JPH0643300B2 - 発泡製剤 - Google Patents
発泡製剤Info
- Publication number
- JPH0643300B2 JPH0643300B2 JP60123314A JP12331485A JPH0643300B2 JP H0643300 B2 JPH0643300 B2 JP H0643300B2 JP 60123314 A JP60123314 A JP 60123314A JP 12331485 A JP12331485 A JP 12331485A JP H0643300 B2 JPH0643300 B2 JP H0643300B2
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- JP
- Japan
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- acid
- sodium
- carbonate
- guaiazulene
- salt
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発泡製剤に関し、更に詳しくはグアイアズレン
スルホン酸塩を含有する安定な発泡製剤に関する。
スルホン酸塩を含有する安定な発泡製剤に関する。
グアイアズレンスルホン酸ナトリウムは、水溶性アズレ
ンとして、医薬品(胃腸薬、うがい薬、点眼薬etc)、
化粧品(歯みがき、クリームなど)などに抗炎症、抗カ
イヨウの目的で広く使用されているが、安定性が良くな
いことが知られている。従つて、製剤化するにあたり、
種々の安定化が試みられてきた。
ンとして、医薬品(胃腸薬、うがい薬、点眼薬etc)、
化粧品(歯みがき、クリームなど)などに抗炎症、抗カ
イヨウの目的で広く使用されているが、安定性が良くな
いことが知られている。従つて、製剤化するにあたり、
種々の安定化が試みられてきた。
これまでに知られているグアイアズレンスルホン酸塩の
安定化法としては、アミノ酸と弱塩基アルカリ塩を加え
たものを添加する方法(特公昭49-11219号)、弱アルカ
リ性となしてグリコール類を添加する方法(特開昭51-1
25713号)、β−,γ−シクロデキストリンを反応させ
る方法(特開昭56-30927号)、6〜20倍量の水溶性高分
子を添加する方法(特開昭57-108012号)、プロピレン
グリコールを配合混和する方法(特開昭58-13513号)、
1/10部以上のポリビニルピロリドンを配合する方法
(特開昭59-39824号)等が知られている。
安定化法としては、アミノ酸と弱塩基アルカリ塩を加え
たものを添加する方法(特公昭49-11219号)、弱アルカ
リ性となしてグリコール類を添加する方法(特開昭51-1
25713号)、β−,γ−シクロデキストリンを反応させ
る方法(特開昭56-30927号)、6〜20倍量の水溶性高分
子を添加する方法(特開昭57-108012号)、プロピレン
グリコールを配合混和する方法(特開昭58-13513号)、
1/10部以上のポリビニルピロリドンを配合する方法
(特開昭59-39824号)等が知られている。
しかしながら、これらの方法では、炭酸塩と酸を含有す
る発泡製剤中においてはグアイアズレンスルホン酸塩を
長期にわたり安定に保つには不十分であり、また、粉体
としての取り扱いやすさに欠けたり、水への溶解性が良
くないという欠点があつた。
る発泡製剤中においてはグアイアズレンスルホン酸塩を
長期にわたり安定に保つには不十分であり、また、粉体
としての取り扱いやすさに欠けたり、水への溶解性が良
くないという欠点があつた。
本発明者らはグアイアズレンスルホン酸塩を炭酸塩と酸
を含有する発泡製剤中において長期間安定に保持すべく
鋭意研究をおこなつた結果、製剤中に液状多価アルコー
ル化合物、アルカリ性無機塩及び平均分子量2,000〜20,
000のポリエチレングリコールを配合すれば上記目的が
達成されることを見出し、本発明を完成した。
を含有する発泡製剤中において長期間安定に保持すべく
鋭意研究をおこなつた結果、製剤中に液状多価アルコー
ル化合物、アルカリ性無機塩及び平均分子量2,000〜20,
000のポリエチレングリコールを配合すれば上記目的が
達成されることを見出し、本発明を完成した。
本発明で用いるグアイアズレンスルホン酸塩は、グアイ
アズレンスルホン酸の水溶性塩であり、そのうちでもア
ルカリ金属塩、特にナトリウム塩が好ましいものとして
挙げられる。本発明におけるグアイアズレンスルホン酸
塩の配合量は、特に限定されることがなく、その効果の
期待度及び製剤の使用形態によるが、一般には製剤中0.
001〜5重量%(以下単に%で示す)程度である。
アズレンスルホン酸の水溶性塩であり、そのうちでもア
ルカリ金属塩、特にナトリウム塩が好ましいものとして
挙げられる。本発明におけるグアイアズレンスルホン酸
塩の配合量は、特に限定されることがなく、その効果の
期待度及び製剤の使用形態によるが、一般には製剤中0.
001〜5重量%(以下単に%で示す)程度である。
また、本発明で用いる液状多価アルコール化合物とは、
25℃で液状の多価アルコールであつて、例えばプロピレ
ングリコール、エチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、グリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレン
グリコールなどがあげられるか、その効果の点からはグ
リセリン、プロピレングリコールが好ましい。グアイア
ズレンスルホン酸塩に対する液状多価アルコールの添加
量は、10〜600%が好ましく、50〜300%が特に好まし
い。添加量が少ない場合は安定性が不十分であり、添加
量が多くなると粉体の流動性が悪くなるため好ましくな
い。
25℃で液状の多価アルコールであつて、例えばプロピレ
ングリコール、エチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、グリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレン
グリコールなどがあげられるか、その効果の点からはグ
リセリン、プロピレングリコールが好ましい。グアイア
ズレンスルホン酸塩に対する液状多価アルコールの添加
量は、10〜600%が好ましく、50〜300%が特に好まし
い。添加量が少ない場合は安定性が不十分であり、添加
量が多くなると粉体の流動性が悪くなるため好ましくな
い。
更に、アルカリ性無機塩としては、炭酸ナトリウム、セ
スキ炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸マグネシウムなどの炭酸
塩;トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウムなどが用いられるが、水溶性の炭
酸塩が好ましい。水溶性アズレンに対するアルカリ性無
機塩の添加量は、20〜2000%、特に50〜500%が好まし
い。
スキ炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸マグネシウムなどの炭酸
塩;トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウムなどが用いられるが、水溶性の炭
酸塩が好ましい。水溶性アズレンに対するアルカリ性無
機塩の添加量は、20〜2000%、特に50〜500%が好まし
い。
更にまた、ポリエチレングリコールとしては、その平均
分子量が2,000〜20,000であることを必要とするが、平
均分子量4,000〜20,000のものがより好ましい。このポ
リエチレングリコールの水溶性アズレンに対する添加量
は50〜2000%が適当である。
分子量が2,000〜20,000であることを必要とするが、平
均分子量4,000〜20,000のものがより好ましい。このポ
リエチレングリコールの水溶性アズレンに対する添加量
は50〜2000%が適当である。
本発明の発泡製剤には、二酸化炭素を発生させるため炭
酸塩と酸が配合されるが、この炭酸塩としては、例えば
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸アンモ
ニウム等が使用され、これらは単独又は2種以上を組合
わせて使用できる。また、酸としては、有機酸及び無機
酸の何れも使用できるが、水溶性で固体のものが好まし
い。この酸のうち、有機酸としては、例えばギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等の直鎖脂肪酸;シユ
ウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、
ピメリン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸等のジカルボン酸;グルタミン
酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;グリコール酸、
乳酸、ヒドロキシアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセ
リン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、
サリチル酸(o,m,p)、没食子酸、マンデル酸、ト
ロパ酸、アスコルビン酸、グルコン酸等のオキシ酸;桂
皮酸、安息香酸、フエニル酢酸、ニコチン酸、カイニン
酸、ソルビン酸、ピロリドンカルボン酸、トリメリツト
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸並びにこ
れら有機酸の酸性塩が挙げられる。また、無機酸として
は、例えばリン酸、リン酸二水素カリウム、リン酸二水
素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、ピ
ロ亜硫酸ナトリウム(メタ重亜硫酸ナトリウム)、プロ
亜硫酸カリウム(メタ重亜硫酸カリウム)、酸性ヘキサ
メタリン酸ナトリウム、酸性ヘキサメタリン酸カリウ
ム、酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カリウ
ム、スルフアミン酸等が挙げられる。就中、コハク酸、
アジピン酸等の脂肪族ジカルボン酸、フマル酸、リン酸
及びこれらの酸性塩が好ましい。
酸塩と酸が配合されるが、この炭酸塩としては、例えば
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸アンモ
ニウム等が使用され、これらは単独又は2種以上を組合
わせて使用できる。また、酸としては、有機酸及び無機
酸の何れも使用できるが、水溶性で固体のものが好まし
い。この酸のうち、有機酸としては、例えばギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等の直鎖脂肪酸;シユ
ウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、
ピメリン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸等のジカルボン酸;グルタミン
酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;グリコール酸、
乳酸、ヒドロキシアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセ
リン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、
サリチル酸(o,m,p)、没食子酸、マンデル酸、ト
ロパ酸、アスコルビン酸、グルコン酸等のオキシ酸;桂
皮酸、安息香酸、フエニル酢酸、ニコチン酸、カイニン
酸、ソルビン酸、ピロリドンカルボン酸、トリメリツト
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸並びにこ
れら有機酸の酸性塩が挙げられる。また、無機酸として
は、例えばリン酸、リン酸二水素カリウム、リン酸二水
素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、ピ
ロ亜硫酸ナトリウム(メタ重亜硫酸ナトリウム)、プロ
亜硫酸カリウム(メタ重亜硫酸カリウム)、酸性ヘキサ
メタリン酸ナトリウム、酸性ヘキサメタリン酸カリウ
ム、酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カリウ
ム、スルフアミン酸等が挙げられる。就中、コハク酸、
アジピン酸等の脂肪族ジカルボン酸、フマル酸、リン酸
及びこれらの酸性塩が好ましい。
本発明の発泡製剤の製造方法は特に限定されず、上記各
成分を常法に従い配合することによつて製造される。し
かしながら、安定性をより発揮させる為には、グアイア
ズレンスルホン酸塩、液状多価アルコール、アルカリ性
無機塩及びポリエチレングリコールを予め加熱下(好ま
しくは60〜85℃)にて溶融混合した後冷却し、必要によ
り粉末、顆粒化処理等を行うことが好ましい。この際、
アルカリ性無機塩として発泡性基剤の炭酸塩を使用する
場合は、アルカリ性無機塩の一部又は全部を炭酸塩で置
き換え使用しても良い。更に、発泡性基剤としての酸及
び炭酸塩を加えて発泡製剤とするのが好ましい。
成分を常法に従い配合することによつて製造される。し
かしながら、安定性をより発揮させる為には、グアイア
ズレンスルホン酸塩、液状多価アルコール、アルカリ性
無機塩及びポリエチレングリコールを予め加熱下(好ま
しくは60〜85℃)にて溶融混合した後冷却し、必要によ
り粉末、顆粒化処理等を行うことが好ましい。この際、
アルカリ性無機塩として発泡性基剤の炭酸塩を使用する
場合は、アルカリ性無機塩の一部又は全部を炭酸塩で置
き換え使用しても良い。更に、発泡性基剤としての酸及
び炭酸塩を加えて発泡製剤とするのが好ましい。
本発明の発泡製剤は、水溶性アズレンによる薬効または
色調等を期待して使用される胃腸薬、洗口剤、歯みがき
剤、化粧品、入浴剤、皮フ外用薬品等の剤型とすること
ができる。本発明の発泡製剤にはこれらの用途に応じ
て、通常配合される薬効剤、色素、香料などが配合さ
れ、製剤化のために必要に応じて賦形剤、結合剤、崩壊
剤、滑沢剤等を添加することもできる。
色調等を期待して使用される胃腸薬、洗口剤、歯みがき
剤、化粧品、入浴剤、皮フ外用薬品等の剤型とすること
ができる。本発明の発泡製剤にはこれらの用途に応じ
て、通常配合される薬効剤、色素、香料などが配合さ
れ、製剤化のために必要に応じて賦形剤、結合剤、崩壊
剤、滑沢剤等を添加することもできる。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。尚、配合割合は何れも重
量部を示す。
例に限定されるものではない。尚、配合割合は何れも重
量部を示す。
実施例1 (i)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム塩2kgとグリ
セリン2kg、炭酸ナトリウム5kg及びPEG(平均分子量6
000)5kgとをナウターミキサー(ホソカワミクロン
(株)製)にて、70℃まで昇温し、10分間かくはんし
た。溶融混合した後、冷却し、粉砕後粉末状の処理物を
得た。
セリン2kg、炭酸ナトリウム5kg及びPEG(平均分子量6
000)5kgとをナウターミキサー(ホソカワミクロン
(株)製)にて、70℃まで昇温し、10分間かくはんし
た。溶融混合した後、冷却し、粉砕後粉末状の処理物を
得た。
(ii)(i)で得た処理物6%、重炭酸ナトリウム30%、炭
酸ナトリウム15%、コハク酸40%、芒硝5.5%、香料0.5
%、デキストリン3%からなる混合物を前記と同じナウ
ターミキサーで混合し、打錠機(マシーナ(株)製)で
1錠50gになる様に打錠した。これをポリプロピレン上
にアルミ箔を重ね、更にポリエチレンテレフタレートで
ラミネートしたフイルムでできた袋に入れ、ヒートシー
ラーにより密封包装を行ない、入浴剤とした。
酸ナトリウム15%、コハク酸40%、芒硝5.5%、香料0.5
%、デキストリン3%からなる混合物を前記と同じナウ
ターミキサーで混合し、打錠機(マシーナ(株)製)で
1錠50gになる様に打錠した。これをポリプロピレン上
にアルミ箔を重ね、更にポリエチレンテレフタレートで
ラミネートしたフイルムでできた袋に入れ、ヒートシー
ラーにより密封包装を行ない、入浴剤とした。
実施例2 グアイアズレンスルホン酸ナトリウム塩2kgとグリセリ
ン1kg、炭酸ナトリウム5kg及びPEG(平均分子量2000
0)5kgとを、スーパーミキサー(川田製作所(株)
製)にて75℃迄昇温させ、攪拌して溶融混合した後、冷
却して粉末状の処理物を得た。この処理物8%、重炭酸
ナトリウム30%、炭酸ナトリウム20%、フマル酸40%、
香料0.5%、デキストリン1.5%からなる混合物10kgを実
施例1と同様に打錠し、包装し、入浴剤とした。
ン1kg、炭酸ナトリウム5kg及びPEG(平均分子量2000
0)5kgとを、スーパーミキサー(川田製作所(株)
製)にて75℃迄昇温させ、攪拌して溶融混合した後、冷
却して粉末状の処理物を得た。この処理物8%、重炭酸
ナトリウム30%、炭酸ナトリウム20%、フマル酸40%、
香料0.5%、デキストリン1.5%からなる混合物10kgを実
施例1と同様に打錠し、包装し、入浴剤とした。
実施例3 グアイアズレンスルホン酸ナトリウム塩2kgとプロピレ
ングリコール1kg、炭酸カリウム5kg及びPEG(平均分
子量6000)5kgとを実施例1と同様に処理し、粉末状の
処理物を得た。この処理物5%、重炭酸ナトリウム25
%、炭酸ナトリウム15%、コハク酸40%、香料0.5%、
デキストリン11.5%、カミツレエキス3%の混合物10kg
を、実施例1と同様に打錠、包装し、入浴剤とした。
ングリコール1kg、炭酸カリウム5kg及びPEG(平均分
子量6000)5kgとを実施例1と同様に処理し、粉末状の
処理物を得た。この処理物5%、重炭酸ナトリウム25
%、炭酸ナトリウム15%、コハク酸40%、香料0.5%、
デキストリン11.5%、カミツレエキス3%の混合物10kg
を、実施例1と同様に打錠、包装し、入浴剤とした。
比較例1 グアイアズレンスルホン酸ナトリウム塩2kgと炭酸ナト
リウム5kg及びPEG(平均分子量6000)5kgとを実施例
1と同様に処理し、粉末状の処理物を得た。この処理物
5%、重炭酸ナトリウム30%、炭酸ナトリウム15%、コ
ハク酸40%、芒硝5.5%、香料0.5%、デキストリン4%
からなる混合物10kgを実施例1と同様に打錠、包装し、
入浴剤とした。
リウム5kg及びPEG(平均分子量6000)5kgとを実施例
1と同様に処理し、粉末状の処理物を得た。この処理物
5%、重炭酸ナトリウム30%、炭酸ナトリウム15%、コ
ハク酸40%、芒硝5.5%、香料0.5%、デキストリン4%
からなる混合物10kgを実施例1と同様に打錠、包装し、
入浴剤とした。
比較例2 グアイアズレンスルホン酸ナトリウム2kgとグリセリン
2kg及びPEG(平均分子量20000)5kgとを実施例1と同
様に処理し、粉末状の処理物を得た。この処理物3.5
%、重炭酸ナトリウム30%、炭酸ナトリウム17.5%、コ
ハク酸40%、芒硝5.5%、香料0.5%、デキストリン5.5
%からなる混合物10kgを実施例1と同様に打錠、包装し
た。
2kg及びPEG(平均分子量20000)5kgとを実施例1と同
様に処理し、粉末状の処理物を得た。この処理物3.5
%、重炭酸ナトリウム30%、炭酸ナトリウム17.5%、コ
ハク酸40%、芒硝5.5%、香料0.5%、デキストリン5.5
%からなる混合物10kgを実施例1と同様に打錠、包装し
た。
比較例3 グアイアズレンスルホン酸ナトリウム2kgとプロピレン
グリコール1kg、重炭酸ナトリウム5kg及びPEG(平均
分子量400)5kgとを実施例1と同様に処理し、粉末状
の処理物を得た。この処理物5%、重炭酸ナトリウム25
%、炭酸ナトリウム15%、コハク酸40%、香料0.5%、
デキストリン11.5%、カミツレエキス3%の混合物10kg
を、実施例1と同様に打錠、包装し、入浴剤とした。
グリコール1kg、重炭酸ナトリウム5kg及びPEG(平均
分子量400)5kgとを実施例1と同様に処理し、粉末状
の処理物を得た。この処理物5%、重炭酸ナトリウム25
%、炭酸ナトリウム15%、コハク酸40%、香料0.5%、
デキストリン11.5%、カミツレエキス3%の混合物10kg
を、実施例1と同様に打錠、包装し、入浴剤とした。
試験例 実施例1〜3及び比較例1〜2で調製した錠剤について
グアイアズレンスルホン酸塩の安定性を試験した。
グアイアズレンスルホン酸塩の安定性を試験した。
グアイアズレンスルホン酸塩の安定性は包装内面のポ
リプロピレンフイルムの青変の程度錠剤を1の水に
溶かした後の濁りにより判定した。
リプロピレンフイルムの青変の程度錠剤を1の水に
溶かした後の濁りにより判定した。
青変の程度 ○:青変なし(グアイアズレンスルホン酸塩の分解はな
い) △:やや青変(分解が認められる) ×:青変(明らかに分解している) 錠剤を50g/の割合で水に溶かした後の水溶液の濁
り ○:にごりは認められない ×:にごりがある その結果は第1表のとおりである。
い) △:やや青変(分解が認められる) ×:青変(明らかに分解している) 錠剤を50g/の割合で水に溶かした後の水溶液の濁
り ○:にごりは認められない ×:にごりがある その結果は第1表のとおりである。
〔発明の効果〕 第1表の安定性試験の結果から明らかな如く、本発明に
より得られる水溶性アズレン含有発泡製剤は、他の方法
によつて得られる製剤に比較し、極めて安定である。
より得られる水溶性アズレン含有発泡製剤は、他の方法
によつて得られる製剤に比較し、極めて安定である。
Claims (1)
- 【請求項1】グアイアズレンスルホン酸塩と、液状多価
アルコール化合物、アルカリ性無機塩及び平均分子量2,
000〜20,000のポリエチレングリコールとを含有する発
泡製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60123314A JPH0643300B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 発泡製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60123314A JPH0643300B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 発泡製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61281183A JPS61281183A (ja) | 1986-12-11 |
JPH0643300B2 true JPH0643300B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=14857484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60123314A Expired - Lifetime JPH0643300B2 (ja) | 1985-06-06 | 1985-06-06 | 発泡製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643300B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108310389A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-07-24 | 佛山科学技术学院 | 一种含愈创木薁磺酸钠前体药物及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4420735C2 (de) * | 1994-06-15 | 1996-09-05 | Allphamed Arzneimittel Gmbh | Verfahren zur Herstellung mechanisch stabiler, sich mit hoher Auflösegeschwindigkeit auszeichnender Brausetabletten |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813513A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Showa Yakuhin Kako Kk | 安定なグアイアズレンスルホン酸ナトリウム含有製剤 |
-
1985
- 1985-06-06 JP JP60123314A patent/JPH0643300B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108310389A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-07-24 | 佛山科学技术学院 | 一种含愈创木薁磺酸钠前体药物及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61281183A (ja) | 1986-12-11 |
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