2 (ja) | 1994-02-16 |
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1988
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