JPH09171338A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH09171338A JPH09171338A JP7349249A JP34924995A JPH09171338A JP H09171338 A JPH09171338 A JP H09171338A JP 7349249 A JP7349249 A JP 7349249A JP 34924995 A JP34924995 A JP 34924995A JP H09171338 A JPH09171338 A JP H09171338A
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- process cartridge
- image forming
- color image
- forming apparatus
- unit
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- Pending
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のプロセスユニット交換及びジャム処理
の操作性を向上させ、他のユニットをわざわざ外置きし
ないでユニットが交換可能なカラー画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 装置本体を不動の本体フレーム9部と転
写紙搬送経路を開放可能な前フレーム8で構成し、前フ
レーム8を回転支持軸9Aを中心に回動可能とする。前
フレーム8には搬送路の一部となるレジストローラ20
A、転写ローラ14等を保持し、前フレーム8の開放時
に搬送経路を開放して用紙ジャム処理が行えるようにす
る。本体フレーム9には、プロセスカートリッジを保持
する中間フレーム40を回転支持軸9Bを中心に回動可
能に設ける。中間フレーム40は、保持を解除すると前
フレーム8側へ開放可能となる。
の操作性を向上させ、他のユニットをわざわざ外置きし
ないでユニットが交換可能なカラー画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 装置本体を不動の本体フレーム9部と転
写紙搬送経路を開放可能な前フレーム8で構成し、前フ
レーム8を回転支持軸9Aを中心に回動可能とする。前
フレーム8には搬送路の一部となるレジストローラ20
A、転写ローラ14等を保持し、前フレーム8の開放時
に搬送経路を開放して用紙ジャム処理が行えるようにす
る。本体フレーム9には、プロセスカートリッジを保持
する中間フレーム40を回転支持軸9Bを中心に回動可
能に設ける。中間フレーム40は、保持を解除すると前
フレーム8側へ開放可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリ
ッジを有するカラー複写機、カラープリンター、カラー
ファクシミリなどのカラー画像形成装置に関する。
ッジを有するカラー複写機、カラープリンター、カラー
ファクシミリなどのカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
カラー画像形成装置の代表的なものとしては、潜像を形
成する感光体ドラムと転写紙を保持し感光体上のトナー
像を転写する転写ドラムを用いた方式のものや、感光体
ドラム上に複数のトナーを重ね合わせて転写紙に転写す
る方式のものが実用化されている。転写ドラムを用いた
方式では、静電気的や機械的に転写ドラムに転写紙を保
持しなければならないので、ハガキのような小サイズの
紙や、厚紙などは転写紙として使用することが困難であ
り、いわゆるペーパーフリーではない。また機械的に転
写紙の先端を保持する方式では、転写紙全面に画像を転
写することが出来ない。
カラー画像形成装置の代表的なものとしては、潜像を形
成する感光体ドラムと転写紙を保持し感光体上のトナー
像を転写する転写ドラムを用いた方式のものや、感光体
ドラム上に複数のトナーを重ね合わせて転写紙に転写す
る方式のものが実用化されている。転写ドラムを用いた
方式では、静電気的や機械的に転写ドラムに転写紙を保
持しなければならないので、ハガキのような小サイズの
紙や、厚紙などは転写紙として使用することが困難であ
り、いわゆるペーパーフリーではない。また機械的に転
写紙の先端を保持する方式では、転写紙全面に画像を転
写することが出来ない。
【0003】また感光体ドラム上に複数のトナー像を重
ね合わせる方式も提案、実用化されているが、この方式
ではあらかじめ転写されたトナー像の上から再度感光体
上を帯電露光して潜像を形成し、現像を行うというプロ
セスを複数回にわたって行うため、帯電の均一性を良好
に保つことが困難であり、画質も従来の転写ドラム方式
に比べ劣っている。
ね合わせる方式も提案、実用化されているが、この方式
ではあらかじめ転写されたトナー像の上から再度感光体
上を帯電露光して潜像を形成し、現像を行うというプロ
セスを複数回にわたって行うため、帯電の均一性を良好
に保つことが困難であり、画質も従来の転写ドラム方式
に比べ劣っている。
【0004】これら従来の欠点を解決するため、ハガキ
や厚紙も転写紙として使えるようなペーパーフリー性を
達成するとともに、高品質な画像を達成できるようなシ
ステムとして、感光体に形成される各色のトナー像を順
次重ねて、例えば無端ベルトのような中間転写体上の同
一位置に転写し、この転写像を転写紙に転写して定着を
行うことで、フルカラー画像を得る方式が提案されてい
る。しかしながら、感光体ドラム上に複数のトナー像を
重ね合わせる方式は転写体を余分に必要とせず、転写ド
ラムを用いた方式では転写ドラムが装置本体据え置きと
なるのに対し、中間転写体は機械的疲労や表面性の劣化
などの理由で交換可能な補給品として取り扱わなければ
ならないため、その他のプロセスユニットを含めたユニ
ット交換性とジャム処理の操作性の問題があった。
や厚紙も転写紙として使えるようなペーパーフリー性を
達成するとともに、高品質な画像を達成できるようなシ
ステムとして、感光体に形成される各色のトナー像を順
次重ねて、例えば無端ベルトのような中間転写体上の同
一位置に転写し、この転写像を転写紙に転写して定着を
行うことで、フルカラー画像を得る方式が提案されてい
る。しかしながら、感光体ドラム上に複数のトナー像を
重ね合わせる方式は転写体を余分に必要とせず、転写ド
ラムを用いた方式では転写ドラムが装置本体据え置きと
なるのに対し、中間転写体は機械的疲労や表面性の劣化
などの理由で交換可能な補給品として取り扱わなければ
ならないため、その他のプロセスユニットを含めたユニ
ット交換性とジャム処理の操作性の問題があった。
【0005】これらを解決するために、特開平2−29
4673号公報には、中間転写ベルトを使用して転写紙
搬送経路を上搬送タイプにして、中間転写ベルトを本体
フレームに設置して、本体フレームに対し搬送経路が開
放可能な前フレームを設けることで、ジャム処理を容易
にして、他のプロセスカートリッジを装置側面から引き
出し交換可能にしたものが開示されている。しかしなが
らこの方式は、プロセスカートリッジの操作方向と転写
紙搬送路が垂直となるので、装置本体一方向操作ではな
く、操作性としては劣っている。また、その操作方向に
対応したスペースも必要となるので、設置面積や設置場
所の問題もある。
4673号公報には、中間転写ベルトを使用して転写紙
搬送経路を上搬送タイプにして、中間転写ベルトを本体
フレームに設置して、本体フレームに対し搬送経路が開
放可能な前フレームを設けることで、ジャム処理を容易
にして、他のプロセスカートリッジを装置側面から引き
出し交換可能にしたものが開示されている。しかしなが
らこの方式は、プロセスカートリッジの操作方向と転写
紙搬送路が垂直となるので、装置本体一方向操作ではな
く、操作性としては劣っている。また、その操作方向に
対応したスペースも必要となるので、設置面積や設置場
所の問題もある。
【0006】特開平4−367869号公報には、中間
転写体は使用しないが、転写紙上搬送経路においてプロ
セスカートリッジを本体フレームに設置し、本体フレー
ムに対し搬送経路が開放可能な前フレームを設けること
でジャム処理を容易にし、プロセスカートリッジを交換
可能にし、装置本体前面一方向にて全操作が可能とした
ものが開示されている。しかしながら、プロセスカート
リッジを交換するときには上蓋を外して一旦外置きしな
ければならず、操作性としてはやはり劣っている。ま
た、プロセスカートリッジを感光体と現像器の別構成と
した時も同様に感光体を一旦外置きしなければ現像器が
交換できない。
転写体は使用しないが、転写紙上搬送経路においてプロ
セスカートリッジを本体フレームに設置し、本体フレー
ムに対し搬送経路が開放可能な前フレームを設けること
でジャム処理を容易にし、プロセスカートリッジを交換
可能にし、装置本体前面一方向にて全操作が可能とした
ものが開示されている。しかしながら、プロセスカート
リッジを交換するときには上蓋を外して一旦外置きしな
ければならず、操作性としてはやはり劣っている。ま
た、プロセスカートリッジを感光体と現像器の別構成と
した時も同様に感光体を一旦外置きしなければ現像器が
交換できない。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、複数の
プロセスユニット交換及びジャム処理の操作性向上、特
に操作方向を同一方向とし、他のユニットをわざわざ外
置きしないでユニット交換を可能としたカラー画像形成
装置を提供することを目的とする。
プロセスユニット交換及びジャム処理の操作性向上、特
に操作方向を同一方向とし、他のユニットをわざわざ外
置きしないでユニット交換を可能としたカラー画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像形成
装置のうち請求項1に係るものは、カラー画像形成装置
において、ユニット交換及びジャム処理の操作性向上の
ために、装置本体内に複数の現像ユニットと少なくとも
像担持体を含むプロセスカートリッジを配置し、その下
方側に給紙部を、上方側に排紙部を配置し、該給紙部か
ら該排紙部へ至る方向に延びる転写紙搬送経路を設けて
なるカラー画像形成装置において、上記装置本体が、不
動部筐体に対して下側を中心に転写紙搬送経路が開放可
能な前部筐体を有し、上記不動部筐体には複数の現像ユ
ニットを設置し、上記プロセスカートリッジを上記前部
筐体の開放方向と同一方向に回動可能とする保持回動部
材を上記不動部筐体に設けたことを特徴とする。
装置のうち請求項1に係るものは、カラー画像形成装置
において、ユニット交換及びジャム処理の操作性向上の
ために、装置本体内に複数の現像ユニットと少なくとも
像担持体を含むプロセスカートリッジを配置し、その下
方側に給紙部を、上方側に排紙部を配置し、該給紙部か
ら該排紙部へ至る方向に延びる転写紙搬送経路を設けて
なるカラー画像形成装置において、上記装置本体が、不
動部筐体に対して下側を中心に転写紙搬送経路が開放可
能な前部筐体を有し、上記不動部筐体には複数の現像ユ
ニットを設置し、上記プロセスカートリッジを上記前部
筐体の開放方向と同一方向に回動可能とする保持回動部
材を上記不動部筐体に設けたことを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るカラー画像形成装置は、
ユニット交換の着脱操作性のさらなる向上のために、上
記保持回動部材の回動動作において、少なくとも上記プ
ロセスカートリッジの着脱位置と他のユニットの着脱位
置の2段階に上記保持回動部材を支持固定したことを特
徴とする。
ユニット交換の着脱操作性のさらなる向上のために、上
記保持回動部材の回動動作において、少なくとも上記プ
ロセスカートリッジの着脱位置と他のユニットの着脱位
置の2段階に上記保持回動部材を支持固定したことを特
徴とする。
【0010】同請求項3に係るカラー画像形成装置は、
プロセスカートリッジ保持部材の操作性向上のために、
上記プロセスカートリッジの着脱位置を、該プロセスカ
ートリッジの重心位置がその回転中心位置の略鉛直線上
になる位置としたことを特徴とする。
プロセスカートリッジ保持部材の操作性向上のために、
上記プロセスカートリッジの着脱位置を、該プロセスカ
ートリッジの重心位置がその回転中心位置の略鉛直線上
になる位置としたことを特徴とする。
【0011】同請求項4に係るカラー画像形成装置は、
プロセスカートリッジのハンドリング操作性向上のため
に、上記プロセスカートリッジ重心上側に、該プロセス
カートリッジの着脱用取っ手を設け、その鉛直上方向に
該プロセスカートリッジを着脱させることを特徴とす
る。
プロセスカートリッジのハンドリング操作性向上のため
に、上記プロセスカートリッジ重心上側に、該プロセス
カートリッジの着脱用取っ手を設け、その鉛直上方向に
該プロセスカートリッジを着脱させることを特徴とす
る。
【0012】同請求項5に係るカラー画像形成装置は、
転写搬送機構の簡素化のために、上記プロセスカートリ
ッジに転写紙搬送用ローラを設け、搬送用ガイド部材を
上記プロセスカートリッジの外装部材が兼ねることを特
徴とする。
転写搬送機構の簡素化のために、上記プロセスカートリ
ッジに転写紙搬送用ローラを設け、搬送用ガイド部材を
上記プロセスカートリッジの外装部材が兼ねることを特
徴とする。
【0013】同請求項6に係るカラー画像形成装置は、
帯電部材清掃の作業性のために、上記プロセスカートリ
ッジに帯電部材を一体に設け、他のユニットの着脱位置
における該プロセスカートリッジの支持位置において、
上記帯電部材の清掃動作が可能となるようにしたことを
特徴とする。
帯電部材清掃の作業性のために、上記プロセスカートリ
ッジに帯電部材を一体に設け、他のユニットの着脱位置
における該プロセスカートリッジの支持位置において、
上記帯電部材の清掃動作が可能となるようにしたことを
特徴とする。
【0014】同請求項7に係るカラー画像形成装置は、
廃棄トナー回収容器の操作性のために、少なくとも像担
持体のクリーニング工程で回収される廃棄トナーを収容
する回収容器を上記プロセスカートリッジに交換可能に
設け、他のユニットの着脱位置における該プロセスカー
トリッジの支持位置において廃棄トナー回収容器の着脱
を可能としたことを特徴とする。
廃棄トナー回収容器の操作性のために、少なくとも像担
持体のクリーニング工程で回収される廃棄トナーを収容
する回収容器を上記プロセスカートリッジに交換可能に
設け、他のユニットの着脱位置における該プロセスカー
トリッジの支持位置において廃棄トナー回収容器の着脱
を可能としたことを特徴とする。
【0015】本発明に係るカラー画像形成装置の実施の
形態を図面を参照して説明する。図1に本発明のカラー
画像形成装置の一実施形態を示す。図1において、1は
ベルト状像担持体たる可撓性のベルト状感光体で、この
感光体ベルト1は回動ローラ2、3の間に架設されてお
り、回動ローラ2、3の駆動により時計方向に搬送され
る。4は帯電手段たる帯電チャージャー、5は像露光手
段たるレーザー書き込み系ユニット、6はイエロー、マ
ゼンタ、シアンのカラー現像剤を収容した3個の現像手
段すなわち回転型カラー現像器で、7はカラー現像器6
とは別に設けてある黒色の現像剤を収容した現像手段で
ある黒現像器である。
形態を図面を参照して説明する。図1に本発明のカラー
画像形成装置の一実施形態を示す。図1において、1は
ベルト状像担持体たる可撓性のベルト状感光体で、この
感光体ベルト1は回動ローラ2、3の間に架設されてお
り、回動ローラ2、3の駆動により時計方向に搬送され
る。4は帯電手段たる帯電チャージャー、5は像露光手
段たるレーザー書き込み系ユニット、6はイエロー、マ
ゼンタ、シアンのカラー現像剤を収容した3個の現像手
段すなわち回転型カラー現像器で、7はカラー現像器6
とは別に設けてある黒色の現像剤を収容した現像手段で
ある黒現像器である。
【0016】レーザー書き込み系ユニット5は、図示せ
ぬ半導体レーザーで発生させたレーザービームが駆動モ
ータ5Aにより回転されるポリゴンミラー5Bにより回
転走査され、fθレンズ5Cを経てミラーにより光路を
曲げられて、予め帯電手段たる帯電チャージャー4によ
って一様に帯電された感光体ベルト1の円周上に露光さ
れ、静電潜像が形成する。このためレーザー書き込み系
ユニット5は、上面にスリット状の露光用開口部を設け
た保持筐体に収めて装置本体に組み込まれている。レー
ザー光学系5には図示したものの他に、発光部と収束性
光伝送体を一体とした光学系等も使用されている。また
帯電チャージャー4、レーザー書き込み光5D、感光体
用クリーニングブレード15Aは感光体ベルト1を架設
している回動ローラ2側に設けられている。
ぬ半導体レーザーで発生させたレーザービームが駆動モ
ータ5Aにより回転されるポリゴンミラー5Bにより回
転走査され、fθレンズ5Cを経てミラーにより光路を
曲げられて、予め帯電手段たる帯電チャージャー4によ
って一様に帯電された感光体ベルト1の円周上に露光さ
れ、静電潜像が形成する。このためレーザー書き込み系
ユニット5は、上面にスリット状の露光用開口部を設け
た保持筐体に収めて装置本体に組み込まれている。レー
ザー光学系5には図示したものの他に、発光部と収束性
光伝送体を一体とした光学系等も使用されている。また
帯電チャージャー4、レーザー書き込み光5D、感光体
用クリーニングブレード15Aは感光体ベルト1を架設
している回動ローラ2側に設けられている。
【0017】カラー現像器6および黒現像器7は、各々
所定の位置で上記感光体ベルト1と近接あるいは接触す
る現像ローラを各々備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像あるいは接触現像法により顕像化する機能を有
する。10は中間転写体たる中間転写ベルトであり、こ
の中間転写ベルト10は回動ローラ11、12の間に架
設されており、回動ローラ12、13の駆動により反時
計回りに搬送される。感光体ベルト1と中間転写ベルト
10は回動ローラ3の部位で接触しており、感光体ベル
ト1上の第一回目の顕像が、中間転写ベルト内に設けら
れたバイアスブラシ13により中間転写べルト10上に
転写され、そして同じプロセスを反復することにより、
第二回目の顕像、第三回目の顕像、第四回目の顕像が中
間転写ベルト10上にそれぞれ重ねられて位置ズレを生
じないように転写される。中間転写ベルト10の回動ロ
ーラ11上部には、中間転写ベルト10に接離するよう
に二次転写部材たる転写ローラ14が設けられている。
所定の位置で上記感光体ベルト1と近接あるいは接触す
る現像ローラを各々備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像あるいは接触現像法により顕像化する機能を有
する。10は中間転写体たる中間転写ベルトであり、こ
の中間転写ベルト10は回動ローラ11、12の間に架
設されており、回動ローラ12、13の駆動により反時
計回りに搬送される。感光体ベルト1と中間転写ベルト
10は回動ローラ3の部位で接触しており、感光体ベル
ト1上の第一回目の顕像が、中間転写ベルト内に設けら
れたバイアスブラシ13により中間転写べルト10上に
転写され、そして同じプロセスを反復することにより、
第二回目の顕像、第三回目の顕像、第四回目の顕像が中
間転写ベルト10上にそれぞれ重ねられて位置ズレを生
じないように転写される。中間転写ベルト10の回動ロ
ーラ11上部には、中間転写ベルト10に接離するよう
に二次転写部材たる転写ローラ14が設けられている。
【0018】図中15は感光体ベルト1のクリーニング
ブレード15Aを含む廃棄トナー回収容器、16は中間
転写ベルト10のクリーニング装置で、クリーニング装
置16のブレード16Aは画像形成中には中間転写ベル
ト10の表面より離間した位置に保たれ、画像二次転写
後のクリーニング時のみ図示のように中間転写ベルト1
0の表面に圧接される。
ブレード15Aを含む廃棄トナー回収容器、16は中間
転写ベルト10のクリーニング装置で、クリーニング装
置16のブレード16Aは画像形成中には中間転写ベル
ト10の表面より離間した位置に保たれ、画像二次転写
後のクリーニング時のみ図示のように中間転写ベルト1
0の表面に圧接される。
【0019】図2はカラー及び黒現像器6、7の内部構
成を示し、図3はカラー現像器6の斜視図である。この
回転型カラー現像器6には回転体であるケーシング21
が回転中心Oを中心に回転自在に設けられており、ケー
シング21は図示senu駆動機構の駆動により図中時
計方向に回転できるようになっている。また、ケーシン
グ21はイエロー、マゼンタ、シアンの現像ユニット2
2(−Y、M、C)を一体に保持している。各色の現像
ユニット22(−Y、M、C)は同一形態及び同一動作
を取る。現像ユニット22は感光体ベルト1の斜め下方
に配置され、感光体ベルト1に形成される静電潜像に非
磁性一成分現像剤としてのトナーを供給する。
成を示し、図3はカラー現像器6の斜視図である。この
回転型カラー現像器6には回転体であるケーシング21
が回転中心Oを中心に回転自在に設けられており、ケー
シング21は図示senu駆動機構の駆動により図中時
計方向に回転できるようになっている。また、ケーシン
グ21はイエロー、マゼンタ、シアンの現像ユニット2
2(−Y、M、C)を一体に保持している。各色の現像
ユニット22(−Y、M、C)は同一形態及び同一動作
を取る。現像ユニット22は感光体ベルト1の斜め下方
に配置され、感光体ベルト1に形成される静電潜像に非
磁性一成分現像剤としてのトナーを供給する。
【0020】現像位置では、現像ローラ23が感光体ベ
ルト1と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方
向と同方向に回転するように、感光体ベルト1に対向し
て配設される。また現像ローラ23下方には、発泡ポリ
ウレタン等の弾性体からなる供給ローラ25が摺擦部に
おいて現像ローラ28と摺擦し、且つ現像ローラ23と
同方向に所定の線速比をもって回転するように設けられ
ている。供給ローラ25の回転方向下流側にステンレス
等のバネ性を有する薄板からなる現像ブレード26が、
その一端が現像ローラ23に接するように設けられてい
る。
ルト1と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方
向と同方向に回転するように、感光体ベルト1に対向し
て配設される。また現像ローラ23下方には、発泡ポリ
ウレタン等の弾性体からなる供給ローラ25が摺擦部に
おいて現像ローラ28と摺擦し、且つ現像ローラ23と
同方向に所定の線速比をもって回転するように設けられ
ている。供給ローラ25の回転方向下流側にステンレス
等のバネ性を有する薄板からなる現像ブレード26が、
その一端が現像ローラ23に接するように設けられてい
る。
【0021】図3に示すように、現像器6の手前側には
トナー収容部29が設けられており、スクリュー状の第
一のトナー搬送部材27は、トナー収容部29からカラ
ー現像器6の後方の現像ユニット22側板に至るまで現
像ローラ23及び供給ローラ25と並行して配設され、
図の手前から後側に向けてトナーを搬送するようになっ
ている。そして現像ローラ23及び供給ローラ25と連
動するとともに、それらと所定の線速比をもって回転す
る。現像ユニット仕切り板24は、その一部が供給ロー
ラ25に接するように配設されており、現像ローラ2
3、供給ローラ25等により、第一のトナー搬送部材2
7を取り巻くトナー搬送スペースが形成される。供給ロ
ーラ25上に供給されたトナーは供給ローラ25により
現像ローラ23表面に供給されて帯電し、現像ローラ2
3表面に担持される。現像ローラ23表面に担持された
トナーは現像ブレード26により薄層化され、感光体ベ
ルト1表面に形成された静電潜像を現像する。
トナー収容部29が設けられており、スクリュー状の第
一のトナー搬送部材27は、トナー収容部29からカラ
ー現像器6の後方の現像ユニット22側板に至るまで現
像ローラ23及び供給ローラ25と並行して配設され、
図の手前から後側に向けてトナーを搬送するようになっ
ている。そして現像ローラ23及び供給ローラ25と連
動するとともに、それらと所定の線速比をもって回転す
る。現像ユニット仕切り板24は、その一部が供給ロー
ラ25に接するように配設されており、現像ローラ2
3、供給ローラ25等により、第一のトナー搬送部材2
7を取り巻くトナー搬送スペースが形成される。供給ロ
ーラ25上に供給されたトナーは供給ローラ25により
現像ローラ23表面に供給されて帯電し、現像ローラ2
3表面に担持される。現像ローラ23表面に担持された
トナーは現像ブレード26により薄層化され、感光体ベ
ルト1表面に形成された静電潜像を現像する。
【0022】ところで、上記現像工程で使用されなかっ
たトナーは、第一のトナー搬送部材27によりトナー収
容部29対向する側の現像器6の後端部に搬送され、現
像ローラ23及び供給ローラ25の軸方向有効径部外側
に設けられたトナー循環部に到達し、トナーは重力によ
り現像ユニット22下部に落下する。現像ユニット22
下部には、やはりスクリュー状の第二のトナー搬送部材
28が現像ローラ23、供給ローラ25および第一のト
ナー搬送部材27と並行して配設され、第一のトナー搬
送部材27とは逆方向にトナーを搬送するように回転し
て、記現像工程で使用されなかったトナーをトナー収容
部29に搬送する。第一のトナー搬送部27および第二
のトナー搬送部材28のトナー搬送量を適切に設定する
ことで、現像ユニット22内のトナー量検知や複雑なト
ナー供給量制御を行うことなく供給ローラ25上にトナ
ーを供給でき、レイアウト自由度が大きく、感光体ベル
ト1に対する断面占有率の小さな小型カラー現像器6と
なっている。なお図3のトナーカートリッジ30はトナ
ー収容部29に対して着脱自在になっていて、トナー補
給時にトナーカートリッジ30を交換するようになって
いる。
たトナーは、第一のトナー搬送部材27によりトナー収
容部29対向する側の現像器6の後端部に搬送され、現
像ローラ23及び供給ローラ25の軸方向有効径部外側
に設けられたトナー循環部に到達し、トナーは重力によ
り現像ユニット22下部に落下する。現像ユニット22
下部には、やはりスクリュー状の第二のトナー搬送部材
28が現像ローラ23、供給ローラ25および第一のト
ナー搬送部材27と並行して配設され、第一のトナー搬
送部材27とは逆方向にトナーを搬送するように回転し
て、記現像工程で使用されなかったトナーをトナー収容
部29に搬送する。第一のトナー搬送部27および第二
のトナー搬送部材28のトナー搬送量を適切に設定する
ことで、現像ユニット22内のトナー量検知や複雑なト
ナー供給量制御を行うことなく供給ローラ25上にトナ
ーを供給でき、レイアウト自由度が大きく、感光体ベル
ト1に対する断面占有率の小さな小型カラー現像器6と
なっている。なお図3のトナーカートリッジ30はトナ
ー収容部29に対して着脱自在になっていて、トナー補
給時にトナーカートリッジ30を交換するようになって
いる。
【0023】黒現像器6は現像容器41内に黒のトナー
を内包したタイプの現像器で、トナーエンド時が現像器
の寿命交換とする、いわゆる現像カートリッジとして一
体的に形成された現像器である。カラー現像器7の現像
ユニット22と同様に現像ローラ23が感光体ベルト1
と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方向と同
方向に回転するように、感光体ベルト1に対向して配設
される。また現像ローラ23上方には、発泡ポリウレタ
ン等の弾性体からなる供給ローラ25が摺擦部において
現像ローラ23と摺擦し、且つ現像ローラ23と同方向
に、所定の線速比をもって回転するように設けられ、さ
らにステンレス等のバネ性を有する薄板からなる現像ブ
レード26がその一端が現像ローラ23に接するように
設けられている。現像容器41内には、現像ブレード2
6近傍のトナーを撹拌する複数の羽根状部を有するパド
ル42が設けられ、また、供給ローラ25及び現像ロー
ラ23側にトナーを搬送、撹拌する第一のアジテータ4
3と第二のアジテータ44が設けられている。
を内包したタイプの現像器で、トナーエンド時が現像器
の寿命交換とする、いわゆる現像カートリッジとして一
体的に形成された現像器である。カラー現像器7の現像
ユニット22と同様に現像ローラ23が感光体ベルト1
と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方向と同
方向に回転するように、感光体ベルト1に対向して配設
される。また現像ローラ23上方には、発泡ポリウレタ
ン等の弾性体からなる供給ローラ25が摺擦部において
現像ローラ23と摺擦し、且つ現像ローラ23と同方向
に、所定の線速比をもって回転するように設けられ、さ
らにステンレス等のバネ性を有する薄板からなる現像ブ
レード26がその一端が現像ローラ23に接するように
設けられている。現像容器41内には、現像ブレード2
6近傍のトナーを撹拌する複数の羽根状部を有するパド
ル42が設けられ、また、供給ローラ25及び現像ロー
ラ23側にトナーを搬送、撹拌する第一のアジテータ4
3と第二のアジテータ44が設けられている。
【0024】プロセスカートリッジ31としては、感光
体ベルト1、帯電チャージャー4、中間転写ベルト1
0、クリーニング装置16、レジストローラ20Bを一
体の構成とし、廃棄トナー回収容器15は、プロセスカ
ートリッジ31に対して交換可能に組み込まれている。
プロセスカートリッジ31のケース外装部分のレジスト
ローラ20Bの面は搬送ガイドとしての機能も備えてい
る。
体ベルト1、帯電チャージャー4、中間転写ベルト1
0、クリーニング装置16、レジストローラ20Bを一
体の構成とし、廃棄トナー回収容器15は、プロセスカ
ートリッジ31に対して交換可能に組み込まれている。
プロセスカートリッジ31のケース外装部分のレジスト
ローラ20Bの面は搬送ガイドとしての機能も備えてい
る。
【0025】ここで、中間転写ベルト10上よりクリー
ニングブレード16Aにて掻き取られた廃棄トナーは、
クリーニング装置16内に設けられたオーガ16Bによ
って断面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリ
ッジ31手前側面に設けられた図示せぬ搬送部材により
廃棄トナー回収容器15へ搬送され、取りまとめられ
る。これにより、プロセスカートリッジ31を交換せず
に廃棄トナーは回収可能となるので、プロセスカートリ
ッジの長寿命化が図れる。
ニングブレード16Aにて掻き取られた廃棄トナーは、
クリーニング装置16内に設けられたオーガ16Bによ
って断面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリ
ッジ31手前側面に設けられた図示せぬ搬送部材により
廃棄トナー回収容器15へ搬送され、取りまとめられ
る。これにより、プロセスカートリッジ31を交換せず
に廃棄トナーは回収可能となるので、プロセスカートリ
ッジの長寿命化が図れる。
【0026】上述したカラー画像形成装置による画像形
成のプロセスは次のように行われる。まず多色像の形成
は、以下に述べる像形成システムに従って遂行される。
即ち、オリジナル画像を撮像素子が走査するカラー画像
データ入力部で得られたデータを画像データ処理部で演
算処理して画像データを作成し、これは一旦画像メモリ
ー格納される。次いで該画像メモリーは、記録時とりだ
されて記録部である例えば図1の装置で示したカラー画
像形成装置へと入力される。即ち上記プリンタとは別体
の画像読み取り装置から出力される色信号が上記レーザ
ー書き込み系ユニット5に入力されると、レーザー書き
込み系5においては半導体レーザー(図示せず)で発生
されたレーザービームは駆動モータ5Aにより回転され
るポリゴンミラー5Bにより回転走査され、fθレンズ
5Cを経てミラーにより光路を曲げられて、予め帯電手
段たる帯電チャージャー4によって一様に帯電された感
光体ベルト1の円周上に露光され、静電潜像が形成され
る。
成のプロセスは次のように行われる。まず多色像の形成
は、以下に述べる像形成システムに従って遂行される。
即ち、オリジナル画像を撮像素子が走査するカラー画像
データ入力部で得られたデータを画像データ処理部で演
算処理して画像データを作成し、これは一旦画像メモリ
ー格納される。次いで該画像メモリーは、記録時とりだ
されて記録部である例えば図1の装置で示したカラー画
像形成装置へと入力される。即ち上記プリンタとは別体
の画像読み取り装置から出力される色信号が上記レーザ
ー書き込み系ユニット5に入力されると、レーザー書き
込み系5においては半導体レーザー(図示せず)で発生
されたレーザービームは駆動モータ5Aにより回転され
るポリゴンミラー5Bにより回転走査され、fθレンズ
5Cを経てミラーにより光路を曲げられて、予め帯電手
段たる帯電チャージャー4によって一様に帯電された感
光体ベルト1の円周上に露光され、静電潜像が形成され
る。
【0027】ここで、露光する画像パターンは所望のフ
ルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒に色分
解したときの単色の画像パターンである。形成されたカ
ラー3色の静電潜像は回転型カラー現像器6の回転動作
によりイエロー、マゼンタ、シアンの現像ユニットを逐
次感光体ベルト1に対向し現像され、顕色化され単色化
されて単色画像が形成され、黒の静電潜像は黒の現像器
7で現像され、顕色化され単色化されて単色画像が形成
される。感光体ベルト1上に形成された単色画像は、感
光体ベルト1に接触しながら反時計回りに回転する中間
転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。中間
転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、マゼン
タ、シアン、黒の画像は、給紙カセット17から給紙ロ
ーラ18、搬送ローラ19、レジストローラ20を経て
転写部へ搬送された転写紙に転写ローラ14により転写
される。転写終了後、転写紙は定着装置50により定着
されてフルカラー画像が完成する。
ルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒に色分
解したときの単色の画像パターンである。形成されたカ
ラー3色の静電潜像は回転型カラー現像器6の回転動作
によりイエロー、マゼンタ、シアンの現像ユニットを逐
次感光体ベルト1に対向し現像され、顕色化され単色化
されて単色画像が形成され、黒の静電潜像は黒の現像器
7で現像され、顕色化され単色化されて単色画像が形成
される。感光体ベルト1上に形成された単色画像は、感
光体ベルト1に接触しながら反時計回りに回転する中間
転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写される。中間
転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、マゼン
タ、シアン、黒の画像は、給紙カセット17から給紙ロ
ーラ18、搬送ローラ19、レジストローラ20を経て
転写部へ搬送された転写紙に転写ローラ14により転写
される。転写終了後、転写紙は定着装置50により定着
されてフルカラー画像が完成する。
【0028】次に装置本体の構成について図1、4に基
づいて説明する。装置本体構造としては、不動部筐体た
る本体フレーム9部と転写紙搬送経路が開放可能な前部
筐体たる前フレーム8によって構成され、本体フレーム
9の下部には給紙カセット17を配置し、中央部に各現
像器、プロセスカートリッジを交換可能に配置し、さら
にその上方に、定着装置50を配置し、排紙スタック部
が形成されている。
づいて説明する。装置本体構造としては、不動部筐体た
る本体フレーム9部と転写紙搬送経路が開放可能な前部
筐体たる前フレーム8によって構成され、本体フレーム
9の下部には給紙カセット17を配置し、中央部に各現
像器、プロセスカートリッジを交換可能に配置し、さら
にその上方に、定着装置50を配置し、排紙スタック部
が形成されている。
【0029】前フレーム8は、回転支点となる本体フレ
ーム9に設けられた回転支持軸9Aを中心に回動可能と
なるように支持されており、画像形成出力時は図1に示
すように本体フレーム9に保持されている。ジャム処理
時は保持を解除することで、時計廻り方向へ開放可能と
なり、テンションスプリングなどの動力で開放状態を維
持することができる。前フレーム8には搬送路の一部と
なるレジストローラ20A、転写ローラ14等が保持さ
れている。これにより前フレーム8の開放時には、図4
に示すように搬送経路が開放され、用紙ジャム処理が行
われる。この時作像系のユニットを動作させずに、ジャ
ム処理のみが可能となるので、トナー落ちなどの不具合
もない。
ーム9に設けられた回転支持軸9Aを中心に回動可能と
なるように支持されており、画像形成出力時は図1に示
すように本体フレーム9に保持されている。ジャム処理
時は保持を解除することで、時計廻り方向へ開放可能と
なり、テンションスプリングなどの動力で開放状態を維
持することができる。前フレーム8には搬送路の一部と
なるレジストローラ20A、転写ローラ14等が保持さ
れている。これにより前フレーム8の開放時には、図4
に示すように搬送経路が開放され、用紙ジャム処理が行
われる。この時作像系のユニットを動作させずに、ジャ
ム処理のみが可能となるので、トナー落ちなどの不具合
もない。
【0030】さらに本体フレーム9には、プロセスカー
トリッジ31を後述する構成で保持し、回転支点となる
本体フレーム9に設けられた回転支持軸9Bを中心に回
動可能となるように支持された中間フレーム40が図5
に示すように左右に設けられている。中間フレーム40
は、通常時(プロセスカートリッジ、各現像器の交換時
以外)は本体フレーム9に保持されていて、保持を解除
することで、時計廻り方向へ開放可能となる。
トリッジ31を後述する構成で保持し、回転支点となる
本体フレーム9に設けられた回転支持軸9Bを中心に回
動可能となるように支持された中間フレーム40が図5
に示すように左右に設けられている。中間フレーム40
は、通常時(プロセスカートリッジ、各現像器の交換時
以外)は本体フレーム9に保持されていて、保持を解除
することで、時計廻り方向へ開放可能となる。
【0031】図6はプロセスカートリッジ31の着脱位
置、図7はプロセスカートリッジ31の着脱状態を示
す。プロセスカートリッジ31の両側面には着脱操作方
向と平行となるためのレール状の突起32が設けられ、
これに対応して中間フレーム40には同様に着脱操作方
向と平行となるためのレール状の溝40Aが設けられて
いる。このため、装着時は中間フレーム40にプロセス
カートリッジ31が保持される。また、中間フレーム4
0を図6の位置で支持固定した状態で、プロセスカート
リッジ31を矢印方向に操作すれば、プロセスカートリ
ッジ31は中間フレーム40より容易に着脱可能とな
る。特にプロセスカートリッジ31の先方に取っ手33
を設けてあるとさらに操作性が増す。また溝40Aの形
状は、プロセスカートリッジ31挿入側をラッパ状に開
放してあれば、多少のズレは問題なく装着できる。
置、図7はプロセスカートリッジ31の着脱状態を示
す。プロセスカートリッジ31の両側面には着脱操作方
向と平行となるためのレール状の突起32が設けられ、
これに対応して中間フレーム40には同様に着脱操作方
向と平行となるためのレール状の溝40Aが設けられて
いる。このため、装着時は中間フレーム40にプロセス
カートリッジ31が保持される。また、中間フレーム4
0を図6の位置で支持固定した状態で、プロセスカート
リッジ31を矢印方向に操作すれば、プロセスカートリ
ッジ31は中間フレーム40より容易に着脱可能とな
る。特にプロセスカートリッジ31の先方に取っ手33
を設けてあるとさらに操作性が増す。また溝40Aの形
状は、プロセスカートリッジ31挿入側をラッパ状に開
放してあれば、多少のズレは問題なく装着できる。
【0032】ここでプロセスカートリッジ31の操作方
向は、中間転写ベルト10の2本のローラに張架された
方向で、且つ感光体ベルト1の張架されたベルト面が中
間転写ベルト面に対して略平行となるよう配置してある
ので、現像から転写間のスペースを狭くでき、装置本体
の断面をも小さくできる。
向は、中間転写ベルト10の2本のローラに張架された
方向で、且つ感光体ベルト1の張架されたベルト面が中
間転写ベルト面に対して略平行となるよう配置してある
ので、現像から転写間のスペースを狭くでき、装置本体
の断面をも小さくできる。
【0033】中間フレーム40はプロセスカートリッジ
31の着脱位置に対してさらに開放可能であり、図8に
示すように前フレームの開放位置と同じ位置まで達す
る。この位置でプロセスカートリッジを装着したまま中
間フレーム40を支持固定させることで、プロセスカー
トリッジを一旦装置本体外に退かせることなく、プロセ
スカートリッジの奥側に配置された各現像器6、7部が
大きく開放されるので、各現像器6、7の着脱操作性は
良好なものとなる。
31の着脱位置に対してさらに開放可能であり、図8に
示すように前フレームの開放位置と同じ位置まで達す
る。この位置でプロセスカートリッジを装着したまま中
間フレーム40を支持固定させることで、プロセスカー
トリッジを一旦装置本体外に退かせることなく、プロセ
スカートリッジの奥側に配置された各現像器6、7部が
大きく開放されるので、各現像器6、7の着脱操作性は
良好なものとなる。
【0034】ここで、中間フレーム40を2段階に支持
固定する機構の一例として図7に示すように、中間フレ
ーム40の回転支点下側には溝が2箇所設けてあり、板
バネ34が図中の矢印方向に一定のバネ力で揺動するよ
う本体フレームに組み込まれている。板バネ34の揺動
先端部34Aは、中間フレーム40が回転されて溝40
B、Cに対応し、入り込むことで、中間フレーム40を
2段階にラッチ、支持固定する。このとき、プロセスカ
ートリッジ31の着脱回転方向の位置をプロセスカート
リッジの重心位置Gが中間フレーム40の回転中心位置
の略鉛直線上になるような位置で支持固定し、着脱移動
方向を略鉛直線上にさせるよう取っ手位置を合わせるこ
とで、プロセスカートリッジを支持固定させるための板
バネ34のバネ力が微小ですみ、中間フレーム40の回
動操作時の安定感がでて、かつプロセスカートリッジが
重力的に不安定な状態に陥ることなく操作できる。ま
た、中間フレーム40の第二の支持固定位置では前フレ
ームの一部利用して回転止めのストッパー部材として使
用するならば、中間フレーム40の溝40Cはなくすこ
とも出来る。
固定する機構の一例として図7に示すように、中間フレ
ーム40の回転支点下側には溝が2箇所設けてあり、板
バネ34が図中の矢印方向に一定のバネ力で揺動するよ
う本体フレームに組み込まれている。板バネ34の揺動
先端部34Aは、中間フレーム40が回転されて溝40
B、Cに対応し、入り込むことで、中間フレーム40を
2段階にラッチ、支持固定する。このとき、プロセスカ
ートリッジ31の着脱回転方向の位置をプロセスカート
リッジの重心位置Gが中間フレーム40の回転中心位置
の略鉛直線上になるような位置で支持固定し、着脱移動
方向を略鉛直線上にさせるよう取っ手位置を合わせるこ
とで、プロセスカートリッジを支持固定させるための板
バネ34のバネ力が微小ですみ、中間フレーム40の回
動操作時の安定感がでて、かつプロセスカートリッジが
重力的に不安定な状態に陥ることなく操作できる。ま
た、中間フレーム40の第二の支持固定位置では前フレ
ームの一部利用して回転止めのストッパー部材として使
用するならば、中間フレーム40の溝40Cはなくすこ
とも出来る。
【0035】中間フレーム40が第二の支持固定位置つ
まり、現像器の交換位置にいる状態では、帯電チャージ
ャー4がプロセスカートリッジの回転により開口部分に
現れるようになる。ここで、図9のごとくあらかじめ帯
電有効幅より外に配置された帯電清掃部材たる帯電クリ
ーナー45を摘み、横方向へ移動操作することで帯電チ
ャージャー4の清掃が可能となる。帯電クリーナー45
は帯電チャージャー4より分離可能にして、装置本体内
に保管しておき、清掃時に取り付ける構成にしても良
い。また同様に、中間フレーム40が第二の支持固定位
置では、廃棄トナー回収容器15もプロセスカートリッ
ジの回転により開口部分に現れるようになる。ここで、
図9に示すように廃棄トナー回収容器15を矢印方向に
着脱させることが可能となり、特にこの時、クリーニン
グブレード15A部の開口部が上面になるのでトナー落
ちなどの不具合もない。
まり、現像器の交換位置にいる状態では、帯電チャージ
ャー4がプロセスカートリッジの回転により開口部分に
現れるようになる。ここで、図9のごとくあらかじめ帯
電有効幅より外に配置された帯電清掃部材たる帯電クリ
ーナー45を摘み、横方向へ移動操作することで帯電チ
ャージャー4の清掃が可能となる。帯電クリーナー45
は帯電チャージャー4より分離可能にして、装置本体内
に保管しておき、清掃時に取り付ける構成にしても良
い。また同様に、中間フレーム40が第二の支持固定位
置では、廃棄トナー回収容器15もプロセスカートリッ
ジの回転により開口部分に現れるようになる。ここで、
図9に示すように廃棄トナー回収容器15を矢印方向に
着脱させることが可能となり、特にこの時、クリーニン
グブレード15A部の開口部が上面になるのでトナー落
ちなどの不具合もない。
【0036】
【発明の効果】請求項1に係るカラー画像形成装置は以
上説明してきたように、装置本体が不動部筐体に対して
下側を中心に転写紙搬送経路が開放可能な前部筐体とを
有し、不動部筐体には複数の現像ユニットが設置され、
プロセスカートリッジが前部筐体の開放方向と同一方向
に回動可能となるプロセスカートリッジの保持回動部材
を不動部筐体に設けたので、給紙部から排紙部へ至る搬
送経路が短くできて搬送品質の安定化が図れ、ジャム処
理のための転写紙搬送経路の開放が装置本体の前面部に
あって開放の支点が下側にあるので、ジャム処理操作が
分かりやすく、開放された前カバーの落下など心配せず
安心して操作でき、また作像系のユニットを動作させず
にジャム処理のみが可能となるので、トナー落ちなどの
不具合もなく、ユニット交換時はプロセスカートリッジ
の保持部材を回動させることでプロセスカートリッジが
着脱可能となり、かつ現像ユニットなどその他のユニッ
ト交換時もプロセスカートリッジを一旦装置本体外に退
かすことなく交換可能となり、よってユニット交換及び
ジャム処理の操作方向を統一でき、両方の操作性向上が
図れるという多くの効果がある。
上説明してきたように、装置本体が不動部筐体に対して
下側を中心に転写紙搬送経路が開放可能な前部筐体とを
有し、不動部筐体には複数の現像ユニットが設置され、
プロセスカートリッジが前部筐体の開放方向と同一方向
に回動可能となるプロセスカートリッジの保持回動部材
を不動部筐体に設けたので、給紙部から排紙部へ至る搬
送経路が短くできて搬送品質の安定化が図れ、ジャム処
理のための転写紙搬送経路の開放が装置本体の前面部に
あって開放の支点が下側にあるので、ジャム処理操作が
分かりやすく、開放された前カバーの落下など心配せず
安心して操作でき、また作像系のユニットを動作させず
にジャム処理のみが可能となるので、トナー落ちなどの
不具合もなく、ユニット交換時はプロセスカートリッジ
の保持部材を回動させることでプロセスカートリッジが
着脱可能となり、かつ現像ユニットなどその他のユニッ
ト交換時もプロセスカートリッジを一旦装置本体外に退
かすことなく交換可能となり、よってユニット交換及び
ジャム処理の操作方向を統一でき、両方の操作性向上が
図れるという多くの効果がある。
【0037】請求項2に係るカラー画像形成装置は、少
なくともプロセスカートリッジの着脱位置と他のユニッ
ト着脱位置の2段階にプロセスカートリッジの回動保持
部材を支持固定させたので、請求項1のカラー画像形成
装置と共通の効果に加え、第一の支持位置では、プロセ
スカートリッジを上側に持ち上げやすく入れやすいよう
な位置に設定し、第二の支持位置では、プロセスカート
リッジの奥側に配置された現像ユニットなどが大きく開
放される位置に設定することで、各ユニットの着脱操作
性は良好なものとなるという効果がある。
なくともプロセスカートリッジの着脱位置と他のユニッ
ト着脱位置の2段階にプロセスカートリッジの回動保持
部材を支持固定させたので、請求項1のカラー画像形成
装置と共通の効果に加え、第一の支持位置では、プロセ
スカートリッジを上側に持ち上げやすく入れやすいよう
な位置に設定し、第二の支持位置では、プロセスカート
リッジの奥側に配置された現像ユニットなどが大きく開
放される位置に設定することで、各ユニットの着脱操作
性は良好なものとなるという効果がある。
【0038】請求項3に係るカラー画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジの着脱位置をプロセスカートリッジ
の重心位置が保持部材回転中心位置の略鉛直線上になる
ような位置にしたので、請求項2のカラー画像形成装置
と共通の効果に加え、プロセスカートリッジの着脱位置
にプロセスカートリッジを支持固定させるための力が微
小ですみ、保持部材の回動操作時の安定感がでるという
効果がある。
ロセスカートリッジの着脱位置をプロセスカートリッジ
の重心位置が保持部材回転中心位置の略鉛直線上になる
ような位置にしたので、請求項2のカラー画像形成装置
と共通の効果に加え、プロセスカートリッジの着脱位置
にプロセスカートリッジを支持固定させるための力が微
小ですみ、保持部材の回動操作時の安定感がでるという
効果がある。
【0039】請求項4に係るカラー画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジの取っ手と重心が同一鉛直線の操作
方向にあるようにしたので、請求項3のカラー画像形成
装置と共通の効果に加え、プロセスカートリッジが重力
的に不安定な状態に陥ることなく操作が可能となるとい
う効果がある。
ロセスカートリッジの取っ手と重心が同一鉛直線の操作
方向にあるようにしたので、請求項3のカラー画像形成
装置と共通の効果に加え、プロセスカートリッジが重力
的に不安定な状態に陥ることなく操作が可能となるとい
う効果がある。
【0040】請求項5に係るカラー画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジに転写紙搬送用ローラを設け、搬送
用ガイド部材をプロセスカートリッジの外装部材が兼ね
るようにしたので、請求項1のカラー画像形成装置と共
通の効果に加え、前部筐体を開放しジャム処理を行うと
きには搬送ローラ対が分かれてジャム処理が容易に行
え、かつプロセスカートリッジの外装部材が搬送用ガイ
ド部材も兼ねているので搬送機構を複雑にすることなく
構成できるという効果がある。
ロセスカートリッジに転写紙搬送用ローラを設け、搬送
用ガイド部材をプロセスカートリッジの外装部材が兼ね
るようにしたので、請求項1のカラー画像形成装置と共
通の効果に加え、前部筐体を開放しジャム処理を行うと
きには搬送ローラ対が分かれてジャム処理が容易に行
え、かつプロセスカートリッジの外装部材が搬送用ガイ
ド部材も兼ねているので搬送機構を複雑にすることなく
構成できるという効果がある。
【0041】請求項6に係るカラー画像形成装置は、プ
ロセスカートリッジが帯電部材を一体に構成しているも
のであり、他のユニット着脱位置におけるプロセスカー
トリッジの支持位置において帯電部材の清掃動作が可能
となるようにし、他のユニット着脱位置で帯電部材の清
掃動作が可能となるので、請求項2のカラー画像形成装
置と共通の効果に加え、定期的な清掃作業をプロセスカ
ートリッジの寿命よりは短く交換頻度の多い他のユニッ
ト交換時に合わせてユーザーに作業指示することがで
き、そのため帯電部材の汚れによる異常画像を未然に防
止できるという効果がある。
ロセスカートリッジが帯電部材を一体に構成しているも
のであり、他のユニット着脱位置におけるプロセスカー
トリッジの支持位置において帯電部材の清掃動作が可能
となるようにし、他のユニット着脱位置で帯電部材の清
掃動作が可能となるので、請求項2のカラー画像形成装
置と共通の効果に加え、定期的な清掃作業をプロセスカ
ートリッジの寿命よりは短く交換頻度の多い他のユニッ
ト交換時に合わせてユーザーに作業指示することがで
き、そのため帯電部材の汚れによる異常画像を未然に防
止できるという効果がある。
【0042】請求項7に係るカラー画像形成装置は、少
なくとも像担持体のクリーニング工程で回収される廃棄
トナーを収容する回収容器をプロセスカートリッジに交
換可能に設け、他のユニット着脱位置におけるプロセス
カートリッジの支持位置において廃棄トナー回収容器の
着脱動作が可能となるようにしたので、請求項2のカラ
ー画像形成装置と共通の効果に加え、廃棄トナーの回収
量満杯によるプロセスカートリッジの寿命低下が防止で
き、また他のユニット着脱位置で廃棄トナー回収容器の
着脱動作が可能となるので、他のユニット交換に合わせ
て廃棄トナー回収容器の交換をユーザーに作業指示させ
ることで、廃棄トナーの満杯検知センサーをなくすこと
ができ、コストダウンが図れるという効果がある。
なくとも像担持体のクリーニング工程で回収される廃棄
トナーを収容する回収容器をプロセスカートリッジに交
換可能に設け、他のユニット着脱位置におけるプロセス
カートリッジの支持位置において廃棄トナー回収容器の
着脱動作が可能となるようにしたので、請求項2のカラ
ー画像形成装置と共通の効果に加え、廃棄トナーの回収
量満杯によるプロセスカートリッジの寿命低下が防止で
き、また他のユニット着脱位置で廃棄トナー回収容器の
着脱動作が可能となるので、他のユニット交換に合わせ
て廃棄トナー回収容器の交換をユーザーに作業指示させ
ることで、廃棄トナーの満杯検知センサーをなくすこと
ができ、コストダウンが図れるという効果がある。
【図1】本発明のカラー画像形成装置の一実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1のカラー画像形成装置のカラー及び黒現像
器の内部構成を示す断面図である。
器の内部構成を示す断面図である。
【図3】図1のカラー画像形成装置のカラー現像器の斜
視図である。
視図である。
【図4】図1のカラー画像形成装置の前フレームをあけ
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
【図5】プロセスカートリッジと、その支持用の中間フ
レームの斜視図である。
レームの斜視図である。
【図6】プロセスカートリッジの着脱位置を示す断面図
である。
である。
【図7】プロセスカートリッジの着脱状態を示す側面図
である。
である。
【図8】中間フレームの開放状態の断面図である。
【図9】廃棄トナー回収容器の着脱状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 感光体ベルト 2、3 回動ローラ 4 帯電チャージャー 5 レーザー書き込み系ユニット 6 カラー現像器 7 黒現像器 8 前フレーム 9 本体フレーム 10 中間転写ベルト 11、12 回動ローラ 13 バイアスブラシ 14 転写ローラ 15 廃棄トナー回収容器 16 中間転写ベルト用クリーニング装置 17 給紙カセット 18 給紙ローラ 19 搬送ローラ 20 レジストローラ 21 ケーシング 22 カラー現像ユニット 23 現像ローラ 24 仕切り板 25 供給ローラ 26 現像ブレード 27 第一トナー搬送部材 28 第二トナー搬送部材 29 トナー収容部 30 カラートナーカートリッジ 31 プロセスカートリッジ 32 レール突起 33 取っ手 34 板バネ 40 中間フレーム 41 現像容器 42 パドル 43 第一アジテータ 44 第二アジテータ 45 帯電クリーナー 50 定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10 G03G 21/00 326 (72)発明者 木村 則幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (7)
- 【請求項1】 装置本体内に複数の現像ユニットと少な
くとも像担持体を含むプロセスカートリッジを配置し、
その下方側に給紙部を、上方側に排紙部を配置し、該給
紙部から該排紙部へ至る方向に延びる転写紙搬送経路を
設けてなるカラー画像形成装置において、上記装置本体
が、不動部筐体に対して下側を中心に転写紙搬送経路が
開放可能な前部筐体を有し、上記不動部筐体には複数の
現像ユニットを設置し、上記プロセスカートリッジを上
記前部筐体の開放方向と同一方向に回動可能とする保持
回動部材を上記不動部筐体に設けたことを特徴とするカ
ラー画像形成装置。 - 【請求項2】 上記保持回動部材の回動動作において、
少なくとも上記プロセスカートリッジの着脱位置と他の
ユニットの着脱位置の2段階に上記保持回動部材を支持
固定したことを特徴とする請求項1のカラー画像形成装
置。 - 【請求項3】 上記プロセスカートリッジの着脱位置
を、該プロセスカートリッジの重心位置がその回転中心
位置の略鉛直線上になる位置としたことを特徴とする請
求項2のカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 上記プロセスカートリッジ重心上側に、
該プロセスカートリッジの着脱用取っ手を設け、その鉛
直上方向に該プロセスカートリッジを着脱させることを
特徴とする請求項3のカラー画像形成装置。 - 【請求項5】 上記プロセスカートリッジに転写紙搬送
用ローラを設け、搬送用ガイド部材を上記プロセスカー
トリッジの外装部材が兼ねることを特徴とする請求項1
のカラー画像形成装置。 - 【請求項6】 上記プロセスカートリッジに帯電部材を
一体に設け、他のユニットの着脱位置における該プロセ
スカートリッジの支持位置において、上記帯電部材の清
掃動作が可能となるようにしたことを特徴とする請求項
2のカラー画像形成装置。 - 【請求項7】 少なくとも像担持体のクリーニング工程
で回収される廃棄トナーを収容する回収容器を上記プロ
セスカートリッジに交換可能に設け、他のユニットの着
脱位置における該プロセスカートリッジの支持位置にお
いて廃棄トナー回収容器の着脱を可能としたことを特徴
とする請求項2のカラー画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7349249A JPH09171338A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | カラー画像形成装置 |
US08/771,441 US5887228A (en) | 1995-10-16 | 1996-12-20 | Color image forming apparatus including process cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7349249A JPH09171338A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09171338A true JPH09171338A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18402496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7349249A Pending JPH09171338A (ja) | 1995-10-16 | 1995-12-20 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09171338A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11133836A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004029842A (ja) * | 2003-08-04 | 2004-01-29 | Ricoh Co Ltd | プロセスユニット及び画像形成装置 |
US7139508B2 (en) | 2004-02-02 | 2006-11-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming cartridge and image forming apparatus |
JP2009122165A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP2010078687A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP4708546B2 (ja) * | 2000-10-12 | 2011-06-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成ユニット及び画像形成装置 |
JP2014026150A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7349249A patent/JPH09171338A/ja active Pending
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