JPH0414289Y2 - - Google Patents
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- JPH0414289Y2 JPH0414289Y2 JP1986112565U JP11256586U JPH0414289Y2 JP H0414289 Y2 JPH0414289 Y2 JP H0414289Y2 JP 1986112565 U JP1986112565 U JP 1986112565U JP 11256586 U JP11256586 U JP 11256586U JP H0414289 Y2 JPH0414289 Y2 JP H0414289Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- guide
- hole
- seat
- occupant
- Prior art date
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Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/02—Semi-passive restraint systems, e.g. systems applied or removed automatically but not both ; Manual restraint systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R2022/1818—Belt guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は車両緊急時の乗員保護用シートベルト
装置に用られ、シヨルダウエビングを車両前後方
向へ案内して乗員を適正なウエビング装置状態と
するとともに、ウエビング装置操作を容易にする
ウエビングガイドに関する。
装置に用られ、シヨルダウエビングを車両前後方
向へ案内して乗員を適正なウエビング装置状態と
するとともに、ウエビング装置操作を容易にする
ウエビングガイドに関する。
[従来の技術]
シヨルダウエビングとラツプウエビングとが連
続した1本のウエビングからなるシートベルト装
置では、ウエビングは一端部が車体側壁へ取付け
られたウエビング巻取装置へ巻き取られ、他端部
が車体側壁へアンカプレートを介して取り付けら
れ、中間部が車体側壁へ取付けられたスリツプジ
ヨイントに巻掛案内されるようになつている。
続した1本のウエビングからなるシートベルト装
置では、ウエビングは一端部が車体側壁へ取付け
られたウエビング巻取装置へ巻き取られ、他端部
が車体側壁へアンカプレートを介して取り付けら
れ、中間部が車体側壁へ取付けられたスリツプジ
ヨイントに巻掛案内されるようになつている。
このシートベルト装置では、スリツプジヨイン
トとアンカプレートとの中間部のウエビングに摺
動自在に取り付けられたタングプレートが、車体
幅方向略中央部に取り付けられたバツクル装置と
係合されることで、乗員はウエビング装置状態と
なる。乗員がタングプレートとバツクル装置との
係合を解離して、ウエビングの装着を解除する
と、ウエビングが取巻装置の巻取力で巻取られる
ため、タングプレートはウエビングと共に車両後
方へと移動してしまう。従つて乗員がシートへ着
座した後にウエビング装着操作を行うためには、
上体を車両後方へ大きくねじつてタングプレート
を把持する必要があつた。
トとアンカプレートとの中間部のウエビングに摺
動自在に取り付けられたタングプレートが、車体
幅方向略中央部に取り付けられたバツクル装置と
係合されることで、乗員はウエビング装置状態と
なる。乗員がタングプレートとバツクル装置との
係合を解離して、ウエビングの装着を解除する
と、ウエビングが取巻装置の巻取力で巻取られる
ため、タングプレートはウエビングと共に車両後
方へと移動してしまう。従つて乗員がシートへ着
座した後にウエビング装着操作を行うためには、
上体を車両後方へ大きくねじつてタングプレート
を把持する必要があつた。
このため、第15図に示されるように、リング
状とされ一部にウエビング挿入用の開口が設けら
れたウエビングガイド10をシートバツク12の
側面に取り付けたものが提案されている。
状とされ一部にウエビング挿入用の開口が設けら
れたウエビングガイド10をシートバツク12の
側面に取り付けたものが提案されている。
しかしながら、この構成では図に示されるよう
に乗員の体格が大きな場合には、上方へ移動しよ
うとするウエビング14をウエビングガイド10
がその移動を阻止してしまうので、ウエビング1
4に片寄りが生じて摺動抵抗が大となり、ウエビ
ング14の引出・巻取が円滑になされないと云う
問題を生じる。
に乗員の体格が大きな場合には、上方へ移動しよ
うとするウエビング14をウエビングガイド10
がその移動を阻止してしまうので、ウエビング1
4に片寄りが生じて摺動抵抗が大となり、ウエビ
ング14の引出・巻取が円滑になされないと云う
問題を生じる。
なお、ウエビングガイド10を上方へ延ばすこ
とで、ウエビング14の片寄を防止することがで
きるが、この場合にはウエビングガイド10がシ
ートバツク12の上方へ大きく突出してしまい、
見映えを損ねて商品価値を失つてしまう。
とで、ウエビング14の片寄を防止することがで
きるが、この場合にはウエビングガイド10がシ
ートバツク12の上方へ大きく突出してしまい、
見映えを損ねて商品価値を失つてしまう。
また、実開昭60−45247号に示されるように、
リング状の部分がシートバツクの上面に位置する
ものでは、前記とは逆に体格の小さな乗員の場合
に下方へ移動しようとするウエビングをウエビン
グガイドがその移動を阻止してしまうので、ウエ
ビングに片寄りが生じて摺動抵抗が大となり、ウ
エビング14の引出・巻取が円滑になされないと
云う問題を生じる。
リング状の部分がシートバツクの上面に位置する
ものでは、前記とは逆に体格の小さな乗員の場合
に下方へ移動しようとするウエビングをウエビン
グガイドがその移動を阻止してしまうので、ウエ
ビングに片寄りが生じて摺動抵抗が大となり、ウ
エビング14の引出・巻取が円滑になされないと
云う問題を生じる。
また、第11図に示されるようにリング内径を
第15図に示されるウエビングガイド10より、
大きくして、ウエビング14の自由度を大ききし
たウエビングガイド10を、第12図に示される
ようにシートバツク12の側面に取り付けたもの
が提案されている。このウエビングガイド10で
は、第13図に示されるようにウエビング非装着
時にウエビング14を略水平状態として巻掛支持
することができるとともに、第14図に示される
ようにウエビング装着時にはウエビング14を略
垂直方向へ案内することが可能で、さらにウエビ
ング14をウエビングガイド10から離脱させた
状態でウエビング14を装着可能となつている。
第15図に示されるウエビングガイド10より、
大きくして、ウエビング14の自由度を大ききし
たウエビングガイド10を、第12図に示される
ようにシートバツク12の側面に取り付けたもの
が提案されている。このウエビングガイド10で
は、第13図に示されるようにウエビング非装着
時にウエビング14を略水平状態として巻掛支持
することができるとともに、第14図に示される
ようにウエビング装着時にはウエビング14を略
垂直方向へ案内することが可能で、さらにウエビ
ング14をウエビングガイド10から離脱させた
状態でウエビング14を装着可能となつている。
従つて、ウエビング非装着時にシートバツク1
2をリクライニングさせたり、ウエビング14を
引き出した時等にウエビング14がウエビングガ
イド10から抵抗を受けにくいと云う特長があ
る。
2をリクライニングさせたり、ウエビング14を
引き出した時等にウエビング14がウエビングガ
イド10から抵抗を受けにくいと云う特長があ
る。
しかしながら、この構成ではウエビング14の
動きの自由度が大きい代りに、第14図に鎖線で
示されるようにウエビング14がよじれたり反転
する可能性があつた。また、ウエビング装着解除
時にウエビング14がウエビングガイド10とこ
すれて巻き取りにくくなる可能性があつた。
動きの自由度が大きい代りに、第14図に鎖線で
示されるようにウエビング14がよじれたり反転
する可能性があつた。また、ウエビング装着解除
時にウエビング14がウエビングガイド10とこ
すれて巻き取りにくくなる可能性があつた。
上記のような不具合を生じないウエビングガイ
ドとしては、実開昭58−82969号で「シートベル
トの首掛り防止装置」が提案されている。この装
置では、シートバツクの上面とヘツドレストの側
面とのコーナ部に、シートベルトを着脱自在に係
止させる係止部と、この係止部をコーナ部に沿つ
て移動させてシートベルトの掛け渡し経路を任意
に選択できる調整機構とを備えたスライド部材を
設けた構成となつている。
ドとしては、実開昭58−82969号で「シートベル
トの首掛り防止装置」が提案されている。この装
置では、シートバツクの上面とヘツドレストの側
面とのコーナ部に、シートベルトを着脱自在に係
止させる係止部と、この係止部をコーナ部に沿つ
て移動させてシートベルトの掛け渡し経路を任意
に選択できる調整機構とを備えたスライド部材を
設けた構成となつている。
しかしながら、上記装置ではスライド部材が可
動部材であることから構造が複雑で、調整機構に
よる調整操作も煩雑であると云う欠点がある。
動部材であることから構造が複雑で、調整機構に
よる調整操作も煩雑であると云う欠点がある。
また、シートバツクの側面に上方に延びるスリ
ツトを有するウエビングガイドを設けることも考
えられるが、このウエビングガイドにおいては、
スリツト上端部より肩の高さが高い大きな体格の
乗員の場合、ウエビングがスリツトから乗員の肩
部まで導かれる過程で、無理にねじられる等の不
具合が発生する。
