JPH06104430B2 - 車輌用コ−ナリングランプシステム - Google Patents
車輌用コ−ナリングランプシステムInfo
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- JPH06104430B2 JPH06104430B2 JP62141525A JP14152587A JPH06104430B2 JP H06104430 B2 JPH06104430 B2 JP H06104430B2 JP 62141525 A JP62141525 A JP 62141525A JP 14152587 A JP14152587 A JP 14152587A JP H06104430 B2 JPH06104430 B2 JP H06104430B2
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハンドル操舵に連動して灯光手段の照射方向
を可変する車輛用コーナリングランプシステムに関する
ものである。
を可変する車輛用コーナリングランプシステムに関する
ものである。
車輛、殊に自動車には、夜間前方を照射するための灯光
手段として、前照灯が取り付けられているが、この前照
灯は自動車の正面のみを固定して照射するものであり、
カーブに差し掛かった場合等は自動車の進行方向を充分
照射し得ない状態となる。つまり、カーブを曲がるコー
ナリングの際等において、実際に進もうとする進行方向
への充分な照射がなされず、危険の生ずる虞れがあっ
た。
手段として、前照灯が取り付けられているが、この前照
灯は自動車の正面のみを固定して照射するものであり、
カーブに差し掛かった場合等は自動車の進行方向を充分
照射し得ない状態となる。つまり、カーブを曲がるコー
ナリングの際等において、実際に進もうとする進行方向
への充分な照射がなされず、危険の生ずる虞れがあっ
た。
そこで、このような問題を解決するために、近年、自動
車のハンドル操舵に連動させて前照灯の照射方向を段階
的に可変し、進行方向を照射するように構成したステッ
プ駆動式のコーナリングランプシステムが提案されてい
る。
車のハンドル操舵に連動させて前照灯の照射方向を段階
的に可変し、進行方向を照射するように構成したステッ
プ駆動式のコーナリングランプシステムが提案されてい
る。
しかしながら、従来より提案されているコーナリングラ
ンプシステムにおいては、カウンタやデコーダ等を用い
た複雑なフィードバック制御系を使用してハンドル操舵
に連動した照射方向の可変動作を得ており、その回路構
成の複雑さに伴う高価格化に問題があった。
ンプシステムにおいては、カウンタやデコーダ等を用い
た複雑なフィードバック制御系を使用してハンドル操舵
に連動した照射方向の可変動作を得ており、その回路構
成の複雑さに伴う高価格化に問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ハ
ンドル操舵に連動して時計方向および反時計方向へ回転
する回転体を設け、この回転体の時計方向への回転に伴
い第1のパルス状電気信号およびこのパルス状電気信号
に対して位相の略90゜遅れた第2のパルス状電気信号を
送出するようになすと共に、前記回転体の反時計方向へ
の回転に伴い第1のパルス状電気信号およびこのパルス
状電気信号に対して位相の略90゜進んだ第2のパルス状
電気信号を送出するようになし、この送出された第1お
よび第2のパルス状電気信号の各々を非反転・反転増幅
するようになし、この非反転・反転増幅された第1およ
び第2のパルス状電気信号に基づきステッピングモータ
の第1相・第3相および第2相・第4相コイルを駆動す
るようになして、このステッピングモータを駆動源とし
て灯光手段の照射方向をハンドル操舵に連動して可変す
るようにしたものである。
ンドル操舵に連動して時計方向および反時計方向へ回転
する回転体を設け、この回転体の時計方向への回転に伴
い第1のパルス状電気信号およびこのパルス状電気信号
に対して位相の略90゜遅れた第2のパルス状電気信号を
送出するようになすと共に、前記回転体の反時計方向へ
の回転に伴い第1のパルス状電気信号およびこのパルス
状電気信号に対して位相の略90゜進んだ第2のパルス状
電気信号を送出するようになし、この送出された第1お
よび第2のパルス状電気信号の各々を非反転・反転増幅
