JPH0630479B2 - フレ−ム同期方式 - Google Patents
フレ−ム同期方式Info
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- JPH0630479B2 JPH0630479B2 JP60188879A JP18887985A JPH0630479B2 JP H0630479 B2 JPH0630479 B2 JP H0630479B2 JP 60188879 A JP60188879 A JP 60188879A JP 18887985 A JP18887985 A JP 18887985A JP H0630479 B2 JPH0630479 B2 JP H0630479B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 主同期カウンタが同期状態である際には、副同期カウン
タの後方保護時間を主同期カウンタより長く設定するこ
とにより受信データ誤りによる誤まった同期検出に誤動
作しないようにするものである。
タの後方保護時間を主同期カウンタより長く設定するこ
とにより受信データ誤りによる誤まった同期検出に誤動
作しないようにするものである。
本発明はPCM等のデイジタル通信方式に使用するフレ
ーム同期方式の改良に関するものである。
ーム同期方式の改良に関するものである。
第5図は原理的なフレーム同期回路のブロック図を、第
6図(a)は検出パルスの検出状態図、第6図(b)は同期状
態図を示す。
6図(a)は検出パルスの検出状態図、第6図(b)は同期状
態図を示す。
第5図において、入力されたPCM信号はシフトレジス
タ1で並列に変換され、同期パターン検出部2で同期パ
ターンが検出されると、ここから同期パターンを検出し
たと云う同期パターン検出パルス(以下検出パルスと省
略する)が同期保護部3に加えられる。
タ1で並列に変換され、同期パターン検出部2で同期パ
ターンが検出されると、ここから同期パターンを検出し
たと云う同期パターン検出パルス(以下検出パルスと省
略する)が同期保護部3に加えられる。
今、同期パターン検出部2から第6図(a)に示す様に定
められた同期Mでa,b及f,g,hの点で検出パルス
が同期保護部3に送出され、c〜eの点では送出されな
かったとする。
められた同期Mでa,b及f,g,hの点で検出パルス
が同期保護部3に送出され、c〜eの点では送出されな
かったとする。
この時、同期保護部3は第6図(b)に示す様に、周期M
で検出パルスが連続して検出されれば同期状態にあり、
同期状態から検出パルスが連続して例えば3回検出でき
なければ同期外れ状態にあり、同期外れ状態から検出パ
ルスを連続して例えば2回検出できれば同期状態に入っ
たと判断する様に設定されているとする。
で検出パルスが連続して検出されれば同期状態にあり、
同期状態から検出パルスが連続して例えば3回検出でき
なければ同期外れ状態にあり、同期外れ状態から検出パ
ルスを連続して例えば2回検出できれば同期状態に入っ
たと判断する様に設定されているとする。
そこで、この同期保護部3は第6図(a)に示す様にeよ
り以前は同期状態、e〜gは同期外れの状態、g以降は
同期状態にあると判断する。
り以前は同期状態、e〜gは同期外れの状態、g以降は
同期状態にあると判断する。
尚、c〜eは同期状態と見なす前方保護の部分、f〜g
は擬似同期の防止の為に同期外れと見なす後方保護の部
分、e〜fは同期パターンを待っているハンチングの部
分である。
は擬似同期の防止の為に同期外れと見なす後方保護の部
分、e〜fは同期パターンを待っているハンチングの部
分である。
第7図はフレーム同期回路のブロック図を示す。
図において、入力されたPCM信号は例えばシフトレジ
スタで構成された同期パターン検出部2で同期パターン
が検出される。この検出によって、検出部2から送出さ
れる検出パルスは主同期カウンタ5及び副同期カウンタ
6に加えられ、主同期カウンタ5のタイミングで擬似同
期検出部4が駆動される。
スタで構成された同期パターン検出部2で同期パターン
が検出される。この検出によって、検出部2から送出さ
れる検出パルスは主同期カウンタ5及び副同期カウンタ
6に加えられ、主同期カウンタ5のタイミングで擬似同
期検出部4が駆動される。
この擬似同期検出部4は前記のPCM信号の例えばMビ
ットを予め定められた演算式に代入して値を求め、送信
側で同じ方法で求め、受信側に送られた値と比較し、不
一致の回数が例えば10回の内6回なら主同期カウンタ
5は擬似同期状態と判断して、その出力をアンド回路8
に加える。
ットを予め定められた演算式に代入して値を求め、送信
側で同じ方法で求め、受信側に送られた値と比較し、不
一致の回数が例えば10回の内6回なら主同期カウンタ
5は擬似同期状態と判断して、その出力をアンド回路8
に加える。
アンド回路8には例えば真の同期状態にある副同期カン
ウタ6のタイミング信号が加えられているので、擬似同
期状態にあると判断された主同期カウンタ5は副同期カ
ウンタ6のタイミング信号が書込まれ擬似同期状態から
同期状態に移行する。
ウタ6のタイミング信号が加えられているので、擬似同
期状態にあると判断された主同期カウンタ5は副同期カ
ウンタ6のタイミング信号が書込まれ擬似同期状態から
同期状態に移行する。
そこで、擬似同期検出回路4も新しいタイミングで動作
し、次の同期が真の同期かどうかを再び判断する。
し、次の同期が真の同期かどうかを再び判断する。
尚、アンド回路7によって副同期カウンタ6は主同期カ
ウンタ5と同期しない様になっている。
ウンタ5と同期しない様になっている。
第8図はフレーム同期回路の別のブロック図で、主同期
カウンタ5が擬似同期状態及び同期外れの状態にあり、
副同期カウンタ6が真の同期状態にある時、副同期カウ
ンタのタイミング信号を主同期カウンタ5に書込ませ真
の同期状態にさせるので、擬似同期の防止及び同期復帰
時間の短縮を図ったものである。
カウンタ5が擬似同期状態及び同期外れの状態にあり、
副同期カウンタ6が真の同期状態にある時、副同期カウ
ンタのタイミング信号を主同期カウンタ5に書込ませ真
の同期状態にさせるので、擬似同期の防止及び同期復帰
時間の短縮を図ったものである。
上記のフレーム同期回路は、例えば送受の演算結果の照
合によって擬似同期の有無の判断をしているので、伝送
路の状態が悪くてビット誤り率が悪化している時には誤
動作することがある。
合によって擬似同期の有無の判断をしているので、伝送
路の状態が悪くてビット誤り率が悪化している時には誤
動作することがある。
そこで、誤り率が悪化している状態でも誤動作する可能
性の少ないフレーム同期方式が要望されていた。
性の少ないフレーム同期方式が要望されていた。
一般に、第7図又は第8図に示したフレーム同期回路で
同期パターンの検出が行われているが、後方保護段数は
図中の副同期カウンタで設定され、主同期カウンタ、副
同期カウンタ共に2段になっている。
同期パターンの検出が行われているが、後方保護段数は
図中の副同期カウンタで設定され、主同期カウンタ、副
同期カウンタ共に2段になっている。
第9図は上記の副同期カウンタのブロック図を、第10
図は第9図のタイムチャートを示す。
図は第9図のタイムチャートを示す。
そこで、第10図を参照しながら第9図に示す副同期カ
ウンタの動作を説明する。
ウンタの動作を説明する。
先ず、クロックがM進カウンタ10及び5進カウンタ
11に、検出パルスがゲート回路部12に加えられる。
11に、検出パルスがゲート回路部12に加えられる。
(1) フレーム同期が確立していると、5進カウンタ1
1の出力は1になる。そして、M進カウンタ10の出
力がMの時に、 ・検出パルスが入力すると、5進カウンタ11の出力
は1のままになっている。
1の出力は1になる。そして、M進カウンタ10の出
力がMの時に、 ・検出パルスが入力すると、5進カウンタ11の出力
は1のままになっている。
・検出パルスが入力しないと、5進カウンタ11の出
力は2となり前方保護の状態になる。
力は2となり前方保護の状態になる。
・検出パルスがが3回以上連続して入力しないと、5
進カウンタ11の出力は4となりハンチング状態とな
る。
進カウンタ11の出力は4となりハンチング状態とな
る。
この状態では、M進カウンタ11の出力はMに固定さ
れる。
れる。
(2) ハンチングの状態では検出パルスが入力すると
M進カウンタ10の出力は1の状態となり、5進カウ
ンタ11の出力は5になり後方保護の状態に入る。
M進カウンタ10の出力は1の状態となり、5進カウ
ンタ11の出力は5になり後方保護の状態に入る。
(3) 5進カウンタ11の出力が5で、M進カウンタ
10の出力がMの時、 ・検出パルスが入力すると5進カウンタ11の出力
は1となり、M進カウンタ10の出力は1となり同期
状態に入る。
10の出力がMの時、 ・検出パルスが入力すると5進カウンタ11の出力
は1となり、M進カウンタ10の出力は1となり同期
状態に入る。
・検出パルスが入力しないとM進カウンタ10の出力
は4となりハンチングの状態となる。
は4となりハンチングの状態となる。
2つのカウンタをこの様に動作させる為、ゲート回路部
12は,,の信号を受け〜の信号を出力して
下記の様な制御をしている。
12は,,の信号を受け〜の信号を出力して
下記の様な制御をしている。
(5) EN信号によってM進カウンタ10はハンチン
グ状態以外はカウント・アップ動作をしている。
グ状態以外はカウント・アップ動作をしている。
(6) 5進カウンタ11は信号で同期状態では常に1
に、信号でハンチング状態では常に4になる様に制御
される。
に、信号でハンチング状態では常に4になる様に制御
される。
又、EN信号によりM進カウンタ10の出力がMの
時のみカウント・アップする。
時のみカウント・アップする。
(7) 同期外れ信号は5進カウンタ11の出力が4及
び5の時に出力される。
び5の時に出力される。
(8) フレームパルスはM進カウンタ10の出力が
Mで、5進カウンタ11の出力が1〜3の時に出力さ
れる。
Mで、5進カウンタ11の出力が1〜3の時に出力さ
れる。
第11図は第9図の状態遷移図を示す。
図は検出パルスの検出の有無によって(検出の時は1、
不検出の時は0)カウンタがどの様に動作するかを示す
もので、入力クロックの1ビット毎に矢印の方向に状態
がずれる。
不検出の時は0)カウンタがどの様に動作するかを示す
もので、入力クロックの1ビット毎に矢印の方向に状態
がずれる。
尚、図はMビット周期でフレーム同期パターンが送出さ
れ、前方3段、後方2段の場合で、2つ並んだ数字の右
側はM進カウンタの出力を、左側は5進カウンタの出力
を、1.1〜1.Mは同期状態、2.1〜3.Mは前方
保護の状態、4.Mはハンチングの状態、5.1〜5.
Mは後方保護の状態をそれぞれ示す。
れ、前方3段、後方2段の場合で、2つ並んだ数字の右
側はM進カウンタの出力を、左側は5進カウンタの出力
を、1.1〜1.Mは同期状態、2.1〜3.Mは前方
保護の状態、4.Mはハンチングの状態、5.1〜5.
Mは後方保護の状態をそれぞれ示す。
第12図(a)は第9図に示した副同期カウンタを用いた
従来のフレーム同期回路の検出パルスの検出状態図、第
12図(b)及び(c)は主同期カウンタ及び副同期カウンタ
の同期状態図を示す。
従来のフレーム同期回路の検出パルスの検出状態図、第
12図(b)及び(c)は主同期カウンタ及び副同期カウンタ
の同期状態図を示す。
ここで、前記の様に主,副同期カウンタの前方保護段数
を3段及び後方保護段数を2段に設定した。即ち、後方
保護段数は主及び副同期カウンタ共に同じ段数になって
いる。
を3段及び後方保護段数を2段に設定した。即ち、後方
保護段数は主及び副同期カウンタ共に同じ段数になって
いる。
図において、伝送路の誤り率が劣化している時に第7図
に示した同期パターン検出部2から第12図(a)に示す
様な検出パルスが出力されたとする。
に示した同期パターン検出部2から第12図(a)に示す
様な検出パルスが出力されたとする。
ここで、 A:真の同期パターンを検出した時の検出パルス B:PCM信号中に生じた擬似同期パターンを検出した
時の検出パルス M:周期 をそれぞれ示す。
時の検出パルス M:周期 をそれぞれ示す。
この検出パルスに対して、主同期カウンタ及び副同期カ
ウンタの同期状態を第12図(b)及び(c)に示す。即ち、 (1) 主同期カウンタは出力された検出パルスAに同期
している(真の同期状態に入っている)。
ウンタの同期状態を第12図(b)及び(c)に示す。即ち、 (1) 主同期カウンタは出力された検出パルスAに同期
している(真の同期状態に入っている)。
一方、副同期カウンタはアンド回路7により検出パルス
Aが入力されないのでハンチングの状態にある。
Aが入力されないのでハンチングの状態にある。
(2) しかし、副同期カウンタは検出パルスBを検出し
て後方保護の状態に入るが、周期Mで検出パルスを2回
連続して検出したので同期状態に入る。
て後方保護の状態に入るが、周期Mで検出パルスを2回
連続して検出したので同期状態に入る。
(3) 伝送路の誤り率が劣化している為、前記の様にA
に同期している主同期カウンタを擬似同期状態にあると
誤って判断し、副同期カウンタのタイミングが主同期カ
ウンタに書込まれ、主同期カウンタが擬似同期状態に入
る。
に同期している主同期カウンタを擬似同期状態にあると
誤って判断し、副同期カウンタのタイミングが主同期カ
ウンタに書込まれ、主同期カウンタが擬似同期状態に入
る。
(4) 副同期カウンタはBに同期していたが、主同期カ
ウンタがBに同期したので(1)項と同じくBは副同期カ
ウンタに入力されなくなる。そこで、副同期カウンタは
3段の前方保護からハンチングの状態に入る。
ウンタがBに同期したので(1)項と同じくBは副同期カ
ウンタに入力されなくなる。そこで、副同期カウンタは
3段の前方保護からハンチングの状態に入る。
一方、主同期カウンタはBが入力しなくなったので前方
保護を経てハンチングの状態に入る。
保護を経てハンチングの状態に入る。
(5) 主同期カウンタ及び副同期カウンタ共に真の同期
パターンであるAを見つける。
パターンであるAを見つける。
(6) 主同期カウンタは後方保護を経てAに同期する。
しかし、主同期カウンタがAに同期した為に副同期カウ
ンタにAが入力せず、再びハンチングを始める。
しかし、主同期カウンタがAに同期した為に副同期カウ
ンタにAが入力せず、再びハンチングを始める。
上記の様に、主及び副同期カウンタの後方保護の段数が
同じになっているので(後方保護の時間が同じ)、例え
ば入力するPCM信号の誤り率が劣化した時は上記の様
に擬似同期検出回路は誤動作を生じ、真の同期状態にあ
る主同期カウンタに擬似同期状態にある副同期カウンタ
よりのタイミングが書込まれ、擬似同期状態になると云
う問題点があった。
同じになっているので(後方保護の時間が同じ)、例え
ば入力するPCM信号の誤り率が劣化した時は上記の様
に擬似同期検出回路は誤動作を生じ、真の同期状態にあ
る主同期カウンタに擬似同期状態にある副同期カウンタ
よりのタイミングが書込まれ、擬似同期状態になると云
う問題点があった。
上記の問題点は同期パターンを検出する同期パターン検
出回路と、該同期パターン検出回路からの同期パターン
検出パルスを入力し、該パルスが所定の後方保護時間以
上正しく入力された時に同期状態になり、該パルスが所
定の前方保護時間以上正しく入力されなかった時に非同
期状態になる主同期カウンタ及び副同期カウンタと、主
同期カウンタの擬似同期を検出した時に副同期カウンタ
が同期状態になっていた場合に、主同期カウンタを副同
期カウンタのタイミングに変更する擬似同期検出回路と
を設け、少くとも該主同期カウンタの同期状態において
前記副同期カウンタの後方保護時間を前記主同期カウン
タの後方保護時間より長くした本発明のフレーム同期方
式により解決される。
出回路と、該同期パターン検出回路からの同期パターン
検出パルスを入力し、該パルスが所定の後方保護時間以
上正しく入力された時に同期状態になり、該パルスが所
定の前方保護時間以上正しく入力されなかった時に非同
期状態になる主同期カウンタ及び副同期カウンタと、主
同期カウンタの擬似同期を検出した時に副同期カウンタ
が同期状態になっていた場合に、主同期カウンタを副同
期カウンタのタイミングに変更する擬似同期検出回路と
を設け、少くとも該主同期カウンタの同期状態において
前記副同期カウンタの後方保護時間を前記主同期カウン
タの後方保護時間より長くした本発明のフレーム同期方
式により解決される。
本発明は副同期カウンタの後方保護の段数を主同期カウ
ンタのそれよりも長くする事により、副同期カウンタが
PCM信号中の後方保護時間よりも短い擬似同期パター
ンに引込まれることを防止した。
ンタのそれよりも長くする事により、副同期カウンタが
PCM信号中の後方保護時間よりも短い擬似同期パター
ンに引込まれることを防止した。
即ち、主同期カウンタが真の同期状態にある時、誤り率
の劣化によって擬似同期検出部が擬似同期であると誤認
しても、主同期カウンタに副同期カウンタから誤ったタ
イミングが書込まれず、誤り率の劣化による誤動作の防
止が行われる。
の劣化によって擬似同期検出部が擬似同期であると誤認
しても、主同期カウンタに副同期カウンタから誤ったタ
イミングが書込まれず、誤り率の劣化による誤動作の防
止が行われる。
そこで、安定なフレーム同期が確立する。
以下図示実施例により本発明の要旨は具体的に説明す
る。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
る。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第1図は本発明の一実施例のブロック図を、第2図はタ
イムチャートを示す。
イムチャートを示す。
図に示す様に、後方保護の段数が2段の主同期カウンタ
に対して副同期カウンタは後方保護設定信号により2
段、3段と切替えられる様になっているが、第2図を参
照しながら第1図に示す副同期カウンタの動作を説明す
る。
に対して副同期カウンタは後方保護設定信号により2
段、3段と切替えられる様になっているが、第2図を参
照しながら第1図に示す副同期カウンタの動作を説明す
る。
図において、クロックがM進カウンタ10と6進カウ
ンタ13に、検出パルスと後方保護設定信号がゲー
ト回路部14に加えられる。
ンタ13に、検出パルスと後方保護設定信号がゲー
ト回路部14に加えられる。
(1) フレーム同期が確立していると、6進カウンタ1
3の出力が1になる。そして、M進カウンタ10の出
力がMの時に、 ・検出パルスが入力すると、6進カウンタ13の出力
は1のままで、同期状態を維持する。
3の出力が1になる。そして、M進カウンタ10の出
力がMの時に、 ・検出パルスが入力すると、6進カウンタ13の出力
は1のままで、同期状態を維持する。
・検出パルスが入力しないと、6進カウンタ13の出
力は2となり前方保護の状態になる。
力は2となり前方保護の状態になる。
・検出パルスが3回以上連続して入力しないと、6進
カウンタ13の出力は4となりハンチングの状態とな
る。この状態では、M進カウンタ10の出力はMに固定
される。
カウンタ13の出力は4となりハンチングの状態とな
る。この状態では、M進カウンタ10の出力はMに固定
される。
(2) ハンチングの状態では、検出パルスが入力する
とM進カウンタ10の出力は1の状態となり、6進カ
ウンタ13の出力は5になり後方保護の状態に入る。
とM進カウンタ10の出力は1の状態となり、6進カ
ウンタ13の出力は5になり後方保護の状態に入る。
(3) 6進カウンタ13の出力が5で、M進カウンタ
10の出力がMの時に検出パルスが入力すると、 ・後方保護設定信号が0(保護段数2段)の場合、6
進カウンタ13の出力は1に、M進カウンタ10の出
力は1となり同期状態となる。
10の出力がMの時に検出パルスが入力すると、 ・後方保護設定信号が0(保護段数2段)の場合、6
進カウンタ13の出力は1に、M進カウンタ10の出
力は1となり同期状態となる。
・後方保護設定信号が1(保護段数3段)の場合、6
進カウンタ13の出力は6となり後方保護の状態のま
まである。
進カウンタ13の出力は6となり後方保護の状態のま
まである。
そして、検出パルスがその後、入力しなければ6進カ
ウンタ13の出力は4となり再びハンチングの状態と
なる。
ウンタ13の出力は4となり再びハンチングの状態と
なる。
しかし、検出パルスが入力すると6進カウンタ13の
出力は1となり同期状態となる。
出力は1となり同期状態となる。
2つのカウンタをこの様に動作させる為、ゲート回路部
14は,,,の信号を受け、〜の信号を出
力して下記の様な制御をしている。
14は,,,の信号を受け、〜の信号を出
力して下記の様な制御をしている。
(4) EN信号によってM進カウンタ10はハンチン
グ状態以外はカウンタ・アツプ動作をしている。
グ状態以外はカウンタ・アツプ動作をしている。
(5) 6進カウンタ13は信号で同期状態では常に1
に、信号でハンチング状態では常に4になる様に制御
される。
に、信号でハンチング状態では常に4になる様に制御
される。
又、EN信号によりM進カウンタ10の出力がMの
時のみカウント・アップする。
時のみカウント・アップする。
(6) 同期外れ信号は6進カウンタ13の出力が4,
5,6の時に出力される。
5,6の時に出力される。
(7) フレームパルスはM進カウンタ10の出力が
Mで、6進カウンタ13の出力が1〜3の時に出力さ
れる。
Mで、6進カウンタ13の出力が1〜3の時に出力さ
れる。
(8) 6進カウンタ13の出力が5、M進カウンタ1
0の出力ががM、検出パルスが1で、 ・後方保護設定信号が1の時は6進カウンタ13の出
力は5から6になる。
0の出力ががM、検出パルスが1で、 ・後方保護設定信号が1の時は6進カウンタ13の出
力は5から6になる。
・後方保護設定信号が0の時は6進カウンタ13の出
力は5から1になる。
力は5から1になる。
即ち、後方保護設定信号で6進カウンタ13は制御され
る。
る。
第3図は状態遷移図を示す。
図は検出パルスの値によってカウンタがどの様に動作す
るかを示すもので、入力クロックの1ビット毎に矢印の
方向に状態がずれる。
るかを示すもので、入力クロックの1ビット毎に矢印の
方向に状態がずれる。
尚、1.1〜1.Mは同期状態、2.1〜3.Mは前方
保護状態、4.Mはハンチング状態、5.1〜6.Mは
後方保護の状態をそれぞれ示す。
保護状態、4.Mはハンチング状態、5.1〜6.Mは
後方保護の状態をそれぞれ示す。
第4(a)は本発明の副同期カウンタを用いたフレーム同
期回路の検出パルスの検出状態図、第4図(b)及び(c)は
主同期カウンタ及び副同期カウンタの同期状態図を示
す。ここで、 A:真の同期パターンを検出した時の検出パルス B:擬似同期パターンを検出した時の検出パルス M:周期 で、主同期カウンタと副同期カウンタの後方保護段数は
2段と3段に設定されている。
期回路の検出パルスの検出状態図、第4図(b)及び(c)は
主同期カウンタ及び副同期カウンタの同期状態図を示
す。ここで、 A:真の同期パターンを検出した時の検出パルス B:擬似同期パターンを検出した時の検出パルス M:周期 で、主同期カウンタと副同期カウンタの後方保護段数は
2段と3段に設定されている。
図において、 (1) 主同期カウンタがAに同期しているので、副同期
カウンタはハンチングの状態にあり、入力されたBを検
出する。しかし、このBは2回しか連続しない為に後方
保護は終了せず、再びハンチングの状態になる。
カウンタはハンチングの状態にあり、入力されたBを検
出する。しかし、このBは2回しか連続しない為に後方
保護は終了せず、再びハンチングの状態になる。
(2) 主同期カウンタはAに同期しているので副同期カ
ウンタはAのタイミングで動作する事はできず、後方保
護、ハンチングの状態を繰返し同期に入る確率は低い。
ウンタはAのタイミングで動作する事はできず、後方保
護、ハンチングの状態を繰返し同期に入る確率は低い。
(3) 副同期カウンタが同期状態に入る確率が低いの
で、主同期カウンタの同期状態を維持する確率は高くな
る。
で、主同期カウンタの同期状態を維持する確率は高くな
る。
尚、アンド回路7の部分がなくて主同期カウンタ5のタ
イミングで擬似同期を検出した時のみ副同期カウンタを
動作させる回路の場合でも、副同期カウンタの後方保護
の段数(後方保護の時間と同じ)を主同期カウンタの後
方保護の段数より長くする事により擬似同期の防止が図
られる。
イミングで擬似同期を検出した時のみ副同期カウンタを
動作させる回路の場合でも、副同期カウンタの後方保護
の段数(後方保護の時間と同じ)を主同期カウンタの後
方保護の段数より長くする事により擬似同期の防止が図
られる。
以上説明した様に、副同期カウンタの後方保護の段数を
主同期カウンタのそれよりも大きくする事により、伝送
路で発生する誤り率の劣化による誤動作の確率を小さく
する事ができ、安定なフレーム同期が確立する。
主同期カウンタのそれよりも大きくする事により、伝送
路で発生する誤り率の劣化による誤動作の確率を小さく
する事ができ、安定なフレーム同期が確立する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、 第2図は第1図のタイムチャート、 第3図は第1図の状態遷移図、 第4図(a)は検出パルスの検出状態図、 第4図(b)及び(c)は主及び副同期カウンタの同期状態
図、 第5図はフレーム同期回路の原理的ブロック図、 第6図(a)は検出パルスの検出状態図、 第6図(b)は同期状態図、 第7図はフレーム同期回路のブロック図、 第8図は別のフレーム同期回路のブロック図、 第9図は従来例のブロック図、 第10図は第9図のタイムチャート、 第11図は第9図の状態遷移図を示す。 第12図(a)は検出パルスの検出状態図、 第12図(b)及び(c)は主及び副同期カウンタの同期状態
図を示す。 図において、 2は同期パターン検出部、 4は擬似同期検出部、 5は主同期カウンタ、 6は副同期カウンタ、 10はM進カウンタ、 11は5進カウンタ、 12,14はゲート回路、 13は6進カウンタを示す。 7及び8はアンド回路を示す。
図、 第5図はフレーム同期回路の原理的ブロック図、 第6図(a)は検出パルスの検出状態図、 第6図(b)は同期状態図、 第7図はフレーム同期回路のブロック図、 第8図は別のフレーム同期回路のブロック図、 第9図は従来例のブロック図、 第10図は第9図のタイムチャート、 第11図は第9図の状態遷移図を示す。 第12図(a)は検出パルスの検出状態図、 第12図(b)及び(c)は主及び副同期カウンタの同期状態
図を示す。 図において、 2は同期パターン検出部、 4は擬似同期検出部、 5は主同期カウンタ、 6は副同期カウンタ、 10はM進カウンタ、 11は5進カウンタ、 12,14はゲート回路、 13は6進カウンタを示す。 7及び8はアンド回路を示す。
フロントページの続き (72)発明者 大畑 道信 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 守屋 隆夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 国枝 俊成 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 鷲山 幾男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−183544(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】一定期間毎に同期パターンを伝送するディ
ジタル伝送方式の受信側において、 該同期パターンを検出する同期パターン検出回路と、 該同期パターン検出回路からの同期パターン検出パルス
を入力し、該パルスが所定の後方保護時間以上正しく入
力された時に同期状態になり、該パルスが所定の前方保
護時間以上正しく入力されなかった時に非同期状態にな
る主同期カウンタ及び副同期カウンタと、 主同期カウンタの擬似同期を検出した時に副同期カウン
タが同期状態になっていた場合に、主同期カウンタを副
同期カウンタのタイミングに変更する擬似同期検出回路
とを設け、 少なくとも該主同期カウンタの同期状態においては前記
副同期カウンタの後方保護時間が前記主同期カウンタの
後方保護時間より長いことを特徴とするフレーム同期方
式。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60188879A JPH0630479B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | フレ−ム同期方式 |
CA000514700A CA1269733A (en) | 1985-07-26 | 1986-07-25 | Digital signal transmission system having frame synchronization operation |
US06/889,375 US4849995A (en) | 1985-07-26 | 1986-07-25 | Digital signal transmission system having frame synchronization operation |
EP86110239A EP0212327B1 (en) | 1985-07-26 | 1986-07-25 | Digital signal transmission system having frame synchronization operation |
DE8686110239T DE3681767D1 (de) | 1985-07-26 | 1986-07-25 | Digitales signaluebertragungssystem mit rahmensynchronisationsbetrieb. |
KR1019860006119A KR910000696B1 (ko) | 1985-07-26 | 1986-07-26 | 프레임 동기동작을 갖는 디지탈신호 송신시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60188879A JPH0630479B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | フレ−ム同期方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248826A JPS6248826A (ja) | 1987-03-03 |
JPH0630479B2 true JPH0630479B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=16231478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60188879A Expired - Lifetime JPH0630479B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-08-28 | フレ−ム同期方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630479B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756870A (en) * | 1981-07-17 | 1982-04-05 | Ricoh Co Ltd | Magnetic brush development device |
JPH11239113A (ja) | 1998-02-24 | 1999-08-31 | Fujitsu Ltd | Sdh伝送方式における擬似同期防止方法並びに擬似同期防止式sdh伝送システム及び擬似同期防止式sdh伝送システムにおける送受信装置 |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP60188879A patent/JPH0630479B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248826A (ja) | 1987-03-03 |
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