[go: up one dir, main page]

JPH05156980A - エンジンのクランク角検出装置 - Google Patents

エンジンのクランク角検出装置

Info

Publication number
JPH05156980A
JPH05156980A JP34242691A JP34242691A JPH05156980A JP H05156980 A JPH05156980 A JP H05156980A JP 34242691 A JP34242691 A JP 34242691A JP 34242691 A JP34242691 A JP 34242691A JP H05156980 A JPH05156980 A JP H05156980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
crank angle
crankshaft
engine
belt guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34242691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3328947B2 (ja
Inventor
Atsumi Machino
厚巳 町野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP34242691A priority Critical patent/JP3328947B2/ja
Publication of JPH05156980A publication Critical patent/JPH05156980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3328947B2 publication Critical patent/JP3328947B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランク角検出用のセンサを各種エンジンに
共用できる取付構造にする。 【構成】 クランクシャフト1に固定したタイミングプ
ーリ8のベルトガイド15の周上に被検出部としての突起
16を設け、この突起16に向けたセンサ5をオイルパン11
に形成した凹部18に位置決め固定した。クランクケース
は加工せずそのままの状態であるのでエンジン形状に関
わらずセンサを取付けることができ汎用性がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジンに適
用する、エンジンのクランク角検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車には4サイクルエンジンが多く使
用されており、点火時期、燃料噴射時期を調整するとき
は、クランクシャフトの角度位置を確認して行ってい
る。電子制御式の自動車ではこれらの操作をクランク角
検出センサを用いて精度の高い点火時期、燃料噴射時期
の制御を行っている。
【0003】クランク角の検出には、図4に示すよう
に、クランクシャフト1に設けたカウンタウエイト2に
クランク角検出用の突起物3を設け、クランクケース4
に取り付けたセンサ5によりクランク角を検出する。ま
た、図5、図6に示すように、クランクシャフト1に検
出用プレート(ギヤ等)6を取り付けて、検出用プレー
ト6に臨ませてセンサ5を取付ける構造のものもある。
また、図7、図8に示すように、クランクシャフト1に
フライホイールリングギヤ7を固定し、これをセンサ5
で検出するものもある。
【0004】このように、クランクシャフト1に検出用
プレート6を設けるようにしたものは実開平 1− 99977
号公報および実開平 2− 92066号公報にも開示されてい
る。このほか、カムタイミングプーリに突起を設け、タ
イミングベルトで囲まれた内側にセンサを設けたものが
ある(特開昭60− 27785号公報参照)。
【0005】また、クランクプーリに掛けたタイミング
ベルトで囲まれた内側であってクランクケース外側にセ
ンサを取付けることも提案されている(実開平2-94374
号公報、実開平 3-17285号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出用
プレート6をクランクシャフト1に取付ける場合、クラ
ンク回転半径が大きくなり、また、クランクシャフト1
の全長が長くなるので、エンジンが大きくなり設計上制
約を受ける。また、クランクケース4内にセンサ5を設
けた場合、鉄粉等の金属粉が出やすいのでセンサの検出
精度が落ち、さらに、エンジンによりクランクケース4
が違うため各エンジンについて、センサ取付位置等の検
討が必要になるという問題がある。さらに、リングギヤ
7を検出プレートとして利用するため、検出用の歯形の
制約が大きいこと、エンジンにはAT車用とMT車用が
あるため、センサの取付部において部品の共通化が難し
いことが、各エンジンにセンサを装着する作業を煩雑な
ものにしている。
【0007】本発明は、各エンジンに共通してセンサを
装着できるエンジンのクランク角検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、クランクシャフトに固定したプーリの内側
部のベルトガイドの周上に被検出物を設け、該被検出物
を検出するセンサを、前記ベルトガイドの下方のオイル
パンに形成した凹部に配置して螺着したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明は上記のように構成したことにより、ク
ランクシャフトが回転することによってプーリが回転
し、ベルトガイドに設けた被検出物はオイルパンに取付
けたセンサの前方を横切るので、クランク角の検出を行
うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1、図3に示すように、エンジンのクラン
クケース4から延びたクランクシャフト1にはタイミン
グプーリ8が取付けられ、タイミングベルト9が巻回さ
れている。オイルポンプケース10とオイルパン11はねじ
12によって締め付けられ、オイルポンプケース10とオイ
ルパン11とに整合して開けられた孔13からクランク角検
出用のセンサ5が突出している。孔13は溝状にしても良
い。
【0011】クランク角検出用のセンサ5はベルトカバ
ー14の内側に位置し、タイミングプーリ8の内側のベル
トガイド15に向けられている。内側のベルトガイド15の
周上に形成した4個の被検出物としての突起16はクラン
ク角と一定の位置関係にされ、このベルトガイド15はク
ランク角の検出プレートとして利用される。なお、タイ
ミングプーリ8に連接してクランクプーリ17が設けられ
ている。
【0012】センサ5は図2に示すように、オイルポン
プケース10およびオイルパン11に開けられた孔13から下
方に突出し、オイルパン11に形成した凹部18に収容さ
れ、ブラケット19を介してオイルパン11を締め付けるボ
ルト12によって固定される。
【0013】したがって、クランク角を検出して電子制
御を行うようにするには、先ず、ベルトガイド15を内側
に形成したタイミングプーリ8の内側のベルトガイド15
に突出部16を設ける。次に、内側のベルトガイド15に向
けて設置するセンサ5の取付けスペースを、オイルパン
11に凹部18を形成し、その箇所に孔13を開けることで確
保し、センサ5をオイルパン11に固定する。
【0014】以上の取付作業によってクランク角を検出
することができ、エンジンのクランクケースを加工しな
くても良いので、エンジン全長は変わることがなく、設
計上有利であり各種エンジンに取付けることが容易であ
る。また、センサ5がベルトカバー14内にあり、鉄粉等
が出にくいため、クランク角検出の精度が良い。そし
て、センサ5の取付けにはオイルパン11と共締めするの
でボルト本数を少なくすることができる。なお、センサ
5は磁気センサでも良く、また、光センサにして被検出
物を透過孔(または反射型)に変えても良い。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるから、クランク角検出プレートにベルトガイドを利
用するため、専用の検出プレートを必要とせずエンジン
全長等、大きさに影響を与えないものであり、また、検
出プレートとして利用するベルトガイドはどの排気量、
気筒数でもほぼ共通のため、いろいろなエンジンに適用
できる。また、センサをオイルパンに固定するのでクラ
ンクケースの大きさ等に影響を与えず、各種エンジンに
装着できる。したがって、各種エンジンに本発明による
センサを取付けてクランク角を検出することができる。
また、各種エンジンに共用できるのでコストを安くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例のエンジンの要部正面図で
ある。
【図2】実施例の図1のA矢視方向の裏面図である。
【図3】実施例の図1のB−B矢視方向の断面図であ
る。
【図4】従来のクランクシャフト角度検出装置を示すク
ランクケースの断面図である。
【図5】従来のクランクシャフト角度検出装置を示すク
ランクシャフトの側面図である。
【図6】図5に使用される検出プレートの正面図であ
る。
【図7】従来のクランクシャフトに接続されるフライホ
イールリングギヤの側面図である。
【図8】図7で示されるフライホイールリングギヤの正
面図である。
【符号の説明】
1 クランクシャフト 5 センサ 8 プーリ 11 オイルパン 15 ベルトガイド 16 突起 18 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトに固定したプーリの内
    側部のベルトガイドの周上に被検出部を設け、該被検出
    部を検出するセンサを、前記ベルトガイドの下方のオイ
    ルパンに形成した凹部に配置して螺着したことを特徴と
    するエンジンのクランク角検出装置。
JP34242691A 1991-11-30 1991-11-30 エンジンのクランク角検出装置 Expired - Fee Related JP3328947B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34242691A JP3328947B2 (ja) 1991-11-30 1991-11-30 エンジンのクランク角検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34242691A JP3328947B2 (ja) 1991-11-30 1991-11-30 エンジンのクランク角検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05156980A true JPH05156980A (ja) 1993-06-22
JP3328947B2 JP3328947B2 (ja) 2002-09-30

Family

ID=18353648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34242691A Expired - Fee Related JP3328947B2 (ja) 1991-11-30 1991-11-30 エンジンのクランク角検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3328947B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09256894A (ja) * 1996-03-27 1997-09-30 Sanshin Ind Co Ltd 4サイクルエンジンを搭載した船外機
US6192861B1 (en) 1997-12-11 2001-02-27 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Engine ignition device
JP2013113277A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Daihatsu Motor Co Ltd エンジンカバー構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09256894A (ja) * 1996-03-27 1997-09-30 Sanshin Ind Co Ltd 4サイクルエンジンを搭載した船外機
US6192861B1 (en) 1997-12-11 2001-02-27 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Engine ignition device
JP2013113277A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Daihatsu Motor Co Ltd エンジンカバー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3328947B2 (ja) 2002-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2880401B2 (ja) 無端状動力伝達帯の歯飛び防止構造
JP4020360B2 (ja) クランクシャフトの回転角度検出用のプレートの取付構造
JPS61155660A (ja) 位置検出変換器を機械に接続する際の装置
US5813381A (en) Harness holder fixing structure in engine
JPH05156980A (ja) エンジンのクランク角検出装置
JP2914523B2 (ja) エンジンの回転センサ取付構造
JP2000073813A (ja) クランク角センサの取付構造
JP2542111Y2 (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JP3844830B2 (ja) エンジン
US4418675A (en) Adjusting device for a fuel-injection pump of an internal combustion engine
JP3140639B2 (ja) 内燃機関における点火時期タイミングの検出装置
JPH06288329A (ja) クランク回転角センサーの取付構造
KR960008544Y1 (ko) 자동차용 캠 센서 설치구조
JP5185903B2 (ja) 電子部品のカプラの保護装置
JP3040654B2 (ja) 回転センサ
JP3912467B2 (ja) エンジンのクランク角センサ
JP2716194B2 (ja) エンジン
KR100362109B1 (ko) 엔진 착화용 스타터지그
JP4923015B2 (ja) 電子制御式産業用エンジン
JPH0748993Y2 (ja) 内燃エンジンの制御装置
JPH0968053A (ja) 内燃機関用センサ取付構造
JP2570277Y2 (ja) タイミングギヤ潤滑装置
JP2918176B2 (ja) エンジンの補機駆動装置
JPH0634624Y2 (ja) 内燃機関のクランク角センサ
JP2547776Y2 (ja) 内燃機関のパルスゼネレータ

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees