JP4747225B1 - 防草緑化シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防草緑化シート1は、撥水性を有する短繊維不織布からなる第1層2と、透水性及び保水性を有する長繊維不織布からなる第2層3と、第1層2と第2層3の間に保持された導入種子7と、が一体化された構造であって、第1層2は飛来種子10の発根貫通を阻害し導入種子7の発芽貫通を可能に構成され、
第2層3は埋土種子12の発芽貫通を阻害し導入種子7の発根貫通を可能に構成されるとともに導入種子7の根9に対して給水可能に構成される。
【選択図】図3
Description
また、この雑草等が侵入を防ぐ防草シートも施工され同様に短期的には防草効果を有しているが、シートの劣化による破損等によって、その効果に持続性がないといった課題があった。
さらに、植生シートや防草シートが敷設期間中に破損等することで、雨水等が地盤に浸み込み法面の侵食を防止できないといった問題もあった。
このような課題を解決する目的で、防草や緑化、さらには地盤の補強が可能である技術が開発されており、それに関して既にいくつかの発明が開示されている。
以下、特許文献1に開示された発明を説明する。特許文献1に係る防草緑化シートは、生分解性を有する長繊維不織布に微小孔が形成された第1の層と、生分解性を有するとともに植物種子を保持した第2の層と、生分解性及び保水性能を有するウェブからなる第3の層が積層されており、さらに第1の層と第3の層の構成繊維が相互に交絡することにより、第1から第3の層が一体化されていることを特徴とするものである。
詳細構造については、第1の層の長繊維不織布には生分解性を有する熱可塑性重合体を部分的に熱圧着したものが好適であり、さらにニードルパンチ処理にて微小孔が形成されている。第2の層では生分解性を有する資材により種子テープや種子シート等が保持固定されている。また、第3の層は生分解性を有する熱可塑性重合体からなる短繊維と保水性を有するセルロース系短繊維とから構成されている。そして、これら3層を積み重ね前述のニードルパンチ処理を施すことで構成繊維を三次元的に交絡させ、すべての層を一体化させている。
このような構成の防草緑化シートは、第1の層が長繊維不織布から構成されることにより防草効果を有するとともに、微小孔が形成されていることにより第2の層に保持された種子の発芽を可能とする。また、第3の層は保水性能を有し、かつ熱可塑性重合体短繊維とセルロース系短繊維から形成されることによって嵩高な構成とすることができるため、地盤の凹凸に良好に追従することができる。よって、種子の生育が可能となり、地盤の防草と緑化を同時に行うことができる。
また、全ての層は生分解性を有しているので、資材の回収が不要となる。
特許文献2に係る防草用マットは、所定厚を有する三次元網目構造の支持マットと、この上面に重ね合わされるカバーシートよりなる。この支持マットは、複数の線条体が水平方向、厚み方向及び斜め方向に交差しながら延び、かつその内部において雑草等が生育しうる程度の空隙を備えている。また、カバーシートは、透水性及び透光性を有するとともに、支持マットの内部で生育した植物の突き抜けを阻害するものである。
この防草用マットではマットの上面に透水性及び透光性を有するカバーシートが重ね合わされているので、水及び日光はカバーシートを透過し支持マットも透過して地盤に達する。よって、マットを敷設しても用土中における種子は発芽可能でマット内部の空隙にて成長を続けることができる。しかし、カバーシートがあるためにこれを突き抜けて表面に現れることはできない。したがって、成長した植物の根が地盤の奥深くまで張り巡らされることになる。
また、マットの上に飛来種子が落下しても支持マットが所定厚を有することから、飛来種子から地盤までの距離が比較的遠く飛来種子が防草用マットの上で根付くことはできない。
このように、特許文献2に係る防草用マットは、マット空隙内で植物が成長できるがその芽が表面に突き抜け不能であることや、飛来種子由来の雑草が根付くことができないことから防草効果に優れている。さらにマット内部から植物根が地盤深く張り巡らされるため地盤の補強をもすることができる。
特許文献3に係る植生マットは、全面又は部分的に分解可能である表裏シートの間に植物種子等が介装されるとともに、表シートの外表面側に植物種子の発芽成育可能な小さい目合いを持つ腐食性ネットが付設される。さらに、このネットの外表面側へ、植物成長時に植物幹部に絡まない大きな目合いを持つ耐腐食性ネットが付設されている。
このような構造の植生マットにおいては、表裏シートが柔軟性を備えていることから法面に馴染み易くこれに密着させることができる。また表シートの外表面側に小さい目合いを持つ腐食性ネットが付設されることから、介装された植物種子等の流亡を防ぐことができる。さらに、このネットの外表面側には大きな目合いを持つ耐腐食性ネットが付設されているため、法面に対して確実な敷設を保障するとともに植物の成長を阻害しない。さらにこの耐腐食性ネットは植物の成長後には腐食することから、表裏シート及び腐食性ネットとともに法面に半永久的に残すことができ環境緑化に優れている。
しかしながら、第1の層は生分解性を有しているため敷設している間次第に分解してくることから、第1の層の表面に飛来した雑草等の種子が腐食した部分に根を張る可能性がある。こうなると防草効果が次第に減少し、第2の層に保持された種子の生育が雑草により妨げられる。さらに、防草効果の持続期間の記載がなく、長期的効果について詳細は不明である。
また、第3の層は熱可塑性重合体からなる短繊維と保水性を有するセルロース系短繊維の構成比率に依存して、地盤の凹凸に追従可能か否かが決定される。したがって、個々の地盤形状や降雨の状態に最も適合する構成比率を知ることは事実上困難と思われるため、必ずしも追従可能とはいえない場合も考えられる。したがって、この場合には、シートが平地ではなく傾斜面に敷設されるとシートが地盤からずり落ちて緑化効果が十分得られないことも起こりうる。
よって、特許文献1に開示された発明においては、敷設状況や経時変化によって防草緑化効果が一概に予測できない可能性があり、いずれの構成のシートを使用すべきどうかの判断が困難とも思われる。
しかし、マット内部の植物が十分成長し、空隙を埋め尽くした状態となった後になおも生存可能がどうか疑問である。というのも植物は一般的に熱に弱く、過密状態になると通気性が悪くなる。さらに、カバーシートで被覆してあるので蒸れてしまうと、枯死する。また、夏季の強烈な陽射しを受ける場合にはカバーシート自体に耐熱性があっても、熱はその下の植物に伝わることから同様の危険性が考えられる。この場合、せっかく地盤深く張り巡らされた根の量も次第に減少してくるので、地盤の補強効果が低下する恐れがある。
また、用土中の雑草の種子は発芽してもカバーシートがあるためにこれを突き抜けて表面に現れることはできないので、たとえば植物の種類を目的のものに限定して成育させたい場合にも不適であり、緑化へ応用することは困難であろうと思われる。
よって、特許文献2に開示された発明においては、地盤の補強効果の持続について明確な期間に関する記載がないこともあり、この効果を長期に渡って持続するか否かが不明である。また、防草効果を有するが、緑化効果を有することは困難で景観上の問題が発生する可能性がある。
しかし、表シートは部分的に溶解可能で、裏シートは水溶性であるとの記載から、時間が経過するうち飛来した雑草の種子が根付くことが考えられる。雑草は介装した植物の成育を阻害する可能性があり、このときは意図した植物による緑化が行われないおそれがある。
また、大きな目合いを持つ耐腐食性ネットが法面に対して確実な敷設を保障するとの記載があるが、ネット自体も柔軟性を有していると考えられるのでシートを法面に対して長期に保持することができるか否か不明であり、またその具体的手段の記載も見当たらない。
このように、特許文献3に開示された発明においては、意図した植物による緑化がなされず、また半永久的にマットを法面に残すことができない可能性がある。
上記構成の防草緑化シートは、第1層を最上にしてその下面に導入種子、さらにその下面に第2層を設置し、これを法面等に密着させるように敷設される。第1層が撥水性を有することから、第1層表面に水分を滞留させ難いという作用をもたらす。その結果、第1層上部へ飛来した種子の発根を阻害する作用をもたらす。
また、短繊維不織布からなることから、繊維の編み込みが緩く導入種子の芽をジグザグ状に突き抜けさせる傾向にある。
次に、第2層が透水性を有していることから、毛管現象により地表の水分を吸い上げて導入種子に到達させるという作用を有する。また、同時に保水性を有していることから、上記の水分を第2層に一定量かつ一定期間保持し、導入種子またはその根を水分と接触させ続けるという作用をもたらす。また、長繊維不織布からなることから、繊維の編み込みが固いため埋土種子の芽を突き抜け困難とする傾向にある。
そして、導入種子が第1層と第2層の間に保持されていることから、種子の流亡が防止されるという作用を有する。
また、第1層、第2層及び導入種子が一体化されている構造から、敷設時にこれらが互いにずれたりしない。
上記構成の防草緑化シートにおいては、第1層の目付量が45g/m2以上であることから、第1層内部への水路が形成されず飛来種子根への給水がなされない。また、目付量が150g/m2以下であることから、導入種子の発芽を妨げない。
この他、請求項1に記載の防草緑化シートと同様の作用を有する。
ここで、一般的に根の伸長力は芽の伸長力より大である。したがって、上記構成の防草緑化シートにおいて第2層の引張強度が50N/5cm以上であることで、導入種子の根は貫通可能であるが埋土種子の芽は貫通できずこの生育が抑制される。一方、引張強度が500N/5cm以下であることは、導入種子の根が貫通可能な強度範囲内に限定したものであって、導入種子根の地中深くへの伸長が阻害されないという作用を有する。
この他、請求項1又は請求項2に記載の防草緑化シートと同様の作用を有する。
上記構成の防草緑化シートにおいては、第2層の透水係数が10−3cm/sec以上あるために地面からの水分と第1層を透過してくる水分の両方に対して速やかな水分の浸透が図られるとともに、10−1cm/sec以下であるために繊維間の空隙から水分が過剰に浸透放出されることを防止する。
上記構成の防草緑化シートにおいては、補強網をさらに重ねることで第1層の予期せぬ破損やそれによる第2層からの剥離等を防止する。
上記構成の防草緑化シートにおいては、第2層の導入種子に対する発根貫通を低下させることなく第2層の下層にさらに多くの水分を保持することになり、導入種子の根に対する給水のみを増加する。
また、短繊維不織布は導入種子の芽を突き抜けさせる傾向にあることから、これを伸長可能としている。加えて発芽により第1層が持ち上げられることがないため、これによって第1層は剥離されずシート敷設の長期的安定性が確保される。
さらに、第2層は地面の水分を吸い上げて導入種子に到達させるという透水作用を有することから、導入種子の吸水を可能にして発根させることができる。と同時に、第2層は水分を一定量かつ一定期間保持するという保水作用をもたらすことから、導入種子の乾燥を防止して発根や生育を可能とする。
この発根及び発芽によって導入種子は第1層及び第2層を貫通することができるので、両層との強力な結合が生じる。さらに導入種子がある程度生育すると地中深くにしっかり根張りしているため、シートと地表とが密着したまま維持されてシート全体が地表から剥離することを回避できるとともに、地表の侵食を防止することができる。
また、長繊維不織布は埋土種子の芽を突き抜け困難とする傾向にあることから、この伸長を阻害し防草効果の一要因を構成する。
次に、導入種子が第1層と第2層の間に保持され種子の流亡が防止されることから、目的場所以外での発芽をさせることがなくシート上における種子の生育率が高い。よって、確実な緑化を実現することができる。
また、第1層、第2層及び導入種子が一体化されて敷設時にこれらが互いにずれたりしないため、傾斜面や凹凸面に対しても敷設が容易で作業に手間取らない。
さらに、長期に渡っての完全な敷設状態が継続されるために、上記の防草、緑化及び侵食防止効果もその間発揮され続ける。
この他、請求項1記載の防草緑化シートと同様の有利な効果を有する。
この他、請求項1又は請求項2に記載の防草緑化シートと同様の有利な効果を有する。
この他、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の防草緑化シートと同様の有利な効果を有する。
また、破損等の防止によりシート自体の製品寿命を延ばすことになるので、より長期に渡って、上記緑化効果の他、防草効果や地表の侵食防止効果を及ぼすことができる。
この他、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防草緑化シートと同様の有利な効果を有する。
この他、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の防草緑化シートと同様の有利な効果を有する。
図1に示すように、実施例1に係る防草緑化シート1は、概略としては第1層2と第2層3との間に導入種子層4が挟まれた3層構造となっている。さらに第1層2の上層に補強網5があり、また第2層3の下層には保水性不織布6が加わる。これらは互いに密着して積層され一体化された構造となっている。
そして、図2に示すように、補強網5を最上層とし保水性不織布6を最下層として地表に敷設される。この際の固定方法は、特に講じない場合もあるが、傾斜面や凹凸面では別途固定した方がシート全体の剥離等が防止される。
また、図2には補強網5の間に、導入種子層4に含まれる導入種子7が芽8を出した様子が示されている。
撥水性については、水の接触角度が約45〜90度で、雨水等の水分は第1層2表面である程度はじかれる。よって、第1層2を透過して導入種子7に到達する水分が存在する。
また、目付量については望ましくは60〜90g/m2であるが、45〜150g/m2であればよい。つまり、目付量が45g/m2未満の場合は第1層2以下の水路形成が可能となるため飛来種子10の根11の発根を阻害できず、一方150g/m2を超える場合は導入種子7の芽8が第1層2を貫通することができない。
また、引張強度については、50〜500N/5cmであれば埋土種子12の生育を抑制し、導入種子7の生育を阻害しない。すなわち、図3に示すように、50N/5cm未満の場合は埋土種子12の芽13が貫通可能で、一方、500N/5cmを超える場合は導入種子7の根9が第2層3を貫通することができない。
また、透水性については、10−3〜10−1cm/secであれば地面からの水分と第1層を透過してくる水分の両方に対して速やかな水分の浸透が図られるとともに、10−1cm/sec以下であるために繊維間の空隙に水分が過剰に浸透することを防止する。参考までに、真砂土の透水係数は10−3cm/secである。
そして、保水性については、後述の方法で測定した。この方法による測定値が60分以上のものが保水性良好であり理想的である。なお、保水性が悪いと考えられるものは、10分程度で乾燥してしまう。
保水性不織布6は補強網5と同様に必須の構成要素ではなく、導入種子7の種類や地表の水分等を考慮すると省略することもできるが、導入種子7への給水を確実にするためには設置した方がよい。特に、保水性がそれほど良好でない種類の第2層3を用いた場合は、保水性不織布6の設置をするとよい。
第1層2を構成する撥水性短繊維に多数の種類を用いることができるので、製造時の材料調達が容易であり、効果とコストを考慮すると材料の選択幅が広い。
また、第1層2表面では撥水性を有するために水分が移動し易く、風やシートの傾斜等により残った水分が飛ばされて速やかに表面を乾燥した状態とすることができる。よって、飛来種子が発根することができず枯死に陥るため、防草効果を発揮することができる。
しかし、第1層2表面に降り注いだ水分のうち、ある程度は第1層2を透過して導入種子7に到達する。これによって導入種子7は第2層3を透過してきた水分のみならず、上記の経路による水分をも吸水することができる。このことは第2層3を透過してきた水分が減少した場合、例えば地表が局所的に凸となってシートがわずかに地表から浮き上がっている場合であっても、上からの水分が導入種子7に供給されてその部分における種子の生育が低下することがないという利点を有する。さらにいえば、第1層2が撥水性を有しつつも透水性を有するがゆえに飛来種子10を枯死させかつ導入種子7の生育を補助するのであって、防草及び緑化という二つの有利な効果につながるのである。
次に、第1層2の目付量は45〜150g/m2が適正であって、この範囲内である限り飛来種子10の根11の伸長を阻害でき、導入種子7の芽8が第1層2を貫通することができる。したがって、第1層2の厚みについては比較的広い範囲で防草及び緑化効果が期待でき、雑草や導入種子7の種類に依存した効果の減少は大きいものではない。
引張強度については50〜500N/5cmが適正であり、この範囲では埋土種子12の芽13は貫通できないが導入種子7の根9は第2層3を貫通可能である。すなわち、防草及び緑化効果を発揮することができる。
これに加えて、透水性及び保水性が適正であることが必要であるが、第2層3の長繊維不織布は透水性については真砂土と比べて同程度である。ゆえに、地表に敷設した場合にシート部分のみが余剰水分を抱えてしまい地表に馴染みにくいといったことや、導入種子層4の水分が過剰となって導入種子7分布の偏りや肥料のシート外への流出といった不都合は起こりにくい。
また、保水性も有していることから、導入種子7の根9に対し充分な給水が可能であり種子の枯死の危険性を低下しうる。
特に、保水性がそれほど良好でない種類の第2層3を用いた場合は、保水性不織布6が保水機能を補って保水性を向上させることができるので導入種子7の根9の生育に有効である。
また、保水性不織布6の柔軟性を考慮することで接地面への密着性を向上させることも可能である。
ここで、全ての層を穿通することが導入種子7に悪影響を与えるおそれも考えられるが、パンチ孔の密度と大きさとを考慮することにより、この影響は最小限に留めることができる。さらに、導入種子7の芽8及び根9は、この孔を介することで第1層2及び第2層3を貫通し易くなる。結果的には、ニードルパンチ処理を施すことによって悪影響よりも有利な効果の方がはるかに大きいといえる。
なお、防草緑化シート1を構成する第1層2、第2層3、補強網5及び保水性不織布6はいずれも非分解性であるとは限定されないが、非分解性であっても長期間の敷設による問題は特に発生していない。
各実施例及び比較例中の各特性値は以下の方法により測定した。
JIS L 1096(5cm)に準拠して測定した。
(2)透水係数(cm/秒)
JIS A 1218に準拠して測定した。
(3)保水性(分)
標準状態の試料から縦10cm×横10cmの試料片を作成し、飽和状態まで含水させた後、水を切る。35℃のオーブンで乾燥し、何分で乾くかを測定する。この数値を保水性とした。
(4)目付量(g/m2)
標準状態の試料から縦10cm×横10cmの試料片各10点を作成し、各試料片の質量(g)を秤量し、得られた値の平均値を単位面積当りに換算して目付量(g/m2)とした。
(5)植物種子発芽状況
防草緑化シートを敷設1ヶ月後に発芽状態を観察し、以下の基準で判定した。
◎:全体の7割以上が発芽し、順調に生育している。
○:全体の3割以上が発芽し、順調に生育している。
△:全体の3割未満が発芽し、順調に生育している。
×:発芽が全く見られない。
(6)防草効果
防草緑化シートを敷設1ヶ月後に防草状態を観察し、以下の基準で判定した。
◎:全く雑草が生えていない。
○:僅かに雑草が見られるが防草効果は十分ある。
△:除草作業が必要なほど雑草の生育が見られ、防草効果は低い。
×:防草効果が全く見られない。
このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:30g/m2)を製造し、第2層として引張強度が50N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:30g/m2)を製造し、第2層として引張強度が150N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:30g/m2)を製造し、第2層として引張強度が500N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:45g/m2)を製造し、第2層として引張強度が30N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:45g/m2)を製造し、第2層として引張強度が750N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:90g/m2)を製造し、第2層として引張強度が30N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:90g/m2)を製造し、第2層として引張強度が750N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:150g/m2)を製造し、第2層として引張強度が30N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:150g/m2)を製造し、第2層として引張強度が750N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:200g/m2)を製造し、第2層として引張強度が50N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:200g/m2)を製造し、第2層として引張強度が150N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。
実施例1と同様な製造方法で、第1層としてファイバーウェブシート(目付量:200g/m2)を製造し、第2層として引張強度が750N/5cmの長繊維不織布を使用し、それ以外は実施例1と同様にして防草緑化シートを得た。
同様に、このシートを圃場の法面に敷設して、種子発芽状況と防草効果とを試験した。その結果を表1〜3に示す。表1は導入種子の発芽状況であり、表2は埋土種子の防草状況、表3は飛来種子の防草状況である。
Claims (6)
- 目付量が45〜150g/m 2 である撥水性を有する短繊維不織布からなる第1層と、
引張強度が50〜500N/5cmであり,透水係数が10 −3 〜10 −1 cm/secである透水性及び保水性を有する長繊維不織布からなる第2層と、
前記第1層と前記第2層の間に保持された導入種子と、が一体化された構造であることを特徴とする防草緑化シート。 - 前記第1層は目付量が45〜150g/m2であり,飛来種子の発根貫通を阻害し,前記導入種子の発芽貫通を可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の防草緑化シート。
- 前記第2層は引張強度が50〜500N/5cmであり,埋土種子の発芽貫通を阻害し,前記導入種子の発根貫通を可能に構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防草緑化シート。
- 前記第2層は透水係数10−3〜10−1cm/secであり,前記導入種子の根に対して給水可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の防草緑化シート。
- 前記第1層の上層に補強網をさらに重ねた構造であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の防草緑化シート。
- 前記第2層の下層に保水性不織布を重ねた構造であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の防草緑化シート。
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