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JPH0144073B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0144073B2
JPH0144073B2 JP57188747A JP18874782A JPH0144073B2 JP H0144073 B2 JPH0144073 B2 JP H0144073B2 JP 57188747 A JP57188747 A JP 57188747A JP 18874782 A JP18874782 A JP 18874782A JP H0144073 B2 JPH0144073 B2 JP H0144073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
video
rgb
color
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57188747A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5978349A (ja
Inventor
Hideji Fujita
Kennosuke Sugizaki
Katsuya Goto
Keiichi Kyota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd, Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP57188747A priority Critical patent/JPS5978349A/ja
Publication of JPS5978349A publication Critical patent/JPS5978349A/ja
Publication of JPH0144073B2 publication Critical patent/JPH0144073B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/64Systems for the transmission or the storage of the colour picture signal; Details therefor, e.g. coding or decoding means therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビデオテープなどに記録したテレ
ビジヨン信号等の連続映像信号から所望画面を一
旦マスタビデオデイスクに記録した後、高品質画
像のカラーフイルム及び色分解版をオフライン的
に作成するビデオ画像の製版システムに関する。
最近のビデオ技術の著しい発達と普及、印刷物
の多様化に伴う出版動向の変化により、ビデオテ
ープ等に記録されている連続映像情報の中の所望
画面を写真や印刷原稿等に利用することができる
となれば、多くのメリツトが得られる。というの
は、カメラマンがスチールカメラを用いてフイル
ム撮影する従来の方法と比較して、速報性、シヤ
ツタチヤンス、シヤツタ音、フラツシユライト、
低輝度等の制約から解放されると同時に、種々の
ニーズ展開が期待できるからである。たとえば、
ビデオテープ等に記録されている映像情報から直
接写真や印刷用製版を作成したり、映画フイルム
からテレシネ装置によつてテレビの複合ビデオ信
号又はR(赤)、G(縁)、B(青)信号を作成し、
これから直接印刷用製版を作成できるようになる
など従来法に比較して低コストかつ迅速な出版等
が可能となる。
ところが、従来ビデオテープに記録されている
映像情報を印刷原稿として使用する場合、先ずビ
デオテープを再生装置にセツトして連続映像をス
ローあるいはストツプ再生等でCRT(ブラウン
管)上に表示し、その画面を観察しながら所望の
映像をスチールカメラで撮影する方法でフイルム
原稿を作成後、そのフイルム原稿からカラースキ
ヤナ等の製版装置で色分解版を作成するようにし
ている。したがつて、印刷原稿の良否はテレビ画
像の解像度に依存することになる。しかるに、我
国のカラーテレビジヨン放送はNTSC方式を採用
しており、テレビ画像の大小にかかわらず走査線
数525本で1画面(1フレーム)を形成している。
そのため、1フレームの画像品質は解像力等で一
般のカラーフイルムと比較して極めて悪い。ま
た、連続ビデオ映像から所望画面を選択したスチ
ールカメラで撮影する方式では、画像の質を良く
するためにCRTの色温度、RGB螢光体の発色特
性及び輝度域と、カラーフイルムの色温度、発色
材特性及び濃度域との不整合から、カメラの前面
に特殊な色温度変換フイルタを挿入すると共に、
カラーモニタの色相及びコントラスト等の調整を
必要とするといつた問題がある。しかも、これら
の補正だけで必らずしも満足する色調が得られる
とは限らない。
さらに、テレビ走査線本数は解像性の良否に大
きく影響する上で、CRT上に映し出された映像
を正確に集点合わせしてカメラ撮影すると、この
走査線がフイルム上に横縞として顕著に記録され
てしまう。このフイルム上に記録された走査線は
製版工程でモアレを生じさせる原因になるため、
走査線を消去する撮影技術が要求される。たとえ
ば、動きの少ない連続映像から所望の映像を得る
には、通常、再生あるいはスロー再生しながら数
フレーム分を1枚のフイルム上に露光することに
よつて走査線の影響を消去しているが、完全には
消去しきれないため若干撮影の集点をずらすよう
にしている。ところが、この方法では所望する画
面を正確に撮影するのが難しくなると共に、画面
がボケてしまう欠点がある。このため、動きの大
きい連続映像から所望の画像を得るには、ストツ
プ再生する必要が生じる。通常3/4インチVTRで
は、ストツプ再生の場合1フイールドの映像信号
しか再生されず、CRT上に映し出された映像は
垂直解像力が半分となり、前者の場合に比べて更
に難しい走査線消去の撮影技術が要求される。こ
のような場合、一般にカラーフイルムの解像力は
50本/mm前後であることから、カラーフイルムの
解像力の限界を逆利用した撮影方法を採つてい
る。すなわち、CRT上の所望画像を走査線が判
別できないまでに縮小撮影することで走査線を消
去している。したがつて、本来画像品質が悪いビ
デオ画像を極小サイズでカラーフイルムに撮影す
るため、最終印刷サイズはA6判〜A7判位が限界
であり、それ以上のサイズでは商品的価値がない
ものとなる。また小サイズのカラー画像をページ
レイアウト、拡大製版することにより、作業性が
著しく悪くなるという欠点もある。
上述したような問題点を解消するためのテレビ
ジヨン画像製版装置として、たとえばテレビジヨ
ン映像信号を記録したビデオテープレコーダから
所望の1フレームに対応する映像信号を読出し、
この映像信号を3原色信号に変換し、3原色信号
を印刷画像信号に変換し、この印刷画像信号を製
版用スキヤナに供給することにより印刷版を作製
するものがあり、フレームメモリ装置と、メモリ
からの信号の走査速度に同期して順次読出す手段
と、NTSC信号をRGB信号に変換する手段と、
RGB信号をY(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
BK(墨)信号に変換してスキヤナに供給する手
段とを全てオンラインで構成している。この装置
は上述した問題点をかなり有効に解消している
が、装置構成が全てオンラインのため所望画面を
得るためにビデオテープレコーダのスロー再生、
ストツプ再正等を繰返していると、ビデオテープ
レコーダの寿命が縮まり、更にビデオテープレコ
ーダの再生ヘツドによる摩擦で、貴重な得意先の
ビデオテープを傷めてしまうといつた欠点があ
る。その上、この装置は構成を全てオンラインに
しているため、ビデオテープ編集作業と信号変換
処理作業とを独立して実行できず、作業性、効率
の点で問題がある。さらに、画像のジツタやドロ
ツプアウトを電気的に補正するタイムベースコレ
クタ、画像以外の雑音を除去するノイズリデユー
サ、画像の輪郭強調を行なうデイテールコレクタ
等の必要性については述べられていないため、画
像の品位の面でも問題がある。
以上よりこの発明の目的は、上述の如き不都
合・問題点を解決したビデオ画像の製版システム
を提供することにある。
以下にこの発明を説明する。
この発明は、(1)ビデオテープ、ビデオデイス
ク、スライド、テロツプ、テレビジヨン電波及び
TVカメラ等からの映像信号を入力切換部を経て
入力し、所望の画像をモニタテレビを見ながらマ
スタビデオデイスクに記録する入力部と、(2)入力
部のマスタビデオデイスクにオフライン又はオン
ラインで接続され、マスタビデオデイスクの再生
映像信号の各走査線信号間の時間的ずれ補正、雑
音除去及び輪郭強調処理を行なうデジタル回路で
構成される画質向上部と、画像の高品位化に適し
た輝度、色信号の分離によりRGB信号に変換す
ると共に、他のTVカメラ、キヤプテンシステム
(Character and Pattern Telephone Access
Information System)等からのRGB信号を入力
し、これらRGB信号を同時に又は独立して調整
することができかつ色及び階調の修正処理(コン
トラスト修正、階調の平行移動、ライト部あるい
はシヤドウ部の階調等の調整)を行なう修正部
と、修正前のRGB信号及び修正後のRGB信号を
画面合成器を介してモニタ上に表示する表示部
と、修正されたRGB信号をデジタル化して記憶
する記憶部とを有して成る画像信号変換処理部
と、(3)画像信号変換処理部とはオフラインに構成
し、画像信号変換処理部の記憶部に記憶された
RGB信号を、奇数フイールドの走査線情報及び
偶数フイールドの走査線情報として順次読出し、
画面に応じキユービツクコンボリユウシヨン、バ
イリニヤ、ニヤレストネイバーに切換えて走査線
内挿を行ない、カラーフイルムを作成する場合は
カラーフイルム作成装置へ出力し、印刷分解版を
作成する場合はスキヤナに出力し、単数又は複数
画面はレイアウトを行なうときはスキヤナに出力
又はスキヤナを経てレイアウトシステムに出力す
る出力装置とを設けたものである。
第1図はこの発明の入力部及び画像信号処理部
の一実施例を示すブロツク図であり、入力装置の
入力媒体は映像信号を発生するものであれば何で
も良く、ビデオテープ11、ビデオデイスク(又
はフロツピーデイスク)12、フイルム(又はス
ライド、テロツプ)13、テレビジヨン電波14
が考えられる。ビデオテープ11及びビデオデイ
スク12は1画面を記録したものばかりでなく、
幾つかの画面を合成したものを含ませることがで
き、これらの入力媒体11〜14はそれぞれ
VTR(ビデオテープレコーダ)21、VDR(ビデ
オデイスクレコーダ)22、テレシネ装置23、
TV受信機24によつて映像信号に再生され、入
力切替部30に伝送される。また、TVカメラ2
5で撮像した映像情報(たとえばNTSC方式)
を、直接入力切替部30に伝送するようにしても
良い。
入力切替部30の入力されるこれら入力画像情
報は操作卓50の操作によつて選択され、選択さ
れた入力媒体11〜14,25の画像はCRTモ
ニタ31に表示される。そして、オペレータが
CRTモニタ31に表示された画面を見ながら操
作卓50を操作することにより、所望画面の画像
情報を1シーン毎にビデオデイスクレコーダ32
でマスタビデオデイスク33に記録する。この場
合、入力切替部30にビデオスイツチヤを用いれ
ば、任意の入力媒体を合成画を作成することがで
きる。このようにして、入力切替部30を経て
VDR32でマスタビデオデイスク33に記録さ
れた画像情報は、製版時にVDR32で再生され
るが、その再生動作は操作卓50で制御されるよ
うになつている。
しかして、VDR32で再生されるマスタビデ
オデイスク33からの画像信号は、画質向上部6
0に伝送されてここで画質向上処理が行なわれ
る。この画質向上部60はタイムベースコレクタ
61と、ノイズリデユーサ62と、デイテールコ
レクタ63とで構成されている。タイムベースコ
レクタ61は通常ジツタと呼ばれるビデオ信号各
走査線間の時間的なずれを補正するためのもの
で、時間的にジツタを起こした状態のままでフレ
ームメモリに記憶すると、各走査線のサンプル開
始点やサンプル画素数に違いが生じてしまうから
である。ノイズリデユーサ62は各種雑音を抑制
し、画質を改善するためのもので、得意先から提
供されたオリジナルの3/4インチ幅ビデオテープ
11に録画されている画像品質が雑音等で劣化し
ていたり、ビデオ編集部あるいは再録画されたビ
デオテープ33の再生途中にある信号変換系等で
雑音が発生したりして画質が劣化したのを向上さ
せるものである。デイテールコレクタ63は画像
の水平、垂直各々の方向の変化点を強調し、画像
をくつきりさせるように輪郭強調処理を行なうも
のである。
この再生動作はオンライン的に行なうこともで
き、オフライン的に行なうようにしても良い。そ
して、画質向上部60で画質改善された画像信号
RIVは、RGBデコーダ52に送られてNTSC信
号からR(赤)、G(縁)、B(青)のRGB信号に変
換される。このRGBデコーダ52はくし形フイ
ルタによつて輝度信号Y及びクロマ信号Cの分離
を行なつているので、解像度、色調とも優れた画
像信号を得ることができ、分離されたRGB信号
はスイツチヤ53及びフレームメモリ84を経て
階調修正部72に入力されると共に、画面合成器
70を経てCRTモニタ71の画面71Aで観察
できるようになつている。また、スイツチヤ53
にはTVカメラ(RGB方式)、キヤツプテンシス
テム(RGB信号)、マイクロコンピユータやオフ
イスコンピユータ等からのRGB信号が入力され
るようになつており、スイツチヤ53の切替えに
よつてこれらRGB信号を取込むことができる。
すなわち、スイツチヤ53を介して取込まれた
RGB信号はAD変換器83でデイジタル化された
後にフレームメモリ84に畜積され、DA変換器
85でアナログ化されて画面合成器70及び階調
修正部72に送られる。また、階調修正部72に
は操作卓50で制御される修正器及び表示器55
が接続されており、スイツチヤ53から入力され
るRGB信号のそれぞれに対して手動操作により
コントラスト修正、階調の平行移動、ライト部あ
るいはシヤドウ部の階調等の調整が可能で、修正
結果は画面合成器70を経てCRTモニタ71に
随時表示される。しかして、修正器及び表示器5
5より静止画像に対してカーソル信号を挿入する
ことによつて、CRTモニタ71に表示されてい
る請止画像の任意の点でのビデオレベルを、ビデ
オ白信号基準値0.7Vに対する比較値で、修正器
及び表示器55の表示部に数値表示することがで
きる。また、入力されるRGB信号のそれぞれに
対して階調修正を加えた条件や、修正器及び表示
器55の階調修正用つまみのセツト位置情報を、
外部メモリ記録再生装置56を介して外部メモリ
(たとえば磁気テープ、紙テープ)57に記録で
きるようになつている。かくして、修正器及び表
示器55により所要の修正が加えられたR.G.B静
止画像信号は画面合成器70を経てCRTモニタ
71に表示されると共に、その修正が完了すると
操作卓50の修正完了指示スイツチを押すことに
より、リアルタイムでAD変換器54を介して1
走査線当り765画素のデイジタル信号に変換され、
R.G.B各信号に対応するフレームメモリ80に順
次記憶され、1画面に対するRGB信号の記録が
終了する。
また、CRTモニタ71における表示方式は、
先ず画面全体を階調修正前の画像表示とし、その
後に画面合成器70の切替えによつて階調修正後
の画像を画面全体に表示するようにしても良く、
画面の切替えは任意である。なお、図に示す如く
1画面2分割して、一方を修正前の画像領域71
Aとし、他方を修正後の画像領域71Bとする場
合、画面の分割線71Cは画面合成器70に設け
られているツマミ等によつて、任意位置に設定し
得るようになつており、分割線71Cを左右画面
端に設定した場合には丁度画面の切替えを行なう
ことと同じになる。
このようにしてフレームメモリ80に書込まれ
たR.G.Bの修正済み静止画像情報は、操作卓50
の操作によりセレクタ86を経てRGB毎に順次
フロツピーデイスクドライバ(FDD)81に送
られ、ここでフロツピーデイスク82に書込まれ
る。この書込みに当つては、フロツピーデイスク
82の書込み速度に合せてフレームメモリ80の
読出しを制御する必要がある。また、フレームメ
モリ80はラインメモリをもつて代えることがで
きるが、この場合には書込みに要する時間は更に
長くなる。
これらRGBの画像情報を記憶したフロツピー
デイスク82からは、第2図に示すようなオフラ
イン構成のカラーフイルム作成装置120よつて
カラーフイルムを作成し、また、カラースキヤナ
221によつて印刷分解版を作成する。このカラ
ースキヤナは、必要によつてレイアウトスキヤナ
222に接続され、レイアウト画像を作成する。
すなわち、カラーフイルム又はレイアウト画像を
得ようとする場合には、フロツピーデイスク82
又はフロツピーデイスクドライバ101にセツト
し、読出された画像情報をマルチプレクサ102
を経てフレームメモリ104に書込み、これをカ
ラーフイルム作成装置120又はカラースキヤナ
221の走査速度に合せて読出し走査線補間部1
03に送る。走査線補間部103は所定の演算式
に従つて走査線との間の補間を行なう。カラーフ
イルムを得ようとするときは、補間された高密度
の画像情報をRGBのセレクタ105及びインタ
フエース110を介してカラーフイルム作成装置
120に送り、カラーフイルムを得る。なお、カ
ラーフイルム作成装置120内には制御部が設け
られており、フレームメモリ104、セレクタ1
05及びインターフエース110を制御するよう
になつている。走査線補間部103へ転送される
信号は、奇数フイールドと偶数フイールドの走査
線が番号の若い順序に交互の読出され、ここで走
査方式が飛越方式から順次方式に切替えられ、こ
の切替えによつて飛越方式の欠点であるペアリン
グを防ぎ、画質の低下を未然に防止する。走査線
補間部103へ転送する走査線の信号本数は、テ
レビ(NTSC方式)の走査線本数525本からブラ
ンキング期間に相当する走査線数を引いた484本
分の信号である。走査線補間部103においては
内挿計算を行ない、走査線数を484本から約4倍
の1924本に増やし、露光の時に走査線の1部が重
なり合うようにして各別の線として認識できない
ようにする。また、内挿効果によつて解像力も増
加することができる。
この発明における内挿計算は、ニアレストネイ
バー法、バイリニヤ法、キユービツクコンボリユ
ーシヨン法をスイツチの切替えによつて選択でき
るように構成している。ニアレストネイバー法は
隣接した画素のデータをそのまま内挿点の画素デ
ータとするもので、2値化された画像に適し、バ
イリニヤ法は走査線間のデータが直線的に変化す
るものとして内挿点の画素データを決めるもの
で、中間調の多い画像に適し、キユービツクコン
ボリユーシヨン法は内挿点の周辺16画素のデー
タの相関性から内挿点の画素データを決めるもの
で、いずれの画像に対しても適している。この内
挿計算は、1画素当り約150万個の画素に対して
内挿画素1画素当り16回の乗算と加算を行なう必
要があるので、コンピユータのソフトウエア処理
では演算速度が遅く時間がかかり過ぎる。そのた
め、この発明では走査線補間部103を論理回路
をもつて構成し、次段の出力部にリアルタイムで
データを出力し、極めて高速なフイルム作成を可
能にしている。
一方、レイアウト画像用の色分解版を得る場合
にはインターフエイス110及び210を切替
え、走査線補間部103からの画像信号をインタ
フエース210を経てレイアウトスキヤナシステ
ム220のカラースキヤナ221に送り、レイア
ウトシステム222でレイアウト画像用の色分解
版を得る。レイアウト出力システム200の詳細
は第3図に示すようになつており、カラースキヤ
ナ221はカラー原稿、文字原稿等の情報をスキ
ヤニング方式でピツクアツプし、ピツクアツプさ
れたアナログ画像情報はAD変換器でデイジタル
情報に変換され、一旦コンピユータ223を経由
して外部メモリ225に記憶される。外部メモリ
225としては、記憶容量の大きい磁気デイスク
装置(約300メガバイト)が1個あるいは複数個
あれば良い。また、画像処理編集装置224には
キーボード、デイジタイザ、モニタデイスプレイ
が付設されており、これら装置を使用して版下台
紙のページレイアウト情報を入力する。このペー
ジレイアウト情報も、一旦コンピユータ223を
経由して外部メモリ225に記憶される。なお、
ページメイクアツプをする場合は、画像処理編集
装置224のキーボードから命令を入力して、ペ
ージレイアウト情報をデイスプレイ上に呼出す。
さらに、キーボードから命令を入力し画像情報を
外部メモリ225の磁気デイスク装置から呼出
し、指定されたトリミング位置に移動させる。次
に、マスクに関する命令を入力すると、トリミン
グサイズ以外の画像上から消去され、必要画像情
報だけが残る。もしも調子的に不満であれば、修
正に関する命令でレタツチングも可能である。ペ
ージメイクアツプ時に必要な命令や機能には、上
述の絵柄の移動、マスキング、修正以外に切抜
き、絵柄の重なり処理、平網・網ふせ等がある。
オペレータによる一通りのページメイクアツプ処
理が終了すると、これらの画像情報はコンピユー
タ223を経由して所定の磁気デイスク装置へ記
憶される。このページメイクアツプ処理後の情報
は、必要とするときに出力装置226からフイル
ム化して、Y(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
BK(墨)のレイアウト済み色分解版227とし
て得られる。
なお、第2図はカラーフイルムとレイアウト画
像とを同時に得ることのない場合のシステム例を
示すものであるが、カラーフイルム及びレイアウ
ト画像を同時に得ようとする場合には、第4図に
示すカラーフイルム作成システムと、第5図に示
すレイアウト出力システムとを別々に設ければ良
い。各システムの動作は第2図の場合と全く同様
である。
以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、従来のようにカラーブラウン管上に連続ビデ
オ画像を表示し、所望画面を選定しスチールカメ
ラで撮影する方式と比較して画質が飛曜的に向上
し、印刷に適する画像を得ることができる。これ
は、RGB信号階調の修正、走査方式の変換、2
次元内挿処理により走査線の本数の増加を行なう
ことで走査線を消去し、解像力を増強するなど各
種の画質向上処理を施したことに加え、タイムベ
ースコレクタによるビデオ信号の時間的なずれの
補正、ノイズリデユーサによるビデオ信号に含ま
れている雑音信号の抑圧、デイテールコレクタに
よる画像の輪郭強調を行なつた効果によるもので
ある。また、スチールカメラで撮影する方式に比
較して容易に画面を抽出できるメリツトもある。
さらに、信号変換処理部と内挿処理及び出力部と
がオフライン構成となつているため、各々の作業
を独立して行なうことができると共に、任意の時
点で作業を行ない得るので作業効率の良い運用が
できる。さらに、カラーフイルム出力とカラース
キヤナ出力とを専用化できるといつた利点があ
り、出力部にレイアウトスキヤナシステムを導入
した場合には、製版工程の主要な作業である写真
処理、マスク作成等の合成準備、合成等労働集約
的な要素の多い手作業部門が自動処理可能になる
等の効果が期待できる。また、このシステムにお
ける表示モニタは1つであり、画面合成器によつ
て切替え単独又は同時にモニタできるようになつ
ているので、色調問題が解決されると共に、経済
的でもある。さらに、複数の入力媒体から選択さ
れた映像情報を、CRTモニタを見ながら所望画
面を選択してビデオデイスクに記録するようにし
ているので、構成が簡易になると共に、安価にな
るといつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の入力部及び画像信号変換処
理部の構成例を示すブロツク図、第2図はこの発
明の出力部の一部を示すブロツク図、第3図はそ
の一部を詳細に示すブロツク図、第4図及び第5
図はそれぞれこの発明の出力部の他の例を示すブ
ロツク図である。 11……ビデオテープ、12……ビデオデイス
ク(フロツピーデイスク)、13……フイルム
(スライド、テロツプ)、14……テレビジヨン電
波、21……VTR、22,32……VDR、23
……テレシネ装置、24……TV受信機、25…
…TVカメラ、30……入力切替部、31,71
……CRTモニタ、50……操作卓、52……
RGBデコーダ、53……スイツチヤ、60……
画質向上部、70……画面合成器、80,84,
104……フレームメモリ、82……フロツピー
デイスク、81,101……フロツピーデイスク
ドライバ、102……マルチプレクサ、103…
…走査線補間部、120……カラーフイルム作成
装置、220……レイアウトスキヤナシステム、
221……カラースキヤナ、222……レイアウ
トシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ビデオテープ、ビデオデイスク、スライ
    ド、テロツプ、テレビジヨン電波及びTVカメ
    ラ等からの映像信号を入力切換部を経て入力
    し、所望の画像をモニタテレビを見ながらマス
    タビデオデイスクに記録する入力部と、 (b) 前記入力部のマスタビデオデイスクにオフラ
    イン又はオンラインで接続され、前記マスタビ
    デオデイスクの再生映像信号の各走査線信号間
    の時間的ずれ補正、雑音除去及び輪郭強調処理
    を行なうデジタル回路で構成される画質向上部
    と、画像の高品位化に適した輝度、色信号の分
    離によりRGB信号に変換すると共に、他のTV
    カメラ、キヤツプテンシステム等からのRGB
    信号も入力し、これらRGB信号を同時に又は
    独立して調整することができかつ色及び階調の
    修正処理(コントラスト修正、階調の平行移
    動、ライト部あるいはシヤドウ部の階調等の調
    整)を行なう修正部と、修正前の前記RGB信
    号及び修正後のRGB信号を画面合成器を介し
    てモニタ上に表示する表示部と、前記修正され
    たRGB信号をデジタル化して記憶する記憶部
    とを有して成る画像信号変換処理部と、 (c) 前記画像信号変換処理部とはオフラインに構
    成され、前記画像信号変換処理部の記憶部に記
    憶されたRGB信号を、奇数フイールドの走査
    線情報及び偶数フイールドの走査線情報として
    順次読出し、画面に応じキユービツクコンボリ
    ユウシヨン、バイリニヤ、ニヤレストネイバー
    に切換えて走査線内挿を行ない、カラーフイル
    ムを作成する場合はカラーフイルム作成装置へ
    出力し、印刷分解版を作成する場合はスキヤナ
    に出力し、単数又は複数画面のレイアウトを行
    なうときは前記スキヤナに出力又は前記スキヤ
    ナを経てレイアウトシステムに出力する出力装
    置と、 を具えたことを特徴とするビデオ画像の製版シス
    テム。
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