JPH11297371A - バスバーのレーザ溶接構造 - Google Patents
バスバーのレーザ溶接構造Info
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- JPH11297371A JPH11297371A JP10095723A JP9572398A JPH11297371A JP H11297371 A JPH11297371 A JP H11297371A JP 10095723 A JP10095723 A JP 10095723A JP 9572398 A JP9572398 A JP 9572398A JP H11297371 A JPH11297371 A JP H11297371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- tab terminal
- laser welding
- laser
- integrally formed
- Prior art date
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- Laser Beam Processing (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タブ端子の位置ずれの防止及び溶接性の向上
を図る。 【解決手段】 電気接続箱9に収容するバスバー4にタ
ブ端子4aを当てがって、バスバー4にタブ端子4aを
レーザ溶接する構造であって、タブ端子4aとバスバー
4のいずれか一方に一体形成された凸部4dを他方に一
体形成された凹部4bに嵌め込んでバスバー4にタブ端
子4aをセッティングし、このセッティング状態で、バ
スバー4にタブ端子4aをレーザ溶接aする。
を図る。 【解決手段】 電気接続箱9に収容するバスバー4にタ
ブ端子4aを当てがって、バスバー4にタブ端子4aを
レーザ溶接する構造であって、タブ端子4aとバスバー
4のいずれか一方に一体形成された凸部4dを他方に一
体形成された凹部4bに嵌め込んでバスバー4にタブ端
子4aをセッティングし、このセッティング状態で、バ
スバー4にタブ端子4aをレーザ溶接aする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気接続箱に収容
するバスバーに最適なレーザ溶接構造に関する。
するバスバーに最適なレーザ溶接構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネス等を種々の電
装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐
接続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネスの高密度
化に伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開
発されている。
装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐
接続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネスの高密度
化に伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開
発されている。
【0003】上記のような電気接続箱としては、図11
に示すように、アッパーケース1とロアケース2の内部
に、絶縁板3を介して複数枚のバスバー4を積層して収
容したものがある。
に示すように、アッパーケース1とロアケース2の内部
に、絶縁板3を介して複数枚のバスバー4を積層して収
容したものがある。
【0004】上記バスバー4にタブ端子4aを一体的に
折り曲げて形成する場合には、このタブ端子4aの折り
曲げ前の展開部分だけ配索スペースが減少し、この減少
した配索スペースを確保するためには、バスバーの積層
数を増加させる必要があるので、電気接続箱が厚型化す
る。
折り曲げて形成する場合には、このタブ端子4aの折り
曲げ前の展開部分だけ配索スペースが減少し、この減少
した配索スペースを確保するためには、バスバーの積層
数を増加させる必要があるので、電気接続箱が厚型化す
る。
【0005】このため、本出願人は、図12に示すよう
に、タブ端子4aを別体にして、バスバー4にレーザー
ビームLBで溶接aすることにより、配索スペースを増
加させてバスバーの積層数を減少させることにより、電
気接続箱を薄型化できるようにしたバスバーのレーザー
溶接構造を先に提案した(特願平9−138369号参
照)。
に、タブ端子4aを別体にして、バスバー4にレーザー
ビームLBで溶接aすることにより、配索スペースを増
加させてバスバーの積層数を減少させることにより、電
気接続箱を薄型化できるようにしたバスバーのレーザー
溶接構造を先に提案した(特願平9−138369号参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記本出願
人の提案に係るバスバーのレーザ溶接構造の改善であっ
て、特にタブ端子の位置ずれの防止及び溶接性の向上を
図れるようにしたバスバーのレーザ溶接構造を提供する
ことを目的とするものである。
人の提案に係るバスバーのレーザ溶接構造の改善であっ
て、特にタブ端子の位置ずれの防止及び溶接性の向上を
図れるようにしたバスバーのレーザ溶接構造を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、電気接続箱に収容するバスバ
ーにタブ端子を当てがって、バスバーにタブ端子をレー
ザ溶接する構造であって、上記タブ端子とバスバーのい
ずれか一方に一体形成された凸部を他方に一体形成され
た凹部に嵌め込んでバスバーにタブ端子をセッティング
し、このセッティング状態で、バスバーにタブ端子をレ
ーザ溶接することを特徴とするバスバーのレーザ溶接構
造を提供するものである。
に、本発明の請求項1は、電気接続箱に収容するバスバ
ーにタブ端子を当てがって、バスバーにタブ端子をレー
ザ溶接する構造であって、上記タブ端子とバスバーのい
ずれか一方に一体形成された凸部を他方に一体形成され
た凹部に嵌め込んでバスバーにタブ端子をセッティング
し、このセッティング状態で、バスバーにタブ端子をレ
ーザ溶接することを特徴とするバスバーのレーザ溶接構
造を提供するものである。
【0008】請求項1によれば、例えばタブ端子に一体
形成した凸部をバスバーに一体形成した凹部に嵌め込む
ことにより、バスバーの所定位置にタブ端子を正確にセ
ッティングできるようになる。
形成した凸部をバスバーに一体形成した凹部に嵌め込む
ことにより、バスバーの所定位置にタブ端子を正確にセ
ッティングできるようになる。
【0009】請求項2のように、上記タブ端子の曲げし
ろ部の両側部に立下がり状の凸部が一体形成されると共
に、上記バスバーの両側部に、上記凸部が嵌まり込む切
欠き状の凹部が一体形成されている構成することができ
る。
ろ部の両側部に立下がり状の凸部が一体形成されると共
に、上記バスバーの両側部に、上記凸部が嵌まり込む切
欠き状の凹部が一体形成されている構成することができ
る。
【0010】請求項3のように、上記タブ端子の曲げし
ろ部の中央部に切り起こし状の凸部が一体形成されると
共に、上記バスバーの中央部に、上記凸部が嵌まり込む
穴状の凹部が一体形成されている構成することができ
る。
ろ部の中央部に切り起こし状の凸部が一体形成されると
共に、上記バスバーの中央部に、上記凸部が嵌まり込む
穴状の凹部が一体形成されている構成することができ
る。
【0011】本発明の請求項4は、電気接続箱に収容す
るバスバーにタブ端子を当てがって、バスバーにタブ端
子をレーザ溶接する構造であって、上記タブ端子とバス
バーのいずれか一方に一体形成されたバレル部を他方に
巻き締めてバスバーにタブ端子を圧着させてセッティン
グし、この圧着セッティング状態で、バスバーにタブ端
子をレーザ溶接することを特徴とするバスバーのレーザ
溶接構造を提供するものである。
るバスバーにタブ端子を当てがって、バスバーにタブ端
子をレーザ溶接する構造であって、上記タブ端子とバス
バーのいずれか一方に一体形成されたバレル部を他方に
巻き締めてバスバーにタブ端子を圧着させてセッティン
グし、この圧着セッティング状態で、バスバーにタブ端
子をレーザ溶接することを特徴とするバスバーのレーザ
溶接構造を提供するものである。
【0012】請求項4によれば、例えばタブ端子に一体
形成したバレル部をバスバーに巻き締めることにより、
バスバーの所定位置にタブ端子を圧着させて正確にセッ
ティングできるようになる。
形成したバレル部をバスバーに巻き締めることにより、
バスバーの所定位置にタブ端子を圧着させて正確にセッ
ティングできるようになる。
【0013】請求項5のように、上記タブ端子の曲げし
ろ部の両側部に立下がり状のバレル部が一体形成され
て、このバレル部を上記バスバーに巻き締める構成とす
ることができる。
ろ部の両側部に立下がり状のバレル部が一体形成され
て、このバレル部を上記バスバーに巻き締める構成とす
ることができる。
【0014】請求項6のように、上記バスバーの両側部
に、上記バレル部が嵌まり込む切欠き状の凹部が一体形
成されて、この凹部にバレル部を嵌め込んだ状態でバレ
ル部を上記バスバーに巻き締める構成とすることができ
る。
に、上記バレル部が嵌まり込む切欠き状の凹部が一体形
成されて、この凹部にバレル部を嵌め込んだ状態でバレ
ル部を上記バスバーに巻き締める構成とすることができ
る。
【0015】請求項7のように、上記タブ端子は、薄板
を折り重ねて端子部が形成されると共に、バレル部は薄
板のままで上記バスバーに巻き締める構成とすることが
できる。
を折り重ねて端子部が形成されると共に、バレル部は薄
板のままで上記バスバーに巻き締める構成とすることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0017】図1及び図2は第1実施形態のレーザ溶接
構造である。バスバー4の所定位置には、幅方向の両側
に切欠き状の凹部4bがそれぞれ一体形成されている。
構造である。バスバー4の所定位置には、幅方向の両側
に切欠き状の凹部4bがそれぞれ一体形成されている。
【0018】また、タブ端子4aは、従来のようにバス
バー4から切り起こすのではなく、タブ端子4aを別体
として、このタブ端子4aの下端に曲げしろ部4cを一
体形成すると共に、この曲げしろ部4cの幅方向の両側
に立下がり状の凸部4dを一体形成する。この凸部4d
は、上記凹部4bに上方から嵌まり込む形状とする。
バー4から切り起こすのではなく、タブ端子4aを別体
として、このタブ端子4aの下端に曲げしろ部4cを一
体形成すると共に、この曲げしろ部4cの幅方向の両側
に立下がり状の凸部4dを一体形成する。この凸部4d
は、上記凹部4bに上方から嵌まり込む形状とする。
【0019】そして、タブ端子4aの各凸部4dをバス
バー4の各凹部4bに上方から嵌め込みながら曲げしろ
部4cの下面をバスバー4の上面に当てがうと、バスバ
ー4にタブ端子4aが長さ方向及びは場方向に位置決め
されてセッティングされる。
バー4の各凹部4bに上方から嵌め込みながら曲げしろ
部4cの下面をバスバー4の上面に当てがうと、バスバ
ー4にタブ端子4aが長さ方向及びは場方向に位置決め
されてセッティングされる。
【0020】このセッティング状態で、タブ端子4aの
曲げしろ部4cにレーザビームLBを照射すると、曲げ
しろ部4cバがスバー4にレーザ溶接aされるようにな
る。なお、タブ端子4aの各凸部4dとバスバー4の両
側面との重ね合わせ部に側方からレーザ溶接aをしても
良い。
曲げしろ部4cにレーザビームLBを照射すると、曲げ
しろ部4cバがスバー4にレーザ溶接aされるようにな
る。なお、タブ端子4aの各凸部4dとバスバー4の両
側面との重ね合わせ部に側方からレーザ溶接aをしても
良い。
【0021】第1実施形態のレーザ溶接構造では、タブ
端子4aに一体形成した凸部4dをバスバー4に一体形
成した凹部4bに嵌め込むことにより、バスバー4の所
定位置にタブ端子4aを正確にセッティングできるよう
になるから、タブ端子4aの位置ずれが防止できて、位
置ずれによる不良が低減し、品質が安定するようにな
る。
端子4aに一体形成した凸部4dをバスバー4に一体形
成した凹部4bに嵌め込むことにより、バスバー4の所
定位置にタブ端子4aを正確にセッティングできるよう
になるから、タブ端子4aの位置ずれが防止できて、位
置ずれによる不良が低減し、品質が安定するようにな
る。
【0022】また、タブ端子4aに立下がり状の凸部4
d、バスバー4に切欠き状の凹部4bをそれぞれ一体形
成するだけであるから、複雑で高価なセッティング用設
備が不要になる。さらに、凸部4dを凹部4bに嵌め込
むから、タブ端子4aが横向きの力に対して強くなり、
バスバー4から剥離しにくくなる。なお、タブ端子4a
に切欠き状の凹部4bを一体形成し、バスバー4に立ち
上がり状の凸部4dを一体形成することもできるが、本
実施形態のように、タブ端子4aに立下がり状の凸部4
dを形成することにより、バスバー4に立ち上がり状の
凸部4dのための切り起こし部分が不要であるので、バ
スバー4に切り起こしのためのデッドスペースが不要と
なるという利点がある。
d、バスバー4に切欠き状の凹部4bをそれぞれ一体形
成するだけであるから、複雑で高価なセッティング用設
備が不要になる。さらに、凸部4dを凹部4bに嵌め込
むから、タブ端子4aが横向きの力に対して強くなり、
バスバー4から剥離しにくくなる。なお、タブ端子4a
に切欠き状の凹部4bを一体形成し、バスバー4に立ち
上がり状の凸部4dを一体形成することもできるが、本
実施形態のように、タブ端子4aに立下がり状の凸部4
dを形成することにより、バスバー4に立ち上がり状の
凸部4dのための切り起こし部分が不要であるので、バ
スバー4に切り起こしのためのデッドスペースが不要と
なるという利点がある。
【0023】図3及び図4は第2実施形態のレーザ溶接
構造である。バスバー4の所定位置には、長さ方向の前
後に穴状の凹部4bがそれぞれ一体形成されている。
構造である。バスバー4の所定位置には、長さ方向の前
後に穴状の凹部4bがそれぞれ一体形成されている。
【0024】また、別体のタブ端子4aの曲げしろ部4
cの長さ方向の前後に下向き切り起こし状の凸部4dを
一体形成する。この凸部4dは、上記凹部4bに上方か
ら嵌まり込む形状とする。
cの長さ方向の前後に下向き切り起こし状の凸部4dを
一体形成する。この凸部4dは、上記凹部4bに上方か
ら嵌まり込む形状とする。
【0025】そして、第1実施形態と同様に、タブ端子
4aの各凸部4dをバスバー4の各凹部4bに上方から
嵌め込みながら曲げしろ部4cの下面をバスバー4の上
面に当てがうと、バスバー4にタブ端子4aが長さ方向
及び幅方向に位置決めされてセッティングされ、このセ
ッティング状態で、タブ端子4aの曲げしろ部4cにレ
ーザビームLBを照射すると、曲げしろ部4cがバスバ
ー4にレーザ溶接aされるようになる。
4aの各凸部4dをバスバー4の各凹部4bに上方から
嵌め込みながら曲げしろ部4cの下面をバスバー4の上
面に当てがうと、バスバー4にタブ端子4aが長さ方向
及び幅方向に位置決めされてセッティングされ、このセ
ッティング状態で、タブ端子4aの曲げしろ部4cにレ
ーザビームLBを照射すると、曲げしろ部4cがバスバ
ー4にレーザ溶接aされるようになる。
【0026】第2実施形態のレーザ溶接構造では、第1
実施形態の作用効果に加えて、バスバー4に切り起こし
部分が不要であるので、バスバー4に切り起こしのため
のデッドスペースが不要となると共に、タブ端子4aに
も立下がりのためのデッドスペースが不要となるので、
材料の歩留まりが向上する。
実施形態の作用効果に加えて、バスバー4に切り起こし
部分が不要であるので、バスバー4に切り起こしのため
のデッドスペースが不要となると共に、タブ端子4aに
も立下がりのためのデッドスペースが不要となるので、
材料の歩留まりが向上する。
【0027】図5及び図6は、第3実施形態のレーザ溶
接構造である。別体のタブ端子4aの曲げしろ部4cの
幅方向の両側に立下がり状のバレル部4eを一体形成す
る。この両バレル部4eは、上記バスバー4の両側に上
方から嵌まり込む形状とする。
接構造である。別体のタブ端子4aの曲げしろ部4cの
幅方向の両側に立下がり状のバレル部4eを一体形成す
る。この両バレル部4eは、上記バスバー4の両側に上
方から嵌まり込む形状とする。
【0028】そして、タブ端子4aの各バレル部4eを
バスバー4の両側に上方から嵌め込みながら曲げしろ部
4cの下面をバスバー4の上面に当てがい、ついで、両
バレル部4eをバスバー4の両側から下面に巻き締める
と、バスバー4にタブ端子4aが長さ方向及び幅方向に
位置決めされてセッティングされ、このセッティング状
態で、タブ端子4aの曲げしろ部4cにレーザビームL
Bを照射すると、曲げしろ部4cがバスバー4にレーザ
溶接aされるようになる。なお、タブ端子4aの各バレ
ル部4eとバスバー4の両側面とに側方からレーザ溶接
aをしても良い。
バスバー4の両側に上方から嵌め込みながら曲げしろ部
4cの下面をバスバー4の上面に当てがい、ついで、両
バレル部4eをバスバー4の両側から下面に巻き締める
と、バスバー4にタブ端子4aが長さ方向及び幅方向に
位置決めされてセッティングされ、このセッティング状
態で、タブ端子4aの曲げしろ部4cにレーザビームL
Bを照射すると、曲げしろ部4cがバスバー4にレーザ
溶接aされるようになる。なお、タブ端子4aの各バレ
ル部4eとバスバー4の両側面とに側方からレーザ溶接
aをしても良い。
【0029】第3実施形態のレーザ溶接構造では、タブ
端子4aに一体形成したバレル部4eをバスバー4に巻
き締めることにより、バスバー4の所定位置にタブ端子
4aを圧着させて正確にセッティングできるようになる
から、タブ端子4aの位置ずれが防止できて、位置ずれ
よる不良が低減し、品質が安定するようになる。また、
バレル部4eを巻き締めることにより、バスバー4にタ
ブ端子4aを圧着させてセッティングできるので、溶接
性が向上し、この点からも品質が安定するようになる。
さらに、タブ端子4aとバスバー4のいずれかにバレル
部4eを一体形成するだけであるから、複雑で高価な圧
着兼セッティング用設備が不要になる。さらにまた、バ
レル部4eをバスバー4に巻き締めるから、タブ端子4
aが横向きの力に対して強くなり、バスバー4から剥離
しにくくなる。
端子4aに一体形成したバレル部4eをバスバー4に巻
き締めることにより、バスバー4の所定位置にタブ端子
4aを圧着させて正確にセッティングできるようになる
から、タブ端子4aの位置ずれが防止できて、位置ずれ
よる不良が低減し、品質が安定するようになる。また、
バレル部4eを巻き締めることにより、バスバー4にタ
ブ端子4aを圧着させてセッティングできるので、溶接
性が向上し、この点からも品質が安定するようになる。
さらに、タブ端子4aとバスバー4のいずれかにバレル
部4eを一体形成するだけであるから、複雑で高価な圧
着兼セッティング用設備が不要になる。さらにまた、バ
レル部4eをバスバー4に巻き締めるから、タブ端子4
aが横向きの力に対して強くなり、バスバー4から剥離
しにくくなる。
【0030】なお、タブ端子4aの曲げしろ部4cにバ
レル部4eを一体形成せずに、バスバー4の両側に立ち
上がり状のバレル部4eを一体形成することもできる
が、本実施形態のように、タブ端子4aに立下がり状の
バレル部4eを形成することにより、バスバー4に立ち
上がり状のバレル部4eのための切り起こし部分が不要
であるので、バスバー4に切り起こしのためのデッドス
ペースが不要となるという利点がある。
レル部4eを一体形成せずに、バスバー4の両側に立ち
上がり状のバレル部4eを一体形成することもできる
が、本実施形態のように、タブ端子4aに立下がり状の
バレル部4eを形成することにより、バスバー4に立ち
上がり状のバレル部4eのための切り起こし部分が不要
であるので、バスバー4に切り起こしのためのデッドス
ペースが不要となるという利点がある。
【0031】図7及び図8は第4実施形態のレーザ溶接
構造である。バスバー4の所定位置には、幅方向の両側
に切欠き状の凹部4bがそれぞれ一体形成されている。
構造である。バスバー4の所定位置には、幅方向の両側
に切欠き状の凹部4bがそれぞれ一体形成されている。
【0032】別体のタブ端子4aの曲げしろ部4cの幅
方向の両側に立下がり状のバレル部4eを一体形成す
る。この両バレル部4eは、上記バスバー4の凹部4b
に上方から嵌まり込む形状とする。
方向の両側に立下がり状のバレル部4eを一体形成す
る。この両バレル部4eは、上記バスバー4の凹部4b
に上方から嵌まり込む形状とする。
【0033】そして、タブ端子4aの各バレル部4eを
バスバー4の凹部4bに上方から嵌め込みながら曲げし
ろ部4cの下面をバスバー4の上面に当てがい、つい
で、両バレル部4eをバスバー4の凹部4bの両側から
下面に巻き締めると、バスバー4にタブ端子4aが長さ
方向及び幅方向に位置決めされてセッティングされ、こ
のセッティング状態で、タブ端子4aの曲げしろ部4c
にレーザビームLBを照射すると、曲げしろ部4cがバ
スバー4にレーザ溶接aされるようになる。
バスバー4の凹部4bに上方から嵌め込みながら曲げし
ろ部4cの下面をバスバー4の上面に当てがい、つい
で、両バレル部4eをバスバー4の凹部4bの両側から
下面に巻き締めると、バスバー4にタブ端子4aが長さ
方向及び幅方向に位置決めされてセッティングされ、こ
のセッティング状態で、タブ端子4aの曲げしろ部4c
にレーザビームLBを照射すると、曲げしろ部4cがバ
スバー4にレーザ溶接aされるようになる。
【0034】第4実施形態のレーザ溶接構造では、第3
実施形態の作用効果に加えて、タブ端子4aに一体形成
したバレル部4eをバスバー4の凹部4bに嵌め込むこ
とにより、バスバー4の所定位置にタブ端子4aを正確
にセッティングできると同時に、バスバー4にタブ端子
4aを圧着させてセッティングできる。
実施形態の作用効果に加えて、タブ端子4aに一体形成
したバレル部4eをバスバー4の凹部4bに嵌め込むこ
とにより、バスバー4の所定位置にタブ端子4aを正確
にセッティングできると同時に、バスバー4にタブ端子
4aを圧着させてセッティングできる。
【0035】図9及び図10は第5実施形態のレーザ溶
接構造である。別体のタブ端子4aは、通常の板厚(バ
スバー4の板厚と同じ)の約半分の薄板を2枚重ねで折
り重ねて端子部4fを形成すると共に、曲げしろ部4c
の幅方向の両側に薄板のままで立下がり状のバレル部4
eを一体形成する。この両バレル部4eは、上記バスバ
ー4の両側に上方から嵌まり込む形状とする。
接構造である。別体のタブ端子4aは、通常の板厚(バ
スバー4の板厚と同じ)の約半分の薄板を2枚重ねで折
り重ねて端子部4fを形成すると共に、曲げしろ部4c
の幅方向の両側に薄板のままで立下がり状のバレル部4
eを一体形成する。この両バレル部4eは、上記バスバ
ー4の両側に上方から嵌まり込む形状とする。
【0036】そして、タブ端子4aの各バレル部4eを
バスバー4の両側に上方から嵌め込みながら曲げしろ部
4cの下面をバスバー4の上面に当てがい、ついで、両
バレル部4eをバスバー4の両側から下面に巻き締める
と、バスバー4にタブ端子4aが長さ方向及び幅方向に
位置決めされてセッティングされ、このセッティング状
態で、タブ端子4aの曲げしろ部4cにレーザビームL
Bを照射すると、曲げしろ部4cがバスバー4にレーザ
溶接aされるようになる。
バスバー4の両側に上方から嵌め込みながら曲げしろ部
4cの下面をバスバー4の上面に当てがい、ついで、両
バレル部4eをバスバー4の両側から下面に巻き締める
と、バスバー4にタブ端子4aが長さ方向及び幅方向に
位置決めされてセッティングされ、このセッティング状
態で、タブ端子4aの曲げしろ部4cにレーザビームL
Bを照射すると、曲げしろ部4cがバスバー4にレーザ
溶接aされるようになる。
【0037】第5実施形態のレーザ溶接構造では、第3
実施形態の作用効果に加えて、バレル部4eは薄板のま
まであるので、バスバー4と同等の板厚の場合と比較し
て、小パワーでのレーザ溶接が可能になると共に、安定
した溶接状態が維持できる。
実施形態の作用効果に加えて、バレル部4eは薄板のま
まであるので、バスバー4と同等の板厚の場合と比較し
て、小パワーでのレーザ溶接が可能になると共に、安定
した溶接状態が維持できる。
【0038】上記バスバー4にタブ端子4aを溶接する
場合、従来の抵抗溶接であると、バスバーを電極で挟み
込むために大きな治具がバスバー毎に必要となるから、
加工工数や設備等が高価になって量産性に不向きであ
る。また、従来のアーク溶接であると、バスバーでは他
の回路との極間が狭いため、絶縁若しくは極間を広げる
必要があるので高密度化できないと共に、溶接する回路
毎にアースを取る必要があるから、加工工数等が高価に
なって量産性に不向きである。さらに、超音波溶接で
は、バスバーにメッキの有る部分では溶接できないため
に部分メッキが必要になると共に、バスバー形状も1本
づつ異なり治具が回路本数分だけ必要となるから、加工
工数や設備等が高価になって量産性に不向きである。
場合、従来の抵抗溶接であると、バスバーを電極で挟み
込むために大きな治具がバスバー毎に必要となるから、
加工工数や設備等が高価になって量産性に不向きであ
る。また、従来のアーク溶接であると、バスバーでは他
の回路との極間が狭いため、絶縁若しくは極間を広げる
必要があるので高密度化できないと共に、溶接する回路
毎にアースを取る必要があるから、加工工数等が高価に
なって量産性に不向きである。さらに、超音波溶接で
は、バスバーにメッキの有る部分では溶接できないため
に部分メッキが必要になると共に、バスバー形状も1本
づつ異なり治具が回路本数分だけ必要となるから、加工
工数や設備等が高価になって量産性に不向きである。
【0039】これに対して、本発明のレーザ溶接の場合
では、上述した抵抗溶接、アーク溶接、超音波溶接等と
比較して、レーザビームLBは非接触であるため簡単な
治具のみで確実にバスバー4にタブ端子4aを溶接でき
ると共に、1個所当たりの溶接秒数が短時間であるため
量産性が良好であり、また、レーザビームLBはビーム
径が細いためバスバー4とタブ端子4aとを狭ピッチ化
できて設計の配線自由度が向上するという利点が有る。
では、上述した抵抗溶接、アーク溶接、超音波溶接等と
比較して、レーザビームLBは非接触であるため簡単な
治具のみで確実にバスバー4にタブ端子4aを溶接でき
ると共に、1個所当たりの溶接秒数が短時間であるため
量産性が良好であり、また、レーザビームLBはビーム
径が細いためバスバー4とタブ端子4aとを狭ピッチ化
できて設計の配線自由度が向上するという利点が有る。
【0040】また、各種のレーザ溶接の内、YAGレー
ザ溶接は、非接触であること、熱影響層が少ないこと、
消費電力が少なく装置が小型であること、光ファイバー
が使えるために3次元溶接に容易に使えること、ビーム
を多分割して多点同時溶接が可能であり、したがって、
自動化が容易であるために生産コスト低減が著しい等の
理由から最適である。
ザ溶接は、非接触であること、熱影響層が少ないこと、
消費電力が少なく装置が小型であること、光ファイバー
が使えるために3次元溶接に容易に使えること、ビーム
を多分割して多点同時溶接が可能であり、したがって、
自動化が容易であるために生産コスト低減が著しい等の
理由から最適である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の請求項1のバスバーのレーザ溶接構造は、例えばタ
ブ端子に一体形成した凸部をバスバーに一体形成した凹
部に嵌め込むことにより、バスバーの所定位置にタブ端
子を正確にセッティングできるようになるから、タブ端
子の位置ずれが防止できて、位置ずれによる不良が低減
し、品質が安定するようになる。また、タブ端子とバス
バーのいずれか一方に凸部を、他方に凹部を一体形成す
るだけであるから、複雑で高価なセッティング用設備が
不要になる。さらに、凸部を凹部に嵌め込むから、タブ
端子が横向きの力に対して強くなり、バスバーから剥離
しにくくなる。
明の請求項1のバスバーのレーザ溶接構造は、例えばタ
ブ端子に一体形成した凸部をバスバーに一体形成した凹
部に嵌め込むことにより、バスバーの所定位置にタブ端
子を正確にセッティングできるようになるから、タブ端
子の位置ずれが防止できて、位置ずれによる不良が低減
し、品質が安定するようになる。また、タブ端子とバス
バーのいずれか一方に凸部を、他方に凹部を一体形成す
るだけであるから、複雑で高価なセッティング用設備が
不要になる。さらに、凸部を凹部に嵌め込むから、タブ
端子が横向きの力に対して強くなり、バスバーから剥離
しにくくなる。
【0042】請求項2のように、タブ端子の曲げしろ部
の両側部に凸部を一体形成し、バスバーの両側部に凹部
を一体形成すると、バスバーに凸部のための切り起こし
部分が不要であるので、バスバーに切り起こしのための
デッドスペースが不要となる。
の両側部に凸部を一体形成し、バスバーの両側部に凹部
を一体形成すると、バスバーに凸部のための切り起こし
部分が不要であるので、バスバーに切り起こしのための
デッドスペースが不要となる。
【0043】請求項3のように、タブ端子の曲げしろ部
の中央部に凸部を一体形成し、バスバーの中央部に凹部
を一体形成すると、バスバーに切り起こし部分が不要で
あるので、バスバーに切り起こしのためのデッドスペー
スが不要となると共に、タブ端子にも立下がりのための
デッドスペースが不要となるので、材料の歩留まりが向
上する。
の中央部に凸部を一体形成し、バスバーの中央部に凹部
を一体形成すると、バスバーに切り起こし部分が不要で
あるので、バスバーに切り起こしのためのデッドスペー
スが不要となると共に、タブ端子にも立下がりのための
デッドスペースが不要となるので、材料の歩留まりが向
上する。
【0044】また、本発明の請求項4のバスバーのレー
ザ溶接構造によれば、例えばタブ端子に一体形成したバ
レル部をバスバーに巻き締めることにより、バスバーの
所定位置にタブ端子を圧着させて正確にセッティングで
きるようになるから、タブ端子の位置ずれが防止でき
て、位置ずれよる不良が低減し、品質が安定するように
なる。また、バレル部を巻き締めることにより、バスバ
ーにタブ端子を圧着させてセッティングできるので、溶
接性が向上し、この点からも品質が安定するようにな
る。さらに、タブ端子とバスバーのいずれかにバレル部
を一体形成するだけであるから、複雑で高価な圧着兼セ
ッティング用設備が不要になる。さらにまた、バレル部
をバスバーに巻き締めるから、タブ端子が横向きの力に
対して強くなり、バスバーから剥離しにくくなる。
ザ溶接構造によれば、例えばタブ端子に一体形成したバ
レル部をバスバーに巻き締めることにより、バスバーの
所定位置にタブ端子を圧着させて正確にセッティングで
きるようになるから、タブ端子の位置ずれが防止でき
て、位置ずれよる不良が低減し、品質が安定するように
なる。また、バレル部を巻き締めることにより、バスバ
ーにタブ端子を圧着させてセッティングできるので、溶
接性が向上し、この点からも品質が安定するようにな
る。さらに、タブ端子とバスバーのいずれかにバレル部
を一体形成するだけであるから、複雑で高価な圧着兼セ
ッティング用設備が不要になる。さらにまた、バレル部
をバスバーに巻き締めるから、タブ端子が横向きの力に
対して強くなり、バスバーから剥離しにくくなる。
【0045】請求項5のように、タブ端子の曲げしろ部
の両側部に立下がり状のバレル部を一体形成し、このバ
レル部をバスバーに巻き締めると、バスバーにバレル部
のための切り起こし部分が不要であるので、バスバーに
切り起こしのためのデッドスペースが不要となる。
の両側部に立下がり状のバレル部を一体形成し、このバ
レル部をバスバーに巻き締めると、バスバーにバレル部
のための切り起こし部分が不要であるので、バスバーに
切り起こしのためのデッドスペースが不要となる。
【0046】請求項6のように、バスバーの両側部に凹
部を一体形成し、この凹部にバレル部を嵌め込んだ状態
でバレル部をバスバーに巻き締めると、タブ端子に一体
形成したバレル部をバスバーの凹部に嵌め込むことによ
り、バスバーの所定位置にタブ端子を正確にセッティン
グできると同時に、バスバーにタブ端子を圧着させてセ
ッティングできる。
部を一体形成し、この凹部にバレル部を嵌め込んだ状態
でバレル部をバスバーに巻き締めると、タブ端子に一体
形成したバレル部をバスバーの凹部に嵌め込むことによ
り、バスバーの所定位置にタブ端子を正確にセッティン
グできると同時に、バスバーにタブ端子を圧着させてセ
ッティングできる。
【0047】請求項7のように、薄板を折り重ねてタブ
端子の端子部を形成し、タブ端子のバレル部は薄板のま
までバスバーに巻き締めると、バレル部は薄板のままで
あるので、バスバーと同等の板厚の場合と比較して、小
パワーでのレーザ溶接が可能になると共に、安定した溶
接状態が維持できる。
端子の端子部を形成し、タブ端子のバレル部は薄板のま
までバスバーに巻き締めると、バレル部は薄板のままで
あるので、バスバーと同等の板厚の場合と比較して、小
パワーでのレーザ溶接が可能になると共に、安定した溶
接状態が維持できる。
【図1】 本発明の第1実施形態のレーザ溶接構造の
バスバーにタブ端子をレーザ溶接する前の斜視図であ
る。
バスバーにタブ端子をレーザ溶接する前の斜視図であ
る。
【図2】 レーザ溶接した後の図1のA−A線拡大断
面図である。
面図である。
【図3】 第2実施形態のレーザ溶接構造のバスバー
にタブ端子をレーザ溶接する前の斜視図である。
にタブ端子をレーザ溶接する前の斜視図である。
【図4】 レーザ溶接した後の図3のB−B線拡大断
面図である。
面図である。
【図5】 第3実施形態のレーザ溶接構造であり、
(a)はバスバーにタブ端子をレーザ溶接した後の斜視
図、(b)は(a)のC−C線拡大断面図である。
(a)はバスバーにタブ端子をレーザ溶接した後の斜視
図、(b)は(a)のC−C線拡大断面図である。
【図6】 図5のバスバーにタブ端子をレーザ溶接す
る前の斜視図である。
る前の斜視図である。
【図7】 第4実施形態のレーザ溶接構造のバスバー
にタブ端子をレーザ溶接する前の斜視図である。
にタブ端子をレーザ溶接する前の斜視図である。
【図8】 レーザ溶接した後の図7のD−D線拡大断
面図である。
面図である。
【図9】 第5実施形態のレーザ溶接構造のバスバー
にタブ端子をレーザ溶接した後の斜視図である。
にタブ端子をレーザ溶接した後の斜視図である。
【図10】 図9のバスバーにタブ端子をレーザ溶接す
る前の斜視図である。
る前の斜視図である。
【図11】 従来の電気接続箱の分解である。
【図12】 先行技術のバスバーのレーザ溶接構造の側
面図である。
面図である。
9 電気接続箱 4 バスバー 4a タブ端子 4b 凹部 4c 曲げしろ部 4d 凸部 4e バレル部 4f 端子部 LB レーザビーム a 溶接
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01R 4/58 H01R 4/58 C (72)発明者 坂 喜文 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 荒木 優 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 電気接続箱に収容するバスバーにタブ端
子を当てがって、バスバーにタブ端子をレーザ溶接する
構造であって、 上記タブ端子とバスバーのいずれか一方に一体形成され
た凸部を他方に一体形成された凹部に嵌め込んでバスバ
ーにタブ端子をセッティングし、このセッティング状態
で、バスバーにタブ端子をレーザ溶接することを特徴と
するバスバーのレーザ溶接構造。 - 【請求項2】 上記タブ端子の曲げしろ部の両側部に立
下がり状の凸部が一体形成されると共に、上記バスバー
の両側部に、上記凸部が嵌まり込む切欠き状の凹部が一
体形成されている請求項1に記載のバスバーのレーザ溶
接構造。 - 【請求項3】 上記タブ端子の曲げしろ部の中央部に切
り起こし状の凸部が一体形成されると共に、上記バスバ
ーの中央部に、上記凸部が嵌まり込む穴状の凹部が一体
形成されている請求項1に記載のバスバーのレーザ溶接
構造。 - 【請求項4】 電気接続箱に収容するバスバーにタブ端
子を当てがって、バスバーにタブ端子をレーザ溶接する
構造であって、 上記タブ端子とバスバーのいずれか一方に一体形成され
たバレル部を他方に巻き締めてバスバーにタブ端子を圧
着させてセッティングし、この圧着セッティング状態
で、バスバーにタブ端子をレーザ溶接することを特徴と
するバスバーのレーザ溶接構造。 - 【請求項5】 上記タブ端子の曲げしろ部の両側部に立
下がり状のバレル部が一体形成されて、このバレル部を
上記バスバーに巻き締める請求項4に記載のバスバーの
レーザ溶接構造。 - 【請求項6】 上記バスバーの両側部に、上記バレル部
が嵌まり込む切欠き状の凹部が一体形成されて、この凹
部にバレル部を嵌め込んだ状態でバレル部を上記バスバ
ーに巻き締める請求項5に記載のバスバーのレーザ溶接
構造。 - 【請求項7】 上記タブ端子は、薄板を折り重ねて端子
部が形成されると共に、バレル部は薄板のままで上記バ
スバーに巻き締める請求項5又は請求項6に記載のバス
バーのレーザ溶接構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10095723A JPH11297371A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | バスバーのレーザ溶接構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10095723A JPH11297371A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | バスバーのレーザ溶接構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297371A true JPH11297371A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14145404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10095723A Withdrawn JPH11297371A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | バスバーのレーザ溶接構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11297371A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004291008A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Tdk Corp | 電気部品の溶接基台およびそれを有する電気部品の溶接構造 |
US7705265B2 (en) | 2002-12-11 | 2010-04-27 | Yazaki Corporation | Method of connecting and structure of connecting electric wire and connection terminal |
JP2012016741A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Denso Corp | レーザ隅肉溶接方法 |
US20160028056A1 (en) * | 2013-04-15 | 2016-01-28 | Lg Chem, Ltd. | Battery module of novel structure and battery pack comprising the same |
JP2016035946A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | 日産自動車株式会社 | バスバー接合構造及びバスバー接合方法 |
CN105723564A (zh) * | 2013-10-25 | 2016-06-29 | 自动电缆管理有限公司 | 汽车电路网络线路的电连接托架 |
JP2017130290A (ja) * | 2016-01-18 | 2017-07-27 | 株式会社クボタ | 電気機器を接続する接続構造及び電気機器 |
WO2024203152A1 (ja) * | 2023-03-27 | 2024-10-03 | ローム株式会社 | 半導体モジュール、半導体装置および車両 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10095723A patent/JPH11297371A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9741984B2 (en) * | 2013-04-15 | 2017-08-22 | Lg Chem, Ltd. | Battery module of novel structure and battery pack comprising the same |
CN105723564A (zh) * | 2013-10-25 | 2016-06-29 | 自动电缆管理有限公司 | 汽车电路网络线路的电连接托架 |
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WO2024203152A1 (ja) * | 2023-03-27 | 2024-10-03 | ローム株式会社 | 半導体モジュール、半導体装置および車両 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |