JP7056086B2 - 希土類磁石の製造方法 - Google Patents
希土類磁石の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7056086B2 JP7056086B2 JP2017215603A JP2017215603A JP7056086B2 JP 7056086 B2 JP7056086 B2 JP 7056086B2 JP 2017215603 A JP2017215603 A JP 2017215603A JP 2017215603 A JP2017215603 A JP 2017215603A JP 7056086 B2 JP7056086 B2 JP 7056086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded body
- rare earth
- die
- cavity
- alloy powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
しかしながら、上記の方法では、成形体内における密度のバラツキ及び焼結体の変形が生じることがあった。この傾向は特に低圧成形の場合に顕著である。
前記キャビティ内の前記希土類合金粉末の上面に荷重をかけない状態で、前記ダイに衝撃を与える工程、
前記衝撃を与える工程の後に、前記キャビティ内の前記希土類合金粉末をパンチでプレスして成形体を得る工程、及び、
前記成形体を焼結する工程を備える。
まず、希土類合金粉末を用意する。希土類合金とは希土類元素を含む合金である。
続いて、図1の(a)に示すように、筒状部10a、及び、平板状の底板部10bを有するダイ10を用意する。底板部10bの上面上に筒状部10aが載置され、ダイ10内にキャビティVが形成されている。そして、ダイ10のキャビティV内に希土類合金粉末5’を供給する。図1の(a)に示すように、希土類合金粉末の安息角に応じて、キャビティV内の希土類合金粉末の表面には山及び/又は谷ができる場合がある。
続いて、ダイ10に振動を与えて平坦化する。具体的には、図1の(b)に示すように、ダイ10を加振機VRに乗せて加振することができる。加振機VRは、架台30と、架台30上にスプリング32で支持された支持台34と、支持台34を振動させる振動発生器36とを有する。ダイ10を加振機VRの支持台34上に乗せ、振動発生器36で支持台34を加振することにより、ダイ10のキャビティ内の希土類合金粉末5’の山及び谷が均され、表面が平坦化する。通常、表面は水平方向に平坦化される。平坦化とは、表面の最高部と最低部との間の距離が短くなることである。平坦化の程度は特に限定されないが、上記距離が5mm以下となることが好ましく、3mm以下となることがより好ましい。
次に、ダイに衝撃を与えてキャビティV内の合金粉末の下部を選択的に圧縮する。具体的には、図1の(d)に示す、タッピング装置TPでダイ10に衝撃を与えることができる。ダイに衝撃を与える際に、キャビティV内の希土類合金粉末の上面(粉面)にパンチを載せない。パンチとは、キャビティV内の希土類合金粉末の上面(粉面)に荷重を与えることのできる部材のことを言う。
次に、タッピング後に、図2の(a)に示すように、ダイ10内にパンチ15を挿入して希土類合金粉末をプレスして成形体5を得る。プレス圧力は、低圧、すなわち、0.049~20MPaとすることができる。プレス圧力とは、例えば、パンチの先端面が合金粉末に及ぼす圧力である。低圧成形であると、ダイ10やパンチ15の消耗が少なくて好ましい。したがって、樹脂製等のダイやパンチを使用することも可能となり、低コスト化が可能となる。また、パンチ15に突起15aを設けてパンチ15が圧縮後の高さを制限して、意図しない高圧でのプレスを予防することもできる。
パンチの後、ダイ10のキャビティVから成形体5を取り出す前に、成型体に対して磁場を印加する配向工程を行ってもよい。
配向工程では、ダイ10のキャビティV内に保持された成形体5に磁場を印加して、成形体5を構成する合金粉末をキャビティV内で磁場に沿って配向させる。磁場は、パルス磁場又は静磁場であってよい。例えば、ダイ10内に保持された成形体5を、ダイ10と共に(パンチ15と共にでもよい)、空芯コイルの内側に配置して、空芯コイルに電流(交流)を流すことにより、ダイ10内の成形体5に磁場を印加してよい。着磁ヨークを用いて、ダイ10内の成形体5に磁場を印加してもよい。ダブルコイル又はヘルムホルツコイルに電流を流すことにより、キャビティV内の成形体5に磁場を印加してよい。ダブルコイル又はヘルムホルツコイルを用いることにより、空芯コイルを用いる場合に比べて、より均質な磁場を成形体に印加することができる。その結果、成形体における合金粉末の配向性が向上し易く、最終的に得られる希土類磁石の磁気特性が向上し易い。
キャビティV内の成形体5に印加する磁場の強度は、例えば、796kA/m以上5173kA/m以下(10kOe以上65kOe以下)であってよい。配向工程後、成形体を脱磁してもよい。ダイ内の成形体に印加する磁場の強度は、必ずしも上記の範囲に限定されない。
パンチ中、すなわち、キャビティV内の合金粉末を加圧しながら、合金粉末に上述の磁場を印加して配向させてもよい。
その後、ダイ10のキャビティVから成形体5を取り出す分離工程を行う。具体的には、たとえば、図2中の(b)に示されるように、分離工程では、鉛直方向(Z軸方向)におけるパンチ15の位置を固定した状態で、筒状部10aを上へ移動させる。その結果、筒状部10a内へ挿入されていたパンチ15が筒状部10aを貫通して、パンチ15の端面が成形体5を筒状部10aの下方へ押し出す。つまり、筒状部10a内に保持されていた成形体5が、筒状部10aの下から抜き出される。続いて、図2中の(c)に示されるように、筒状部10a及びパンチ15を上方へ移動させることにより、底板部10bの上に載置された成形体5が、キャビティVから分離される。このように成形体5を筒状部10aの下方から抜き出すことにより、成形体5の形状を保った状態で、成形体5をキャビティVから取り出すことできる。仮に、成形体5をチャック等で直接掴んで筒状部10aの上方から取り出す場合、成形体5が破損し易い。本実施形態では、成形体5を直接掴むことなく、成形体5を容易にキャビティVから分離することができる。仮に、筒状部10aを複数の部材へ分解することにより、成形体5をキャビティVから分離する場合、誤って力が成形体5へ作用して、成形体5が破損することがある。本実施形態では、筒状部10aを分解することなく、キャビティVから成形体5を容易に取り出することができる。底板部10bは加熱工程用トレイとして使用できる。
なお、図2及び図3において、キャビティV及びパンチ15の軸は鉛直方向であるが、鉛直に対して45°以内で傾斜していてもよい。
続いて、低圧で成形された成形体5は強度が低くハンドリングが困難であるので、成形体を加熱により熱処理して成形体の強度を高くすることが好適である。
加熱工程における成形体の温度は、200~450℃に調整することができる。加熱工程では、成形体の温度を200~400℃、又は200~350℃に調整してもよい。
焼結前の成形体の密度も3.0~4.4g/cm3、好ましくは3.2~4.2g/cm3、より好ましくは3.4~4.0g/cm3に調整されていてよい。
次に、成形体を焼結して焼結体を得る。焼結工程では、底板部10b上に載置された成形体、及び、加熱工程用トレイに載置された成形体をそのまま焼結してもよいが、焼結工程前に、底板部10b又は加熱工程用トレイ上の成形体5を焼結用トレイの上に移すことが好適である。上述の加熱工程を経ている場合、成形体の保形性が向上しているため、成形体を搬送用チャックで掴んで焼結用トレイ上に並べる際に、成形体の破損が抑制される。
本実施形態にかかる希土類磁石の製造方法によれば、キャビティV内の希土類合金粉末の上面にパンチを載せない状態で、ダイ10に衝撃を与え、その後、キャビティV内の希土類合金粉末をパンチでプレスして成形体を得ている。これにより、成形体5内における密度のバラツキ及び焼結体の変形を抑制できる。
また、配向工程も必須では無い。
ダイの中に形成されたキャビティ(横幅14mm x 高さ12mm x 厚み8mm)内にNdFeB系合金粉末を4.84g充填した。次に、キャビティ内の粉末にパンチを載せない状態で、タッピング装置を用いてダイに対して下から上に最大加速度20Gの衝撃を20回与えた。その後、ダイのキャビティ内にパンチを挿入して10MPaの圧力でプレスしてNdFeB系合金粉末を成形した。その後、8mmの方向への磁場の印加及びその直後脱磁を行った。この手順を繰り返し、14mm x 12mm x 8mm の直方体形状の成形体を28個作製した。その後、前記成形体に対して赤外線ヒーターを用いて300℃で5分間加熱した。
タッピング装置で与える衝撃の最大加速度をそれぞれ、10G、15G、25G、30Gに変更する以外は、実施例1と同様にした。
タッピング装置でダイに衝撃を与える前に、加振機でダイに対して周波数60Hzの水平振動を15秒間与えて平坦化する以外は実施例1と同様とした。
加振機で与える水平振動の周波数をそれぞれ、10Hz、20Hz、40Hz、80Hz、100Hzとする以外は、実施例2と同様にした。
合金粉末の充填後、ダイのキャビティ内にパンチを挿入して希土類合金粉末の上面にパンチを載せ、パンチを載せた状態でタッピング装置でダイに衝撃を与える以外は実施例1と同様とした。タッピング後の希土類合金粉末の粉末高さを12mmとした。
タッピング装置によりダイに衝撃を与えなかった以外は、実施例1と同様とした。
焼結前の成形体に対して厚み方向にX線を照射し、入射X線量I0と透過X線量Iとの比に基づいて下式により密度ρの分布を求めた。ここで、μmは質量吸収係数であり、tは厚みである。最大密度、最小密度、最大密度差を表1に、密度分布を図4に示す。
焼結体の厚み方向の両側から平行な2枚の板で挟んだ時の板間の距離を測定し総厚みとした。焼結体の横幅×高さの2面の各中心部間をΦ2mmのマイクロメーターで測った厚みを中心部厚みとした。(総厚み-中心部厚み)が0.2mm以上となった焼結体を変形が大きいと判断し、不良としてカウントした。結果を表1に示す。
Claims (6)
- 希土類合金粉末をダイのキャビティ内に充填する工程、
前記キャビティ内の前記希土類合金粉末の上面にパンチを載せない状態で、前記ダイに衝撃を与える工程、
前記衝撃を与える工程の前に、前記ダイを振動させて前記キャビティ内の前記希土類合金粉末の表面を平坦化する工程、
前記衝撃を与える工程の後に、前記キャビティ内の前記希土類合金粉末をパンチでプレスして成形体を得る工程、及び、
前記成形体を焼結する工程を備える、希土類磁石の製造方法。 - 前記衝撃を与える工程では、前記ダイに下から上に向かって衝撃を与える請求項1記載の方法。
- 前記プレスの圧力を0.049~20MPaとする、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記ダイのキャビティ内から前記成形体を取出す工程をさらに備え、
前記キャビティ内から取出された前記成形体を焼結する、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。 - 前記キャビティ内から取り出された前記成形体を、前記焼結前に200~450℃に加熱する加熱工程をさらに備える、請求項4に記載の方法。
- 前記パンチのキャビティ内に保持された前記成形体に磁場を印加して、前記成形体に含まれる前記希土類合金粉末を配向させる配向工程をさらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016218771 | 2016-11-09 | ||
JP2016218771 | 2016-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018082168A JP2018082168A (ja) | 2018-05-24 |
JP7056086B2 true JP7056086B2 (ja) | 2022-04-19 |
Family
ID=62199136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017215603A Active JP7056086B2 (ja) | 2016-11-09 | 2017-11-08 | 希土類磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7056086B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020009886A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | Tdk株式会社 | 焼結磁石の製造方法 |
CN109590463B (zh) * | 2018-12-18 | 2021-03-09 | 浙江中杭新材料科技有限公司 | 一种高矫顽力钕铁硼磁体的制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180372A (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Inter Metallics Kk | NdFeB系磁石の製造方法 |
WO2011024936A1 (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-03 | インターメタリックス株式会社 | NdFeB系焼結磁石の製造方法、製造装置、及び該製造方法によって製造されるNdFeB系焼結磁石 |
WO2014174935A1 (ja) | 2013-04-24 | 2014-10-30 | インターメタリックス株式会社 | 焼結磁石製造用モールド、及びそれを用いた焼結磁石製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0397803A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-23 | Kobe Steel Ltd | 原料粉末のカプセル内充填方法および充填装置 |
JPH0744121B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1995-05-15 | インターメタリックス株式会社 | 永久磁石の製造方法、製造装置及び磁界中配向成形用ゴムモールド |
US5672363A (en) * | 1990-11-30 | 1997-09-30 | Intermetallics Co., Ltd. | Production apparatus for making green compact |
JPH0748604A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-02-21 | Inter Metallics Kk | 圧粉成型体成型装置 |
JPH10180492A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-07 | Kobe Steel Ltd | 粉末充填方法及び粉末充填装置 |
-
2017
- 2017-11-08 JP JP2017215603A patent/JP7056086B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007180372A (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Inter Metallics Kk | NdFeB系磁石の製造方法 |
WO2011024936A1 (ja) | 2009-08-28 | 2011-03-03 | インターメタリックス株式会社 | NdFeB系焼結磁石の製造方法、製造装置、及び該製造方法によって製造されるNdFeB系焼結磁石 |
WO2014174935A1 (ja) | 2013-04-24 | 2014-10-30 | インターメタリックス株式会社 | 焼結磁石製造用モールド、及びそれを用いた焼結磁石製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018082168A (ja) | 2018-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4391897B2 (ja) | 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 | |
JP5815655B2 (ja) | R−t−b−m−c系焼結磁石の製造方法、及びその製造装置 | |
US10020100B2 (en) | R-T-B-based alloy powder and method for producing same, and R-T-B-based sintered magnet and method for producing same | |
JP6780707B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP6780706B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
WO2013137135A1 (ja) | 希土類永久磁石、希土類永久磁石の製造方法及び希土類永久磁石の製造装置 | |
JP7056086B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP4819103B2 (ja) | 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 | |
KR101744403B1 (ko) | 희토류 자석의 제조 방법 | |
KR101804313B1 (ko) | 희토류영구자석의 제조방법 | |
JP6425251B2 (ja) | 希土類焼結磁石製造法 | |
JP6677140B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP2007327102A (ja) | 潤滑剤の除去方法 | |
JP6939639B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP6733507B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP2019197778A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP6809150B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP7135377B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP2007239032A (ja) | 焼結容器、希土類磁石の製造方法 | |
JP2020009886A (ja) | 焼結磁石の製造方法 | |
JP2018078183A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JP2019114608A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
JPH06188136A (ja) | 永久磁石の製造方法 | |
CN106575556A (zh) | RFeB系烧结磁体 | |
WO2019188303A1 (ja) | 焼結体を有する工業製品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210727 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210916 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220321 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7056086 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |