JPH06336501A - シクロデキストリンの回収方法 - Google Patents
シクロデキストリンの回収方法Info
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- JPH06336501A JPH06336501A JP5223776A JP22377693A JPH06336501A JP H06336501 A JPH06336501 A JP H06336501A JP 5223776 A JP5223776 A JP 5223776A JP 22377693 A JP22377693 A JP 22377693A JP H06336501 A JPH06336501 A JP H06336501A
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- C08B37/0012—Cyclodextrin [CD], e.g. cycle with 6 units (alpha), with 7 units (beta) and with 8 units (gamma), large-ring cyclodextrin or cycloamylose with 9 units or more; Derivatives thereof
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Abstract
の他の脂質等のゲスト化合物との包接化合物から、シク
ロデキストリンを効率良く、高純度で経済的に回収する
方法を提供する。 【構成】 シクロデキストリンと、コレステロール、そ
の他の脂質等のゲスト化合物との包接化合物が、実質的
に解離し、可溶化している条件下で、スチレンを基本骨
格とする非極性のハイポーラス型疎水性吸着樹脂に、前
記包接化合物を含有する水溶液を通液して、ゲスト化合
物を優先的に吸着させて得られる通過液から、シクロデ
キストリンを回収する。
Description
(以下CDと略記する)とゲスト化合物との包接化合物
から、CDを回収する方法に関する。更に詳しくは、動
物性油脂や卵黄から、CDを用いてコレステロール及び
/又はその他の脂質を除去し、低コレステロールの油脂
や液卵を製造する工程において副生する、CDとコレス
テロール及び/又はその他の脂質との包接化合物から、
CDを回収する方法に関する。
テロール食品の摂取量が増加し、血中コレステロール過
多による動脈硬化症や高血圧症などの成人病が著しく増
加している。このことから、低コレステロール食品の開
発が強く望まれている。特に高コレステロール食品とし
て指摘されているバターなどの動物油脂や卵について、
それらに含まれるコレステロールを除去することが望ま
れている。
グルコース7分子で構成されているβ−CDを用いてコ
レステロールとの包接化合物を形成させて該食品から除
去する方法が提案され、かつ、既に実用化されている
(特開昭63−41595号、特開平3−14896
号、特開平3−49647号、特開平3−130039
号、特開平4−93399号、特開平4−229158
号、WO91−16824号、USP5,063,07
7号参照)。
品の製造が容易になったが、副生物として得られる、C
Dと、コレステロールやその他の脂質との包接化合物か
ら、CDを効率良く回収する方法については殆んど報告
がない。
水懸濁液を加熱して、CDと、コレステロールやその他
の脂質とに解離させた後、遠心分離操作でそれぞれを回
収する方法が便宜的に行われている(特開平3−148
96号)。
に、CDと、コレステロールやその他の脂質との包接化
合物の混合物を、アルコールやヘキサンなどの有機溶媒
で処理して、コレステロールやその他の脂質を可溶化し
て回収する方法も提案されている(特開平4−2291
58号、WO91−16824号)。
合物の水懸濁液を加熱後、遠心分離する方法では、それ
ぞれを分別して回収することは困難であり、回収したC
D中には5〜10%(W/W)程度のコレステロールや
脂質が残留している。このため、回収したCDを脱コレ
ステロール用途に再利用できないばかりでなく、他の一
般的な用途への転用も不可能であった。
有機溶媒と、防爆型の反応設備及び大規模な溶媒回収装
置を必要とすることから経済的な方法とは言えなかっ
た。
ので、その目的は、CDを用いて低コレステロールの油
脂や液卵を製造する際に副生する包接化合物から、高品
質のCDを容易に、かつ、経済的に効率良く回収する方
法を提供することにある。
を達成するために、鋭意研究した結果、CDとコレステ
ロール及びその他の脂質との包接化合物の混合物が実質
的に解離し、これらの包接化合物の沈殿を生じない条件
