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JP6794122B2 - 撥水性防草シート及びその使用方法 - Google Patents

撥水性防草シート及びその使用方法 Download PDF

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JP6794122B2
JP6794122B2 JP2016049798A JP2016049798A JP6794122B2 JP 6794122 B2 JP6794122 B2 JP 6794122B2 JP 2016049798 A JP2016049798 A JP 2016049798A JP 2016049798 A JP2016049798 A JP 2016049798A JP 6794122 B2 JP6794122 B2 JP 6794122B2
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Description

本発明は、地面に雑草などの植物が生育するのを抑制するための撥水性防草シート及びその使用方法に関する。
道路(車道や歩道など)、線路、公園、農園、造林園又はこれらの周辺や、河川敷などにおいて、地面から雑草などの植物が生育するのを抑制する方法として、地面に防草シートを敷設する方法が知られている。一般的に、防草シートの防草効果としては、高い遮光率によって防草シートの下層における雑草の種子の発芽及び光合成による生育を防止する効果や、高い強度によって防草シートの下層における雑草の成長を防止する効果が主流である。一方、防草シートの下層における雑草の生育を抑制できた場合でも、防草シート上に種子が飛来すると、シート上の水分によって、種子が発芽し、成長する場合がある。しかし、防草シート上の防草効果については、あまり考慮されていない。
特開平9−67571号公報(特許文献1)には、対象地の表面に、遮光性、植物の芽に対する耐貫通性、通水性、通気性を有する防草シートを敷設するとともに、ケイ素を含む土、砂、小石、家庭排出塵の焼却灰の群から選択される1又は複数の原料表面に、シリコーンをコーティングして撥水処理された土改良材で形成された土改良材層を、防草シートの上に設けた防草構造が開示されている。この文献には、前記防草シートとして、市販のポリエステル繊維製の高密度スパンボンド不織布が記載されている。さらに、土改良材層には、雨水が浸透せず、表面に残った水は太陽熱や風により速やかに蒸散するため水分がなく、飛来した種子の発芽を防止できると記載されている。
しかし、この構造では、防草シートの上に、さらに土地改良層を敷設する複雑な構造であり、施工性が低い。さらに、土地改良材は、シリコーンコーティングされた砂などで形成されているため、例えば、法面に施工すると、容易に土改良材層が崩れ落ちるため、防草シート上の防草効果も十分ではない。また、土改良材層の上に生育する植物に対する防草効果も十分ではない。
特開平9−67571号公報(請求項1、段落[0011][0013][0014])
従って、本発明の目的は、簡便な構造で雑草などの植物の生育を抑制できる防草シート及びその使用方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、表面での水溜まりを防止でき、かつ植物の種子がシート上に飛来しても植物の生育を抑制できる防草シート及びその使用方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、法面や凹凸形状を有する地面にも簡便に施工でき、かつ防草効果を持続できる防草シート及びその使用方法を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、布帛と撥水剤とを組み合わせることにより、簡便な構造で雑草などの植物の生育を抑制できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の防草シートは、植物の生育を抑制するための防草シートであって、布帛及び撥水剤を含む。前記撥水剤は布帛を構成する繊維の表面に付着していてもよい。前記撥水剤はフッ素系撥水剤であってもよい。前記布帛は不織布(特にポリエステル繊維を含む短繊維不織布)であってもよい。前記短繊維不織布は、さらにバインダー繊維を含んでいてもよい。前記布帛は50〜1000g/mの目付及び0.05〜0.5g/cmの見掛密度を有していてもよい。前記布帛の遮光率は90%以上であってもよい。前記撥水剤の割合は、布帛100質量部に対して0.1〜10質量部程度である。本発明の防草シートは100g/m以下の吸水度を有していてもよい。また、本発明の防草シートは1〜100m/kPa・sの通気度を有していてもよい。
本発明には、前記防草シートを地面に敷設して植物の生育を抑制する防草シートの使用方法も含まれる。
本発明では、布帛と撥水剤とを組み合わせるため、簡便な構造で雑草などの植物の生育を抑制できる。また、表面での水溜まりを防止でき、かつ植物の種子がシート上に飛来しても植物の生育を抑制できる。さらに、本発明の防草シートは、布帛単独で形成されているため、柔軟であり、法面や凹凸形状を有する地面にも簡便に施工でき、撥水剤が布帛を構成する繊維の表面に付着しているため、防草効果を持続できる防草シート及びその使用方法を提供することにある。
[布帛]
本発明の防草シートは、布帛及び撥水剤を含み、通常、撥水剤を含むシート状の布帛で形成されている。
布帛としては、例えば、織布、編布、ネット、紙、不織布などが挙げられる。これらのうち、撥水剤の保持力や遮光性などに優れる点から、織布、編布、不織布が好ましく、防草性に優れる点から、不織布が特に好ましい。不織布は、有機繊維、無機繊維のいずれの繊維で形成されていてもよい。
有機繊維としては、例えば、天然繊維(綿、カボック、麻などのセルロース繊維、羊毛や絹などのタンパク繊維など)、再生繊維(レーヨン、ポリノジック、キュプラ、リヨセルなど)、半合成繊維(トリアセテート繊維などのアセテート繊維など)、合成繊維[ポリオレフィン繊維(ポリエチレン系繊維、ポリプロピレン系繊維など)、スチレン系繊維、テトラフルオロエチレン系繊維、アクリル繊維、ビニルアルコール系繊維(エチレンビニルアルコール系繊維など)、ポリ塩化ビニル系繊維、フッ素繊維、ポリエステル繊維(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリC2−4アルキレンアリレート繊維、液晶ポリエステル繊維などの全芳香族ポリエステル繊維など)、ポリアミド繊維(ポリアミド6、ポリアミド66などの脂肪族ポリアミド繊維、アラミド繊維などの全芳香族ポリアミド繊維など)、ポリウレタン繊維、ポリアセタール繊維、ベンゾエート繊維、ポリフェニレンスルフィド繊維、複素環高分子繊維など]などが挙げられる。これらの有機繊維は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
無機繊維としては、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、活性炭素繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、ボロン繊維、チラノ繊維、金属繊維(金繊維、銀繊維、銅繊維、スチール繊維、アルミニウム繊維、ステンレススチール繊維など)などが挙げられる。これらの無機繊維は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
さらに、有機繊維と無機繊維とを組み合わせてもよい。これらの繊維のうち、軽量性や柔軟性などに優れる点から、有機繊維が好ましく、ポリオレフィン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの合成繊維などが汎用され、機械的特性などの点から、ポリプロピレン系繊維、ポリエステル繊維が好ましく、不織布加工性などの点から、ポリエステル繊維が特に好ましい。
布帛を構成する繊維は、繊維の種類に応じて、紡績糸、モノフィラメント、マルチフィラメントなどであってもよく、その横断面形状(マルチフィラメントの場合、モノフィラメントの断面形状)は、一般的な中実断面形状である丸型断面や異型断面[偏平状、楕円状、多角形状、3〜14葉状、T字状、H字状、V字状、ドッグボーン(I字状)など]に限定されず、中空断面状などであってもよいが、通常、丸型断面である。なお、短繊維は、通常、紡績糸やモノフィラメントのカット糸である。
