JP7320678B2 - 袋織エアバッグ用織物 - Google Patents
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Description
この方法では、クッションの本体基布に、さらに被覆材を縫い合わせたり塗布したりすることで、クッション面の貫通強さを高めているため、クッションの厚さや硬さが増大し、エアバッグの収納性が損なわれてしまうおそれがある。
さらに、織組織を緩い組織にすることで構成繊維の自由度が増大し、熱エージング、湿熱エージング、冷熱サイクルエージングなどの厳しい環境試験条件下における耐摩耗性が低下するという問題がある。
[1]二重袋織組織をもつ袋織エアバッグ用織物であって、該二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、以下の式:
Px={E/(Tx×Fx)}×1000
Py={E/(Ty×Fy)}×1000
P=Px+Py
{式中、Eは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)におけるブロック及び刃物の運動エネルギー(J)であり、Txは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における経糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Tyは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における緯糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、そしてFyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)である。}で表される動的引裂特性Pの値が1.5以上であることを特徴とする袋織エアバッグ用織物。
[2]前記二重袋織組織の経糸クリンプ率と緯糸クリンプ率の差が4%以上である、前記[1]に記載の袋織エアバッグ用織物。
[3]前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、以下の式:
CF=Dx×√Fx+Dy×√Fy
CF’=Cx×√{Fx×(Dx/Cx)}+Cy×√{Fy×(Dy/Cy)}
{式中、Dxは、2.54cmあたりの経糸本数(経糸密度)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Dyは、2.54cmあたりの緯糸本数(緯糸密度)であり、Fyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)であり、Cxは、2.54cmあたりの経糸の繊維交点の数であり、そしてCyは、2.54cmあたりの緯糸の繊維交点の数である。}で表されるカバーファクターCFと実効カバーファクターCF’の比CF’/CFが0.95以下である、前記[1]又は[2]に記載の袋織エアバッグ用織物。
[4]前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、実効カバーファクターCF’の値が2200以下である、前記[3]に記載の袋織エアバッグ用織物。
[5]前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、経緯の動的引裂特性PxとPyがともに0.7以上である、前記[1]~[4]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[6]前記二重袋織組織が樹脂によって被覆されており、かつ、該樹脂量が120g/cm2以下である、前記[1]~[5]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[7]前記二重袋織組織の構成糸に油剤が付着しており、かつ、油付率が0.01重量%~2.0重量%である、前記[1]~[6]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[8]前記二重袋織組織の構成糸の繊度が500dtex以下である、前記[1]~[7]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[9]前記二重袋織組織の目付が400g/m2以下である、前記[1]~[8]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[10]前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、KES曲げ試験機によって求められる曲げ弾性率の経/緯比が2.0以上である、前記[1]~[9]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[11]前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、KES曲げ試験機によって求められる経及び/又は緯方向の曲げ弾性率が0.5gf・cm2/cm以下である、前記[1]~[10]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[12]前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域は、以下の式:
[Cx×√{Fx×(Dx/Cx)}]/[Cy×√{Fy×(Dy/Cy)}]
で表される実効カバーファクターCF’における経/緯比が0.7以上である、前記[3]~[11]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物。
[13]製織時の経糸張力を0.18cN/dtex以上0.50cN/dtex以下とし、巻取り張力を経糸張力の0.4倍~2.0倍とし、コーティング時の経方向の張力を0.20cN/dtex以上0.72cN/dtex以下とし、熱処理時の経方向の張力を0.20cN/dtex以上0.72cN/dtex以下とすることを特徴とする、前記[1]~[12]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物の製造方法。
[14]製織に用いる原糸の熱水寸法変化率が5%以上10%以下である、前記[13]に記載の方法。
[15]前記[1]~[12]のいずれかに記載の袋織エアバッグ用織物を含むカーテンエアバッグ。
本実施形態の袋織エアバッグ用織物は、二重袋織組織をもつ袋織エアバッグ用織物であって、該二重袋織組織の少なくとも一部の領域を緩い組織とすることで、高い動的引裂特性を有することを特徴とする。具体的には、該二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、以下の式:
Px={E/(Tx×Fx)}×1000
Py={E/(Ty×Fy)}×1000
P=Px+Py
{式中、Eは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)におけるブロック及び刃物の運動エネルギー(J)であり、Txは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における経糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Tyは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における緯糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、そしてFyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)である。}で表される動的引裂特性Pの値が1.5以上であることを特徴とする。
CF=Dx×√Fx+Dy×√Fy
{式中、Dxは、該二重袋織組織の2.54cmあたりの経糸本数(経糸密度)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Dyは、該二重袋織組織の2.54cmあたりの緯糸本数(緯糸密度)であり、そしてFyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)である。}によって求められる。
CFを1900以上とすることで、展開時の内圧保持性を高めることができる。CFは、より好ましくは2000以上であり、さらに好ましくは2100以上である。また、他方、CFを2400以下とすることで、収納性を向上させることができる。CFは、より好ましくは2300以下であり、さらに好ましくは2200以下である。
動的引裂特性Pの値は、JIS T 8050に記載の材料の突刺及び動的引裂に対する抵抗性試験の結果から算出される。具体的には、以下の式:
Px={E/(Tx×Fx)}×1000
Py={E/(Ty×Fy)}×1000
P=Px+Py
{式中、Eは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)におけるブロック及び刃物の運動エネルギー(J)であり、Txは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における経糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Tyは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における緯糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、そしてFyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)である。}で表される。
TxとTyは、それぞれ、JIS T 8050に記載の動的引裂試験における、経糸方向と緯糸方向の引裂長の平均値(mm)である。但し、刃物保持ブロックと刃物の質量は1000gのものを使用し、ブロックを5回連続して落下させたときの平均速度から算出したブロックと刃物の運動エネルギーが6.6J~7.0Jとなるように調整する。すなわち、JIS T 8050に記載の性能水準レベル3の性能を評価する試験条件とする。また、経糸方向と緯糸方向の引裂長の測定においては、最低3個の試験片で各方向の試験を行い、各方向における平均引裂長を計算する。Eは、平均速度から算出したブロックと刃物の運動エネルギー(J)であり、6.6J~7.0Jの範囲の値をとる。
CF’=Cx×√{Fx×(Dx/Cx)}+Cy×√{Fy×(Dy/Cy)}
{式中、Cxは、2.54cmあたりの経糸の繊維交点の数であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Dxは、2.54cmあたりの経糸本数(経糸密度)であり、Cyは、2.54cmあたりの緯糸の繊維交点の数であり、Fyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)であり、そしてDyは、2.54cmあたりの緯糸本数(緯糸密度)である。}によって求められる。
繊維交点とは、織物を構成する繊維が表面から裏側へ、又は裏側から表面へ移動している箇所を示しており、CxとCyは、それぞれ、緯糸と経糸の織構造上の繊維の浮き沈みの頻度を表している。平織では、織物を構成する繊維は1本おきに浮き沈みを繰り返すため、CxとCyは、それぞれ、DxとDyと等しくなる。2/2斜子織では、Cx/DxとCy/Dyはいずれも0.5となる。
[Cx×√{Fx×(Dx/Cx)}]/[Cy×√{Fy×(Dy/Cy)}]
で表される実効カバーファクターCF’における経/緯比が0.7以上1.2以下である箇所が存在することが好ましい。
実効カバーファクターCF’における経/緯比を0.7以上1.2以下とするためには、経緯の織密度を変化させられる他、Cxに対してCyの値が小さく、または大きくなるように織組織を設計することができる。実効カバーファクターCF’における経/緯比を0.7以上1.2以下とすることで、PxとPyをバランスよく高めることができる。また、実効カバーファクターCF’における経/緯比を0.7以上とすることで、以下に説明する曲げ弾性率の経/緯比を大きくすることができる。
通常、カーテンエアバッグ用の袋織織物では、ネスティング効率の観点から織物の経方向をクッションの長辺方向にとるため、クッションの収納時にロール状にしたり、蛇腹状に折り畳む場合には、経方向に平行に畳んでいくことになる。したがって、織物を構成する緯糸に対して曲げ変形が与えられることになるため、織物の緯方向の曲げ弾性率を0.5gf・cm2/cm以下とすることが特に好ましい。織物の緯方向の曲げ弾性率が小さければ、ロール収納径の軽減となる。
熱処理時に張力をコントロールするために、ピンテンターやロールtoロールなどを用いて加熱槽内で熱処理を行うことができる。経方向への張力をかけやすく、緯方向は張力がかからないことからロールtoロールで熱処理をおこなうことが好ましい。ピンテンターを用いる場合には、ピンニングの際に幅入れを行うことで緯方向へのクリンプ率を増加させることができる。
緩い織組織を有する構造では、織物を構成する繊維の自由度が高いため、クリンプ率を変化させやすい反面、加工時の張力が緩むと経緯のクリンプ率の差が低下しやすい。製織工程から熱処理による熱セットを行う工程まで張力を緩めることなく、一定以上の張力を維持することで経緯のクリンプ率の差が低下するのを防止することができる。
JIS L 1013:2010記載の方法に従って測定した。
袋部重量(目付)は、100mm×100mmの試料を5枚採取し、JIS L 1096:2010記載の標準状態における単位面積当たりの質量の測定方法B法(ISO法)に従って測定した。袋部重量(目付)は、二重袋織部の一枚分の重量を測定したものとし、コーティング等の樹脂を含んだ値とした。但し、試験片の寸法が不足する場合は、可能な限り広範囲のサンプルを採取する。
密度は、2.54cm四方のサンプルを5箇所採取し、各サンプルについて倍率10倍の光学顕微鏡で構成する糸の本数を数え、その平均値を算出した。但し、同一織物内で、織組織が異なる場合は、同じ織組織について5箇所選んで平均値を得る。また、試験片の寸法が不足する場合は、可能な限り広範囲のサンプルを採取する。
樹脂塗布工程における単位面積当たりの織物重量の増分を樹脂量とした。他方、以下のように織物の分析からも樹脂量を知ることができる。織物から正確に10cm角の試験片を採取し、凡そ5mm角以下に刻み、シクロヘキサンを用い、25℃で5分間洗浄を2回繰り返し、風乾後に熱風乾燥機にて105℃で12時間乾燥する。溶媒で合成繊維を溶解する。例えば、織物を構成する繊維がポリアミド繊維であり、樹脂が架橋シリコーン膜の場合、90%蟻酸250mlを用いて常温の一夜で繊維を溶解し、溶解しない樹脂膜を濾別する。濾別した樹脂膜を溶媒で良く洗い、水洗いした後、105℃で熱風乾燥し、絶乾質量w(g)を測定し、樹脂量(g/m2)を算出する。
繊度とクリンプ率は、それぞれ、JIS L 1096:2010記載の生地から取り出した糸の見掛け繊度の測定方法(A法)及び糸の織縮み率の測定方法(B法)に準拠して測定した。但し、糸を真っすぐに張った長さの測定時の荷重は9.3mN/texとし、経糸、緯糸それぞれ連続する20本の糸を測定しその平均値を記載した。
織物を約20g採取し、105℃の熱風乾燥機内に3時間放置した後の質量を電子天秤で測定した。ソックスレー抽出器を用いて、シクロヘキサン約500mlで織物の油分を8時間溶媒抽出し、濾過後に溶媒留去して油分を回収した。回収油分を5mmHg、25℃の真空乾燥機内で3時間乾燥した。その後、デシケーターに移し15分間放冷した後、回収油分の重量を測定した。これを数回分処理し、織物試料約100g分の回収油分量を測定した。織物の乾燥重量に対する回収油分量から油付率を算出した。
JIS T 8050:2005に記載の材料の突刺及び動的引裂に対する抵抗性試験に準拠して測定した。刃物保持ブロックと刃物の質量は1000gのものを使用し、ブロックを5回連続して落下させたときの平均速度から算出したブロックと刃物の運動エネルギーは、6.6~7.0Jとなるように調整し、このときの値を運動エネルギーE(J)として記録した。二重袋織組織の膨張部が試験片の中心(刃物の突刺および引裂部)となるようにはさみでカットし、樹脂塗布面が外側にくるように試験片装着ブロックに固定した。試験は経糸方向と緯糸方向について、それぞれ、最低3個の試験片で行い、各方向における平均引裂長をTx、Tyとして算出した。
カトーテック製純曲げ試験機KES-FB-2を用いて測定した。織物から幅50mm、長さ約100mmの試験片を経緯ともに3枚採取した。最大曲率は2.5/cmとし、SENS値は50gに設定し、測定は1サイクルで行った。経緯それぞれ3回の測定をおこない、B-MEAN(gf・cm2/cm)の値の平均値をKES剛軟度とした。尚、経糸に変形を与えた場合のKES剛軟度を経のKES剛軟度とした。
下記の方法に従い、湿熱エージング後の織物から試験片を採取し、JIS K 6404-6:1999に記載のゴム引布・プラスチック引布のもみ試験に準拠して測定した。
まず、織物を湿度95%RH、温度85℃の環境下、240時間暴露し、エージング処理を実施した。エージング処理後の織物から、二重袋織組織の膨張部が試験片の中心にくるように、幅約25mm、長さ約100mmの試験片を経方向に6枚採取した。評価には、東洋精機製作所製のScott Type Folding and Abrasion Tester-2を用いた。採取した試験片2枚を樹脂塗布面が内側にくるように重ね合わせ、試験機のつかみに、つかみ間隔30mmとして2枚の試験片を挟んだ。押圧力2kgf、もみ速さ1分間120回、つかみ具の移動距離50mmとして、50回のもみ操作を行い、表面樹脂と布との剥離の有無を調べた。剥離が見られなかった場合には続けて50回ずつもみ操作と剥離の有無の確認を繰り返し、剥離が確認できたところまでのもみの累計回数を記録した。結果は3回の測定を行い、その平均値を湿熱エージング後の耐摩耗性として記載した。
図1に示す形状の袋織エアバッグ用織物を鉛直方向にロール状に巻き付け、テープで固定した。このときのロールの5箇所の周長を巻き尺で測定し、その平均値を円周率で割ることでロール径を算出した。ロール径が30mm未満である場合を〇、30mm以上35mm未満である場合を△、35mm以上である場合を×として評価した。
図1に示す形状の袋織エアバッグ用織物を鉛直方向にロール状に巻き付け、テープで固定した。ガス供給部に2.0molのハイブリッドインフレータを取り付け、カーテンエアバッグモジュールとした。このモジュール用いて、インパクター試験を行った。すなわち、エアバッグモジュールの展開に合わせて、インパクターヘッドと呼ばれる物体を以下の条件で衝突させることにより、実車での衝突挙動を模擬した。
インパクターヘッドには4.5kgのものを使用し、ヘッドスピードは24km/hrとした。インパクトタイミングは、インフレータ作動後30ミリ秒後となるようにし、インパクトポイントは、エアバッグ展開時の図1の+印の部分(5:保護エリア中心部位)と した。モジュール位置に対してインパクターヘッドと逆側には、エアバッグの展開に沿うようにボードを設置し、インパクトポイントの部分にはガラスの破片を模した治具として、ツボサン株式会社製の鬼目ヤスリ(平タイプ、目粗さ10cuts/cm↑2、長さ250mm×幅25mm×厚み6mm)を鉛直方向に取り付けた(図2)。ヤスリの位置はインパクトポイントにヤスリの中心がくるようにし、ヤスリの盤面(谷部)とボードの面が同一平面状になるように固定した。展開時の内圧の測定は、エアバッグ展開時の図1の×印の部分とした。通常の手順でインパクター試験を実施し、試験後の織物の切創の長さが、5mm未満の場合を◎、5~10mmの場合を〇、10mm~20mmの場合を△、20mm以上の場合を×とした。
下記の方法に従い、湿熱エージング後の内圧保持性を評価した。
まず、図1に示す形状の袋織エアバッグ用織物を鉛直方向にロール状に巻き付け、テープで固定した。ガス供給部に2.0molのハイブリッドインフレ―タを取り付け、カーテンエアバッグモジュールとした。このモジュールを湿度95%RH、温度85℃の環境下に240時間暴露し、エージング処理を実施した。エージング処理後のモジュールを用いて、静展開試験を行った。
展開時の内圧の測定は、エアバッグ展開時の図1の+印の部分とした。展開後6000ミリ秒経過後のクッションの内圧が、展開後のクッションの内圧の最大値の30%以上である場合を〇、10%以上30%未満である場合を△、10%未満である場合を×として評価した。
原糸強度8.5cN/dtex、熱水寸法変化率8.5%のナイロン66繊維を経糸と緯糸に用い、電子ジャガード装置とレピアルームを用いて図1に示す形状で容量24Lのサイドカーテンエアバッグを製織した。袋をとじる接結部の織組織は、袋織り→2/2斜子(8本)→袋織り(4本風通を含む)→3/3斜子(6本)→袋織りの順で変化している。二重織部の織組織は図3に示すとおりであり、袋の接結部の外側で膨張しない部分は袋織の二重織を1%ほど部分接結したものである。製織時の経糸張力を0.16cN/dtexとし、巻取り張力を0.16cN/dtexとして生機を作り、70℃の湯浴で精練と熱処理を行った。
実施例1と同様にして生機を作り、続いて精練を行った後、熱処理時の経糸張力を0.40cN/dtexとした以外は実施例1と同様にして熱処理を行った。この織物の総繊度は235dtex、油付率は0.3wt%であった。
以降の手順は実施例1と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図3に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は低かったものの、収納性に優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
熱水寸法変化率が4.0%のナイロン66繊維を経糸と緯糸に用い、製織時の経糸張力を0.35cN/dtexとし、巻取り張力を0.35cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして生機を作り、続いて精練を行った後、コーティング時の経方向の張力を0.40cN/dtex、熱処理時の経糸張力を0.40cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして熱処理を行った。この織物の総繊度は235dtex、油付率は0.3wt%であった。
次に、実施例1と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図3に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性はやや良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
製織時の経糸張力を0.35cN/dtexとし、巻取り張力を0.35cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして生機を作り、続いて1g/Lの水酸化ナトリウム、1g/Lの精練浸透剤、0.5g/Lのキレート分散剤を含んだ90℃の精練槽で精錬と熱処理を行った後、コーティング時の経方向の張力を0.40cN/dtex、熱処理時の経糸張力を0.40cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして熱処理を行った。この織物の総繊度は235dtex、油付率は0.01%であった。
以降の手順は実施例1と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図3に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性はやや良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
製織時の経糸張力を0.35cN/dtexとし、巻取り張力を0.35cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして生機を作り、続いて90℃の湯浴で精練と熱処理を実施し、コーティング時の経方向の張力を0.40cN/dtex、熱処理時の経糸張力を0.40cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして熱処理を行った。この織物の総繊度は235dtex、油付率は0.1%であった。
以降の手順は実施例1と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図4に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性はやや良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
製織時の経糸張力を0.35cN/dtexとし、巻取り張力を0.35cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして生機を作り、続いて精練を行った後、コーティング時の経方向の張力を0.40cN/dtex、熱処理時の経糸張力を0.40cN/dtexとした以外は、実施例1と同様にして熱処理を行った。この織物の総繊度は235dtex、油付率は0.3%であった。
以降の手順は実施例1と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図4に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性はやや良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性も良好であった。
繊度の異なる原糸を用いたこと以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。この織物の総繊度は470dtex、油付率は0.3%であった。得られたカーテンエアバッグの特性は図4に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であり、収納性にやや優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
二重織部の織組織を図4に示すものに代えた以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図4に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であり、収納性にやや優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
二重織部の織組織を図5に示すものに代えた以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図5に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性はやや良好であり、収納性にやや優れ、展開時の耐切創性もやや良好であった。
二重織部の織組織を図5に示すものに代えた以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図5に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性はやや良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性も良好であった。
二重織部の織組織を図5に示すものに代えた以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図5に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性も良好であった。
二重織部の織組織を図5に示すものに代えた以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図5に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であり、収納性に優れ、展開時の耐切創性も良好であった。
二重織部の織組織を図6に示すものに代えた以外は、実施例1と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図6に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であり、収納性にやや優れていたが、展開時の耐切創性が低かった。
二重織部の織組織を図6に示すものに代えた以外は、実施例6と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図6に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であり、収納性にやや優れていたが、展開時の耐切創性が低かった。
二重織部の織組織を図6に示すものに代えた以外は、実施例7と同様にして、カーテンエアバッグを作製した。得られたカーテンエアバッグの特性は図6に示す通りであり、湿熱エージング後の内圧保持性は良好であったが、収納性に劣っており、展開時の耐切創性が低かった。
2 縫製部(袋境界部)
3 インフレータ取付部
4 インナーチューブ
5 開口部
6 接合部
7 保護エリアの中心部
11 インパクターヘッド
12 サイドカーテンエアバッグ取付け部
13 ヤスリ
14 ボード
Claims (15)
- 二重袋織組織をもつ袋織エアバッグ用織物であって、該二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、以下の式:
Px={E/(Tx×Fx)}×1000
Py={E/(Ty×Fy)}×1000
P=Px+Py
{式中、Eは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)におけるブロック及び刃物の運動エネルギー(J)であり、Txは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における経糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Tyは、JIS T 8050に記載の動的引裂試験(性能水準レベル3)における緯糸方向の引裂長の平均値(mm)であり、そしてFyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)である。}で表される動的引裂特性Pの値が1.5以上であることを特徴とする袋織エアバッグ用織物。 - 前記二重袋織組織の経糸クリンプ率と緯糸クリンプ率の差が4%以上である、請求項1に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、以下の式:
CF=Dx×√Fx+Dy×√Fy
CF’=Cx×√{Fx×(Dx/Cx)}+Cy×√{Fy×(Dy/Cy)}
{式中、Dxは、2.54cmあたりの経糸本数(経糸密度)であり、Fxは、該二重袋織組織を構成する経糸繊度(dtex)であり、Dyは、2.54cmあたりの緯糸本数(緯糸密度)であり、Fyは、該二重袋織組織を構成する緯糸繊度(dtex)であり、Cxは、2.54cmあたりの経糸の繊維交点の数であり、そしてCyは、2.54cmあたりの緯糸の繊維交点の数である。}で表されるカバーファクターCFと実効カバーファクターCF’の比CF’/CFが0.95以下である、請求項1又は2に記載の袋織エアバッグ用織物。 - 前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、実効カバーファクターCF’の値が2200以下である、請求項3に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、経緯の動的引裂特性PxとPyがともに0.7以上である、請求項1~4のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織が樹脂によって被覆されており、かつ、該樹脂量が120g/cm2以下である、請求項1~5のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の構成糸に油剤が付着しており、かつ、油付率が0.01重量%~2.0重量%である、請求項1~6のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の構成糸の繊度が500dtex以下である、請求項1~7のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の目付が400g/m2以下である、請求項1~8のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、KES曲げ試験機によって求められる曲げ弾性率の経/緯比が2.0以上である、請求項1~9のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域の、KES曲げ試験機によって求められる経及び/又は緯方向の曲げ弾性率が0.5gf・cm2/cm以下である、請求項1~10のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。
- 前記二重袋織組織の少なくとも一部の領域は、以下の式:
[Cx×√{Fx×(Dx/Cx)}]/[Cy×√{Fy×(Dy/Cy)}]
で表される実効カバーファクターCF’における経/緯比が0.7以上である、請求項3~11のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物。 - 製織時の経糸張力を0.18cN/dtex以上0.50cN/dtex以下とし、巻取り張力を経糸張力の0.4倍~2.0倍とし、コーティング時の経方向の張力を0.20cN/dtex以上0.72cN/dtex以下とし、そして熱処理時の経方向の張力を0.20cN/dtex以上0.72cN/dtex以下とすることを特徴とする、請求項1~12のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物の製造方法。
- 製織に用いる原糸の熱水寸法変化率が5%以上10%以下である、請求項13に記載の方法。
- 請求項1~12のいずれか1項に記載の袋織エアバッグ用織物を含むカーテンエアバッグ。
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