下で、特定の吸着樹脂にコレステロール及びその他の脂
質を優先的に吸着させて得られる通過液から、CDを効
率良く回収し得ることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
ロデキストリンとゲスト化合物との包接化合物水溶液
を、スチレンを基本骨格とする非極性のハイポーラス型
疎水性吸着樹脂に通液して、前記ゲスト化合物を前記吸
着樹脂に優先的に吸着させて除去することを特徴とす
る。
て更に詳細に説明する。本発明は、シクロデキストリン
とゲスト化合物との包接化合物からゲスト化合物を選択
的に除去してシクロデキストリンを回収する方法に関す
るものであり、特にゲスト化合物がコレステロール及び
/又はその他の脂質である場合に効果的な方法である。
本発明において、出発原料となる、シクロデキストリン
と、コレステロールやその他の脂質からなるゲスト化合
物との包接化合物は、前述した特開昭63−41595
号、特開平3−14896号、特開平3−49647
号、特開平3−130039号、特開平4−93399
号、特開平4−229158号、WO91−16824
号、USP.5,063,077号などに開示された方
法によって容易に調製できる。この場合、CDとして
は、β−CDだけでなく、各種のCD又はそれらの混合
物を用いることができる。
本骨格とする非極性のハイポーラス型疎水性樹脂であれ
ばよく、樹脂の比表面積や平均細孔径、あるいは粒径な
どに特に制限は無い。上記特性を有する市販の樹脂とし
ては、例えば「デュオライトS−866」、同「S−8
72」、同「S−874」、同「S−876」(いずれ
も商品名、ダイアモンド・シャムロック社製)、「アー
バンライトXAD−2」、同「XAD−4」、同「XA
D−2000」(いずれも商品名、ローム・アンド・ハ
ース社製)、「ダイヤイオンHP−10」、同「HP−
20」、同「HP−30」、同「HP−40」、同「H
P−50」(いずれも商品名、三菱化成工業株式会社
製)などが挙げられる。
スト化合物との包接化合物を含有する水溶液を、包接化
合物が実質的に解離し、包接化合物の沈殿を形成しない
条件下で通液することにより、ゲスト化合物が優先的に
吸着され、CDの分別回収が可能となる。ここで、包接
化合物が実質的に解離した状態とは、CDとゲスト化合
物の大部分、好ましくは85%以上が解離した状態を意
味する。
無いが、一般に行なわれているように、カラム内に充填
した樹脂にカラム上部もしくは下部から定量的に通液す
るのがよい。
経済性及び/又は操作性を考慮すると、5〜10%(W
/V)程度が好ましい。
点以下で、かつ、包接化合物が実質的に解離し、包接化
合物の沈殿を形成しない程度の温度、好ましくは50℃
以上であればよい。
な酸性あるいはアルカリ性ではCDが分解される可能性
があるので、pH2〜12が好ましく、pH3〜10が
更に好ましい。また、アルカリ条件下でのCDとコレス
テロール及び/又はその他の脂質との包接化合物の解離
度は、酸性条件下よりも高いので、pH7〜10程度の
中性から弱アルカリ性で通液するのが最も好ましい。
が、一般にSV=1〜10程度が好ましい。
の方法により行うことができる。例えば、CDを含む通
過液を活性炭を用いて脱色し、イオン交換樹脂による脱
塩処理、濃縮処理を行って、CDを含む濃縮液を得るこ
とができ、更に、この濃縮液を噴霧乾燥により乾燥し
て、CD粉末を得ることもできる。更に、結晶化工程を
経て、容易に結晶CDを回収することもできる。
ロール用途に再利用する場合には、上記精製操作は不要
であり、通過液をそのまま再利用できるほか、通過液を
噴霧乾燥などの方法で粉末化したり、あるいは濃縮結晶
化したものを、実質的に支障なく再利用することができ
る。
の他の脂質等のゲスト化合物は、公知の方法により回収
することができる。例えば、樹脂体積の3〜5倍量のメ
タノール、エタノール等のアルコール類を樹脂に通液す
ることにより、樹脂から容易に溶離するので、溶出液中
の溶媒を留去することにより、容易に回収できる。更
に、ゲスト化合物の回収が不要な場合には、苛性ソーダ
溶液で樹脂を洗浄することにより、樹脂を繰り返し再使
用することができる。
その他の脂質等のゲスト化合物との包接化合物を含有す
る水溶液を、これらの包接化合物が実質的に解離し、包
接化合物の沈殿を形成しない条件下で、スチレンを基本
骨格とする非極性のハイポーラス型疎水性吸着樹脂に通
液することにより、ゲスト化合物を優先的に吸着させ得
るので、通過液中からCDを高品質、高収率で回収する
ことができる。
く、CDをも吸着し得ることが知られているが(特許第
1286959号参照)、CDの樹脂への吸着強度はコ
レステロールやその他の脂質等のゲスト化合物よりも小
