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JP7257003B1 - 車両のキャブ後部構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007257003000001
【課題】キャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びるキャブの後方延長部の床面がキャブフロアパネルに片持ち状に支持される車両において、キャブの後方延長部の強度を確保する。
【解決手段】延長フロアパネル17は、キャブフロアパネル15に片持ち状に支持されてキャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延び、キャブの後方延長部の床面を構成する。第1補強部材30は、延長フロアパネル17の車両前側領域17Aの下面に固着され、第2補強部材40は、延長フロアパネル17の車両後側領域17Bの下面に固着され、第1補強部材30の前端部は、キャブフロアパネル15に固着される。第1補強部材30の後端部は、第1部材本体31及び第2部材本体41の一方が他方の内側に入り込み、左右の第1部材フランジ部32が左右の第2部材フランジ部42に重なった状態で、第2補強部材40の前端部に固着される。
【選択図】図3

Description

本開示は、車両のキャブ後部構造に関する。
車室の下方を区画するキャブフロアパネルの後端部の下方にキャブの後側の被支持部(キャブリヤ被支持部)を設け、キャブリヤ被支持部を車体側のキャブリヤマウントによって下方から支持する車両のキャブ後部構造が公知である(例えば、特許文献1)。
特開2008-100655号公報
座席(例えば運転席)の後端が車室の後端に近接する車両において、シートバックを後方へ傾動可能とする(リクライニング可能とする)リクライニングスペースを座席の後方に設けるため、キャブを後方へ延長することが考えられる。リクライニングスペースは、荷物を置く空間として利用することもできる。
キャブを後方へ延長する場合、キャブ側及び車体側の設計変更を少なく抑えるためには、キャブリヤ被支持部の位置を変更せず、キャブフロアパネルに片持ち状に支持されてキャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びる延長フロアパネルを設け、キャブリヤ被支持部よりも後方のキャブの後方延長部の床面を延長フロアパネルによって構成することが好ましい。
しかし、延長フロアパネルがキャブフロアパネルに片持ち状に支持されるので、キャブの後方延長部の強度を確保することが難しい。
そこで、本開示は、キャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びるキャブの後方延長部の床面がキャブフロアパネルに片持ち状に支持される車両において、キャブの後方延長部の強度を確保することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本開示は、キャブフロアパネルの後端部の下方に、車体側のキャブリヤマウントによって下方から支持されるキャブリヤ被支持部が設けられ、キャブの後方延長部がキャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びる車両のキャブ後部構造であって、延長フロアパネルと、第1補強部材と、第2補強部材とを備える。延長フロアパネルは、キャブフロアパネルに片持ち状に支持されてキャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延び、キャブの後方延長部の床面を構成する。
第1補強部材は、第1部材本体と左右の第1部材フランジ部とを有する。第1部材本体は、車幅方向に沿った切断面が上方へ開口する形状であり、延長フロアパネルの車両前側領域の下面に沿って車両前後方向に延びる。左右の第1部材フランジ部は、第1部材本体の車幅方向両側の左右の上端縁部から相反する方向へ延び、延長フロアパネルの車両前側領域の下面に下方から重なって固着される。第1部材本体は、延長フロアパネルの車両前側領域との間に閉断面を形成する。
第2補強部材は、第2部材本体と左右の第2部材フランジ部とを有する。第2部材本体は、車幅方向に沿った切断面が上方へ開口する形状であり、延長フロアパネルの車両後側領域の下面に沿って車両前後方向に延びる。左右の第2部材フランジ部は、第2部材本体の車幅方向両側の左右の上端縁部から相反する方向へ延び、延長フロアパネルの車両後側領域の下面に下方から重なって固着される。第2部材本体は、延長フロアパネルの車両後側領域との間に閉断面を形成する。
第1補強部材の前端部は、キャブフロアパネルに固着される。第1補強部材の後端部は、前記第1部材本体及び第2部材本体の一方が他方の内側に入り込み、左右の第1部材フランジ部が左右の第2部材フランジ部に重なった状態で、第2補強部材の前端部に固着される。
上記構成では、延長フロアパネルに入力する荷重(例えば下方への荷重)を、第2補強部材及び第1補強部材からキャブフロアパネル及びキャブリヤ被支持部を介して車体側のキャブリヤマウントに効率良く伝達することができる。また、第1補強部材及び第2補強部材によって延長フロアパネルの面剛性を増大させることができる。従って、キャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びるキャブの後方延長部の床面がキャブフロアパネルに片持ち状に支持される車両において、キャブの後方延長部の強度を確保することができる。
第1補強部材の後端部は、第2部材本体が第1部材本体の内側に入り込み、左右の第1部材フランジ部が左右の第2部材フランジ部に下方から重なった状態で、第2補強部材の前端部に固着されてもよい。
上記構成では、延長フロアパネルをキャブフロアパネルに組付ける場合、キャブフロアパネルに第1補強部材の前端部を固着し、延長フロアパネルの車両後側領域の下面に第2補強部材を固着した後、キャブフロアパネルに対して延長フロアパネルを上方から下降させ、第1部材本体の内側に第2部材本体が入り込むように第1補強部材の後端部に第2補強部材の前端部を上方から重ねる。第2補強部材を第1補強部材に重ね合わせることによってキャブフロアパネルに対する延長フロアパネルの位置決めを行なうことができるので、組付作業性が向上する。
また、第1補強部材の後端部は、第1部材本体が第2部材本体の内側に入り込み、左右の第2部材フランジ部が左右の第1部材フランジ部に下方から重なった状態で、第2補強部材の前端部に固着されてもよい。
上記構成において、キャブフロアパネルに第1補強部材の前端部を固着し、延長フロアパネルの車両後側領域の下面に第2補強部材を固着した後、延長フロアパネルをキャブフロアパネルに組付ける場合、例えば第2部材本体をその前端が開口する形状とすればよい。延長フロアパネルをキャブフロアパネルに組付ける際は、第2部材本体の前端の開口から第1部材本体の後端が挿入されるようにキャブフロアパネルに対して延長フロアパネルを車両前方へ移動させることにより、延長フロアパネルをキャブフロアパネルに組付けることができる。第2部材本体の前端の開口から第1部材本体の後端を挿入することによってキャブフロアパネルに対する延長フロアパネルの位置決めを行なうことができるので、組付作業性が向上する。
本開示のキャブ後部構造によれば、キャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びるキャブの後方延長部の床面がキャブフロアパネルに片持ち状に支持される車両において、キャブの後方延長部の強度を確保することができる。
本発明の一実施形態に係るキャブ後部構造を備えた車両を模式的に示す側面図である。 本実施形態に係るキャブを下方から視た底面図である。 図2のキャブを後斜め下方から視た斜視図である。 図2のIV-IV矢視断面図である。 (a)は図4のVa-Va矢視断面図、(b)は図4のVb-Vb矢視断面図である。 図3の分解斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向を意味し、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。図中の矢印前後は車両の前後方向を、矢印上下は上下方向を、矢印左右は車幅方向をそれぞれ示す。また、各部材に関する方向は、車両に組付けられた状態での方向である。
