JPH0754379Y2 - 直立式小型男性用小便器 - Google Patents
直立式小型男性用小便器Info
- Publication number
- JPH0754379Y2 JPH0754379Y2 JP1990040601U JP4060190U JPH0754379Y2 JP H0754379 Y2 JPH0754379 Y2 JP H0754379Y2 JP 1990040601 U JP1990040601 U JP 1990040601U JP 4060190 U JP4060190 U JP 4060190U JP H0754379 Y2 JPH0754379 Y2 JP H0754379Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- urinal
- urine
- shape
- men
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、占床面積が少なく、カバー付きの美形で、悪
臭も無く、狭い住宅に容易に追加設置する事のできる男
性用小便器を提供するものである。
臭も無く、狭い住宅に容易に追加設置する事のできる男
性用小便器を提供するものである。
男性の小便の場合に、専用の便器を使用すれば、少量の
水によって完全に洗浄する事ができるが、大便共用の便
器を使用すれば、5倍乃至10倍の洗浄水を消費せざるを
得ない。現在一般家庭では、大小兼用の便器一種のみを
設置している例が多いので、男性の小便の場合も大便器
が使用され、水道水の無駄使いが実際に行われている。
水によって完全に洗浄する事ができるが、大便共用の便
器を使用すれば、5倍乃至10倍の洗浄水を消費せざるを
得ない。現在一般家庭では、大小兼用の便器一種のみを
設置している例が多いので、男性の小便の場合も大便器
が使用され、水道水の無駄使いが実際に行われている。
その原因を推理すれば、在来の男性用小便器は大型でし
かも外形が醜く、狭い日本の家の床面に設置するに適し
た男性用小便器が無かった事が原因と思われる。
かも外形が醜く、狭い日本の家の床面に設置するに適し
た男性用小便器が無かった事が原因と思われる。
本考案の男性用小便器は、小便受け器を高く設ける事に
より、小便の飛行距離を最小限に短縮し、使用者のミス
を完全に防止し、在来の小便器が不潔であった欠点を完
全に解消したものである。
より、小便の飛行距離を最小限に短縮し、使用者のミス
を完全に防止し、在来の小便器が不潔であった欠点を完
全に解消したものである。
在来の小便器は、受け器が低く製作されていて、用便者
から距離を離すように計画されているので、用便者のミ
スによって便器を汚す確率も大きく、大きく開いた小便
器を必要としたのである。
から距離を離すように計画されているので、用便者のミ
スによって便器を汚す確率も大きく、大きく開いた小便
器を必要としたのである。
若し、男性用小便器が清潔であれば、用便者は身体を接
しても汚れる事も無く不潔感も起こらない。
しても汚れる事も無く不潔感も起こらない。
従って、清潔な男性用小便器の小便受けを充分高く設
け、身体を接近させて使用すれば、噴流の飛行距離は最
小となり、小便受け器を大きく拡げる必要もなくなり、
便器本体を小型に作る事ができる。
け、身体を接近させて使用すれば、噴流の飛行距離は最
小となり、小便受け器を大きく拡げる必要もなくなり、
便器本体を小型に作る事ができる。
小便受け器の後半部を球形(又は回転体形)に製作した
のは、本体の外形を最小とし、美観と材料費の節約を目
的としたものである。
のは、本体の外形を最小とし、美観と材料費の節約を目
的としたものである。
小便受け器の前半部を、股に合う湾曲面で構成した長い
嘴形に作った部分は、(一般に認識されていないが)用
便の終わりに手前側に落下する小便の雫を器外に落とす
事なく、完全に便器内に捕獲する目的で準備した雫受け
である。
嘴形に作った部分は、(一般に認識されていないが)用
便の終わりに手前側に落下する小便の雫を器外に落とす
事なく、完全に便器内に捕獲する目的で準備した雫受け
である。
この雫受けを長く手前に出した事は、カバーの前半部も
長く出ているので、90度立てた場合、高い所までカバー
が小便受け器としての任務を担当する機能を有する事に
なり、背の高い人でも、支障なく使用する事ができる。
長く出ているので、90度立てた場合、高い所までカバー
が小便受け器としての任務を担当する機能を有する事に
なり、背の高い人でも、支障なく使用する事ができる。
第1図乃至第7図は本考案の男性用小便器の一例を説明
する図面である。
する図面である。
第1図・第2図は側面図で、第1図は正面から見た図、
第2図は便器の横から見た図である。
第2図は便器の横から見た図である。
本体は直立式の便器1と、その上を被い(ピンによっ
て)水平に安定する蓋2によって構成される。
て)水平に安定する蓋2によって構成される。
第3図は第2図の断面を示した図である。
蓋の上部に見えるトサカ形7は、蓋の重心を適正に保つ
と同時に開いた位置を規制する把手である。
と同時に開いた位置を規制する把手である。
3は異物の落下を防ぐ為のスクリーンであって、中央の
洗浄水パイプ4を保持する働きをしている。
洗浄水パイプ4を保持する働きをしている。
第3図が用便直後に便器蓋を水平に戻した直後の状態と
すれば、使用者はペダル等によって洗浄水を噴射する事
によって、便器の汚れを完全に洗浄する事ができる。
すれば、使用者はペダル等によって洗浄水を噴射する事
によって、便器の汚れを完全に洗浄する事ができる。
第4図はカバーを除去して、本考案の便器1を上部より
見た平面図、第5図は蓋2の平面図である。
見た平面図、第5図は蓋2の平面図である。
第6図は蓋を開いて、用便準備が整えられた状況を側面
より見た図である。
より見た図である。
第7図は第6図の上部の状況を断面図で示す。図中のA
は通例の使用者による小便の出る位置であるが、股下の
高い人の場合はA′の如く高い位置に変わる。
は通例の使用者による小便の出る位置であるが、股下の
高い人の場合はA′の如く高い位置に変わる。
従って、背の高い人が使用する場合でも、便器前方の嘴
形を包んだカバーの突起部が、小便受けとして、有効に
働く事になる。
形を包んだカバーの突起部が、小便受けとして、有効に
働く事になる。
尚、本考案の便器の小便受けが、65センチ以上と高く、
股下いっぱいになるように製作されているので、小便の
落下距離が極端に小さくなり、用便者の失敗によって便
器が汚れる危険も無いので、安心して便器に接近する事
ができる事になる。
股下いっぱいになるように製作されているので、小便の
落下距離が極端に小さくなり、用便者の失敗によって便
器が汚れる危険も無いので、安心して便器に接近する事
ができる事になる。
従って、小便受けを大きくする必要は無く、便器本体を
特別に小型にする事が出来る。
特別に小型にする事が出来る。
在来の男性用小便器は、便器を汚い物と考える風習によ
って、小便受け部は低く製作されていた。
って、小便受け部は低く製作されていた。
従って、使用する男性の「ミスショット」の可能性もあ
って、小便受け器を大きく製作せざるを得ない事にな
り、家庭用には不向きであった。
って、小便受け器を大きく製作せざるを得ない事にな
り、家庭用には不向きであった。
家庭用の男性用小便器は、子供達の使用も考慮されて、
高い便器は不適当と思われたが、子供の為には隣の大便
用便器を使用すれば用を弁ずる。
高い便器は不適当と思われたが、子供の為には隣の大便
用便器を使用すれば用を弁ずる。
本考案の効果は、家庭用のトイレが水洗式に改善された
時に、男性用小便器が場所塞ぎとして廃止されたのを復
活させ、その節水効果を発揮させる事により家庭の上水
使用量を大幅に節減すると同時に、男性の家庭に於いて
小便の快適さを復活させるという、二重の利益を提供出
来る点に存在する。
時に、男性用小便器が場所塞ぎとして廃止されたのを復
活させ、その節水効果を発揮させる事により家庭の上水
使用量を大幅に節減すると同時に、男性の家庭に於いて
小便の快適さを復活させるという、二重の利益を提供出
来る点に存在する。
しかも、本考案の男性用小便器は、在来の便器に革新的
な改善を加え、小型で美麗な密閉式の便器としたので、
家庭用以外にも「清潔な男性用小便器」として愛用され
るされる可能性が有るので、トイレの無臭化・清潔化の
目的に広く公衆トイレ等にも普及する事が望ましい。
な改善を加え、小型で美麗な密閉式の便器としたので、
家庭用以外にも「清潔な男性用小便器」として愛用され
るされる可能性が有るので、トイレの無臭化・清潔化の
目的に広く公衆トイレ等にも普及する事が望ましい。
若し、本考案の特徴が認められて広く愛用されれば、水
使用量の大幅な節約によって、都市水道の無駄使い阻止
と言う大きな公共の利益が期待される。
使用量の大幅な節約によって、都市水道の無駄使い阻止
と言う大きな公共の利益が期待される。
尚、最近住宅向けのトイレが高級化して「温水洗浄式便
座」普及の時代を迎えた。その結果今後洋式の大便器は
大便専用に偏する傾向を生じている。
座」普及の時代を迎えた。その結果今後洋式の大便器は
大便専用に偏する傾向を生じている。
即ち、「温水洗浄式便座」の精密な器具が便器内に設け
られ、その部分に小便を掛ける事を禁ずると言う製品も
あり、男性の小便は専用の便器に依らざるをえない傾向
が見られる。
られ、その部分に小便を掛ける事を禁ずると言う製品も
あり、男性の小便は専用の便器に依らざるをえない傾向
が見られる。
その意味からも、本考案の如き良質の専用小便器の輩出
が、益々望まれる時代が来ると思われる。
が、益々望まれる時代が来ると思われる。
第1図は本考案の男性用小便器の正面図、第2図は側面
図、第3図はその側面の断面図を示すものである。 第4図は本考案の便器の蓋を除去した平面図を示し、第
5図は蓋の平面図を示す。 第6図は蓋を開いて、用便準備が整えられた状況を側面
より見た図である。 第7図は第6図の上部の状況を断面図で示す。 1……直立式小型男性用小便器の下部本体,2……上記上
部の蓋,3……スクリーン,4……洗浄水パイプ,5……蓋支
持ピン,6……ピン受け用溝,7……蓋用の把手.
図、第3図はその側面の断面図を示すものである。 第4図は本考案の便器の蓋を除去した平面図を示し、第
5図は蓋の平面図を示す。 第6図は蓋を開いて、用便準備が整えられた状況を側面
より見た図である。 第7図は第6図の上部の状況を断面図で示す。 1……直立式小型男性用小便器の下部本体,2……上記上
部の蓋,3……スクリーン,4……洗浄水パイプ,5……蓋支
持ピン,6……ピン受け用溝,7……蓋用の把手.
Claims (1)
- 【請求項1】床に直立し水平にラッパ状に開いた小便受
け器の高さを65センチ以上とし、その上に、ピンで支え
て90度回転し得るカバーを設け、小便受け器の後半部の
形を球形(又は回転体形)とし、前半部は人体の股に接
する湾曲面で作られる嘴形に突出させ、カバーを支える
ピン及びピン受けを上記の球形(又は回転体形)の回転
中心に設け、カバーを90度後方に反転した場合、その後
半部が小便受け器の球形(又は回転体形)内に納まる形
状とし、カバーの前半部は小便受け器前方の嘴形の被う
と同時に、その端面を小便受け器内に納まる形状とし、
カバーをピン受けに載せれば水平に安定するが、カバー
の前方を上げれば、90度後方に反転して静止する如く構
成した事を特徴とする、直立式小型男性用小便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040601U JPH0754379Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 直立式小型男性用小便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040601U JPH0754379Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 直立式小型男性用小便器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0470380U JPH0470380U (ja) | 1992-06-22 |
JPH0754379Y2 true JPH0754379Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31775524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990040601U Expired - Lifetime JPH0754379Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 直立式小型男性用小便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754379Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51126649U (ja) * | 1975-04-08 | 1976-10-13 | ||
JPH01150680U (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-18 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP1990040601U patent/JPH0754379Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470380U (ja) | 1992-06-22 |
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