さく、ゲスト化合物の方が優先的に吸着するために、C
Dが樹脂へ吸着されることによる回収効率への影響はほ
とんどない。
回収が技術的に困難であったCDと、コレステロール、
その他の脂質等のゲスト化合物との包接化合物から、C
Dを容易に、かつ経済的に回収することが可能になる。
用いた、CDとコレステロール及び脂質との包接化合物
からの、コレステロール及び脂質の除去効果を検討し
た。
品名、日本食品化工株式会社製;水分10%)1.1k
gと、20kgの無水乳脂肪とを、室温で10分間予備
混練した後、20Lの温水(50℃)を添加し、窒素気
流中で20分間激しく攪拌して、β−CDとコレステロ
ール及び脂質との包接化合物を形成させた。20分間放
置後、遠心分離して、油層と包接化合物を含む水層とに
分別し、得られた水層画分に苛性ソーダを加えてpH
9.5に調整した後、30分間加熱煮沸して、大部分の
包接化合物を解離させた。次いで、高温時に遠心分離し
て、解離している大部分のコレステロール及び脂質を回
収した。残余のβ−CDを含む水懸濁液を噴霧乾燥し
て、水分9.6%を含む粗β−CD粉末を得た。
対して0.1%の蛋白質、0.7%のコレステロール、
5.9%の脂質、0.6%の無機塩類及び92.7%の
β−CDを含む炭水化物が含まれていた。なお、コレス
テロールは、試料からクロロホルムを用いる還流抽出法
により抽出させた後、日本食品工業学会編「食品分析」
571頁、光琳発行、1982年に記載されたガスクロ
マトグラフ法により測定した。また、溶媒抽出後の試料
中の脂質量は特開平3−14896号中に記載されてい
る方法で測定した。
懸濁液に塩酸を加えてpH7に調整し、30分間加熱煮
沸した後、硅藻土を濾過剤として熱時濾過してコレステ
ロール、脂質及びその他の不溶物を更に除いて、約9.
6%(W/V)の初発原料溶液を調製した。この溶液
を、初発原料A溶液とした。
6ml(湿潤時)の各種吸着樹脂を添加し、80℃で攪
拌しながら20分間保持した。前記樹脂を熱時濾別して
得られる水溶液の固型物濃度を、純水を加えてブリック
ス(Brix)度1.5(28℃)に調整した後、20
℃で3日間放置して生成する包接化合物の有無を、水を
対照として720nmで測定し、濁度として表示した。
「セルデックス−N」(商品名、日本食品化工株式会社
製;純度98.8%)、及び樹脂による吸着処理前の初
発原料A溶液を同様に処理して、それらの濁度も測定し
た。また、初発原料A溶液の濁度と吸着樹脂処理後の濁
度から、コレステロール及び脂質の見掛けの除去率を算
出した。その結果を表1に示す。
る比極性のハイポーラス型疎水性吸着樹脂であれば、樹
脂の比表面積や平均細孔径の差異に関係なく、β−CD
と包接化合物を形成して沈殿を形成するゲスト化合物
(コレステロールや脂質類)を、若干の能力差は観察さ
れるが優先的に吸着し得ることが明らかになった。一
方、アクリル酸エステルを基本骨格とし、樹脂表面が中
間的極性を持つハイポーラス型吸着樹脂は、わずかにコ
レステロールや脂質などを吸着し得るものの、本発明の
スチレンを基本骨格とし、非極性の疎水性吸着樹脂に比
較して、吸着性能は非常に低かった。また、樹脂表面が
親水性の吸着樹脂は、本条件下ではコレステロール及び
脂質を殆ど吸着しなかった。
液の熱時濾過直後の溶状は透明であるが、コレステロー
ルや脂質などのゲスト化合物が除去されていないので、
液温が低下すると直ちにβ−CDとの包接化合物の沈殿
が生成した。
討を行った。
性ソーダもしくは塩酸を加えてpH9.2、7.0及び
4.0に調整した後、純水を加えて約7.5%(W/
V)濃度とした。次いで、本溶液を各温度で30分間加
温し、直ちにその濁度を720nmで測定した。その結
果を図1に示す。
原料A溶液の濁度は、溶液のpHが高いほど低くなっ
た。すなわち、pHが高いほど包接化合物が解離してい
ることが示された。
ど濁度は低くなった。一方、温度が50℃以下では、β
−CDとコレステロールや脂質との包接化合物の沈殿が
生成し、通液処理を行った場合、コレステロールや脂質
の樹脂への優先的な吸着が不十分となるばかりでなく、
カラム内に目詰まりが生じ、本発明を実施することがで
きなかった。
0%(W/V)程度の初発原料溶液を用いる場合、該原
料溶液中のβ−CDが安定なpH3〜10程度の温和な
条件下では、該原料溶液の通液温度は50℃以上、かつ
沸点(約100℃)以下で行うのがよいことがわかっ
た。
により回収されたCDの品質と比較して検討した。
の初発原料A溶液1200ml(固型物116g)をカ
ラムに充填した約200ml(湿潤時)の「デュオライ
トS−876」(商品名、ダイアモンド・シャムロック
社製)樹脂に85℃、流速640ml/h(SV=3.
2)で通液した後、約600mlの純水(85℃)で樹
脂を洗浄した。通過液及び洗浄液を合わせた後、2等分
し、一方を減圧下で濃縮乾固させて結晶状粉末を得た。
これを試料1とした。
下で約40%(W/V)まで濃縮して結晶を析出させた
後、更に、4℃で3日間放置してβ−CDの結晶を充分
に析出させた。次いで、析出した結晶を濾別し、少量の
純水(4℃)で、洗浄した後、65℃の温風乾燥中で3
日間乾燥させてβ−CDの結晶を得た。これを試料2と
した。
0mlを試料1と同様な条件で濃縮乾固させて試料3と
した。また、初発原料A溶液600mlを試料2と同様
な条件で結晶化して試料4とした。
量、水分(乾燥減量)、原料に対する固形物の回収率、
固形物中のβ−CD含有率、コレステロールや脂質など
の溶媒抽出画分の割合、水を加えて1.5%(W/V)
に希釈し20℃で時々攪拌しながら、3日間放置した後
の包接化合物の生成量を720nmで測定した濁度、及
び目視による溶状を測定した。その結果を表2に示す。
なお、対照としてβ−CDである「セルデックス−N」
(商品名、日本食品化工株式会社製)についても同様に
して上記性状を測定した。
初発原料A中に含まれるコレステロールや脂質などが、
スチレンを基本骨格とする非極性のハイポーラス型疎水
性吸着樹脂に優先的に吸着されることにより、包接化合
物のホスト分子であるβ−CDを通過液中から効率良く
回収することが可能であるばかりでなく、得られたβ−
CDは、未包接のβ−CDとほぼ同様の品質を有してい
た。更に、樹脂へのβ−CDの吸着量も非常に少なく、
初発原料中のβ−CDの約2.5%が吸着されただけで
あった。
多量のコレステロールや脂質などが残留し、包接化合物
を形成しているため、溶状は白濁し、脱コレステロール
用途への再利用は不可能と考えられた。
加えて約7%(W/V)とし、カラムに充填した約70
ml(湿潤時)の「ダイヤイオンHP−20」(商品
名、三菱化成工業株式会社製)樹脂に70℃で流速35
0ml/h(SV=5)で通液して、得られる通過液を
経時的にサンプリングした。次いで、直ちに塩酸を加え
てpH4.0に調整した後、純水を加えてブリックス
(Brix)度1.5に希釈し、20℃で3日間放置し
た。本操作により析出した包接化合物の沈殿を720n
mで測定し、同様に処理した初発原料A溶液を100と
し、水を対照とする相対濁度として表わした。その結果
を図2に示した。
ば、「ダイヤイオンHP−20」樹脂を用いた場合、1
バッチ当り樹脂体積(湿潤時)の約1.6〜2倍量(固
形物として)の初発原料Aが処理可能であった。
111〜160g、及び161〜190gまでの三区分
をそれぞれ集めた後、約40%(W/V)まで減圧濃縮
して、β−CDの結晶を析出させ、更に、4℃で3日間
放置してβ−CDの結晶を充分に析出させた。得られた
結晶を濾別後、少量の純水(4℃)で洗浄し、65℃で
3日間それぞれ通風乾燥した。こうして得られた試料
を、それぞれ、試料5、試料6、試料7とした。
に、性状、重量、水分、対原料(固形物)回収率、β−
CD含有率、溶媒抽出画分の割合、濁度及び溶状につい
て測定した。なお、比較として、β−CD及び実施例2
で調製した試料4も同様に測定した。その結果を表3に
示す。
ば、β−CDとコレステロール及び脂質との包接化合物
から簡便に効率良く高純度の結晶β−CDが回収できる
ことが示された。
品質を検討した。
(固形物)の「セルデックスT−50」(商品名、日本
食品化工株式会社製;噴霧乾燥品;本品の中には固形物
に対して約17%のα−CD、21%のβ−CD、7%
のγ−CD及び55%の還元性糖類が含まれている)を
用いて、実施例1と同様な条件で処理し、水分6.8%
を含む粗「セルデックスT−50」粉末を得た。この粗
「セルデックスT−50」粉末中には0.1%の蛋白
質、0.7%のコレステロール、6.1%の脂質、0.
6%の無機塩及び92.5%の、CDを含む炭水化物が
含まれていた。以下、実施例1と同様に処理をして、約
9.0%(W/V)の初発原料溶液を調製し、これを初
発原料B溶液とした。
(固形物180g)を、カラムに充填した約100ml
(湿潤時)の「デュオライトS−861」(商品名、ダ
イアモンド・シャムロック社製)樹脂に95℃、流速2
00ml/h(SV=2)で通液した後、約300ml
の純水(95℃)で樹脂を洗浄した。通過液及び洗浄液
を合わせ、減圧下で濃縮乾固させて結晶状粉末を得た。
これを試料8とした。
0mlを試料8と同様に濃縮乾固して、結晶状粉末を得
た。これを試料9とした。
に、得られた固形物重量、水分(乾燥減量)、減量に対
する固形物の回収率、固形物中のCDの含有率、固形物
中の溶媒抽出画分の割合、濁度、及び溶状を測定した。
また、対照として、「セルデックスT−50」について
も同様にして上記性状を測定した。その結果を表4に示
す。なお、濁度の測定は各試料を3%(W/V)として
行なった。
用いても、何らの支障なく本発明を実施できた。一部の
CDが樹脂に吸着されるため、回収される全固形物中の
CDの含有率は低下するが、品質的には何らの問題な
く、脱コレステロール用途に再利用可能であった。一
方、通液処理しない試料9では、溶状は白濁し、脱コレ
ステロール用途あるいは他の用途への再利用は困難と考
えられた。
により回収されるCDの品質を検討した。
%)のβ−CDを加え、50℃で10分間予備混練した
後、3000mlの温水(60℃)を添加し、窒素気流
中で30分間激しく攪拌してβ−CDとコレステロール
及び脂質との包接化合物を形成させた。次いで、30分
間放置後、遠心分離して油層と包接化合物を含む水層と
に分別した。得られた水層画分に苛性ソーダを加えてp
H9.5に調整した後、30分間加熱煮沸して大部分の
包接化合物を解離させた。次いで、高温時に遠心分離し
て、解離している大部分のコレステロールと脂質などを
回収した。次いで、残余の水層部を集め、100℃で3
0分間煮沸した後、硅藻土を濾過助剤として熱時濾過し
て、コレステロール及び脂質を更に除き、約6%(W/
V)の溶液を調製した。これを、初発原料C溶液とし
た。
0g)を、カラムに充填した約50ml(湿潤時)の
「ダイヤイオンHP−20」(商品名、三菱化成工業株
式会社製)樹脂に90℃、流速250ml/h(SV=
5)で通液した後、150mlの純水(90℃)で樹脂
を洗浄した。通過液及び洗浄液を合わせ、濃縮乾固させ
て結晶状粉末を得た。これを試料10とした。
0mlを試料10と同様に濃縮乾固させた。これを試料
11とした。
形物重量、水分、回収率、β−CDの含有率、溶媒抽出
画分(%)、濁度及び溶状を測定した。その結果を表5
に示す。
樹脂に吸着するため、純度的には原料よりも悪化する
が、本発明により回収されるβ−CDの溶状は透明であ
り、コレステロールや脂質がほぼ除去された。
樹脂のコレステロール除去効果を検討した。
63,077号参照)を若干修正した方法により行っ
た。すなわち、鶏卵50個を割卵して得られた卵黄90
5gに、同量(905g)の0.1M食塩水を加え、ミ
キサーで十分に撹拌混合したのち、4℃にて6000r
pm、15分間遠心分離を行い、不溶物を除去して、1
554gの卵液を得た。
(含水重量)のβ−CD「セルデックスN」(商品名、
日本食品化工株式会社製)を添加し、60分間撹拌して
β−CDとコレステロールとの包接化合物を形成させ
た。次いで、4℃にて6000rpm、15分間遠心分
離を行い、包接化合物を含む沈殿333.2g(固形分
換算)を得た。これらについて分析したところ、卵黄の
回収率は79.4%、回収固形分に対するコレステロー
ル除去率は73.9%、卵黄に対するコレステロール除
去率は67.9%であった。
量45.6%、固形分4.01g)に約80mlの水を
加えて懸濁し、20分間煮沸して加熱した。その後、珪
藻土である「ラジオライトスペシアルフロー」(商品
名、昭和化学工業株式会社製)を助剤として濾過し、ブ
リックス(Brix)約3の濾液120ml(固形分
3.60g)を得た。
着樹脂を秤量し、上記濾液5mlを加えて、90〜95
℃にて1時間、時々撹拌しながら吸着処理を行った。吸
着処理後、濾紙で樹脂を濾過し、得られた濾液をブリッ
クス(Brix)1.6に希釈調整した後、室温(約2
4℃)で20時間放置して、生成する包接化合物の有無
を、水を対象として720nmで測定し、濁度として表
示した。
前の濾液を同様に処理して、その濁度も測定した。ま
た、吸着処理前の濾液の濁度と、吸着処理後の濁度か
ら、コレステロール及び脂質の見掛けの除去率を測定し
た。その結果を表6に示す。
る非極性のハイポーラス型疎水性樹脂は、卵黄由来のコ
レステロール及び脂質に対しても、良好な吸着性能を示
すことが明らかになった。
%、β−CD含量45.6%、固形分4.33g)に約
150mlの水を加えて懸濁し、125℃で3分間オー
トクレーブで加熱した後、「ラジオライト#800」
(商品名、昭和化学工業株式会社製)と「ラジオライト
スペシアルフロー」(商品名、昭和化学工業株式会社
製)とを等量混合した珪藻土を助剤として濾過し、ブリ
ックス(Brix)約2の濾液200ml(固形分3.
98g)を得た。
(湿潤時)の「ダイヤイオンHP−20」(商品名、三
菱化成工業株式会社製)樹脂に85〜90℃、流速10
0ml/h(SV=5)で通液した後、得られた通過液
を濃縮乾固させた。
ラム通液後の溶液をサンプリングし、β−CDの含有
率、濁度、コレステロール及び脂質の除去率を測定し
た。その結果を、表7に示す。
行うことによって、90%近くのコレステロール及び脂
質を除去することが可能であった。また、回収されたβ
−CDは、未包接のβ−CDとほぼ同様の品質を有して
いた。
施例7と同様なカラムに通液し、得られた通過液を分析
したところ、卵黄の回収率は86.6%、固形分当たり
のコレステロール除去率は1.15%、卵黄に対するコ
レステロール除去率は13.8%であった。この結果よ
り、吸着樹脂そのものには卵黄からコレステロール及び
脂質を選択的に除去する能力はないことが示され、卵黄
からβ−CDを用いてコレステロール及び脂質を選択的
に包接・除去し、生成した包接化合物から吸着樹脂を用
いてコレステロール及び脂質を除去するという本発明の
優位性が確認された。
CDとゲスト化合物との包接化合物を含有する水溶液
を、包接化合物が実質的に解離し、可溶化している条件
下で、スチレンを基本骨格とする非極性のハイポーラス
型疎水性吸着樹脂に通液し、ゲスト化合物を優先的に樹
脂に吸着させて得られる通過液からCDを回収するの
で、高品質のCDを容易に効率よく経済的に回収するこ
とができる。このため、例えば、動物油脂や卵黄中に含
まれるコレステロールやその他の脂質をCDを用いて除
去低減化する際に、副生物として得られるCDとコレス
テロール及び/又はその他の脂質との包接化合物から、
高純度のCDを回収して、脱コレステロール用途に再利
用したり、他の用途へ利用することが可能となるので、
食品製造分野における低コレステロールの油脂や液卵
を、工業的に安価に提供することができるようになる。
響を示す図である。
Aの通液処理固形物量と通過液の濁度の関係を示す図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 シクロデキストリンとゲスト化合物との
包接化合物を含有する水溶液を、スチレンを基本骨格と
する非極性のハイポーラス型疎水性吸着樹脂に通液し
て、前記ゲスト化合物を前記吸着樹脂に優先的に吸着さ
せて除去することを特徴とするシクロデキストリンの回
収方法。 - 【請求項2】 前記ゲスト化合物がコレステロール及び
/又はその他の脂質である請求項1記載のシクロデキス
トリンの回収方法。 - 【請求項3】 前記包接化合物水溶液の通液温度が、前
記水溶液の沸点以下であり、かつ50℃以上である請求
項1又は2記載のシクロデキストリンの回収方法。
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