JPH06258934A - 弾性現像剤量規制ブレード部材及びその製造方法 - Google Patents
弾性現像剤量規制ブレード部材及びその製造方法Info
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- JPH06258934A JPH06258934A JP5072809A JP7280993A JPH06258934A JP H06258934 A JPH06258934 A JP H06258934A JP 5072809 A JP5072809 A JP 5072809A JP 7280993 A JP7280993 A JP 7280993A JP H06258934 A JPH06258934 A JP H06258934A
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- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的の一つは、平面度が良く、かつ
表面粗さが平滑な弾性ブレードの製造方法を提供するこ
とにある。 【構成】 遠心成形機11の駆動軸15に接続された回
転可能な円筒型12の内面に、予めゴム層の接着用の加
熱接着型の接着剤を塗布した圧力を規制する支持層4a
用の円筒状に巻いた板を密着させて円筒枠治具17にて
固定し、保温材13を備えた容器14に配置されたシー
ズヒーター16で所定温度、所定回転にて加熱回転し、
この回転中に予め二液を混合した、帯電層を構成するゴ
ム層4bとなる液状シリコーンゴム溶液を型12の端部
開口側から注入し、遠心成形を行う。この後、成形物を
円筒型より取り出し、支持層の繋ぎ目から切り離した成
形物を所定温度、所定時間で熱処理し、冷却後、切断機
にて所定寸法に切断する。
表面粗さが平滑な弾性ブレードの製造方法を提供するこ
とにある。 【構成】 遠心成形機11の駆動軸15に接続された回
転可能な円筒型12の内面に、予めゴム層の接着用の加
熱接着型の接着剤を塗布した圧力を規制する支持層4a
用の円筒状に巻いた板を密着させて円筒枠治具17にて
固定し、保温材13を備えた容器14に配置されたシー
ズヒーター16で所定温度、所定回転にて加熱回転し、
この回転中に予め二液を混合した、帯電層を構成するゴ
ム層4bとなる液状シリコーンゴム溶液を型12の端部
開口側から注入し、遠心成形を行う。この後、成形物を
円筒型より取り出し、支持層の繋ぎ目から切り離した成
形物を所定温度、所定時間で熱処理し、冷却後、切断機
にて所定寸法に切断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成した
静電潜像を現像剤して可視化するのに使用する現像装
置、特にキャリアを含まない一成分現像を用いて現像す
る現像装置に使用する現像量規制ブレード部材及びその
製造方法に関するものである。
静電潜像を現像剤して可視化するのに使用する現像装
置、特にキャリアを含まない一成分現像を用いて現像す
る現像装置に使用する現像量規制ブレード部材及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の現像装置としては、図4に示すよ
うに、電子写真感光体1に微小間隔を設けて、現像容器
2に現像剤担持部材3(以下、現像スリーブとする)を
取り付け、該現像スリーブ3に弾性現像量規制ブレード
4(以下、弾性ブレードとする)、及び、弾性ローラ5
を当接させ、現像容器2内に一成分現像剤6(以下、ト
ナーとする)を収容したものが知られている。この現像
装置において、現像スリーブ3が現像部に担持搬送する
トナー6の層厚を薄層に規制する手段として、現像スリ
ーブ3にゴムまたは金属製の弾性ブレード5を当接さ
せ、この弾性ブレード5と現像スリーブ3との当接部の
間をトナー6を通過させて規制することにより、現像ス
リーブ3上にトナー6の薄膜を形成し、かつ当接部での
摩擦でトナー6に潜像を現像するための摩擦帯電(トリ
ボ)を付与させる方法等が採られている。
うに、電子写真感光体1に微小間隔を設けて、現像容器
2に現像剤担持部材3(以下、現像スリーブとする)を
取り付け、該現像スリーブ3に弾性現像量規制ブレード
4(以下、弾性ブレードとする)、及び、弾性ローラ5
を当接させ、現像容器2内に一成分現像剤6(以下、ト
ナーとする)を収容したものが知られている。この現像
装置において、現像スリーブ3が現像部に担持搬送する
トナー6の層厚を薄層に規制する手段として、現像スリ
ーブ3にゴムまたは金属製の弾性ブレード5を当接さ
せ、この弾性ブレード5と現像スリーブ3との当接部の
間をトナー6を通過させて規制することにより、現像ス
リーブ3上にトナー6の薄膜を形成し、かつ当接部での
摩擦でトナー6に潜像を現像するための摩擦帯電(トリ
ボ)を付与させる方法等が採られている。
【0003】現像スリーブ3上へのトナー6の薄層コー
トは、トナー6の粒子径分布が数μm〜十数μmの範囲
で存在するため、これら弾性ブレード4を用いた現像に
おいては、次の二つの要素が特に重要である。
トは、トナー6の粒子径分布が数μm〜十数μmの範囲
で存在するため、これら弾性ブレード4を用いた現像に
おいては、次の二つの要素が特に重要である。
【0004】第一は、弾性ブレード4を現像スリーブ3
表面の稜線部に均一に精度良く圧接させ、現像スリーブ
3と弾性ブレード4間に挟持されたトナー6を一様に摩
擦帯電させると同時に、現像スリーブ3上に均一な薄層
を形成させることが重要で、このために弾性ブレード4
の平面度の良いものが要求される。
表面の稜線部に均一に精度良く圧接させ、現像スリーブ
3と弾性ブレード4間に挟持されたトナー6を一様に摩
擦帯電させると同時に、現像スリーブ3上に均一な薄層
を形成させることが重要で、このために弾性ブレード4
の平面度の良いものが要求される。
【0005】第二は、現像スリーブ3上の薄層に部分的
な筋ムラを形成させないことが重要で、このために現像
スリーブ3上に圧接する弾性ブレード4の表面粗さが平
滑なものが要求される。
な筋ムラを形成させないことが重要で、このために現像
スリーブ3上に圧接する弾性ブレード4の表面粗さが平
滑なものが要求される。
【0006】これに対し、弾性ブレード4を金属製とし
た場合には、弾性率が高いため圧接条件に対する圧接力
の変動が大きく、設定圧の制御が難しい。さらに、剛体
であるためにスリーブ稜線方向に亘り均一な圧接が難し
く、部分的な圧接不良によるスリーブ上へのコートの筋
ムラ等が生じ易い。
た場合には、弾性率が高いため圧接条件に対する圧接力
の変動が大きく、設定圧の制御が難しい。さらに、剛体
であるためにスリーブ稜線方向に亘り均一な圧接が難し
く、部分的な圧接不良によるスリーブ上へのコートの筋
ムラ等が生じ易い。
【0007】一方、弾性ブレード4をゴム製とした場
合、特に、面粗さ及び精度の点から液状ウレタンゴムを
遠心成形にて成形したシートを用いた場合には、金属製
の弾性ブレードに比べ弾性率が低いため、圧接条件に対
する圧接力の変動が小さく設定圧の制御が容易にはなる
が、逆に柔らかいために現像スリーブ3に対する圧接位
置を設定するのが難しく、また長時間使用したときに、
ゴム内部の塑性変形に起因するクリープが発生し、設定
圧が小さくなり、現像効率に影響を及ぼす問題があっ
た。
合、特に、面粗さ及び精度の点から液状ウレタンゴムを
遠心成形にて成形したシートを用いた場合には、金属製
の弾性ブレードに比べ弾性率が低いため、圧接条件に対
する圧接力の変動が小さく設定圧の制御が容易にはなる
が、逆に柔らかいために現像スリーブ3に対する圧接位
置を設定するのが難しく、また長時間使用したときに、
ゴム内部の塑性変形に起因するクリープが発生し、設定
圧が小さくなり、現像効率に影響を及ぼす問題があっ
た。
【0008】そこで、図4に示すように、金属板4aに
ゴム4bを積層したものが提案されている。積層方法と
しては、予め成形したゴム片を接着剤を介して接着する
方法と、成形型内に予め金属片を装着配置し、そこに原
料ゴムを入れ、熱プレスで一体に熱成形する方法が用い
られている。
ゴム4bを積層したものが提案されている。積層方法と
しては、予め成形したゴム片を接着剤を介して接着する
方法と、成形型内に予め金属片を装着配置し、そこに原
料ゴムを入れ、熱プレスで一体に熱成形する方法が用い
られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように接着する方法によれば、平面度良く接着すること
がことが難しく、また熱プレスで一体に成形する方法に
よれば、金属片とゴム片の熱膨張率の差及び成形時の圧
力ばらつき等の影響で成形物に内部応力の歪みを生じ、
平面度が悪く均一な圧接が難しいという問題があった。
ように接着する方法によれば、平面度良く接着すること
がことが難しく、また熱プレスで一体に成形する方法に
よれば、金属片とゴム片の熱膨張率の差及び成形時の圧
力ばらつき等の影響で成形物に内部応力の歪みを生じ、
平面度が悪く均一な圧接が難しいという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記問題点を解決し、平
面度が良く、かつ表面粗さが平滑な弾性ブレードの製造
方法を提供し、トナーを一様に摩擦帯電させると同時
に、現像スリーブ上に均一な薄層を形成させ、かつ現像
スリーブ上の薄層に部分的な筋ムラを形成させることの
ない弾性ブレードを提供することにある。
面度が良く、かつ表面粗さが平滑な弾性ブレードの製造
方法を提供し、トナーを一様に摩擦帯電させると同時
に、現像スリーブ上に均一な薄層を形成させ、かつ現像
スリーブ上の薄層に部分的な筋ムラを形成させることの
ない弾性ブレードを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記目的のうち製造方法に関しては、現像剤収容容器内
の一成分現像剤を現像部に担持搬送する現像剤担持部材
表面に現像剤を介して圧接し、該表面に塗布される現像
剤の量を規制する弾性現像剤量規制ブレード部材であっ
て、弾性支持層上にゴム弾性層を有する弾性現像剤量規
制ブレード部材の製造方法において、円筒型内に弾性支
持層を配置して型面を形成し、該型面内に弾性層の液状
ゴムを注入し、遠心成形にて得られた円筒状成形体を、
所要寸法に切断して製造することにより達成される。
上記目的のうち製造方法に関しては、現像剤収容容器内
の一成分現像剤を現像部に担持搬送する現像剤担持部材
表面に現像剤を介して圧接し、該表面に塗布される現像
剤の量を規制する弾性現像剤量規制ブレード部材であっ
て、弾性支持層上にゴム弾性層を有する弾性現像剤量規
制ブレード部材の製造方法において、円筒型内に弾性支
持層を配置して型面を形成し、該型面内に弾性層の液状
ゴムを注入し、遠心成形にて得られた円筒状成形体を、
所要寸法に切断して製造することにより達成される。
【0012】また、本願第二発明によれば、上記目的の
うち弾性現像剤量規制ブレード部材に関しては、引張り
強さが15kg/mm2以上の樹脂板あるいは30kg
/mm2以上の金属板から成る支持層と、5000セン
チポアズ以下の液状ゴム原料から成るゴム弾性層とを用
い、上記製造方法により弾性現像剤量規制ブレード部材
を製造することにより達成される。
うち弾性現像剤量規制ブレード部材に関しては、引張り
強さが15kg/mm2以上の樹脂板あるいは30kg
/mm2以上の金属板から成る支持層と、5000セン
チポアズ以下の液状ゴム原料から成るゴム弾性層とを用
い、上記製造方法により弾性現像剤量規制ブレード部材
を製造することにより達成される。
【0013】
【作用】本願第一発明によれば、液状原料を液状段階で
遠心力にて円筒型内に円筒状に硬化させるため、弾性体
内部の歪みが無視できる程度に軽減され、一体に成形さ
れた円筒状成形物を切断してシート状にした際の平面度
が非常に良く確保できる。また、支持層を円筒型の内面
に配置するため、支持層そのものが型面となり離型剤に
汚染されることなく、強固な接着とムラの無いきれいな
成形面が得られる。特に圧延したり、延伸した支持層の
面粗さが鏡面のものを選択するとさらにきれいな面粗さ
の良好な成形物が得られ、該現像剤担持部材表面に圧接
する帯電量を規制する弾性層表面の粗さが平滑な弾性現
像剤量規制ブレード部材が容易に製造できる。
遠心力にて円筒型内に円筒状に硬化させるため、弾性体
内部の歪みが無視できる程度に軽減され、一体に成形さ
れた円筒状成形物を切断してシート状にした際の平面度
が非常に良く確保できる。また、支持層を円筒型の内面
に配置するため、支持層そのものが型面となり離型剤に
汚染されることなく、強固な接着とムラの無いきれいな
成形面が得られる。特に圧延したり、延伸した支持層の
面粗さが鏡面のものを選択するとさらにきれいな面粗さ
の良好な成形物が得られ、該現像剤担持部材表面に圧接
する帯電量を規制する弾性層表面の粗さが平滑な弾性現
像剤量規制ブレード部材が容易に製造できる。
【0014】また、本願第二発明によれば、引張り強さ
が15kg/mm2以上の樹脂板あるいは30kg/m
m2以上の金属板から成る支持層と、5000センチポ
アズ以下の液状ゴム原料から成るゴム弾性層とを用い、
上記製造方法により弾性現像剤量規制ブレード部材を製
造することにより、平面度及び表面粗さが最適な弾性現
像剤量規制ブレード部材が得られ、該弾性現像剤量規制
ブレード部材を用いることにより、現像剤を一様に摩擦
帯電させると同時に、現像剤担持部材上に現像剤の均一
な薄層を形成させ、かつ現像剤担持部材上の現像剤の薄
層に部分的な筋ムラを形成させることがない。
が15kg/mm2以上の樹脂板あるいは30kg/m
m2以上の金属板から成る支持層と、5000センチポ
アズ以下の液状ゴム原料から成るゴム弾性層とを用い、
上記製造方法により弾性現像剤量規制ブレード部材を製
造することにより、平面度及び表面粗さが最適な弾性現
像剤量規制ブレード部材が得られ、該弾性現像剤量規制
ブレード部材を用いることにより、現像剤を一様に摩擦
帯電させると同時に、現像剤担持部材上に現像剤の均一
な薄層を形成させ、かつ現像剤担持部材上の現像剤の薄
層に部分的な筋ムラを形成させることがない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0016】〈実施例1〉先ず、本発明の実施例1を図
1に基づいて説明する。図1は、本実施例の弾性ブレー
ドであり、支持層4aとしては、金属製の平板、例えば
ステンレススチール板(引張り強さ約110kg/mm
2)、リン青銅板(同約65kg/mm2)、アルミニウ
ム板(同約40kg/mm2)等の現像スリーブへの圧
接力制御上厚み20μmから500μmが良く、また樹
脂製の平板、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂板
(引張り強さ約20kg/mm2)、ポリカーボネート
樹脂板(同約10kg/mm2)、延伸ポリプロピレン
樹脂板(同約19kg/mm2)等のバネ性硬質弾性体
の厚み50μm〜100μmのものが良く、特に樹脂板
に関しては二軸遠心したクリープの小さいものがより良
い。
1に基づいて説明する。図1は、本実施例の弾性ブレー
ドであり、支持層4aとしては、金属製の平板、例えば
ステンレススチール板(引張り強さ約110kg/mm
2)、リン青銅板(同約65kg/mm2)、アルミニウ
ム板(同約40kg/mm2)等の現像スリーブへの圧
接力制御上厚み20μmから500μmが良く、また樹
脂製の平板、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂板
(引張り強さ約20kg/mm2)、ポリカーボネート
樹脂板(同約10kg/mm2)、延伸ポリプロピレン
樹脂板(同約19kg/mm2)等のバネ性硬質弾性体
の厚み50μm〜100μmのものが良く、特に樹脂板
に関しては二軸遠心したクリープの小さいものがより良
い。
【0017】また、弾性層4bのゴム材料としては、現
像ブレードとして帯電性を確保できるものであれば良
く、例えば液状ウレタンゴム、液状ニトリルブタジエン
ゴム、液状シリコーンゴム(LTV、RTV等)や、そ
れぞれの変性品、ブレンド品等のゴム弾性体が良い。ま
た、溶剤にて液粘度を調整したものは、成形時溶剤揮発
による問題があるため、遠心形成に適応できる室温で1
0000センチポイズ以下の粘度範囲のもので、好まし
くは、5000センチポイズ以下のものが遠心時の液流
れ性が良く厚み精度も良い。また、弾性ゴムの硬さとし
ては、JISA硬度で85度以下のものが良く、厚みと
しては0.1〜2mm位が良い。
像ブレードとして帯電性を確保できるものであれば良
く、例えば液状ウレタンゴム、液状ニトリルブタジエン
ゴム、液状シリコーンゴム(LTV、RTV等)や、そ
れぞれの変性品、ブレンド品等のゴム弾性体が良い。ま
た、溶剤にて液粘度を調整したものは、成形時溶剤揮発
による問題があるため、遠心形成に適応できる室温で1
0000センチポイズ以下の粘度範囲のもので、好まし
くは、5000センチポイズ以下のものが遠心時の液流
れ性が良く厚み精度も良い。また、弾性ゴムの硬さとし
ては、JISA硬度で85度以下のものが良く、厚みと
しては0.1〜2mm位が良い。
【0018】これら支持層と弾性層の組み合わせから得
られる弾性ブレードは、現像スリーブとの対向面の一部
が現像スリーブに面接触となるよう現像スリーブへ当接
しており、その当接圧はスリーブ母線方向の線圧で10
から100g/cmとなるように、支持層並びに弾性層
厚み、弾性ブレード幅、長さ、現像スリーブとの位置関
係を設定する。
られる弾性ブレードは、現像スリーブとの対向面の一部
が現像スリーブに面接触となるよう現像スリーブへ当接
しており、その当接圧はスリーブ母線方向の線圧で10
から100g/cmとなるように、支持層並びに弾性層
厚み、弾性ブレード幅、長さ、現像スリーブとの位置関
係を設定する。
【0019】本製造法の特徴は、上述した支持層を遠心
成形機の円筒型の内面に緊密に固定設置し、この内面に
液状ゴムを注入し遠心成形にて支持層と一体に成形した
ことにある。この方法によれば、次の利点がある。
成形機の円筒型の内面に緊密に固定設置し、この内面に
液状ゴムを注入し遠心成形にて支持層と一体に成形した
ことにある。この方法によれば、次の利点がある。
【0020】第一は、予め成形ゴム片を接着剤を介して
接着する方法で接着したものは、平面度良く接着するこ
とが難しく、また成形型内に予め金属片を装着配置し、
そこに原料ゴムを入れ熱プレスで一体に熱成形する方法
また熱プレスで一体に成形したものは、金属片とゴム片
の熱膨張率の差及び成形時の圧力ばらつき等の影響で成
形物に内部応力の歪みを生じ平面度が悪く問題があった
が、本製造方法によれば、液状原料を液状段階で遠心力
にて円筒型内に円筒状に硬化させるため、弾性体内部の
歪みが無視できる程度に軽減されるため、一体に成形さ
れた円筒状成形物を切断し、シート状にした際の平面度
が非常に良く確保できる。
接着する方法で接着したものは、平面度良く接着するこ
とが難しく、また成形型内に予め金属片を装着配置し、
そこに原料ゴムを入れ熱プレスで一体に熱成形する方法
また熱プレスで一体に成形したものは、金属片とゴム片
の熱膨張率の差及び成形時の圧力ばらつき等の影響で成
形物に内部応力の歪みを生じ平面度が悪く問題があった
が、本製造方法によれば、液状原料を液状段階で遠心力
にて円筒型内に円筒状に硬化させるため、弾性体内部の
歪みが無視できる程度に軽減されるため、一体に成形さ
れた円筒状成形物を切断し、シート状にした際の平面度
が非常に良く確保できる。
【0021】第二は、円筒型内に液状ゴムを直接注入し
て成形するゴム板の遠心成形においては、円筒型とゴム
が接着するのを防止するために離型剤を円筒型内面に塗
布する必要がある。このために、成形物への離型剤の巻
き込みや、さらには円筒型の遠心方向とは別に離型剤面
で液状ゴムがゴム厚み方向に回転対流を生じ成形面に面
粗さを悪くするムラを生じ易いという問題があったが、
本製造方法によれば、支持層を円筒型の内面に配置する
ため、支持層そのものが型面となり離型剤に汚染される
こと無く、強固な接着とムラの無いきれいな成形面が得
られる。特に圧延したり、延伸した支持層の面粗さが鏡
面のものを選択すると、さらにきれいな面粗さの良好な
成形物が得られ、該現像剤担持部材表面に圧接する帯電
量を規制する弾性層表面の粗さが、Rmaxで1μm以
下の弾性現像剤量規制ブレードが容易に製造でき、さら
には0.5μm以下のものがより好ましい。
て成形するゴム板の遠心成形においては、円筒型とゴム
が接着するのを防止するために離型剤を円筒型内面に塗
布する必要がある。このために、成形物への離型剤の巻
き込みや、さらには円筒型の遠心方向とは別に離型剤面
で液状ゴムがゴム厚み方向に回転対流を生じ成形面に面
粗さを悪くするムラを生じ易いという問題があったが、
本製造方法によれば、支持層を円筒型の内面に配置する
ため、支持層そのものが型面となり離型剤に汚染される
こと無く、強固な接着とムラの無いきれいな成形面が得
られる。特に圧延したり、延伸した支持層の面粗さが鏡
面のものを選択すると、さらにきれいな面粗さの良好な
成形物が得られ、該現像剤担持部材表面に圧接する帯電
量を規制する弾性層表面の粗さが、Rmaxで1μm以
下の弾性現像剤量規制ブレードが容易に製造でき、さら
には0.5μm以下のものがより好ましい。
【0022】遠心成形においては、成形時加熱硬化させ
ることも可能で、また支持層と弾性層の接合にはプライ
マーと呼ばれる加熱接着型の接着型を支持層に塗布すれ
ばさら強固な接着も得られる。
ることも可能で、また支持層と弾性層の接合にはプライ
マーと呼ばれる加熱接着型の接着型を支持層に塗布すれ
ばさら強固な接着も得られる。
【0023】支持層の円筒体への固定は、支持層シート
を円筒状に丸め、繋ぎ目を治具にて固定し、治具ごと円
筒体に装着固定し遠心成形することにより成形できる。
を円筒状に丸め、繋ぎ目を治具にて固定し、治具ごと円
筒体に装着固定し遠心成形することにより成形できる。
【0024】支持層と弾性層を一体に成形した成形物を
切断する方法は、シャーリング方式の上下に切断刃を有
した切断機にて寸法精度良く切断できる。
切断する方法は、シャーリング方式の上下に切断刃を有
した切断機にて寸法精度良く切断できる。
【0025】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を図
2及び図3に基づいて説明する。なお、実施例1との共
通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
2及び図3に基づいて説明する。なお、実施例1との共
通箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0026】本実施例は、製造方法及び材質等が異なる
複数の弾性ブレードを用意し、各弾性ブレードの性能比
較を行ったものである。
複数の弾性ブレードを用意し、各弾性ブレードの性能比
較を行ったものである。
【0027】先ず、各サンプルについて説明する。
【0028】(サンプル1:本発明によるもの)図3に
示す遠心成形機11の駆動軸15に接続された回転可能
な円筒型12の内面に、予め下記ゴム層の接着用の加熱
接着型の接着剤を塗布した圧力を規制する支持層4a
(SUS304−H、厚み60μm、引張り強さ110
kg/mm2;JIS−Z2241/JIS−Z220
1−5号)用の円筒状に巻いた板を密着させて円筒枠治
具17にて固定し、保温材13を備えた容器14に配置
されたシーズヒーター16で100℃、800rpmに
加熱回転し、この回転中に予め二液を混合した、帯電層
を構成するゴム層4bとなる液状シリコーンゴム溶液
(東芝シリコーン、TSE−3032;4000センチ
ポイズ)を型12の端部開口側から注入し、遠心成形を
20分行った。この後、成形物を円筒型より取り出し、
支持層の繋ぎ目から切り離した成形物を200℃4時間
熱処理した。冷却後、切断機にて図2の所定寸法に切断
した。
示す遠心成形機11の駆動軸15に接続された回転可能
な円筒型12の内面に、予め下記ゴム層の接着用の加熱
接着型の接着剤を塗布した圧力を規制する支持層4a
(SUS304−H、厚み60μm、引張り強さ110
kg/mm2;JIS−Z2241/JIS−Z220
1−5号)用の円筒状に巻いた板を密着させて円筒枠治
具17にて固定し、保温材13を備えた容器14に配置
されたシーズヒーター16で100℃、800rpmに
加熱回転し、この回転中に予め二液を混合した、帯電層
を構成するゴム層4bとなる液状シリコーンゴム溶液
(東芝シリコーン、TSE−3032;4000センチ
ポイズ)を型12の端部開口側から注入し、遠心成形を
20分行った。この後、成形物を円筒型より取り出し、
支持層の繋ぎ目から切り離した成形物を200℃4時間
熱処理した。冷却後、切断機にて図2の所定寸法に切断
した。
【0029】(サンプル2:本発明によるもの)遠心成
形機の円筒型内面に、予め接着剤を塗布した支持層(S
US304−H、厚み60μm、引張り強さ110kg
/mm2;JIS−Z2241/JIS−Z2201−
5号)の板を円筒枠治具に固定し、130℃、800r
pmに加熱回転し、予め二液を混合した液状ウレタン溶
液(日本ポリウレタン工業、エチレンアジぺート系ポリ
エステル−MDIプレポリマーNCO6.3%+硬化剤
ブタンジオール+TMP;1700センチポイズ/75
℃)を注入し、遠心成形を20分行った。この後、成形
物を円筒型より取り出し、支持層の繋ぎ目から切り離し
た成形物を130℃4時間熱処理した。冷却後、切断機
にて所定寸法に切断した。
形機の円筒型内面に、予め接着剤を塗布した支持層(S
US304−H、厚み60μm、引張り強さ110kg
/mm2;JIS−Z2241/JIS−Z2201−
5号)の板を円筒枠治具に固定し、130℃、800r
pmに加熱回転し、予め二液を混合した液状ウレタン溶
液(日本ポリウレタン工業、エチレンアジぺート系ポリ
エステル−MDIプレポリマーNCO6.3%+硬化剤
ブタンジオール+TMP;1700センチポイズ/75
℃)を注入し、遠心成形を20分行った。この後、成形
物を円筒型より取り出し、支持層の繋ぎ目から切り離し
た成形物を130℃4時間熱処理した。冷却後、切断機
にて所定寸法に切断した。
【0030】(サンプル3:本発明によるもの)遠心成
形機の円筒型内面に、予め接着剤を塗布した支持層(二
軸遠心PET、厚み188μm、ルミラー(東レ)、引
張り強さ19kg/mm2;JISC2318−72)
の板を円筒枠治具に固定し、130℃、800rpmに
加熱回転し、予め二液を混合した液状ウレタン溶液(日
本ポリウレタン工業、エチレンアジぺート系ポリエステ
ル−MDIプレポリマーNCO6.3%+硬化剤ブタン
ジオール+TMP;1700センチポイズ/75℃)を
注入し、遠心成形を20分行った。この後、成形物を円
筒型より取り出し、支持層の繋ぎ目から切り離した成形
物を130℃4時間熱処理した。冷却後、切断機にて所
定寸法に切断した。
形機の円筒型内面に、予め接着剤を塗布した支持層(二
軸遠心PET、厚み188μm、ルミラー(東レ)、引
張り強さ19kg/mm2;JISC2318−72)
の板を円筒枠治具に固定し、130℃、800rpmに
加熱回転し、予め二液を混合した液状ウレタン溶液(日
本ポリウレタン工業、エチレンアジぺート系ポリエステ
ル−MDIプレポリマーNCO6.3%+硬化剤ブタン
ジオール+TMP;1700センチポイズ/75℃)を
注入し、遠心成形を20分行った。この後、成形物を円
筒型より取り出し、支持層の繋ぎ目から切り離した成形
物を130℃4時間熱処理した。冷却後、切断機にて所
定寸法に切断した。
【0031】(サンプル4:従来の方法によるもの)予
め接着剤を塗布した支持層(SUS304−H、厚み6
0μm、引張り強さ110kg/mm2;JIS−Z2
241/JIS−Z2201−5号)の板を、熱プレス
成形機の平板成形用の型に装着し、予め過酸化物硬化剤
を練り込んだ高温加硫型のミラブルシリコーン(東レダ
ウコーニングシリコーン、SE4706U)を所定量型
に入れ、成形を160℃で30分行った。この後、成形
物を型より取り出し、200℃4時間熱処理した。冷却
後、切断機にて所定寸法に切断した。
め接着剤を塗布した支持層(SUS304−H、厚み6
0μm、引張り強さ110kg/mm2;JIS−Z2
241/JIS−Z2201−5号)の板を、熱プレス
成形機の平板成形用の型に装着し、予め過酸化物硬化剤
を練り込んだ高温加硫型のミラブルシリコーン(東レダ
ウコーニングシリコーン、SE4706U)を所定量型
に入れ、成形を160℃で30分行った。この後、成形
物を型より取り出し、200℃4時間熱処理した。冷却
後、切断機にて所定寸法に切断した。
【0032】(サンプル5:従来の方法によるもの)遠
心成形機の円筒型内面にシリコーン系の離型剤を塗布
し、130℃、800rpmに加熱回転し、予め二液を
混合した液状ウレタン溶液(日本ポリウレタン工業、エ
チレンアジぺート系ポリエステル−MDIプレポリマー
NCO6.3%+硬化剤ブタンジオール+TMP)を注
入し、遠心成形を20分行った。この後、成形物を円筒
型より取り出し、平板に切り離した成形物を130℃4
時間熱処理した。冷却後、切断機にて所定寸法に切断し
た。
心成形機の円筒型内面にシリコーン系の離型剤を塗布
し、130℃、800rpmに加熱回転し、予め二液を
混合した液状ウレタン溶液(日本ポリウレタン工業、エ
チレンアジぺート系ポリエステル−MDIプレポリマー
NCO6.3%+硬化剤ブタンジオール+TMP)を注
入し、遠心成形を20分行った。この後、成形物を円筒
型より取り出し、平板に切り離した成形物を130℃4
時間熱処理した。冷却後、切断機にて所定寸法に切断し
た。
【0033】次に、予め接着剤を塗布した支持層(SU
S304−H、厚み60μm、引張り強さ110kg/
mm2;JIS−Z2241/JIS−Z2201−5
号)の板と、遠心成形にて得た所定寸法に切断したウレ
タンシートの円筒型内面部(円筒型に接触していない側
の面)を接着治具に入れ、この治具を150℃に加熱し
た熱プレス機にて接着を1分行った。この後、接着物を
治具より取り出し、冷却後、切断機にて所定寸法に切断
した。
S304−H、厚み60μm、引張り強さ110kg/
mm2;JIS−Z2241/JIS−Z2201−5
号)の板と、遠心成形にて得た所定寸法に切断したウレ
タンシートの円筒型内面部(円筒型に接触していない側
の面)を接着治具に入れ、この治具を150℃に加熱し
た熱プレス機にて接着を1分行った。この後、接着物を
治具より取り出し、冷却後、切断機にて所定寸法に切断
した。
【0034】以上、各弾性現像剤量規制ブレード部材の
性能比較をした結果を表1に示す。
性能比較をした結果を表1に示す。
【0035】
【表1】 注1)平面度−−−定盤上に支持層を置き弾性ブレード
の14mmの幅の他端より5mmを長さ240mmに亘
り均一に押さえたときに上盤から離れた最大値を記載 注2)面粗さ−−−触針式表面粗さ計(ハンディーサー
フE30A東京精密)
の14mmの幅の他端より5mmを長さ240mmに亘
り均一に押さえたときに上盤から離れた最大値を記載 注2)面粗さ−−−触針式表面粗さ計(ハンディーサー
フE30A東京精密)
【0036】表1から明らかなように、サンプル1ない
しサンプル3はサンプル4及びサンプル5に比べて平面
度、表面粗さ、面模様の無い点で優れていることが証明
された。
しサンプル3はサンプル4及びサンプル5に比べて平面
度、表面粗さ、面模様の無い点で優れていることが証明
された。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、円
筒型内に弾性支持層を配置して型面を形成し、該型面内
に弾性層の液状ゴムを注入し、遠心成形にて得られた円
筒状成形体を、所要寸法に切断することにより弾性現像
剤量規制ブレード部材を製造するので、平面度が良く、
かつ表面粗さが平滑な弾性現像剤量規制ブレード部材を
製造することができ、この弾性現像剤量規制ブレード部
材を使用することにより、トナーを一様に摩擦帯電させ
ると同時に、現像スリーブ上に均一な薄層を形成させ、
かつ現像スリーブ上の薄層に部分的な筋ムラを形成させ
ない、高品質な現像を提供するものである。
筒型内に弾性支持層を配置して型面を形成し、該型面内
に弾性層の液状ゴムを注入し、遠心成形にて得られた円
筒状成形体を、所要寸法に切断することにより弾性現像
剤量規制ブレード部材を製造するので、平面度が良く、
かつ表面粗さが平滑な弾性現像剤量規制ブレード部材を
製造することができ、この弾性現像剤量規制ブレード部
材を使用することにより、トナーを一様に摩擦帯電させ
ると同時に、現像スリーブ上に均一な薄層を形成させ、
かつ現像スリーブ上の薄層に部分的な筋ムラを形成させ
ない、高品質な現像を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における現像量規制ブレード
部材の形状を示す図である。
部材の形状を示す図である。
【図2】本発明の実施例2における現像量規制ブレード
部材の寸法を示す図である。
部材の寸法を示す図である。
【図3】本発明の弾性現像剤量規制ブレード部材を製造
する遠心成形機の説明図である。
する遠心成形機の説明図である。
【図4】従来の現像装置を示した説明図である。
【符号の説明】 2 現像容器(現像剤収容容器) 3 現像スリーブ(現像剤担持部材) 4 弾性ブレード(弾性現像剤量規制ブレード部材) 4a 弾性支持層 4b 弾性層 6 トナー 11 遠心成形機 12 円筒型
Claims (2)
- 【請求項1】 現像剤収容容器内の一成分現像剤を現像
部に担持搬送する現像剤担持部材表面に現像剤を介して
圧接し、該表面に塗布される現像剤の量を規制する弾性
現像剤量規制ブレード部材であって、弾性支持層上にゴ
ム弾性層を有する弾性現像剤量規制ブレード部材の製造
方法において、円筒型内に弾性支持層を配置して型面を
形成し、該型面内に弾性層の液状ゴムを注入し、遠心成
形にて得られた円筒状成形体を、所要寸法に切断するこ
とにより製造することを特徴とする弾性現像剤量規制ブ
レード部材の製造方法。 - 【請求項2】 引張り強さが15kg/mm2以上の樹
脂板あるいは30kg/mm2以上の金属板から成る支
持層と、5000センチポアズ以下の液状ゴム原料から
成るゴム弾性層とを用い、請求項1に記載の製造方法に
より製造されたこととする弾性現像量規制ブレード部
材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5072809A JPH06258934A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 弾性現像剤量規制ブレード部材及びその製造方法 |
US08/511,224 US5713120A (en) | 1993-03-09 | 1995-08-04 | Method of manufacturing a blade for regulating the thickness of a developing agent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5072809A JPH06258934A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 弾性現像剤量規制ブレード部材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258934A true JPH06258934A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13500108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5072809A Pending JPH06258934A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 弾性現像剤量規制ブレード部材及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5713120A (ja) |
JP (1) | JPH06258934A (ja) |
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US5895150A (en) * | 1995-05-31 | 1999-04-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Elastic blade for control of developer feed, and development device employing the same |
JP2002283367A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | シリコーンゴムシートの製造方法 |
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JP2004004751A (ja) * | 2002-04-12 | 2004-01-08 | Canon Chemicals Inc | 現像装置 |
JP2013222147A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Canon Inc | 現像装置、プロセスカートリッジ |
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US6094555A (en) * | 1998-01-30 | 2000-07-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer amount regulating member, method of producing the same, and development device using the same |
US5978636A (en) * | 1998-02-26 | 1999-11-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer amount restricting member and developing device |
AU2001233122A1 (en) * | 2000-03-27 | 2001-10-08 | Uniroyal Chemical Company, Inc. | Rotational casting method for coating a flexible substrate and resulting coated flexible article |
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JP5277662B2 (ja) * | 2008-03-03 | 2013-08-28 | 株式会社リコー | プロセスカートリッジ、これを備えた現像装置、画像形成装置 |
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WO2013151946A1 (en) | 2012-04-02 | 2013-10-10 | Thomas West Inc. | Methods and systems for centrifugal casting of polymer polish pads and polishing pads made by the methods |
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JPS5930574A (ja) * | 1982-08-14 | 1984-02-18 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 電子写真複写機用クリ−ニングブレ−ド |
JPS61269181A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-28 | Hokushin Ind Inc | クリ−ニングブレ−ドの製造方法 |
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JPH01223488A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-06 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 電子写真複写機等のクリーニング装置 |
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1993
- 1993-03-09 JP JP5072809A patent/JPH06258934A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-04 US US08/511,224 patent/US5713120A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
US5713120A (en) | 1998-02-03 |
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