JPH06140578A - 半導体集積装置 - Google Patents
半導体集積装置Info
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- JPH06140578A JPH06140578A JP4291136A JP29113692A JPH06140578A JP H06140578 A JPH06140578 A JP H06140578A JP 4291136 A JP4291136 A JP 4291136A JP 29113692 A JP29113692 A JP 29113692A JP H06140578 A JPH06140578 A JP H06140578A
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 14
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 13
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1051—Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
- G11C7/1057—Data output buffers, e.g. comprising level conversion circuits, circuits for adapting load
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C5/00—Details of stores covered by group G11C11/00
- G11C5/14—Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1051—Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/16—Modifications for eliminating interference voltages or currents
- H03K17/161—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
- H03K17/162—Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
- H03K17/163—Soft switching
- H03K17/164—Soft switching using parallel switching arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接地電位パッドから遠いデータ出力手段から
接地電位が出力されるときの立ち下がり時間を短くす
る。 【構成】 データ出力手段130 のスイッチ手段136 にお
ける遅延手段の遅延時間を小さくし、このスイッチ手段
136 が導通状態となると短時間で電流駆動能力が上がる
ようになっている。
接地電位が出力されるときの立ち下がり時間を短くす
る。 【構成】 データ出力手段130 のスイッチ手段136 にお
ける遅延手段の遅延時間を小さくし、このスイッチ手段
136 が導通状態となると短時間で電流駆動能力が上がる
ようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積装置に係
り、特に半導体集積装置のデータ出力手段および電源配
線に関する。
り、特に半導体集積装置のデータ出力手段および電源配
線に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は4Mbit DRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)のチップ概略を示しており、図17に
おいて1は半導体チップ、2は半導体チップ1内に設け
られたメモリセル群、3は外部から接地電位が印加され
る接地電位パッド、4は上記接地電位パッドに接続さ
れ、半導体チップ1の周辺部にループ状に例えばアルミ
ニウムで形成された接地電位を伝える電源配線、5はメ
モリセル群2の中から選択されたメモリセルから読み出
されたデータが出力されるデータピンで5aは0番ピン、
5bは1番ピン、5cは2番ピン、5dは3番ピンである。
om Access Memory)のチップ概略を示しており、図17に
おいて1は半導体チップ、2は半導体チップ1内に設け
られたメモリセル群、3は外部から接地電位が印加され
る接地電位パッド、4は上記接地電位パッドに接続さ
れ、半導体チップ1の周辺部にループ状に例えばアルミ
ニウムで形成された接地電位を伝える電源配線、5はメ
モリセル群2の中から選択されたメモリセルから読み出
されたデータが出力されるデータピンで5aは0番ピン、
5bは1番ピン、5cは2番ピン、5dは3番ピンである。
【0003】図18は上記データピン5に隣接して形成さ
れるデータ出力手段の具体的回路図で、11は電源電位V
CCが印加される電源電位ノード、12は上記電源配線4に
より接地電位が与えられる接地電位ノード、13は上記電
源電位ノード11からの電源電位VCCにより駆動し、出力
許可信号OEMおよび上記メモリセルから読み出された
データの反転信号ZDDを受け、メモリセルから読み出
されたデータと同じレベルの出力Dout をデータピン5
に出力するデータ出力手段でどのデータピンに接続され
ているデータ出力手段13とも同じ構成からなる。
れるデータ出力手段の具体的回路図で、11は電源電位V
CCが印加される電源電位ノード、12は上記電源配線4に
より接地電位が与えられる接地電位ノード、13は上記電
源電位ノード11からの電源電位VCCにより駆動し、出力
許可信号OEMおよび上記メモリセルから読み出された
データの反転信号ZDDを受け、メモリセルから読み出
されたデータと同じレベルの出力Dout をデータピン5
に出力するデータ出力手段でどのデータピンに接続され
ているデータ出力手段13とも同じ構成からなる。
【0004】このデータ出力手段13において、13a は上
記反転信号ZDDを受け、この反転信号ZDDをさらに
反転した信号を出力するインバータ、13b はこのインバ
ータ13a からの出力と上記出力許可信号OEMとを受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ1 を出力する2入力
ANDゲート、13c は電源電位ノード11と出力ノード13
d との間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート13
b からの出力信号φ1 を受けるnチャネルMOSトラン
ジスタ、13e は上記反転信号ZDDおよび出力許可信号
OEMを受け、これら2つの信号がともにHレベルのと
きにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ2 を出力
する2入力ANDゲート、13f は上記出力ノード13d と
接地電位ノード12との間に接続されゲート電極に上記A
NDゲート13e からの出力信号φ2を受けるnチャネル
MOSトランジスタ、13g は上記ANDゲート13e から
の出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を遅延した信号φ
3 を出力し、例えば偶数個のインバータからなる遅延手
段、13h はこの遅延手段からの遅延信号φ3 および上記
ANDゲート13e からの出力信号φ2 を受け、これら2
つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以
外はLレベルの信号φ4 を出力する2入力ANDゲー
ト、13i は上記出力ノード13d と接地電位ノード12との
間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート13h から
の出力信号φ4 を受けるnチャネルMOSトランジスタ
で、上記nチャネルMOSトランジスタ13f よりもサイ
ズが大きく駆動能力が大きい。
記反転信号ZDDを受け、この反転信号ZDDをさらに
反転した信号を出力するインバータ、13b はこのインバ
ータ13a からの出力と上記出力許可信号OEMとを受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ1 を出力する2入力
ANDゲート、13c は電源電位ノード11と出力ノード13
d との間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート13
b からの出力信号φ1 を受けるnチャネルMOSトラン
ジスタ、13e は上記反転信号ZDDおよび出力許可信号
OEMを受け、これら2つの信号がともにHレベルのと
きにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ2 を出力
する2入力ANDゲート、13f は上記出力ノード13d と
接地電位ノード12との間に接続されゲート電極に上記A
NDゲート13e からの出力信号φ2を受けるnチャネル
MOSトランジスタ、13g は上記ANDゲート13e から
の出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を遅延した信号φ
3 を出力し、例えば偶数個のインバータからなる遅延手
段、13h はこの遅延手段からの遅延信号φ3 および上記
ANDゲート13e からの出力信号φ2 を受け、これら2
つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以
外はLレベルの信号φ4 を出力する2入力ANDゲー
ト、13i は上記出力ノード13d と接地電位ノード12との
間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート13h から
の出力信号φ4 を受けるnチャネルMOSトランジスタ
で、上記nチャネルMOSトランジスタ13f よりもサイ
ズが大きく駆動能力が大きい。
【0005】次に上記のように構成された従来のデータ
出力手段13の動作について、図19および図20のタイミン
グ図に基づき説明する。まず、選択されたメモリセルの
データがHレベルのときは、このデータの反転信号ZD
Dは図19の(a) に示すようにLレベルで、このLレベル
の反転信号ZDDを受けるANDゲート13e は、もう一
方の入力である出力許可信号OEMのレベルにかかわら
ず図19の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ2 を出
力するので、この出力信号をゲート電極に受けるnチャ
ネルMOSトランジスタ13f は非導通状態、上記Lレベ
ルの出力信号φ2 を受けるANDゲート13h は、遅延手
段13g からの遅延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャ
ネルMOSトランジスタ13i のゲート電極に図19の(f)
に示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、上記n
チャネルMOSトランジスタ13iは非導通状態となる。
出力手段13の動作について、図19および図20のタイミン
グ図に基づき説明する。まず、選択されたメモリセルの
データがHレベルのときは、このデータの反転信号ZD
Dは図19の(a) に示すようにLレベルで、このLレベル
の反転信号ZDDを受けるANDゲート13e は、もう一
方の入力である出力許可信号OEMのレベルにかかわら
ず図19の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ2 を出
力するので、この出力信号をゲート電極に受けるnチャ
ネルMOSトランジスタ13f は非導通状態、上記Lレベ
ルの出力信号φ2 を受けるANDゲート13h は、遅延手
段13g からの遅延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャ
ネルMOSトランジスタ13i のゲート電極に図19の(f)
に示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、上記n
チャネルMOSトランジスタ13iは非導通状態となる。
【0006】出力許可信号OEMが図19の(b) に示すよ
うに時刻t0 でHレベルに立ち上がるまでは、このLレ
ベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲート13b は
図19の(c) に示すようにLレベルの出力信号φ1 を出力
し、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネル
MOSトランジスタ13c は非導通状態となる。また上記
nチャネルMOSトランジスタ13f および13i は非導通
状態であるので出力ノード13d から出力されるデータD
out はハイインピーダンス状態である。
うに時刻t0 でHレベルに立ち上がるまでは、このLレ
ベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲート13b は
図19の(c) に示すようにLレベルの出力信号φ1 を出力
し、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネル
MOSトランジスタ13c は非導通状態となる。また上記
nチャネルMOSトランジスタ13f および13i は非導通
状態であるので出力ノード13d から出力されるデータD
out はハイインピーダンス状態である。
【0007】そして、出力許可信号OEMが図19の(b)
に示すように時刻t0 でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDの反転信号を
受けるANDゲート13b は図19の(c) に示すようにHレ
ベルの出力信号φ1 をnチャネルMOSトランジスタ13
c のゲート電極に出力し、このnチャネルMOSトラン
ジスタ13c が導通状態となり、電源電位ノード11と出力
ノード13d とが導通するので、出力データDout は図19
の(g) に示すようにHレベルとなる。その後出力許可信
号OEMが図19の(b) に示すように時刻t1 でHレベル
からLレベルへと立ち下がると、出力データDout は再
びハイインピーダンス状態となる。
に示すように時刻t0 でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDの反転信号を
受けるANDゲート13b は図19の(c) に示すようにHレ
ベルの出力信号φ1 をnチャネルMOSトランジスタ13
c のゲート電極に出力し、このnチャネルMOSトラン
ジスタ13c が導通状態となり、電源電位ノード11と出力
ノード13d とが導通するので、出力データDout は図19
の(g) に示すようにHレベルとなる。その後出力許可信
号OEMが図19の(b) に示すように時刻t1 でHレベル
からLレベルへと立ち下がると、出力データDout は再
びハイインピーダンス状態となる。
【0008】一方、選択されたメモリセルのデータがL
レベルのときは、このデータの反転信号ZDDは図20の
(a) に示すようにHレベルで、この反転信号ZDDの反
転信号を受けるANDゲート13b は、もう一方の入力で
ある出力許可信号OEMのレベルにかかわらず図20の
(c) に示すようにLレベルの出力信号φ1 を出力するの
で、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネル
MOSトランジスタ13cは非導通状態である。出力許可
信号OEMが図20の(b) に示すように時刻t0 でHレベ
ルに立ち上がるまでは、このLレベルの出力許可信号O
EMを受けるANDゲート13e は図20の(d) に示すよう
にLレベルの出力信号φ2 を出力し、この出力信号φ2
をゲート電極に受けるnチャネルMOSトランジスタ13
f は非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号φ
2 を受けるANDゲート13h は、遅延手段13g からの遅
延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャネルMOSトラ
ンジスタ13i のゲート電極に図20の(f) に示すようにL
レベルの出力信号φ4 を出力し、上記nチャネルMOS
トランジスタ13i は非導通状態となるので、出力ノード
13d から出力されるデータDout はハイインピーダンス
状態である。
レベルのときは、このデータの反転信号ZDDは図20の
(a) に示すようにHレベルで、この反転信号ZDDの反
転信号を受けるANDゲート13b は、もう一方の入力で
ある出力許可信号OEMのレベルにかかわらず図20の
(c) に示すようにLレベルの出力信号φ1 を出力するの
で、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネル
MOSトランジスタ13cは非導通状態である。出力許可
信号OEMが図20の(b) に示すように時刻t0 でHレベ
ルに立ち上がるまでは、このLレベルの出力許可信号O
EMを受けるANDゲート13e は図20の(d) に示すよう
にLレベルの出力信号φ2 を出力し、この出力信号φ2
をゲート電極に受けるnチャネルMOSトランジスタ13
f は非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号φ
2 を受けるANDゲート13h は、遅延手段13g からの遅
延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャネルMOSトラ
ンジスタ13i のゲート電極に図20の(f) に示すようにL
レベルの出力信号φ4 を出力し、上記nチャネルMOS
トランジスタ13i は非導通状態となるので、出力ノード
13d から出力されるデータDout はハイインピーダンス
状態である。
【0009】そして、出力許可信号OEMが図20の(b)
に示すように時刻t0 でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート13e は図20の(d) に示すようにHレベルの出力
信号φ2 をnチャネルMOSトランジスタ13f のゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13f
が導通状態となり、接地電位ノード12と出力ノード13d
とが導通するので、出力データDout は図20の(g) に示
すように次第に下がり始める。
に示すように時刻t0 でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート13e は図20の(d) に示すようにHレベルの出力
信号φ2 をnチャネルMOSトランジスタ13f のゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13f
が導通状態となり、接地電位ノード12と出力ノード13d
とが導通するので、出力データDout は図20の(g) に示
すように次第に下がり始める。
【0010】さらに、上記時刻t0 でHレベルに立ち上
がるANDゲート13e からの出力信号φ2 を受ける遅延
手段13g は、図20の(e) に示すように遅延手段13g を構
成するインバータの個数で決まる遅延時間td だけ遅れ
た時刻t2 でHレベルに立ち上がる遅延信号φ3 を出力
し、この遅延信号φ3 および上記HレベルのANDゲー
ト13e からの出力信号φ2 を受けるANDゲート13h
は、図20の(f) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力
信号φ4 をnチャネルMOSトランジスタ13i のゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13i
が導通状態となり、接地電位ノード12と出力ノード13d
とが導通するので、出力データDout は図20の(g) に示
すように速やかに接地電位となる。その後出力許可信号
OEMが図20の(b) に示すように時刻t3 でHレベルか
らLレベルへと立ち下がると、出力データDout は再び
ハイインピーダンス状態となる。
がるANDゲート13e からの出力信号φ2 を受ける遅延
手段13g は、図20の(e) に示すように遅延手段13g を構
成するインバータの個数で決まる遅延時間td だけ遅れ
た時刻t2 でHレベルに立ち上がる遅延信号φ3 を出力
し、この遅延信号φ3 および上記HレベルのANDゲー
ト13e からの出力信号φ2 を受けるANDゲート13h
は、図20の(f) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力
信号φ4 をnチャネルMOSトランジスタ13i のゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13i
が導通状態となり、接地電位ノード12と出力ノード13d
とが導通するので、出力データDout は図20の(g) に示
すように速やかに接地電位となる。その後出力許可信号
OEMが図20の(b) に示すように時刻t3 でHレベルか
らLレベルへと立ち下がると、出力データDout は再び
ハイインピーダンス状態となる。
【0011】このようにタイミングを遅らせて2段階で
出力ノード13d の電位Dout を接地電位にすることで、
アンダーシュートやリンギングが起こるのを抑制してい
る。また、出力データDout の立ち下がり時間はスペッ
クで下限が定められており、接地電位パッド3に近いデ
ータピン5dからの出力データDout は、接地電位を伝え
る電源配線4の電位がこのデータピン5d付近では接地電
位から浮き上がることもなく、接地電位パッド3からの
抵抗も小さいのでnチャネルMOSトランジスタ13i に
よる接地電位への立ち下がりがはやいので、上記スペッ
クの下限を満たすためにも遅延手段13g による遅延が必
要となっている。
出力ノード13d の電位Dout を接地電位にすることで、
アンダーシュートやリンギングが起こるのを抑制してい
る。また、出力データDout の立ち下がり時間はスペッ
クで下限が定められており、接地電位パッド3に近いデ
ータピン5dからの出力データDout は、接地電位を伝え
る電源配線4の電位がこのデータピン5d付近では接地電
位から浮き上がることもなく、接地電位パッド3からの
抵抗も小さいのでnチャネルMOSトランジスタ13i に
よる接地電位への立ち下がりがはやいので、上記スペッ
クの下限を満たすためにも遅延手段13g による遅延が必
要となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の半
導体集積装置では大容量化が進みチップサイズが大きく
なってくると、接地電位を伝える電源配線4が長くな
り、配線抵抗や寄生容量が増加し、この電源配線4が接
続される接地電位パッド3からの距離が離れるほど接地
電位パッド3が伝える接地電位が不安定になり、接地電
位パッド3から離れたデータピン5bではデータ出力手段
13による接地電位への引き下げが遅くなる。データピン
5aから5dに隣接して設置されたデータ出力手段13は接地
電位パッド3からの距離によらず同じ構成となっている
ので、図17のような複数のデータピン5をもつ多ビット
構成ではアクセス速度は一番接地電位パッド3からの距
離が遠いデータピン5bの接地電位への立ち下がり時間に
よって決まることになり、接地電位を伝える電源配線4
が長くなり、接地電位が不安定になると、アクセス速度
が遅くなるという問題がある。
導体集積装置では大容量化が進みチップサイズが大きく
なってくると、接地電位を伝える電源配線4が長くな
り、配線抵抗や寄生容量が増加し、この電源配線4が接
続される接地電位パッド3からの距離が離れるほど接地
電位パッド3が伝える接地電位が不安定になり、接地電
位パッド3から離れたデータピン5bではデータ出力手段
13による接地電位への引き下げが遅くなる。データピン
5aから5dに隣接して設置されたデータ出力手段13は接地
電位パッド3からの距離によらず同じ構成となっている
ので、図17のような複数のデータピン5をもつ多ビット
構成ではアクセス速度は一番接地電位パッド3からの距
離が遠いデータピン5bの接地電位への立ち下がり時間に
よって決まることになり、接地電位を伝える電源配線4
が長くなり、接地電位が不安定になると、アクセス速度
が遅くなるという問題がある。
【0013】また、接地電位パッド3から離れたデータ
出力手段13による接地電位への立ち下がり時間を短くす
るために、このデータ出力手段13における遅延手段13g
によって決まる遅延時間を小さくすると上記従来の半導
体集積装置ではデータ出力手段13は接地電位パッド3か
らの距離によらず同じ構成となっているので、接地電位
パッド3に近いデータ出力手段13の遅延手段13g による
遅延時間も小さくなり、このデータ出力手段13からの出
力データDout が接地電位へ急速に立ち下がり、アンダ
ーシュートやリンギングが起こりやすいという問題があ
る。
出力手段13による接地電位への立ち下がり時間を短くす
るために、このデータ出力手段13における遅延手段13g
によって決まる遅延時間を小さくすると上記従来の半導
体集積装置ではデータ出力手段13は接地電位パッド3か
らの距離によらず同じ構成となっているので、接地電位
パッド3に近いデータ出力手段13の遅延手段13g による
遅延時間も小さくなり、このデータ出力手段13からの出
力データDout が接地電位へ急速に立ち下がり、アンダ
ーシュートやリンギングが起こりやすいという問題があ
る。
【0014】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、接地電位パッド3から遠いデータピン5の接
地電位への立ち下がり時間を小さくすることを目的とす
る。また、データ出力手段13における遅延手段13g によ
る遅延時間を小さくしても、接地電位パッド3に近いデ
ータ出力手段13からの出力データDout が接地電位へ立
ち下がるときのアンダーシュートやリンギングを抑制で
きる半導体集積装置を得ることを目的とする。また、接
地電位を伝える電源配線4が長くなっても安定した接地
電位が得られる電源配線を得ることを目的とする。
のであり、接地電位パッド3から遠いデータピン5の接
地電位への立ち下がり時間を小さくすることを目的とす
る。また、データ出力手段13における遅延手段13g によ
る遅延時間を小さくしても、接地電位パッド3に近いデ
ータ出力手段13からの出力データDout が接地電位へ立
ち下がるときのアンダーシュートやリンギングを抑制で
きる半導体集積装置を得ることを目的とする。また、接
地電位を伝える電源配線4が長くなっても安定した接地
電位が得られる電源配線を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積装置は、半導体チップ内に設けられ、外部から所定電
位が印加されるパッド、上記パッドから電源配線を介し
て上記所定電位を受け、上記チップ内に設けられたデー
タピンと上記電源配線との間に接続され、導通状態とな
って所定時間経過すると電流駆動能力が上がるスイッチ
手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベルに
応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ出力
手段、上記チップ内に上記データ出力手段よりも上記パ
ッドから離れて設けられ、このパッドから電源配線を介
して上記所定電位を受け、同一チップ内に設けられたデ
ータピンと上記電源配線との間に接続され、導通状態と
なって上記所定時間よりも短い時間で電流駆動能力が上
がるスイッチ手段を含み、このチップ内から受けるデー
タのレベルに応じて上記所定電位をデータピンに出力す
るデータ出力手段を備えたものである。
積装置は、半導体チップ内に設けられ、外部から所定電
位が印加されるパッド、上記パッドから電源配線を介し
て上記所定電位を受け、上記チップ内に設けられたデー
タピンと上記電源配線との間に接続され、導通状態とな
って所定時間経過すると電流駆動能力が上がるスイッチ
手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベルに
応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ出力
手段、上記チップ内に上記データ出力手段よりも上記パ
ッドから離れて設けられ、このパッドから電源配線を介
して上記所定電位を受け、同一チップ内に設けられたデ
ータピンと上記電源配線との間に接続され、導通状態と
なって上記所定時間よりも短い時間で電流駆動能力が上
がるスイッチ手段を含み、このチップ内から受けるデー
タのレベルに応じて上記所定電位をデータピンに出力す
るデータ出力手段を備えたものである。
【0016】また、半導体チップ内に設けられ、外部か
ら所定電位が印加されるパッド、上記パッドから電源配
線を介して上記所定電位を受け、上記チップ内に設けら
れたデータピンと上記電源配線との間に接続されたスイ
ッチ手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベ
ルに応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ
出力手段、上記チップ内に上記データ出力手段よりも上
記パッドに近い位置に設けられ、このパッドから電源配
線を介して上記所定電位を受け、同一チップ内に設けら
れたデータピンと上記電源配線との間に接続され、上記
スイッチ手段よりも電流駆動能力を小さくしたスイッチ
