JPH03208612A - 表皮一体発泡成形型の構造 - Google Patents
表皮一体発泡成形型の構造Info
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- JPH03208612A JPH03208612A JP2005213A JP521390A JPH03208612A JP H03208612 A JPH03208612 A JP H03208612A JP 2005213 A JP2005213 A JP 2005213A JP 521390 A JP521390 A JP 521390A JP H03208612 A JPH03208612 A JP H03208612A
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、表皮の内部に発泡性樹脂を発泡成形させるた
めの表皮一体発泡成形型の構造に係り、特に、成形作業
の円滑化及び成形品の見栄えの向上対策に関する。
めの表皮一体発泡成形型の構造に係り、特に、成形作業
の円滑化及び成形品の見栄えの向上対策に関する。
(従来の技術)
従来より、例えば実開昭63−69036号公報に開示
される如く、複数の表皮を接続して形成した表皮の裏側
に発泡性樹脂を発泡或形させた表皮一体発泡或形品の構
造として、表皮と表皮との接続部に表皮一体発泡成形品
の裏面を形成する心材との間を連結し、剛性を有する仕
切り板を備え、発泡樹脂からなるパッド層を上記表皮と
心材との間に形成して、表皮一体発泡成形品とすること
により、表皮一体発泡成形品の発泡成形工程における表
皮接続部の位置決め作業の円滑化を図ろうとするものは
公知の技術である。
される如く、複数の表皮を接続して形成した表皮の裏側
に発泡性樹脂を発泡或形させた表皮一体発泡或形品の構
造として、表皮と表皮との接続部に表皮一体発泡成形品
の裏面を形成する心材との間を連結し、剛性を有する仕
切り板を備え、発泡樹脂からなるパッド層を上記表皮と
心材との間に形成して、表皮一体発泡成形品とすること
により、表皮一体発泡成形品の発泡成形工程における表
皮接続部の位置決め作業の円滑化を図ろうとするものは
公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、複数の表皮を接続する等で縫製部を有する表
皮を使用する場合、発泡体原料の発泡時に、発泡体原料
の偏った発泡により発泡圧力に不均一が生じ、縫製部が
蛇行してその見栄えを損ねるという問題があった。
皮を使用する場合、発泡体原料の発泡時に、発泡体原料
の偏った発泡により発泡圧力に不均一が生じ、縫製部が
蛇行してその見栄えを損ねるという問題があった。
そこで、上記従来のものを適用して、芯材で表皮の縫製
部を補強することにより、このような蛇行を防止すると
ともに、発泡成形時に表皮を型にセットするための基準
とすることが考えられる。
部を補強することにより、このような蛇行を防止すると
ともに、発泡成形時に表皮を型にセットするための基準
とすることが考えられる。
しかしながら、そのように表皮一体発泡成形品に所定の
剛性を有する芯材を設けると、成形品のクッション性を
損ねる虞れが生じる。
剛性を有する芯材を設けると、成形品のクッション性を
損ねる虞れが生じる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、発泡成形時に表皮を型にセットすると同時に発泡
時における縫製部の蛇行を防止するための位置決め部材
を型の側に設けることにより、成形品のクッション性を
損ねることなく、発泡成形時における表皮のセット作業
の円滑化と成形品の見栄えの向上とを図ることにある。
的は、発泡成形時に表皮を型にセットすると同時に発泡
時における縫製部の蛇行を防止するための位置決め部材
を型の側に設けることにより、成形品のクッション性を
損ねることなく、発泡成形時における表皮のセット作業
の円滑化と成形品の見栄えの向上とを図ることにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明の解決手段は、縫製部を
有する表皮をキャビテイ面にセットし、該表皮の裏側に
発泡樹脂原料を注入して発泡させることで表皮一体発泡
成形品を得るための表皮一体発泡成形型の構造を対象と
する。
有する表皮をキャビテイ面にセットし、該表皮の裏側に
発泡樹脂原料を注入して発泡させることで表皮一体発泡
成形品を得るための表皮一体発泡成形型の構造を対象と
する。
そして、上記発泡成形型に、型本体と、該型本体のキャ
ビティ面に上記表皮をセットするための位置決め部材と
を設ける。
ビティ面に上記表皮をセットするための位置決め部材と
を設ける。
また、上記型本体のキャビティ面には、嵌合凹部を形成
する。
する。
さらに、上記位置決め部材に上記表皮の縫製ラインに沿
うよう形成された表皮接触面と上記型本体のキャビティ
面に沿うよう形成された型嵌合部とを設け、上記表皮接
触面側に表皮の縫製部に脱着可能に係合する係止部を設
ける一方、上記型嵌合部を型本体の上記嵌合凹部に脱着
可能に設ける構成としたものである。
うよう形成された表皮接触面と上記型本体のキャビティ
面に沿うよう形成された型嵌合部とを設け、上記表皮接
触面側に表皮の縫製部に脱着可能に係合する係止部を設
ける一方、上記型嵌合部を型本体の上記嵌合凹部に脱着
可能に設ける構成としたものである。
(作用)
以上の構成により、本発明では、表皮の発泡成形型への
セット時、表皮がその縫製部と位置決め部材の係止部と
の係合により位置決め部材にセツトされ、さらに、位置
決め部材がその嵌合凸部と発泡成形型の嵌合凹部との係
合により発泡威形型にセットされるので、表皮の発泡戊
形型に対する位置決め作業が容易となる。
セット時、表皮がその縫製部と位置決め部材の係止部と
の係合により位置決め部材にセツトされ、さらに、位置
決め部材がその嵌合凸部と発泡成形型の嵌合凹部との係
合により発泡威形型にセットされるので、表皮の発泡戊
形型に対する位置決め作業が容易となる。
また、発泡樹脂原料の発泡硬化時、位置決め部材により
表皮の縫製部が固定されているので、発泡樹脂原料の偏
った発泡のために不均一な圧力を生じても表皮の縫製部
が蛇行することはなく、表皮一体成形品の見栄えが向上
する。
表皮の縫製部が固定されているので、発泡樹脂原料の偏
った発泡のために不均一な圧力を生じても表皮の縫製部
が蛇行することはなく、表皮一体成形品の見栄えが向上
する。
さらに、このような所定の剛性を有する位置決め部材は
発泡成形型の部品であるので、成形品には剛性のある異
物が残らず、成形品のクッション性が良好に維持される
。
発泡成形型の部品であるので、成形品には剛性のある異
物が残らず、成形品のクッション性が良好に維持される
。
以上により、成形品のクッション性を損ねることなく、
発泡成形時における表皮のセット作業が円滑に行われる
とともに、成形品の見栄えが向上することになる。
発泡成形時における表皮のセット作業が円滑に行われる
とともに、成形品の見栄えが向上することになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について、図面に基づき5
説明する。
第1図は本発明の実施例に係る表皮一体発泡成形型1内
部における表皮一体発泡成形品の成形状態を縦断面で示
し、2は上型、3は下型である。
部における表皮一体発泡成形品の成形状態を縦断面で示
し、2は上型、3は下型である。
上記上型2は、下型3の上面の一側端部において横軸4
回りに回動可能になされていて、発泡成形型1のセット
時には上記上型2を下方に回動させて各型2.3を互い
に合わせる一方、発泡成形後の成形品の取出し時には、
上型2を上方に回動させて下型3の上方を開放状態にす
るようになされている。さらに、第3図にその部分断面
形状を示すように、上記下型3のキャビテイ面3aには
、後述のセットプレート9のセットを行うための嵌合凹
部としての嵌合溝3bが設けられている。
回りに回動可能になされていて、発泡成形型1のセット
時には上記上型2を下方に回動させて各型2.3を互い
に合わせる一方、発泡成形後の成形品の取出し時には、
上型2を上方に回動させて下型3の上方を開放状態にす
るようになされている。さらに、第3図にその部分断面
形状を示すように、上記下型3のキャビテイ面3aには
、後述のセットプレート9のセットを行うための嵌合凹
部としての嵌合溝3bが設けられている。
そして、上記表皮一体発泡成形型1のキャビテ411間
で表皮一体発泡成形品5を発泡成形するようになされて
いて、6は該表皮一体発泡成形品5の外表部を形成する
表皮、8はウレタン樹脂の発泡体、9は成形時に該表皮
6を発泡成形型1にセットするための位置決め部材とし
てのセットプ6 レートである。また、7は表皮一体成形品5の底部を形
成する基材である。
で表皮一体発泡成形品5を発泡成形するようになされて
いて、6は該表皮一体発泡成形品5の外表部を形成する
表皮、8はウレタン樹脂の発泡体、9は成形時に該表皮
6を発泡成形型1にセットするための位置決め部材とし
てのセットプ6 レートである。また、7は表皮一体成形品5の底部を形
成する基材である。
第2図に示すように、上記表皮6には縫製部としてのス
テッチSが設けられていて、該ステッチSは、主縫製糸
10aにより余縫部を残すように縫合された後、この縫
合により形成された中央縫製ラインL1の両側で、上記
余縫部と表皮6の表側とを副縫製糸10b,10bで縫
合してなる副縫製ラインL2,L2を形戊するようにし
て設けられている。
テッチSが設けられていて、該ステッチSは、主縫製糸
10aにより余縫部を残すように縫合された後、この縫
合により形成された中央縫製ラインL1の両側で、上記
余縫部と表皮6の表側とを副縫製糸10b,10bで縫
合してなる副縫製ラインL2,L2を形戊するようにし
て設けられている。
また、上記セットプレート9は上記下型3のキャビティ
面3aに沿って形成された曲板部9aを有しており、こ
の曲板部9aの片面は下型3のキャビティ面3aに嵌合
する型嵌合部9dであって、該型嵌合部9dには、下型
3の上記嵌合溝3bに脱着可能に係合する嵌合凸部とし
ての嵌合突起9bが形成されている。一方、セットプレ
ート9の曲板部9aの型嵌合部9dとは反対側の面は上
記表皮6の形状に沿うよう形成された表皮接触面9eで
あって、該表皮接触面9e側には、上記ステッチSの中
央縫製ラインL1に点在する主縫製糸10aに脱着可能
に係合する多数の鉤状係止片9C,・・・が突設されて
いる。
面3aに沿って形成された曲板部9aを有しており、こ
の曲板部9aの片面は下型3のキャビティ面3aに嵌合
する型嵌合部9dであって、該型嵌合部9dには、下型
3の上記嵌合溝3bに脱着可能に係合する嵌合凸部とし
ての嵌合突起9bが形成されている。一方、セットプレ
ート9の曲板部9aの型嵌合部9dとは反対側の面は上
記表皮6の形状に沿うよう形成された表皮接触面9eで
あって、該表皮接触面9e側には、上記ステッチSの中
央縫製ラインL1に点在する主縫製糸10aに脱着可能
に係合する多数の鉤状係止片9C,・・・が突設されて
いる。
次に、第2図〜第3図に基づき、表皮6の発泡成形型1
への取付手順を説明するに、まず、上記セットプレート
9の表皮接触面9eを表皮6に当接させて(第2図太線
矢印参照)、各係止片9c,・・・を表皮6のステッチ
Sの主縫製糸10aに引掛けるようにして係止させるこ
とにより、セットプレート9を表皮6に取付ける(第4
図参照)。
への取付手順を説明するに、まず、上記セットプレート
9の表皮接触面9eを表皮6に当接させて(第2図太線
矢印参照)、各係止片9c,・・・を表皮6のステッチ
Sの主縫製糸10aに引掛けるようにして係止させるこ
とにより、セットプレート9を表皮6に取付ける(第4
図参照)。
次に、上記のように表皮6にセットプレート9を一体的
に取付けた後、セットプレート9の型嵌合部9dを下型
3のキャビティ面3aに当接させて嵌合突起9bを嵌合
溝3bに嵌合させながらセットする(第3図参照)。こ
れにより、表皮6の発泡成形型1へのセット作業を完了
する。
に取付けた後、セットプレート9の型嵌合部9dを下型
3のキャビティ面3aに当接させて嵌合突起9bを嵌合
溝3bに嵌合させながらセットする(第3図参照)。こ
れにより、表皮6の発泡成形型1へのセット作業を完了
する。
以上のようにして表皮6を下型3にセットする一方、上
型2に基材7を取付けた後、発泡樹脂原料としての半硬
質ウレタン原料を表皮6の裏側のキャビティ11に注入
する。そして、上型2を下方に回動させてセットする(
第1図参照)。この状態で発泡戊形型1全体を加熱する
ことにより、ウレタン原料が発泡硬化して、第5図に示
すような表皮一体発泡成形品5が得られる。
型2に基材7を取付けた後、発泡樹脂原料としての半硬
質ウレタン原料を表皮6の裏側のキャビティ11に注入
する。そして、上型2を下方に回動させてセットする(
第1図参照)。この状態で発泡戊形型1全体を加熱する
ことにより、ウレタン原料が発泡硬化して、第5図に示
すような表皮一体発泡成形品5が得られる。
すなわち、その一部分における断面形状を第6図に示す
ように、上記表皮一体発泡成形品5は、表皮6と基材7
との間にウレタン樹脂の発泡体8が形成されてなるもの
である。なお、セットプレート9は、成形品5を発泡成
形型1から取出す際、嵌合突起9bを嵌合溝3bから離
脱させることにより成形品5と共に発泡成形型1から取
り外され、その後、各係止片9c,・・・を表皮6のス
テッチSの主縫製糸10aから離脱させることにより威
形品5から取り外すようになされている。
ように、上記表皮一体発泡成形品5は、表皮6と基材7
との間にウレタン樹脂の発泡体8が形成されてなるもの
である。なお、セットプレート9は、成形品5を発泡成
形型1から取出す際、嵌合突起9bを嵌合溝3bから離
脱させることにより成形品5と共に発泡成形型1から取
り外され、その後、各係止片9c,・・・を表皮6のス
テッチSの主縫製糸10aから離脱させることにより威
形品5から取り外すようになされている。
したがって、本発明では、表皮6の発泡或形型1へのセ
ット時、表皮6がステッチS(縫製部)とセットプレー
ト9の各係止片9c,・・・との係合によりセットプレ
ート9にセットされ、さらに、セットプレート9が嵌合
突起9bと発泡成形型1の嵌合溝3bとの係合により発
泡成形型1にセツ9 トされるので、表皮6の発泡成形型1に対する位置決め
作業を容易に行うことができる。
ット時、表皮6がステッチS(縫製部)とセットプレー
ト9の各係止片9c,・・・との係合によりセットプレ
ート9にセットされ、さらに、セットプレート9が嵌合
突起9bと発泡成形型1の嵌合溝3bとの係合により発
泡成形型1にセツ9 トされるので、表皮6の発泡成形型1に対する位置決め
作業を容易に行うことができる。
また、ウレタン原料の発泡硬化時、セットプレート9に
より、表皮6のステッチSが固定されているので、ウレ
タン原料の偏った発泡により不均一な圧力を生じても表
皮6のステッチSが蛇行することがなく、表皮一体成形
品5の見栄えの向上を図ることができる。
より、表皮6のステッチSが固定されているので、ウレ
タン原料の偏った発泡により不均一な圧力を生じても表
皮6のステッチSが蛇行することがなく、表皮一体成形
品5の見栄えの向上を図ることができる。
さらに、このような所定の剛性を有するセットプレート
9は発泡或形型1の部品であり、表皮一体発泡成形品5
の戊形後戊形品5から取り外されるので、成形品5に剛
性のある異物が残らず、成形品5のクッション性が良好
に維持される。
9は発泡或形型1の部品であり、表皮一体発泡成形品5
の戊形後戊形品5から取り外されるので、成形品5に剛
性のある異物が残らず、成形品5のクッション性が良好
に維持される。
以上により、成形品5のクッション性を損ねることなく
、発泡成形時における表皮6のセット作業の円滑化と成
形品5の見栄えの向上とを図ることができるのである。
、発泡成形時における表皮6のセット作業の円滑化と成
形品5の見栄えの向上とを図ることができるのである。
なお、上記専施例では、セットプレート9の係止片9c
,・・・を鉤状のものとしたが、本発明の係止片9c,
・・・は必ずしも斯かる形状に限定される10 ものではなく、例えば中央縫製ラインL,の両側壁部に
より摩擦力で係止されるような所定幅と所定厚みとを持
った突起のようなものでもよい。
,・・・を鉤状のものとしたが、本発明の係止片9c,
・・・は必ずしも斯かる形状に限定される10 ものではなく、例えば中央縫製ラインL,の両側壁部に
より摩擦力で係止されるような所定幅と所定厚みとを持
った突起のようなものでもよい。
また、本発明の位置決め部材9は上記実施例のようなプ
レート状のものに限定されるものではなく、例えば断面
が正方形状や、一辺を表皮接触面とする三角形状のもの
であってもよいことはいうまでもない。
レート状のものに限定されるものではなく、例えば断面
が正方形状や、一辺を表皮接触面とする三角形状のもの
であってもよいことはいうまでもない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、表皮一体発泡成
形品を得るための表皮一体発泡成形型の構造として、発
泡成形型の型本体に成形品の表皮をセットするための位
置決め部材を設け、型本体のキャビティ面13嵌合凹部
を設ける一方、位置決め部材の表皮接触面側には表皮の
縫製部と脱着可能に係合する係止部を設け、位置決め部
材の型嵌合部側を型本体の嵌合凹部と脱着可能に設ける
ようにしたので、成形品のクッション性を損ねることな
く、表皮の型本体へのセット作業の円滑化と発泡樹脂原
料の発泡硬化時における表皮の縫製部11 の蛇行防止による成形品の見栄えの向上とを図ることが
できる。
形品を得るための表皮一体発泡成形型の構造として、発
泡成形型の型本体に成形品の表皮をセットするための位
置決め部材を設け、型本体のキャビティ面13嵌合凹部
を設ける一方、位置決め部材の表皮接触面側には表皮の
縫製部と脱着可能に係合する係止部を設け、位置決め部
材の型嵌合部側を型本体の嵌合凹部と脱着可能に設ける
ようにしたので、成形品のクッション性を損ねることな
く、表皮の型本体へのセット作業の円滑化と発泡樹脂原
料の発泡硬化時における表皮の縫製部11 の蛇行防止による成形品の見栄えの向上とを図ることが
できる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は表皮一体発泡成
形品の型本体へのセット状態を示す縦断面図、第2図は
表皮のステッチへのセットプレートの取付方法を示す説
明図、第3図は表皮の型本体へのセット方法を示す説明
図、第4図はセットプレートとステッチの係合状態を示
す上記第3図のIV−IV線断面図、第5図は表皮一体
発泡成形品の外形を示す斜視図、第6図は表皮一体発泡
成形品の断面構造を示す上記第5図のVI−Vl線断面
図である。 1 発泡成形型 (型本体) 3a キャビティ面 3b 嵌合溝 (嵌合凹部) 5 成形品 6 表皮 12 9 9b 9C 9d 9e LI L2 S セットプレート (位置決め部材) 嵌合突起 (嵌合凸部) 係止片 (係止部) 型嵌合部 表皮接触面 主縫製ライン 副縫製ライン ステッチ (縫製部) 13 第 6 図 第 5 図
形品の型本体へのセット状態を示す縦断面図、第2図は
表皮のステッチへのセットプレートの取付方法を示す説
明図、第3図は表皮の型本体へのセット方法を示す説明
図、第4図はセットプレートとステッチの係合状態を示
す上記第3図のIV−IV線断面図、第5図は表皮一体
発泡成形品の外形を示す斜視図、第6図は表皮一体発泡
成形品の断面構造を示す上記第5図のVI−Vl線断面
図である。 1 発泡成形型 (型本体) 3a キャビティ面 3b 嵌合溝 (嵌合凹部) 5 成形品 6 表皮 12 9 9b 9C 9d 9e LI L2 S セットプレート (位置決め部材) 嵌合突起 (嵌合凸部) 係止片 (係止部) 型嵌合部 表皮接触面 主縫製ライン 副縫製ライン ステッチ (縫製部) 13 第 6 図 第 5 図
Claims (1)
- (1)縫製部を有する表皮をキャビティ面にセットし、
該表皮の裏側に発泡樹脂原料を注入して発泡させること
で表皮一体発泡成形品を得るための表皮一体発泡成形型
の構造であって、 該発泡成形型は、型本体と、該型本体のキャビティ面に
上記表皮をセットするための位置決め部材とを備えてお
り、 上記型本体のキャビティ面には嵌合凹部が形成されてい
る一方、 上記位置決め部材は、上記表皮の縫製ラインに沿うよう
形成された表皮接触面と上記型本体のキャビティ面に沿
うよう形成された型嵌合部とを有し、上記表皮接触面側
には表皮の縫製部に脱着可能に係合する係止部が設けら
れ、上記型嵌合部は型本体の上記嵌合凹部に脱着可能に
設けられていることを特徴とする表皮一体発泡成形型の
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005213A JPH03208612A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 表皮一体発泡成形型の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005213A JPH03208612A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 表皮一体発泡成形型の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03208612A true JPH03208612A (ja) | 1991-09-11 |
Family
ID=11604916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005213A Pending JPH03208612A (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 表皮一体発泡成形型の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03208612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3127678B1 (de) * | 2015-08-07 | 2024-05-01 | SMP Deutschland GmbH | Vorrichtung und verfahren zur kunststoffbeschäumung |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP2005213A patent/JPH03208612A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3127678B1 (de) * | 2015-08-07 | 2024-05-01 | SMP Deutschland GmbH | Vorrichtung und verfahren zur kunststoffbeschäumung |
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