JP7229462B2 - クリーニング装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
詳しくは、クリーニング装置には、像担持体に対して所定の圧接角及び圧接力で当接するクリーニングブレード(クリーニング部材)などが設置されている。そして、クリーニングブレードによって像担持体の表面に付着したトナーを掻き取って、掻き取ったトナーをクリーニング装置内に回収する。
詳しくは、特許文献1では、画像形成装置からクリーニング装置を取り出すときに、画像形成装置本体のカバーを開放することで、解除ピンが後退して、クリーニングブレードが露呈する開口部が閉鎖されるようにシャッタが動作する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、3は原稿を原稿読込部に搬送する原稿搬送装置、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、5は出力画像が積載される排紙トレイ、7は用紙等のシートPが収容される給紙装置、9はシートPの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、を示す。
また、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像をシートP上に重ねて転写する1次転写ローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される像担持体としてのとしての中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラー画像をシートP上に転写するための2次転写ローラ、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、を示す。
また、28は現像装置13に供給するための各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナーが収容されたトナー容器、30は中間転写ベルト17の表面に付着したトナー(未転写トナー)を除去するクリーニング装置、80はクリーニング装置30などにより除去された未転写トナーが廃トナーとして回収される廃トナー回収容器、を示す。
なお、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上でおこなわれる作像プロセスについては、図2をも参照することができる。
まず、原稿は、原稿搬送装置3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み装置に送信される。そして、書込み装置からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光L(図2参照)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に向けて発せられる。
書込み装置において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11Mの表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11Cの表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BKの表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、像担持体としての中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて1次転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、除電装置を通過して、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17の表面は、クリーニング装置30(中間転写クリーニング装置)の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着したトナー(未転写トナー)がクリーニング装置30に除去され回収されて、中間転写ベルト17における一連の作像プロセス(転写プロセス)が終了する。なお、クリーニング装置30によって除去され回収された未転写トナーは、搬送経路を介して、廃トナーとして廃トナー回収容器80に搬送され回収される。
詳しくは、シートPを収納する給紙装置7から、給紙ローラ8により給送されたシートPが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達したシートPは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後のシートPは、排紙ローラによって装置本体1外に出力画像として排出されて、排紙トレイ5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、各作像部はほぼ同一構造であるために、図2にて作像部及び現像装置は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
図2に示すように、作像部は、感光体ドラム11、帯電装置12、現像装置13、クリーニング装置15(ドラム・クリーニング装置)、等で構成される。
感光体ドラム11は、負帯電の有機感光体であって、メイン駆動モータによって時計方向に回転駆動される。
