JPH0643932U - 識別コード付き電線および結束電線 - Google Patents
識別コード付き電線および結束電線Info
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- JPH0643932U JPH0643932U JP8005492U JP8005492U JPH0643932U JP H0643932 U JPH0643932 U JP H0643932U JP 8005492 U JP8005492 U JP 8005492U JP 8005492 U JP8005492 U JP 8005492U JP H0643932 U JPH0643932 U JP H0643932U
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線の識別を容易に、かつ、確実になすこと
ができ、電線の組み立て、配線等の作業性を向上させる
ことができる識別コード付き電線および結束電線を提供
することを目的とする。 【構成】 電線1の表面に、複数の線状または帯状に施
した表示部4a、4b、…からなるバーコード4、5
が、電線1の周方向に延在するように印刷されてなる構
成である。
ができ、電線の組み立て、配線等の作業性を向上させる
ことができる識別コード付き電線および結束電線を提供
することを目的とする。 【構成】 電線1の表面に、複数の線状または帯状に施
した表示部4a、4b、…からなるバーコード4、5
が、電線1の周方向に延在するように印刷されてなる構
成である。
Description
【0001】
本考案は、電線およびワイヤーハーネス等複数の電線が結束された結束電線の 識別を好適に行ない得る識別コード付き電線および結束電線に関する。
【0002】
電線および複数の電線を結束してなる結束電線、例えばワイヤーハーネス等の 組み立て時、あるいは組み立て後の保守、点検、整備等のため、各電線の識別手 段を設けておく必要がある。この識別手段としては、従来、例えばワイヤーハー ネスの組み立て時においては、作業者が夫々の電線を認識して、夫々の電線の引 き出し端部を所定の方向へ引き出したり、あるいは夫々の電線に色彩を施してお き、この色彩に基づいて夫々の電線を所定の方向へ引き出したり、あるいは図4 に示すように夫々の電線の表面に番号を付し、この番号に基づいて夫々の電線を 識別する等の方法を採用している。
【0003】 また、上記のようなワイヤーハーネスの組み立て作業を組み立て機械によって 行なう場合においても、各電線の識別作業は夫々の電線に色彩を施して識別する 方法、あるいはワイヤーハーネスの配線時に夫々の電線の表面に番号を付して識 別する方法等を採用している。
【0004】
しかしながら、上記のような方法によって電線を識別する場合、以下のような 問題が生じる。まず、作業者が手作業によって識別を行なう場合、結束電線の各 電線の数が多くなると識別作業が非常に困難になり、識別ミスを招きやすい。ま た、色彩により識別を行なう方法では、電線が多数本に亘る場合多数の色彩が必 要であり、近似する色彩も使用することとなって識別ミスを招きやすい。更に、 電線表面の符号によって識別する場合、符号が印刷された一部の面以外では符号 が見にくく、識別ミスの原因となる。このような問題は、配線作業時間の増大に 繋がり、作業コストの増大を招くことになる。
【0005】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、電線の識別を容易に、かつ、 確実になすことができ、電線の組み立て、配線等の作業性を向上させることがで きる識別コード付き電線および結束電線を提供することを目的とする。
【0006】
本考案の請求項1記載の識別コード付き電線は、電線の表面に、バーコードが 、前記電線の周方向に延在するように印刷されていることを特徴とする。
【0007】 また、請求項2記載の識別コード付き結束電線は、複数の電線が結束された結 束電線であって、前記各電線の表面に、バーコードが、前記電線の周方向に延在 するように印刷されていることを特徴とする。
【0008】
本考案の識別コード付き電線および結束電線は、表面にバーコードが印刷され ているから、このバーコードを機械または人間が読み取ることによって各電線を 識別することができる。この際、バーコードは電線の周方向に沿って印刷されて いるので、如何なる方向からもこのバーコードを読み取ることができ、従って電 線の識別ミスをなくすことができ、電線の組み立て、配線等の作業性を向上させ ることができる。
【0009】
以下、本考案の識別コード付き電線および結束電線の実施例を図面を参照して 詳細に説明する。図1および図2は本考案の実施例を示す図である。図1におい て、符号1は識別コード付き電線であり、この識別コード付き電線1は、芯線2 と、この芯線2を被覆する被覆部3とからなっている。被覆部3の外周面には、 バーコード(識別コード)4、5、…が印刷されている(バーコード4、5、… は夫々同一の内容を表示している)。バーコード4、5、…は、複数の線状また は帯状に施した表示部4a、4b、…からなるものであり、被覆部3の周方向に 延在して印刷されている。各バーコード間は一定間隔を隔てて離間しており、各 バーコード間にはこれらのバーコード間を区分けする区分けコード6が印刷され ている。
【0010】 図2は被覆部3へバーコード4、5、…を印刷する方法を示したものであり、 図において7はマーキング装置であり、このマーキング装置7の上部マーカー7 aと下部マーカー7bとは互いに離間、接近する方向へ移動自在に支持されてい る。これらの上部マーカー7aと下部マーカー7bは、駆動源(図示せず)によ って上下運動を行ない、インクが供給された状態でこの各マーカー間を軸方向に 移動する電線8の外周面に対して間欠的にバーコード4、5、…を印刷するよう になっている。
【0011】 上記のようにして構成された識別コード付き電線1は、例えば自動車用のワイ ヤーハーネスとして利用される場合、図3に示すように複数の電線に夫々異なる バーコードが印刷された後、電線を結束して形成される。このワイヤーハーネス は、通常使用されるものと同様にして、自動車のフレーム等に固定され、車体内 に配設される。そして、各電線の端部はバーコードを読み取ることによって識別 され、その端部は所定の方向へ引き出されて他の電線、各機器等へ接続される。
【0012】 識別コードは、例えば人間が読み取り易いように色彩によって構成することも 可能である。この場合、各電線の表面に夫々異なった複数の色彩を施した表示部 からなるカラーコードを、電線の周方向に延在するように印刷する。このような 電線においては、上記のように複数を結束して構成した場合、赤や青といった色 彩によって識別することが可能である。
【0013】 また、上記したような複数の線状または帯状に施したバーコードを、複数の電 線に夫々複数の色彩を印刷することによって構成することも可能である。この場 合においては、機械によってバーコードを読み取ることができると共に、人間が 色彩によって各電線を識別することができるようになる。
【0014】 このように、バーコードを電線の周方向に延在するように印刷することによっ て、如何なる方向からも識別コードを読み取ることが可能となると共に、容易に 、かつ、正確に識別することができる。これによって、電線を自動的に認識でき るので、ワイヤーハーネス等結束電線の組み立て、配線等を自動的に行なうこと ができ、したがってその作業性を向上させることができる。
【0015】
以上の説明から明らかなように、本考案の識別コード付き電線および結束電線 によれば、電線の周方向に沿ってバーコードが印刷されているので、如何なる方 向からも電線を識別できる。これによって、電線の識別ミスをなくすことができ ると共に、電線の組み立て、配線等を自動的に行ない、その作業性を向上させる ことができる。
【図1】本考案に係る識別コード付き電線を示す図であ
る。
る。
【図2】同電線に識別コードを印刷する方法を示す印刷
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図3】本考案に係る識別コード付き結束電線を示す図
である。
である。
【図4】従来の電線の一例を示す斜視図である。
1 識別コード付き電線 4、5 バーコード 4a、4b、… 表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 電線の表面に、バーコードが、前記電線
の周方向に延在するように印刷されていることを特徴と
する識別コード付き電線。 - 【請求項2】 複数の電線が結束された結束電線であっ
て、 前記各電線の表面に、バーコードが、前記電線の周方向
に延在するように印刷されていることを特徴とする識別
コード付き結束電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005492U JPH0643932U (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 識別コード付き電線および結束電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005492U JPH0643932U (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 識別コード付き電線および結束電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643932U true JPH0643932U (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=13707529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8005492U Pending JPH0643932U (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 識別コード付き電線および結束電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643932U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015720A1 (ja) * | 2002-08-09 | 2004-02-19 | Yazaki Corporation | 電線及びワイヤハーネス |
KR20160001849U (ko) * | 2014-11-21 | 2016-05-31 | (주)영도시큐리티 | 케이블 식별부재 |
WO2021006647A1 (ko) * | 2019-07-10 | 2021-01-14 | 엘에스전선 주식회사 | 케이블 관리 시스템에 이용되는 iot 기반의 케이블 |
KR20210007885A (ko) * | 2019-07-10 | 2021-01-20 | 엘에스전선 주식회사 | 케이블 관리 시스템에 이용되는 iot 기반의 케이블 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP8005492U patent/JPH0643932U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015720A1 (ja) * | 2002-08-09 | 2004-02-19 | Yazaki Corporation | 電線及びワイヤハーネス |
CN100347791C (zh) * | 2002-08-09 | 2007-11-07 | 矢崎总业株式会社 | 电线与电线束 |
KR20160001849U (ko) * | 2014-11-21 | 2016-05-31 | (주)영도시큐리티 | 케이블 식별부재 |
WO2021006647A1 (ko) * | 2019-07-10 | 2021-01-14 | 엘에스전선 주식회사 | 케이블 관리 시스템에 이용되는 iot 기반의 케이블 |
KR20210007885A (ko) * | 2019-07-10 | 2021-01-20 | 엘에스전선 주식회사 | 케이블 관리 시스템에 이용되는 iot 기반의 케이블 |
US11816520B2 (en) | 2019-07-10 | 2023-11-14 | Ls Cable & System Ltd. | IoT-based cable used in cable management system |
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