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JPH10114091A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

Info

Publication number
JPH10114091A
JPH10114091A JP27273796A JP27273796A JPH10114091A JP H10114091 A JPH10114091 A JP H10114091A JP 27273796 A JP27273796 A JP 27273796A JP 27273796 A JP27273796 A JP 27273796A JP H10114091 A JPH10114091 A JP H10114091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen roller
roller
thermal
body frame
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27273796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3603500B2 (ja
Inventor
Hiroaki Hosomi
浩昭 細見
Yoshiharu Matsumoto
義治 松本
Satoshi Nakajima
聡 中嶋
Toru Takami
徹 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP27273796A priority Critical patent/JP3603500B2/ja
Publication of JPH10114091A publication Critical patent/JPH10114091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3603500B2 publication Critical patent/JP3603500B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プラテンローラの取り外しを容易に行うことが
できるサーマルプリンタを提供する。 【解決手段】本体フレーム2に位置決め支持される感熱
ヘッド4と、本体フレーム2に回転自在に支持されるプ
ラテンローラ7とを備え、これら感熱ヘッド4とプラテ
ンローラ7によって感熱シート4を挟持して感熱シート
4上に印字等を行うサーマルプリンタ1において、本体
フレーム2にプラテンローラ7の軸受21を離脱自在の
状態で印字位置に位置決め支持する支持溝部21を設け
る。カバーフレーム3を本体フレーム2に回動自在に取
り付け、このカバーフレーム3によって、プラテンロー
ラ7の軸受12が離脱する方向の移動を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばATM(A
utomatic Tellers Machine:現
金自動預け払い機)等に用いられるサーマルプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のATMにおいては、感熱
方式によってシートに印字等を行うサーマルプリンタが
多く用いられている。
【0003】一般に、サーマルプリンタは、印字部に搬
送された感熱シートを、複数の発熱素子を備えた感熱ヘ
ッドと、回転駆動されるプラテンローラとによって挟持
し、プラテンローラを回転させてシートを搬送すること
により、シート上に所定の印字等を行うように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成を有するサーマルプリンタの場合、プラテンローラ
の外周面に押痕等が存在したり、感熱ヘッドやプラテン
ローラの表面に紙粉が付着すると、印字不良が発生して
高精度の画像が得られなくなる。したがって、サーマル
プリンタにおいては、プラテンローラを交換するため、
また、そのメンテナンスを行うため、プラテンローラを
取り外す必要がある。
【0005】しかしながら、従来のサーマルプリンタの
場合は、プラテンローラが本体フレームの中に組み込ま
れているため、取り外すのに分解をしなければならず、
手間がかかるという問題があった。
【0006】これに対し、プラテンローラの取り外しが
容易に行えるように構成したサーマルプリンタも案出さ
れている(例えば、特開平4−219260号、特開平
6−155828号公報等参照)。
【0007】しかし、かかるサーマルプリンタの場合で
あっても、プラテンローラを取り外すには、かなりの手
間がかかるという問題があった。
【0008】一方、この種のサーマルプリンタにおいて
は、シートを引き込み易くするため、補助ローラをプラ
テンローラに押圧し、これらの間にシートを挟持して感
熱ヘッドに向って搬送するように構成したものが知られ
ている。
【0009】しかし、このようなサーマルプリンタの場
合、補助ローラをプラテンローラに押し付けておくと、
その押圧力によってプラテンローラの表面が圧縮変形
し、押痕跡が形成されることにより印字不良が発生する
場合がある。
【0010】このような問題を回避するためには、プラ
テンローラに対する補助ローラの押圧力を小さくすれば
よいが、プラテンローラに対する補助ローラの押圧力を
小さくすると、ロール径の大きなシートを用いた場合
に、シートを円滑に印字部に送り込むことができないと
いう問題が生ずる。
【0011】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、プラテンローラの取り外しを容易に行うことができ
るサーマルプリンタを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、最適の条件で記録シ
ートの円滑な搬送及び印字等を行いうるサーマルプリン
タを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、本体フレームに位置決め支
持される感熱ヘッドと、この本体フレームに回転自在に
支持されるプラテンローラとを備え、これら感熱ヘッド
とプラテンローラによって感熱シートを挟持してこの感
熱シート上に所定の記録を行うサーマルプリンタにおい
て、上述のプラテンローラの軸部を離脱自在の状態で印
字位置に位置決め支持する支持溝部を上述の本体フレー
ムに設けるとともに、このプラテンローラの軸部が上述
の支持溝部に支持された状態においてこのプラテンロー
ラの軸部の離脱方向の移動を規制するカバーフレームを
設けたことを特徴とする。
【0014】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、感熱ヘッドをプラテンロ
ーラに圧接するための弾性部材と、この弾性部材に連結
される支持部材とを備え、カバーフレームが、本体フレ
ームに開閉自在に支持され、かつ、閉じられた状態で上
述の支持部材に係止されるように構成することも効果的
である。
【0015】一方、請求項3記載の発明は、本体フレー
ムに回転自在に支持されるプラテンローラと、このプラ
テンローラに圧接される感熱ヘッドと、このプラテンロ
ーラに圧接される補助ローラとを備え、このプラテンロ
ーラと上述の補助ローラによって記録シートを挟持して
上述の感熱ヘッドに向って搬送し、かつ、このプラテン
ローラと上述の感熱ヘッドによって記録シートを挟持し
て所定の記録を行うサーマルプリンタにおいて、上述の
プラテンローラに対して上述の感熱ヘッドを接離させる
カム状の切換レバーを備え、この切換レバーによって上
述のプラテンローラに対して上述の補助ローラを接離可
能としたことを特徴とする。
【0016】この場合、請求項4記載の発明のように、
請求項3記載の発明において、プラテンローラに対して
感熱ヘッドと補助ローラを同時に圧接可能とすることも
効果的である。
【0017】また、請求項5記載の発明のように、請求
項3又は4ののいずれか1項記載の発明において、プラ
テンローラに対して感熱ヘッドと補助ローラを同時に離
間可能とすることも効果的である。
【0018】かかる構成を有する請求項1記載の発明の
場合、プラテンローラの軸部を離脱自在の状態で印字位
置に位置決め支持する支持溝部を本体フレームに設ける
とともに、このプラテンローラの軸部が上述の支持溝部
に支持された状態においてこのプラテンローラの軸部の
離脱方向の移動を規制するカバーフレームを設けること
によって、このカバーフレームによる規制を解除するだ
けで、プラテンローラの取り外しが可能になる。
【0019】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、感熱ヘッドをプラテンロ
ーラに圧接するための弾性部材と、この弾性部材に連結
される支持部材を備え、カバーフレームが、本体フレー
ムに開閉自在に支持され、かつ、閉じられた状態で上述
の支持部材に係止されるように構成すれば、カバーフレ
ームを閉じるだけでプラテンローラの位置決めがなさ
れ、しかも、カバーフレームを閉じた状態に固定してお
くための弾性部材等を設ける必要がない。
【0020】他方、カバーフレームを開くことによっ
て、カバーフレームによる規制が解除され、プラテンロ
ーラの取り外しが容易に行われる。
【0021】一方、請求項3記載の発明によれば、プラ
テンローラに対して感熱ヘッドを接離させるカム状の切
換レバーを備え、この切換レバーによって上述のプラテ
ンローラに対して上述の補助ローラを接離可能とするこ
とにより、必要に応じて感熱ヘッドと補助ローラをプラ
テンローラに対して接離させることができ、最適の条件
で記録シートの搬送及び印字等を行うことが可能にな
る。
【0022】例えば、不使用時に補助ローラをプラテン
ローラから離間させておけば、プラテンローラに押痕跡
が生ずるおそれがなくなるため、補助ローラをプラテン
ローラに対して強い力で押圧することができ、その結
果、大径のロール状の記録シートを用いた場合であって
も、円滑に感熱ヘッドに向って搬送することが可能にな
る。
【0023】この場合、請求項4記載の発明のように、
請求項3記載の発明において、プラテンローラに対して
感熱ヘッドと補助ローラを同時に圧接可能とすれば、記
録シートをプラテンローラに密着させた状態で印字等を
行うことができる。
【0024】また、請求項5記載の発明のように、請求
項3記載の発明において、プラテンローラに対して感熱
ヘッドと補助ローラを同時に離間可能とすれば、プラテ
ンローラに対して押圧力が加わらないため、プラテンロ
ーラの圧縮変形を防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサーマルプリ
ンタの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1〜図3は、本実施の形態に係るサーマ
ルプリンタの全体構成を示すもので、図1はカバーフレ
ームを開いた状態を示す斜視図、図2はカバーフレーム
を閉じた状態を示す斜視図、図3はカバーフレームを開
いた状態を示す側面図、図4はカバーフレームを閉じた
状態を示す側面図である。
【0027】本実施の形態のサーマルプリンタ1は、概
ね本体フレーム2と、本体フレーム2に開閉自在に取り
付けられるカバーフレーム3とから構成される。
【0028】金属製の本体フレーム2の前部には、記録
シート(図示せず)に印字等を行うための感熱ヘッド4
が設けられる。この感熱ヘッド4は、本体フレーム2の
両側部2a、2bとほぼ同じ幅を有する平板状の部材か
らなり、その両側部の一端部にヘッド支軸4aが設けら
れる。そして、ヘッド支軸4aは、本体フレーム2の両
側部2a、2bに形成された支持溝部20の一部に係合
して支持される。また、感熱ヘッド4の一方の側部に
は、ヘッド支軸4aと離れた位置に係合ピン4bが設け
られ、この係合ピン4bは、本体フレーム2の両側部2
a、2bの支持溝部20の一部に係合して支持される。
【0029】感熱ヘッド4の背面部には、平板状のヘッ
ド押圧板5に固定された一対のコイルばね6が取り付け
られる。このヘッド押圧板5の両側部には、その一端部
に後述する係合ピン5aが設けられるとともに、その他
端部に係合片5bが設けられ、これらの係合ピン5aと
係合片5bが本体フレーム2の支持溝部20の一部に係
合して、ヘッド押圧板5が本体フレーム2に支持され
る。そして、コイルばね6の押圧力によって感熱ヘッド
4とヘッド押圧板5とが互いが離間する方向に付勢され
るように構成される。
【0030】ここで、感熱ヘッド4はヘッド支軸4aを
中心に、また、ヘッド押圧板5は係合片5bを中心に回
動自在となるように本体フレーム2の両側部2a、2b
に支持されている。
【0031】本体フレーム2の両側部2a、2bには、
感熱ヘッド4の近傍に、プラテンローラ7を位置決め支
持するための支持溝部21が設けられる。
【0032】プラテンローラ7は、プラテン軸8に固定
されており、このプラテン軸8の一方の端部には、プラ
テンローラ7を駆動するための駆動ギア9が固定されて
いる。そして、プラテンローラ7を装着した状態におい
て、この駆動ギア9に駆動モータ10のトルクが伝達さ
れるように歯車列(図示せず)が設けられている。な
お、駆動モータ10としては、例えば、ステッピングモ
ータが用いられる。
【0033】一方、プラテン軸8の他方の端部には、例
えば樹脂からなる切換レバー11が回動自在に支持され
ている。また、プラテンローラ7の両側には、駆動ギア
9及び切換レバー11との間に、それぞれ軸受12が回
動自在に取り付けられている。そして、各軸受12が本
体フレーム2の両側部2a、2bの支持溝部21と係合
するように構成され、かかる構成により、プラテンロー
ラ7は本体フレーム2に対して着脱自在となっている。