クリーニング装置15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブレードが設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
図3を参照して、本実施の形態におけるクリーニング装置30は、像担持体としての中間転写ベルト17に付着したトナーなどの付着物(未転写トナーの他、紙粉などの異物も含む。)をクリーニングするものであって、中間転写ベルト17の上方に配設されている。
本実施の形態において、クリーニング装置30は、クリーニング部材としてのクリーニングブレード32、シャッタ部材34、付勢部材としての圧縮スプリング35、入口シール38、シャッタシール39、等で構成されている。
クリーニングブレード32は、ウレタンゴム等のゴム材料からなる板状部材である。そして、クリーニングブレード32は、その先端部(図3にて破線で囲んだ部分である。)が筐体31の開口部31aから露呈して中間転写ベルト17に当接するように、クリーニング装置30の筐体に直接的又は間接的に保持されている。クリーニングブレード32は、中間転写ベルト17に対して所定の傾斜角度かつ所定圧力で当接している。
これにより、中間転写ベルト17上に付着するトナー(シートPから生じる紙粉、帯電工程や転写工程における放電時に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等の付着物も含むものとする。)が機械的に掻き取られてクリーニング装置30内に回収されることになる。
なお、本実施の形態において、クリーニングブレード32は、中間転写ベルト17の走行方向に対してカウンタ方向にて中間転写ベルト17に当接している。
また、本実施の形態では、中間転写ベルト17に対するクリーニングブレード32の圧接力を確保するために、中間転写ベルト17の内周面に対向ローラ40を回転可能に設置して、クリーニングブレード32が中間転写ベルト17を介して対向ローラ40に当接するように構成している。
詳しくは、搬送スクリュ33は、回転軸部の外周面にスクリュ部が螺旋状に巻装されたものである。搬送スクリュ33は、駆動モータにより回転駆動によって、中間転写ベルト17(像担持体)の走行方向に対して略直交する幅方向(図3の紙面垂直方向である。)にトナーを搬送する。搬送スクリュ33によって搬送されたトナーは、クリーニング装置30の外部に排出されて、排出経路を経由して廃トナー回収容器80(図1参照)に回収されることになる。
詳しくは、シャッタ部材34は、図5(A)に示す開口部31aを閉鎖する位置(閉位置)と、図3、図5(B)に示す開口部31aを開放する位置(開位置)と、の間をガイドに沿って移動可能に構成されている。シャッタ部材34が閉位置に位置しているとき、クリーニングブレード32はクリーニング装置30内に収納された状態になる。これに対して、シャッタ部材34が開位置に位置しているとき、クリーニングブレード32の先端部は開口部31aから露呈して中間転写ベルト17に当接可能な状態になる。
なお、本実施の形態において、シャッタ部材34は、PC(ポリカーボネート)などの薄い樹脂材料で形成された湾曲板状部材である。
なお、本実施の形態では、簡単のため付勢部材として圧縮スプリング35を用いたが、シャッタ部材34を閉方向に付勢する付勢部材は、これに限定されることなく、例えば、シャッタ部材34を閉方向に引っ張るスプリング力を作用させる引張スプリングを用いることもできる。
また、この入口シール38は、図5(A)に示すように、シャッタ部材34が開口部31aを閉鎖した状態(閉状態)であるときに、シャッタ部材34の裏面に密着する。これにより、開口部31aを閉鎖したシャッタ部材34と筐体31との間の隙間が封止されて、クリーニング装置30内のトナーが装置外に飛散する不具合が防止されることになる。
詳しくは、図4に示すように、画像形成装置本体1の本体カバー90が破線矢印方向に回動(開放)されて、装置本体1の内部が露呈した状態で、装置本体1からクリーニング装置30が矢印方向に引き抜かれたり、装置本体1にクリーニング装置30が矢印方向の逆方向に装着されたりすることになる。このようなクリーニング装置30の着脱動作は、ユーザーが寿命に達したクリーニング装置30を新品のものに交換するときや、サービスマンがクリーニング装置30のメンテナンスをおこなうとき、などにおこなわれる。
すなわち、クリーニング装置30が画像形成装置本体1に装着される動作に連動して、シャッタ部材34は開口部31aを開放することになる(閉位置から開位置に移動する)。これに対して、クリーニング装置30が画像形成装置本体1から取り出される動作に連動して、シャッタ部材34は開口部31aを閉鎖することになる(開位置から閉位置に移動する)。
特に、本実施の形態におけるクリーニング装置30は、中間転写ベルト17の上方に配置されて、開口部31aが下方に開口することになるため、中間転写ベルト17の下方や側方に配置される場合に比べて、取り出し時にトナー飛散が生じやすい。そのため、シャッタ部材34を設けることが有用になる。
詳しくは、図5に示すように、ストッパ部材55は、画像形成装置本体1(本実施の形態では、中間転写ベルト17が設置された中間転写ベルト装置である。)に設置されている。具体的に、ストッパ部材55は、樹脂材料(又は、金属材料)で形成された剛体であって、画像形成装置本体1(中間転写ベルト装置)の筐体の幅方向両端部にそれぞれ、中間転写ベルト17の走行を妨げないように固定保持されている。ストッパ部材55には、シャッタ部材34に対向する側に、図5の右上方から左下方に傾斜する傾斜面が形成されている。
具体的に、画像形成装置本体1に装着されたクリーニング装置30(図5(A)に示すようにシャッタ部材34が閉位置に位置しているものである。)は、最終的に後述するカム51(加圧機構)によって下方に押し下げられて、そのセットが完了することになる。すなわち、図5(A)の状態のクリーニング装置30が、図5(B)に示すように白矢印方向に押し下げられて、装置本体1におけるクリーニング装置30の位置が定められることになる。そして、このようにクリーニング装置30が下方に移動するときに、シャッタ部材34がストッパ部材55に当接して、ストッパ部材55の傾斜面に沿うようにシャッタ部材34が閉方向から開方向に移動することになる。
そして、図5(B)に示すように、装置本体1においてクリーニング装置30のセットが完了した状態のとき、シャッタ部材34はストッパ部材55に当接して閉方向の移動が制限されることになる。
なお、クリーニング装置30を装置本体1から取り出すときには、まず、クリーニング装置30が図5(B)の位置から図5(A)の位置に移動することになる。このとき、ストッパ部材55によるシャッタ部材34の制限が解除されて、シャッタ部材34は開位置から閉位置に移動することになる。
すなわち、シャッタ部材34は、クリーニングブレード32の根元側から先端側に移動して開口部31aを閉鎖したり、クリーニングブレード32の先端側から根元側に移動して開口部31aを開放したりすることになる。
このように構成することにより、シャッタ部材34の機能を確保しつつ、シャッタ部材34の可動スペースを小さくすることができる。したがって、クリーニング装置30を小型化することができる。
すなわち、開口部31aがシャッタ部材34によって閉鎖されるとき、開口部31aにおいてクリーニングブレード32の先端部(エッジ部)に近い側から先にシャッタ部材34によって覆われることになる。
このように構成することにより、取り出し時においてクリーニング装置30が図5(B)の位置から図5(A)の位置に移動して、クリーニングブレード32が中間転写ベルト17から離間するときに、クリーニングブレード32の先端部(エッジ部)に溜まっていたトナーが落下しても、その落下したトナーが、いち早くシャッタ部材34の裏面に堆積されることになるため、落下トナーによって中間転写ベルト17の表面が汚れる不具合が軽減される。
また、クリーニング装置30は、カム51(加圧機構)による加圧が解除されたときに、画像形成装置本体1に設置された押動機構52、53によって中間転写ベルト17から離れる方向に押動される。
そして、操作レバー50の操作によってカム51が図5(A)の位置から図5(B)の位置に回動されることで、クリーニング装置30が中間転写ベルト17に当接する方向に加圧されることになる。このとき、シャッタ部材34は、クリーニング装置30の下方への移動に連動して、ストッパ部材55の傾斜面に沿うように当接しながら、閉位置から開位置に移動することになる。
このように加圧機構50、51を設けることで、クリーニング装置30の装着動作にともなうシャッタ部材34の開放動作をスムーズにおこなうことができる。
そして、操作レバー50の操作によってカム51が図5(A)の位置から図5(B)の位置に回動されて、クリーニング装置30が中間転写ベルト17に当接する方向に加圧されたときには、その加圧力によって押動機構52、53が下方(自身の押動方向に逆らう方向である。)に移動して、クリーニングブレード32が中間転写ベルト17に当接することになる。これに対して、操作レバー50の操作によってカム51が図5(B)の位置から図5(C)の位置に回動されて、カム51によるクリーニング装置30に対する加圧が解除されたときには、押動機構52、53による付勢によってクリーニング装置30が持ち上げられて、クリーニングブレード32が中間転写ベルト17から離間することになる。
このように押動機構52、53を設けることで、クリーニング装置30の離脱動作にともなうシャッタ部材34の閉鎖動作をスムーズにおこなうことができる。
F1×M=F2×N
なる関係(回転モーメントの釣り合い)が成立するように構成している。
これにより、クリーニング装置30がセット状態であるときに、カム51の加圧力や押動機構52、53の押動力によってクリーニング装置30が回転するような不具合が生じにくくなる。そのため、中間転写ベルト17に対するクリーニングブレード32に当接姿勢も安定して、良好なクリーニング性能を発揮することができる。
まず、図6(A)に示すように、本体カバー90(図4参照)が開放された状態の画像形成装置本体1に対して、クリーニング装置30が矢印方向に挿入される。このとき、クリーニング装置30の筐体31に形成された嵌合部31bが、装置本体1に設けられたガイドレール57(幅方向に延びるように形成されている。)に嵌合した状態で、ガイドレール57に沿うようにクリーニング装置30が装置奥側に押し込まれることになる。このときの状態は、図5(A)をも参照することができる。
そして、クリーニング装置30が装置本体1の係止部に当接することで、図6(B)に示すように、クリーニング装置30の装置奥側への押し込みが完了することになる。このとき、図5(A)に示すように、クリーニング装置30は、押動機構52、53上に載置された状態になり、押動機構52、53の押動力が作用した状態になる。
そして、図6(C)に示すように、操作レバー50の回動操作によってカム51が回動することにより、クリーニング装置30が押動機構52、53の押動力に抗するように押し下げられることになる。このとき、クリーニング装置30の嵌合部31bは、ガイドレール57に規制されない位置(垂直方向に延びた垂直ガイド部が設けられた位置である。)に位置しているため、そのようなクリーニング装置30の下方への移動が可能になる。そして、このようなクリーニング装置30の下方への移動にともない、図5(B)に示すように、シャッタ部材34がストッパ部材55の傾斜面に沿うように当接しながら閉位置から開位置に移動することになる。
なお、画像形成装置本体1からクリーニング装置30を取り出すときには、上述した装着時の動作と逆の動作がおこなわれることになる。
詳しくは、図6(C)に示すように、クリーニング装置30が位置決めされた状態のとき、クリーニング装置30の嵌合部31bが、ガイドレール57に直交する方向に形成された垂直ガイド部に嵌合した状態になる。そのため、その状態でクリーニング装置30を図6の左右方向に移動させることはできないことになる。
このように構成することで、クリーニングブレード32が中間転写ベルト17から完全に離間していない状態で、クリーニング装置30が装置本体1から引出されて、中間転写ベルト17を傷つけてしまう不具合を防止することができる。
図7は、変形例としてのクリーニング装置30においてシャッタ部材34が閉鎖される動作を示す図である。
図7に示すように、変形例において、シャッタ部材34には、その開閉動作に連動してクリーニングブレード32(クリーニング部材)に摺接してクリーニングブレード32を清掃する清掃部材36が設けられている。
詳しくは、清掃部材36は、植毛やフェルトなどからなり、シャッタ部材34の裏面(クリーニングブレード32に対向する面である。)に貼着されている。そして、シャッタ部材34が開閉されると、清掃部材36がクリーニングブレード32の先端部(エッジ部)に摺接するように構成している。
このように構成することにより、シャッタ部材34の閉動作(又は、開動作)がおこなわれるたびに、クリーニングブレード32の先端部に付着したトナーなどの付着物が清掃部材36によって除去されることになる。そのため、クリーニングブレード32のメンテナンスが容易になる。
これにより、シャッタ部材34が中間転写ベルト17に当接してしまう不具合を生じにくくすることができる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム、
13 現像装置、
17 中間転写ベルト(像担持体)、
30 クリーニング装置(中間転写クリーニング装置)、
31 筐体(ケース)、
31a 開口部、
31b 嵌合部、
32 クリーニングブレード、
33 搬送スクリュ、
34 シャッタ部材、
35 圧縮スプリング(付勢部材)、
36 清掃部材、
50 操作レバー(加圧機構)、
51 カム(加圧機構)、
52、53 押動機構、
55 ストッパ部材、
57 ガイドレール。
Claims (9)
- 像担持体を具備した画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるクリーニング装置であって、
当該クリーニング装置の筐体に形成された開口部を介して前記像担持体に当接して、前記像担持体の表面に付着したトナーを除去するクリーニング部材と、
当該クリーニング装置が前記画像形成装置本体に対して着脱される動作に連動して前記開口部を開閉するシャッタ部材と、
を備え、
前記シャッタ部材は、
当該クリーニング装置が前記画像形成装置本体に装着されているときに、前記像担持体に当接しないようにストッパ部材によって制限されて、
前記像担持体の走行方向の下流側から上流側に移動して前記開口部を閉鎖することを特徴とするクリーニング装置。 - 前記シャッタ部材を前記開口部を閉鎖する閉方向に付勢する付勢部材を備え、
前記ストッパ部材は、前記画像形成装置本体に設置されて、当該クリーニング装置が前記画像形成装置本体に装着される動作に連動して前記シャッタ部材に当接して前記付勢部材の付勢に抗するように前記シャッタ部材を開方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 前記クリーニング部材は、前記像担持体に対して所定の傾斜角度で当接するクリーニングブレードであって、
前記シャッタ部材は、前記クリーニングブレードが傾斜する方向に沿うように前記開口部を開閉することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。 - 前記シャッタ部材は、その開閉動作に連動して前記クリーニング部材に摺接して前記クリーニング部材を清掃する清掃部材を具備したことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 当該クリーニング装置は、前記画像形成装置本体に設置された加圧機構によって前記像担持体に近づく方向に加圧されて、その位置が定められることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 当該クリーニング装置は、前記加圧機構による加圧が解除されたときに、前記画像形成装置本体に設置された押動機構によって前記像担持体から離れる方向に押動されることを特徴とする請求項5に記載のクリーニング装置。
- 当該クリーニング装置は、前記加圧機構によって加圧された状態のとき、前記画像形成装置本体から取り出せないことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のクリーニング装置。
- 当該クリーニング装置は、前記像担持体の上方に配設されたことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 請求項1~請求項8のいずれかに記載のクリーニング装置が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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