手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベルに
応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ出力
手段を備えたものである。
ら所定電位が印加されるパッド、上記パッドから電源配
線を介して上記所定電位を受け、上記チップ内に設けら
れたデータピンと上記電源配線との間に接続されたスイ
ッチ手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベ
ルに応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ
出力手段、上記チップ内に上記データ出力手段よりも上
記パッドに近い位置に設けられ、このパッドから電源配
線を介して上記所定電位を受け、同一チップ内に設けら
れたデータピンと上記電源配線との間に接続され、上記
スイッチ手段よりも電流駆動能力を小さくしたスイッチ
手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベルに
応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ出力
手段を備えたものである。
【0017】また、半導体チップ内に設けられ、外部か
ら所定電位が印加されるパッド、上記パッドから電源配
線を介して上記所定電位を受け、上記チップ内に設けら
れたデータピンと上記電源配線との間に接続されたスイ
ッチ手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベ
ルに応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ
出力手段、上記チップ内に上記データ出力手段よりも上
記パッドに近い位置に設けられ、このパッドから上記電
源配線よりも単位長さ当たりの抵抗が高い電源配線を介
して上記所定電位を受け、同一チップ内に設けられたデ
ータピンと上記電源配線との間に接続されたスイッチ手
段を含み、このチップ内から受けるデータのレベルに応
じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ出力手
段を備えたものである。
ら所定電位が印加されるパッド、上記パッドから電源配
線を介して上記所定電位を受け、上記チップ内に設けら
れたデータピンと上記電源配線との間に接続されたスイ
ッチ手段を含み、このチップ内から受けるデータのレベ
ルに応じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ
出力手段、上記チップ内に上記データ出力手段よりも上
記パッドに近い位置に設けられ、このパッドから上記電
源配線よりも単位長さ当たりの抵抗が高い電源配線を介
して上記所定電位を受け、同一チップ内に設けられたデ
ータピンと上記電源配線との間に接続されたスイッチ手
段を含み、このチップ内から受けるデータのレベルに応
じて上記所定電位をデータピンに出力するデータ出力手
段を備えたものである。
【0018】また、半導体チップ内に設けられ、外部か
ら所定電位が印加されるパッド、このパッドで接続され
た複数の電源配線を備えたものである。また、半導体チ
ップ内に設けられ、外部から所定電位が印加されるパッ
ド、このパッドに接続され、上記半導体チップ周辺にル
ープ状に形成され、このループの一部が開いている電源
配線を備えたものである。
ら所定電位が印加されるパッド、このパッドで接続され
た複数の電源配線を備えたものである。また、半導体チ
ップ内に設けられ、外部から所定電位が印加されるパッ
ド、このパッドに接続され、上記半導体チップ周辺にル
ープ状に形成され、このループの一部が開いている電源
配線を備えたものである。
【0019】
【作用】この発明においては、所定電位が印加されるパ
ッドに遠いデータ出力手段が上記所定電位を出力すると
きの、この所定電位が出力されるデータピンと上記パッ
ドに接続された電源配線との間に接続された上記データ
出力手段におけるスイッチ手段の電流駆動能力が大きく
なる時間が短くされているので、データピンの電位が速
く所定電位となる。また、所定電位が印加されるパッド
に近いデータ出力手段におけるスイッチ手段の電流駆動
能力を小さくしたり、上記パッドから上記データ出力手
段に至るまでの電源配線の抵抗を大きくしたので、デー
タピンの電位が所定電位となるときにゆっくりと所定電
位となるのでアンダーシュートやリンギングを抑制でき
る。
ッドに遠いデータ出力手段が上記所定電位を出力すると
きの、この所定電位が出力されるデータピンと上記パッ
ドに接続された電源配線との間に接続された上記データ
出力手段におけるスイッチ手段の電流駆動能力が大きく
なる時間が短くされているので、データピンの電位が速
く所定電位となる。また、所定電位が印加されるパッド
に近いデータ出力手段におけるスイッチ手段の電流駆動
能力を小さくしたり、上記パッドから上記データ出力手
段に至るまでの電源配線の抵抗を大きくしたので、デー
タピンの電位が所定電位となるときにゆっくりと所定電
位となるのでアンダーシュートやリンギングを抑制でき
る。
【0020】また、パッドで接続された複数の電源配線
を備え、例えばセンスアンプ、周辺論理回路およびデー
タ出力手段などの用途の違う回路を、それぞれ別の電源
配線につなぐことにより、電源配線1本あたりの寄生容
量を減らすことができ、安定した所定電位が供給でき
る。また、電源配線を完全にループにしないので、この
電源配線のインダクタンスが低減でき、半導体チップを
突き抜ける磁束の影響が少なくなり、安定した所定電位
が供給できる。
を備え、例えばセンスアンプ、周辺論理回路およびデー
タ出力手段などの用途の違う回路を、それぞれ別の電源
配線につなぐことにより、電源配線1本あたりの寄生容
量を減らすことができ、安定した所定電位が供給でき
る。また、電源配線を完全にループにしないので、この
電源配線のインダクタンスが低減でき、半導体チップを
突き抜ける磁束の影響が少なくなり、安定した所定電位
が供給できる。
【0021】
【実施例】実施例1.以下にこの発明の実施例1である
半導体集積装置について、図1から図3に基づいて説明
する。図1は大容量化された半導体集積装置の概略図で
あり例えば16Mbit DRAMは図1に示すような構成と
なっている。この図1において101 は半導体チップ、10
2 は半導体チップ101 内に設けられたメモリセル群、10
3 は外部から電源電位が印加され、図の左上下に2つ設
置された電源パッド、104 は外部から接地電位が印加さ
れ、図の右上下に2つ設置された接地電位パッド、10
5はメモリセル群102 の中から選択されたメモリセ
ルから読み出されたデータが出力されるデータピンで、
105aは0番ピン、105bは1番ピン、105cは2番ピン、10
5dは3番ピンである。106 は上記電源パッド103 に接続
され、半導体チップ101 の周辺部にループ状に例えば
アルミニウムで形成され、電源電位VCCを伝える電源配
線、107 は上記接地電位パッド104 に接続され、半導体
チップ101 の周辺部にループ状に例えばアルミニウムで
形成され、接地電位を伝える電源配線で、上記電源電位
VCCを伝える電源配線106 と交差する部分は層の異なる
配線で配線しており、例えば交差部分を下層の1アルミ
から上層の2アルミに上げて配線している。
半導体集積装置について、図1から図3に基づいて説明
する。図1は大容量化された半導体集積装置の概略図で
あり例えば16Mbit DRAMは図1に示すような構成と
なっている。この図1において101 は半導体チップ、10
2 は半導体チップ101 内に設けられたメモリセル群、10
3 は外部から電源電位が印加され、図の左上下に2つ設
置された電源パッド、104 は外部から接地電位が印加さ
れ、図の右上下に2つ設置された接地電位パッド、10
5はメモリセル群102 の中から選択されたメモリセ
ルから読み出されたデータが出力されるデータピンで、
105aは0番ピン、105bは1番ピン、105cは2番ピン、10
5dは3番ピンである。106 は上記電源パッド103 に接続
され、半導体チップ101 の周辺部にループ状に例えば
アルミニウムで形成され、電源電位VCCを伝える電源配
線、107 は上記接地電位パッド104 に接続され、半導体
チップ101 の周辺部にループ状に例えばアルミニウムで
形成され、接地電位を伝える電源配線で、上記電源電位
VCCを伝える電源配線106 と交差する部分は層の異なる
配線で配線しており、例えば交差部分を下層の1アルミ
から上層の2アルミに上げて配線している。
【0022】図2は接地電位パッド104 に近いデータピ
ン105cおよび105dに隣接して接続されるデータ出力手段
の具体的回路図で、110 は電源電位VCCが印加される電
源電位ノード、120 は上記電源配線107 により接地電位
が与えられる接地電位ノード、130 は上記電源電位ノー
ド110 からの電源電位VCCにより駆動し、出力許可信号
OEMおよび上記メモリセルから読み出されたデータの
反転信号ZDDを受け、メモリセルから読み出されたデ
ータと同じレベルの出力Dout をデータピン105cおよび
105dに出力するデータ出力手段である。
ン105cおよび105dに隣接して接続されるデータ出力手段
の具体的回路図で、110 は電源電位VCCが印加される電
源電位ノード、120 は上記電源配線107 により接地電位
が与えられる接地電位ノード、130 は上記電源電位ノー
ド110 からの電源電位VCCにより駆動し、出力許可信号
OEMおよび上記メモリセルから読み出されたデータの
反転信号ZDDを受け、メモリセルから読み出されたデ
ータと同じレベルの出力Dout をデータピン105cおよび
105dに出力するデータ出力手段である。
【0023】このデータ出力手段130 において、131 は
上記反転信号ZDDを受け、この反転信号ZDDをさら
に反転した信号を出力するインバータ、132 はこのイン
バータ131 からの出力と上記出力許可信号OEMとを受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ1 を出力する2入力
ANDゲート、133 は電源電位ノード110 と出力ノード
134 との間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート
132 からの出力信号φ1 を受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ、135 は上記反転信号ZDDおよび出力許可信
号OEMを受け、これら2つの信号がともにHレベルの
ときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ2 を出
力する2入力ANDゲートである。
上記反転信号ZDDを受け、この反転信号ZDDをさら
に反転した信号を出力するインバータ、132 はこのイン
バータ131 からの出力と上記出力許可信号OEMとを受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ1 を出力する2入力
ANDゲート、133 は電源電位ノード110 と出力ノード
134 との間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート
132 からの出力信号φ1 を受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ、135 は上記反転信号ZDDおよび出力許可信
号OEMを受け、これら2つの信号がともにHレベルの
ときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ2 を出
力する2入力ANDゲートである。
【0024】136 は上記出力ノード134 と接地電位ノー
ド120 との間に接続され、上記ANDゲート135 からの
出力信号φ2 を受けるスイッチ手段で、上記出力ノード
134と接地電位ノード120 との間に接続され、ゲート電
極に上記出力信号φ2 を受けるnチャネルMOSトラン
ジスタ136aと、上記ANDゲート135 からの出力信号φ
2 を受け、この信号φ2 を遅延した信号φ3 を出力し、
4個のインバータからなる遅延手段136bと、この遅延手
段136bからの遅延信号φ3 および上記ANDゲート135
からの出力信号φ2 を受け、これら2つの信号がともに
HレベルのときにHレベルで、それ以外はLレベルの信
号φ4 を出力する2入力ANDゲート136cと、上記出力
ノード134 と接地電位ノード120 との間に接続され、ゲ
ート電極に上記ANDゲート136cからの出力信号φ4 を
受け、上記nチャネルMOSトランジスタ136aよりもサ
イズが大きく駆動能力が大きいnチャネルMOSトラン
ジスタ136dとから構成されている。
ド120 との間に接続され、上記ANDゲート135 からの
出力信号φ2 を受けるスイッチ手段で、上記出力ノード
134と接地電位ノード120 との間に接続され、ゲート電
極に上記出力信号φ2 を受けるnチャネルMOSトラン
ジスタ136aと、上記ANDゲート135 からの出力信号φ
2 を受け、この信号φ2 を遅延した信号φ3 を出力し、
4個のインバータからなる遅延手段136bと、この遅延手
段136bからの遅延信号φ3 および上記ANDゲート135
からの出力信号φ2 を受け、これら2つの信号がともに
HレベルのときにHレベルで、それ以外はLレベルの信
号φ4 を出力する2入力ANDゲート136cと、上記出力
ノード134 と接地電位ノード120 との間に接続され、ゲ
ート電極に上記ANDゲート136cからの出力信号φ4 を
受け、上記nチャネルMOSトランジスタ136aよりもサ
イズが大きく駆動能力が大きいnチャネルMOSトラン
ジスタ136dとから構成されている。
【0025】図3は接地電位パッド104 から遠いデータ
ピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して接続されるデー
タ出力手段の具体的回路図で、上記接地電位パッド104
から近いデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接して
接続されるデータ出力手段130 と異なっているのはAN
Dゲート135 からの出力信号φ2 を受けるスイッチ手段
136 を構成し、この信号φ2 の遅延信号φ3 を出力する
遅延手段136bが2個のインバータにより構成され遅延時
間を短くしている点である。
ピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して接続されるデー
タ出力手段の具体的回路図で、上記接地電位パッド104
から近いデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接して
接続されるデータ出力手段130 と異なっているのはAN
