JPH0139825Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139825Y2 JPH0139825Y2 JP1981184112U JP18411281U JPH0139825Y2 JP H0139825 Y2 JPH0139825 Y2 JP H0139825Y2 JP 1981184112 U JP1981184112 U JP 1981184112U JP 18411281 U JP18411281 U JP 18411281U JP H0139825 Y2 JPH0139825 Y2 JP H0139825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- seat
- western
- men
- excretion port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000029142 excretion Effects 0.000 claims description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洋式便器の改良に関するものである。
一般に洋式便器は、使用時の姿勢が楽であり、
また1台で大用、小用の両方ができて場所をとら
ないことなどの理由により、近年設置率が大幅に
向上しているものである。しかしながら、従来の
洋式便器は、男性小用がやりにくく、便器の周囲
や便座および便座蓋の裏を汚し易いという欠点を
有していた。
また1台で大用、小用の両方ができて場所をとら
ないことなどの理由により、近年設置率が大幅に
向上しているものである。しかしながら、従来の
洋式便器は、男性小用がやりにくく、便器の周囲
や便座および便座蓋の裏を汚し易いという欠点を
有していた。
第1図は従来の洋式便器の側面構成図を示すた
もので、1は便器本体、2は便器本体1の上面に
回動自在に設けた便座、3は便座蓋、4は男性使
用者、5は前記男性使用者4が放つ小水、6は前
記便器本体1に設けた排泄口である。
もので、1は便器本体、2は便器本体1の上面に
回動自在に設けた便座、3は便座蓋、4は男性使
用者、5は前記男性使用者4が放つ小水、6は前
記便器本体1に設けた排泄口である。
上記第1図に示す従来の構成において、男性使
用者4が小用を行う場合には、前記便座2および
便座蓋3を回動させて開き、前記排泄口6に向か
つて前記小水5を排泄するものであるが、前記排
泄口6は低い位置にあり、しかも床と平行の状態
で開口しているため、前記小水5を前記排泄口6
に放出するのが難しく、その結果、前記便器本体
1、便座2、便座蓋3にかけてしまつたり、床面
を濡らしてしまうことが多かつた。この欠点は、
特に前記男性使用者4が酔つている場合や子供の
場合に顕著に現われるものであつた。また、男子
小用の場合には前記便座2を開き、かつ大用およ
び女性小用の場合には前記便座2を閉じなければ
ならないという煩わしさも有していた。
用者4が小用を行う場合には、前記便座2および
便座蓋3を回動させて開き、前記排泄口6に向か
つて前記小水5を排泄するものであるが、前記排
泄口6は低い位置にあり、しかも床と平行の状態
で開口しているため、前記小水5を前記排泄口6
に放出するのが難しく、その結果、前記便器本体
1、便座2、便座蓋3にかけてしまつたり、床面
を濡らしてしまうことが多かつた。この欠点は、
特に前記男性使用者4が酔つている場合や子供の
場合に顕著に現われるものであつた。また、男子
小用の場合には前記便座2を開き、かつ大用およ
び女性小用の場合には前記便座2を閉じなければ
ならないという煩わしさも有していた。
上記欠点を生ずる最大の理由は、大用に適した
排泄口6を男子小用と兼用しており、床に対して
平行になつている排泄口6へ男子小用を行うこと
にあつた。
排泄口6を男子小用と兼用しており、床に対して
平行になつている排泄口6へ男子小用を行うこと
にあつた。
本考案は、従来の洋式便器のように場所をとら
ない構成を維持しながら、男性小用がやり易く、
かつ便座の開閉が不要な洋式便器を提供すること
を目的とするものである。
ない構成を維持しながら、男性小用がやり易く、
かつ便座の開閉が不要な洋式便器を提供すること
を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案は、従来1
個しかなかつた排泄口を、便座に座つて排泄を行
う座用排泄口と、男性小用を行う男性小用排泄口
とに分離し、便器本体の前部にその開口面が床に
対して垂直に構成された男性小用排泄口を設ける
ことにより、上記従来の欠点を解消したものであ
る。
個しかなかつた排泄口を、便座に座つて排泄を行
う座用排泄口と、男性小用を行う男性小用排泄口
とに分離し、便器本体の前部にその開口面が床に
対して垂直に構成された男性小用排泄口を設ける
ことにより、上記従来の欠点を解消したものであ
る。
以下、本考案の一実施例を第2図〜第5図にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
第2図は本考案の一実施例における洋式便器の
正面構成を示したもので、第1図と同一部品は同
一番号を付して説明する。この第2図において、
7は座用排泄口、8は男性小用排泄口、9は溜ま
り水、10は前記便器本体1を設置する台であ
る。
正面構成を示したもので、第1図と同一部品は同
一番号を付して説明する。この第2図において、
7は座用排泄口、8は男性小用排泄口、9は溜ま
り水、10は前記便器本体1を設置する台であ
る。
第3図は上記一実施例における洋式便器の側断
面図を示したもので、11は前記便座2に座つて
前記座用排泄口7に排泄を行う場合の使用者、1
2は前記男性小用排泄口8の前に立つて前記小水
5の放出を行う場合の使用者を示す。
面図を示したもので、11は前記便座2に座つて
前記座用排泄口7に排泄を行う場合の使用者、1
2は前記男性小用排泄口8の前に立つて前記小水
5の放出を行う場合の使用者を示す。
上記構成において、大用時および女性小用時に
は従来と同様に前記使用者11の位置で行い、男
性小用時には前記使用者12の位置で行う。これ
により、大用時および女性小用時には従来と同様
楽な座つた姿勢で用を足すことができ、また男性
小用時には男性小用排泄口8が前記使用者12の
正面の適度な高さにしかも開口面が男性小用を受
ける角度で位置するため、その小用が極めてし易
くなり、その結果、便器やその周囲を誤つて濡ら
すことはなくなる。また、前記便座2は大用時お
よび女性小用時と、男性小用時とにおいて開閉す
る必要がなくなるため、便座2の開閉の煩わしさ
から解放される。さらに、上記構成では便器本体
1の大きさが従来の洋式便器本体と比較しても、
たいして大きくならず、場所をとらない洋式便器
の特徴を維持することができる。
は従来と同様に前記使用者11の位置で行い、男
性小用時には前記使用者12の位置で行う。これ
により、大用時および女性小用時には従来と同様
楽な座つた姿勢で用を足すことができ、また男性
小用時には男性小用排泄口8が前記使用者12の
正面の適度な高さにしかも開口面が男性小用を受
ける角度で位置するため、その小用が極めてし易
くなり、その結果、便器やその周囲を誤つて濡ら
すことはなくなる。また、前記便座2は大用時お
よび女性小用時と、男性小用時とにおいて開閉す
る必要がなくなるため、便座2の開閉の煩わしさ
から解放される。さらに、上記構成では便器本体
1の大きさが従来の洋式便器本体と比較しても、
たいして大きくならず、場所をとらない洋式便器
の特徴を維持することができる。
第4図は本考案の他の実施例における洋式便器
の正面構成を示したもので、8aは男性小用排泄
口で、この男性小用排泄口aは子供でも小用がし
易いようにその開口部を床に届くぐらいまで設け
ているものである。9aは前記男性小用排泄口8
aの溜まり水である。
の正面構成を示したもので、8aは男性小用排泄
口で、この男性小用排泄口aは子供でも小用がし
易いようにその開口部を床に届くぐらいまで設け
ているものである。9aは前記男性小用排泄口8
aの溜まり水である。
第5図は上記他の実施例における洋式便器の側
断面図を示したもので、9bは前記座用排泄口7
の溜まり水である。この第5図の構成では、臭い
の上昇を防止するための溜まり水が、座用排泄口
7と男性小用排泄口8aとに分離して設けられて
いる。
断面図を示したもので、9bは前記座用排泄口7
の溜まり水である。この第5図の構成では、臭い
の上昇を防止するための溜まり水が、座用排泄口
7と男性小用排泄口8aとに分離して設けられて
いる。
上記第4図および第5図に示す構成では、子供
の小用時においても使い易いという特長を有する
ものである。
の小用時においても使い易いという特長を有する
ものである。
なお、上記の構成において、前記便座2に座つ
て使用している時に、男性小用排泄口8または8
aが目に入つて気になる場合、または下着が前記
男性小用排泄口8または8aのヘリに触れて気に
なる場合には、前記男性小用排泄口8または8a
を閉じる専用の蓋を設けるようにすればよいもの
である。
て使用している時に、男性小用排泄口8または8
aが目に入つて気になる場合、または下着が前記
男性小用排泄口8または8aのヘリに触れて気に
なる場合には、前記男性小用排泄口8または8a
を閉じる専用の蓋を設けるようにすればよいもの
である。
以上の説明から明らかなように本考案の洋式便
器は、便座に座つて排泄を行う座用排泄口と、便
器本体の前部に座用排泄口と独立して配置され、
その開口面が床に対して垂直に構成された男性小
用排泄口とを有する構成であるため、次のような
種々の実用的効果を奏するものである。
器は、便座に座つて排泄を行う座用排泄口と、便
器本体の前部に座用排泄口と独立して配置され、
その開口面が床に対して垂直に構成された男性小
用排泄口とを有する構成であるため、次のような
種々の実用的効果を奏するものである。
(1) 大用時および女性小用時には楽な座つた姿勢
で座用排泄口を用いて用を足せるとともに、男
性小用時には男性使用者の前部の適度な高さ
に、しかもその開口面が男性小用を受ける角度
に設けられた男性小用排泄口を使用して用を足
すことができるため、小水で便器本体の周囲、
便座、便座蓋、床面等を濡らしてしまうことが
なくなる。
で座用排泄口を用いて用を足せるとともに、男
性小用時には男性使用者の前部の適度な高さ
に、しかもその開口面が男性小用を受ける角度
に設けられた男性小用排泄口を使用して用を足
すことができるため、小水で便器本体の周囲、
便座、便座蓋、床面等を濡らしてしまうことが
なくなる。
(2) 便器本体が場所をとらないため、トイレ占有
スペースを小さくすることができる。
スペースを小さくすることができる。
(3) 大用時および女性小用時と、男性小用時とに
おいて、便座の開閉を行う必要がないため、便
座開閉の煩わしさから開放される。
おいて、便座の開閉を行う必要がないため、便
座開閉の煩わしさから開放される。
第1図は従来の洋式便器を示す側面図、第2図
は本考案の一実施例における洋式便器の斜視図、
第3図は同洋式便器の側断面図、第4図は本考案
の他の実施例における洋式便器の斜視図、第5図
は第4図における洋式便器の側断面図である。 1……便器本体、2……便座、7……座用排泄
口、8,8a……男性小用排泄口。
は本考案の一実施例における洋式便器の斜視図、
第3図は同洋式便器の側断面図、第4図は本考案
の他の実施例における洋式便器の斜視図、第5図
は第4図における洋式便器の側断面図である。 1……便器本体、2……便座、7……座用排泄
口、8,8a……男性小用排泄口。
Claims (1)
- 床と平行な開口面を有し便座に座つて排泄を行
う座用排泄口と、便器本体の前部に前記座用排泄
口と独立して配置され、その開口面が床に対して
垂直に構成された男性用小用排泄口とを有してな
る洋式便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18411281U JPS5890282U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 洋式便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18411281U JPS5890282U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 洋式便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5890282U JPS5890282U (ja) | 1983-06-18 |
JPH0139825Y2 true JPH0139825Y2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=29983985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18411281U Granted JPS5890282U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 洋式便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5890282U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336437A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Masayasu Miyazaki | 節水便器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017080163A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社Lixil | 便器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53146453A (en) * | 1977-01-26 | 1978-12-20 | Lemmon N R | Water closet |
-
1981
- 1981-12-09 JP JP18411281U patent/JPS5890282U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53146453A (en) * | 1977-01-26 | 1978-12-20 | Lemmon N R | Water closet |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336437A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Masayasu Miyazaki | 節水便器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5890282U (ja) | 1983-06-18 |
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