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JPH0134195B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0134195B2
JPH0134195B2 JP59276553A JP27655384A JPH0134195B2 JP H0134195 B2 JPH0134195 B2 JP H0134195B2 JP 59276553 A JP59276553 A JP 59276553A JP 27655384 A JP27655384 A JP 27655384A JP H0134195 B2 JPH0134195 B2 JP H0134195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank body
tank
intake passage
seat
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59276553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61157477A (ja
Inventor
Toshimitsu Asakura
Tomoyuki Tagami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP59276553A priority Critical patent/JPS61157477A/ja
Publication of JPS61157477A publication Critical patent/JPS61157477A/ja
Publication of JPH0134195B2 publication Critical patent/JPH0134195B2/ja
Priority to US07/411,305 priority patent/USRE34072E/en
Granted legal-status Critical Current

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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、車両用タンク装置に係わり、特に、
自動二輪車等の車両に用いて好適なタンク装置に
関するものである。
「従来の技術」 従来、自動二輪車等の車両に用いられているタ
ンク装置として、例えば、実開昭54−136250号公
報や実開昭56−111090号公報等に見られるような
吸気通路を備えたものが知られている。
前者は、自動二輪車のタンクレールと該タンク
レールに跨設されたタンク本体との間に吸気通路
を形成し、該吸気通路の前部開口より吸気を取り
入れるようにしたもので、また、後者は、フレー
ムを跨いで設けられた逆U字状に底板に、該底板
との間に間隔をおいて重ね板を設け、これら底板
と重ね板との間の間隙をエアークリーナの吸入口
に連結して、前者と同様の吸気を行なうようにし
たものである。
ところで、前述したいずれの技術にあつても吸
気通路をタンク本体の内側に設けるものであるか
ら、該タンク本体の容量を確保せんとした場合に
外形形状が大きくなつてしまい、一方、外形形状
を設定すると容量が不足してしまうといつた問題
点を有している。
また、実公昭54−34343号公報に示された技術
が挙げられる。
この技術は、シートの前部をタンク本体の上面
まで延ばして給油口用のキヤツプを覆うようにし
たものである。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、前述した従来の技術における次のよ
うな問題点を解決せんとするものである。
すなわち、前記実公昭54−34343号公報に示さ
れている技術によると、給油時において、シート
を回転させて前記キヤツプを露出させる必要があ
り、構造が複雑となるとともにその操作を煩雑に
してしまうという問題点である。また、吸気通路
を形成することによるタンク本体の形状や容量の
問題が、未解決のまま残されている。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、前述した従来の問題点を有効に解決
し得る車両用タンク装置を提供せんとするもの
で、該タンク装置は、ヘツドパイプの後方に配設
されたタンク本体の上面を、該タンク本体の後方
に配設されたシートの前部を延長して覆うととも
に、前記タンク本体とシートとの間に、前記ヘツ
ドパイプの近傍に開口した吸気口を有する吸気通
路を形成し、前記タンク本体の給油口を前記吸気
通路内の吸気口近傍に設けたことを特徴とする。
「作用」 本発明の車両用タンク装置は、前述した構成と
することにより、タンク本体への加工を抑えて、
タンクの形状および容量の変化を最小限とし、ま
た、キヤツプを着脱可能な状態に維持しつつポジ
シヨンの移動範囲を拡大するものである。
「実施例」 以下本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に
説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもの
で、第1図中符号1は本実施例が適用された自動
二輪車を示し、車体フレーム2の一部を構成する
ヘツドパイプ2aと、該ヘツドパイプ2aに回動
自在に取り付けられ、ステアリング3、前輪4お
よびフロントフエンダ5等を具備するフロントフ
オーク6と、前記車体フレーム2の下部後方に揺
動自在に取り付けられかつその揺動端部に後輪7
が設けられたスイングアーム8と、該スイングア