Dゲート135 からの出力信号φ2 を受けるスイッチ手段
136 を構成し、この信号φ2 の遅延信号φ3 を出力する
遅延手段136bが2個のインバータにより構成され遅延時
間を短くしている点である。
【0026】次に上記したこの発明の実施例1の動作に
ついて、図4のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4つのメモリセルから読み出されたデータは
すべてLベレルとすると、0番から3番までのデータピ
ン105a〜105dに隣接して接続されているデータ出力手段
130 に入力される、上記メモリセルから読み出されるデ
ータの反転信号ZDDはどれも図4の(a) に示すように
Hレベルで、このHレベルの反転信号ZDDを受けるデ
ータ出力手段130 におけるインバータ131 はLレベルの
信号をANDゲート132 に出力するので、このANDゲ
ート132 は出力許可信号OEMのレベルによらず図4の
(c) に示すようにLレベルの信号φ1 を出力し、この出
力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ133 は非導通状態となる。
ついて、図4のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4つのメモリセルから読み出されたデータは
すべてLベレルとすると、0番から3番までのデータピ
ン105a〜105dに隣接して接続されているデータ出力手段
130 に入力される、上記メモリセルから読み出されるデ
ータの反転信号ZDDはどれも図4の(a) に示すように
Hレベルで、このHレベルの反転信号ZDDを受けるデ
ータ出力手段130 におけるインバータ131 はLレベルの
信号をANDゲート132 に出力するので、このANDゲ
ート132 は出力許可信号OEMのレベルによらず図4の
(c) に示すようにLレベルの信号φ1 を出力し、この出
力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ133 は非導通状態となる。
【0027】そして、出力許可信号OEMが図4の(b)
に示すように時刻t10でHレベルに立ち上がるまでは、
このLレベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲー
ト135 は図4の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ
2 を出力し、この出力信号φ2 をゲート電極に受けるス
イッチ手段136 におけるnチャネルMOSトランジスタ
136aは非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号
φ2 を受けるANDゲート136cは、遅延手段136bからの
遅延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャネルMOSト
ランジスタ136dのゲート電極に図4の(g) および(h) に
示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、このnチ
ャネルMOSトランジスタ136dは非導通状態となるの
で、出力ノード134 から出力されるデータDout は図4
の(i) および(j) に示すようにハイインピーダンス状態
である。
に示すように時刻t10でHレベルに立ち上がるまでは、
このLレベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲー
ト135 は図4の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ
2 を出力し、この出力信号φ2 をゲート電極に受けるス
イッチ手段136 におけるnチャネルMOSトランジスタ
136aは非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号
φ2 を受けるANDゲート136cは、遅延手段136bからの
遅延信号φ3 のレベルにかかわらずnチャネルMOSト
ランジスタ136dのゲート電極に図4の(g) および(h) に
示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、このnチ
ャネルMOSトランジスタ136dは非導通状態となるの
で、出力ノード134 から出力されるデータDout は図4
の(i) および(j) に示すようにハイインピーダンス状態
である。
【0028】そして、出力許可信号OEMが図4の(b)
に示すように時刻t10でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート135 は図4の(d) に示すようにHレベルに立ち
上がる信号φ2 をスイッチ手段136 におけるnチャネル
MOSトランジスタ136aのゲート電極に出力し、このn
チャネルMOSトランジスタ136aが導通状態となり、接
地電位ノード120 と出力ノード134 とが導通するので、
出力データDout は図4の(i) および(j) に示すように
次第に下がり始める。
に示すように時刻t10でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート135 は図4の(d) に示すようにHレベルに立ち
上がる信号φ2 をスイッチ手段136 におけるnチャネル
MOSトランジスタ136aのゲート電極に出力し、このn
チャネルMOSトランジスタ136aが導通状態となり、接
地電位ノード120 と出力ノード134 とが導通するので、
出力データDout は図4の(i) および(j) に示すように
次第に下がり始める。
【0029】さらに、上記時刻t10でHレベルに立ち上
がるANDゲート135 からの出力信号φ2 を受ける、図
3に示された接地電位パッド104 から遠い0番および1
番のデータピン105aおよび105bに隣接したデータ出力手
段130 における遅延手段136bは、図4の(e) に示すよう
に遅延時間td1だけ遅れた時刻t11でHレベルに立ち上
がる遅延信号φ3 を出力し、この遅延信号φ3 および上
記HレベルのANDゲート135 からの出力信号φ2 を受
けるANDゲート136cは、図4の(g) に示すようにHレ
ベルへ立ち上がる出力信号φ4 をnチャネルMOSトラ
ンジスタ136dのゲート電極に出力し、このnチャネルM
OSトランジスタ136dが導通状態となり、接地電位ノー
ド120 と出力ノード134 とが導通するので、出力データ
Dout は図4の(i) に示すように速やかに立ち下がり、
時刻t13で接地電位となる。
がるANDゲート135 からの出力信号φ2 を受ける、図
3に示された接地電位パッド104 から遠い0番および1
番のデータピン105aおよび105bに隣接したデータ出力手
段130 における遅延手段136bは、図4の(e) に示すよう
に遅延時間td1だけ遅れた時刻t11でHレベルに立ち上
がる遅延信号φ3 を出力し、この遅延信号φ3 および上
記HレベルのANDゲート135 からの出力信号φ2 を受
けるANDゲート136cは、図4の(g) に示すようにHレ
ベルへ立ち上がる出力信号φ4 をnチャネルMOSトラ
ンジスタ136dのゲート電極に出力し、このnチャネルM
OSトランジスタ136dが導通状態となり、接地電位ノー
ド120 と出力ノード134 とが導通するので、出力データ
Dout は図4の(i) に示すように速やかに立ち下がり、
時刻t13で接地電位となる。
【0030】一方、上記時刻t10でHレベルに立ち上が
るANDゲート135 からの出力信号φ2 を受ける、図2
に示された接地電位パッド104 から近い2番および3番
のデータピン105cおよび105dに隣接したデータ出力手段
130 における遅延手段136bは、図4の(f) に示すように
上記遅延時間td1よりも長い遅延時間td2だけ遅れた時
刻t12でHレベルに立ち上がる遅延信号φ3 を出力し、
この遅延信号φ3 および上記HレベルのANDゲート13
5 からの出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは、図
4の(h) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力信号φ
4 をnチャネルMOSトランジスタ136dのゲート電極に
出力し、このnチャネルMOSトランジスタ136dが導通
状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード134 とが
導通するので、出力データDout は図4の(j) に示すよ
うに図4の(i) に示された上記接地電位パッド104 から
遠い0番および1番のデータピン105aおよび105bに出力
される出力データDout が時刻t11から時刻t13の間に
接地電位に立ち下がるよりも速く立ち下がり、時刻t13
で接地電位となる。
るANDゲート135 からの出力信号φ2 を受ける、図2
に示された接地電位パッド104 から近い2番および3番
のデータピン105cおよび105dに隣接したデータ出力手段
130 における遅延手段136bは、図4の(f) に示すように
上記遅延時間td1よりも長い遅延時間td2だけ遅れた時
刻t12でHレベルに立ち上がる遅延信号φ3 を出力し、
この遅延信号φ3 および上記HレベルのANDゲート13
5 からの出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは、図
4の(h) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力信号φ
4 をnチャネルMOSトランジスタ136dのゲート電極に
出力し、このnチャネルMOSトランジスタ136dが導通
状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード134 とが
導通するので、出力データDout は図4の(j) に示すよ
うに図4の(i) に示された上記接地電位パッド104 から
遠い0番および1番のデータピン105aおよび105bに出力
される出力データDout が時刻t11から時刻t13の間に
接地電位に立ち下がるよりも速く立ち下がり、時刻t13
で接地電位となる。
【0031】その後出力許可信号OEMが図4の(b) に
示すように時刻t14でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、この出力許可信号OEMを受けるANDゲート
135は図4の(d) に示すようにLレベルの信号φ2 をn
チャネルMOSトランジスタ136aのゲート電極に出力
し、このLレベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート
136cは図4の(g) および(h) に示すようにLレベルの信
号φ4 をnチャネルMOSトランジスタ136dのゲート電
極に出力するので、上記nチャネルMOSトランジスタ
136aおよび136dは非導通状態となり、出力データDout
は再びハイインピーダンス状態となる。
示すように時刻t14でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、この出力許可信号OEMを受けるANDゲート
135は図4の(d) に示すようにLレベルの信号φ2 をn
チャネルMOSトランジスタ136aのゲート電極に出力
し、このLレベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート
136cは図4の(g) および(h) に示すようにLレベルの信
号φ4 をnチャネルMOSトランジスタ136dのゲート電
極に出力するので、上記nチャネルMOSトランジスタ
136aおよび136dは非導通状態となり、出力データDout
は再びハイインピーダンス状態となる。
【0032】上記したこの発明の実施例1においては、
接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ出力手段
130 からの出力データDout の立ち下がり時間を短くし
て上記接地電位パッド104 の近くに位置するデータ出力
手段130 からの出力データDout の立ち下がり時間とし
たので、接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ
出力手段130 の立ち下がり時間が長いことによってアク
セス速度が遅くなることがない。
接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ出力手段
130 からの出力データDout の立ち下がり時間を短くし
て上記接地電位パッド104 の近くに位置するデータ出力
手段130 からの出力データDout の立ち下がり時間とし
たので、接地電位パッド104 から遠くに位置するデータ
出力手段130 の立ち下がり時間が長いことによってアク
セス速度が遅くなることがない。
【0033】実施例2.以下にこの発明の実施例2であ
る半導体集積装置について、図5および図6に基づいて
説明する。この実施例2が上記したこの発明の実施例1
と異なるのは、上記実施例1では接地電位パッド104 か
ら遠くに位置するデータ出力手段130 からの出力データ
Dout の立ち下がり時間を短くするために、このデータ
出力手段130 における遅延手段136bを構成するインバー
タの数を減らしたが、この実施例2ではさらに図5およ
び図6に示すようなデータ出力手段130 からの出力デー
タDout が電源電位VCCに立ち上がるときのリンギング
を抑制するためにnチャネルMOSトランジスタ137a
と、遅延手段137bと、ANDゲート137cと、nチャネル
MOSトランジスタ137dとからなるスイッチ手段137 を
設け、図5に示すように電源パッド103 から離れた2番
および3番のデータピン105cおよび105dに接続されたデ
ータ出力手段130 における遅延手段137bを構成するイン
バータの数を、図6に示された電源パッド103 から近い
0番および1番のデータピン105aおよび105bに接続され
たデータ出力手段130 における遅延手段137bを構成する
インバータの数よりも減らしている点である。
る半導体集積装置について、図5および図6に基づいて
説明する。この実施例2が上記したこの発明の実施例1
と異なるのは、上記実施例1では接地電位パッド104 か
ら遠くに位置するデータ出力手段130 からの出力データ
Dout の立ち下がり時間を短くするために、このデータ
出力手段130 における遅延手段136bを構成するインバー
タの数を減らしたが、この実施例2ではさらに図5およ
び図6に示すようなデータ出力手段130 からの出力デー
タDout が電源電位VCCに立ち上がるときのリンギング
を抑制するためにnチャネルMOSトランジスタ137a
と、遅延手段137bと、ANDゲート137cと、nチャネル
MOSトランジスタ137dとからなるスイッチ手段137 を