【0034】本体フレーム2の内側には、記録シートを
案内するため、例えば樹脂からなるガイド部材13が設
けられる。このガイド部材13は、その表面が感熱ヘッ
ド4に向って下方に傾斜するように形成されている。そ
して、感熱ヘッド4の近傍には、ガイド部材13に設け
た切り欠き部から表面が露出するように補助ローラ14
が設けられる。
【0035】補助ローラ14は、回転軸15を中心に回
動自在に本体フレーム2の両側部2a、2bに取り付け
られる。この場合、図1に示すように、補助ローラ14
の回転軸15が本体フレーム2の両側板2a、2bに設
けた長孔16に係合するように構成される。図5に示す
ように、この長孔16はプラテンローラ7の下方からプ
ラテン軸8の中心に向って延びるように形成され、ま
た、コイルばね17によって補助ローラ14がプラテン
ローラ7に付勢されるように構成されている。
【0036】一方、本体フレーム2の後部には、記録シ
ートの挿入口を形成するため、例えば金属からなるガイ
ド部材18が設けられている。
【0037】また、本体フレーム2の一方の側部2aに
は、プラテンローラ7に対し感熱ヘッド4の位置を検出
するためのリミットスイッチ19が設けられており、こ
のリミットスイッチ19は、図示しないマイクロコント
ローラに接続されている。
【0038】他方、カバーフレーム3は、例えば金属製
の平板状の部材が略コ字形状に折り曲げられて形成さ
れ、その両側部3a、3bが支軸30を中心に回動自在
に本体フレーム2に取り付けられている。カバーフレー
ム3の前部の両側部には、カバーフレーム3の回動方向
に延びるようにフック31a、31bが設けられる。そ
して、図3及び図4に示すように、これらのフック31
a、31bの根元部分に形成された切り欠き部32a、
32bが、ヘッド押圧板5に設けた係合ピン4bと係合
するように構成される。
【0039】カバーフレーム3の内側には、記録シート
を案内するためのガイド部3cが設けられている。この
ガイド部3cは、例えば、カバーフレーム3を内側に折
り曲げることにより形成される。そして、カバーフレー
ム3を閉じた状態において、本体フレーム2のガイド部
材13の表面と平行になり、記録シートの搬送路が形成
されるように構成される。
【0040】また、カバーフレーム3の前部には、記録
シートを排出するためのスリット状の排出口33が設け
られている。
【0041】さらに、ガイド部3の近傍には、記録シー
トの存在を検出するためのセンサ34が設けられ、この
センサは、図示しないマイクロコントローラに接続され
ている。
【0042】図3に示すように、プラテンローラ7を本
体フレーム2に装着する場合には、その平坦な位置決め
部12aが上方に向くように軸受12が支持溝部21に
係合して支持される。そして、図4に示すように、カバ
ーフレーム3を閉じた場合にその両側部3a、3bの縁
部3d、3eが各軸受12の位置決め部12aに当接す
るように構成されている。
【0043】図5は、本実施の形態における切換レバー
11の近傍の構成を示すものである。
【0044】図5に示すように、切換レバー11には、
カムとしての複数の切り欠き部11a、11b、11
c、11d、11e、11fが形成されている。これら
のうち、切り欠き部11a、11bは互いに同じ深さ、
すなわち、プラテン軸8から等しい距離の位置に形成さ
れる。また、切り欠き部11c、11eも互いに同じ深
さに形成される。一方、切り欠き部11d、11fは、
切り欠き部11c、11eよりも深く形成される。ま
た、切り欠き部11eに隣接して凸部11gが形成され
ている。
【0045】そして、プラテンローラ7を本体フレーム
2に装着した状態において、切換レバー11のレバー部
110を回動させることにより、切り欠き部11a〜1
1fが、感熱ヘッド4の係合ピン4b、補助ローラ14
の回転軸15及びリミットスイッチ19の駆動レバー1
9aと係合してこれらを連動するように構成されてい
る。
【0046】図6及び図7は、例えば、記録シートを引
き込む場合の切換レバー11の係止位置を示すものであ
る。
【0047】図6に示す位置においては、感熱ヘッド4
の係合ピン4bが切換レバー11の切り欠き部11aと
係合してプラテンローラ7に対し感熱ヘッド4の発熱体
40が離間されるとともに、補助ローラ14の回転軸1
5が切換レバー11の切り欠き部11eと係合してプラ
テンローラ7に対し補助ローラ14が離間される。そし
て、リミットスイッチ19の駆動レバー19aが切換レ
バー11の凸部11gと係合してオンの状態に保持さ
れ、プラテンローラ7が回転可能な状態になる。
【0048】この状態においては、プラテンローラ7と
補助ローラ14とが離れているので、容易に記録シート
の先端部をこれらの間に挿入することができるし、ある
いは、紙ジャム時の紙片を容易に取り除くこともでき
る。更には、プリンタを長期間使用しない場合やプリン
タの輸送時にこの状態にすることにより、感熱ヘッド4
の発熱体40を保護しながらプラテンローラの外周面に
押痕が発生することを防ぐことができる。図7に示すよ
うに、切換レバー11のレバー部110を下方に押し下
げると、感熱ヘッド4の係合ピン4bが切換レバー11
の切り欠き部11bと係合してプラテンローラ7に対し
感熱ヘッド4の発熱体40は離間されるが、補助ローラ
14の回転軸15がより深い切く形成された切り欠き部
11fに入り込むため、コイルばね17の付勢力によっ
て補助ローラ14がプラテンローラ7に押し付けられ、
記録シートはこれらによって挟持される。
【0049】この場合、リミットスイッチ19の駆動レ
バー19aは切換レバー11の凸部11gと係合してオ
ンの状態に保持されており、この状態でプラテンローラ
7を回転させると、補助ローラ14がこれに追従し、記
録シートが感熱ヘッド4に向って引き込まれる。他方、
プラテンローラ7と感熱ヘッド4の発熱体40とは離間
されているので、記録シートの先端部はこれらの間を通
って容易に感熱ヘッド4の上方に引き出される。このよ
うに、挿入される記録紙の先端の端面が発熱体と接触し
ないので発熱ヘッドの寿命が延びたオートローディング
機能搭載のプリンタを提供することができる。特に、ラ
ベルが貼付された記録紙を使用する場合、レバー部11
0をプランジャ等でその回動を制御する機構にすると、
ラベルの段差による発熱体40の損傷を防ぐことが可能
となるばかりでなく、ラベルの糊が感熱ヘッド4に付着
することを防ぐこともできるので、ヘッドのクリーニン
グのメンテナンスが少ない等その効果は大である。
【0050】なお、プラテンローラ7を所定の位置に停
止させるには、例えば、センサ34によって記録シート
の先端部を検出し、プラテンローラ7と補助ローラ14
とによって記録シートを挟持した後、駆動モータ10を
所定のステップ数だけ回転させればよい。
【0051】図8及び図9は、例えば、記録シートに印
字等を行う場合の切換レバー11の係止位置を示すもの
である。
【0052】図8に示す位置においては、感熱ヘッド4
の係合ピン4bは切換レバー11の切り欠き部11a、
11bと係合しないため、感熱ヘッド4がコイルばね6
によってプラテンローラ7に付勢される。一方、補助ロ
ーラ14の回転軸15は切換レバー11の切り欠き部1
1cと係合するため、補助ローラ14はプラテンローラ
7に対して離間される。さらに、リミットスイッチ19
の駆動レバー19aと切換レバー11の凸部11gとの
係合が外れるため、リミットスイッチ19はオフの状態
に保持される。
【0053】この状態においては、図示しないマイクロ
コントローラからの信号に基づいて感熱ヘッド4と駆動
モータ10を動作させることにより、記録シートに所定
の印字等を行うことができる。
【0054】また、補助ローラ14による記録紙への押
痕跡はなく、記録紙が皺にならない良好な状態を保つこ
とができる。
【0055】図9に示すように、図8に示す状態から切
換レバー11のレバー部110を倒すと、補助ローラ1
4の回転軸15が、より深く形成された切り欠き部11
dに入り込むため、コイルばね6の付勢力によって補助
ローラ14がプラテンローラ7の発熱体40に押し付け
られる。この場合、リミットスイッチ19の駆動レバー
19aと切換レバー11の凸部11gとの係合は外れた
ままであるため、リミットスイッチ19はオフの状態に
保持される。
【0056】この状態にすれば、記録シートをプラテン
ローラ7に密着させた状態で印字等を行うことができ
る。
【0057】この場合、剛性が小さい記録紙をプラテン
に密接できるので印字品質を向上させることができる。
更には、ロール径の大きな記録紙を使用する場合等感熱
ヘッドの押圧による紙送りのみでは不足する場合には、
補助ローラによる摩擦力及び巻き付け角の増加により、
紙送り能力を向上させることができる。
【0058】以上述べたように本実施の形態によれば、
カバーフレーム3を開くだけで容易にプラテンローラ7
を取り外すことができ、プラテンローラ7の交換やメン
テナンス作業を楽に行うことができる。
【0059】また、記録シートの搬送路を大きく露出さ
せることができるので、ジャムが生じた場合に、その処
理を容易に行うことができる。
【0060】さらに、カバーフレーム3を閉じるだけで
プラテンローラ7の位置決めがなされ、しかも、カバー
フレーム3はフック31a、31bの切り欠き部32
a、32bとヘッド押圧板5の係合ピン5aとの係合に
よって係止されるので、カバーフレーム3を閉じた状態
に固定しておくための弾性部材等を設ける必要がなく、
装置構成の簡素化を図ることができる。
【0061】さらにまた、本実施の形態によれば、切換
レバー4を切り換えることによってプラテンローラ7と
感熱ヘッド4、補助ローラ14を接離可能としたことか
ら、必要に応じて最適の条件で記録シートの搬送及び印
字等を行うことが可能になる。
【0062】例えば、図8に示すように、不使用時に補
助ローラ15をプラテンローラ7から離間させておけ
ば、プラテンローラ7及び記録紙に押痕跡が生ずるおそ
れがなくなるため、補助ローラ14をプラテンローラ7
に対して強い力で押圧することができ、その結果、大径
のロール状の記録シートを用いた場合であっても、円滑
に感熱ヘッド4に向って記録シートを搬送することが可
能になる。
【0063】特に、図6に示すように、プラテンローラ
14に対して感熱ヘッド4と補助ローラ14を同時に離
間させるようにすれば、プラテンローラ7に対して押圧
力が全く加わらないため、プラテンローラ7の圧縮変形
を防止でき、プラテンローラ7の寿命を延ばすことがで
きる。
【0064】一方、図9に示すように、プラテンローラ
7に対して感熱ヘッド4と補助ローラ14を同時に圧接
可能とすれば、記録シートをプラテンローラ7に密着さ
せた状態で印字等を行うことができ、印字等の品質を向
上させることができる。
【0065】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0066】例えば、上述の実施の形態においては、プ
ラテンローラの回転軸に切換レバーを設けるようにした
が、プラテンローラに対して感熱ヘッドと補助ローラを
連動して接離させることができる構成であれば、必ずし
もプラテンローラの回転軸に設ける必要はない。ただ
し、上述の実施の形態のように切換レバーをプラテンロ
ーラを設ければ、より簡単な構成で感熱ヘッド及び補助
ローラの接離を行うことができる。
【0067】また、カバーフレームのフックの形状及び
切換レバーのカムの形状についても、上述の実施の形態
に限られず、種々の形状を採用することができる。
【0068】さらに、切換レバーは、手動又は電動アク
チュエータのいずれによっても駆動することができる。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、プラテンローラの軸部を離脱自在の状態で印字
位置に位置決め支持する支持溝部を本体フレームに設け
るとともに、このプラテンローラの軸部が上述の支持溝
部に支持された状態においてこのプラテンローラの軸部
の離脱方向の移動を規制するカバーフレームを設けるこ
とにより、容易にプラテンローラを取り外すことがで
き、プラテンローラの交換やメンテナンス作業を楽に行
うことができる。
【0070】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、感熱ヘッドをプラテンロ
ーラに圧接するための弾性部材と、この弾性部材に連結
される支持部材を備え、カバーフレームが、本体フレー
ムに開閉自在に支持され、かつ、閉じられた状態で上述
の支持部材に係止されるように構成することにより、カ
バーフレームの開閉に応じて容易にプラテンローラの位
置決め及び取り外しを行いうる簡素な構成のサーマルプ
リンタを得ることができる。
【0071】一方、請求項3記載の発明によれば、プラ
テンローラに対して感熱ヘッドを接離させるカム状の切
換レバーを備え、この切換レバーによって上述のプラテ
ンローラに対して上述の補助ローラを接離可能とするこ
とにより、最適の条件で記録シートの円滑な搬送及び印
字等を行いうるサーマルプリンタを得ることができる。
【0072】特に、請求項4記載の発明のように、請求
項3記載の発明において、プラテンローラに対して感熱
ヘッドと補助ローラを同時に圧接可能とすることによ
り、記録シートをプラテンローラに密着させた状態で印
字等を行うことができ、印字等の品質を向上させること
ができる。
【0073】また、請求項5記載の発明のように、請求
項3記載の発明において、プラテンローラに対して感熱
ヘッドと補助ローラを同時に離間可能とすることによ
り、プラテンローラの圧縮変形を防止してプラテンロー
ラの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルプリンタの実施の形態の
全体構成を示すもので、カバーフレームを開いた状態を