ーム8の前方に配設され、前記後輪7を回転駆動
するエンジン9とを備え、該エンジン9の上方の
車体フレーム2に本実施例に係わるタンク装置1
0が設けられている。
該タンク装置10は、ヘツドパイプ2aの後方
に配設されたタンク本体11の上面を、該タンク
本体11の後方に配設されたシート12の前部を
延長して覆うとともに、前記タンク本体11とシ
ート12との間に、前記ヘツドパイプ2aの近傍
に開口した吸気口13aを有する吸気通路13を
形成し、前記タンク本体11の給油口11aを前
記吸気通路13内の吸気口13aの近傍に設けた
概略構成となつている。
次いで該タンク装置10の詳細について説明す
れば、前記シート12は、樹脂板等からなる底板
14上に可撓性を有するクツシヨン材15を一体
に設けて成り、第2図に示すように、その前部が
前記タンク本体11の上方をほぼ全面に亙つて覆
うように延設されている。
前記底板14は、本実施例では、クツシヨン材
15の前端、すなわち第2図に示すように、前記
タンク本体11の給油口11aに取り付けられた
キヤツプ16と対向する部分に非重畳部分15a
を残して前記クツシヨン材15の下部をほぼ覆つ
て設けられている。このように非重畳部分15a
を設けるのは、前記キヤツプ16の上方に位置す
る部分のシート12に可撓性を残し、この可撓性
を利用して前記キヤツプ16の上方を開放し、キ
ヤツプ16の着脱をより容易にするためである。
一方、該底板14は、第2図および第3図に示す
ように、タンク本体11からエンジン9のエアー
クリナー9aに至るこれらの対向部分が、下方へ
向かつて開口するように湾曲して形成されてお
り、該開口部を覆い、かつ、底板14の両側にス
カート部14aを残してカバープレート17が一
体に取り付けられ、該カバープレート17と底板
14とによつて、第2図に示すように、前端がヘ
ツドパイプ2aの後方に開口されかつ後端がエア
ークリーナ9aへ連絡された前記吸気通路13を
形成するようになつている。
そしてこのように構成されたシート12は、底
板14の中間部をフツク18により、また、後部
をステー19により車体フレーム2へ固定されて
いるとともに、前記カバープレート17の前端縁
とタンク本体11に設けられたフツク20との係
合により車体フレーム2へ取り付けられている。
前記キヤツプ16は、本実施例では、第4図に
示すように、吸気通路13の幅方向の一方にずれ
た位置に設けられている。これは前記タンク本体
11が、一般に、同図に示すように車体フレーム
2のメインパイプ2bを跨いで逆U字状に形成さ
れており、給油口をセンターに設けると、該給油
口とタンクの底板との距離が近くなり、給油時に
液面の確認がしにくい不具合がある。よつて、給
油時等における液面の確認を容易にするために一
方にずれた位置に設ける。
さらに前記タンク本体11の上方側縁部には、
第3図に示すように、前記シート12の内方に嵌
合して底板14のスカート部14aとの間にラミ
リンスシール効果を生じさせる膨出部11bが形
成されている。
しかしこのように構成された本実施例のタンク
装置10は、シート12の前部をタンク本体11
の上部に延設することにより、両者間に吸気通路
13を形成したものであるから、該吸気通路13
の形成に際し、シート12の前部をタンク本体1
1の形状に合わせて加工したのちに、該シート1
2をタンク本体11に被せるのであるが、該タン
ク本体11に特殊な加工を施す必要がなく、か
つ、前記シート12の加工が車両の他の構成部材
によつて拘束されず容易に行なえ、したがつて、
既製のタンク本体11の使用が可能となり製作を
簡便なものにする。
一方、このようにして形成された吸気通路13
は、その前端がヘツドパイプ2aの後方で車両の
最上部近傍に開口され、かつ、タンク本体11、
底板14、該底板14のスカート部14aと膨出
部11bとの間のラミネンスシール効果およびカ
バープレート17によつて、車両回りの空気と分
離されている。また、前述したように吸気通路1
3の吸気口13aが車両の最上部近傍に開口され
ている。したがつて、清浄な空気の供給を行なう
ことができる。
また、シート12によつてタンク本体11のほ
ぼ上面全体を覆い、キヤツプ1の吸気通路13の
吸気口13a近傍に設けたから、ライダーに対し
てキヤツプ1を隠された位置とし、かつ、ヘツド
パイプ2a近傍まで連続した弾性層を形成するこ
とができ、これによつて、ライデイングポジシヨ
ンの変更可能な範囲を大幅に拡大することができ
るとともに、通常の着座位置からタンク本体11
の上面に至る連続した面を形成してポジシヨン変
更の動作を円滑にする。
さらに、キヤツプ16(給油口11a)を吸気
口13a近傍に設けたから、タンク本体11をシ
ート12によつて覆つた状態であつても、着座位
置と反対の側からすなわちヘツドパイプ2a側か
らみた場合、前記キヤツプ16を露出状態に維持
することができる。
したがつて、給油時等キヤツプ1を脱着する場
合において、シート12を取り外すことなく行な
え、その操作を簡便にする。しかも本実施例では
シート12の前端に設けた底板14とクツシヨン
材15との非重畳部分15aにより、キヤツプ1
6の上方近傍のシート12に可撓性を持たせてあ
るので、必要なときにキヤツプ16の上方を開放
することができ、もつて、キヤツプ1の脱着操作
を一層簡便にする。
なお、前述した各実施例において示した構成部
材の細部の諸形状や寸法等は一例であつて、設計
要求等に基づき種々変更可能である。例えば、第
5図に示すように、前記タンク本体11の上面と
両側部に形成した膨出部11bとによつて囲まれ
た凹部11c内に、底板14に取り付けられるカ
バープレート17を前記凹部11cと同形状にし
て相互に嵌合させるようにしてもよい。このよう
な構成とすることによつて、シート12の横振れ
を防止することができるとともに、タンク本体1
1の強度を向上させることができる。また、カバ
ープレート17を省いてタンク本体11の上面を
吸気通路形成用壁面とすることもできる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明に係わる車両用タン
ク装置によれば、シートによつてタンク本体のほ
ぼ全面を覆い、フロントを吸気通路の吸気口近傍
に設けたから、ライダーに対して給油口を隠され
た位置とし、かつヘツドパイプ近傍まで連続した
弾性層を形成することができ、これによつて、ラ
イデイングポジシヨンの変更可能な範囲を大幅に
拡大することができるとともに、通常の着座位置
からタンク本体の上面に至る連続した面を形成し
てポジシヨン変更の動作を円滑にする。また、給
油口を吸気口近傍に設けたことにより、シートに
よつてタンク本体を覆つた状態であつても、着座
位置と反対の側からすなわちヘツドパイプ側から
みた場合、前記給油口(キヤツプ)を露出状態に
維持することができ、したがつて、給油時等キヤ
ツプを脱着する場合において、シートを取り外す
ことなく行なえ、その操作を簡便にする。さら
に、吸気通路の形成に際しタンク本体に何等特殊
な加工を施す必要がなく、かつ、前記シートの加
工が車両の他の構成部材によつて拘束されず容易
に行なえ、したがつて、既製のタンク本体の使用
が可能となり製作を簡便なものにするとともに、
乗車位置の形状変更を行なう場合にあつても、前
述したようにシートの加工が容易であるために迅
速に対応することができる等優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもの
で、第1図は一実施例が適用された自動二輪車の
側面図、第2図は要部の拡大図、第3図は第2図
の―線に沿う矢視断面図、第4図は第2図の
―線に沿う矢視図、第5図は本発明の変形例
を示す第3図と同様の図である。 1……自動二輪車、2……車体フレーム、2a
……ヘツドパイプ、2b……メインパイプ、9…
…エンジン、9a……エアークリーナ、10……
タンク装置、11……タンク本体、11a……給
油口、12……シート、13……吸気通路、13
a……吸気口、14……底板、15……クツシヨ
ン材、15a……非重畳部分、16……キヤツ
プ、17……カバープレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヘツドパイプの後方に配設されたタンク本体
    の上面を、該タンク本体の後方に配設されたシー
    トの前部を延長して覆うとともに、前記タンク本
    体とシートとの間に、前記ヘツドパイプの近傍に
    開口した吸気口を有する吸気通路を形成し、前記
    タンク本体の給油口を前記吸気通路内の吸気口近
    傍に設けたことを特徴とする車両用タンク装置。
JP59276553A 1984-12-28 1984-12-29 車両用タンク装置 Granted JPS61157477A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59276553A JPS61157477A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 車両用タンク装置
US07/411,305 USRE34072E (en) 1984-12-28 1989-09-22 Motorcycle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59276553A JPS61157477A (ja) 1984-12-29 1984-12-29 車両用タンク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61157477A JPS61157477A (ja) 1986-07-17
JPH0134195B2 true JPH0134195B2 (ja) 1989-07-18

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Family Applications (1)

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JP59276553A Granted JPS61157477A (ja) 1984-12-28 1984-12-29 車両用タンク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022004630A1 (ja) 2020-06-30 2022-01-06 Eneos株式会社 樹脂組成物および該樹脂組成物からなる樹脂成形品

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JP5843813B2 (ja) * 2013-07-10 2016-01-13 本田技研工業株式会社 自動二輪車の吸気構造

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WO2022004630A1 (ja) 2020-06-30 2022-01-06 Eneos株式会社 樹脂組成物および該樹脂組成物からなる樹脂成形品

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JPS61157477A (ja) 1986-07-17

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