設け、図5に示すように電源パッド103 から離れた2番
および3番のデータピン105cおよび105dに接続されたデ
ータ出力手段130 における遅延手段137bを構成するイン
バータの数を、図6に示された電源パッド103 から近い
0番および1番のデータピン105aおよび105bに接続され
たデータ出力手段130 における遅延手段137bを構成する
インバータの数よりも減らしている点である。
【0034】次に上記したこの発明の実施例2の動作に
ついて、図7のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4つのメモリセルから読み出されたデータが
すべてLレベルのときの動作は図4に示された上記実施
例1と同様であり、上記メモリセルから読み出されたデ
ータがすべてHレベルのときは、0番から3番までのデ
ータピン25a 〜25d に隣接して接続されているデータ出
力手段33に入力される、上記メモリセルから読み出され
るデータの反転信号ZDDはどれも図7の(a)に示すよ
うにLレベルで、このLレベルの反転信号ZDDを受け
るデータ出力手段130 におけるANDゲート135 は出力
許可信号OEMのレベルによらず図7の(d) に示すよう
にLレベルの信号φ2 を出力し、この出力信号φ2 をゲ
ート電極に受けるスイッチ手段136 におけるにnチャネ
ルMOSトランジスタ136aは非導通状態となり、上記L
レベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは、遅
延手段136bからの遅延信号φ3 のレベルにかかわらずn
チャネルMOSトランジスタ136dのゲート電極に図7の
(f) に示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、こ
のnチャネルMOSトランジスタ136dは非導通状態とな
る。
ついて、図7のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4つのメモリセルから読み出されたデータが
すべてLレベルのときの動作は図4に示された上記実施
例1と同様であり、上記メモリセルから読み出されたデ
ータがすべてHレベルのときは、0番から3番までのデ
ータピン25a 〜25d に隣接して接続されているデータ出
力手段33に入力される、上記メモリセルから読み出され
るデータの反転信号ZDDはどれも図7の(a)に示すよ
うにLレベルで、このLレベルの反転信号ZDDを受け
るデータ出力手段130 におけるANDゲート135 は出力
許可信号OEMのレベルによらず図7の(d) に示すよう
にLレベルの信号φ2 を出力し、この出力信号φ2 をゲ
ート電極に受けるスイッチ手段136 におけるにnチャネ
ルMOSトランジスタ136aは非導通状態となり、上記L
レベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート136cは、遅
延手段136bからの遅延信号φ3 のレベルにかかわらずn
チャネルMOSトランジスタ136dのゲート電極に図7の
(f) に示すようにLレベルの出力信号φ4 を出力し、こ
のnチャネルMOSトランジスタ136dは非導通状態とな
る。
【0035】そして、出力許可信号OEMが図7の(b)
に示すように時刻t20でHレベルに立ち上がるまでは、
このLレベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲー
ト132 は図7の(c) に示すようにLレベルの出力信号φ
1 を出力し、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるス
イッチ手段137 におけるnチャネルMOSトランジスタ
137aは非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号
φ1 を受けるANDゲート137cは、遅延手段137bからの
遅延信号φ5 のレベルによらずnチャネルMOSトラン
ジスタ137dのゲート電極に図7の(i) および(j) に示す
ようにLレベルの出力信号φ6 を出力し、上記nチャネ
ルMOSトランジスタ137dは非導通状態となるので、出
力ノード134 から出力されるデータDout はハイインピ
ーダンス状態である。
に示すように時刻t20でHレベルに立ち上がるまでは、
このLレベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲー
ト132 は図7の(c) に示すようにLレベルの出力信号φ
1 を出力し、この出力信号φ1 をゲート電極に受けるス
イッチ手段137 におけるnチャネルMOSトランジスタ
137aは非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号
φ1 を受けるANDゲート137cは、遅延手段137bからの
遅延信号φ5 のレベルによらずnチャネルMOSトラン
ジスタ137dのゲート電極に図7の(i) および(j) に示す
ようにLレベルの出力信号φ6 を出力し、上記nチャネ
ルMOSトランジスタ137dは非導通状態となるので、出
力ノード134 から出力されるデータDout はハイインピ
ーダンス状態である。
【0036】そして、出力許可信号OEMが図7の(b)
に示すように時刻t20でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート132 は図7の(c) に示すようにHレベルに立ち
上がる信号φ1 をnチャネルMOSトランジスタ137aの
ゲート電極に出力し、このnチャネルMOSトランジス
タ137aが導通状態となり、電源電位ノード110 と出力ノ
ード134 とが導通するので、出力データDout は図7の
(k) および(m) に示すように次第に上がり始める。
に示すように時刻t20でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート132 は図7の(c) に示すようにHレベルに立ち
上がる信号φ1 をnチャネルMOSトランジスタ137aの
ゲート電極に出力し、このnチャネルMOSトランジス
タ137aが導通状態となり、電源電位ノード110 と出力ノ
ード134 とが導通するので、出力データDout は図7の
(k) および(m) に示すように次第に上がり始める。
【0037】さらに、上記時刻t20でHレベルに立ち上
がるANDゲート132 からの出力信号φ1 を受ける、電
源パッド103 から遠い2番および3番のデータピン105c
および105dに隣接したデータ出力手段130 における遅延
手段137bは、図7の(h) に示すように遅延時間td3だけ
遅れた時刻t21でHレベルに立ち上がる遅延信号φ5を
出力し、この遅延信号φ5 および上記HレベルのAND
ゲート132 からの出力信号φ1 を受けるANDゲート13
7cは、図7の(j) に示すようにHレベルへ立ち上がる出
力信号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ137dのゲー
ト電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13
7dが導通状態となり、電源電位ノード110 と出力ノード
134 とが導通するので、出力データDout は図7の(m)
に示すように速やかに立ち上がり、時刻t23で電源電位
VCCとなる。
がるANDゲート132 からの出力信号φ1 を受ける、電
源パッド103 から遠い2番および3番のデータピン105c
および105dに隣接したデータ出力手段130 における遅延
手段137bは、図7の(h) に示すように遅延時間td3だけ
遅れた時刻t21でHレベルに立ち上がる遅延信号φ5を
出力し、この遅延信号φ5 および上記HレベルのAND
ゲート132 からの出力信号φ1 を受けるANDゲート13
7cは、図7の(j) に示すようにHレベルへ立ち上がる出
力信号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ137dのゲー
ト電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ13
7dが導通状態となり、電源電位ノード110 と出力ノード
134 とが導通するので、出力データDout は図7の(m)
に示すように速やかに立ち上がり、時刻t23で電源電位
VCCとなる。
【0038】一方、上記時刻t20でHレベルに立ち上が
るANDゲート132 からの出力信号φ2 を受ける、電源
パッド103 から近い0番および1番のデータピン105aお
よび105bに隣接したデータ出力手段130 における遅延手
段137bは、図7の(g) に示すように上記遅延時間td3よ
りも長い遅延時間td4だけ遅れた時刻t22でHレベルに
立ち上がる遅延信号φ5 を出力し、この遅延信号φ5 お
よび上記HレベルのANDゲート132 からの出力信号φ
1 を受けるANDゲート137cは、図7の(i) に示すよう
にHレベルへ立ち上がる出力信号φ6 をnチャネルMO
Sトランジスタ137dのゲート電極に出力し、このnチャ
ネルMOSトランジスタ137dが導通状態となり、電源電
位ノード110 と出力ノード134 とが導通するので、出力
データDout は図7の(k) に示すように図7の(m) に示
された上記電源パッド103 から遠い2番および3番のデ
ータピン105cおよび105dに出力される出力データDout
が時刻t21から時刻t23の間に電源電位VCCに立ち上が
るよりも速く立ち上がり、時刻t23で電源電位VCCとな
る。
るANDゲート132 からの出力信号φ2 を受ける、電源
パッド103 から近い0番および1番のデータピン105aお
よび105bに隣接したデータ出力手段130 における遅延手
段137bは、図7の(g) に示すように上記遅延時間td3よ
りも長い遅延時間td4だけ遅れた時刻t22でHレベルに
立ち上がる遅延信号φ5 を出力し、この遅延信号φ5 お
よび上記HレベルのANDゲート132 からの出力信号φ
1 を受けるANDゲート137cは、図7の(i) に示すよう
にHレベルへ立ち上がる出力信号φ6 をnチャネルMO
Sトランジスタ137dのゲート電極に出力し、このnチャ
ネルMOSトランジスタ137dが導通状態となり、電源電
位ノード110 と出力ノード134 とが導通するので、出力
データDout は図7の(k) に示すように図7の(m) に示
された上記電源パッド103 から遠い2番および3番のデ
ータピン105cおよび105dに出力される出力データDout
が時刻t21から時刻t23の間に電源電位VCCに立ち上が
るよりも速く立ち上がり、時刻t23で電源電位VCCとな
る。
【0039】その後出力許可信号OEMが図7の(b) に
示すように時刻t24でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、この出力許可信号OEMを受けるANDゲート
132は図7の(c) に示すようにLレベルの信号φ1 をn
チャネルMOSトランジスタ137aのゲート電極に出力
し、このLレベルの出力信号φ1 を受けるANDゲート
137cは図7の(i) および(j) に示すようにLレベルの信
号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ137dのゲート電
極に出力するので、上記nチャネルMOSトランジスタ
137aおよび137dは非導通状態となり、出力データDout
は再びハイインピーダンス状態となる。
示すように時刻t24でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、この出力許可信号OEMを受けるANDゲート
132は図7の(c) に示すようにLレベルの信号φ1 をn
チャネルMOSトランジスタ137aのゲート電極に出力
し、このLレベルの出力信号φ1 を受けるANDゲート
137cは図7の(i) および(j) に示すようにLレベルの信
号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ137dのゲート電
極に出力するので、上記nチャネルMOSトランジスタ
137aおよび137dは非導通状態となり、出力データDout
は再びハイインピーダンス状態となる。
【0040】上記したこの発明の実施例2においては、
電源パッド103 から遠くに位置するデータ出力手段130
からの出力データDout の立ち上がり時間を短くして上
記電源パッド103 の近くに位置するデータ出力手段130
からの出力データDout の立ち上がり時間としたので、
電源パッド103 から遠くに位置するデータ出力手段130
の立ち上がり時間が長いことによってアクセス速度が遅
くなることがない。
電源パッド103 から遠くに位置するデータ出力手段130
からの出力データDout の立ち上がり時間を短くして上
記電源パッド103 の近くに位置するデータ出力手段130
からの出力データDout の立ち上がり時間としたので、
電源パッド103 から遠くに位置するデータ出力手段130
の立ち上がり時間が長いことによってアクセス速度が遅
くなることがない。
【0041】実施例3.以下にこの発明の実施例3であ
る半導体集積装置について、図8および図9に基づいて
説明する。この実施例3で上記実施例1と異なるのは半
導体集積装置におけるデータ出力手段の具体的構成が違
う点で、図8は接地電位パッド104 に近い2番および3
番のデータピン105cおよび105dに隣接して接続されたデ
ータ出力手段140 の具体的回路図、図9は接地電位パッ
ド104 から離れている0番および1番のデータピン105a
および105bに接続されたデータ出力手段140 の具体的回
路図である。
る半導体集積装置について、図8および図9に基づいて
説明する。この実施例3で上記実施例1と異なるのは半
導体集積装置におけるデータ出力手段の具体的構成が違
う点で、図8は接地電位パッド104 に近い2番および3
番のデータピン105cおよび105dに隣接して接続されたデ
ータ出力手段140 の具体的回路図、図9は接地電位パッ
ド104 から離れている0番および1番のデータピン105a
および105bに接続されたデータ出力手段140 の具体的回
路図である。
【0042】図8において、141 は上記反転信号ZDD
を受け、この反転信号ZDDをさらに反転した信号を出
力するインバータ、142 はこのインバータ141 からの出
力と出力許可信号OEMとを受け、これら2つの信号が
ともにHレベルのときにHレベルで、それ以外はLレベ
ルの信号φ1 を出力する2入力ANDゲート、143 は電
源電位ノード110 と出力ノード144 との間に接続され、
ゲート電極に上記ANDゲート142 からの出力信号φ1
を受けるnチャネルMOSトランジスタ、145は上記反
転信号ZDDおよび出力許可信号OEMを受け、これら
2つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ
以外はLレベルの信号φ2 を出力する2入力ANDゲー
トである。
を受け、この反転信号ZDDをさらに反転した信号を出
力するインバータ、142 はこのインバータ141 からの出
力と出力許可信号OEMとを受け、これら2つの信号が
ともにHレベルのときにHレベルで、それ以外はLレベ
ルの信号φ1 を出力する2入力ANDゲート、143 は電
源電位ノード110 と出力ノード144 との間に接続され、
ゲート電極に上記ANDゲート142 からの出力信号φ1
を受けるnチャネルMOSトランジスタ、145は上記反
転信号ZDDおよび出力許可信号OEMを受け、これら
2つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ
以外はLレベルの信号φ2 を出力する2入力ANDゲー
トである。
【0043】146 は上記出力ノード144 と接地電位ノー
ド120 との間に接続され、上記ANDゲート145 からの
出力信号φ2 を受けるスイッチ手段で、上記ANDゲー
ト145 からの出力信号φ2 を受け、この出力信号φ2 の
反転信号φ3 をインバータ3段分の遅延時間td5だけ遅
れて出力し、上記出力信号φ2 をインバータ4段分の遅
延時間td6だけ遅延した遅延信号φ4 を出力する遅延手
段146aと、上記ANDゲート145 からの出力信号φ2 お
よび遅延手段146aからの反転信号φ3 を受け、これら2
つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以
外はLレベルの信号φ5 を出力する2入力ANDゲート
146bと、上記出力ノード144 と接地電位ノード120 との
間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート146bから
の出力信号φ5 を受けるnチャネルMOSトランジスタ
146cと、上記ANDゲート145 からの出力信号φ2 およ
び上記遅延手段146aからの遅延信号φ4 を受け、これら
2つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ
以外はLレベルの信号φ6を出力する2入力ANDゲー
ト146dと、上記出力ノード144 と接地電位ノード120 と
の間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート146dか
らの出力信号φ6 を受けるnチャネルMOSトランジス
タ146eとにより構成されており、上記nチャネルMOS
トランジスタ146eはnチャネルMOSトランジスタ146c
よりもサイズが大きく駆動能力が大きい。
ド120 との間に接続され、上記ANDゲート145 からの
出力信号φ2 を受けるスイッチ手段で、上記ANDゲー
ト145 からの出力信号φ2 を受け、この出力信号φ2 の
反転信号φ3 をインバータ3段分の遅延時間td5だけ遅
れて出力し、上記出力信号φ2 をインバータ4段分の遅
延時間td6だけ遅延した遅延信号φ4 を出力する遅延手
段146aと、上記ANDゲート145 からの出力信号φ2 お
よび遅延手段146aからの反転信号φ3 を受け、これら2
つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ以
外はLレベルの信号φ5 を出力する2入力ANDゲート
146bと、上記出力ノード144 と接地電位ノード120 との
間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート146bから
の出力信号φ5 を受けるnチャネルMOSトランジスタ
146cと、上記ANDゲート145 からの出力信号φ2 およ
び上記遅延手段146aからの遅延信号φ4 を受け、これら
2つの信号がともにHレベルのときにHレベルで、それ
以外はLレベルの信号φ6を出力する2入力ANDゲー
ト146dと、上記出力ノード144 と接地電位ノード120 と
の間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート146dか
らの出力信号φ6 を受けるnチャネルMOSトランジス
タ146eとにより構成されており、上記nチャネルMOS
トランジスタ146eはnチャネルMOSトランジスタ146c
よりもサイズが大きく駆動能力が大きい。
【0044】図9は接地電位パッド24から遠い0番およ
び1番のデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して
接続されるデータ出力手段140 の具体的回路図で、図8
に示された上記接地電位パッド104 から近い2番および
3番のデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接して接
続されるデータ出力手段104 と異なっているのはAND
ゲート145 からの出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を
遅延した信号φ3 およびφ4 を出力するスイッチ手段14
6 における遅延手段146aが、2個のインバータにより構
成され遅延時間を短くしている点である。
び1番のデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して
接続されるデータ出力手段140 の具体的回路図で、図8
に示された上記接地電位パッド104 から近い2番および
3番のデータピン105cおよび105dにそれぞれ隣接して接
続されるデータ出力手段104 と異なっているのはAND
ゲート145 からの出力信号φ2 を受け、この信号φ2 を
遅延した信号φ3 およびφ4 を出力するスイッチ手段14
6 における遅延手段146aが、2個のインバータにより構
成され遅延時間を短くしている点である。
【0045】次に上記したこの発明の実施例3の動作に
ついて、図10のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4つのメモリセルから読み出されたデータは
すべてLレベルとすると、0番から3番までのデータピ
ン105a〜105dに隣接して接続されているデータ出力手段
140 に入力される、上記メモリセルから読み出されるデ
ータの反転信号ZDDはどれも図10の(a) に示すように
Hレベルで、このHレベルの反転信号ZDDを受けるデ
ータ出力手段140 におけるインバータ141 はLレベルの
信号をANDゲート142 に出力するので、このANDゲ
ート142 は出力許可信号OEMのレベルによらず図10の
(c) に示すようにLレベルの信号φ1 を出力し、この出
力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ143 は非導通状態となる。
ついて、図10のタイミング図に基づいて説明する。まず
選択された4つのメモリセルから読み出されたデータは
すべてLレベルとすると、0番から3番までのデータピ
ン105a〜105dに隣接して接続されているデータ出力手段
140 に入力される、上記メモリセルから読み出されるデ
ータの反転信号ZDDはどれも図10の(a) に示すように
Hレベルで、このHレベルの反転信号ZDDを受けるデ
ータ出力手段140 におけるインバータ141 はLレベルの
信号をANDゲート142 に出力するので、このANDゲ
ート142 は出力許可信号OEMのレベルによらず図10の
(c) に示すようにLレベルの信号φ1 を出力し、この出
力信号φ1 をゲート電極に受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ143 は非導通状態となる。
【0046】そして、出力許可信号OEMが図10の(b)
に示すように時刻t30でHレベルに立ち上がるまでは、
このLレベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲー
ト145 は図10の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ
2 を出力し、この出力信号φ2 およびスイッチ手段146
における遅延手段146aからのHレベルの信号φ3 を受け
るANDゲート146bは図10の(i) および(j) に示すよう
にLレベルの信号φ5を出力し、この出力信号φ5 をゲ
ート電極に受けるnチャネルMOSトランジスタ146cは
非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号φ2 を
受けるANDゲート146dは、遅延手段146aからの遅延信
号φ4 のレベルにかかわらずnチャネルMOSトランジ
スタ146eのゲート電極に図10の(k) および(m) に示すよ
うにLレベルの出力信号φ6 を出力し、このnチャネル
MOSトランジスタ146eは非導通状態となるので、出力
ノード144 から出力されるデータDout はハイインピー
ダンス状態である。
に示すように時刻t30でHレベルに立ち上がるまでは、
このLレベルの出力許可信号OEMを受けるANDゲー
ト145 は図10の(d) に示すようにLレベルの出力信号φ
2 を出力し、この出力信号φ2 およびスイッチ手段146
における遅延手段146aからのHレベルの信号φ3 を受け
るANDゲート146bは図10の(i) および(j) に示すよう
にLレベルの信号φ5を出力し、この出力信号φ5 をゲ
ート電極に受けるnチャネルMOSトランジスタ146cは
非導通状態となる。また上記Lレベルの出力信号φ2 を
受けるANDゲート146dは、遅延手段146aからの遅延信
号φ4 のレベルにかかわらずnチャネルMOSトランジ
スタ146eのゲート電極に図10の(k) および(m) に示すよ
うにLレベルの出力信号φ6 を出力し、このnチャネル
MOSトランジスタ146eは非導通状態となるので、出力
ノード144 から出力されるデータDout はハイインピー
ダンス状態である。
【0047】そして、出力許可信号OEMが図10の(b)
に示すように時刻t30でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート145 は図10の(d) に示すようにHレベルに立ち
上がる信号φ2 を出力し、この出力信号φ2 およびスイ
ッチ手段146 における遅延手段146aのインバータによる
遅延のために図10の(e) および(f) に示すようにまだH
レベルの信号φ3 を受けるANDゲート146bは図10の
(i) および(j) に示すようなHレベルに立ち上がる信号
φ5 をnチャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極
に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ146cが導
通状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード144 と
が導通するので、出力データDout は図10の(n) および
(p) に示すように次第に下がり始める。
に示すように時刻t30でHレベルに立ち上がると、この
出力許可信号OEMおよび反転信号ZDDを受けるAN
Dゲート145 は図10の(d) に示すようにHレベルに立ち
上がる信号φ2 を出力し、この出力信号φ2 およびスイ
ッチ手段146 における遅延手段146aのインバータによる
遅延のために図10の(e) および(f) に示すようにまだH
レベルの信号φ3 を受けるANDゲート146bは図10の
(i) および(j) に示すようなHレベルに立ち上がる信号
φ5 をnチャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極
に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ146cが導
通状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード144 と
が導通するので、出力データDout は図10の(n) および
(p) に示すように次第に下がり始める。
【0048】さらに、上記時刻t30でHレベルに立ち上
がるANDゲート145 からの出力信号φ2 を受ける、接
地電位パッド104 から遠い0番および1番のデータピン
105aおよび105bに隣接して接続されたデータ出力手段14
0 における遅延手段140aは、図10の(e) に示すように遅
延時間td5だけ遅れた時刻t31でLレベルに立ち下がる
信号φ3 を出力し、この信号φ3 を受けるANDゲート
146bは図10の(i) に示すようにLレベルに立ち下がる信
号φ5 をnチャネルMOSトランジスタ146cのゲート電
極に出力するので、このnチャネルMOSトランジスタ
146cは非導通状態となり、さらに上記遅延手段146aは図
10の(g) に示すように時刻t30から遅延時間td6だけ遅
れた時刻t32でHレベルに立ち上がる遅延信号φ4 を出
力し、この遅延信号φ4 および上記HレベルのANDゲ
ート145 からの出力信号φ2 を受けるANDゲート146d
は、図10の(k) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力
信号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ146eのゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ146e
が導通状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード14
4 とが導通するので、出力データDout は図10の(n) に
示すように速やかに立ち下がり、時刻t35で接地電位と
なる。
がるANDゲート145 からの出力信号φ2 を受ける、接
地電位パッド104 から遠い0番および1番のデータピン
105aおよび105bに隣接して接続されたデータ出力手段14
0 における遅延手段140aは、図10の(e) に示すように遅
延時間td5だけ遅れた時刻t31でLレベルに立ち下がる
信号φ3 を出力し、この信号φ3 を受けるANDゲート
146bは図10の(i) に示すようにLレベルに立ち下がる信
号φ5 をnチャネルMOSトランジスタ146cのゲート電
極に出力するので、このnチャネルMOSトランジスタ
146cは非導通状態となり、さらに上記遅延手段146aは図
10の(g) に示すように時刻t30から遅延時間td6だけ遅
れた時刻t32でHレベルに立ち上がる遅延信号φ4 を出
力し、この遅延信号φ4 および上記HレベルのANDゲ
ート145 からの出力信号φ2 を受けるANDゲート146d
は、図10の(k) に示すようにHレベルへ立ち上がる出力
信号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ146eのゲート
電極に出力し、このnチャネルMOSトランジスタ146e
が導通状態となり、接地電位ノード120 と出力ノード14
4 とが導通するので、出力データDout は図10の(n) に
示すように速やかに立ち下がり、時刻t35で接地電位と
なる。
【0049】一方、上記時刻t30でHレベルに立ち上が
るANDゲート145 からの出力信号φ2 を受ける、接地
電位パッド104 から近い2番および3番のデータピン10
5cおよび105dに隣接して接続されたデータ出力手段140
における遅延手段146aは、図10の(f) に示すように上記
遅延時間td5よりもインバータ2段分長い遅延時間td7
だけ遅れた時刻t33でLレベルに立ち下がる信号φ3 を
出力し、この信号φ3を受けるANDゲート146bは図10
の(j) に示すようにLレベルに立ち下がる信号φ5 をn
チャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力す
るので、このnチャネルMOSトランジスタ146cは非導
通状態となり、さらに上記遅延手段146aは図10の(h) に
示すように時刻t30から遅延時間td8だけ遅れた時刻t
34でHレベルに立ち上がる遅延信号φ4 を出力し、この
遅延信号φ4 および上記HレベルのANDゲート145 か
らの出力信号φ2 を受けるANDゲート146dは、図10の
(m) に示すようにHレベルへ立ち上がる信号φ6 をnチ
ャネルMOSトランジスタ146eのゲート電極に出力し、
このnチャネルMOSトランジスタ146eが導通状態とな
り、接地電位ノード120 と出力ノード144 とが導通する
ので、出力データDout は図10の(p) に示すように図10
の(n) に示された上記接地電位パッド104 から遠い0番
および1番のデータピン105aおよび105bに出力される出
力データDout が時刻t32から時刻t35の間に接地電位
に立ち下がるよりも速く立ち下がり、時刻t35で接地電
位となる。
るANDゲート145 からの出力信号φ2 を受ける、接地
電位パッド104 から近い2番および3番のデータピン10
5cおよび105dに隣接して接続されたデータ出力手段140
における遅延手段146aは、図10の(f) に示すように上記
遅延時間td5よりもインバータ2段分長い遅延時間td7
だけ遅れた時刻t33でLレベルに立ち下がる信号φ3 を
出力し、この信号φ3を受けるANDゲート146bは図10
の(j) に示すようにLレベルに立ち下がる信号φ5 をn
チャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力す
るので、このnチャネルMOSトランジスタ146cは非導
通状態となり、さらに上記遅延手段146aは図10の(h) に
示すように時刻t30から遅延時間td8だけ遅れた時刻t
34でHレベルに立ち上がる遅延信号φ4 を出力し、この
遅延信号φ4 および上記HレベルのANDゲート145 か
らの出力信号φ2 を受けるANDゲート146dは、図10の
(m) に示すようにHレベルへ立ち上がる信号φ6 をnチ
ャネルMOSトランジスタ146eのゲート電極に出力し、
このnチャネルMOSトランジスタ146eが導通状態とな
り、接地電位ノード120 と出力ノード144 とが導通する
ので、出力データDout は図10の(p) に示すように図10
の(n) に示された上記接地電位パッド104 から遠い0番
および1番のデータピン105aおよび105bに出力される出
力データDout が時刻t32から時刻t35の間に接地電位
に立ち下がるよりも速く立ち下がり、時刻t35で接地電
位となる。
【0050】その後出力許可信号OEMが図10の(b) に
示すように時刻t36でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、この出力許可信号OEMを受けるANDゲート
145は図10の(d) に示すようにLレベルの信号φ2 を出
力し、この出力信号φ2 を受けるANDゲート146bは図
10の(i) および(j) に示すようにLレベルの信号φ5を
nチャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力
し、上記Lレベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート
146dは図10の(k) および(m) に示すようにLレベルの信
号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ146eのゲート電
極に出力するので、上記nチャネルMOSトランジスタ
146cおよび146eは非導通状態となり、出力データDout
は図10の(n) および(p) に示すように再びハイインピー
ダンス状態となる。
示すように時刻t36でHレベルからLレベルへと立ち下
がると、この出力許可信号OEMを受けるANDゲート
145は図10の(d) に示すようにLレベルの信号φ2 を出
力し、この出力信号φ2 を受けるANDゲート146bは図
10の(i) および(j) に示すようにLレベルの信号φ5を
nチャネルMOSトランジスタ146cのゲート電極に出力
し、上記Lレベルの出力信号φ2 を受けるANDゲート
146dは図10の(k) および(m) に示すようにLレベルの信
号φ6 をnチャネルMOSトランジスタ146eのゲート電
極に出力するので、上記nチャネルMOSトランジスタ
146cおよび146eは非導通状態となり、出力データDout
は図10の(n) および(p) に示すように再びハイインピー
ダンス状態となる。
【0051】上記したこの発明の実施例3においては、
上記実施例1と同様に接地電位パッド104 から遠くに位
置するデータ出力手段140 からの出力データDout の立
ち下がり時間を短くして上記接地電位パッド104 の近く
に位置するデータ出力手段140 からの出力データDout
の立ち下がり時間としたので、接地電位パッド104 から
遠くに位置するデータ出力手段140 の立ち下がり時間が
長いことによってアクセス速度が遅くなることがない。
上記実施例1と同様に接地電位パッド104 から遠くに位
置するデータ出力手段140 からの出力データDout の立
ち下がり時間を短くして上記接地電位パッド104 の近く
に位置するデータ出力手段140 からの出力データDout
の立ち下がり時間としたので、接地電位パッド104 から
遠くに位置するデータ出力手段140 の立ち下がり時間が
長いことによってアクセス速度が遅くなることがない。
【0052】実施例4.以下にこの発明の実施例4であ
る半導体集積装置について、図11および図12に基づいて
説明する。図11は接地電位パッド104 に近いデータピン
105cおよび105dに隣接して接続されるデータ出力手段13
0 の具体的回路図、図12は上記接地電位パッド104 から
遠いデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して接続
されるデータ出力手段130 の具体的回路図で、この実施
例4が上記したこの発明の実施例1と異なるのは、上記
データ出力手段130 におけるスイッチ手段136 の出力ノ
ード134 と接地電位ノード120 との間にnチャネルMO
Sトランジスタ136eが追加されている点である。この実
施例4においても図3に示した実施例1と同様の動作を
し、同様の効果を奏する。
る半導体集積装置について、図11および図12に基づいて
説明する。図11は接地電位パッド104 に近いデータピン
105cおよび105dに隣接して接続されるデータ出力手段13
0 の具体的回路図、図12は上記接地電位パッド104 から
遠いデータピン105aおよび105bにそれぞれ隣接して接続
されるデータ出力手段130 の具体的回路図で、この実施
例4が上記したこの発明の実施例1と異なるのは、上記
データ出力手段130 におけるスイッチ手段136 の出力ノ
ード134 と接地電位ノード120 との間にnチャネルMO
Sトランジスタ136eが追加されている点である。この実
施例4においても図3に示した実施例1と同様の動作を
し、同様の効果を奏する。
【0053】実施例5.以下にこの発明の実施例5であ
る半導体集積装置について、図13に基づいて説明する。
図13は図1に示された半導体チップ101 内に設けられた
0番から3番までのデータピン105a〜105dにそれぞれ隣
接して接続されているデータ出力手段の具体的回路図
で、この図13において210 は電源電位VCCが印加される
電源電位ノード、220 は接地電位パッド、230 は上記電
源電位ノード210 からの電源電位VCCおよび上記接地電
位パッド220 から電源線240 を介して接地電位を受け、
さらに出力許可信号OEMおよび上記メモリセルから読
み出されたデータの反転信号ZDDを受け、メモリセル
から読み出されたデータと同じレベルの出力Dout をデ
ータピン105a〜105dにそれぞれ出力するデータ出力手段
である。
る半導体集積装置について、図13に基づいて説明する。
図13は図1に示された半導体チップ101 内に設けられた
0番から3番までのデータピン105a〜105dにそれぞれ隣
接して接続されているデータ出力手段の具体的回路図
で、この図13において210 は電源電位VCCが印加される
電源電位ノード、220 は接地電位パッド、230 は上記電
源電位ノード210 からの電源電位VCCおよび上記接地電
位パッド220 から電源線240 を介して接地電位を受け、
さらに出力許可信号OEMおよび上記メモリセルから読
み出されたデータの反転信号ZDDを受け、メモリセル
から読み出されたデータと同じレベルの出力Dout をデ
ータピン105a〜105dにそれぞれ出力するデータ出力手段
である。
【0054】このデータ出力手段230 において、231 は
上記反転信号ZDDを受け、この反転信号ZDDをさら
に反転した信号を出力するインバータ、232 はこのイン
バータ231 からの出力と上記出力許可信号OEMとを受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ1 を出力する2入力
ANDゲート、233 は電源電位ノード210 と出力ノード
234 との間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート
232 からの出力信号φ1 を受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ、235 は上記反転信号ZDDおよび出力許可信
号OEMを受け、これら2つの信号がともにHレベルの
ときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ2 を出
力する2入力ANDゲートである。
上記反転信号ZDDを受け、この反転信号ZDDをさら
に反転した信号を出力するインバータ、232 はこのイン
バータ231 からの出力と上記出力許可信号OEMとを受
け、これら2つの信号がともにHレベルのときにHレベ
ルで、それ以外はLレベルの信号φ1 を出力する2入力
ANDゲート、233 は電源電位ノード210 と出力ノード
234 との間に接続され、ゲート電極に上記ANDゲート
232 からの出力信号φ1 を受けるnチャネルMOSトラ
ンジスタ、235 は上記反転信号ZDDおよび出力許可信
号OEMを受け、これら2つの信号がともにHレベルの
ときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ2 を出
力する2入力ANDゲートである。
【0055】236 は上記出力ノード234 と電源配線240
との間に接続され、上記ANDゲート235 からの出力信
号φ2 を受けるスイッチ手段で、上記出力ノード234 と
電源配線240 との間に接続され、ゲート電極に上記出力
信号φ2 を受けるnチャネルMOSトランジスタ236a
と、上記ANDゲート235 からの出力信号φ2 を受け、
この信号φ2 を遅延した信号φ3 を出力し、2個のイン
バータからなる遅延手段236bと、この遅延手段236bから
の遅延信号φ3 および上記ANDゲート235 からの出力
信号φ2 を受け、これら2つの信号がともにHレベルの
ときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ4 を出
力する2入力ANDゲート236cと、上記出力ノード234
と電源配線240 との間に接続され、ゲート電極に上記A
NDゲート236cからの出力信号φ4 を受け、上記nチャ
ネルMOSトランジスタ236aよりもサイズが大きく駆動
能力が大きいnチャネルMOSトランジスタ236dとから
構成されている。
との間に接続され、上記ANDゲート235 からの出力信
号φ2 を受けるスイッチ手段で、上記出力ノード234 と
電源配線240 との間に接続され、ゲート電極に上記出力
信号φ2 を受けるnチャネルMOSトランジスタ236a
と、上記ANDゲート235 からの出力信号φ2 を受け、
この信号φ2 を遅延した信号φ3 を出力し、2個のイン
バータからなる遅延手段236bと、この遅延手段236bから
の遅延信号φ3 および上記ANDゲート235 からの出力
信号φ2 を受け、これら2つの信号がともにHレベルの
ときにHレベルで、それ以外はLレベルの信号φ4 を出
力する2入力ANDゲート236cと、上記出力ノード234
と電源配線240 との間に接続され、ゲート電極に上記A
NDゲート236cからの出力信号φ4 を受け、上記nチャ
ネルMOSトランジスタ236aよりもサイズが大きく駆動
能力が大きいnチャネルMOSトランジスタ236dとから
構成されている。
【0056】そして、接地電位パッド104 に近い2番お
よび3番のデータピン105cおよび105dに隣接して接続さ
れるデータ出力手段230 のスイッチ手段236 におけるn
チャネルMOSトランジスタ236aおよび236dのチャネル
幅を小さくしたり、チャネル長を大きくすることで、電
流駆動能力を接地電位パッド104 から遠い0番および1
番のデータピン105aおよび105bに隣接して接続されるデ
ータ出力手段230 のスイッチ手段236 におけるnチャネ
ルMOSトランジスタ236aおよび236dの電流駆動能力よ
りも小さくし、このスイッチ手段236 の電流駆動能力を
小さくしている。
よび3番のデータピン105cおよび105dに隣接して接続さ
れるデータ出力手段230 のスイッチ手段236 におけるn
チャネルMOSトランジスタ236aおよび236dのチャネル
幅を小さくしたり、チャネル長を大きくすることで、電
流駆動能力を接地電位パッド104 から遠い0番および1
番のデータピン105aおよび105bに隣接して接続されるデ
ータ出力手段230 のスイッチ手段236 におけるnチャネ
ルMOSトランジスタ236aおよび236dの電流駆動能力よ
りも小さくし、このスイッチ手段236 の電流駆動能力を
小さくしている。