示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の全体構成を示すもので、カバー
フレームを閉じた状態を示す斜視図である。
【図3】同実施の形態の全体構成を示すもので、カバー
フレームを開いた状態を示す側面図である。
【図4】同実施の形態の全体構成を示すもので、カバー
フレームを閉じた状態を示す側面図である。
【図5】同実施の形態における切換レバーの近傍を示す
構成図である。
【図6】同実施の形態において感熱ヘッドと補助ローラ
の両方をプラテンローラから離間する場合の切換レバー
の係止位置を示す説明図である。
【図7】同実施の形態において感熱ヘッドのみをプラテ
ンローラから離間する場合の切換レバーの係止位置を示
す説明図である。
【図8】同実施の形態において補助ローラのみをプラテ
ンローラから離間する場合の切換レバーの係止位置を示
す説明図である。
【図9】同実施の形態において感熱ヘッドと補助ローラ
の両方をプラテンローラに圧接させる場合の切換レバー
の係止位置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 サーマルプリンタ 2 本体フレーム 2a、2b 側部 20 位置決め溝部 21 位置決め溝部 3 カバーフレーム 3a、3b 側部 3c ガイド部 3d、3e 縁部 30 支軸 31a フック 32a 切り欠き部 4 感熱ヘッド 4a ヘッド支軸 4b 係合ピン 5 ヘッド押圧板 5a 係合ピン 6 コイルばね 7 プラテンローラ 8 プラテン軸 11 切換レバー 11a、11b、11c、11d、11e、11f 切
り欠き部 11g 凸部 110 レバー部 12 軸受 14 補助ローラ 15 回転軸 16 長孔 17 コイルばね 19 リミットスイッチ 19a 駆動レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高見 徹 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体フレームに位置決め支持される感熱ヘ
    ッドと、上記本体フレームに回転自在に支持されるプラ
    テンローラとを備え、これら感熱ヘッドとプラテンロー
    ラによって感熱シートを挟持して該感熱シート上に所定
    の記録を行うサーマルプリンタにおいて、 上記プラテンローラの軸部を離脱自在の状態で印字位置
    に位置決め支持する支持溝部を上記本体フレームに設け
    るとともに、上記プラテンローラの軸部が上記支持溝部
    に支持された状態において該プラテンローラの軸部の離
    脱方向の移動を規制するカバーフレームを設けたことを
    特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】感熱ヘッドをプラテンローラに圧接するた
    めの弾性部材と、該弾性部材に連結される支持部材とを
    備え、カバーフレームが、本体フレームに開閉自在に支
    持され、かつ、閉じられた状態で上記支持部材に係止さ
    れることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】本体フレームに回転自在に支持されるプラ
    テンローラと、該プラテンローラに圧接される感熱ヘッ
    ドと、上記プラテンローラに圧接される補助ローラとを
    備え、上記プラテンローラと上記補助ローラによって記
    録シートを挟持して上記感熱ヘッドに向って搬送し、か
    つ、上記プラテンローラと上記感熱ヘッドによって上記
    記録シートを挟持して所定の記録を行うサーマルプリン
    タにおいて、 上記プラテンローラに対して上記感熱ヘッドを接離させ
    るカム状の切換レバーを備え、該切換レバーによって上
    記プラテンローラに対して上記補助ローラを接離可能と
    したことを特徴とするサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】プラテンローラに対して感熱ヘッドと補助
    ローラを同時に圧接可能としたことを特徴とする請求項
    3記載のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】プラテンローラに対して感熱ヘッドと補助
    ローラを同時に離間可能としたことを特徴とする請求項
    3又は4のいずれか1項記載のサーマルプリンタ。
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