JP7321958B2 - 耐海水性鋼のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents
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Cは、アークを安定させて溶滴サイズを細粒化させる効果がある。Cが0.03%未満では、アークが不安定で溶滴の細粒化が困難となってスパッタ発生量が多くなる。一方、Cが0.12%を超えると、Cが溶接金属中に過剰に歩留まり靱性が低下する。したがって、Cは0.03~0.12%とする。なお、Cは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属粉及び合金粉等から添加できる。
Siは、溶接時に一部が溶接スラグとなってビード形状を良好にし、溶接作業性の向上に寄与する。Siが0.1%未満では、溶接ビード形状が不良となる。一方、Siが1.0%を超えると、Siが溶接金属中に過剰に歩留まり靱性が低下する。したがって、Siは0.1~1.0%とする。なお、Siは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属Si、Fe-Si、Fe-Si-Mn等の合金粉末から添加できる。
Mnは、Siと同様、溶接時に一部が溶接スラグとなってビード形状を良好にし、溶接作業性の向上に寄与するとともに脱酸剤として作用し溶接金属の靭性を向上させる効果がある。Mnが1.3%未満では、溶接金属中にMnが十分に歩留まらず、溶接金属の靭性が低下するとともにビード形状が不良となる。一方、Mnが2.8%を超えると、Mnが溶接金属中に過剰に歩留まり、強度が高くなりすぎ、靱性が低下する。したがって、Mnは1.3~2.8%とする。なお、Mnは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属Mn、Fe-Mn、Fe-Si-Mn等の合金粉末から添加される。
Cuは、さび層形成時にさび粒子の結晶化・粗大化を抑制し、さび層の緻密さを保持するために必須の元素である。Cuが0.01%未満では、この効果が十分に得られず、溶接金属の耐食性が低下する。一方、Cuが0.7%を超えると、高温割れが発生しやすく、溶接金属の靭性が低下する。したがって、Cuは0.01~0.7%とする。なお、Cuは、鋼製外皮に含まれる成分の他、ワイヤ表面のCuめっき、フラックスからの金属Cu、Fe-Cu等の合金粉末から添加できる。
Crは、溶接金属に耐食性を付与させるために必須の元素である。Crが0.5%未満では、この効果が十分に得られず、溶接金属の耐食性が低下する。一方、Crが1.5%を超えると、溶接金属の強度が高くなりすぎ、靭性が低下する。したがってCrは0.5~1.5%とする。なお、Crは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属Cr、Fe-Cr等の合金粉末から添加できる。
Alは、溶接時にAl酸化物として溶融スラグとなって溶接スラグの粘性や融点を調整し、特に立向上進溶接における溶融メタルが垂れ落ちるのを防ぐ効果がある。しかし、Alが0.02%未満では、この効果が十分に得られず、立向上進溶接時に溶融メタルが垂れやすくなる。一方、Alが0.30%を超えると、Al酸化物として過度に溶接金属に残留して溶接金属の靭性が低下する。したがって、Alは0.02~0.30%とする。なお、Alは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属Al、Fe-Al、Al-Mg等の合金粉末から添加できる。
Ti酸化物は、溶接時のアーク安定化に寄与するとともに、溶接スラグとなって溶接ビードの形状を良好にし、溶接作業性の向上に寄与する効果がある。特に、立向上進溶接においては、溶融スラグの粘性や融点を調整し、溶融メタルが垂れるのを防ぐ効果がある。また、一部が微細なTi酸化物として溶接金属中に残留して溶接金属のミクロ組織を微細化し、溶接金属の靱性を向上させる効果もある。Ti酸化物のTiO2換算値の合計が3.5%未満では、これらの効果が十分に得られず、アークが不安定になってスパッタ発生量が多く、ビード形状が不良となる。また、Ti酸化物のTiO2換算値の合計が3.5%未満では、立向上進溶接において溶融メタルが垂れ、溶接の継続が困難になり、さらに、溶接金属の靭性が低下する。一方、Ti酸化物のTiO2換算値の合計が7.0%を超えると、アークが安定してスパッタ発生量が少なくなるが、Ti酸化物として溶接金属中に過剰に残存して靱性が低下する。したがって、Ti酸化物のTiO2換算値の合計は3.5~7.0%とする。なお、Ti酸化物は、フラックスからのルチールサンド、酸化チタン、チタンスラグ、イルミナイト等から添加できる。
Si酸化物は、溶融スラグの粘性や融点を調整してスラグ被包性を向上させる効果がある。Si酸化物のSiO2換算値の合計が0.1%未満では、この効果が十分に得られずビード形状が不良となる。一方、Si酸化物のSiO2換算値の合計が0.6%を超えると、溶融スラグの塩基度が低下して溶接金属の酸素量が増加して靭性が低下する。したがって、Si酸化物のSiO2換算値は0.1~0.6%とする。なお、Si酸化物は、フラックスからの珪砂、カリ長石、珪酸ナトリウム、ジルコンサンド等から添加できる。
Zr酸化物は、溶融スラグの粘性や融点を調整し、特に立向上進溶接における溶融メタルが垂れるのを防ぐ効果がある。Zr酸化物のZrO2換算値の合計が0.1%未満では、この効果が十分に得られず、立向上進溶接時に溶融メタルが垂れやすくなる。一方、Zr酸化物のZrO2換算値の合計が1.0%を超えると、スラグの剥離性が不良になる。したがって、Zr酸化物のZrO2換算値の合計は0.1~1.0%とする。なお、Zr酸化物は、フラックスからの酸化ジルコニウム、ジルコンサンド等から添加できると共にTi酸化物に微量含有される。
Al酸化物は、溶融スラグの粘性や融点を調整し、特に立向上進溶接における溶融メタルが垂れるのを防ぐ効果がある。Al酸化物のAl2O3換算値の合計が0.01%未満では、この効果が十分に得られず、立向上進溶接時に溶融メタルが垂れやすくなる。一方、Al酸化物のAl2O3換算値の合計が0.50%を超えると、溶接時に溶融プールからAl酸化物が浮上分離できなくなって取り残されスラグ巻き込みとなる。したがって、Al酸化物のAl2O3換算値の合計は0.01~0.50%とする。なお、Al酸化物はフラックスからのアルミナ、カリ長石等から添加できる。
Na酸化物、Na弗化物、K酸化物及びK弗化物は、アークを安定にする効果がある。Na酸化物、Na弗化物、K酸化物及びK弗化物のNa換算値とK換算値の合計が0.01%未満では、その効果は十分に得られず、アークが不安定となる。一方、Na酸化物、Na弗化物、K酸化物及びK弗化物のNa換算値とK換算値の合計が0.30%を超えると、スラグ剥離性及びビード形状が不良となり、スパッタ発生量が多くなる。したがって、Na酸化物、Na弗化物、K酸化物及びK弗化物の1種または2種類以上のNa換算値とK換算値の合計は0.01~0.3%とする。なお、Na酸化物、Na弗化物、K酸化物及びK弗化物は、珪酸ソーダ、珪酸カリからなる水ガラスの固質分及びフラックスからのカリ長石、NaF、KF、K2SiF6等から添加でき、Na換算値及びK換算値はこれらに含有されるNa及びK量の合計である。
Mgは、強脱酸剤であり溶接金属中の酸素を低減し、溶接金属の靱性を高める効果がある。Mgが0.1%未満では、この効果が十分に得られず、溶接金属の靭性が低下する。一方、Mgが0.7%を超えると、溶接時にアーク中で激しく酸素と反応してスパッタ発生量が多くなって溶接作業性が不良となる。したがって、Mgは0.1~0.7%とする。なお、Mgは、フラックスからの金属Mg、Al-Mg等の合金粉末から添加できる。
Bは、微量の添加により溶接金属のミクロ組織を微細化し、溶接金属の靭性を向上させる効果がある。Bが0.001%未満では、この効果が十分に得られず、溶接金属の靭性が低下する。一方、Bが0.010%を超えると、溶接金属の強度が高くなりすぎ、靭性が低下するとともに、溶接金属に高温割れが発生しやすくなる。したがって、Bは0.001~0.010%とする。なお、Bは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからのFe-B、Fe-Mn-B等の合金粉末から添加できる
金属弗化物はアークを安定させる効果がある。金属弗化物のF換算値の合計が0.01%未満では、この効果が十分に得られずアークが不安定となる。一方、金属弗化物のF換算値の合計が0.15%を超えると、アークが不安定になりスパッタ発生量が多く発生する。また、立向上進溶接で溶融メタル垂れが発生しやすくなる。また、金属弗化物のF換算値の合計が0.15%を超えると、ビード底部にスラグ成分が取り残されたまま溶接金属が凝固してしまうためスラグ巻込みが発生する。したがって、金属弗化物のF換算値の合計は0.01~0.15%とする。なお、金属弗化物は、フラックスからのCaF2、NaF、KF、LiF、MgF2、K2SiF6、AlF3等から添加でき、F換算値はこれらに含有されるF量の合計である。
Niは、溶接金属の耐食性をさらに向上させる効果がある。Niが0.02%未満では、この効果が十分に得られない。一方、Niが0.50%を超えると、溶接金属の強度が高くなりすぎて、靭性が低下する。したがって、Niは0.02~0.50%とする。なお、Niは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属Ni、Fe-Ni、Ni-Mg等の合金粉末から添加できる。
Tiは、溶接金属の組織を微細化して靭性をさらに向上させる効果がある。Tiが0.01%未満では、溶接金属の靭性を向上させる効果が得られない。一方、Tiが0.10%を超えると、溶接金属の靭性を阻害する上部ベイナイト組織を生成し靭性が低くなる。したがって、Tiは0.01~0.10%とする。なお、Tiは、鋼製外皮に含まれる成分の他、フラックスからの金属Ti、Fe-Ti等の合金粉末から添加できる。
Claims (3)
- 鋼製外皮にフラックスを充填してなる耐海水性鋼のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、
ワイヤ全質量に対する質量%で、鋼製外皮とフラックスの合計で、
C:0.03~0.12%、
Si:0.1~1.0%、
Mn:1.3~2.8%、
Cu:0.01~0.7%、
Cr:0.5~1.5%、
Al:0.02~0.30%を含有し、
さらに、ワイヤ全質量に対する質量%で、フラックス中に、
Ti酸化物のTiO2換算値の合計:3.5~7.0%、
Si酸化物のSiO2換算値の合計:0.1~0.6%、
Zr酸化物のZrO2換算値の合計:0.1~1.0%、
Al酸化物のAl2O3換算値の合計:0.01~0.50%、
Na酸化物、Na弗化物、K酸化物及びK弗化物の1種または2種類以上のNa換算値及びK換算値の合計:0.01~0.30%、
Mg:0.1~0.7%、
B:0.001~0.010%、
金属弗化物のF換算値の合計:0.01~0.15%を含有し、
残部が鋼製外皮のFe、フラックス中の鉄粉、鉄合金粉のFe分及び不可避不純物からなることを特徴とする耐海水性鋼のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。 - ワイヤ全質量に対する質量%で、鋼製外皮とフラックスの合計で、Ni:0.02~0.50%を含有することを特徴とする請求項1に記載の耐海水性鋼のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
- ワイヤ全質量に対する質量%で、鋼製外皮とフラックスの合計で、Ti:0.01~0.10%を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の耐海水性鋼のガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。
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