JP3328947B2 - エンジンのクランク角検出装置 - Google Patents
エンジンのクランク角検出装置Info
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
用する、エンジンのクランク角検出装置に関するもので
ある。
用されており、点火時期、燃料噴射時期を調整するとき
は、クランクシャフトの角度位置を確認して行ってい
る。電子制御式の自動車ではこれらの操作をクランク角
検出センサを用いて精度の高い点火時期、燃料噴射時期
の制御を行っている。
に、クランクシャフト1に設けたカウンタウエイト2に
クランク角検出用の突起物3を設け、クランクケース4
に取り付けたセンサ5によりクランク角を検出する。ま
た、図5、図6に示すように、クランクシャフト1に検
出用プレート(ギヤ等)6を取り付けて、検出用プレー
ト6に臨ませてセンサ5を取付ける構造のものもある。
また、図7、図8に示すように、クランクシャフト1に
フライホイールリングギヤ7を固定し、これをセンサ5
で検出するものもある。
プレート6を設けるようにしたものは実開平 1− 99977
号公報および実開平 2− 92066号公報にも開示されてい
る。このほか、カムタイミングプーリに突起を設け、タ
イミングベルトで囲まれた内側にセンサを設けたものが
ある(特開昭60− 27785号公報参照)。
ベルトで囲まれた内側であってクランクケース外側にセ
ンサを取付けることも提案されている(実開平2-94374
号公報、実開平 3-17285号公報参照)。
プレート6をクランクシャフト1に取付ける場合、クラ
ンク回転半径が大きくなり、また、クランクシャフト1
の全長が長くなるので、エンジンが大きくなり設計上制
約を受ける。また、クランクケース4内にセンサ5を設
けた場合、鉄粉等の金属粉が出やすいのでセンサの検出
精度が落ち、さらに、エンジンによりクランクケース4
が違うため各エンジンについて、センサ取付位置等の検
討が必要になるという問題がある。さらに、リングギヤ
7を検出プレートとして利用するため、検出用の歯形の
制約が大きいこと、エンジンにはAT車用とMT車用が
あるため、センサの取付部において部品の共通化が難し
いことが、各エンジンにセンサを装着する作業を煩雑な
ものにしている。
装着できるエンジンのクランク角検出装置を提供するこ
とを目的とする。
するために、クランクシャフトのオイルポンプケースか
ら突出した位置に固定したプーリの内側部にベルトガイ
ドを設け、該ベルトガイドの周上に被検出部を形成する
とともに、前記ベルトガイドの下方位置に、前記オイル
ポンプケースのオイルパン取付面を前記ベルトガイドの
外周面に対向して延設し、 前記オイルパン取付面に取付
ける前記オイルパンのフランジ部の下方に延びる前記オ
イルパンの壁部に前記オイルパンの内方に指向する凹部
を形成するとともに、該凹部の上方に位置する前記フラ
ンジ部に拡巾部を形成し、 前記オイルパン取付面の延設
部と前記オイルパンのフランジ部の拡巾部とを整合して
該箇所に取付部を設け、該取付部に前記被検出部を検出
するセンサを設けたことを特徴とする。
ランクシャフトが回転することによってプーリが回転
し、ベルトガイドに形成した被検出物は下方のオイルパ
ン側に取付けたセンサの先端部に対して近接遠退を繰り
返しながら回転するので、クランク角の検出を行うこと
ができる。
説明する。図1、図3に示すように、エンジンのクラン
クケース4から延びたクランクシャフト1にはタイミン
グプーリ8が取付けられ、タイミングベルト9が巻回さ
れている。オイルポンプケース10とオイルパン11は
ねじ12によって締め付けられ、オイルポンプケース1
0とオイルパン11とに整合して開けられた孔(取付
部)13からクランク角検出用のセンサ5が突出してい
る。孔13は溝状にしても良い。
ー14の内側に位置し、タイミングプーリ8の内側のベル
トガイド15に向けられている。内側のベルトガイド15の
周上に形成した4個の被検出物としての突起16はクラン
ク角と一定の位置関係にされ、このベルトガイド15はク
ランク角の検出プレートとして利用される。なお、タイ
ミングプーリ8に連接してクランクプーリ17が設けられ
ている。
ンジ部11aが形成され、これに対向してオイルポンプ
ケース10にフランジ状にオイルパン取付面10aが形
成され、両者はボルト12によって固定されている。オ
イルパン取付面10aはベルトガイド15の外周面に対
向して延設され、延設部10bが形成されている。ま
た、オイルパン11のフランジ部11aに沿ってオイル
パン壁部の内方に指向する凹部18を形成するととも
に、凹部18によりフランジ部11aに、フランジ部1
1aと同一平面の拡巾部11bを形成している。そし
て、オイルパン取付面10aの延設部10bとフランジ
部11aの拡巾部11bとが整合され、この面に孔13
が開けられている。すなわち、センサ5は、オイルポン
プケース10およびオイルパン11に開けられた孔13
に挿通した状態で、オイルパン11に形成した凹部18
に収容されるとともに、ブラケット19を介してオイル
パン11にボルト12で固定される。
御を行うようにするには、先ず、ベルトガイド15を内側
に形成したタイミングプーリ8の内側のベルトガイド15
に突出部16を設ける。次に、内側のベルトガイド15に向
けて設置するセンサ5の取付けスペースを、オイルパン
11に凹部18を形成し、その箇所に孔13を開けることで確
保し、センサ5をオイルパン11に固定する。
することができ、エンジンのクランクケースを加工しな
くても良いので、エンジン全長は変わることがなく、設
計上有利であり各種エンジンに取付けることが容易であ
る。また、センサ5がベルトカバー14内にあり、鉄粉等
が出にくいため、クランク角検出の精度が良い。そし
て、センサ5の取付けにはオイルパン11と共締めするの
でボルト本数を少なくすることができる。なお、センサ
5は磁気センサでも良く、また、光センサにして被検出
物を透過孔(または反射型)に変えても良い。
ンプケースの外側に固定したプーリの内側部に形成した
ベルトガイドを利用してクランク角を検出するので、専
用の検出プレートを必要とせずエンジン全長等、大きさ
に影響を与えないものである。また、センサをオイルポ
ンプケースのオイルパン取付面の延設部とオイルパンの
フランジ部の拡巾部とを整合した箇所に取付けたので、
取付剛性が向上して、クランク角の検出の精度を向上で
きる。また、センサ取付部が小型化でき、実用上有利で
ある。 さらに、検出プレートとして利用するベルトガイ
ドはどの排気量、気筒数でもほぼ共通であり、センサを
オイルパン取付面に配置でき、クランクケースの大きさ
等に影響を与えないので、各種エンジンに装着できる。
また、各種エンジンに共用できるのでコストを安くする
ことができる。
ある。
る。
ランクケースの断面図である。
ランクシャフトの側面図である。
る。
イールリングギヤの側面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 クランクシャフトのオイルポンプケース
から突出した位置に固定したプーリの内側部にベルトガ
イドを設け、該ベルトガイドの周上に被検出部を形成す
るとともに、前記ベルトガイドの下方位置に、前記オイ
ルポンプケースのオイルパン取付面を前記ベルトガイド
の外周面に対向して延設し、 前記オイルパン取付面に取付ける前記オイルパンのフラ
ンジ部の下方に延びる前記オイルパンの壁部に前記オイ
ルパンの内方に指向する凹部を形成するとともに、該凹
部の上方に位置する前記フランジ部に拡巾部を形成し、 前記オイルパン取付面の延設部と前記オイルパンのフラ
ンジ部の拡巾部とを整合して該箇所に取付部を設け、該
取付部に前記被検出部を検出するセンサを設けた ことを
特徴とするエンジンのクランク角検出装置。
Priority Applications (1)
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JP34242691A JP3328947B2 (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | エンジンのクランク角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Families Citing this family (3)
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JP5826002B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2015-12-02 | ダイハツ工業株式会社 | エンジンカバー構造 |
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1991
- 1991-11-30 JP JP34242691A patent/JP3328947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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