ツトを有するウエビングガイドを設けることも考
えられるが、このウエビングガイドにおいては、
スリツト上端部より肩の高さが高い大きな体格の
乗員の場合、ウエビングがスリツトから乗員の肩
部まで導かれる過程で、無理にねじられる等の不
具合が発生する。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は上記事実を考慮し、乗員の体格に関係
なくウエビングの片寄り及びねじれを少なくする
ことができるシートベルト装置用ウエビングガイ
ドを得ることを目的とする。
なくウエビングの片寄り及びねじれを少なくする
ことができるシートベルト装置用ウエビングガイ
ドを得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案に係るシートベルト装置用ウエビングガ
イドでは、シヨルダウエビングとラツプウエビン
グとが連続1本のウエビングからなり、このウエ
ビングの一端部が巻取装置に巻き取られるように
構成されたシートベルト装置に用いられて、シヨ
ルダウエビングが挿通される車両前後方向へ貫通
した案内孔部を備えて乗員着座用シートのシート
バツクに配設されるシートベルト装置用ウエビン
グガイドであつて、前記案内孔部はスリツト状に
形成されるとともに、略垂直方向へ延びる中間孔
部と、中間孔部の上部に連続してシートバツク幅
方向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びる
上部孔部と、中間孔部の下部に連続してシートバ
ツク幅方向反中央部側へ向けて略水平に延びる下
部孔部とを備えたことを特徴としている。
イドでは、シヨルダウエビングとラツプウエビン
グとが連続1本のウエビングからなり、このウエ
ビングの一端部が巻取装置に巻き取られるように
構成されたシートベルト装置に用いられて、シヨ
ルダウエビングが挿通される車両前後方向へ貫通
した案内孔部を備えて乗員着座用シートのシート
バツクに配設されるシートベルト装置用ウエビン
グガイドであつて、前記案内孔部はスリツト状に
形成されるとともに、略垂直方向へ延びる中間孔
部と、中間孔部の上部に連続してシートバツク幅
方向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びる
上部孔部と、中間孔部の下部に連続してシートバ
ツク幅方向反中央部側へ向けて略水平に延びる下
部孔部とを備えたことを特徴としている。
[作用]
上記構成の本考案では、乗員がウエビングを装
着した状態では、シヨルダウエビングは巻取装置
の巻取力で乗員の体格に応じて案内孔部内を移動
し、乗員の体格が小さい場合には、中間孔部内を
下方へ移動し、中間孔部内の乗員の体格に合つた
位置を通る。このように、ウエビングの下方への
移動が円滑に行われるため、ウエビングの片寄り
を少なくすることができる。
着した状態では、シヨルダウエビングは巻取装置
の巻取力で乗員の体格に応じて案内孔部内を移動
し、乗員の体格が小さい場合には、中間孔部内を
下方へ移動し、中間孔部内の乗員の体格に合つた
位置を通る。このように、ウエビングの下方への
移動が円滑に行われるため、ウエビングの片寄り
を少なくすることができる。
また、乗員の体格が大きい場合には、ウエビン
グは中間孔部内を上方へ移動し、シートバツク幅
方向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びる
上部孔部を通る。このため、ウエビングを乗員の
肩部へ殆どねじれることなく案内することができ
る。
グは中間孔部内を上方へ移動し、シートバツク幅
方向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びる
上部孔部を通る。このため、ウエビングを乗員の
肩部へ殆どねじれることなく案内することができ
る。
さらに、乗員がウエビングの装着を解除した状
態では、ウエビングは巻取装置の巻取力で下部孔
部内を通つてウエビングガイドに巻き掛けられて
いる。
態では、ウエビングは巻取装置の巻取力で下部孔
部内を通つてウエビングガイドに巻き掛けられて
いる。
[実施例]
第1図及び第2図には本考案第1実施例に係る
ウエビングガイド16が用いられた前席左側乗員
用シートベルト装置が示されている。
ウエビングガイド16が用いられた前席左側乗員
用シートベルト装置が示されている。
シート18へ着座する乗員が装着するウエビン
グ20は、一端がアンカプレート22を介して車
体側壁24へ、他端が巻取装置(図示省略)を介
して車体側壁24へ支持されている。また、ウエ
ビング20の中間部は車体側壁24に支持されて
いるスリツプジヨイント26に巻き掛けられてい
る。前記巻取装置はウエビング20を付勢力で巻
取るが、車両緊急時にはウエビング20の引出し
を停止させるイナーシヤロツク機構が内蔵されて
いる。
グ20は、一端がアンカプレート22を介して車
体側壁24へ、他端が巻取装置(図示省略)を介