【0057】上記したこの発明の実施例5においては、
接地電位パッド104 に近い2番および3番のデータピン
105cおよび105dに隣接して接続されるデータ出力手段23
0 のスイッチ手段236 の電流駆動能力を小さくしている
ため、出力データDout が接地電位に立ち下がるときに
上記接地電位パッド104 から遠い0番および1番のデー
タピン105aおよび105bに隣接して接続されるデータ出力
手段230 からの出力データDout と同様にゆっくり立ち
下がるのでアンダーシュートやリンギングが抑制でき
る。
接地電位パッド104 に近い2番および3番のデータピン
105cおよび105dに隣接して接続されるデータ出力手段23
0 のスイッチ手段236 の電流駆動能力を小さくしている
ため、出力データDout が接地電位に立ち下がるときに
上記接地電位パッド104 から遠い0番および1番のデー
タピン105aおよび105bに隣接して接続されるデータ出力
手段230 からの出力データDout と同様にゆっくり立ち
下がるのでアンダーシュートやリンギングが抑制でき
る。
【0058】実施例6.上記した実施例5では接地電位
パッド104 に近い2番および3番のデータピン105cおよ
び105dに隣接して接続されるデータ出力手段230 のスイ
ッチ手段236 におけるnチャネルMOSトランジスタ23
6aおよび236dのチャネル幅を小さくしたり、チャネル長
を大きくすることで、電流駆動能力を接地電位パッド10
4 から遠い0番および1番のデータピン105aおよび105b
に隣接して接続されるデータ出力手段230 のスイッチ手
段236 におけるnチャネルMOSトランジスタ236aおよ
び236dの電流駆動能力よりも小さくし、出力ノード234
からの出力データDout の接地電位への立ち下がりを遅
くしたが、接地電位パッド104 からこの接地電位パッド
104 に近い2番および3番のデータピン105cおよび105d
に隣接して接続されるデータ出力手段230 に至るまでの
電源配線240 の抵抗を、例えばこの電源配線240 の断面
積を小さくしたりすることで大きくしても上記実施例5
と同様の効果を奏する。
パッド104 に近い2番および3番のデータピン105cおよ
び105dに隣接して接続されるデータ出力手段230 のスイ
ッチ手段236 におけるnチャネルMOSトランジスタ23
6aおよび236dのチャネル幅を小さくしたり、チャネル長
を大きくすることで、電流駆動能力を接地電位パッド10
4 から遠い0番および1番のデータピン105aおよび105b
に隣接して接続されるデータ出力手段230 のスイッチ手
段236 におけるnチャネルMOSトランジスタ236aおよ
び236dの電流駆動能力よりも小さくし、出力ノード234
からの出力データDout の接地電位への立ち下がりを遅
くしたが、接地電位パッド104 からこの接地電位パッド
104 に近い2番および3番のデータピン105cおよび105d
に隣接して接続されるデータ出力手段230 に至るまでの
電源配線240 の抵抗を、例えばこの電源配線240 の断面
積を小さくしたりすることで大きくしても上記実施例5
と同様の効果を奏する。
【0059】実施例7.以下にこの発明の実施例7の半
導体集積装置について、図14概略図に基づき説明する。
図14において、301 は半導体チップ、302 は半導体チッ
プ301 内に設けられたメモリセル群、303aおよび303bは
外部から接地電位が印加される接地電位パッド、304a、
304bおよび304cは上記接地電位パッド303aおよび303bで
接続され、このチップ301 内に設けられた内部回路に接
地電位を供給するための電源配線である。そして内部回
路を例えばセンスアンプ群、周辺論理回路およびデータ
出力手段のように3つのグループに分け、この3つのグ
ループを電源配線304a、304bおよび304cにそれぞれ接続
し、接地電位を供給している。
導体集積装置について、図14概略図に基づき説明する。
図14において、301 は半導体チップ、302 は半導体チッ
プ301 内に設けられたメモリセル群、303aおよび303bは
外部から接地電位が印加される接地電位パッド、304a、
304bおよび304cは上記接地電位パッド303aおよび303bで
接続され、このチップ301 内に設けられた内部回路に接
地電位を供給するための電源配線である。そして内部回
路を例えばセンスアンプ群、周辺論理回路およびデータ
出力手段のように3つのグループに分け、この3つのグ
ループを電源配線304a、304bおよび304cにそれぞれ接続
し、接地電位を供給している。
【0060】上記したこの発明の実施例7においては、
内部回路を3つのグループに分け、この3つのグループ
を電源配線304a、304bおよび304cにそれぞれ接続し、電
源線1本あたりに接続される素子数が少なして寄生容量
を少なくしているので、安定した接地電位を供給でき
る。また、他のグループの回路から電源配線に流れる電
流による接地電位からの浮き上がりといった干渉がなく
なる。
内部回路を3つのグループに分け、この3つのグループ
を電源配線304a、304bおよび304cにそれぞれ接続し、電
源線1本あたりに接続される素子数が少なして寄生容量
を少なくしているので、安定した接地電位を供給でき
る。また、他のグループの回路から電源配線に流れる電
流による接地電位からの浮き上がりといった干渉がなく
なる。
【0061】実施例8.上記実施例8では電源配線304
a、304bおよび304cがすべて2つの接地電位パッド303a
および303bに接続されていたが、図15に示すように電源
配線304aおよび304bをそれぞれ接地電位パッド303aおよ
び303bにだけ接続しても上記実施例7と同様の効果を奏
する。この実施例8の場合、電源配線304aおよび304bは
図15に示すように交差してしまうので、この交差する部
分は例えば下層の1アルミから上層の2アルミに変える
など、層を変えて配線する必要がある。上記した実施例
7および実施例8では図14および図15に示すように電源
配線はループ状となっているが、メッシュ状でもよい。
ただしこの場合、上記のように層を変えて配線する必要
がある。
a、304bおよび304cがすべて2つの接地電位パッド303a
および303bに接続されていたが、図15に示すように電源
配線304aおよび304bをそれぞれ接地電位パッド303aおよ
び303bにだけ接続しても上記実施例7と同様の効果を奏
する。この実施例8の場合、電源配線304aおよび304bは
図15に示すように交差してしまうので、この交差する部
分は例えば下層の1アルミから上層の2アルミに変える
など、層を変えて配線する必要がある。上記した実施例
7および実施例8では図14および図15に示すように電源
配線はループ状となっているが、メッシュ状でもよい。
ただしこの場合、上記のように層を変えて配線する必要
がある。
【0062】実施例9.以下にこの発明の実施例9の半
導体集積装置について、図16の概略図に基づき説明す
る。図16において311 は半導体チップ、312 は半導体チ
ップ311 内に設けられたメモリセル群、313aおよび313b
は外部から接地電位が印加される接地電位パッド、314
は上記接地電位パッド313aおよび313bに接続され、この
チップ311内に設けられた内部回路に接地電位を供給す
るための電源配線で、上記半導体チップ311 の周辺にル
ープ状に設けられ、このループ状の電源配線314 は図16
の右側で開いている。
導体集積装置について、図16の概略図に基づき説明す
る。図16において311 は半導体チップ、312 は半導体チ
ップ311 内に設けられたメモリセル群、313aおよび313b
は外部から接地電位が印加される接地電位パッド、314
は上記接地電位パッド313aおよび313bに接続され、この
チップ311内に設けられた内部回路に接地電位を供給す
るための電源配線で、上記半導体チップ311 の周辺にル
ープ状に設けられ、このループ状の電源配線314 は図16
の右側で開いている。
【0063】上記したこの発明の実施例9においては電
源配線314 を完全なループにしないことによりインダク
タンスを低減したので、半導体チップ311 を突き抜ける
磁束の影響で電源配線314 の電位が接地電位から変動す
るのを抑制できる。
源配線314 を完全なループにしないことによりインダク
タンスを低減したので、半導体チップ311 を突き抜ける
磁束の影響で電源配線314 の電位が接地電位から変動す
るのを抑制できる。
【0064】
【発明の効果】上記したこの発明における半導体装置は
所定電位が印加されるパッドからの距離が大きいデータ
出力手段の所定電位を出力するための時間が短い。ま
た、所定電位が印加されるパッドからの距離が小さいデ
ータ出力手段が、所定電位を出力するときに発生するア
ンダーシュートやリンギングを抑制できる。また、安定
した所定電位を供給できる。
所定電位が印加されるパッドからの距離が大きいデータ
出力手段の所定電位を出力するための時間が短い。ま
た、所定電位が印加されるパッドからの距離が小さいデ
ータ出力手段が、所定電位を出力するときに発生するア
ンダーシュートやリンギングを抑制できる。また、安定
した所定電位を供給できる。
【図1】この発明の実施例1から6までの半導体集積装
置の該略図である。
置の該略図である。
【図2】この発明の実施例1の接地電位パッドに近いデ
ータ出力手段の回路図である。
ータ出力手段の回路図である。
【図3】この発明の実施例1の接地電位パッドから遠い
データ出力手段の回路図である。
データ出力手段の回路図である。
【図4】この発明の実施例1の動作を示すタイミング図
である。
である。
【図5】この発明の実施例2の電源パッドから遠いデー
タ出力手段の回路図である。
タ出力手段の回路図である。
【図6】この発明の実施例2の電源パッドに近いデータ
出力手段の回路図である。
出力手段の回路図である。
【図7】この発明の実施例2の動作を示すタイミング図
である。
である。
【図8】この発明の実施例3の接地電位パッドに近いデ
ータ出力手段の回路図である。
ータ出力手段の回路図である。
【図9】この発明の実施例3の接地電位パッドから遠い
データ出力手段の回路図である。
データ出力手段の回路図である。
【図10】この発明の実施例3の動作を示すタイミング
図である。
図である。
【図11】この発明の実施例4の接地電位パッドに近い
データ出力手段の回路図である。
データ出力手段の回路図である。
【図12】この発明の実施例4の接地電位パッドから遠
いデータ出力手段の回路図である。
いデータ出力手段の回路図である。
【図13】この発明の実施例5のデータ出力手段の回路
図である。
図である。
【図14】この発明の実施例7の概略図である。
【図15】この発明の実施例8の該略図である。
【図16】この発明の実施例9の該略図である。
【図17】従来の半導体集積装置の概略図である。
【図18】従来の半導体集積装置におけるデータ出力手
段の回路図である。
段の回路図である。
【図19】従来の半導体集積装置の動作を示すタイミン
グ図である。
グ図である。
【図20】従来の半導体集積装置の動作を示すタイミン
グ図である。
グ図である。
101 半導体チップ 103 電源パッド 104 接地電位パッド 105 データピン 106 電源配線 107 電源配線 130 データ出力手段 136 スイッチ手段 137 スイッチ手段 140 データ出力手段 146 スイッチ手段 230 データ出力手段 236 スイッチ手段 240 電源配線 301 半導体チップ 303 接地電位パッド 304 電源配線 311 半導体チップ 313 接地電位パッド 314 電源配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 (72)発明者 鶴田 孝弘 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社エル・エス・アイ研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体チップ内に設けられ、外部から所
定電位が印加されるパッド、 上記パッドから電源配線を介して上記所定電位を受け、
上記チップ内に設けられたデータピンと上記電源配線と
の間に接続され、導通状態となって所定時間経過すると
電流駆動能力が上がるスイッチ手段を含み、このチップ
内から受けるデータのレベルに応じて上記所定電位をデ
ータピンに出力するデータ出力手段、 上記チップ内に上記データ出力手段よりも上記パッドか
ら離れて設けられ、このパッドから電源配線を介して上
記所定電位を受け、同一チップ内に設けられたデータピ
ンと上記電源配線との間に接続され、導通状態となって
上記所定時間よりも短い時間で電流駆動能力が上がるス
イッチ手段を含み、このチップ内から受けるデータのレ
ベルに応じて上記所定電位をデータピンに出力するデー
タ出力手段を備えた半導体集積装置。 - 【請求項2】 半導体チップ内に設けられ、外部から所
定電位が印加されるパッド、 上記パッドから電源配線を介して上記所定電位を受け、
上記チップ内に設けられたデータピンと上記電源配線と
の間に接続されたスイッチ手段を含み、このチップ内か
ら受けるデータのレベルに応じて上記所定電位をデータ
ピンに出力するデータ出力手段、 上記チップ内に上記データ出力手段よりも上記パッドに
近い位置に設けられ、このパッドから電源配線を介して
上記所定電位を受け、同一チップ内に設けられたデータ
ピンと上記電源配線との間に接続され、上記スイッチ手
段よりも電流駆動能力を小さくしたスイッチ手段を含
み、このチップ内から受けるデータのレベルに応じて上
記所定電位をデータピンに出力するデータ出力手段を備
えた半導体集積装置。 - 【請求項3】 半導体チップ内に設けられ、外部から所
定電位が印加されるパッド、 上記パッドから電源配線を介して上記所定電位を受け、
上記チップ内に設けられたデータピンと上記電源配線と
の間に接続されたスイッチ手段を含み、このチップ内か
ら受けるデータのレベルに応じて上記所定電位をデータ
ピンに出力するデータ出力手段、 上記チップ内に上記データ出力手段よりも上記パッドに
近い位置に設けられ、このパッドから上記電源配線より
も単位長さ当たりの抵抗が高い電源配線を介して上記所
定電位を受け、同一チップ内に設けられたデータピンと
上記電源配線との間に接続されたスイッチ手段を含み、
このチップ内から受けるデータのレベルに応じて上記所
定電位をデータピンに出力するデータ出力手段を備えた
半導体集積装置。 - 【請求項4】 半導体チップ内に設けられ、外部から所
定電位が印加されるパッド、 このパッドで接続された複数の電源配線を備えた半導体
集積装置。 - 【請求項5】 半導体チップ内に設けられ、外部から所
定電位が印加されるパッド、 このパッドに接続され、上記半導体チップ周辺にループ
状に形成され、このループの一部が開いている電源配線
を備えた半導体集積装置。
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |