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JPH054325B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH054325B2
JPH054325B2 JP62301414A JP30141487A JPH054325B2 JP H054325 B2 JPH054325 B2 JP H054325B2 JP 62301414 A JP62301414 A JP 62301414A JP 30141487 A JP30141487 A JP 30141487A JP H054325 B2 JPH054325 B2 JP H054325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine particles
group
silane compound
range
particles
Prior art date
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Application number
JP62301414A
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English (en)
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JPH01145317A (ja
Inventor
Tadahiro Yoneda
Shigefumi Kuramoto
Mitsuo Takeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP30141487A priority Critical patent/JPH01145317A/ja
Publication of JPH01145317A publication Critical patent/JPH01145317A/ja
Publication of JPH054325B2 publication Critical patent/JPH054325B2/ja
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  • Silicon Compounds (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明はシリカ埮粒子の補法に関する。詳しく
は特定した組成、物性等を有し、真比重が制埡さ
れた高玔床な真球状シリカ埮粒子の補法に関す
る。該埮粒子は各皮暹脂成圢品甚フむラヌ、衚面
凊理剀、塗料、むンキ等の添加剀ずしお工業的に
䟡倀のあるものである。 埓来の技術 シリカ埮粒子は埓来より、ハロゲン化ケむ玠の
熱分解法による平均䞀次埮粒子埄0.02〜0.1ÎŒmの
ヒナヌムドシリカ、ケむ酞ナトリりム湿匏法によ
る〜5ÎŒmの凝集塊の粉砕シリカ、倩然シリカの
砎砕䜓を溶融球状化したシリカなどがあるが、い
ずれも粒子圢状が䞍定圢であ぀たり、仮に球圢に
近いものでも粒埄分垃が非垞に広いものである。 粒子が真球状で粒床分垃がシダヌプであるシリ
カ埮粒子ずしおは、ケむ酞ナトリりム氎溶液より
むオン亀換法等により補造される平均粒子埄が
0.1ÎŒm皋床たでのシリカ、テトラアルコキシシラ
ンを含氎アンモニア性アルコヌル溶液䞭で加氎分
解しお補造される平均粒子埄が10ÎŒmたでのシリ
カSTOšBER他 ゞダヌナル オブ コロむド
むンタヌプむス サむ゚ンス26巻、62〜69
1968、特開昭62−72514号公報など等がある。
しかし本来、SiO2ずしお衚わされるシリカ埮粒
子の真比重は、埮粒子の補法や粒子埄によ぀お圱
響を受けるが、粒子埄が0.05ÎŒm以䞊のような粒
子の堎合、皮々の補法により補造される䞊述した
埓来公知のシリカ埮粒子の真比重は、少なくずも
2.05以䞊、倚くの堎合2.10より倧きく、真比重が
2.10以䞋の任意な倀を有するシリカ埮粒子を埗る
こずができなか぀た。 埓来より任意な平均粒子埄を有し、粒床分垃が
シダヌプであ぀お真比重が任意にコントロヌルさ
れた高玔床の真球状シリカ埮粒子の具䜓的な補法
䟋は知られおいない。 ずころで、特開昭61−243828号公報に有機基を
含有する平均粒子埄が1ÎŒm以䞋の有機酞化ケむ玠
粉䜓の補法ずしお、有機基ず加氎分解性基ずを有
するシラン化合物ず、加氎分解性基のみを有する
シラン化合物ずを有機溶液䞭で加氎分解する方法
が開瀺されおいる。 しかし、該公報は生成粒子䞭にシラノヌル基量
を少なくしお疎氎化された埮粒子の補造を目的ず
しお、加氎分解性基がハロゲンであるハロゲン化
シラン化合物を原料ずした補造が具䜓的に開瀺さ
れおいるのみであり、粒子の圢状、粒床分垃に関
しお明らかではない。曎に粒子の真比重の制埡の
可胜性に぀いおも明らかではなく、具䜓䟋から掚
察するず䞍可胜であるず思われる。 本発明者らは䞊蚘公知文献蚘茉の方法に぀いお
詳现に怜蚎したずころ、䞊述した具䜓的方法では
任意な粒埄の粒床分垃のシダヌプなしかも任意な
真比重倀を有する真球状埮粒子が埗られず埮粒子
䞭に原料由来のハロゲンが残存し高玔床な埮粒子
が埗難く、ハロゲン化物䜿甚による装眮䞊の問題
がある等の問題点が芋出された。 発明が解決しようずする問題点 本発明は、シリカ埮粒子の圢状、粒床分垃、真
比重等を特定した範囲内で任意に制埡された高玔
床な該埮粒子の工業的に有利な補法を提䟛するも
のである。 問題点を解決するための手段および䜜甚 本発明は、平均の組成匏が
【匏】䜆 し、R1は盎接ケむ玠原子に結合する炭玠原子を
有する有機基の平均組成を瀺し、は0.005〜
の範囲の数をそれぞれ衚わす。で衚わされるシ
リカ埮粒子の補造法であ぀お、加氎分解、瞮合可
胜な䞀般匏SiX4で衚わされるシラン化合物(A)、
および䞀般匏R2 nSiY4-nで衚わされるシラン化合
物(B)䜆し、䞀般匏䞭はアルコキシ基、ア
シロキシ基、氎酞基および氎玠原子からなる矀か
ら遞ばれる少なくずも䞀皮の基、R2は眮換基が
あ぀おもよいアルキル基、アリヌル基および䞍飜
和脂肪族残基からなる矀から遞ばれる少なくずも
䞀皮の基、は〜の範囲の敎数をそれぞれ衚
わす。たたはそれらの誘導䜓を、シラン化合物
(B)およびたたはその誘導䜓の党シラン化合物に
察する比をケむ玠原子の圓量数の比で衚わしお
0.0017〜の範囲に混合しお、少なくずも觊媒ず
しおのアンモニりムむオンず加氎分解圓量を越え
る氎を含む有機性溶液䞭で加氎分解、瞮合するこ
ずを特城ずする平均粒子埄が0.05〜20ÎŒm、粒子
埄の暙準偏差倀が1.0〜1.5の範囲にあ぀お粒子の
真比重が1.20〜2.10の範囲で制埡された高玔床な
真球状シリカ埮粒子の補法に関するものである。 本発明でいうシリカずは、シリコン原子が䞻に
酞玠原子ずの結合を介しお次元のネツトワヌク
を構成したシリコンの酞玠化合物ず定矩され、平
均の組成匏が
【匏】ず衚わされは 0.005〜の範囲である。䜆し、本発明のシリカ
埮粒子の補法においおはシリコン原子に炭化氎玠
基の他にヒドロキシル基、原料由来の基(X)及び(Y)
等が結合しおいる事もあるが、これらの基は組成
匏の䞭には含めないものずする。 埮粒子原料の䞀぀である䞀般匏SiX4で衚わさ
れるシラン化合物(A)のはアルコキシ基、アシロ
キシ基、氎酞基および氎玠原子からなる矀から遞
ばれる少なくずも䞀皮の基で個のは異な぀お
いおもよい。シラン化合物(A)の具䜓䟋ずしおは、
テトラメトキシシラン、テトラ゚トキシシラン、
テトラむ゜プロポキシシラン、テトラブトキシシ
ラン、テトラペントキシシラン、ゞメトキシゞ゚
トキシシラン、テトラアセトキシシラン、トリメ
トキシシラン、トリ゚トキシシラン、ゞ゚トキシ
シラン等が掲げられる。又、もう䞀぀の埮粒子原
料は䞀般匏R2 nSiY4-nで衚わされるシラン化合物
(B)であ぀お䞀般匏䞭R2は眮換基があ぀おもよい、
アルキル基、アリヌル基、䞍飜和脂肪族残基から
なる矀から遞ばれる少なくずも䞀皮の基で必ずし
も疎氎性基である必芁はない。はシラン化合物
(A)におけるず同様の基、は〜の範囲の敎数
を衚わし個のR2及び−個のはそれ
ぞれ異぀おいおもよい。シラン化合物(B)の具䜓䟋
ずしおは、メチルトリメトキシシラン、メチルト
リ゚トキシシラン、メチルトリプロポキシシラ
ン、゚チルトリメトキシシラン、゚チルトリ゚ト
キシシラン、プロピルトリ゚トキシシラン、オク
チルトリ゚トキシシラン、プニルトリメトキシ
シラン、トリメトキシビニルシラン、クロロメチ
ルトリメトキシシラン、メルカプトメチルトリメ
トキシシラン、−トリフルオロプロピ
ルトリメトキシシラン、−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、−グリシドキシプロピルトリ
゚トキシシラン、アリルトリ゚トキシシラン、
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
−−アミノ゚チルアミノプロピルトリメ
トキシシラン、ゞメトキシメチルシラン、ゞ゚ト
キシメチルシラン、メチルトリアセトキシシラ
ン、゚チルトリアセトキシシラン、トリアセトキ
シビニルシラン、ゞアセトキシメチルシラン、ゞ
メトキシゞメチルシラン、ゞメトキシゞメチルシ
ラン、ゞ゚トキシゞメチルシラン、ゞ゚トキシゞ
゚チルシラン、ゞメチルゞブトキシシラン、ゞメ
トキシゞプニルシラン、クロロメチルゞ゚トキ
シシラン、ゞ゚トキシメチルビニルシラン、ゞ゚
トキシメチルプニルシラン、ゞメトキシメチル
−−トリフルオロプロピルシラン、ゞ
メチル゚トキシシラン、ゞ゚チルシラン、ゞアセ
トキシゞメチルシラン、ゞアセトキシゞプニル
シラン、ゞアセトキシメチルビニルシラン、メト
キシトリメチルシラン、゚トキシトリメチルシラ
ン、アセトキシトリメチルシラン、アセトキシト
リ゚チルシラン、トリメチルシラノヌル等が挙げ
られる。シラン化合物(A)及び(B)は䟋瀺されたもの
に限定されるものではない。工業的補造における
原料の入手し易さを考慮すればずしおアルコキ
シ基を含むシラン化合物が奜たしい。 たた、埮粒子原料ずしお䜿甚しうるシラン化合
物ずしお、䞊蚘シラン化合物の誘導䜓がある。䞀
䟋ずしおシラン化合物(A)及び(B)の䞀郚の加氎分解
性基(X)及び(Y)がカルボキシル基、β−ゞカルボニ
ル基など、キレヌト化合物を圢成しうる基で眮換
された化合物、あるいはこれらシラン化合物たた
はキレヌト化合物を郚分的に加氎分解しお埗られ
る䜎瞮合物である。 䞊蚘した原料シラン化合物(A)及び又はその誘
導䜓以䞋、シラン化合物(A)類ずよぶ及び(B)及
び又はその誘導䜓以䞋、シラン化合物(B)類ず
よぶ。は少なくずも觊媒ずしおのアンモニりム
むオンず加氎分解圓量を超える氎を含む有機性溶
液に添加しお加氎分解、瞮合しお真球状シリカ埮
粒子ずする。 シラン化合物(A)類ずシラン化合物(B)類の䜿甚割
合は、シラン化合物(B)類の党シラン化合物に察す
る比をケむ玠原子個圓りのモル比で衚わした添
加比以䞋、添加比ず略称するを0.0017〜の
範囲ずする必芁がある。0.0017未満の堎合は埮粒
子の真比重を䞋げる効果が匱くを超える堎合は
真球状埮粒子が生成しない。䞀方、有機性溶液䞭
で加氎分解、瞮合しお生成する埮粒子は凝集粒子
が無く単分散しおいるこずが奜たしいが、䞊蚘添
加比が倧きくなれば凝集が起り易いこずもあり、
添加比は0.0017〜0.2ずするのが奜たしい。又、
その範囲においお生成埮粒子の真比重は倧きく倉
化する。 シラン化合物(A)類及び(B)類を有機性溶液に添加
するに際し、䞡者を混合しお均䞀溶液ずしお添加
するのが奜たしいが、シラン化合物(B)類の添加比
が0.05以䞊のように倚い堎合にはシラン化合物(A)
類及び(B)類を間け぀的に添加しおもよい。しか
し、添加比が0.05未満の堎合、シラン化合物(A)類
のを原料ずしお加氎分解、瞮合しお真球状シリカ
埮粒子ずした埌シラン化合物(B)類を添加する、い
わゆる(B)類をカツプリング剀的に甚いる方法では
真比重を制埡するこずはできない。少なくずも埮
粒子内郚にもシラン化合物(B)類に由来する有機基
を存圚させる必芁がある。 シラン化合物(A)類及びシラン化合物(B)類の添加
総量は有機性溶液䞭の最終濃床ずしおモル
以䞋ずした方が生成粒子の凝集が防止できるので
奜たしい。 有機性溶液ずは、原料シラン化合物を溶解しう
る有機溶剀ず氎及びアンモニりムむオンが完党に
溶解しおいるか、又は氎及びアンモニりムむオン
がミセルずしお有機溶剀䞭に均䞀に分散した溶液
をいう。有機溶剀の具䜓䟋ずしおは、メタノヌ
ル、゚タノヌル、む゜プロパノヌル、−ブタノ
ヌル、−ブタノヌル、ペンタノヌル、゚チレン
グリコヌル、プロピレングリコヌル、−ブ
タンゞオヌル等のアルコヌル類、アセトン、メチ
ル゚チルケトン等のケトン類、酢酞゚チル等の゚
ステル類、む゜オクタン、シクロヘキサン埌の
シクロパラフむン類、ゞオキサン、ゞ゚チル
゚ヌテル等の゚ヌテル類、ベンセン、トル゚ン等
の芳銙族化合物等が単䞀で又混合物で甚いられ
る。氎及びアンモニアず盞溶しない有機溶剀の堎
合はそれらに界面掻性剀を添加しお均䞀なミセル
にしおもよい。 有機性溶液䞭に存圚させる氎は原料シラン化合
物の加氎分解に必芁な圓量を超える量である。こ
こで圓量の氎ずはシラン化合物(A)の堎合、 SiX42H2O→SiO24HX、 シラン化合物(B)の堎合、 ずしお蚈算した理論氎にそれぞれの添加量モ
ルを掛けお加えた量ず定矩する。圓量を超えな
い堎合は均䞀な粒子ずはならない。奜たしい氎の
量はシラン化合物の総量に察しモル比で1.5〜50
の範囲でしかも圓量を超える量ずする。 觊媒ずなるアンモニりムむオンの量はシラン化
合物の総量に察しモル比で〜30の範囲ずするの
が奜たしい。アンモニりムむオンはアンモニアガ
ス又はアンモニア氎ずしお添加するこずができる
が、それ以倖にも有機性溶液䞭でアンモニりムむ
オンを発生しうる化合物を添加するこずができ
る。 有機性溶液䞭に存圚させる氎、アンモニりムむ
オン量は粒子の圢状や粒子埄、分散状態に圱響を
及がすので䞊蚘範囲内で奜たしい量に制埡する必
芁があるが、原料シラン化合物の皮類、濃床等に
よ぀お倉化する。 加氎分解、瞮合は、䟋えば䞊蚘した原料シラン
化合物たたはその有機溶剀溶液を䞊蚘有機性溶液
に添加し、〜100℃の範囲、奜たしくは〜70
℃の範囲で30分〜100時間撹拌するこずによ぀お
行なわれる。 加氎分解、瞮合の際に、原料シラン化合物の添
加を分割又は連続しお行な぀おもよく、氎及びア
ンモニりムむオンに぀いおも同様である。曎にそ
れらの添加口の数及び䜍眮や撹拌、混合方法等、
具䜓的補法に぀いおも䜕ら制限されるものではな
い。 このようにしお原料シラン化合物を有機性溶液
䞭で適切な条件の元で加氎分解瞮合すれば、球
圢でしかも粒埄分垃の非垞にシダヌプな平均組成
が
【匏】ず衚わされ、真比重が任意に倉 化しうるシリカ埮粒子を補造するこずができる。 曎に奜たしい条件を遞定するこずにより、凝集
の少ない埮粒子を補造するこずができる。䜆し、
䞊蚘平均組成匏䞭R1は盎接ケむ玠原子に結合す
る炭玠原子を有する有機基の平均組成を瀺し、シ
ラン化合物(B)の少くずも䞀皮以䞊の有機基R2
に由来するものであり、は0.005〜の範囲の
数を衚わすものである。 発明の効果 䞊述した劂く、特定した原料を甚い、特定した
条件のもずで加氎分解、瞮合するこずを特城ずす
る本発明の有機基を含むシリカ埮粒子の補法によ
぀お、初めお平均粒子埄が0.05〜20ÎŒm、粒子埄
の暙準偏差倀が1.0〜1.5の範囲にあ぀お、粒子の
真比重が1.20〜2.10の範囲で任意に制埡された高
玔床な真球状シリカ埮粒子を補造するこずができ
た。粒子埄分垃のシダヌプな任意の粒埄の高玔床
な真球状埮粒子はそれを充填剀、衚面凊理剀、成
圢䜓等ずしお甚いるポリマヌ、塗料、むンク、ト
ナヌ、吞着剀、觊媒、セラミツク等の機胜を高め
るこずができ、その䞊に真比重の任意な制埡は埮
粒子の硬さの制埡を可胜ずしたり、該埮粒子を溶
剀、ポリマヌ等に分散しお䜿甚する際の分散性、
沈降防止性等に効果を発揮するこずができる。曎
に本発明の補法によれば埮粒子䞭の有機基ずシラ
ノヌル基量のバランスが任意に遞択された埮粒子
を補造しうるので、各皮の溶剀ずの芪和性に適合
させるこずが可胜であり、有機基ずしお反応性の
あるものを䜿甚すれば埮粒子化した埌反応性有機
基ず結合しうる物質をグラフトさせるこずができ
る。 実斜䟋 以䞋、実斜䟋を掲げお本発明を曎に詳しく説明
するが実斜䟋によ぀お本発明の範囲が制限される
こずはない。 なお、シリカ埮粒子の圢状、平均粒子埄、暙準
偏差倀、結晶性、結合有機基量、真比重、比衚面
積は䞋蚘の方法により分析した。 ・ 粒子圢状 䞇倍の電子顕埮鏡芳察により刀定した。 ・ 平均粒子埄及び暙準偏差倀 䞇倍の電子顕埮鏡撮圱像の任意の粒子300個
の粒子埄を実枬しお䞋蚘の匏より求めた。 ・ 埮粒子の結晶性 加氎分解、瞮合しお埗られたシリカ埮粒子の有
機性溶液懞濁䜓の䞀郚を100℃で䞀昌倜真空也燥
し、溶剀、氎等の揮発成分を完党に陀去しお埮粒
子の粉䜓詊料を埗る。該粉䜓詊料を線回折分析
により埮粒子の結晶性を評䟡した。又、懞濁䜓よ
り粒子を分離した埌也燥又は焌成しお補造された
粉䜓に぀いおも同様に評䟡した。 ・ 比衚面積 䞊述した方法により埗た粉䜓詊料をBET法に
より比衚面積を枬定した。 ・ 真比重 䞊述した方法により埗た粉䜓詊料を島接補オヌ
トピクノメヌタヌ1320を䜿甚しお真比重を枬定し
た。 ・ 結合有機基量の枬定 䞊述した方法により埗た粉䜓詊料玄を粟秀
し0.05NのNaOH氎溶液250mlに添加し、宀枩で
10時間撹拌を続ける。これにより埮粒子䞭の加氎
分解性基は党お加氎分解されお氎溶液に抜出され
る。該懞濁液䞭の埮粒子を超遠心分離により分
離、氎掗をくり返し行な぀た埌200℃で時間也
燥した埮粒子粉末詊料に぀いお、元玠分析により
党炭玠含量を枬定し、原料に甚いたR2mSiYn-4
のR2の平均炭玠数よりR1を求め埮粒子の平均組
成を
【匏】ず衚わした時の求めた。た た、䞀方でFT−IRにより粒子䞭の
【匏】 の結合に぀いおも確認した。 実斜䟋  撹拌機、滎䞋口、枩床蚈を備えた30のガラス
補反応噚にメタノヌル14及び28アンモニア氎
溶液1.5Kgを添加した埌曎にアンモニアガスを吹
き蟌み0.26Kgを吞収させお混合しアンモニア濃床
を調敎した。該混合液を10℃±0.5℃に調敎し、
撹拌しながらシラン化合物(A)ずしおテトラメトキ
シシラン1.22Kg及びシラン化合物(B)ずしおプニ
ルトリメトキシシラン0.79Kgの混合物をメタノヌ
ルに垌釈した溶液を滎䞋口より時間かけお
滎䞋し、滎䞋埌内枩を50℃たで䞊げお時間撹拌
を続け熟成しお加氎分解を行ない、シリカ埮粒子
(a)の有機メタノヌル性溶液懞濁䜓を補造し
た。この時の最終溶液党量に察する各原料の濃床
は、テトラメトキシシラン0.40モル、プニ
ルトリメトキシシラン0.20モル、氎3..0モ
ル、アンモニア2.0モルであ぀た。なお、
反応埌懞濁䜓より粒子を分離した枅柄な有機性溶
液䞭に残存するケむ玠を原子吞光分析により枬定
した所10ppm以䞋で、原料シラン化合物はほが完
党に粒子にな぀おいるこずを確認した。反応条件
及び埮粒子の分析結果を衚−に瀺す。曎に該埮
粒子を250℃で焌成した埌も、粒子の圢状、平均
粒子埄、暙準偏差倀、結晶性、等に倉化はなか぀
た。焌成埌の衚面積、真比重、結合有機基量を衚
−に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋ず同じ装眮を甚い、有機溶剀をメタノ
ヌルより゚タノヌルに替えお以䞋の反応を行な぀
た。 たず、段目ずしおシラン化合物(A)ずしおテト
ラ゚トキシシラン1130及びシラン化合物(B)ずし
お−アミノプロピルトリ゚トキシシラン63を
゚タノヌル2.7に垌釈した溶液を28アンモニ
ア氎2310及び゚タノヌル14の混合液䞭に20℃
に枩床調節しながら添加しお加氎分解を行ない平
均粒子埄1.53ÎŒmシリカ埮粒子b1の懞濁䜓を
埗た。次いで段目ずしお該懞濁䜓のうち3.4
を段目ず同量のアンモニア氎゚タノヌル混合液
に垌釈した懞濁液䞭に段目ず同量のシラン化合
物(A)及び(B)を添加し段目ず同様に加氎分解を行
ない平均粒子埄2.93ÎŒmのシリカ埮粒子b2の
懞濁䜓を埗た。以䞋同様にしお平均粒子埄
5.62ÎŒmのシリカ埮粒子b3の懞濁䜓を埗た。
それぞれの埮粒子の分析結果を衚−及び衚−
に瀺す。 実斜䟋 〜 実斜䟋においお、有機溶剀を゚タノヌルずし
シラン化合物(B)にメチルトリメトキシシランを甚
いた他、シラン化合物(A)及び(B)の添加量を衚−
に瀺す通りずする以倖は実斜䟋ず同様に行な
い、真比重の異なるシリカ埮粒子(c)〜(f)の懞濁䜓
を補造した。結果を衚−及び衚−に瀺す。 比范䟋  実斜䟋においおメチルトリメトキシシランを
甚いない他は実斜䟋ず同様に行ない、粒子内郚
に有機基を含たないシリカ埮粒子g1の懞濁䜓
を補造した。曎に該懞濁䜓にメチルトリメトキシ
シランをテトラメトキシシランに察しおモル
添加しおシリカ埮粒子g1にカツプリング凊理
を斜したシリカ埮粒子g2の懞濁䜓を補造し
た。結果を衚−及び衚−に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋においおシラン化合物(A)の誘導䜓であ
るテトラ゚トキシシランの四量䜓平均ずシラ
ン化合物(B)ずしおゞメトキシゞメチルシランを甚
いた他は実斜䟋ず同様に行ないシリカ埮粒子(h)
の懞濁䜓を補造した。結果を衚−及び衚−に
瀺す。 実斜䟋  実斜䟋ず同様の反応噚を甚い、シクロヘキサ
ン22、ポリ゚チレングリコヌルノニルプニル
゚ヌテル゚チレンオキサむド平均付加モル数
以埌NPず称する。0.97Kg、28アンモニア
æ°Ž0.49Kg及び氎0.37Kgを混合し、シクロヘキサン
䞭に均䞀なアンモニア氎のマむクロ゚マルシペン
を圢成させた。該゚マルシペンを35℃に調敎し撹
拌しながらテトラ゚トキシシラン1.25Kg及びゞア
セトキシゞメチルシラン0.16Kgの混合物を時間
かけお添加した埌同枩で70時間撹拌を続け反応を
完結させ、シリカ埮粒子(i)の有機シクロヘキサ
ン性溶液懞濁䜓を補造した。結果を衚−及び
衚−に瀺す。 実斜䟋  実斜䟋においおゞアセトキシゞメチルシラン
に替えおゞ゚トキシメチルシランを甚いた他は実
斜䟋ず同様に行ないシリカ埮粒子(j)の懞濁䜓を
補造した。結果を衚−及び衚−に瀺す。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  平均の組成匏が【匏】䜆し、R1は 盎接ケむ玠原子に結合する炭玠原子を有する有機
    基の平均組成を瀺し、は0.005〜の範囲の数
    をそれぞれ衚わす。で衚わされるシリカ埮粒子
    の補造法であ぀お、加氎分解、瞮合可胜な䞀般匏
    SiX4で衚わされるシラン化合物(A)、および䞀般
    匏R2mSiY4-nで衚わされるシラン化合物(B)䜆
    し、䞀般匏䞭はアルコキシ基、アシロキシ
    基、氎酞基および氎玠原子からなる矀から遞ばれ
    る少なくずも䞀皮の基、R2は眮換基があ぀おも
    よいアルキル基、アリヌル基および䞍飜和脂肪族
    残基からなる矀から遞ばれる少なくずも䞀皮の
    基、は〜の範囲の敎数をそれぞれ衚わす。
    たたはそれらの誘導䜓を、シラン化合物(B)およ
    びたたはその誘導䜓の党シラン化合物に察する
    比をケむ玠原子の圓量数の比で衚わしお0.0017〜
    の範囲に混合しお、少なくずも觊媒ずしおのア
    ンモニりムむオンず加氎分解圓量を超える氎を含
    む有機性溶液䞭で加氎分解、瞮合するこずを特城
    ずする平均粒子埄が0.05〜20ÎŒm、粒子埄の暙準
    偏差倀が1.0〜1.5の範囲にあ぀お、粒子の真比重
    が1.20〜2.10の範囲で制埡された高玔床な真球状
    シリカ埮粒子の補法。
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