繊維の平均繊度は、例えば0.1〜20dtex、好ましくは0.3〜10dtex、さらに好ましくは0.5〜7dtex程度であってもよい。平均繊度が小さすぎると、水分を吸収したシートに植物が生育する虞があり、大きすぎると、繊維間の隙間が大きくなり、遮光率が低下する虞がある。
繊維は150mmを超える長繊維(例えば、無限長の長繊維)であってもよいが、低目付で均一な密度や厚みを調整し易い点から、短繊維が好ましい。短繊維の平均繊維長は150mm以下程度であればよく、例えば10〜150mm、好ましくは15〜100mm(例えば、20〜80mm)、さらに好ましくは25〜70mm(特に30〜60mm)程度である。短繊維の繊維長が長すぎると、保水能や柔軟性が低下するとともに、均一な密度や厚みを調整し難くなる虞があり、短すぎると、形態安定性が低下する虞がある。
布帛は、慣用の方法により製造でき、例えば、短繊維不織布では、前記繊維を含むウェブの形成工程と、ウェブの接着工程とを経て調製でき、具体的には、ステープル繊維などを用いたカード法、エアレイ法などの乾式法でウェブを形成した後、ケミカルボンド、サーマルボンド、スパンレース、ニードルパンチ、ステッチボンド法などによりウェブを接着してもよい。これらの接着方法のうち、繊維構造の均一性が高い点から、ケミカルボンド、サーマルボンド法が好ましく、嵩高く、通水性に優れる不織布が得られる点から、ニードルパンチ法が特に好ましい。さらに、ケミカルボンドやサーマルボンド法とニードルパンチ法とを組み合わせてもよい。
ケミカルボンドやサーマルボンド法において、バインダーを用いる場合、バインダーとしては、慣用のバインダーを利用できるが、不織布の生産性などの点から、バインダー繊維を利用するのが好ましい。バインダー繊維としては、少なくとも繊維の表面に低融点樹脂が存在する繊維であればよく、例えば、鞘部が低融点樹脂(ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂や、非晶性ポリエステルなど)で形成された芯鞘型バインダー繊維(例えば、ポリエチレン系樹脂で形成された鞘部と、ポリエステルで形成された芯部で形成された芯鞘型バインダー繊維など)などが挙げられる。バインダー繊維の割合は、布帛全体に対して、例えば0.1〜50質量%、好ましくは1〜30質量%、さらに好ましくは2〜20質量%(特に3〜10質量%)程度である。
また、長繊維不織布は、慣用の方法、例えば、スパンボンド、メルトブロー、フラッシュ紡糸法などの直接紡糸法などにより製造できる。これらのうち、経済性などの点から、スパンボンド法で得られた不織布が汎用される。
布帛は、複数の布帛を積層してもよく、異なる種類の布帛、例えば、短繊維不織布と長繊維不織布とを積層してもよい。複数の布帛を積層する場合、積層枚数は、例えば2〜6枚(特に2〜4枚)程度である。
布帛(又は布帛を構成する繊維)は、染料や顔料などの着色剤を含んでいてもよく、用途に応じて、繊維内部に含有させたり、繊維表面に付着させることにより、所望の色彩を付与してもよい。例えば、遮光率を向上させるために、黒色の着色剤を含んでいてもよい。また、複数の着色剤を組み合わせてもよく、シート表面の繊維に装飾性を付与するための着色剤を含有させ、シート内部に遮光率を向上させるための着色剤を含有させてもよい。着色剤の割合は、布帛全体に対して、例えば0.01〜10質量%、好ましくは0.05〜5質量%、さらに好ましくは0.1〜3質量%程度である。
布帛を構成する繊維は、さらに慣用の添加剤、例えば、安定剤(耐光安定剤、耐熱安定剤、酸化防止剤など)、充填剤、難燃剤、帯電防止剤、界面活性剤、可塑剤、発泡剤、消泡剤、植物忌避剤(防根剤)、防虫剤(防蟻剤など)、防腐剤(防カビ剤、抗菌剤など)などを含んでいてもよい。
布帛(特に不織布)の目付は、例えば50〜1000g/m、好ましくは100〜900g/m(例えば200〜800g/m)、さらに好ましくは300〜750g/m(特に500〜700g/m)程度である。目付が大きすぎると、柔軟性が低下する虞があり、小さすぎると、遮光性が低下するとともに、機械的特性も低下する虞がある。
布帛(特に不織布)の見掛密度は、例えば0.05〜0.5g/cm、好ましくは0.07〜0.4g/cm(特に0.08〜0.3g/cm)、さらに好ましくは0.1〜0.2g/cm(特に0.12〜0.15g/cm)程度である。密度が大きすぎると、水分を吸収したシートに植物が生育する虞があり、小さすぎると、繊維間の隙間が大きくなり、遮光率が低下する虞がある。
布帛(特に不織布)の遮光率は、防草シートを貫通して植物が生育するのを抑制する点から、高い方が好ましく、例えば90%以上、好ましくは95%以上、さらに好ましくは99%以上(特に100%)である。なお、本明細書及び特許請求の範囲では、遮光率は、JIS L1055に準拠した方法で測定できる。
布帛中の繊維の割合は50質量%以上であり、例えば60質量%以上、好ましくは80質量%以上、さらに好ましくは90質量%以上であり、通常、布帛は実質的に繊維のみ(100質量%)で形成されていてもよい。
[撥水剤]
本発明の防草シートは、さらに撥水剤を含む。撥水剤は、通常、布帛を構成する繊維の表面に付着しており、防草性を向上できる点から、布帛を構成する繊維全体に均一に付着しているのが好ましい。本発明では、布帛の遮光性に加えて、布帛が撥水剤を含むことにより、地面からの水分の蒸発(地面からの水蒸気の透過)及びそれに伴う養分の滲出を撥水剤の撥水性により抑制できるためか、防草シート上での植物の生長を抑制できる。
撥水剤は、布帛に撥水性を付与できる限り特に制限されず、例えば、ワックス系撥水剤(パラフィンワックス、ポリエチレンワックスなど)、フッ素系撥水剤、シリコーン系撥水剤などが例示できる。
撥水剤の水接触角としては、110°以上であってもよく、例えば110〜150°、好ましくは115〜140°、さらに好ましくは120〜130°程度であってもよい。水接触角が小さすぎると、撥水性が低くなり、防草性が低下する虞がある。なお、本明細書及び特許請求の範囲では、水接触角は、後述する実施例に記載の方法で測定できる。
これらの撥水剤のうち、疎水性が大きく、高い撥水性を付与できる点から、フッ素系撥水剤が好ましい。
フッ素系撥水剤としては、例えば、直接結合又はリンカーを介してラジカル重合性基及び/又は加水分解縮合性基が連結したフルオロアルカン(例えば、フルオロC1−12アルカン、好ましくはフルオロC2−10アルカン、さらに好ましくはフルオロC4−8アルカン)などが挙げられる。リンカーとしては、2価のリンカー、例えば、酸素原子、フッ素原子が置換していてもよいアルキレンオキシ基(エチレンオキシ基、プロピレンオキシ基などのC2−4アルキレンオキシ基など)などが例示できる。
ラジカル重合性基としては、フッ素原子が置換していてもよいビニル基、(メタ)アクリロイル基などが例示できる。また、加水分解縮合性基としては、置換シリル基、例えば、ハロシリル基(クロロシリル基など)、ヒドロキシシリル基、アルコキシシリル基(メトキシシリル基、エトキシシリル基などのC1−4アルコキシシリル基など)、アリールオキシシリル基などが例示できる。なお、フッ素化合物は、複数(例えば、2〜4個、好ましくは2〜3個程度)のラジカル重合性基又は加水分解縮合性基を有していてもよい。
ラジカル重合性基を有するフッ素系撥水剤としては、例えば、ビニルフルオロライド、ビニリデンフルオロライド、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンなどのフルオロC2−6オレフィン;パーフルオロ(メチルビニルエーテル)、パーフルオロ(エチルビニルエーテル)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)などのフルオロ(C1−6アルキルビニルエーテル);2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロブチル)エチル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロヘキシル)エチル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロオクチル)エチル(メタ)アクリレートなどのフルオロC1−12アルキル(メタ)アクリレートなどが例示できる。
加水分解縮合性基を有するフッ素系撥水剤としては、例えば、3,3,3−トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、2−(パーフルオロブチル)エチルトリメトキシシラン、2−(パーフルオロブチル)エチルトリエトキシシラン、2−(パーフルオロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、2−(パーフルオロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、2−(パーフルオロオクチル)エチルトリメトキシシラン、2−(パーフルオロオクチル)エチルトリエトキシシランなどのフルオロC1−12アルキルC1−4アルコキシシラン;3−(パーフルオロイソプロポキシ)プロピルトリメトキシシランなどの(フルオロC1−6アルコキシC1−6アルキル)C1−4アルコキシシラン;3,3,3−トリフルオロプロピルメチルジクロロシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリクロロシラン、2−(パーフルオロブチル)エチルジメチルクロロシラン、2−(パーフルオロブチル)エチルメチルジクロロシラン、2−(パーフルオロブチル)エチルトリクロロシラン、2−(パーフルオロヘキシル)エチルメチルジクロロシラン、2−(パーフルオロヘキシル)エチルトリクロロシラン、2−(パーフルオロオクチル)エチルメチルジクロロシラン、2−(パーフルオロオクチル)エチルトリクロロシランなどのフルオロC1−12アルキルハロシラン;3−(パーフルオロイソプロポキシ)プロピルトリクロロシランなどの(フルオロC1−6アルコキシC1−6アルキル)ハロシラン;これらのシラン化合物に対応するシラノール;これらのシラン化合物の部分加水分解物などが例示できる。
ラジカル重合性基及び加水分解縮合性基の双方を有するフッ素系撥水剤としては、例えば、1H,1H,2H,2H,11H,12H,12H−ヘキサデカフルオロドデカン−11−エン−1−イルトリメトキシシランなどのフルオロC2−12アルケニルC1−4アルコキシシラン;1H,1H,2H,2H,11H,12H,12H−ヘキサデカフルオロドデカン−11−エン−1−イルトリクロロシランなどのフルオロC2−12アルケニルハロシラン;これらのシラン化合物に対応するシラノール;これらのシラン化合物の部分加水分解物などが例示できる。
これらのフッ素系撥水剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらのフッ素系撥水剤のうち、ラジカル重合性基及び/又は加水分解縮合性基が直接結合したフルオロC1−12アルカン、例えば、フルオロC1−12アルキル(メタ)アクリレート、フルオロC1−12アルキルC1−4アルコキシシラン(例えば、フルオロC1−12アルキルトリC1−4アルコキシシラン)、フルオロC1−12アルキルハロシラン(例えば、フルオロC1−12アルキルトリハロシラン)が好ましく、特に、パーフルオロC4−8アルキルC2−4アルキル(メタ)アクリレート、パーフルオロC4−8アルキルC2−4アルキルトリC1−2アルコキシシラン、パーフルオロC4−8アルキルC2−4アルキルトリハロシランが好ましい。
フッ素系撥水剤(又はフルオロアルキル鎖部分)において、フッ素原子が置換した炭素原子の数(1分子中におけるフッ素原子の置換数)は、例えば1〜12個、好ましくは1〜10個、さらに好ましくは1〜8個(特に1〜6個)程度であってもよく、通常、2〜10個(特に4〜8個)程度である。フッ素原子が置換した炭素原子の数が少なすぎると、撥水性を十分に改善できない場合があり、多すぎると、コストが増大する上、自然界での分解が困難となり環境負荷が大きくなる。
撥水剤の割合は、布帛100質量部に対して1質量部以上であってもよく、例えば0.1〜10質量部、好ましくは0.2〜8質量部(例えば0.3〜5質量部)、さらに好ましくは0.5〜3質量部(特に1〜2質量部)程度である。撥水剤の割合が少なすぎると、防草性が低下する虞がある。
[防草シート]
本発明の防草シートは、撥水性に優れており、水接触角が110°以上であってもよく、例えば110〜150°、好ましくは115〜140°、さらに好ましくは120〜130°程度であってもよい。水接触角が小さすぎると、撥水性が低くなり、防草性が低下する虞がある。
本発明の防草シートは、吸水性が低く、吸水度が100g/m以下であってもよく、例えば1〜100g/m、好ましくは5〜50g/m、さらに好ましくは10〜30g/m(特に15〜25g/m)程度である。吸水度が高すぎると、防草性が低下したり、シート表面における水が溜まる虞がある。なお、本明細書及び特許請求の範囲では、吸水度は、JIS P8140:1998に準拠して測定でき、詳細には、後述する実施例に記載の方法で測定できる。
本発明の防草シートは、透水性が高く、透水係数が0.01cm/s以上であってもよく、例えば0.01〜0.1cm/s、好ましくは0.015〜0.05cm/s、さらに好ましくは0.02〜0.03cm/s程度である。透水係数が低すぎると、防草性が低下したり、シート表面における水が溜まる虞がある。なお、本明細書及び特許請求の範囲では、透水度は、JIS A1218に準拠して測定でき、詳細には、後述する実施例に記載の方法で測定できる。
本発明の防草シートは、適度な通気性を有しており、通気度が、例えば1〜100m/kPa・s、好ましくは2〜50m/kPa・s、さらに好ましくは3〜20m/kPa・s(特に5〜10m/kPa・s)程度である。通気度が高すぎると、遮光性及び防草性が低下する虞があり、低すぎると、防草性が低下したり、シート表面における水が溜まる虞がある。なお、本明細書及び特許請求の範囲では、通気度は、圧力損失通気抵抗を測定して算出でき、詳細には、後述する実施例に記載の方法で測定できる。
本発明の防草シートの平均厚みは、例えば0.3mm以上であればよく、例えば0.4〜10mm、好ましくは0.5〜8mm、さらに好ましくは2〜6mm(特に3〜5mm)程度であってもよい。厚みが薄すぎると、防草効果が低下する虞がある。
本発明の防草シートは、単独で優れた防草性を発現するが、さらに慣用の機能層、例えば、忌避層などを備えていてもよい。
本発明の防草シートの製造方法は、布帛を構成する繊維の表面に撥水剤を付着できれば、特に限定されないが、通常、撥水剤を含む液状組成物(処理剤)で布帛を構成する繊維を表面処理する方法である。表面処理方法としては、塗布、浸漬、スプレーなどが挙げられ、これらの処理の後に、必要に応じて乾燥してもよい。乾燥温度は、例えば、50〜200℃、好ましくは70〜170℃、さらに好ましくは80〜150℃程度である。乾燥時間は、例えば、1秒〜30分、好ましくは2秒〜15分、さらに好ましくは5秒〜1分程度である。
処理剤は、撥水剤に加えて、通常、溶媒を含んでいる。溶媒としては、水系溶媒、例えば、水、アルコール類(エタノール、エチレングリコールなど)、ケトン類(アセトンなど)、環状エーテル類(ジオキサン、テトラヒドロフランなど)、セロソルブ類(メチルセロソルブ、エチルセロソルブなど)、カルビトール類(メチルカルビトール、エチルカルビトールなど)、グリコールエーテルエステル類(セロソルブアセテートなど)などが例示できる。これらの溶媒は、単独で又は混合溶媒として使用できる。
溶媒の割合は、撥水剤(特にフッ素系撥水剤)1質量部に対して、例えば3〜1100質量部(例えば5〜1000質量部)、好ましくは10〜800質量部(例えば100〜600質量部)、さらに好ましくは150〜500質量部(特に200〜300質量部)程度である。溶媒の割合が少なすぎると、均一に表面処理することが困難になり撥水性が低下する虞があり、溶媒の割合が多すぎても、処理剤の流動性が高くなり被処理材から零れやすくなり撥水性が低下する虞がある。
処理剤は、必要により、他の添加剤、例えば、安定剤、増粘剤、粘度調整剤、消泡剤、分散剤、レベリング剤、着色剤などを含んでいてもよい。
処理剤全体100質量部に対して、撥水剤(特にフッ素系撥水剤)の割合は、例えば0.1〜40質量部(例えば0.2〜35質量部)程度の範囲から選択でき、例えば0.1〜1質量部、好ましくは0.2〜0.6質量部、さらに好ましくは0.3〜0.5質量部(特に0.4〜0.5質量部)程度である。
本発明の防草シートは、地面に敷設するだけの簡便な方法で雑草などの植物の生育を抑制できる。また、本発明の防草シートは、シート状であるため、法面などにも容易に施工でき、柔軟性に優れるため、凹凸のある地面にも追従できる。さらに、本発明の防草シートは、既存の防草シートの表面に敷設し、表面に飛来した種子による植物の生育を抑制してもよい。
さらに、本発明の防草シートは、地面の面方向において、単独で地面の上に敷設してもよいが、通常、複数の防草シートを組み合わせて地面に敷設される。複数の防草シートを組み合わせる場合、隣接する防草シート間の継ぎ目箇所からの植物の生育を防止するため、隣接する防草シートの端部同士を積層するのが好ましい。端部同士の積層幅(積層により重複する箇所の幅)は、例えば30mm以上であればよく、例えば40〜150mm、好ましくは60〜120mm、さらに好ましくは80〜100mm程度である。積層幅が小さすぎると、端部同士の継ぎ目から植物が生育し易くなる虞がある。
以下、実施例により、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。実施例で用いた材料、実施例における各物性値の測定方法を以下に示す。
[用いた材料]
ポリエステル短繊維不織布A:(株)ユニックス製「NAUSGフェルト」、目付120g/m、見掛密度0.075g/cm、平均厚み1.6mm、遮光率94.23%、ポリエチレンで形成された鞘部とポリエステルで形成された芯部とを有する芯鞘型バインダー繊維を5質量%含有
ポリエステル短繊維不織布B:(株)ユニックス製「NAUSGフェルト」、目付240g/m、見掛密度0.12g/cm、平均厚み2.01mm、遮光率99.85%、ポリエチレンで形成された鞘部とポリエステルで形成された芯部とを有する芯鞘型バインダー繊維を5質量%含有
ポリエステル短繊維不織布C:(株)田中製「ニードフル防草シート」、目付600g/m、見掛密度0.15g/cm、平均厚み4mm、遮光率100%、ポリエチレンで形成された鞘部とポリエステルで形成された芯部とを有する芯鞘型バインダー繊維を5質量%含有、ニードルパンチ不織布、片面1mmの厚みが緑色で他の部分は黒色である通水性不織布
積層ポリエステル不織布D:(株)白崎コーポレーション製「チガヤシート」、目付310g/m、見掛密度0.16g/cm、平均厚み2.0mm、遮光率99.99%、ポリエステル短繊維不織布とポリエステル長繊維不織布との積層シート
積層ポリプロピレン長繊維不織布E:デュポン社製「ザバーン防草シート」、目付136g/m、見掛密度0.34g/cm、平均厚み0.4mm、遮光率94.54%、4層のポリプロピレン長繊維不織布の積層シート
ポリプロピレン長繊維不織布F:HANIL SYNTHETIC FIBER社製「PD3080UG1N」、目付80g/m、見掛密度0.20g/cm、平均厚み0.4mm、遮光率97.63%
撥水剤:旭硝子(株)製「AGE060」、アクリロイル基を有し、かつ1分子のフッ素原子の置換数が6であるフッ素系撥水剤、固形分20質量%の水分散液
[平均厚み]
JIS K6250 10.1 A法に準拠して、直径5mm、質量20gの測定子を用いて測定した。
[遮光率]
JIS L1055に準拠した方法で測定した。
[防草性(発芽試験)]
ポットに土壌を充填した後、土壌の表面を完全に覆うように防草シートを敷設した。敷設した防草シートの上に西洋芝の種子30粒を全体に均一に播種し、さらにその上に土壌を厚み15mmとなるように盛った。なお、1日に20mlの蒸留水を付与し、20日後に全ての植物の生育状況を確認した。なお、ブランクとして、防草シートを敷設しないで生育状況を確認したところ、16個以上の発芽数を確認できた。防草性の評価としては、生育した植物体の地上茎の長さを測定し、生長率として、ブランクの平均長さと比較した数値を求め、以下の基準で評価した。さらに、発芽した発芽数を確認し、以下の基準で評価した後、以下の基準で評価した。生長率の変化は、植物の伸長生長に対する防草シートの阻害能力を示しており、発芽数の変化は、植物の発芽に対する防草シートの阻害能力を示している。
(生長率)
○:30%未満
△:30%以上50%未満
×:50%以上。
(発芽数)
○:10個以下
△:11個以上15個以下
×:16個以上。
[吸水性]
JIS P8140:1998「紙及び板紙−吸水度試験方法−コッブ法」に準拠し、接触時間60秒、試験片は、防草シート1種類につき5枚用いて試験を行った。また、この試験は、地面下側からの水を想定した試験であるため、施工時に地面と接する側のみを用いて測定を行った。
[通気性]
通気性試験機(カトーテック(株)製「KES−F8−API」)を用いて、50mm×50mm四方の試験片を通し、定流量の空気(4cc・cm/s)を放出・吸引する時の圧力損失通気抵抗(kPa・s/m)を測定し、この抵抗値に基づいて通気度(m/kPa・s)を算出した。
[透水性]
JIS A1218「土の透水試験方法」に準拠し、定水位透水試験法にて透水係数(cm/s)を測定した。
実施例1
エタノール38.9gに、撥水処理剤1.1gを添加して、室温で5分間攪拌し、処理剤を調製した。得られた処理剤にポリエステル短繊維不織布A(サイズ150mm×200mm)を5分間浸漬した後、処理剤から不織布Aを取り出し、125℃の恒温槽で3分間乾燥することにより防草シートを作製した。得られた防草シートにおいて、撥水剤の割合(付着量)は、ポリエステル短繊維不織布A100gに対して、固形分換算で4.23gであった。
実施例2
ポリエステル短繊維不織布Aをポリエステル短繊維不織布Bに変更する以外は実施例1と同一の方法で防草シートを作製した。得られた防草シートにおいて、撥水剤の割合(付着量)は、ポリエステル短繊維不織布B100gに対して、固形分換算で3.64gであった。
実施例3
ポリエステル短繊維不織布Aをポリエステル短繊維不織布Cに変更する以外は実施例1と同一の方法で防草シートを作製した。得られた防草シートにおいて、撥水剤の割合(付着量)は、ポリエステル短繊維不織布C100gに対して、固形分換算で7.19gであった。
実施例4
ポリエステル短繊維不織布Aを積層ポリエステル不織布Dに変更する以外は実施例1と同一の方法で防草シートを作製した。得られた防草シートにおいて、撥水剤の割合(付着量)は、積層ポリエステル不織布D100gに対して、固形分換算で19.08gであった。
実施例5
ポリエステル短繊維不織布Aを積層ポリプロピレン長繊維不織布Eに変更する以外は実施例1と同一の方法で防草シートを作製した。得られた防草シートにおいて、撥水剤の割合(付着量)は、積層ポリプロピレン長繊維不織布E100gに対して、固形分換算で7.52gであった。
実施例6
ポリエステル短繊維不織布Aをポリプロピレン長繊維不織布Fに変更する以外は実施例1と同一の方法で防草シートを作製した。得られた防草シートにおいて、撥水剤の割合(付着量)は、ポリプロピレン長繊維不織布F100gに対して、固形分換算で3.95gであった。
比較例1
ポリエステル短繊維不織布Aを撥水剤で処理することなく、防草シートとして用いた。
比較例2
ポリエステル短繊維不織布Bを撥水剤で処理することなく、防草シートとして用いた。
比較例3
ポリエステル短繊維不織布Cを撥水剤で処理することなく、防草シートとして用いた。
比較例4
積層ポリプロピレン不織布Eを撥水剤で処理することなく、防草シートとして用いた。
実施例及び比較例の防草ボードについて、防草性、吸水性、通気性、透水性を評価した結果を表1に示す。
Figure 0006794122
表1の結果から明らかなように、実施例の防草シートは防草性に優れていたが、比較例の防草シートでは防草性が低かった。
本発明の防草シートは、道路(車道や歩道など)、線路、公園、農園、造林園又はこれらの周辺や、河川敷などにおいて、雑草などの植物が生育するのを抑制するための防草シートして利用できる。

Claims (10)

  1. 植物の生育を抑制するための防草シートであって、吸水度が15〜100g/m あり、水接触角が110°以上であり、撥水剤を含む布帛で形成され、かつこの撥水剤が前記布帛を構成する繊維の表面に付着している防草シート。
  2. 撥水剤がフッ素系撥水剤である請求項1記載の防草シート。
  3. 布帛が不織布である請求項1又は2記載の防草シート。
  4. 不織布がポリエステル繊維を含む短繊維不織布である請求項3記載の防草シート。
  5. 短繊維不織布がバインダー繊維をさらに含む請求項4記載の防草シート。
  6. 布帛が50〜1000g/mの目付及び0.05〜0.5g/cmの見掛密度を有する請求項1〜5のいずれかに記載の防草シート。
  7. 布帛の遮光率が90%以上である請求項1〜6のいずれかに記載の防草シート。
  8. 撥水剤の割合が、布帛100質量部に対して0.1〜10質量部である請求項1〜7のいずれかに記載の防草シート。
  9. 通気度が1〜100m/kPa・sである請求項1〜8のいずれかに記載の防草シート。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の防草シートを地面に敷設して植物の生育を抑制する防草シートの使用方法。
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