して車体側壁24へ支持されている。また、ウエ
ビング20の中間部は車体側壁24に支持されて
いるスリツプジヨイント26に巻き掛けられてい
る。前記巻取装置はウエビング20を付勢力で巻
取るが、車両緊急時にはウエビング20の引出し
を停止させるイナーシヤロツク機構が内蔵されて
いる。
タングプレート28は、アンカプレート22と
スリツプジヨイント26との中間部にウエビング
20の長手方向へ移動可能に取り付けられてお
り、車両幅方向略中央部に立設されたバツクル装
置30へ係合されるようになつている。
スリツプジヨイント26との中間部にウエビング
20の長手方向へ移動可能に取り付けられてお
り、車両幅方向略中央部に立設されたバツクル装
置30へ係合されるようになつている。
第3図及び第4図にも示されるように、ウエビ
ングガイド16は略逆L字形断面の合成樹脂製ベ
ースプレート32を備え、略垂直方向に延びる縦
壁32Aがシート18のシートバツク18Aの左
側面上部に位置し、略水平方向へ延びる横壁32
Bがシートバツク18Aの上面左側部に位置して
いる。ベースプレート32は縦壁32Aに形成さ
れた取付孔34へ挿通されるビス36を介してシ
ートバツク18Aへ固定されている。
ングガイド16は略逆L字形断面の合成樹脂製ベ
ースプレート32を備え、略垂直方向に延びる縦
壁32Aがシート18のシートバツク18Aの左
側面上部に位置し、略水平方向へ延びる横壁32
Bがシートバツク18Aの上面左側部に位置して
いる。ベースプレート32は縦壁32Aに形成さ
れた取付孔34へ挿通されるビス36を介してシ
ートバツク18Aへ固定されている。
縦壁32Aには略円形断面の下部アーム38が
突設されている。下部アーム38は縦壁32Aか
ら反シートバツク18A側へ向けて略水平方向へ
延び、途中から滑らかに上方へ向けて略180度屈
曲されて屈曲前の部分と平行にシートバツク18
A側へ向けて略水平方向へ延びている。
突設されている。下部アーム38は縦壁32Aか
ら反シートバツク18A側へ向けて略水平方向へ
延び、途中から滑らかに上方へ向けて略180度屈
曲されて屈曲前の部分と平行にシートバツク18
A側へ向けて略水平方向へ延びている。
横壁32Bには略円形断面の上部アーム40が
突設されている。下部アーム38と上部アーム4
0とは円形以外の断面でも良い。上部アーム40
は横壁32Bから上方へ向けて延び、途中から滑
らかに略90度屈曲されて横壁32Bと平行に反シ
ートバツク18A側へ延び、さらに途中から滑ら
かに下方へ略90度屈曲されて縦壁32Aと平行に
垂下し、さらにまた途中から滑らかに略90度屈曲
されて反シートバツク18A側へ向けて横方向に
延びて、先端部が前記下部アーム38の先端部と
対向している。下部アーム38及び上部樹脂で一
体成形されている。
突設されている。下部アーム38と上部アーム4
0とは円形以外の断面でも良い。上部アーム40
は横壁32Bから上方へ向けて延び、途中から滑
らかに略90度屈曲されて横壁32Bと平行に反シ
ートバツク18A側へ延び、さらに途中から滑ら
かに下方へ略90度屈曲されて縦壁32Aと平行に
垂下し、さらにまた途中から滑らかに略90度屈曲
されて反シートバツク18A側へ向けて横方向に
延びて、先端部が前記下部アーム38の先端部と
対向している。下部アーム38及び上部樹脂で一
体成形されている。
ウエビングガイド16には、ベースプレートで
囲まれて、略Z字形に連通するウエビング案内孔
部が形成されている。このウエビング案内孔部4
2と、中間孔部42の上部から連続して車両幅方
向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びるス
リツト状の上部孔部43と、中間孔部42の下部
から連続して車両幅方向反中央部側へ向けて略水
平に延びるスリツト状の下部孔部44とから構成
されている。
囲まれて、略Z字形に連通するウエビング案内孔
部が形成されている。このウエビング案内孔部4
2と、中間孔部42の上部から連続して車両幅方
向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びるス
リツト状の上部孔部43と、中間孔部42の下部
から連続して車両幅方向反中央部側へ向けて略水
平に延びるスリツト状の下部孔部44とから構成
されている。
ウエビング20は中間部が、下部アーム38の
先端部と上部アーム40の先端部との対向部に形
成された開口46から下部孔部44へと挿入され
る。挿入されたウエビング20はウエビング幅方
向へ向けて下部孔部44と中間孔部42と上部孔
部43との間を自由に移動可能であるとともに、
いずれの孔部においてもウエビング長手方向へ滑
らかに摺動可能となつている。
先端部と上部アーム40の先端部との対向部に形
成された開口46から下部孔部44へと挿入され
る。挿入されたウエビング20はウエビング幅方
向へ向けて下部孔部44と中間孔部42と上部孔
部43との間を自由に移動可能であるとともに、
いずれの孔部においてもウエビング長手方向へ滑
らかに摺動可能となつている。
次に本実施例の作用を第5図乃至第7図も交え
て説明する。
て説明する。
ウエビング非装着状態において、ウエビングガ
イド16が使用されていない状態では、スリツプ
ジヨイント26とアンカプレート22との間のウ
エビング20の中間部は第2図に鎖線で示される
ように位置しているが、使用状態では同図に実線
で示されるように位置している。即ち、第1図及
び第5図にも示されるように、ウエビング20の
中間部は下部孔部44に挿通されて、下部アーム
38に巻き掛けられている。この状態では、ウエ
ビング20は略水平状態で下部孔部44に挿通さ
れているので、シートバツク18Aがリクライニ
ングされて下部孔部44が円弧軌跡を描きつつ変
位した場合でも、ウエビング20は無理な曲げや
捩れを受けることなくこれに追従してリクライニ
ング動作を妨げることがない。同様の理由から、
この状態からウエビング20を装着するための引
出し操作も円滑になされる。
イド16が使用されていない状態では、スリツプ
ジヨイント26とアンカプレート22との間のウ
エビング20の中間部は第2図に鎖線で示される
ように位置しているが、使用状態では同図に実線
で示されるように位置している。即ち、第1図及
び第5図にも示されるように、ウエビング20の
中間部は下部孔部44に挿通されて、下部アーム
38に巻き掛けられている。この状態では、ウエ
ビング20は略水平状態で下部孔部44に挿通さ
れているので、シートバツク18Aがリクライニ
ングされて下部孔部44が円弧軌跡を描きつつ変
位した場合でも、ウエビング20は無理な曲げや
捩れを受けることなくこれに追従してリクライニ
ング動作を妨げることがない。同様の理由から、
この状態からウエビング20を装着するための引
出し操作も円滑になされる。
シート18に着座した乗員は、タングプレート
28がシートバツク18の側部に位置しているの
で、上体を大きく後方へひねることなく容易にタ
ングプレート28を把持することができ、前述の
ようにウエビング20も円滑に引出すことができ
る。タングプレート28がバツクル装置30に係
合されると、スリツプジヨイント26とタングプ
レート28との間のウエビング20がシヨルダウ
エビングとして作用し、タングプレート28とア
ンカプレート22との間のウエビング20がラツ
プウエビングとして作用して乗員はウエビング装
着状態となる。
28がシートバツク18の側部に位置しているの
で、上体を大きく後方へひねることなく容易にタ
ングプレート28を把持することができ、前述の
ようにウエビング20も円滑に引出すことができ
る。タングプレート28がバツクル装置30に係
合されると、スリツプジヨイント26とタングプ
レート28との間のウエビング20がシヨルダウ
エビングとして作用し、タングプレート28とア
ンカプレート22との間のウエビング20がラツ
プウエビングとして作用して乗員はウエビング装
着状態となる。
乗員のウエビング装着状態では、ウエビング2
0は中間孔部42又は上部孔部43のいずれかの
案内孔部に移動されている。この移動位置はその
乗員に対してウエビング20を車両前後方向へ円
滑に案内するための最適位置となつている。
0は中間孔部42又は上部孔部43のいずれかの
案内孔部に移動されている。この移動位置はその
乗員に対してウエビング20を車両前後方向へ円
滑に案内するための最適位置となつている。
即ち、ウエビング20には巻取装置の巻取力が
作用しているので、引き出されたウエビング20
は他に拘束されない限りは最短距離を通ろうとす
る性質を有している。ウエビング20はウエビン
グガイド16において、案内孔部を形成する孔壁
に当接してウエビング厚さ方向への移動は制限さ
れるが、ウエビング幅方向へは案内孔部内を移動
可能となつている。そのため乗員のウエビング装
着操作で、ウエビング20は前記性質により、ウ
エビング厚さ方向への移動を制限された範囲で、
最短距離を通る位置まで案内孔部内を移動され
る。そして、この位置がウエビング20にとつて
ウエビング厚さ方向への移動を制限された範囲で
は、最も自然な無理のないベルトパスを得られる
位置である。
作用しているので、引き出されたウエビング20
は他に拘束されない限りは最短距離を通ろうとす
る性質を有している。ウエビング20はウエビン
グガイド16において、案内孔部を形成する孔壁
に当接してウエビング厚さ方向への移動は制限さ
れるが、ウエビング幅方向へは案内孔部内を移動
可能となつている。そのため乗員のウエビング装
着操作で、ウエビング20は前記性質により、ウ
エビング厚さ方向への移動を制限された範囲で、
最短距離を通る位置まで案内孔部内を移動され
る。そして、この位置がウエビング20にとつて
ウエビング厚さ方向への移動を制限された範囲で
は、最も自然な無理のないベルトパスを得られる
位置である。
乗員が婦人や子供等体格の小さな場合には、ウ
エビング20は第6図に示されるように下部孔部
44から中間孔部42へと移動されており、この
状態ではウエビング幅方向に片寄りを生じていな
い。
エビング20は第6図に示されるように下部孔部
44から中間孔部42へと移動されており、この
状態ではウエビング幅方向に片寄りを生じていな
い。
また、乗員が大きな体格の場合には、ウエビン
グ20は前記の場合よりも上方へ引出されるの
で、第7図に示されるようにウエビング20は上
部孔部43まで移動されている。この場合、上部
孔部43は、シートバツク18Aの幅方向中央部
側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びているので、
この位置から乗員の肩部へは、ウエビング20は
ねじれることなく案内される。さらに、ウエビン
グ20はウエビング幅方向へ片寄りを生じていな
い。
グ20は前記の場合よりも上方へ引出されるの
で、第7図に示されるようにウエビング20は上
部孔部43まで移動されている。この場合、上部
孔部43は、シートバツク18Aの幅方向中央部
側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びているので、
この位置から乗員の肩部へは、ウエビング20は
ねじれることなく案内される。さらに、ウエビン
グ20はウエビング幅方向へ片寄りを生じていな
い。
乗員がタングプレート28をバツクル装置30
から解離してウエビング20を手放すと、ウエビ
ング20は巻取装置の巻取力で巻取られ、ウエビ
ング20はその張力で中間孔部42又は上部孔部
43から前記の作用で下部孔部44まで移動され
て、下部アーム38に巻き掛けられる。この状態
は前述したウエビング装着前の状態である。従つ
て、乗員が再度ウエビング20を装着する場合に
は、ウエビング20は容易に滑らかに引出し易い
状態となつてる。
から解離してウエビング20を手放すと、ウエビ
ング20は巻取装置の巻取力で巻取られ、ウエビ
ング20はその張力で中間孔部42又は上部孔部
43から前記の作用で下部孔部44まで移動され
て、下部アーム38に巻き掛けられる。この状態
は前述したウエビング装着前の状態である。従つ
て、乗員が再度ウエビング20を装着する場合に
は、ウエビング20は容易に滑らかに引出し易い
状態となつてる。
このように本実施例では、ウエビング案内孔部
が略Z字形に連通されているので、一切の調節操
作を伴なわずに、ウエビングはウエビング装着時
及びウエビング装着解除時にウエビング案内孔部
の適正位置に移動されるようになつている。
が略Z字形に連通されているので、一切の調節操
作を伴なわずに、ウエビングはウエビング装着時
及びウエビング装着解除時にウエビング案内孔部
の適正位置に移動されるようになつている。
第8図及び第9図には本考案の第2実施例が示
されている。この実施例のウエビングガイド16
では、中間孔部42及び下部孔部44は前記第1
実施例と基本的に同一であるが、上部孔部43は
シートバツク18Aの幅方向内方へ向つて湾曲し
斜め上方へ延びていることが相異している。しか
しながら、その作用は基本的に前記第1実施例と
同一である。
されている。この実施例のウエビングガイド16
では、中間孔部42及び下部孔部44は前記第1
実施例と基本的に同一であるが、上部孔部43は
シートバツク18Aの幅方向内方へ向つて湾曲し
斜め上方へ延びていることが相異している。しか
しながら、その作用は基本的に前記第1実施例と
同一である。
この実施例では下部アーム38及び上部アーム
40は矩形断面とされている。また、ビス36は
本体部16Aと表面が面一となるキヤツプ48に
隠蔽されていて、車室内の見映がより向上されて
いる。下部アーム38と上部アーム40とが矩形
以外の断面形状でも良いのは言うまでもない。
40は矩形断面とされている。また、ビス36は
本体部16Aと表面が面一となるキヤツプ48に
隠蔽されていて、車室内の見映がより向上されて
いる。下部アーム38と上部アーム40とが矩形
以外の断面形状でも良いのは言うまでもない。
第10図には本考案の第3実施例が示されて
る。この実施例ではウエビングガイド16はブロ
ツク状とされていてシートバツク18Aに一体的
に組み付けられており、案内孔部の各孔部42,
43,44はブロツクを貫くスリツト状の貫通孔
とされている。また、前記第1実施例の開口46
に相当するウエビング挿入用のスリツト50は中
間孔部42に連通している。
る。この実施例ではウエビングガイド16はブロ
ツク状とされていてシートバツク18Aに一体的
に組み付けられており、案内孔部の各孔部42,
43,44はブロツクを貫くスリツト状の貫通孔
とされている。また、前記第1実施例の開口46
に相当するウエビング挿入用のスリツト50は中
間孔部42に連通している。
この実施例では、ウエビングガイド16がシー
トバツク18Aと一体となつていて、シートバツ
ク18Aの外方へ突出していないので、スペース
的に有利であり、車室内の見映もさらに向上され
ている。
トバツク18Aと一体となつていて、シートバツ
ク18Aの外方へ突出していないので、スペース
的に有利であり、車室内の見映もさらに向上され
ている。
また、このウエビングガイド16をシートバツ
ク18Aへ取外し可能に配置する態様も実施可能
であり、この場合には後席乗員が乗り込む際やメ
ンテナンス時等にはウエビング20とともに取り
外し可能なのでスリツト50を省略することも可
能である。
ク18Aへ取外し可能に配置する態様も実施可能
であり、この場合には後席乗員が乗り込む際やメ
ンテナンス時等にはウエビング20とともに取り
外し可能なのでスリツト50を省略することも可
能である。
[考案の効果]
以上説明したように本考案に係るシートベルト
装置用ウエビングガイドでは、乗員がウエビング
を装着した状態では、シヨルダウエビングは巻取
装置の巻取力で乗員の体格に応じて案内孔部内を
移動し、乗員の体格が小さい場合には、中間孔部
内を下方へ移動し、中間孔部内の乗員の体格に合
つた位置を通るようにしたので、ウエビングの下
方への移動が円滑に行われ、ウエビングの片寄り
を少なくすることができると云う優れた効果を有
する。
装置用ウエビングガイドでは、乗員がウエビング
を装着した状態では、シヨルダウエビングは巻取
装置の巻取力で乗員の体格に応じて案内孔部内を
移動し、乗員の体格が小さい場合には、中間孔部
内を下方へ移動し、中間孔部内の乗員の体格に合
つた位置を通るようにしたので、ウエビングの下
方への移動が円滑に行われ、ウエビングの片寄り
を少なくすることができると云う優れた効果を有
する。
また、本考案に係るシートベルト装置用ウエビ
ングガイドでは、乗員の体格が大きい場合には、
ウエビングは中間孔部内を上方へ移動し、シート
バツク幅方向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つ
て延びる上部孔部を通るようにしたので、ウエビ
ングを乗員の肩部へ殆どねじれることなく案内す
ることができると云う優れた効果を有する。
ングガイドでは、乗員の体格が大きい場合には、
ウエビングは中間孔部内を上方へ移動し、シート
バツク幅方向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つ
て延びる上部孔部を通るようにしたので、ウエビ
ングを乗員の肩部へ殆どねじれることなく案内す
ることができると云う優れた効果を有する。
さらに、本考案に係るシートベルト装置用ウエ
ビングガイドでは、ウエビングガイドの中間孔部
の上部に連続してシートバツク幅方向中央部側へ
向けて乗員の肩線に沿つて延びる上部孔部を設け
てウエビングを乗員の肩部へ殆どねじれることな
く案内することができるようにしたので、ウエビ
ングガイドをシートバツクの上方へ大きく突出さ
せなくてもすみ、見映えを損ねることがないとと
もに、構造及び調整操作が簡単であると云う優れ
た効果を有する。
ビングガイドでは、ウエビングガイドの中間孔部
の上部に連続してシートバツク幅方向中央部側へ
向けて乗員の肩線に沿つて延びる上部孔部を設け
てウエビングを乗員の肩部へ殆どねじれることな
く案内することができるようにしたので、ウエビ
ングガイドをシートバツクの上方へ大きく突出さ
せなくてもすみ、見映えを損ねることがないとと
もに、構造及び調整操作が簡単であると云う優れ
た効果を有する。
第1図は本考案の第1実施例が適用されたシー
トベルト装置を示す斜視図、第2図は同じく側面
図、第3図は第1実施例のウエビングガイドを示
す斜視図、第4図は同じくシートに取り付けられ
た状態で示す正面図、第5図乃至第7図は第4図
に対応して作用を説明する正面図、第8図は第2
実施例を示す斜視図、第9図は同じく分解斜視
図、第10図は第3実施例を示す斜視図、第11
図は従来のウエビングガイドを示す斜視図、第1
2図は同じくシートに取り付けられた状態で示す
正面図、第13図及び第14図は第12図に対応
して作用を説明する正面図、第15図は他の従来
のウエビングガイドを示す斜視図である。 16……ウエビングガイド、18……シート、
20……ウエビング、22……アンカプレート、
32……ベースプレート、38……下部アーム、
40……上部アーム、42……中間孔部、43…
…上部孔部、44……下部孔部。
トベルト装置を示す斜視図、第2図は同じく側面
図、第3図は第1実施例のウエビングガイドを示
す斜視図、第4図は同じくシートに取り付けられ
た状態で示す正面図、第5図乃至第7図は第4図
に対応して作用を説明する正面図、第8図は第2
実施例を示す斜視図、第9図は同じく分解斜視
図、第10図は第3実施例を示す斜視図、第11
図は従来のウエビングガイドを示す斜視図、第1
2図は同じくシートに取り付けられた状態で示す
正面図、第13図及び第14図は第12図に対応
して作用を説明する正面図、第15図は他の従来
のウエビングガイドを示す斜視図である。 16……ウエビングガイド、18……シート、
20……ウエビング、22……アンカプレート、
32……ベースプレート、38……下部アーム、
40……上部アーム、42……中間孔部、43…
…上部孔部、44……下部孔部。
Claims (1)
- シヨルダウエビングとラツプウエビングとが連
続した1本のウエビングからなり、このウエビン
グの一端部が巻取装置に巻き取られるように構成
されたシートベルト装置に用いられて、シヨルダ
ウエビングが挿通される車両前後方向へ貫通した
案内孔部を備えて乗員着座用シートのシートバツ
クに配設されるシートベルト装置用ウエビングガ
イドであつて、前記案内孔部はスリツト状に形成
されるとともに、略垂直方向へ延びる中間孔部
と、中間孔部の上部に連続してシートバツク幅方
向中央部側へ向けて乗員の肩線に沿つて延びる上
部孔部と、中間孔部の下部に連続してシートバツ
ク幅方向反中央部側へ向けて略水平に延びる下部
孔部とを備えたことを特徴とするシートベルト装
置用ウエビングガイド。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986112565U JPH0414289Y2 (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | |
US07/075,068 US4730875A (en) | 1986-07-22 | 1987-07-17 | Webbing guide for use with seat belt apparatus |
EP87110505A EP0254260B1 (en) | 1986-07-22 | 1987-07-20 | Webbing guide for use with seat belt apparatus |
DE8787110505T DE3773284D1 (de) | 1986-07-22 | 1987-07-20 | Gurtfuehrung fuer eine sicherheitsgurteinrichtung. |
AU75972/87A AU589023B2 (en) | 1986-07-22 | 1987-07-21 | Webbing guide for use with seat belt apparatus |
CA000542599A CA1291736C (en) | 1986-07-22 | 1987-07-21 | Webbing guide for use with seat belt apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986112565U JPH0414289Y2 (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6318363U JPS6318363U (ja) | 1988-02-06 |
JPH0414289Y2 true JPH0414289Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=14589870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986112565U Expired JPH0414289Y2 (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4730875A (ja) |
EP (1) | EP0254260B1 (ja) |
JP (1) | JPH0414289Y2 (ja) |
AU (1) | AU589023B2 (ja) |
CA (1) | CA1291736C (ja) |
DE (1) | DE3773284D1 (ja) |
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-
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- 1986-07-22 JP JP1986112565U patent/JPH0414289Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-07-17 US US07/075,068 patent/US4730875A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1987-07-20 EP EP87110505A patent/EP0254260B1/en not_active Expired
- 1987-07-21 CA CA000542599A patent/CA1291736C/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-07-21 AU AU75972/87A patent/AU589023B2/en not_active Ceased
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