JPH06259B2 - タブ供給装置 - Google Patents
タブ供給装置Info
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- JPH06259B2 JPH06259B2 JP17718886A JP17718886A JPH06259B2 JP H06259 B2 JPH06259 B2 JP H06259B2 JP 17718886 A JP17718886 A JP 17718886A JP 17718886 A JP17718886 A JP 17718886A JP H06259 B2 JPH06259 B2 JP H06259B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、缶容器のイージーオープン蓋(以下「EO
E」という)に取付けられるタブをタブストッカーから
EOE成形プレス装置に供給するためのタブ供給装置に
関する。
E」という)に取付けられるタブをタブストッカーから
EOE成形プレス装置に供給するためのタブ供給装置に
関する。
(従来の技術) EOEを製造する場合、EOE成形プレス装置上でベー
シックエンド(以下「エンド」という)を転送しなが
ら、このエンドにリべット、凹凸模様、スコア線、及び
タブカシメを順に施すもので、このエンドとタブとのタ
ブカシメ工程にタブを供給する手段としては、従来、次
の3通りのものが知られている。
シックエンド(以下「エンド」という)を転送しなが
ら、このエンドにリべット、凹凸模様、スコア線、及び
タブカシメを順に施すもので、このエンドとタブとのタ
ブカシメ工程にタブを供給する手段としては、従来、次
の3通りのものが知られている。
(a)帯状板材に成形したタブをそのままEOE成形プレ
ス装置のタブカシメ工程に導き、そこで帯状板材からタ
ブを打抜くと共に、同時にエンドに成形したリべットに
タブを嵌合してカシメるもの(実公昭59−8877号
公報参照)。
ス装置のタブカシメ工程に導き、そこで帯状板材からタ
ブを打抜くと共に、同時にエンドに成形したリべットに
タブを嵌合してカシメるもの(実公昭59−8877号
公報参照)。
(b)帯状板材に成形したタブを打抜き金型で打抜いたの
ち、これを所定の手段(例えばターレット装置等)でカ
シメ工程に送り込むもの(特開昭58−334号公報参
照)。
ち、これを所定の手段(例えばターレット装置等)でカ
シメ工程に送り込むもの(特開昭58−334号公報参
照)。
(c)タブを専用のタブ成形プレス装置で成形して個別に
打抜いたタブをタブ収納管に収納し、このタブ収納管ご
とEOE成形プレス装置に持って行き、そこでタブ収納
管内のタブを手作業でEOE成形プレス装置のタブ供給
樋に移し替えるようにしたもの。
打抜いたタブをタブ収納管に収納し、このタブ収納管ご
とEOE成形プレス装置に持って行き、そこでタブ収納
管内のタブを手作業でEOE成形プレス装置のタブ供給
樋に移し替えるようにしたもの。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前述した従来の(a)及び(b)にあっては、
タブの成形あるいはタブの打抜きがEOE成形プレス装
置内で行われるため、エンドの各加工工程でトラブルが
生じると、タブの成形や打抜き加工をも停止させる必要
があるし、逆にタブの成形や打抜き加工工程でトラブル
が生じると、エンドの各加工を停止しなくてはならず、
作業能率が低下してしまうという問題があつた。
タブの成形あるいはタブの打抜きがEOE成形プレス装
置内で行われるため、エンドの各加工工程でトラブルが
生じると、タブの成形や打抜き加工をも停止させる必要
があるし、逆にタブの成形や打抜き加工工程でトラブル
が生じると、エンドの各加工を停止しなくてはならず、
作業能率が低下してしまうという問題があつた。
又、従来の(c)にあっては、タブ収納管がタブを一列だ
け収納する単管構造に形成されているため、タブ収納管