図1に示すように、本発明に係るキャブ後部構造は、例えば、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)の上方に配置されるキャブオーバー型の車両1に適用される。車両1は、車幅方向両側で車両前後方向に延設された車体フレーム3と、車体フレーム3にチルト可能に支持されるキャブ2と、キャブ2の後方で車体フレーム3の後部に下方から支持される荷台4とを備える。本実施形態の車両1は、荷台4の上方が開放された平ボディタイプのトラックである。
キャブ2は、キャブ前面部5、左右のキャブ側面部6、キャブ後面部7、キャブ上面部8、及びキャブ下面部9によって箱状に形成され、その内部には車室10が区画される。キャブ2の前側の下部は、キャブフロントマウント11を介して車体フレーム3の前端部に回転自在に支持される。キャブ2の後側の下部の車幅方向両側には、左右のキャブリヤ被支持部12が設けられ、キャブリヤ被支持部12は、車体フレーム3側のキャブリヤマウント13に下方から支持される。
本実施形態のキャブ2は、キャブリヤ被支持部12よりも車両後方へ延びる後方延長部14を有する。キャブ2の後方延長部14は、キャブリヤ被支持部12よりも車両後方へ車室10を拡張する。
図1及び図2に示すように、キャブ下面部9は、キャブフロアパネル15と、左右のフロアアンダーフレーム16と、延長フロアパネル17とを備える。キャブフロアパネル15は、フロア前部18と、フロア前部18の後端縁部から後斜め上方へ延びるフロア中間部19と、フロア中間部19の後端縁部から車両後方へ延びるフロア後部20と、フロア後部20の後端縁部から車幅方向に沿って上方へ起立するフロア後縦面部21とを有する。
左右のフロアアンダーフレーム16は、車幅方向に離間して車両前後方向に延び、キャブフロアパネル15の下面に固定される。左右のフロアアンダーフレーム16の後端部には、キャブリヤ被支持部12が設けられる。すなわち、キャブリヤ被支持部12は、キャブフロアパネル15の後端部の下方に設けられる。
延長フロアパネル17は、キャブフロアパネル15のフロア後部20よりも上方且つ後方に配置され、その前端部がキャブフロアパネル15のフロア後縦面部21に固定されることにより、キャブフロアパネル15に片持ち状に支持される。延長フロアパネル17は、キャブリヤ被支持部12よりも車両後方へ延び、キャブ2の後方延長部14の床面を構成する。
キャブ2の後方延長部14によって拡張された車室10の後部空間22は、キャブフロアパネル15のフロア後部20に取付けられた座席23のシートバック24の後方への傾動を許容する(リクライニング可能とする)リクライニングスペースとなる。また、車室10の後部空間22は、延長フロアパネル17上に荷物25を置く空間としても利用可能である。
キャブ2の後方延長部14の上面部と車幅方向両側の側面部は、キャブ上面部8の後部と左右のキャブ側面部6の後部とによって構成される。後方延長部14の後面部は、キャブ後面部7によって構成され、キャブ後面部7は、延長フロアパネル17の後端縁部から上方へ延びる。キャブが後方延長部14を備えない車両を製造する場合には、延長フロアパネル17を設けず、キャブ上面部8及び左右のキャブ側面部6を車両後方に延長せずに、キャブ後面部7をキャブフロアパネル15のフロア後縦面部21の上端部から上方へ延びるように配置する。後方延長部14を備える車両1と備えない車両とを、キャブリヤ被支持部12の位置を変更せずに製造することができるので、キャブ側及び車体側の設計変更を少なく抑えることができる。
キャブ2の後方延長部14の下方(延長フロアパネル17の下方)は、荷台4側の積荷空間として利用され、荷台4の床面26は、キャブ後面部7よりも車両前方に延びる(図1参照)。
図3に示すように、キャブフロアパネル15のフロア後縦面部21には、フロア後縦面部21の上端縁部から車両後方へ曲折して延びるフロア後端上面部27と、フロア後端上面部27の後端縁部から下方へ曲折して延びるフロア後端上面フランジ部28とが形成されている。延長フロアパネル17の前端部は、フロア後端上面部27に載置されて上方から重なり、フロア後端上面部27に溶接等によって固定される。
図2~図6に示すように、延長フロアパネル17の下面には、左右の第1補強部材30と、左右の第2補強部材40とが固定される。左右の第1補強部材30は、車幅方向に離間し、延長フロアパネル17の車両前側領域17Aの下面に沿って車両前後方向に延びる。左右の第2補強部材40は、車幅方向に離間し、延長フロアパネル17の車両後側領域17Bの下面に沿って車両前後方向に延びる。左右の双方において、第1補強部材30と第2補強部材40とは、第1補強部材30の後端部と第2補強部材40の前端部とが重なった状態で、車両前後方向に直線状に連続する。左側の第1補強部材30及び第2補強部材40は、左側のキャブリヤ被支持部12よりも車幅方向内側に配置され、右側の第1補強部材30及び第2補強部材40は、右側のキャブリヤ被支持部12よりも車幅方向内側に配置される。
第1補強部材30は、第1部材本体31と左右の第1部材フランジ部32と前端フランジ部36とを有する。第1部材本体31は、車幅方向に沿った切断面が上方へ開口するU形状であり、第1底板部33と、第1底板部33の車幅方向両端縁部から上方へ曲折して延びる左右の第1側板部34とを一体的に有する。左右の第1部材フランジ部32は、第1部材本体31の車幅方向両側の左右の上端縁部から相反する方向へ曲折して延びる。すなわち、左側の第1部材フランジ部32は、左側の第1側板部34の上端縁部から左側へ曲折して延び、右側の第1部材フランジ部32は、右側の第1側板部34の上端縁部から右側へ曲折して延びる。左右の第1部材フランジ部32は、延長フロアパネル17の車両前側領域17Aの下面に下方から重なり溶接等によって固着される。第1部材本体31は、延長フロアパネル17の車両前側領域17Aとの間に閉断面35を形成する。
キャブフロアパネル15のフロア後端上面フランジ部28には、左右の第1補強部材30の前端部が挿通する左右の矩形状の切欠き29が形成されている。第1補強部材30の前端フランジ部36は、第1部材本体31の前端縁部から曲折して延び、キャブフロアパネル15のフロア後縦面部21に車両後方から重なり溶接等によって固着される。すなわち、第1補強部材30の前端部は、キャブフロアパネル15に固着される。
第2補強部材40は、第2部材本体41と左右の第2部材フランジ部42とを有する。
第2部材本体41は、車幅方向に沿った切断面が上方へ開口するU形状であり、第2底板部43と、第2底板部43の車幅方向両端縁部から上方へ曲折して延びる左右の第2側板部44とを一体的に有する。左右の第2部材フランジ部42は、第2部材本体41の車幅方向両側の左右の上端縁部から相反する方向へ曲折して延びる。すなわち、左側の第2部材フランジ部42は、左側の第2側板部44の上端縁部から左側へ曲折して延び、右側の第2部材フランジ部42は、右側の第2側板部44の上端縁部から右側へ曲折して延びる。左右の第2部材フランジ部42は、延長フロアパネル17の車両後側領域17Bの下面に下方から重なり溶接等によって固着される。第2部材本体41は、延長フロアパネル17の車両後側領域17Bとの間に閉断面45を形成する。
第2部材本体41の前端部の外側形状は、第1部材本体31の後端部の内側形状よりも僅かに小さく形成されている。第1補強部材30の後端部は、第2部材本体41が第1部材本体31の内側に入り込み、左右の第1部材フランジ部32の後端部が左右の第2部材フランジ部42の前端部に下方から重なった状態で、第2補強部材40の前端部に溶接等によって固着される。本実施形態では、第1底板部33と第2底板部43とが上下に重なって固着され、延長フロアパネル17と第1部材フランジ部32と第2部材フランジ部42とが上下に重なって固着される。
本実施形態によれば、延長フロアパネル17に入力する荷重(例えば下方への荷重)を、第2補強部材40及び第1補強部材30からキャブフロアパネル15及びキャブリヤ被支持部12を介して車体フレーム3のキャブリヤマウント13に効率良く伝達することができる。また、第1補強部材30及び第2補強部材40によって延長フロアパネル17の面剛性を増大させることができる。従って、キャブリヤ被支持部12よりも車両後方へ延びるキャブ2の後方延長部14の床面がキャブフロアパネル15に片持ち状に支持される車両1において、キャブ2の後方延長部14の強度を確保することができる。
延長フロアパネル17をキャブフロアパネル15に組付ける場合、キャブフロアパネル15のフロア後縦面部21に第1補強部材30の前端フランジ部36を固着し、延長フロアパネル17の車両後側領域17Bの下面に第2補強部材40を固着した後、キャブフロアパネル15に対して延長フロアパネル17を上方から下降させ、第1部材本体31の内側に第2部材本体41が入り込むように第1補強部材30の後端部に第2補強部材40の前端部を上方から重ねる。第2補強部材40を第1補強部材30に重ね合わせることによってキャブフロアパネル15に対する延長フロアパネル17の位置決めを行なうことができるので、組付作業性が向上する。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では本発明をチルト可能なキャブ2に適用する場合について説明したが、チルトしないキャブに適用することも可能である。また、第1補強部材30と第2補強部材40とを2組(左右の1組ずつ)設ける場合について説明したが、第1補強部材30と第2補強部材40の組数は、1組であってもよく、3組以上であってもよい。
また、上記実施形態では、第1補強部材30の後端部と第2補強部材40の前端部とを、第2部材本体41が第1部材本体31の内側に入り込みむように構成したが、第1部材本体が第2部材本体の内側に入り込むように構成してもよい。
本発明は、キャブが車体フレームに支持される車両に広く適用することができる。
1:車両
2:キャブ
3:車体フレーム
4:荷台
5:キャブ前面部
6:キャブ側面部
7:キャブ後面部
8:キャブ上面部
9:キャブ下面部
10:車室
11:キャブフロントマウント
12:キャブリヤ被支持部
13:キャブリヤマウント
14:後方延長部
15:キャブフロアパネル
16:フロアアンダーフレーム
17:延長フロアパネル
17A:延長フロアパネルの車両前側領域
17B:延長フロアパネルの車両後側領域
18:フロア前部
19:フロア中間部
20:フロア後部
21:フロア後縦面部
22:車室の後部空間
23:座席
24:シートバック
25:荷物
26:荷台の床面
27:フロア後端上面部
28:フロア後端上面フランジ部
29:切欠き
30:第1補強部材
31:第1部材本体
32:第1部材フランジ部
33:第1底板部
34:第1側板部
35,45:閉断面
36:前端フランジ部
40:第2補強部材
41:第2部材本体
42:第2部材フランジ部
43:第2底板部
44:第2側板部

Claims (2)

  1. キャブフロアパネルの後端部の下方に、車体側のキャブリヤマウントによって下方から支持されるキャブリヤ被支持部が設けられ、キャブの後方延長部がキャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延びる車両のキャブ後部構造であって、
    前記キャブフロアパネルに片持ち状に支持されて前記キャブリヤ被支持部よりも車両後方へ延び、前記キャブの前記後方延長部の床面を構成する延長フロアパネルと、
    車幅方向に沿った切断面が上方へ開口する形状であり、前記延長フロアパネルの車両前側領域の下面に沿って車両前後方向に延びる第1部材本体と、前記第1部材本体の車幅方向両側の左右の上端縁部から相反する方向へ延びる左右の第1部材フランジ部と、を有し、前記第1部材フランジ部が前記延長フロアパネルの前記車両前側領域の前記下面に下方から重なって固着され、前記第1部材本体が前記延長フロアパネルの前記車両前側領域との間に閉断面を形成する第1補強部材と、
    車幅方向に沿った切断面が上方へ開口する形状であり、前記延長フロアパネルの車両後側領域の下面に沿って車両前後方向に延びる第2部材本体と、前記第2部材本体の車幅方向両側の左右の上端縁部から相反する方向へ延びる左右の第2部材フランジ部と、を有し、前記第2部材フランジ部が前記延長フロアパネルの前記車両後側領域の前記下面に下方から重なって固着され、前記第2部材本体が前記延長フロアパネルの前記車両後側領域との間に閉断面を形成する第2補強部材と、を備え、
    前記第1補強部材の前端部は、前記キャブフロアパネルに固着され、
    前記第1補強部材の後端部は、前記第1部材本体及び前記第2部材本体の一方が他方の内側に入り込み、前記左右の第1部材フランジ部が前記左右の第2部材フランジ部に重なった状態で、前記第2補強部材の前端部に固着される
    ことを特徴とする車両のキャブ後部構造。
  2. 請求項1に記載の車両のキャブ後部構造であって、
    前記第1補強部材の後端部は、前記第2部材本体が前記第1部材本体の内側に入り込み、前記左右の第1部材フランジ部が前記左右の第2部材フランジ部に下方から重なった状態で、前記第2補強部材の前端部に固着される
    ことを特徴とする車両のキャブ後部構造。
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