するようになし、この非反転・反転増幅された第1およ
び第2のパルス状電気信号に基づきステッピングモータ
の第1相・第3相および第2相・第4相コイルを駆動す
るようになして、このステッピングモータを駆動源とし
て灯光手段の照射方向をハンドル操舵に連動して可変す
るようにしたものである。
したがってこの発明によれば、ハンドル操舵に連動する
時計方向および反時計方向への回転体の回転によって、
ステッピングモータがその第1相〜第4相コイルおよび
第4相〜第1相コイルの順序で駆動される。
時計方向および反時計方向への回転体の回転によって、
ステッピングモータがその第1相〜第4相コイルおよび
第4相〜第1相コイルの順序で駆動される。
以下、本発明に係る車輛用コーナリングランプシステム
を詳細に説明する。第1図は、このコーナリングランプ
システムの一実施例を示す回路構成図である。同図にお
いて、1はハンドル操舵に連動して回転する回転円板、
2は2対の発光素子および受光素子(図示せず)を有し
てなるフォトセンサである。回転円板1は、右方向への
ハンドル操舵によって図示右回転(時計方向回転)する
ようになっており、左方向へのハンドル操舵によって左
回転(反時計方向回転)するようになっている。回転円
板1の外周鍔面には等角度間隔で同一形状のスリット1a
が複数開設されており、このスリット1aの通過位置にフ
ォトセンサ2における発光素子と受光素子とが対向配置
されており、且つ、第1の発光素子と受光素子とからな
るフォトインタラプタと第2発光素子と受光素子とから
なるフォトインタラプタとが、フォトセンサ2において
隣接配置されている。そして、この第1および第2のフ
ォトインタラプタに、回転円板1の右回転あるいは左回
転に伴うスリット1aの通過によって、同一波形で位相の
略90゜ずれたパルス状の電気信号が発生するようになっ
ており、このパルス状電気信号が端子3aおよび3bを介し
て処理回路3に入力されるようになっている。第2図
(a)および(b)は、右操舵を行い回転円板1を右回
転させたとき、第1のフォトインタラプタおよび第2の
フォトインタラプタに発生するパルス状電気信号であ
る。第3図(a)および(b)は、左操舵を行い回転円
板1を左回転させたとき、第1のフォトインタラプタお
よび第2のフォトインタラプタに発生するパルス状電気
信号である。すなわち、右操舵した場合、端子3aを介し
て入力されるパルス状電気信号A(第2図(a))の位
相に対して、端子3bを介して入力されるパルス状電気信
号B(第2図(b))の位相が略90゜遅れて発生するよ
うに、また左操舵した場合、端子3aを介して入力される
パルス状電気信号A(第3図(a))の位相に対して、
端子3bを介して入力されるパルス状電気信号B(第3図
(b))の位相が略90゜進んで発生するように、フォト
センサ2における第1および第2のフォトインタラプタ
の隣接間隔が定められている。
を詳細に説明する。第1図は、このコーナリングランプ
システムの一実施例を示す回路構成図である。同図にお
いて、1はハンドル操舵に連動して回転する回転円板、
2は2対の発光素子および受光素子(図示せず)を有し
てなるフォトセンサである。回転円板1は、右方向への
ハンドル操舵によって図示右回転(時計方向回転)する
ようになっており、左方向へのハンドル操舵によって左
回転(反時計方向回転)するようになっている。回転円
板1の外周鍔面には等角度間隔で同一形状のスリット1a
が複数開設されており、このスリット1aの通過位置にフ
ォトセンサ2における発光素子と受光素子とが対向配置
されており、且つ、第1の発光素子と受光素子とからな
るフォトインタラプタと第2発光素子と受光素子とから
なるフォトインタラプタとが、フォトセンサ2において
隣接配置されている。そして、この第1および第2のフ
ォトインタラプタに、回転円板1の右回転あるいは左回
転に伴うスリット1aの通過によって、同一波形で位相の
略90゜ずれたパルス状の電気信号が発生するようになっ
ており、このパルス状電気信号が端子3aおよび3bを介し
て処理回路3に入力されるようになっている。第2図
(a)および(b)は、右操舵を行い回転円板1を右回
転させたとき、第1のフォトインタラプタおよび第2の
フォトインタラプタに発生するパルス状電気信号であ
る。第3図(a)および(b)は、左操舵を行い回転円
板1を左回転させたとき、第1のフォトインタラプタお
よび第2のフォトインタラプタに発生するパルス状電気
信号である。すなわち、右操舵した場合、端子3aを介し
て入力されるパルス状電気信号A(第2図(a))の位
相に対して、端子3bを介して入力されるパルス状電気信
号B(第2図(b))の位相が略90゜遅れて発生するよ
うに、また左操舵した場合、端子3aを介して入力される
パルス状電気信号A(第3図(a))の位相に対して、
端子3bを介して入力されるパルス状電気信号B(第3図
(b))の位相が略90゜進んで発生するように、フォト
センサ2における第1および第2のフォトインタラプタ
の隣接間隔が定められている。
そして、端子3aを介して入力されるパルス状電気信号A
が非反転増幅器31および反転増幅器32に入力されるよう
になっており、端子3bを介して入力されるパルス状電気
信号Bが非反転増幅器33および反転増幅器34に入力され
るようになっている。そして、非反転増幅器31および33
の出力によって、高電位電源に接続された4相ステッピ
ングモータ4の第1相コイルL1および第2相コイルL2
が、反転増幅器32および34の出力によって、第3相コイ
ルL3および第4相コイルL4がそれぞれ駆動されるように
なっている。そして、このステッピングモータ4の回転
力によって、車輛に備え付けられた前照灯5(第4図)
の照射方向が段階的に変化せしめられるように構成され
ている。すなわち、ステッピングモータ4のコイルL1〜
L4にL1−L2−L3−L4の順序で電源を供給することによ
り、該モータの出力軸(第5図に示す4a)が時計方向へ
回転し、クランクギア4b,ウォームギア4c,遊星ギア4dを
駆動して、ランプ5a(第4図)の背面に回動可能に設け
られたサブリフレクタ5bを回転させ、ヘッドランプ5の
照射方向を運転席側よりみて右方向へ可変するようにな
っている。また、ステッピングモータ4のコイルL1〜L4
にL4−L3−L2−L1の順序で電源を供給することにより、
その出力軸4aが反時計方向へ回転し、クランクギア4b,
ウォームギア4c,遊星ギア4dを駆動してサブリフレクタ5
bを回転させ、ヘッドランプ5の照射方向を運転席側よ
りみて左方向へ可変するようになっている。
が非反転増幅器31および反転増幅器32に入力されるよう
になっており、端子3bを介して入力されるパルス状電気
信号Bが非反転増幅器33および反転増幅器34に入力され
るようになっている。そして、非反転増幅器31および33
の出力によって、高電位電源に接続された4相ステッピ
ングモータ4の第1相コイルL1および第2相コイルL2
が、反転増幅器32および34の出力によって、第3相コイ
ルL3および第4相コイルL4がそれぞれ駆動されるように
なっている。そして、このステッピングモータ4の回転
力によって、車輛に備え付けられた前照灯5(第4図)
の照射方向が段階的に変化せしめられるように構成され
ている。すなわち、ステッピングモータ4のコイルL1〜
L4にL1−L2−L3−L4の順序で電源を供給することによ
り、該モータの出力軸(第5図に示す4a)が時計方向へ
回転し、クランクギア4b,ウォームギア4c,遊星ギア4dを
駆動して、ランプ5a(第4図)の背面に回動可能に設け
られたサブリフレクタ5bを回転させ、ヘッドランプ5の
照射方向を運転席側よりみて右方向へ可変するようにな
っている。また、ステッピングモータ4のコイルL1〜L4
にL4−L3−L2−L1の順序で電源を供給することにより、
その出力軸4aが反時計方向へ回転し、クランクギア4b,
ウォームギア4c,遊星ギア4dを駆動してサブリフレクタ5
bを回転させ、ヘッドランプ5の照射方向を運転席側よ
りみて左方向へ可変するようになっている。
尚、ステッピングモータ4の出力軸4aにクランクギア4
b,ウォームギア4c,遊星ギア4dを機械的に結合して減速
駆動機構41(第5図)が構成されており、この減速駆動
機構41が第4図に破線で示す如くヘッドランプ5の裏面
側に内蔵され、この減速駆動機構41の回転力をリンク42
によって伝達して、サブリフレクタ5bを右あるいは左方
向へ振り動かす構成となっている。また、ステッピング
モータ4の非駆動状態時にあっては、リンク42に機械的
に結合された「零」機構43によって、サブリフレクタ5b
を強制的にその回転中心位置に戻し、ヘッドランプ5の
照射方向を車輛前方(正面方向)へ固定するように構成
されている。
b,ウォームギア4c,遊星ギア4dを機械的に結合して減速
駆動機構41(第5図)が構成されており、この減速駆動
機構41が第4図に破線で示す如くヘッドランプ5の裏面
側に内蔵され、この減速駆動機構41の回転力をリンク42
によって伝達して、サブリフレクタ5bを右あるいは左方
向へ振り動かす構成となっている。また、ステッピング
モータ4の非駆動状態時にあっては、リンク42に機械的
に結合された「零」機構43によって、サブリフレクタ5b
を強制的にその回転中心位置に戻し、ヘッドランプ5の
照射方向を車輛前方(正面方向)へ固定するように構成
されている。
次に、このように構成されたコーナリングランプシステ
ムの動作を説明する。すなわち、今、ハンドルが直進操
舵状態にあり、サブリフレクタ5bがその回転中心に位置
し、ヘッドランプ5の照射方向が正面を向いているもの
とする。このような状態から、ハンドルを回転し例えば
右操舵を開始すると、回転円板1が右回転し始め、端子
3aおよび3bを介して処理回路3に、フォトセンサ2の送
出する第2図(a)および(b)に示したようなパルス
状電気信号AおよびBが入力されるようになる。すなわ
ち、端子3aを介して入力されるパルス状電気信号Aの位
相に対して、端子3bを介して入力されるパルス状電気信
号Bの位相が略90゜遅れて発生し、パルス状電気信号A
が非反転増幅器31および反転増幅器32において非反転お
よび反転増幅され、パルス状電気信号Bが非反転増幅器
33および反転増幅器34において非反転および反転増幅さ
れるようになる。第6図(a),(b)および(c),
(d)は、非反転増幅器31,33および反転増幅器32,34よ
り増幅出力されるパルス状電気信号を示す図である。す
なわち、反転増幅器32および34においてパルス状電気信
号AおよびBが反転増幅されることによって、増幅器3
1,33,32,34において増幅されるパルス状電気信号の位相
が互いに90゜ずつずれて出力されるようになる。即ち、
反転増幅器32の増幅出力するパルス状電気信号が、非反
転増幅器33の増幅出力するパルス状電気信号に対して90
゜遅れ、反転増幅器34の増幅出力するパルス状電気信号
が、反転増幅器32の増幅出力するパルス状電気信号に対
して90゜遅れるようになる。この結果、ステッピングモ
ータ4におけるコイルL1〜L4がL1−L2−L3−L4の順序で
駆動され、その出力軸4aが時計方向へ回転されるように
なり、この出力軸4aの時計方向への回転に伴うサブリフ
レクタ5bの回転によって、ヘッドランプ5の照射方向が
運転席側よりみて右方向(ハンドル操舵方向)へ可変す
るようになる(第7図参照)。
ムの動作を説明する。すなわち、今、ハンドルが直進操
舵状態にあり、サブリフレクタ5bがその回転中心に位置
し、ヘッドランプ5の照射方向が正面を向いているもの
とする。このような状態から、ハンドルを回転し例えば
右操舵を開始すると、回転円板1が右回転し始め、端子
3aおよび3bを介して処理回路3に、フォトセンサ2の送
出する第2図(a)および(b)に示したようなパルス
状電気信号AおよびBが入力されるようになる。すなわ
ち、端子3aを介して入力されるパルス状電気信号Aの位
相に対して、端子3bを介して入力されるパルス状電気信
号Bの位相が略90゜遅れて発生し、パルス状電気信号A
が非反転増幅器31および反転増幅器32において非反転お
よび反転増幅され、パルス状電気信号Bが非反転増幅器
33および反転増幅器34において非反転および反転増幅さ
れるようになる。第6図(a),(b)および(c),
(d)は、非反転増幅器31,33および反転増幅器32,34よ
り増幅出力されるパルス状電気信号を示す図である。す
なわち、反転増幅器32および34においてパルス状電気信
号AおよびBが反転増幅されることによって、増幅器3
1,33,32,34において増幅されるパルス状電気信号の位相
が互いに90゜ずつずれて出力されるようになる。即ち、
反転増幅器32の増幅出力するパルス状電気信号が、非反
転増幅器33の増幅出力するパルス状電気信号に対して90
゜遅れ、反転増幅器34の増幅出力するパルス状電気信号
が、反転増幅器32の増幅出力するパルス状電気信号に対
して90゜遅れるようになる。この結果、ステッピングモ
ータ4におけるコイルL1〜L4がL1−L2−L3−L4の順序で
駆動され、その出力軸4aが時計方向へ回転されるように
なり、この出力軸4aの時計方向への回転に伴うサブリフ
レクタ5bの回転によって、ヘッドランプ5の照射方向が
運転席側よりみて右方向(ハンドル操舵方向)へ可変す
るようになる(第7図参照)。
以上は、右操舵の場合について述べたが、左操舵の場合
にあっては、回転円板1が左回転し、これ伴い発生する
フォトセンサ2におけるパルス状電気信号AおよびB
(第3図(a)および(b))が端子3aおよび3bを介し
て処理回路3に入力されるようになる。すなわち、端子
3aを介して入力されるパルス状電気信号Aの位相に対し
て、端子3bを介して入力されるパルス状電気信号Bの位
相が略90゜進んで発生し、パルス状電気信号Aが非反転
増幅器31および反転増幅器32において非反転および反転
増幅され、パルス状電気信号Bが非反転増幅器33および
反転増幅器34において非反転および反転増幅されるよう
になる。第8図(a)(b)および(c)(d)は、非
反転増幅器31,33および反転増幅器32,34より増幅出力さ
れるパルス状電気信号を示す図である。すなわち、反転
増幅器32および34においてパルス状電気信号AおよびB
が反転増幅されることによって、増幅器31,33,32,34に
おいて増幅されるパルス状電気信号の位相が互いに90゜
ずつずれて出力されるようになる。即ち、反転増幅器32
の増幅出力するパルス状電気信号が、非反転増幅器33の
増幅出力するパルス状電気信号に対して90゜進み、反転
増幅器34の増幅出力するパルス状電気信号が、反転増幅
器32の増幅出力するパルス状電気信号に対して90゜進む
ようになる。この結果、ステッピングモータ4における
コイルL1〜L4がL4−L3−L2−L1の順序で駆動され、その
出力軸4aが反時計方向へ回転されるようになり、この出
力軸4aの反時計方向への回転に伴うサブリフレクタ5bの
回転によってヘッドランプ5の照射方向が運転席側より
みて左方向(ハンドル操舵方向)へ可変するようになる 以上説明したように、本実施例によるコーナリングラン
プシステムによると、ハンドル操舵に連動した照射方向
の可変動作を、従来のような複雑なフィードバック制御
系を用いることなく得ることができており、その回路構
成の簡易さに伴うシステムの低価格化が図られている。
にあっては、回転円板1が左回転し、これ伴い発生する
フォトセンサ2におけるパルス状電気信号AおよびB
(第3図(a)および(b))が端子3aおよび3bを介し
て処理回路3に入力されるようになる。すなわち、端子
3aを介して入力されるパルス状電気信号Aの位相に対し
て、端子3bを介して入力されるパルス状電気信号Bの位
相が略90゜進んで発生し、パルス状電気信号Aが非反転
増幅器31および反転増幅器32において非反転および反転
増幅され、パルス状電気信号Bが非反転増幅器33および
反転増幅器34において非反転および反転増幅されるよう
になる。第8図(a)(b)および(c)(d)は、非
反転増幅器31,33および反転増幅器32,34より増幅出力さ
れるパルス状電気信号を示す図である。すなわち、反転
増幅器32および34においてパルス状電気信号AおよびB
が反転増幅されることによって、増幅器31,33,32,34に
おいて増幅されるパルス状電気信号の位相が互いに90゜
ずつずれて出力されるようになる。即ち、反転増幅器32
の増幅出力するパルス状電気信号が、非反転増幅器33の
増幅出力するパルス状電気信号に対して90゜進み、反転
増幅器34の増幅出力するパルス状電気信号が、反転増幅
器32の増幅出力するパルス状電気信号に対して90゜進む
ようになる。この結果、ステッピングモータ4における
コイルL1〜L4がL4−L3−L2−L1の順序で駆動され、その
出力軸4aが反時計方向へ回転されるようになり、この出
力軸4aの反時計方向への回転に伴うサブリフレクタ5bの
回転によってヘッドランプ5の照射方向が運転席側より
みて左方向(ハンドル操舵方向)へ可変するようになる 以上説明したように、本実施例によるコーナリングラン
プシステムによると、ハンドル操舵に連動した照射方向
の可変動作を、従来のような複雑なフィードバック制御
系を用いることなく得ることができており、その回路構
成の簡易さに伴うシステムの低価格化が図られている。
尚、本実施例においては、ヘッドランプ5における照射
方向の可変動作をサブリフレクタ5bを用いて得るように
構成したが、必ずしもこのようなサブリフレクタを用い
ずともよく、他の手段により灯具の全体あるいは一部を
動かすようにして照射方向を可変するように構成しても
よい。
方向の可変動作をサブリフレクタ5bを用いて得るように
構成したが、必ずしもこのようなサブリフレクタを用い
ずともよく、他の手段により灯具の全体あるいは一部を
動かすようにして照射方向を可変するように構成しても
よい。
以上説明したように本発明による車輛用コーナリングラ
ンプシステムによると、ハンドル操舵に連動して時計方
向および反時計方向へ回転する回転体を設け、この回転
体の時計方向への回転に伴い第1のパルス状電気信号お
よびこのパルス状電気信号に対して位相の略90゜遅れた
第2のパルス状電気信号を送出するようになすと共に、
前記回転体の反時計方向への回転に伴い第1のパルス状
電気信号およびこのパルス状電気信号に対して位相の略
90゜進んだ第2のパルス状電気信号を送出するようにな
し、この送出された第1および第2のパルス状電気信号
の各々を非反転・反転増幅するようになし、この非反転
・反転増幅された第1および第2のパルス状電気信号に
基づきステッピングモータの第1相・第3相および第2
相・第4相コイルを駆動するようになして、このステッ
ピングモータを駆動源として灯光手段の照射方向をハン
ドル操舵に連動して可変するようにしたので、ハンドル
操舵に連動した照射方向の可変動作を従来のような複雑
なフィードバック制御系を用いることなく得ることがで
き、その回路構成の簡易さに伴うシステムの低価格化を
図ることが可能となる。
ンプシステムによると、ハンドル操舵に連動して時計方
向および反時計方向へ回転する回転体を設け、この回転
体の時計方向への回転に伴い第1のパルス状電気信号お
よびこのパルス状電気信号に対して位相の略90゜遅れた
第2のパルス状電気信号を送出するようになすと共に、
前記回転体の反時計方向への回転に伴い第1のパルス状
電気信号およびこのパルス状電気信号に対して位相の略
90゜進んだ第2のパルス状電気信号を送出するようにな
し、この送出された第1および第2のパルス状電気信号
の各々を非反転・反転増幅するようになし、この非反転
・反転増幅された第1および第2のパルス状電気信号に
基づきステッピングモータの第1相・第3相および第2
相・第4相コイルを駆動するようになして、このステッ
ピングモータを駆動源として灯光手段の照射方向をハン
ドル操舵に連動して可変するようにしたので、ハンドル
操舵に連動した照射方向の可変動作を従来のような複雑
なフィードバック制御系を用いることなく得ることがで
き、その回路構成の簡易さに伴うシステムの低価格化を
図ることが可能となる。
第1図は本発明に係る車輛用コーナリングランプシステ
ムの一実施例を示す回路構成図、第2図(a)および
(b)はハンドル操舵に連動して回転する回転円板の時
計方向への回転により第1のフォトインタラプタおよび
第2のフォトインタラプタに発生するパルス状電気信号
を示す図、第3図(a)および(b)は回転円板の反時
計方向への回転により第1のフォトインタラプタおよび
第2のフォトインタラプタに発生するパルス状電気信号
を示す図、第4図はこのコーナリングランプシステムを
用いてその照射方向を可変するヘッドランプの外観斜視
図、第5図はこのコーナリングランプシステムにおける
ステッピングモータに連結構成された減速駆動機構を示
す外観斜視図、第6図は回転円板の時計方向への回転に
伴い処理回路における各構成増幅器より増幅出力される
パルス状電気信号を示す図、第7図は第4図に示したヘ
ッドランプの平面断面図、第8図は回転円板の反時計方
向への回転に伴い処理回路における各構成増幅器より増
幅出力されるパルス状電気信号を示す図である。 1……回転円板、1a……スリット、2……フォトセン
サ、3……処理回路、31,33……非反転増幅器、32,34…
…反転増幅器、4……ステッピングモータ、L1〜L4……
コイル、41……減速駆動機構、5……ヘッドランプ、5a
……ランプ、5b……サブリフレクタ。
ムの一実施例を示す回路構成図、第2図(a)および
(b)はハンドル操舵に連動して回転する回転円板の時
計方向への回転により第1のフォトインタラプタおよび
第2のフォトインタラプタに発生するパルス状電気信号
を示す図、第3図(a)および(b)は回転円板の反時
計方向への回転により第1のフォトインタラプタおよび
第2のフォトインタラプタに発生するパルス状電気信号
を示す図、第4図はこのコーナリングランプシステムを
用いてその照射方向を可変するヘッドランプの外観斜視
図、第5図はこのコーナリングランプシステムにおける
ステッピングモータに連結構成された減速駆動機構を示
す外観斜視図、第6図は回転円板の時計方向への回転に
伴い処理回路における各構成増幅器より増幅出力される
パルス状電気信号を示す図、第7図は第4図に示したヘ
ッドランプの平面断面図、第8図は回転円板の反時計方
向への回転に伴い処理回路における各構成増幅器より増
幅出力されるパルス状電気信号を示す図である。 1……回転円板、1a……スリット、2……フォトセン
サ、3……処理回路、31,33……非反転増幅器、32,34…
…反転増幅器、4……ステッピングモータ、L1〜L4……
コイル、41……減速駆動機構、5……ヘッドランプ、5a
……ランプ、5b……サブリフレクタ。
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドル操舵に連動して灯光手段の照射方
向を可変する車輛用コーナリングランプシステムにおい
て、ハンドル操舵に連動して時計方向および反時計方向
へ回転する回転体と、この回転体の時計方向への回転に
伴い第1のパルス状電気信号およびこのパルス状電気信
号に対して位相の略90゜遅れた第2のパルス状電気信号
を送出すると共に、前記回転体の反時計方向への回転に
伴い第1のパルス状電気信号およびこのパルス状電気信
号に対して位相の略90゜進んだ第2のパルス状電気信号
を送出する信号送出手段と、この信号送出手段の送出す
る第1および第2のパルス状電気信号の各々を非反転・
反転増幅する信号処理手段と、この信号処理手段におい
て非反転・反転増幅された第1および第2のパルス状電
気信号に基づきその第1相・第3相および第2相・第4
相コイルが駆動されるステッピングモータと、このステ
ッピングモータを駆動源となし前記灯光手段の照射方向
をハンドル操舵に連動して可変する照射方向可変手段と
を備えてなる車輛用コーナリングランプシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62141525A JPH06104430B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 車輌用コ−ナリングランプシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62141525A JPH06104430B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 車輌用コ−ナリングランプシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63305050A JPS63305050A (ja) | 1988-12-13 |
JPH06104430B2 true JPH06104430B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=15293995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62141525A Expired - Lifetime JPH06104430B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 車輌用コ−ナリングランプシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104430B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP62141525A patent/JPH06104430B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63305050A (ja) | 1988-12-13 |
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