をタブ供給樋に頻繁にセットして、その都度タブを移し
替えるといった煩雑な作業が必要となるし、又、タブ収
納管に収納したタブを手作業で押し出してタブ供給樋に
移し替えることになるため、その移し替え途中でタブが
反転することが多発し、EOE成形プレス装置へのタブ
供給に支障をきたすという問題があった。
け収納する単管構造に形成されているため、タブ収納管
をタブ供給樋に頻繁にセットして、その都度タブを移し
替えるといった煩雑な作業が必要となるし、又、タブ収
納管に収納したタブを手作業で押し出してタブ供給樋に
移し替えることになるため、その移し替え途中でタブが
反転することが多発し、EOE成形プレス装置へのタブ
供給に支障をきたすという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような従来の問題点を解決するために
なされたもので、そのために本発明のタブ供給装置で
は、下端がイージーオープン蓋成形プレス装置に接続さ
れ、1条又は一定ピッチで配設された複数条のタブガイ
ド溝を有するタブ供給樋と、前記タブ供給樋の上端に着
脱可能に接続され、かつ多数のタブを表裏及び方向を揃
えた積重ね状態で収納保持するタブ収納溝が形成され、
該タブ収納溝は、前記タブ収納樋のタブガイド溝の条数
よりも多い条数を有すると共に、タブガイド溝が複数条
のときには前記タブガイド溝の配設ピッチを正数で割り
切った配設ピッチで配設されたタブストッカーと、タブ
供給樋のタブガイド溝にタブ収納溝が一致した状態のタ
ブストッカーを、タブ収納溝の配設ピッチの正数倍毎に
タブ収納溝の延在方向と直行する方向に移動させる横送
り装置と、タブストッカーがタブ供給樋に接続した状態
で、タブガイド溝に一致したタブ収納溝内から積重ね状
態のタブを両端から挾んでタブガイド溝内に移動させる
タブ取り出し装置とを備えた構成とした。
なされたもので、そのために本発明のタブ供給装置で
は、下端がイージーオープン蓋成形プレス装置に接続さ
れ、1条又は一定ピッチで配設された複数条のタブガイ
ド溝を有するタブ供給樋と、前記タブ供給樋の上端に着
脱可能に接続され、かつ多数のタブを表裏及び方向を揃
えた積重ね状態で収納保持するタブ収納溝が形成され、
該タブ収納溝は、前記タブ収納樋のタブガイド溝の条数
よりも多い条数を有すると共に、タブガイド溝が複数条
のときには前記タブガイド溝の配設ピッチを正数で割り
切った配設ピッチで配設されたタブストッカーと、タブ
供給樋のタブガイド溝にタブ収納溝が一致した状態のタ
ブストッカーを、タブ収納溝の配設ピッチの正数倍毎に
タブ収納溝の延在方向と直行する方向に移動させる横送
り装置と、タブストッカーがタブ供給樋に接続した状態
で、タブガイド溝に一致したタブ収納溝内から積重ね状
態のタブを両端から挾んでタブガイド溝内に移動させる
タブ取り出し装置とを備えた構成とした。
(作用) 本発明のタブ供給装置では、タブストッカーに形成され
た複数条の各タブ収納溝に多数のタブが表裏及び方向が
揃えられた積重ね状態で収納されると、このタブストッ
カーを所定の搬送手段で搬送し、EOE成形プレス装置
に接続したタブ供給樋の上端に取付ける。
た複数条の各タブ収納溝に多数のタブが表裏及び方向が
揃えられた積重ね状態で収納されると、このタブストッ
カーを所定の搬送手段で搬送し、EOE成形プレス装置
に接続したタブ供給樋の上端に取付ける。
この取付け状態では、タブ供給樋のタブガイド溝にタブ
ストッカーの一部のタブ収納溝が一致する。次に、タブ
供給樋のタブガイド溝内に収納されていたタブの量が一
定レベルまで減少すると、タブ取り出し装置が作動し、
タブガイド溝に一致したタブストッカーのタブ収納溝内
から積重ね状態のタブを、その積重ね状態の両端を保持
してタブ供給樋のタブガイド溝内に移動させる。
ストッカーの一部のタブ収納溝が一致する。次に、タブ
供給樋のタブガイド溝内に収納されていたタブの量が一
定レベルまで減少すると、タブ取り出し装置が作動し、
タブガイド溝に一致したタブストッカーのタブ収納溝内
から積重ね状態のタブを、その積重ね状態の両端を保持
してタブ供給樋のタブガイド溝内に移動させる。
上述のようにしてタブストッカーの一部のタブ収納溝か
らタブをとりだしたのちは、横送り装置が作動し、タブ
ストッカーをタブ収納溝の延在方向と直行する方向に所
定のピッチだけ移動させ、次のタブ収納溝をタブガイド
溝に一致させ、以後は上述同様の動作を繰返しながら全
てのタブ収納溝内からタブガイド溝内に積重ね状態のま
まタブを移動させることになる。
らタブをとりだしたのちは、横送り装置が作動し、タブ
ストッカーをタブ収納溝の延在方向と直行する方向に所
定のピッチだけ移動させ、次のタブ収納溝をタブガイド
溝に一致させ、以後は上述同様の動作を繰返しながら全
てのタブ収納溝内からタブガイド溝内に積重ね状態のま
まタブを移動させることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
本実施例のタブ供給装置Aは、第1図に示すように、タ
ブ供給樋1、タブストッカー2、横送り装置3、タブ取
り出し装置4を主な構成として備えている。
ブ供給樋1、タブストッカー2、横送り装置3、タブ取
り出し装置4を主な構成として備えている。
タブ供給樋1は、タブストッカー2内に収納保持された
タブTをEOE成形プレス装置5まで導くためのシェー
ト部材となるもので、本実施例では、EOE成形プレス
装置5のタブカシメ工程が2個所に設けられたことに対
応した2条のタブガイド溝11,11が形成され、かつ
上端面にはタブガイド溝11,11の配設ピッチP1と
同ピッチでタブストッカー2の位置決め手段となる2個
の位置決めピン12,12が突設され、そして、各タブ
ガイド溝11は、溝開口部13が上面に開口すると共
に、タブTの表面形状に略一致した溝断面形状に形成さ
れ、かつ基端となる上端から下向き傾斜方向(約45
°)に伸びたのちEOE成形プレス装置5におけるカシ
メ工程近傍の直上で垂直下方に伸びる状態に延在されて
いる。
タブTをEOE成形プレス装置5まで導くためのシェー
ト部材となるもので、本実施例では、EOE成形プレス
装置5のタブカシメ工程が2個所に設けられたことに対
応した2条のタブガイド溝11,11が形成され、かつ
上端面にはタブガイド溝11,11の配設ピッチP1と
同ピッチでタブストッカー2の位置決め手段となる2個
の位置決めピン12,12が突設され、そして、各タブ
ガイド溝11は、溝開口部13が上面に開口すると共
に、タブTの表面形状に略一致した溝断面形状に形成さ
れ、かつ基端となる上端から下向き傾斜方向(約45
°)に伸びたのちEOE成形プレス装置5におけるカシ
メ工程近傍の直上で垂直下方に伸びる状態に延在されて
いる。
タブストッカー2は、第2図、第3図に示すように、本
体となる台板21が合成樹脂により略長方形状に形成さ
れ、かつ前記タブ供給樋1のタブガイド溝11,11の
6倍の条数である12条のタブ収納溝22が形成される
と共に、各タブ収納溝22はタブガイド溝11,11の
配設ピッチP1の6分の1の配設ピッチP2で配設さて
いる。前記各タブ収納溝22は、多数のタブTを表裏及
び方向を揃えた積重ね状態で収納保持するところで、溝
条開口部23が台板21の上面に開口すると共に、タブ
Tの平面形状に略一致した溝断面形状に形成され、かつ
一端口がタブ供給樋1のタブガイド溝11に符号する接
続口24として台板21の一端面に開口され、他端はエ
ンド部材25によって閉鎖されるとともに、該エンド部
材25にはスプリング26により溝長手方向に弾性支持
された受け部材27が設けられている。
体となる台板21が合成樹脂により略長方形状に形成さ
れ、かつ前記タブ供給樋1のタブガイド溝11,11の
6倍の条数である12条のタブ収納溝22が形成される
と共に、各タブ収納溝22はタブガイド溝11,11の
配設ピッチP1の6分の1の配設ピッチP2で配設さて
いる。前記各タブ収納溝22は、多数のタブTを表裏及
び方向を揃えた積重ね状態で収納保持するところで、溝
条開口部23が台板21の上面に開口すると共に、タブ
Tの平面形状に略一致した溝断面形状に形成され、かつ
一端口がタブ供給樋1のタブガイド溝11に符号する接
続口24として台板21の一端面に開口され、他端はエ
ンド部材25によって閉鎖されるとともに、該エンド部
材25にはスプリング26により溝長手方向に弾性支持
された受け部材27が設けられている。
又、このタブ収納溝22には、接続口24側の溝内面に
係止手段としてのチェックボール28が設けられ、この
チェックボール28は、タブ収納溝22内に収納したタ
ブTを係脱可能に保持して、該タブ収納溝22からのタ
ブTの脱落を防止する。
係止手段としてのチェックボール28が設けられ、この
チェックボール28は、タブ収納溝22内に収納したタ
ブTを係脱可能に保持して、該タブ収納溝22からのタ
ブTの脱落を防止する。
又、このタブストッカー2は、前記タブ供給樋1の上端
に対して着脱可能に取付けられるもので、その位置決め
手段として台板21の接続側端面にタブ収納溝22の並
列ピッチP2と同ピッチで12個の位置決め穴29が形
成されている。
に対して着脱可能に取付けられるもので、その位置決め
手段として台板21の接続側端面にタブ収納溝22の並
列ピッチP2と同ピッチで12個の位置決め穴29が形
成されている。
尚、第1図中6で示すものは、セット装置で、タブスト
ッカー2の載置用フレーム61と、該載置用フレーム6
1を水平位置と傾斜位置との間で昇降させるリフトアッ
プシリンダ62と、先端にクランプ63を有するホール
ドシリンダ64とをそれぞれ備え、水平位置にある載置
用フレーム61上にタブストッカー2を載置し、この状
態でホールドシリンダ64のクランプ63によりタブス
トッカー2のエンド部材25を把持したのち、リフトア
ップシリンダ62で載置フレーム61を傾斜位置に上昇
させてタブストッカー2を傾斜状態に持ち上げ、次に、
ホールドシリンダ64によりタブストッカー2を載置用
フレーム61上で下方に移動させながら位置決め穴29
を位置決めピン12に嵌合することにより、タブストッ
カー2をタブ供給樋1の先端に位置決めセットするもの
である。横送り装置3は、前記セット装置6の載置用フ
レーム61上において、ホールドシリンダ64を伴いな
がらタブストッカー2をタブ収納溝22の配設ピッチP
2毎にタブ収納溝22の延在方向と直交する方向(横方
向)に移動させるもので、載置用フレーム61上に駆動
モータ31により回動する送りネジ棒32が横方向に軸
架され、該送りネジ棒32上に設けた支持フレーム33
にホールドシリンダ64が支持された構造となってい
る。
ッカー2の載置用フレーム61と、該載置用フレーム6
1を水平位置と傾斜位置との間で昇降させるリフトアッ
プシリンダ62と、先端にクランプ63を有するホール
ドシリンダ64とをそれぞれ備え、水平位置にある載置
用フレーム61上にタブストッカー2を載置し、この状
態でホールドシリンダ64のクランプ63によりタブス
トッカー2のエンド部材25を把持したのち、リフトア
ップシリンダ62で載置フレーム61を傾斜位置に上昇
させてタブストッカー2を傾斜状態に持ち上げ、次に、
ホールドシリンダ64によりタブストッカー2を載置用
フレーム61上で下方に移動させながら位置決め穴29
を位置決めピン12に嵌合することにより、タブストッ
カー2をタブ供給樋1の先端に位置決めセットするもの
である。横送り装置3は、前記セット装置6の載置用フ
レーム61上において、ホールドシリンダ64を伴いな
がらタブストッカー2をタブ収納溝22の配設ピッチP
2毎にタブ収納溝22の延在方向と直交する方向(横方
向)に移動させるもので、載置用フレーム61上に駆動
モータ31により回動する送りネジ棒32が横方向に軸
架され、該送りネジ棒32上に設けた支持フレーム33
にホールドシリンダ64が支持された構造となってい
る。
タブ取り出し装置4は、タブストッカー2のタブ収納溝
22内からタブTを積重ね状態のままでタブ案内樋1の
タブガイド溝11内に移動させるための手段となる。
22内からタブTを積重ね状態のままでタブ案内樋1の
タブガイド溝11内に移動させるための手段となる。
このタブ取り出し装置4は、タブストッカー2からタブ
案内樋1に跨る状態に、駆動モータ41により回動する
送りネジ棒42がタブ案内樋1の傾斜方向に沿って軸架
され、該送りネジ棒42上に設けた可動フレーム43
に、傾斜方向と直交する方向に進退する前シリンダ44
と後シリンダ45とが設けられ、該前シリンダ44及び
後シリンダ45にそれぞれ前記タブストッカー2の各タ
ブ収納溝22及びタブ案内樋1の各タブガイド溝11内
に介入する保持片46,47が取付けられた構造となっ
ている。
案内樋1に跨る状態に、駆動モータ41により回動する
送りネジ棒42がタブ案内樋1の傾斜方向に沿って軸架
され、該送りネジ棒42上に設けた可動フレーム43
に、傾斜方向と直交する方向に進退する前シリンダ44
と後シリンダ45とが設けられ、該前シリンダ44及び
後シリンダ45にそれぞれ前記タブストッカー2の各タ
ブ収納溝22及びタブ案内樋1の各タブガイド溝11内
に介入する保持片46,47が取付けられた構造となっ
ている。
尚、7はタブ押え装置で、タブ取り出し装置4によりタ
ブストッカー2からタブガイド溝11内に取り出された
タブTの上端のタブTを、タブTの減少に伴う移動に合
わせながら押えておくためのもので、それぞれのタブガ
イド溝11,11に沿って駆動モータ71により回動さ
れる左右一対の送りネジ棒72,73が軸架され、該送
りネジ棒72,73上に設けた可動フレーム74,75
に押え片76,77が設けられ、かつ該押え片76,7
7は、ガイド溝11内に介入する下向き位置と、ガイド
溝11から外れる横向き位置との90°範囲で回動可能
に支持されている。
ブストッカー2からタブガイド溝11内に取り出された
タブTの上端のタブTを、タブTの減少に伴う移動に合
わせながら押えておくためのもので、それぞれのタブガ
イド溝11,11に沿って駆動モータ71により回動さ
れる左右一対の送りネジ棒72,73が軸架され、該送
りネジ棒72,73上に設けた可動フレーム74,75
に押え片76,77が設けられ、かつ該押え片76,7
7は、ガイド溝11内に介入する下向き位置と、ガイド
溝11から外れる横向き位置との90°範囲で回動可能
に支持されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
タブ成形プレス装置(図示せず)で打抜かれた多数のタ
ブTは、所定の収納手段によってタブストッカー2の各
タブ収納溝22内に、表裏及び方向を揃えた積重ね状態
で収納され、その収納状態は係止手段としてのチェック
ボール28によって保持される。
ブTは、所定の収納手段によってタブストッカー2の各
タブ収納溝22内に、表裏及び方向を揃えた積重ね状態
で収納され、その収納状態は係止手段としてのチェック
ボール28によって保持される。
そして、上述のようにしてタブTを収納したタブストッ
カー2を、セット装置6によりタブ供給樋1の上端に接
続するもので、このタブ供給樋1との接続に際し、まず
タブ案内樋1の上端面に突設した2個の位置決めピン1
2,12にタブストッカー2に形成した12個のうちの
端から1番目と7番目の2個の位置決め穴29,29を
嵌合して12条のタブ収納溝22のうちの端から1番目
と7番目の2個のタブ収納溝22,22を2条のタブガ
イド溝11,11に符合させる。
カー2を、セット装置6によりタブ供給樋1の上端に接
続するもので、このタブ供給樋1との接続に際し、まず
タブ案内樋1の上端面に突設した2個の位置決めピン1
2,12にタブストッカー2に形成した12個のうちの
端から1番目と7番目の2個の位置決め穴29,29を
嵌合して12条のタブ収納溝22のうちの端から1番目
と7番目の2個のタブ収納溝22,22を2条のタブガ
イド溝11,11に符合させる。
次に、タブガイド溝11内のタブTがEOE成形プレス
装置5に供給されていくことに伴うタブTの減少によっ
て、タブガイド溝11内の上端のタブTのレベルが一定
位置まで下がると、これがリミットスイッチで検出さ
れ、タブ取り出し装置4が作動し、タブストッカー2の
タブ収納溝22内からタブTをタブ案内樋1のタブガイ
ド溝11内に移動させるもので、このとき、タブ収納溝
22内に積重ねられたタブTは、保持片46,47によ
って上下両端のタブTが保持された状態で取り出され
る。
装置5に供給されていくことに伴うタブTの減少によっ
て、タブガイド溝11内の上端のタブTのレベルが一定
位置まで下がると、これがリミットスイッチで検出さ
れ、タブ取り出し装置4が作動し、タブストッカー2の
タブ収納溝22内からタブTをタブ案内樋1のタブガイ
ド溝11内に移動させるもので、このとき、タブ収納溝
22内に積重ねられたタブTは、保持片46,47によ
って上下両端のタブTが保持された状態で取り出され
る。
上述のようにしてタブストッカー2の2条のタブ収納溝
22,22からタブTがタブガイド溝11,11内に取
り出されたのちは、横送り装置3が作動し、タブストッ
カー2を1ピッチ横方向に移動させてタブ案内樋1の位
置決めピン12,12に、端から2番目と8番目の位置
決め穴29,29を嵌合させて2番目と8番目のタブ収
納溝22,22をタブガイド溝11,11に符合させ、
以後は上述同様の動作を繰返しながら、タブストッカー
2の全てのタブ収納溝22からタブガイド溝11,11
にタブTを取り出して行くことになる。
22,22からタブTがタブガイド溝11,11内に取
り出されたのちは、横送り装置3が作動し、タブストッ
カー2を1ピッチ横方向に移動させてタブ案内樋1の位
置決めピン12,12に、端から2番目と8番目の位置
決め穴29,29を嵌合させて2番目と8番目のタブ収
納溝22,22をタブガイド溝11,11に符合させ、
以後は上述同様の動作を繰返しながら、タブストッカー
2の全てのタブ収納溝22からタブガイド溝11,11
にタブTを取り出して行くことになる。
尚、タブ取り出し装置4によってタブ収納溝22からタ
ブガイド溝11内にタブTが取り出されると、後側の保
持片47が外れた直後に押え装置7の一方の押え片76
が上端のタブを押えて保持すると共に、タブTの減少に
伴って押え片76も下方に移動しながらその押え状態を
保持するもので、このとき他方の押え片77は上端に移
動して次に取り出されるタブTを押えるために待機し、
この左右の押え片76,77を交互に作動させることに
より、間隔を置くことなく連続的にタブガイド溝11内
のタブTを押えて、タブTの反転を防止することにな
る。
ブガイド溝11内にタブTが取り出されると、後側の保
持片47が外れた直後に押え装置7の一方の押え片76
が上端のタブを押えて保持すると共に、タブTの減少に
伴って押え片76も下方に移動しながらその押え状態を
保持するもので、このとき他方の押え片77は上端に移
動して次に取り出されるタブTを押えるために待機し、
この左右の押え片76,77を交互に作動させることに
より、間隔を置くことなく連続的にタブガイド溝11内
のタブTを押えて、タブTの反転を防止することにな
る。
以上、本発明の実施例を図面により説明したが、本発明
の具体的な構成は前記実施例に限定されることはなく、
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発
明に含まれる。
の具体的な構成は前記実施例に限定されることはなく、
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発
明に含まれる。
例えば、タブ案内樋のタブガイド溝の条数は、1条でも
よいし複数条でもよく、又、タブストッカーのタブ収納
溝の条数は、タブガイド溝の条数よりも多い条数であれ
ばよい。
よいし複数条でもよく、又、タブストッカーのタブ収納
溝の条数は、タブガイド溝の条数よりも多い条数であれ
ばよい。
又、タブストッカーのタブ収納溝の配設ピッチは、タブ
ガイド溝が1条であれば任意の配設ピッチに設定できる
し、タブガイド溝が複数条であれば、そのタブガイド溝
の配設ピッチを正数で割り切った配設ピッチに設定す
る。
ガイド溝が1条であれば任意の配設ピッチに設定できる
し、タブガイド溝が複数条であれば、そのタブガイド溝
の配設ピッチを正数で割り切った配設ピッチに設定す
る。
又、横送り装置によるタブストッカーの横送り量もタブ
収納溝の配設ピッチの正数倍であればよい。
収納溝の配設ピッチの正数倍であればよい。
又、タブストッカーにタブを収納する手段については、
機械的な装置でもよいし、手作業でもよい。
機械的な装置でもよいし、手作業でもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のタブ収納装置にあっ
ては、タブ成形プレス装置で成形されたタブは一旦タブ
ストッカー内に収納され、このタブストッカーから本発
明装置によってEOE成形プレス装置に供給されること
になるので、従来のように、タブ成形時のトラブルによ
ってEOE成形プレス装置の作動を停止させたり、逆に
EOE成形プレス装置のトラブルでタブ成形プレス装置
を停止させる必要がなく、EOE成形プレス装置のEO
E成形能力とは関係なく独立にタブ成形ができて、タブ
成形の作業能率を大幅に向上させながらEOEプレス成
形加工の連続作業が可能になるという効果が得られる。
ては、タブ成形プレス装置で成形されたタブは一旦タブ
ストッカー内に収納され、このタブストッカーから本発
明装置によってEOE成形プレス装置に供給されること
になるので、従来のように、タブ成形時のトラブルによ
ってEOE成形プレス装置の作動を停止させたり、逆に
EOE成形プレス装置のトラブルでタブ成形プレス装置
を停止させる必要がなく、EOE成形プレス装置のEO
E成形能力とは関係なく独立にタブ成形ができて、タブ
成形の作業能率を大幅に向上させながらEOEプレス成
形加工の連続作業が可能になるという効果が得られる。
又、タブストッカーにタブ案内樋のタブガイド溝よりも
多い条数のタブ収納溝を形成し、横送り装置によってタ
ブストッカーを横方向に移動させながら各タブ収納溝か
らタブを取り出す構成としたので、タブストッカーのタ
ブ供給装置への搬送頻度が減少し、タブストッカーの保
有個数を少なくしながらもタブの連続供給ができる。
多い条数のタブ収納溝を形成し、横送り装置によってタ
ブストッカーを横方向に移動させながら各タブ収納溝か
らタブを取り出す構成としたので、タブストッカーのタ
ブ供給装置への搬送頻度が減少し、タブストッカーの保
有個数を少なくしながらもタブの連続供給ができる。
又、タブ取り出し装置によってタブストッカーからのタ
ブ取り出しが自動化できると共に、その取り出しが、積
重ね状態のタブの両端を保持した状態で行なわれること
から、タブのバラケや反転といった不具合を防止して整
然かつスムーズにタブの取り出しができるという効果が
得られる。
ブ取り出しが自動化できると共に、その取り出しが、積
重ね状態のタブの両端を保持した状態で行なわれること
から、タブのバラケや反転といった不具合を防止して整
然かつスムーズにタブの取り出しができるという効果が
得られる。
これらの効果によって、EOE成形プレス装置へのタブ
供給を、安定した状態で連続的に行なうことができる。
供給を、安定した状態で連続的に行なうことができる。
第1図は本発明実施例のタブ供給装置を示す説明側面
図、第2図タブストッカーの平面図、第3図は第2図I
−I断面図、第4図はタブ供給樋の断面図、第5図は実
施例の押え装置を示す説明図である。 A:タブ供給装置 T:タブ 1:タブ供給樋 11:タブガイド溝 2:タブストッカー 22:タブ収納溝 3:横送り装置 4:タブ取り出し装置 5:イージーオープン蓋成形プレス装置。
図、第2図タブストッカーの平面図、第3図は第2図I
−I断面図、第4図はタブ供給樋の断面図、第5図は実
施例の押え装置を示す説明図である。 A:タブ供給装置 T:タブ 1:タブ供給樋 11:タブガイド溝 2:タブストッカー 22:タブ収納溝 3:横送り装置 4:タブ取り出し装置 5:イージーオープン蓋成形プレス装置。
Claims (1)
- 【請求項1】下端がイージーオープン蓋成形プレス装置
に接続され、1条又は一定ピッチで配設された複数条の
タブガイド溝を有するタブ供給樋と、 前記タブ供給樋の上端に着脱可能に接続され、かつ多数
のタブを表裏及び方向を揃えた積重ね状態で収納保持す
るタブ収納溝が形成され、該タブ収納溝は、前記タブ収
納樋のタブガイド溝の条数よりも多い条数を有すると共
に、タブガイド溝が複数条のときには前記タブガイド溝
の配設ピッチを正数で割り切った配設ピッチで配設され
たタブストッカーと、 タブ供給樋のタブガイド溝にタブ収納溝が一致した状態
のタブストッカーを、タブ収納溝の配設ピッチの正数倍
毎にタブ収納溝の延在方向と直行する方向に移動させる
横送り装置と、 タブストッカーがタブ供給樋に接続した状態で、タブガ
イド溝に一致したタブ収納溝内から積重ね状態のタブを
両端から挾んでタブガイド溝内に移動させるタブ取り出
し装置とを備えたことを特徴とするタブ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17718886A JPH06259B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | タブ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17718886A JPH06259B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | タブ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6333130A JPS6333130A (ja) | 1988-02-12 |
JPH06259B2 true JPH06259B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16026714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17718886A Expired - Fee Related JPH06259B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | タブ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06259B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3261699B2 (ja) | 1995-10-03 | 2002-03-04 | セイコーエプソン株式会社 | アクティブマトリクス基板 |
US6039526A (en) * | 1998-05-11 | 2000-03-21 | Vanguard International Semiconductor Corporation | Automatic plug pulling machine for IC tubes |
CN109261841B (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-07 | 芜湖立新清洁用品有限公司 | 一种圆盖自动加工设备 |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP17718886A patent/JPH06259B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6333130A (ja) | 1988-02-12 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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