JP7126925B2 - パターン描画方法、フォトマスクの製造方法、及び表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の態様は、
所定の設計パターンデータにもとづき、フォトマスク基板上に描画を行うことによって、ホール/ドットパターンを含む転写用パターンを備えたフォトマスクとするための、パターン描画方法であって、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンのCDが目標値となるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、描画装置を用いて描画を行う描画工程と、を含み、
前記描画装置は、前記フォトマスク基板面と平行な面内において、X方向、及び前記X方向に垂直なY方向に対して、CD制御精度が異なる駆動方式によるものであり、
前記補正工程では、設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、パターン描画方法である。
(第2の態様)
本発明の第2の態様は、
前記補正工程では、被転写体上に得られるホール/ドットパターンのCDが目標値に等しくなる、前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積を求め、
前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積に基づき、前記設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、上記第1の態様に記載のパターン描画方法である。
(第3の態様)
本発明の第3の態様は、
所定の設計パターンデータにもとづき、フォトマスク基板上に描画を行うことによって、ホール/ドットパターンを含む転写用パターンを備えたフォトマスクとするための、パターン描画方法であって、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンの面積が目標値に等しくなるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、描画装置を用いて描画を行う描画工程と、を含み、
前記描画装置は、前記フォトマスク基板面と平行な面内において、X方向、及び前記X方向に垂直なY方向に対して、CD制御精度が異なる駆動方式によるものであり、
前記補正工程では、設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、パターン描画方法である。
(第4の態様)
本発明の第4の態様は、
前記補正工程は、前記被転写体上のホール/ドットパターンの目標面積を求め、
前記被転写体上のホール/ドットパターンの目標面積に基づいて、前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積を求め、
前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積に基づき、前記設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、上記第3の態様に記載のパターン描画方法である。
(第5の態様)
本発明の第5の態様は、
前記描画装置は、レーザビームを用いて描画を行なう、レーザ描画装置であることを特徴とする、上記第1~第4のいずれかの態様に記載の描画方法である。
(第6の態様)
本発明の第6の態様は、
前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、前記フォトマスクを露光する露光装置の解像限界寸法未満であることを特徴とする、上記第1~第5のいずれかの態様に記載のパターン描画方法である。
(第7の態様)
本発明の第7の態様は、
前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、3μm未満であることを特徴とする、上記第1~第5のいずれかの態様に記載のパターン描画方法である。
(第8の態様)
本発明の第8の態様は、
前記描画装置は、レーザビームが、X方向に一定の送り幅で送り出し動作をした後、Y方向に一定幅の照射動作を行い、これらの動作を交互に繰り返すことによって、フォトマスク基板上に描画を行なうことを特徴とする、上記第1~第7のいずれかの態様に記載のパターン描画方法である。
(第9の態様)
本発明の第9の態様は、
前記補正工程は、前記設計パターンデータに含まれる、ホール/ドットパターンの面積と、前記フォトマスク基板上のホール/ドットパターンの面積が等しくなるように求めたCD補正値を、前記設計パターンデータのCDに置換して、補正パターンデータを得ることを特徴とする、上記第1~第8のいずれかの態様に記載のパターン描画方法である。
(第10の態様)
本発明の第10の態様は、
前記補正工程に先立ち、前記描画装置を用いてパターン描画を行った予備マスクを得る工程と、
前記予備マスクのX-CD及びY-CDにより、前記補正値を把握する、補正値把握工程を有する、上記第1~第9のいずれかの態様に記載のパターン描画方法である。
(第11の態様)
本発明の第11の態様は、上記第1~第10のいずれかの態様に記載の描画方法を含む、フォトマスクの製造方法である。
(第12の態様)
本発明の第12の態様は、
複数のホール/ドットパターンを含む転写用パターンを備えたフォトマスクであって、
前記転写用パターンにおける複数のホール/ドットパターンは、X-CD及びY-CDが、3μm未満であり、
前記転写用パターンにおける複数のホール/ドットパターンは、互いにX-CDが異なり、かつ、互いに面積の等しい四角形状をもつ、ホール/ドットパターン群を含むことを特徴とする、フォトマスクである。
(第13の態様)
本発明の第13の態様は、
第12の態様に記載の製造方法によるフォトマスクを用意する工程と、
光学系のNAが0.08~0.20の露光装置を用いて、前記転写用パターンを被転写体上に転写することを含む、表示装置の製造方法である。
(第14の態様)
本発明の第14の態様は、
所定の設計パターンデータにもとづいて形成されたフォトマスクを露光することにより、フォトマスクの転写用パターンを被転写体上に転写することを含む、表示装置の製造方法において、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンのCDが目標値となるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、フォトマスク基板に対して描画装置を用いて描画を行う描画工程と、
前記フォトマスク基板に現像及びエッチングを施して、前記転写用パターンを備えたフォトマスクを形成する工程と、
前記フォトマスクを露光装置により露光して、被転写体上にホール/ドットパターンを形成する工程を含み、
前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、3μm未満であり、
前記補正工程では、前記設計パターンデータにおける、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、前記描画装置のCD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、表示装置の製造方法である。
(第15の態様)
本発明の第15の態様は、
前記補正工程に先立ち、前記描画装置を用いて描画を行った予備転写用パターンを備える予備マスクを得る工程と、
前記予備マスクを用いて、前記露光装置により露光して、被転写体上に形成された前記ホール/ドットパターンのCDにより、前記補正値を把握する、補正値把握工程を有する、第14の態様に記載の表示装置の製造方法である。
(第16の態様)
本発明の第16の態様は、
所定の設計パターンデータにもとづいて形成されたフォトマスクを露光することにより、フォトマスクの転写用パターンを被転写体上に転写することを含む、表示装置の製造方法において、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンの面積が目標値に等しくなるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、フォトマスク基板に対して描画装置を用いて描画を行う描画工程と、
前記フォトマスク基板に現像及びエッチングを施して、前記転写用パターンを備えたフォトマスクを形成する工程と、
前記フォトマスクを露光装置により露光して、被転写体上にホール/ドットパターンを形成する工程を含み、
前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、3μm未満であり、
前記補正工程では、前記設計パターンデータにおける、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、前記描画装置のCD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、表示装置の製造方法である。
表示装置製造用の露光装置は、解像可能なパターン(例えばホールパターン)の限界寸法が、3μm程度である場合が多いが、表示装置製造用のフォトマスクとしては、これに近い寸法、或いはこれを下回る、3μm未満のCDをもつホール/ドットパターンを要求される場合が生じている。従って、露光装置が保証しない微細CDであっても、精緻に転写する方法が求められる。
表示装置を製造するに当たり、CD(Critical Dimension、以下パターン幅の意味で使う)の小さいホールパターンやドットパターンを所望のサイズで安定して形成することが強く求められる。一方、フォトマスクを露光することによって、被転写体(表示パネル基板など)上に形成されるこれらのパターンの寸法が設計どおりにならず、変動する要因はいくつか存在する。
そこで、例えば、フォトマスク製造過程で、その描画装置に起因するCDエラーを考える。予備的に形成したフォトマスクのCD測定を行ない、このCDが、設計パターンデータによるCDと異なる場合、予め、そのCDエラーを相殺するため、設計パターンデータのCDを補正することができるはずである。例えば、フォトマスクのCD測定による結果に基づき、フォトマスク上のホールパターンのX-CD(X方向のCD)が大きすぎれば、設計パターンデータにおいて、対応するホールパターンのX-CDを減少させる補正を行ない、或いは、Y-CD(Y方向のCD)が小さすぎれば、設計パターンデータにおける、対応するY-CDを、増加させる補正を行なえばよいと考えられる。しかしながら、発明者の検討によると、こうした設計パターンデータの補正は、必ずしも満足な結果が得られない場合を生じさせた。
以下、ホールパターンを転写用パターンとしてもつフォトマスクを例として説明する。フォトマスクのもつホールパターン(ここではマスクホールパターンともいう)は、例えば、被転写体上にコンタクトホールを形成するための転写用パターンとして有用に用いられる。そして、このパターンには、昨今の高精細な表示装置のため、微細化の傾向が著しい。
R=k×(λ/NA)
係数kは、定数であり、ここでは、0.61とする。また、λは、露光に用いる光の波長である。例えば、i線、h線、g線など、複数の波長を含む光(ブロード波長光ともいう)を用いる場合には、平均値(含まれる波長の光強度を勘案した加重平均)を用いる。又は、λは、簡易的には代表波長(例えばi線)とすることができる。また、NAは、露光装置の投影光学系のマスク側の開口数である。
ところで、被転写体上に形成されるパターンCDが、面内で不均一なCDエラーを示す場合、CDエラーを生じているパターンごとに、フォトマスクを製造するためのパターンデータにおいて適切なCD補正を行い、この不都合を解消する方法が採用し得る。そこで、フォトマスクのX-CD、Y-CDを所定量変化させた場合に、被転写体上に形成される空間像(光強度分布)がどのようになるか、そして、被転写体上に転写されたパターンのCDがどのような変化を生じるかにつき、光学シミュレーションを行なって検討した。
露光装置の光学系:NA=0.08,コヒレントファクタσ=0.7
露光波長は、g線、h線、i線を含むブロード波長光とし、その強度比は、g:h:I=1:1:1である。
そして、この補正パターンデータを用いて描画を行い、得られたフォトマスクは、互いに形状が異なっていても互いに面積が等しいホール/ドットパターンの群を含む。つまり、互いにX-CDが異なり(従ってY-CDが異なり)、かつ面積の等しい四角形状のホール/ドットパターンの組合せが1組以上含まれ、これを同一面積のホール/ドットパターン群とも称する。
尚、フォトマスクの描画装置におけるCD制御は、必ずしも図3、4に記載したものに限らないが、X-CDとY-CDとの間で、その制御精度に差が生じる描画装置においては、上記と同様の考察が可能である。
R=k*λ/NA
ここでは、k値に、0.061を適用することができる。また、NAの値は、0.08以上(より具体的には、0.08~0.2)とすることができることから、3.0μm程度を解像限界寸法と考え、概略的には、3.0μm未満を、解像限界未満と扱うことができる。将来、NAの値が向上すると(例えば0.1~0.2程度になる場合など)、Rの値も変化するため、本発明を適用する対象となるホール/ドットパターンのCDは変化しうるが、本発明の手法は同様に適用できる。
また、上記必要な面積を得るために、Y-CDのみを補正すると、Y-CDの値が上記R(例えば3.0μm)を超えてしまう場合には、Y-CDをR未満とし、上記必要な面積を充足するためのCDの不足分のみを、X-CDの補正によって補ってもよい。
図8に、光学シミュレーションの結果を示す。
図8の各グラフにおいて、横軸は、フォトマスク上のX-CD変動量、縦軸は、被転写体上に形成される光学像におけるX-CD(破線)、Y-CD(実線)の変動量を表わす。
また、ホール設計値の4.0μmの正方形の面積を算出し、かつ、設計パターンデータのX-CDを変更せず(設計値X-CD=4.0μmのままで)に、かつ、予備マスクに実際に形成されたホールパターンのX-CDによって、上記面積となるようなY-CDを求め、設計パターンデータのY-CDを補正する。そして、こうして得られた補正パターンデータを用いて、フォトマスクを形成する。このフォトマスクを用いて得られた、被転写体上の光学像のX-CD、Y-CDを、図8(b)に示す。
形成した予備マスクにおける実際のX-CDをXm(act)、Y-CDをYm(act)、面積をSm(act)とし、
補正パターンデータにおけるX-CDをXm(cor)、Y-CDをYm(cor)、面積をSm(cor)とするとき、
Ym(cor)={Sm(des)/Sm(act)}*Ym(act) ・・・ (1)
とすることができる。ここで、Xm(cor)=Xm(des)である。
被転写体上に得ようとするパターンの設計にもとづいて、フォトマスクの設計パターンデータを形成し、これをもとに、転写用パターンをもつフォトマスクを形成し、露光装置を用いてこれを転写した場合に、被転写体上に得られたCDが、目標値とずれてしまう場合(ケース2の場合)を想定する。この場合も、転写用パターンにおけるX-CD、Y-CDが、露光装置の解像限界寸法未満である。
被転写体上に得ようとするパターンの目標とするX-CDをXp(tar)、Y-CDをYp(tar)、面積をSp(tar)とし、
形成した予備マスクにおける実際のX-CDをXm(act)、Y-CDをYm(act)、面積をSm(act)とし、
露光装置によって予備マスクを露光し、被転写体上に得られる転写像のX-CDをXp(act)、Y-CDをYp(act)、面積をSp(act)とし、
補正パターンデータにおけるX-CDをXm(cor)、Y-CDをYm(cor)、面積をSm(cor)とする。
Sm(cor)=Sm(act)*{Sp(tar)/Sp(act)}
Ym(cor)=Sm(cor)/Xm(act)
ここでもXm(cor)は、Xm(des)のままとする。
Claims (14)
- 所定の設計パターンデータにもとづき、フォトマスク基板上に描画を行うことによって、ホール/ドットパターンを含む転写用パターンを備えたフォトマスクとするための、パターン描画方法であって、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンのCDが目標値となるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、描画装置を用いて描画を行う描画工程と、を含み、
前記描画装置は、前記フォトマスク基板面と平行な面内において、X方向、及び前記X方向に垂直なY方向に対して、CD制御精度が異なる駆動方式によるものであり、
前記補正工程では、前記設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、パターン描画方法。 - 前記補正工程では、被転写体上に得られるホール/ドットパターンのCDが目標値に等しくなる、前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積を求め、
前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積に基づき、前記設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、請求項1に記載のパターン描画方法。 - 所定の設計パターンデータにもとづき、フォトマスク基板上に描画を行うことによって、ホール/ドットパターンを含む転写用パターンを備えたフォトマスクとするための、パターン描画方法であって、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンの面積が目標値に等しくなるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、描画装置を用いて描画を行う描画工程と、を含み、
前記描画装置は、前記フォトマスク基板面と平行な面内において、X方向、及び前記X方向に垂直なY方向に対して、CD制御精度が異なる駆動方式によるものであり、
前記補正工程では、前記設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、パターン描画方法。 - 前記補正工程は、前記被転写体上のホール/ドットパターンの目標面積を求め、
前記被転写体上のホール/ドットパターンの目標面積に基づいて、前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積を求め、
前記転写用パターンのホール/ドットパターンの目標面積に基づき、前記設計パターンデータに対し、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、CD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、請求項3に記載のパターン描画方法。 - 前記描画装置は、レーザビームを用いて描画を行なう、レーザ描画装置であることを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載のパターン描画方法。
- 前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、前記フォトマスクを露光する露光装置の解像限界寸法未満であることを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載のパターン描画方法。
- 前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、3μm未満であることを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載のパターン描画方法。
- 前記描画装置は、レーザビームが、X方向に一定の送り幅で送り出し動作をした後、Y方向に一定幅の照射動作を行い、これらの動作を交互に繰り返すことによって、フォトマスク基板上に描画を行なうことを特徴とする、請求項1~7のいずれかに記載のパターン描画方法。
- 前記補正工程は、前記設計パターンデータに含まれる、ホール/ドットパターンの面積と、前記フォトマスク基板上のホール/ドットパターンの面積が等しくなるように求めたCD補正値を、前記設計パターンデータのCDに置換して、補正パターンデータを得ることを特徴とする、請求項1~8のいずれかに記載のパターン描画方法。
- 前記補正工程に先立ち、前記描画装置を用いてパターン描画を行った予備マスクを得る工程と、
前記予備マスクのX-CD及びY-CDにより、前記補正値を把握する、補正値把握工程を有する、請求項1~9のいずれかに記載のパターン描画方法。 - 請求項1~10のいずれかに記載の描画方法を含む、フォトマスクの製造方法。
- 所定の設計パターンデータにもとづいて形成されたフォトマスクを露光することにより、フォトマスクの転写用パターンを被転写体上に転写することを含む、表示装置の製造方法において、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンのCDが目標値となるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、フォトマスク基板に対して描画装置を用いて描画を行う描画工程と、
前記フォトマスク基板に現像及びエッチングを施して、前記転写用パターンを備えたフォトマスクを形成する工程と、
前記フォトマスクを露光装置により露光して、被転写体上にホール/ドットパターンを形成する工程を含み、
前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、3μm未満であり、
前記補正工程では、前記設計パターンデータにおける、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、前記描画装置のCD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、表示装置の製造方法。 - 前記補正工程に先立ち、前記描画装置を用いて描画を行った予備転写用パターンを備える予備マスクを得る工程と、
前記予備マスクを用いて、前記露光装置により露光して、被転写体上に形成された前記ホール/ドットパターンのCDにより、前記補正値を把握する、補正値把握工程を有する、請求項12に記載の表示装置の製造方法。 - 所定の設計パターンデータにもとづいて形成されたフォトマスクを露光することにより、フォトマスクの転写用パターンを被転写体上に転写することを含む、表示装置の製造方法において、
前記フォトマスクを露光することによって被転写体上に得られるホール/ドットパターンの面積が目標値に等しくなるように、予め求めた補正値に従って、前記設計パターンデータを補正して、補正パターンデータを得る補正工程と、
前記補正パターンデータを適用し、フォトマスク基板に対して描画装置を用いて描画を行う描画工程と、
前記フォトマスク基板に現像及びエッチングを施して、前記転写用パターンを備えたフォトマスクを形成する工程と、
前記フォトマスクを露光装置により露光して、被転写体上にホール/ドットパターンを形成する工程を含み、
前記転写用パターンにおけるホール/ドットパターンのX-CD及びY-CDは、3μm未満であり、
前記補正工程では、前記設計パターンデータにおける、前記ホール/ドットパターンのCDについて、X方向及びY方向のうち、前記描画装置のCD制御精度の高い方向のCDを変更する補正を施すことによって、補正パターンデータを得ることを特徴とする、表示装置の製造方法。
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