JPH06325803A - ビーム溶接端子構造 - Google Patents
ビーム溶接端子構造Info
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- JPH06325803A JPH06325803A JP5149124A JP14912493A JPH06325803A JP H06325803 A JPH06325803 A JP H06325803A JP 5149124 A JP5149124 A JP 5149124A JP 14912493 A JP14912493 A JP 14912493A JP H06325803 A JPH06325803 A JP H06325803A
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- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
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- B23K26/21—Bonding by welding
- B23K26/22—Spot welding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K33/00—Specially-profiled edge portions of workpieces for making soldering or welding connections; Filling the seams formed thereby
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R4/02—Soldered or welded connections
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
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- B23K2101/32—Wires
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- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for soldered or welded connections
- H01R43/0207—Ultrasonic-, H.F.-, cold- or impact welding
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49174—Assembling terminal to elongated conductor
- Y10T29/49179—Assembling terminal to elongated conductor by metal fusion bonding
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- Plasma & Fusion (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線等の被接続部材を挟持した状態でレーザ
等のビーム照射により強固に溶着接続させ得るビーム溶
接端子構造を提供する。 【構成】 被接続部材5に対する挟持壁36,41を両
側に有し、挟持壁と被接続部材とをビームの照射により
溶着させるビーム溶接端子構造において、挟持壁36,
41の少なくとも一方に溶融用の突出部35を高さ方向
に被接続部材よりも高く延設させる。また被接続部材に
対する交差方向の縦辺部39と平行方向の横辺部40と
より成る矩形波状屈曲基壁34に対し、複数の横辺部に
それぞれ突出部35を有する挟持壁36を設け、一ない
し複数の縦辺部39に、被接続部材の両側で対向する一
対ないし各一対の挟持壁38,38を設けても良い。他
の構成として、一対の挟持壁が中央部に内側に凹んだ狭
幅部を有し、狭幅部が高さ方向に該被接続部材よりも高
く延長した突出部を有し、突出部と挟持壁とが湾曲した
山型のガイド部で連成されることも可能である。
等のビーム照射により強固に溶着接続させ得るビーム溶
接端子構造を提供する。 【構成】 被接続部材5に対する挟持壁36,41を両
側に有し、挟持壁と被接続部材とをビームの照射により
溶着させるビーム溶接端子構造において、挟持壁36,
41の少なくとも一方に溶融用の突出部35を高さ方向
に被接続部材よりも高く延設させる。また被接続部材に
対する交差方向の縦辺部39と平行方向の横辺部40と
より成る矩形波状屈曲基壁34に対し、複数の横辺部に
それぞれ突出部35を有する挟持壁36を設け、一ない
し複数の縦辺部39に、被接続部材の両側で対向する一
対ないし各一対の挟持壁38,38を設けても良い。他
の構成として、一対の挟持壁が中央部に内側に凹んだ狭
幅部を有し、狭幅部が高さ方向に該被接続部材よりも高
く延長した突出部を有し、突出部と挟持壁とが湾曲した
山型のガイド部で連成されることも可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線等の被接続部材を
挟持した状態でレーザ等のビーム照射により強固に溶着
接続させ得るビーム溶接端子構造に関するものである。
挟持した状態でレーザ等のビーム照射により強固に溶着
接続させ得るビーム溶接端子構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は特開昭59−107786号公
報に記載された従来のビーム溶接端子構造を示すもので
ある。この構造はブスバー等の導電板30の先端に連成
され、底板部31の両側にニッケル細線等の電線5に対
する一対の挟持壁32,32を立設させて成るものであ
る。該挟持壁32の高さは電線5の直径と同程度に設定
され、該一対の挟持壁32,32と電線5との接点(密
着部)に向けて図の如くレーザビーム6,6をそれぞれ
照射させ、該挟持壁32の上部と電線5とを溶着接続さ
せる。
報に記載された従来のビーム溶接端子構造を示すもので
ある。この構造はブスバー等の導電板30の先端に連成
され、底板部31の両側にニッケル細線等の電線5に対
する一対の挟持壁32,32を立設させて成るものであ
る。該挟持壁32の高さは電線5の直径と同程度に設定
され、該一対の挟持壁32,32と電線5との接点(密
着部)に向けて図の如くレーザビーム6,6をそれぞれ
照射させ、該挟持壁32の上部と電線5とを溶着接続さ
せる。
【0003】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、一対の挟持壁32,32のそれぞれを溶着させなけ
ればならないために手間がかかるという問題があった。
そこで図21〜22に示す如く一対の挟持壁の片側32
のみを溶着させた場合には(電線径d;0.8mm、挟持壁3
2の板厚;0.8mm、挟持壁32の高さh;0.72mm =0.9 d
の供試品を使用)、溶融部33が小さいために溶接強度
が低く実用に供し得ないという問題があった。
は、一対の挟持壁32,32のそれぞれを溶着させなけ
ればならないために手間がかかるという問題があった。
そこで図21〜22に示す如く一対の挟持壁の片側32
のみを溶着させた場合には(電線径d;0.8mm、挟持壁3
2の板厚;0.8mm、挟持壁32の高さh;0.72mm =0.9 d
の供試品を使用)、溶融部33が小さいために溶接強度
が低く実用に供し得ないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
鑑み、電線等の被接続部材を溶接するのに手間がかから
ず、しかも強固に溶着させ得るビーム溶接端子構造を提
供することを目的とする。
鑑み、電線等の被接続部材を溶接するのに手間がかから
ず、しかも強固に溶着させ得るビーム溶接端子構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被接続部材に対する挟持壁を両側に有
し、該挟持壁と該被接続部材とをビームの照射により溶
着させるビーム溶接端子において、該挟持壁の少なくと
も一方に溶融用の突出部を高さ方向に該被接続部材より
も高く延設して成る第一の構造、並びに、一対の挟持壁
が中央部に内側に凹んだ狭幅部を有し、該狭幅部が高さ
方向に該被接続部材よりも高く延長した突出部を有し、
該突出部と該挟持壁とが湾曲した山型のガイド部で連成
されている第二の構造を採用する。第一の構造におい
て、被接続部材に対する交差方向の縦辺部と平行方向の
横辺部とより成る矩形波状屈曲基壁に対し、複数の該横
辺部にそれぞれ前記突出部を有する挟持壁を設け、一な
いし複数の該縦辺部に、該被接続部材の両側で対向する
一対ないし各一対の挟持壁を設けることも可能である。
に、本発明は、被接続部材に対する挟持壁を両側に有
し、該挟持壁と該被接続部材とをビームの照射により溶
着させるビーム溶接端子において、該挟持壁の少なくと
も一方に溶融用の突出部を高さ方向に該被接続部材より
も高く延設して成る第一の構造、並びに、一対の挟持壁
が中央部に内側に凹んだ狭幅部を有し、該狭幅部が高さ
方向に該被接続部材よりも高く延長した突出部を有し、
該突出部と該挟持壁とが湾曲した山型のガイド部で連成
されている第二の構造を採用する。第一の構造におい
て、被接続部材に対する交差方向の縦辺部と平行方向の
横辺部とより成る矩形波状屈曲基壁に対し、複数の該横
辺部にそれぞれ前記突出部を有する挟持壁を設け、一な
いし複数の該縦辺部に、該被接続部材の両側で対向する
一対ないし各一対の挟持壁を設けることも可能である。
【0006】
【作用】上記第一の構造にあっては、挟持壁に延設され
た突出部がビームの直接照射ないしは被接続部材からの
ビームの反射により溶融して該被接続部材を大きな溶融
部でもって強固に溶着させる。第二の構造においても高
さ方向に延設された突出部が同様に溶融して被接続部材
を溶着させるが、本構造においては該突出部の上縁(ガ
イド部)が電線等の被接続部材を一対の挟持壁内へスム
ーズに案内させる。第一の構造において複数の突出部を
設ければ、電線等の被接続部材が該複数の突出部の溶融
により一層強固に接続固定される。また一対ないし各一
対の挟持壁が被接続部材を保持して位置決め固定させ、
被接続部材と突出部との溶接性を高める。
た突出部がビームの直接照射ないしは被接続部材からの
ビームの反射により溶融して該被接続部材を大きな溶融
部でもって強固に溶着させる。第二の構造においても高
さ方向に延設された突出部が同様に溶融して被接続部材
を溶着させるが、本構造においては該突出部の上縁(ガ
イド部)が電線等の被接続部材を一対の挟持壁内へスム
ーズに案内させる。第一の構造において複数の突出部を
設ければ、電線等の被接続部材が該複数の突出部の溶融
により一層強固に接続固定される。また一対ないし各一
対の挟持壁が被接続部材を保持して位置決め固定させ、
被接続部材と突出部との溶接性を高める。
【0007】
【実施例】図1〜2は、本発明に係るビーム溶接端子構
造の第一実施例を示すものであるこの構造は、底壁1の
両側に一対の挟持壁2,2を立設させて略コの字状に形
成された端子本体3の一方の該挟持壁2に対し高さ方向
に溶融用の突出部4を一体に延設して成るものであり、
従来同様にブスバー等(図示せず)に一体に連成可能で
ある。
造の第一実施例を示すものであるこの構造は、底壁1の
両側に一対の挟持壁2,2を立設させて略コの字状に形
成された端子本体3の一方の該挟持壁2に対し高さ方向
に溶融用の突出部4を一体に延設して成るものであり、
従来同様にブスバー等(図示せず)に一体に連成可能で
ある。
【0008】該突出部4は挟持壁2の中央に該挟持壁2
の板厚と同等に且つ長手幅w1 よりも狭幅w2 にすなわ
ち該挟持壁2よりも小さな体積に形成され、該底壁1か
ら該突出部4までの高さhは本例では被接続部材である
電線5(1〜3μの薄いポリウレタンやポリエステルの
被覆を施した単芯線や被覆を除去した撚線等)の直径d
のほぼ二倍に設定される。該突出部4の高さhは電線径
d以上で且つ電線径dの三倍以下であることが好まし
い。高さhが三倍以上になると体積、熱容量ともに電線
5とのバランスがとれなくなり良好な溶接ができなくな
るからである。
の板厚と同等に且つ長手幅w1 よりも狭幅w2 にすなわ
ち該挟持壁2よりも小さな体積に形成され、該底壁1か
ら該突出部4までの高さhは本例では被接続部材である
電線5(1〜3μの薄いポリウレタンやポリエステルの
被覆を施した単芯線や被覆を除去した撚線等)の直径d
のほぼ二倍に設定される。該突出部4の高さhは電線径
d以上で且つ電線径dの三倍以下であることが好まし
い。高さhが三倍以上になると体積、熱容量ともに電線
5とのバランスがとれなくなり良好な溶接ができなくな
るからである。
【0009】レーザ等のビーム6は該挟持壁2と電線5
との密着部7に向けて照射されることが好ましく、図3
〜4に示す如く(電線径d;0.8mm、挟持壁2の板厚t;0.
8mm、突出部4の高さh;1.3mm=1.6 dの供試品を使
用)、加熱された突出部4は挟持壁2よりも小体積であ
るが故に該挟持壁2と共に溶融(8)して電線5の上部
に覆い被さるように溶着する。これにより図4の断面図
の如く電線5のほぼ上半部5aと挟持壁2側の側部5b
とが溶融して挟持壁2に強固に接続される。
との密着部7に向けて照射されることが好ましく、図3
〜4に示す如く(電線径d;0.8mm、挟持壁2の板厚t;0.
8mm、突出部4の高さh;1.3mm=1.6 dの供試品を使
用)、加熱された突出部4は挟持壁2よりも小体積であ
るが故に該挟持壁2と共に溶融(8)して電線5の上部
に覆い被さるように溶着する。これにより図4の断面図
の如く電線5のほぼ上半部5aと挟持壁2側の側部5b
とが溶融して挟持壁2に強固に接続される。
【0010】なお図5に示す如く電線5に照射されたビ
ーム6は反射(6a)して挟持壁2と突出部4とに当た
り、両者2,4を溶融させる。図6のような従来の構造
においては電線5からのビーム6の反射6aの大半は外
部に逃げてしまいエネルギロスが大きく溶融効率が悪
い。
ーム6は反射(6a)して挟持壁2と突出部4とに当た
り、両者2,4を溶融させる。図6のような従来の構造
においては電線5からのビーム6の反射6aの大半は外
部に逃げてしまいエネルギロスが大きく溶融効率が悪
い。
【0011】図7は、本発明に係るビーム溶接端子構造
の一変形例を示すものである。この構造は中継端子9に
適用され、一側に電線5よりも高さ方向に突出した同幅
の突出部10を一体に有する挟持壁11、他側に該挟持
壁11と直交して対向する一対の挟持壁12,12をそ
れぞれ連成し、各挟持壁11,12の間に電線5を挿通
挟持させ、一側の該挟持壁11と電線5との密着部に向
けてレーザ6を照射させるものである。該電線5は被覆
を剥いだ撚線でも無論可能であり、該電線5は両側の挟
持壁11,12の間に上方から挿通させ、且つ同方向か
らレーザ6を照射させることができるために、自動化等
における自由度が大である。
の一変形例を示すものである。この構造は中継端子9に
適用され、一側に電線5よりも高さ方向に突出した同幅
の突出部10を一体に有する挟持壁11、他側に該挟持
壁11と直交して対向する一対の挟持壁12,12をそ
れぞれ連成し、各挟持壁11,12の間に電線5を挿通
挟持させ、一側の該挟持壁11と電線5との密着部に向
けてレーザ6を照射させるものである。該電線5は被覆
を剥いだ撚線でも無論可能であり、該電線5は両側の挟
持壁11,12の間に上方から挿通させ、且つ同方向か
らレーザ6を照射させることができるために、自動化等
における自由度が大である。
【0012】ここで上記端子構造(電線UEW の径d;1.0
mm、挟持壁C5191Nの板厚t;1.0mm 、突出部の高さh;1.5
mm=2.0dの供試品を使用) と従来例の図14で示した従
来端子構造(電線径d;1.0mm、挟持壁の板厚t;1.0mm 、
突出部の高さh = 0.6〜0.7dの供試品を使用) との電線
溶着強度(電線の上方向引張強度)の比較結果を表1に
示す。( なお溶接条件は何れも充電電圧;580V 、パルス
幅;10ms 、焦点外し量;p±0 mmで行い、強度測定に際し
ては他方の挟持壁は切断除去した。)
mm、挟持壁C5191Nの板厚t;1.0mm 、突出部の高さh;1.5
mm=2.0dの供試品を使用) と従来例の図14で示した従
来端子構造(電線径d;1.0mm、挟持壁の板厚t;1.0mm 、
突出部の高さh = 0.6〜0.7dの供試品を使用) との電線
溶着強度(電線の上方向引張強度)の比較結果を表1に
示す。( なお溶接条件は何れも充電電圧;580V 、パルス
幅;10ms 、焦点外し量;p±0 mmで行い、強度測定に際し
ては他方の挟持壁は切断除去した。)
【表1】 上表の如く本発明品は従来品に較べて平均でほぼ三倍の
溶接強度を有することがわかる。
溶接強度を有することがわかる。
【0013】図8は、本発明に係るビーム溶接端子構造
の他の変形例を示すものである。この構造は、先端方に
箱型電気接触部13を有するコネクタ用の雌型端子14
に適用され、該端子14の基端方に第一実施例とほぼ同
様の一対の挟持壁2′,2′と該挟持壁2′,2′上に
延設された溶融用の対向する一対の突出部4′,4′と
を一体に連成したものである。該挟持壁2′,2′間に
は電線5を挿通させ、二つの突出部4′,4′をレーザ
で溶融させて強力に溶着接続させる。なお、更に強力な
溶着が必要な場合には、図9に示すように挟持壁2′に
複数の溶融用の突出部4′を設けてもよい。
の他の変形例を示すものである。この構造は、先端方に
箱型電気接触部13を有するコネクタ用の雌型端子14
に適用され、該端子14の基端方に第一実施例とほぼ同
様の一対の挟持壁2′,2′と該挟持壁2′,2′上に
延設された溶融用の対向する一対の突出部4′,4′と
を一体に連成したものである。該挟持壁2′,2′間に
は電線5を挿通させ、二つの突出部4′,4′をレーザ
で溶融させて強力に溶着接続させる。なお、更に強力な
溶着が必要な場合には、図9に示すように挟持壁2′に
複数の溶融用の突出部4′を設けてもよい。
【0014】図10(a)(b)は、本発明に係るビーム溶接
端子構造の第二実施例を示すものである。この構造は平
板状の雄タブ15を有する雄型端子16に適用され、底
板部17上に一対の挟持壁18,18を立設すると共に
該挟持壁18の中央を内側に凹ませて狭幅部19を形成
させ、且つ該狭幅部19を高さ方向に延長して突出部2
0を形成させ、該突出部20の上縁から挟持壁18の裾
部にかけてなだらかに湾曲したガイド部21を形成させ
たものである。また該挟持壁18の内側には一対の打出
部22を形成させてもよい。
端子構造の第二実施例を示すものである。この構造は平
板状の雄タブ15を有する雄型端子16に適用され、底
板部17上に一対の挟持壁18,18を立設すると共に
該挟持壁18の中央を内側に凹ませて狭幅部19を形成
させ、且つ該狭幅部19を高さ方向に延長して突出部2
0を形成させ、該突出部20の上縁から挟持壁18の裾
部にかけてなだらかに湾曲したガイド部21を形成させ
たものである。また該挟持壁18の内側には一対の打出
部22を形成させてもよい。
【0015】電線5は上方からガイド部21に沿って挿
入され、すなわち電線5の端末を雄タブ15側に手指等
で把持して位置させた状態で、電線5を矢印イの如く上
から下に押圧移動させることにより、該電線5はガイド
部21に沿って挟持壁18の狭幅部19内に進入し挟持
される。また打出部22により補助的に挟持される。次
いで前例同様にビーム溶接が施され、突出部20の溶融
により強固に接続される。
入され、すなわち電線5の端末を雄タブ15側に手指等
で把持して位置させた状態で、電線5を矢印イの如く上
から下に押圧移動させることにより、該電線5はガイド
部21に沿って挟持壁18の狭幅部19内に進入し挟持
される。また打出部22により補助的に挟持される。次
いで前例同様にビーム溶接が施され、突出部20の溶融
により強固に接続される。
【0016】図11は、上記雄タブ15に代えて眼鏡状
の電気接触部23を形成した雌型端子24への応用例を
示すものであり、前記同様に電線5は挟持壁18′の狭
幅部19′内に挿入され、突出部20′の溶融により強
固に溶着される。図10〜11の実施例において、電線
5等の被接続部材が突出部20,20′の上縁に沿って
一対に挟持壁18、18′内へスムーズに案内された
際、該挟持壁18、18′と被接続部材5との接触面に
は垂直方向の保持力が作用し、両者は隙間なく強固に密
着する。
の電気接触部23を形成した雌型端子24への応用例を
示すものであり、前記同様に電線5は挟持壁18′の狭
幅部19′内に挿入され、突出部20′の溶融により強
固に溶着される。図10〜11の実施例において、電線
5等の被接続部材が突出部20,20′の上縁に沿って
一対に挟持壁18、18′内へスムーズに案内された
際、該挟持壁18、18′と被接続部材5との接触面に
は垂直方向の保持力が作用し、両者は隙間なく強固に密
着する。
【0017】また図12は、金属基板26に上記端子構
造を複数並列に打ち出し形成させてなる一体式のアース
ターミナル25を示すものであり、突出部20″を有す
る挟持壁18″は切り起こし絞りプレス加工により形成
される。これらの端子構造は例えば特開昭62−558
78号等に記載された図示しない回路基板の分岐接続回
路等に適用可能である。
造を複数並列に打ち出し形成させてなる一体式のアース
ターミナル25を示すものであり、突出部20″を有す
る挟持壁18″は切り起こし絞りプレス加工により形成
される。これらの端子構造は例えば特開昭62−558
78号等に記載された図示しない回路基板の分岐接続回
路等に適用可能である。
【0018】図13は、図7のビーム溶接端子構造をさ
らに発展させたものであり、己形状(二山)の矩形波状
屈曲基壁34に複数の溶融用突出部351 ,352 をそ
れぞれ有する挟持壁361 ,362 と電線5に対する一
対の挟持壁38,38とを設けたものである。該矩形波
状屈曲基壁34は電線交差方向の縦辺部39と電線平行
方向の横辺部40とを交互に連成してなり、中央の縦辺
部392 の上端に電線径d(図14)とほぼ同じ高さの
一対の挟持壁38,38を電線5の両側に位置する如く
突設し、該縦辺部392 の両端方から直角に折曲して対
称に連続する各横辺部401 ,403 に、電線径dより
も高く突出した突出部351 ,352 を一体に有する挟
持壁361 ,362 を設けている。
らに発展させたものであり、己形状(二山)の矩形波状
屈曲基壁34に複数の溶融用突出部351 ,352 をそ
れぞれ有する挟持壁361 ,362 と電線5に対する一
対の挟持壁38,38とを設けたものである。該矩形波
状屈曲基壁34は電線交差方向の縦辺部39と電線平行
方向の横辺部40とを交互に連成してなり、中央の縦辺
部392 の上端に電線径d(図14)とほぼ同じ高さの
一対の挟持壁38,38を電線5の両側に位置する如く
突設し、該縦辺部392 の両端方から直角に折曲して対
称に連続する各横辺部401 ,403 に、電線径dより
も高く突出した突出部351 ,352 を一体に有する挟
持壁361 ,362 を設けている。
【0019】該挟持壁36は、横辺部40の上端から電
線方向に突出する水平部36aと、該水平部36aから
電線高さ方向に沿って屈曲連成された垂直部36bとよ
りL字状に形成され、該垂直部36bに突出部35が一
体に形成される。突出部35を有する挟持壁36は電線
平行方向に配置され、一対の挟持壁38,38は電線直
交方向に対向して配置される。また各横辺部401 ,4
02 から連成された両側の縦辺部391 ,393 には、
それぞれ先端方に一対の挟持壁38,38の一方ないし
他方に平行に対向して電線5の片側に位置する如くに各
一片の挟持壁41,41を突設してある。電線5は一対
の挟持壁38,38に保持されると共に、該一対の挟持
壁38,38と両側の挟持壁41,41との間で突出部
351 ,352 を有する挟持壁361 ,362 に挟着さ
れて確りと位置決め固定される。
線方向に突出する水平部36aと、該水平部36aから
電線高さ方向に沿って屈曲連成された垂直部36bとよ
りL字状に形成され、該垂直部36bに突出部35が一
体に形成される。突出部35を有する挟持壁36は電線
平行方向に配置され、一対の挟持壁38,38は電線直
交方向に対向して配置される。また各横辺部401 ,4
02 から連成された両側の縦辺部391 ,393 には、
それぞれ先端方に一対の挟持壁38,38の一方ないし
他方に平行に対向して電線5の片側に位置する如くに各
一片の挟持壁41,41を突設してある。電線5は一対
の挟持壁38,38に保持されると共に、該一対の挟持
壁38,38と両側の挟持壁41,41との間で突出部
351 ,352 を有する挟持壁361 ,362 に挟着さ
れて確りと位置決め固定される。
【0020】該突出部35を有する挟持壁36は図14
の如く電線5の挿入と同時に外側に反って撓み、レーザ
光6の垂直照射を可能とする。該挟持壁36の撓み量は
両挟持壁36,41間の間隔Lによって決定され、大き
な挟持力を得ようとすれば電線5の挿入性が悪くなるた
め、挿入力の軽減を図った場合には突出部35の反り返
りが小さくなるが、この場合でもレーザ6の照射角度を
変更することにより電線5と挟持壁36との溶着性を高
めることができる。図15は溶接後の状態を示すもので
あり、一対の挟持壁38,38による位置決め固定のも
とで電線5は前後二箇所の突出部の溶融(351 ′,3
52 ′)により強固に溶接接続される。これにより大電
流を通電可能な端子構造が得られる。
の如く電線5の挿入と同時に外側に反って撓み、レーザ
光6の垂直照射を可能とする。該挟持壁36の撓み量は
両挟持壁36,41間の間隔Lによって決定され、大き
な挟持力を得ようとすれば電線5の挿入性が悪くなるた
め、挿入力の軽減を図った場合には突出部35の反り返
りが小さくなるが、この場合でもレーザ6の照射角度を
変更することにより電線5と挟持壁36との溶着性を高
めることができる。図15は溶接後の状態を示すもので
あり、一対の挟持壁38,38による位置決め固定のも
とで電線5は前後二箇所の突出部の溶融(351 ′,3
52 ′)により強固に溶接接続される。これにより大電
流を通電可能な端子構造が得られる。
【0021】図16は溶接ポイント(溶融部)を三箇所
設定した例、図17は四箇所設定した例を示すものであ
り、矩形波状基壁42,43を三山(図16)ないし四
山(図17)になる如く連続させて各山の横辺部441
〜443 ,451 〜454 に溶融用の突出部461 〜4
63 ,471 〜474 を有する挟持壁481 〜483,
491 〜494 をそれぞれ設けて溶接ポイントを増加さ
せている。また前例同様中央ないし中央付近の縦辺部5
02 〜503 ,513 には一対の対向する挟持壁52,
52,53,53、その他の縦辺部50,51には一片
ずつの挟持壁54,55を設けている。このように矩形
波状基壁42,43を連続して形成させることにより所
望数の溶接ポイントを設定でき、径の異なる(太径の)
電線に適用可能となる。
設定した例、図17は四箇所設定した例を示すものであ
り、矩形波状基壁42,43を三山(図16)ないし四
山(図17)になる如く連続させて各山の横辺部441
〜443 ,451 〜454 に溶融用の突出部461 〜4
63 ,471 〜474 を有する挟持壁481 〜483,
491 〜494 をそれぞれ設けて溶接ポイントを増加さ
せている。また前例同様中央ないし中央付近の縦辺部5
02 〜503 ,513 には一対の対向する挟持壁52,
52,53,53、その他の縦辺部50,51には一片
ずつの挟持壁54,55を設けている。このように矩形
波状基壁42,43を連続して形成させることにより所
望数の溶接ポイントを設定でき、径の異なる(太径の)
電線に適用可能となる。
【0022】図18は上記溶接端子構造をジョイントボ
ックス56に適用した例を示すものであり、矩形波状基
壁34,42の下端に接続用タブ部57、上端に前記各
挟持壁36,38,41、48,52,54をそれぞれ
突設した各形状の中継端子58,59を樹脂製ボックス
本体60のコネクタ部61,62の矩形溝63,64内
に挿着させ、該端子58,59の挟持壁36,38,4
1、48,52,54間に電線5を挿入布線してビーム
照射により溶着接続させる。ここで端子58,59の挿
着、電線5の挿入及びビーム照射は全て自動機により行
われる。溶接ポイントの多い端子59は電源等の大電流
用として使用される。
ックス56に適用した例を示すものであり、矩形波状基
壁34,42の下端に接続用タブ部57、上端に前記各
挟持壁36,38,41、48,52,54をそれぞれ
突設した各形状の中継端子58,59を樹脂製ボックス
本体60のコネクタ部61,62の矩形溝63,64内
に挿着させ、該端子58,59の挟持壁36,38,4
1、48,52,54間に電線5を挿入布線してビーム
照射により溶着接続させる。ここで端子58,59の挿
着、電線5の挿入及びビーム照射は全て自動機により行
われる。溶接ポイントの多い端子59は電源等の大電流
用として使用される。
【0023】図19は、矩形波状基壁65の中央の縦辺
部663 を長く設定して該縦辺部663 上で二本の電線
5,5を並列に配置させ、両電線5,5をジョイント接
続可能とした例を示すものであり、四山をなす各横辺部
671 〜674 には溶融用突出部681 〜684 を有す
る挟持壁691 〜694 を設け、中央の縦辺部663の
中央に区画壁70を突設し、該中央の縦辺部663 と対
向する両縦辺部662,664 には電線保持用の各一対
の挟持壁71,71を設け、両端側の縦辺部661 ,6
65 に各一片の挟持壁72を設けている。両電線5,5
は中央の縦辺部663 の区画壁70を境にして並列に前
後方向に導出される如くに挿着され、突出部681 〜6
84 のレーザ溶融により各々溶着されて矩形波状基壁6
5を介して導通接続される。
部663 を長く設定して該縦辺部663 上で二本の電線
5,5を並列に配置させ、両電線5,5をジョイント接
続可能とした例を示すものであり、四山をなす各横辺部
671 〜674 には溶融用突出部681 〜684 を有す
る挟持壁691 〜694 を設け、中央の縦辺部663の
中央に区画壁70を突設し、該中央の縦辺部663 と対
向する両縦辺部662,664 には電線保持用の各一対
の挟持壁71,71を設け、両端側の縦辺部661 ,6
65 に各一片の挟持壁72を設けている。両電線5,5
は中央の縦辺部663 の区画壁70を境にして並列に前
後方向に導出される如くに挿着され、突出部681 〜6
84 のレーザ溶融により各々溶着されて矩形波状基壁6
5を介して導通接続される。
【0024】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、被接続
部材に対する挟持壁に溶融用の突出部を設けたから、片
側の挟持壁側のみにビーム照射させても充分な溶融部を
得ることができ、それにより溶接工数が低減し、且つ強
固な溶着接続が行われる。また、突出部にガイド部を形
成させることにより、電線等の被接続部材が一対の挟持
壁内へスムーズに案内されて接続作業性が向上する。さ
らに、複数の突出部を設けることにより、被接続部材が
一層強固に接続され、また一対以上の挟持壁で被接続部
材を保持して位置決め固定させることにより、被接続部
材と突出部との溶接性が一層高まるものである。
部材に対する挟持壁に溶融用の突出部を設けたから、片
側の挟持壁側のみにビーム照射させても充分な溶融部を
得ることができ、それにより溶接工数が低減し、且つ強
固な溶着接続が行われる。また、突出部にガイド部を形
成させることにより、電線等の被接続部材が一対の挟持
壁内へスムーズに案内されて接続作業性が向上する。さ
らに、複数の突出部を設けることにより、被接続部材が
一層強固に接続され、また一対以上の挟持壁で被接続部
材を保持して位置決め固定させることにより、被接続部
材と突出部との溶接性が一層高まるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビーム溶接端子構造の第一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく溶着状態を示す斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の構造におけるビームの反射状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図6】従来の構造におけるビームの反射状態を示す側
面図である。
面図である。
【図7】上記ビーム溶接端子構造の第一変形例を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】上記ビーム溶接端子構造の第二変形例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図9】同じく類似例を示す斜視図である。
【図10】本発明に係るビーム溶接端子構造の第二実施
例を示し、(a) は上方視平面図、(b) は正面図である。
例を示し、(a) は上方視平面図、(b) は正面図である。
【図11】同じく一変形例を示す斜視図である。
【図12】同じく他の変形例を示す斜視図である。
【図13】第一実施例におけるビーム溶接端子構造の第
三変形例を示す斜視図である。
三変形例を示す斜視図である。
【図14】同じく縦断面図である。
【図15】同じく溶接状態を示す斜視図である。
【図16】同じく第一類似例を示す斜視図である。
【図17】同じく第二類似例を示す斜視図である。
【図18】同じくビーム溶接端子構造を適用したジョイ
ントボックスを示す分解斜視図である。
ントボックスを示す分解斜視図である。
【図19】同じく電線のジョイント接続に応用した例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図20】従来例(挟持壁の両側を溶着させる状態)を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図21】同じく片側のみ溶着させた状態を示す斜視図
である。
である。
【図22】図21のB−B断面図である。
2,11,12,18,36,38,41 挟持壁 4,10,20,35 突出部 5 電線 6 ビーム 19 狭幅部 21 ガイド部 34 矩形波状基
壁 39 縦辺部 40 横辺部
壁 39 縦辺部 40 横辺部
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】ここで上記端子構造(電線UEW の径d;1.0
mm、挟持壁C5191Nの板厚t;0.4mm、突出部の高さh;1.5
mm=1.5dの供試品を使用)と従来例の図22で示した従
来端子構造(電線径d;1.0mm、挟持壁の板厚t;1.0mm、
突出部の高さh=0.6 〜0.7dの供試品を使用)との電線
溶着強度(電線の上方向引張強度)の比較結果を表1に
示す。(なお溶接条件は何れも充電電圧;580V 、パルス
幅;10ms 、焦点外し量;p±0mmで行い、強度測定に際し
ては他方の挟持壁は切断除去した。)
mm、挟持壁C5191Nの板厚t;0.4mm、突出部の高さh;1.5
mm=1.5dの供試品を使用)と従来例の図22で示した従
来端子構造(電線径d;1.0mm、挟持壁の板厚t;1.0mm、
突出部の高さh=0.6 〜0.7dの供試品を使用)との電線
溶着強度(電線の上方向引張強度)の比較結果を表1に
示す。(なお溶接条件は何れも充電電圧;580V 、パルス
幅;10ms 、焦点外し量;p±0mmで行い、強度測定に際し
ては他方の挟持壁は切断除去した。)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図19は、矩形波状基壁65の中央の縦辺
部663 を長く設定して該縦辺部663 上で二本の電線
5,5を並列に配置させ、両電線5,5をジョイント接
続可能とした例を示すものであり、四山をなす各横辺部
671 〜674 には溶融用突出部681 〜684 を有す
る挟持壁691 〜694 を設け、中央の縦辺部663の
中央に区画壁70を突設し、該中央の縦辺部663 と対
向する両縦辺部662,664 には電線保持用の各一対
の挟持壁71,71を設け、両端側の縦辺部661 ,6
65 に各一片の挟持壁72を設けている。両電線5,5
は中央の縦辺部663 の区画壁70を境にして並列に前
後方向に導出される如くに挿着され、突出部681 〜6
84 のレーザ溶融により各々溶着されて矩形波状基壁6
5を介して導通接続される。なお、本発明は実施例に限
定されるものではなく、径の異なる電線や異種電線にも
同時に適用可能である。
部663 を長く設定して該縦辺部663 上で二本の電線
5,5を並列に配置させ、両電線5,5をジョイント接
続可能とした例を示すものであり、四山をなす各横辺部
671 〜674 には溶融用突出部681 〜684 を有す
る挟持壁691 〜694 を設け、中央の縦辺部663の
中央に区画壁70を突設し、該中央の縦辺部663 と対
向する両縦辺部662,664 には電線保持用の各一対
の挟持壁71,71を設け、両端側の縦辺部661 ,6
65 に各一片の挟持壁72を設けている。両電線5,5
は中央の縦辺部663 の区画壁70を境にして並列に前
後方向に導出される如くに挿着され、突出部681 〜6
84 のレーザ溶融により各々溶着されて矩形波状基壁6
5を介して導通接続される。なお、本発明は実施例に限
定されるものではなく、径の異なる電線や異種電線にも
同時に適用可能である。
Claims (3)
- 【請求項1】 被接続部材に対する挟持壁を両側に有
し、該挟持壁と該被接続部材とをビームの照射により溶
着させるビーム溶接端子構造において、該挟持壁の少な
くとも一方に溶融用の突出部を高さ方向に該被接続部材
よりも高く延設して成ることを特徴とするビーム溶接端
子構造。 - 【請求項2】 被接続部材に対する一対の挟持壁を有
し、該挟持壁と該被接続部材とをビームの照射により溶
着させるビーム溶接端子構造において、該一対の挟持壁
が中央部に内側に凹んだ狭幅部を有し、該狭幅部が高さ
方向に該被接続部材よりも高く延長した突出部を有し、
該突出部と該挟持壁とが湾曲した山型のガイド部で連成
されていることを特徴とするビーム溶接端子構造。 - 【請求項3】 被接続部材に対する交差方向の縦辺部と
平行方向の横辺部とより成る矩形波状屈曲基壁に対し、
複数の該横辺部にそれぞれ前記突出部を有する挟持壁を
設け、一ないし複数の該縦辺部に、該被接続部材の両側
で対向する一対ないし各一対の挟持壁を設けて成る請求
項1記載のビーム溶接端子構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149124A JP3048485B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-06-21 | 端子と電線のビーム溶接方法 |
US08/208,674 US5541365A (en) | 1993-03-15 | 1994-03-11 | Beam Welding Terminal Structure |
DE4408751A DE4408751C2 (de) | 1993-03-15 | 1994-03-15 | Anschlußklemmenstruktur für Strahlschweißverbindungen |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-53915 | 1993-03-15 | ||
JP5391593 | 1993-03-15 | ||
JP5149124A JP3048485B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-06-21 | 端子と電線のビーム溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325803A true JPH06325803A (ja) | 1994-11-25 |
JP3048485B2 JP3048485B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=26394647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5149124A Expired - Fee Related JP3048485B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-06-21 | 端子と電線のビーム溶接方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5541365A (ja) |
JP (1) | JP3048485B2 (ja) |
DE (1) | DE4408751C2 (ja) |
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