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JPH0346890Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0346890Y2
JPH0346890Y2 JP1986098538U JP9853886U JPH0346890Y2 JP H0346890 Y2 JPH0346890 Y2 JP H0346890Y2 JP 1986098538 U JP1986098538 U JP 1986098538U JP 9853886 U JP9853886 U JP 9853886U JP H0346890 Y2 JPH0346890 Y2 JP H0346890Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower mold
skin material
mold
foam
inner lower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986098538U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS636814U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986098538U priority Critical patent/JPH0346890Y2/ja
Publication of JPS636814U publication Critical patent/JPS636814U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0346890Y2 publication Critical patent/JPH0346890Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表皮材一体発泡体の発泡成形型に関
し、更に詳細に説明すると、下型と上型とを備
え、該下型に表皮材を配設し、該表皮材の内側に
発泡合成樹脂の原液を注入して発泡体を前記表皮
材と一体に発泡成形する表皮材一体発泡体の発泡
成形型に関する。
〔従来の技術〕
第5図及び第6図には、車両等のシート1が示
されており、このシート1のシートクツシヨン2
及びシートバツク3には、表皮材一体発泡体5が
用いられている。この表皮材一体発泡体5は第7
図に示す如く、発泡成形型11を用いて発泡成形
されている。即ち、表皮材6を発泡成形型11の
下型12に配設する。この際、表皮材6の縫製部
分7やその他形状出ししたい部分を下型12の凸
部14や成形面に沿つて配設する。そして発泡合
成樹脂の原液を表皮材6の内側である下型12に
注入し、上型13を型合わせして発泡キユアさ
せ、表皮材6と一体の発泡体8を発泡成形する事
により凸部14により形状出しされた表皮材一体
発泡体5が得られるようになされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、従来の発泡成形型11においては、
表皮材6の所望とする位置に所望とする確実な形
状出しを簡易に得る事が出来ず、また表皮材に皺
が発生しているのを外部から確認出来ず、発泡成
形型11の凸部14への表皮材6のセツトが容易
に行えず、作業能率を向上させる事が出来ず、更
に、発泡成形型11の凸部14等の製造が困難
で、一度設計された発泡成形型11の凸部14等
の設計変更が著しく困難なものであり、形状出し
位置の変更がある場合に発泡成形型11の下型1
2全体を設計変更しなければならず、著しく経済
性に欠けるものであつた。
本考案の目的は、表皮材一体発泡体の所望とす
る位置に所望の形状出しが容易に得られ、表皮材
のセツトも簡易迅速に行え、外部から表皮材に皺
が発生しているか否かを確認出来、形状出し部分
の設計変更に対し発泡成形型の下型全体の設計変
形をせずに対処し得る経済性に優れた表皮材一体
発泡体の発泡成形型を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述せる問題点に鑑みてなされたもの
で、下型と上型とを備え、該下型に表皮材を配設
し、該表皮材の内側に発泡合成樹脂の原液を注入
して発泡体を前記表皮材と一体に発泡成形する表
皮材一体発泡体の発泡成形型において、前記下型
は外部下型と、該外部下型の内側に着脱自在に嵌
合する内部下型とからなり、前記内部下型は透明
または半透明な合成樹脂材より形成されている事
を特徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、下型を内部下型と外部下型と
より形成し、然も内部下型は外部下型に対して着
脱自在に形成され、この内部下型に表皮材を配設
した場合に、この表皮材の配設状態を内部下型の
外部より観察して取付状態の正確さ、皺の発生状
態等を確認出来、確認後に内部下型を外部下型に
嵌合させて取付け、発泡体を発泡形成出来、特に
表皮材一体発泡体に形状出ししたい部分がある場
合に、内部下型に凸部を形成し、この凸部に表皮
材を合致させて配設する事により、所定の位置に
確実な形状出しを行う事が出来る表皮材一体発泡
体の発泡成形型を得る事が出来る。
〔実施例〕
以下本考案に係る表皮材一体発泡体の発泡成形
型の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図には本考案に係る発泡成形型の第1実施
例の概略が示されており、この発泡成形型21は
下型22と、該下型22に型合わせされる上型2
3とからなり、前記下型22は外部下型24と、
該外部下型24の内側に着脱自在に嵌合する内部
下型25とから構成されている。そして、内部下
型25は透明または半透明な合成樹脂材、例えば
塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、またはポリエチ
レン樹脂等から形成されている。
外部下型24はアルミ成形品等からなり、強度
的に強く、耐圧性を十分に備えているものから形
成され、内部下型25は耐熱及び形状保持性を備
える程度の強度を備えていればよいものである。
また内部下型25と外部下型24の当接面を平面
状とする事も出来、即ち内部下型25の外側を箱
状に形成し、外部下型24の内側を内部下型25
の箱状の外側を嵌合し得る箱状に形成する事も出
来、更に内部下型25を複数個の分割された分割
型より形成し、深絞り部の形成を行えるようにす
る事も出来る。
第2図には表皮材31の一実施例が示されてお
り、この表皮材31は表面側の表皮32と、該表
皮32の裏面に接合されたワデイング33とから
なり、この表皮材31の表皮32側を内部下型2
5に当接させ、両面テープ等を用いて全面又は部
分的に装着させて配設する。第3図Aに示す如
く、内部下型25に配設された表皮材31に皺等
が発生しているか否かを内部下型25の外側より
観察し、表皮材31が正しく配設されている場合
に、第3図Bに示す如く、内部下型25を外部下
型24に嵌合させる。
次いで、第3図Cに示す如く、発泡合成樹脂の
原液35′を表皮材31の配設された内部下型2
5に注入し、第3図Dに示す如く、上型23を型
合わせし、発泡合成樹脂の原液35′を発泡キユ
アさせて発泡体35を成形し、表皮材一体発泡体
30を成形する。
以上が本考案の第1実施例の構成であるが、斯
る構成に依れば、透明または半透明な合成樹脂材
より形成された内部下型に表皮材を簡易迅速に配
設する事が出来、この内部下型の外側より表皮材
に皺等が発生しているか否かを確認出来、皺等が
発生している場合には直ちに修正して配設しなお
す事が出来、不良品の発生を未然に防止する事が
出来、強度は外部下型で強化されているので強度
的にも強いものである。
第4図A,B及びCには、本考案に係る発泡成
形型の第2実施例の概略が夫々示されており、こ
の発泡成形型41は下型42と上型43とを備
え、下型42を構成する外部下型44と、該外部
下型44に嵌合する内部下型45とを備える点に
おいては、前述せる第1実施例と同様の構成を有
するものであるが、前記内部下型45の成形面に
形状出し用の凸部46が形成されている点に特徴
を有するものである。
即ち、第4図Bに示す如く、表皮材31の縫製
部36等に形状出しをする部分がある場合に、こ
の縫製部36を内部下型45の凸部46に嵌合さ
せて配設し、次いで第4図Cに示す如く、前述せ
る第1実施例と同様に内部下型45を外部下型4
4に嵌合させ、内部下型45に発泡合成樹脂の原
液35′を注入し、発泡キユアさせて発泡体35
を成形し、表皮材一体発泡体30を得る事が出来
るものである。
斯る第2実施例に依れば、表皮材一体発泡体の
所望とする位置に所望の形状出しが容易に得ら
れ、表皮材の配設も内部下型の外側より確認出
来、配設作業を簡易迅速に行う事が出来、また形
状出し部分が変更された場合に内部下型の凸部を
移動させ、または内部下型のみを設計変更すれば
よく、強度も強く著しく経済性に優れた表皮材一
体発泡体の発泡成形型を得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表皮材一体発泡体の発泡
成形型の第1実施例の概略を示す断面説明図、第
2図は表皮材の断面説明図、第3図A,B,C及
びDは発泡成形型を用いて表皮材一体発泡体を成
形する各工程を夫々示す断面説明図、第4図A,
B及びCは本考案の発泡成形型の第2実施例を
夫々示すもので、第4図Aは分離状態の断面説明
図、第4図Bは内部下型に表皮材を配設した状態
の断面説明図、第4図Cは内部下型を外部下型に
嵌合させた状態の断面説明図、第5図はシートの
表皮材一体発泡体の斜視図、第6図は同一部断面
説明図、第7図は従来の発泡成形型の断面説明図
である。 図中、21,41……発泡成形型、22,42
……下型、23,43……上型、24,44……
外部下型、25,45……内部下型、30……表
皮材一体発泡体、31……表皮材、32……表
皮、33……ワデイング、35′……発泡合成樹
脂の原液、35……発泡体、36……縫製部、4
6……凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下型と上型とを備え、該下型に表皮材を配設
    し、該表皮材の内側に発泡合成樹脂の原液を注
    入して発泡体を前記表皮材と一体に発泡成形す
    る表皮材一体発泡体の発泡成形型において、前
    記下型は外部下型と、該外部下型の内側に着脱
    自在に嵌合する内部下型とからなり、前記内部
    下型は透明または半透明な形状保持性を有する
    合成樹脂材より形成され、前記内部下型を前記
    外部下型より取り出した状態で前記内部下型の
    内面に表皮材を配設し、該表皮材の配設された
    内部下型を外部下型に嵌合させ得るようになさ
    れている事を特徴とする表皮材一体発泡体の発
    泡成形型。 (2) 前記内部下型の成形面に形状出し用の凸部が
    形成されている事を特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の表皮材一体発泡体の発泡
    成形型。
JP1986098538U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH0346890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986098538U JPH0346890Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986098538U JPH0346890Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636814U JPS636814U (ja) 1988-01-18
JPH0346890Y2 true JPH0346890Y2 (ja) 1991-10-04

Family

ID=30966563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986098538U Expired JPH0346890Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

Country Status (1)

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JP (1) JPH0346890Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138559A (en) * 1976-05-15 1977-11-18 Matsushita Electric Works Ltd Process for manufacture of hard polyurethane foam

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138559A (en) * 1976-05-15 1977-11-18 Matsushita Electric Works Ltd Process for manufacture of hard polyurethane foam

Also Published As

Publication number Publication date
JPS636814U (ja) 1988-01-18

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