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JP6711226B2 - 長尺レールの湾曲搬送機構 - Google Patents

長尺レールの湾曲搬送機構 Download PDF

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Description

本発明は、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って長尺レールを搬送する長尺レールの湾曲搬送機構に関する。
レールは工場で製造された後、出荷までの間、レール置場で保管されることが多い。レール置場で保管するため、工場で製造されたレールは適宜所定の長さに切断され、順次、製造ラインから搬送される。
レールは長い製品であるため、製造工場内やその近くにレール置場を設けることが難しい場合がある。特に、50mを超えるレールの場合、長いレールを保管できる場所の確保が難しいため、製造工場から離れた場所にレール置場を設けることがある。
製造工場から離れたレール置場にレールを搬送する場合、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿ってレールを搬送させる必要が生じることがある。25m〜50m程度の長さのレールを搬送する場合は、キャリアパレット等の荷台にレールを載せて搬送するのが一般的であるが、70m以上の長さを有する長尺レールの場合、その長さに対応するキャリアパレット等の準備が困難となる。
そこで、湾曲搬送路に沿ってレールを搬送する方法として、レールを搬送する搬送ローラーをスキューさせる(搬送方向に合わせて、隣接する搬送ローラーの材軸を徐々に傾けていく)方法が一般的に用いられる。しかし、この方法で長尺レールを安全に搬送しようとすると、搬送ローラーの長さを極端に長くしなければならなくなったりするため搬送設備設計が困難となる。
特許文献1では、搬送する長尺レールの先部を把持するクランプ機構を有し、対となるレール上を走行する台車を備える長尺レールの搬送装置が開示されている。しかし、この方式では、長尺レールを搬送するたびに、長尺レールの先部を把持する台車が必要となるため、台車の数を確保する設備が煩雑となるおそれがある。また、搬送能力が台車数に律速されるため、搬送能力が小さいという難点がある。
一方、特許文献1の段落[0005]には、長尺レールを水平ロール(搬送ローラー)の上に載せて両側を竪ロールの間に挟んで搬送する方法が記載されている。この方法によれば、搬送能力が台車数に律速されないため、搬送能力の向上が可能となる。
特開2013−217019号公報
特許文献1の段落[0005]に記載されている搬送方法を用いて安定したレール搬送を行うためには、竪ロールの配置を密にする必要がある。また、搬送されるレールの先端部が竪ロールに接触してレールの先端部に疵がはいったり、変形したりするおそれがある。特に、レールが70m以上の長尺になると、密に配置された竪ロールからレールが受ける反力が大きくなるため、搬送時にレールに捩れが生じ、この捩れによってレール底部に疵がはいる(偏当たりによって、レール底部と搬送ローラーとが局所的な接触となる)ことを、本発明者らは発見した。そして、レールが長尺になればなるほど、レールの自重が増大するため、レール先端部と竪ロールとの衝突負荷及び捩れが大きくなることが判明した。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、長尺レールに捩れや疵を発生させることなく、湾曲搬送路に沿って長尺レールを搬送することが可能な長尺レールの湾曲搬送機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って長尺レールを搬送する搬送機構であって、
前記湾曲搬送路上に設置され、長尺レールを搬送する搬送ローラーと、
前記湾曲搬送路の凸側かつ搬送される長尺レールの先端部と接触しない位置に待機し、長尺レールの先端部が通過すると、待機位置から前進して長尺レールの腹部を押して該長尺レールを前記湾曲搬送路に誘導し、長尺レールの尾端部が通過すると、前記待機位置に後退するプッシャーロールと、
搬送される長尺レールを挟んで前記プッシャーロールと反対側の領域に設置され、前記湾曲搬送路に沿って搬送される長尺レールの腹部に当接する押えロールと、
前記プッシャーロールの進退を制御する制御部とを備えることを特徴としている。
本発明では、湾曲搬送路の凸側かつ搬送される長尺レールの先端部と接触しない位置に待機しているプッシャーロールの前方を、湾曲搬送路から外れた長尺レールの先端部が通過すると、プッシャーロールが前進し、長尺レールの腹部を押して該長尺レールを湾曲搬送路に誘導する。そして、長尺レールの尾端部がプッシャーロールを通過すると、プッシャーロールは待機位置まで後退する。
また、第1の発明に係る長尺レールの湾曲搬送機構では、
長尺レールの先端部及び尾端部の通過を検知するセンサーを備え、
前記制御部は、
長尺レールの先端部の通過が前記センサーによって検知されると、予め設定したタイミングAで前記プッシャーロールを前進させ、
長尺レールの尾端部の通過が前記センサーによって検知されると、予め設定したタイミングBで前記プッシャーロールを後退させるようにしてもよい。
また、第1の発明に係る長尺レールの湾曲搬送機構では、
前記制御部は、
長尺レールを搬送する搬送路の始点から前記プッシャーロールが長尺レールに当接する当接点までの距離及び長尺レールの搬送速度に基づいて、前記搬送路に長尺レールが進入した時点から前記プッシャーロールが該長尺レールに当接するまでの時間Aを計算し、前記時間Aに基づいて前記プッシャーロールを前進させ、
前記搬送路の始点から前記当接点までの距離、長尺レールの長さ、及び長尺レールの搬送速度に基づいて、前記搬送路に長尺レールが進入した時点から該長尺レールの尾端部が前記当接点を通過するまでの時間Bを計算し、前記時間Bに基づいて前記プッシャーロールを後退させるようにしてもよい。
また、第2の発明に係る長尺レール搬送装置は、第1の発明に係る長尺レールの湾曲搬送機構を備え、前記プッシャーロールと該プッシャーロールに対応する前記押えロールが、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って複数組配置されていることを特徴としている。
また、第3の発明に係る長尺レール搬送装置は、第1の発明に係る長尺レールの湾曲搬送機構を備え、前記プッシャーロールと該プッシャーロールに対応する前記押えロール及び前記センサーが、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って複数組配置されていることを特徴としている。
本発明では、湾曲搬送路の凸側かつ搬送される長尺レールの先端部と接触しない位置に待機しているプッシャーロールが前進し、湾曲搬送路から外れた長尺レールの腹部を押して該長尺レールを湾曲搬送路に誘導するので、長尺レールが竪ロールと衝突して長尺レールに捩れや疵が発生するということがない。
また、プッシャーロールが進退するだけで長尺レールを湾曲搬送できるので、長尺レールの連続搬送に適している。加えて、設備構成がシンプルであるため、設備投資を安価に抑えることができる。
本発明の一実施の形態に係る長尺レールの湾曲搬送機構が湾曲搬送路に沿って複数配置されている長尺レール搬送装置の模式図である。 プッシャーロールの模式図である。 湾曲搬送路に沿って長尺レールを搬送する従来の搬送機構の模式図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。
本発明の一実施の形態に係る長尺レールの湾曲搬送機構を複数備える長尺レール搬送装置10の模式図を図1に示す。
長尺レール搬送装置10は、平面視して湾曲する湾曲搬送路と直線搬送路から構成され、湾曲搬送路には長尺レールの湾曲搬送機構が設けられている。なお、本明細書では、湾曲搬送路と直線搬送路を総称して「搬送路」と呼ぶ。
長尺レールの湾曲搬送機構(以下では、単に「湾曲搬送機構」と呼ぶことがある。)は、搬送路上に設置され長尺レールSを搬送する搬送ローラー11と、長尺レールSの腹部を押して長尺レールSを湾曲搬送路に誘導するプッシャーロール12と、搬送される長尺レールSを挟んでプッシャーロール12と反対側の領域に設置される押えロール13と、長尺レールSの先端部及び尾端部の通過を検知するセンサー14と、プッシャーロール12の進退を制御する制御部15とを備えている。
プッシャーロール12と当該プッシャーロール12に対応する押えロール13及びセンサー14は、長尺レール搬送装置10の湾曲搬送路に沿って複数組配置されている。本実施の形態では、プッシャーロール12A、押えロール13A、センサー14A、制御部15AがグループAを、プッシャーロール12B、押えロール13B、センサー14B、制御部15BがグループBを、プッシャーロール12C、押えロール13C、センサー14C、制御部15CがグループCをそれぞれ構成する。
搬送ロール11は、搬送路に沿って、通常1m〜5m置きに設置される。湾曲搬送路では、湾曲搬送路に沿って適宜スキューさせながら搬送ロール11が設置される。
搬送ローラー11の直径は150mm〜400mm程度、長さは通常200mm〜1000mm程度であり、STKM(機械構造用炭素鋼鋼管)により形成されている。
搬送時には、長尺レールSの底部が搬送ローラー11と接触する。
プッシャーロール12は、湾曲搬送路の凸側かつ搬送される長尺レールSの先端部と接触しない位置に待機している。即ち、プッシャーロール12を設置した位置に長尺レールSの先端部が進入する前の段階では、長尺レールSが湾曲せず直進した場合のルートよりも外側に位置にプッシャーロール12が待機している。これにより、長尺レールSの先端部がプッシャーロール12に衝突する事態が回避される。
図2に示すように、プッシャーロール12はシリンダー17を備え、基本的に水平一方向に進退可能とされている。長尺レールSの先端部がプッシャーロール12を通過すると、プッシャーロール12は待機位置から前進して長尺レールSの腹部を押して長尺レールSを湾曲搬送路に誘導し、その状態を維持する。そして、長尺レールSの尾端部がプッシャーロール12を通過すると、プッシャーロール12は待機位置に後退する。
プッシャーロール12の形状は略ディスク状とされ、回転自在とされている。プッシャーロール12の材質としては樹脂製ロール等が好適である。樹脂製ロールとしては、機械構造部品用に用いられるエンジニアリング・プラスチック製のロールが好適である。
プッシャーロール12が長尺レールSの腹部を押す際、長尺レールSの腹部のうち、やや下寄りのレール重心よりも下部を押すようにすると、長尺レールSの捩れや疵を防止し、転倒しにくい、より安定したレール搬送が可能となる。
押えロール13は、非可動の竪ロールでよく、湾曲搬送路に沿って搬送される長尺レールの腹部に当接する。押えロール13は、プッシャーロール12に押されることにより湾曲した長尺レールSが直線状に戻るのを防止し、湾曲搬送路上に保持する。具体的には、プッシャーロール12よりも搬送方向前方の湾曲搬送路上に設置される。湾曲搬送路の曲率半径にもよるが、概ねプッシャーロール12よりも1m〜5m離間した位置に設置される。
なお、押えロール13の形状は略ディスク状とされ、回転自在とされている。押えロール13の材質としては樹脂製ロール等が好適である。
センサー14は非接触式センサーであり、例えば赤外線センサーなどを用いることができる。
センサー14の設置位置としては、プッシャーロール12よりも長尺レールSの進行方向前方とすることが好ましい。これにより、センサー14が、長尺レールSの先端部又は尾端部の通過を検知した時点で、予め設定したタイミングにプッシャーロール12を前進又は後退させることができる。
制御部15は、プッシャーロール12が前進又は後退するタイミングを制御する。制御部15には、プッシャーロール12を進退させるシリンダー17と、センサー14が接続されている。制御部15による制御方法としては、センサー14の検知信号を利用する第1の制御方法と、センサー14の検知信号を利用しない第2の制御方法が可能である。
第1の制御方法では、制御部15は、長尺レールSの先端部の通過がセンサー14によって検知されると、予め設定したタイミングAでプッシャーロール12を前進させ、長尺レールSの尾端部の通過がセンサー14によって検知されると、予め設定したタイミングBでプッシャーロール12を後退させる。本実施の形態では、制御部15Aはセンサー14Aの信号に基づいてプッシャーロール12Aを制御し、制御部15Bはセンサー14Bの信号に基づいてプッシャーロール12Bを制御し、制御部15Cはセンサー14Cの信号に基づいてプッシャーロール12Cを制御する。
なお、タイミングAは、長尺レールSの先端部の通過をセンサー14が検知した後、長尺レールSが直進し過ぎず、かつ、長尺レールSの先端部を避けて長尺レールSの腹部にプッシャーロール12が当接するタイミングである。また、タイミングBは、長尺レールSの尾端部の通過をセンサー14が検知した後、長尺レールSの尾端部がプッシャーロール12の位置を通過するタイミングである。
第2の制御方法では、制御部15は、長尺レールSを搬送する長尺レール搬送装置10(搬送路)の始点からプッシャーロール12が長尺レールSに当接する当接点までの距離及び長尺レールSの搬送速度に基づいて、長尺レール搬送装置10に長尺レールSが進入した時点からプッシャーロール12が長尺レールSに当接するまでの時間Aを計算し、時間Aに基づいてプッシャーロール12を前進させる。
また、制御部15は、長尺レール搬送装置10の始点から前記当接点までの距離、長尺レールSの長さ、及び長尺レールSの搬送速度に基づいて、長尺レール搬送装置10に長尺レールSが進入した時点から長尺レールSの尾端部が前記当接点を通過するまでの時間Bを計算し、時間Bに基づいてプッシャーロール12を後退させる。
なお、各制御部15(本実施の形態では制御部15A〜C)は中央制御部18に接続されている。中央制御部18は、長尺レール搬送装置10全体の動作、並びに搬送状況の管理及び確認を行う。具体的には、グループA〜C間の相互連動や、緊急時における中央制御による運転等を行う。
なお、長尺レール搬送装置10の直線搬送路については、搬送ローラー11と共に、直線搬送路を挟んで対峙する一対の竪ロール(図示省略)が所定の間隔をおいて設置されている。長尺レールSは、この並設された一対の竪ロール間を通過する。この一対の竪ロールは、長尺レールSが搬送ローラー11上を移動する際の蛇行や転倒を防止する。竪ロールの材質としては樹脂製ロール等が好適である。
一対の竪ロールは、レール搬送時に長尺レールSが竪ロールに接触しないように配置してもよいが、わずかに接触しやすい狭幅として、レール搬送時の転倒等をより抑制するようにしてもよい。
以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態に係る長尺レールの湾曲搬送機構はセンサーを備えているが、第2の制御方法のみ実施する場合はセンサーは不要である。
本発明の効果について検証するために実施した検証試験について説明する。
長尺レール搬送装置は、100mの直線搬送路2本と、前記直線搬送路間に設けられた湾曲搬送路100mとから構成されている。湾曲搬送路の曲率半径は120m、搬送路の全長は約300mである。搬送路上には、搬送ローラー(直径300mm、長さ800mm)が2m間隔で設置されている。なお、湾曲搬送路では、搬送ローラーがスキューされている。
実施例では、湾曲搬送機構が湾曲搬送路に沿って4m間隔で設置されている。プッシャーロールと押えロールの間隔は2m、プッシャーロールとセンサーの間隔は0.5mとされている。また、直線搬送路には、直線搬送路を挟んで対峙する一対の竪ロール(直径200mm、高さ100mm)が4m間隔で設置されている。
一方、従来例は、図3に示すように、特許文献1の段落[0005]に記載されている構成に準じて竪ロール16の間隔等を設定した。具体的には、搬送路を挟んで対峙する一対の竪ロール16(直径200mm、高さ100mm)の間隔は1mとした。
搬送するレールのサイズは、JIS E1101:2001「JIS50N」とAREMA CHAPTER 4 RAIL「141RE」の2種類とした。JIS50Nは国内用で単位重量が50kg、141REはアメリカ規格で、単位重量は141ポンドである。搬送するレールの長さは75mもしくは25mとした。
最大搬送速度は3.8m/sである。
試験結果を表1に示す。ただし、実施例及び従来例1ではレール長が75mのレールを搬送し、従来例2ではレール長が25mのレールを搬送した。
また、表中の「追突疵」は、レールの先端が凹んだ疵(搬送時にロール等に衝突して生じた疵と推定される。)であり、「スリ疵」は、レールの側面等がこすれたような疵である。
評価に当たっては、目視にてレールの追突疵やスリ疵の有無を調査し、疵の位置や形状から以下のように評価した。
追突疵については、疵がない場合を〇、疵がある場合を×、疵が深い場合を××とした。また、スリ疵については、疵がない場合を〇、疵がある場合を×、疵があるが合格レベルである場合を△とした。
Figure 0006711226
同表より以下のことがわかる。
・75m長のレールを搬送した実施例では、追突疵もスリ疵も発生しなかった。
・75m長のレールを搬送した従来例1では、追突疵とスリ疵が発生し、追突疵は深い疵であった。
・25m長のレールを搬送した従来例2では、スリ疵については合格レベルであったが、追突疵が発生した。
10:長尺レール搬送装置、11:搬送ローラー、12、12A、12B、12C:プッシャーロール、13、13A、13B、13C:押えロール、14、14A、14B、14C:センサー、15、15A、15B、15C:制御部、16:竪ロール、17:シリンダー、18:中央制御部、S:長尺レール

Claims (5)

  1. 平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って長尺レールを搬送する搬送機構であって、
    前記湾曲搬送路上に設置され、長尺レールを搬送する搬送ローラーと、
    前記湾曲搬送路の凸側かつ搬送される長尺レールの先端部と接触しない位置に待機し、長尺レールの先端部が通過すると、待機位置から前進して長尺レールの腹部を押して該長尺レールを前記湾曲搬送路に誘導し、長尺レールの尾端部が通過すると、前記待機位置に後退するプッシャーロールと、
    搬送される長尺レールを挟んで前記プッシャーロールと反対側の領域に設置され、前記湾曲搬送路に沿って搬送される長尺レールの腹部に当接する押えロールと、
    前記プッシャーロールの進退を制御する制御部とを備えることを特徴とする長尺レールの湾曲搬送機構。
  2. 請求項1記載の長尺レールの湾曲搬送機構において、
    長尺レールの先端部及び尾端部の通過を検知するセンサーを備え、
    前記制御部は、
    長尺レールの先端部の通過が前記センサーによって検知されると、予め設定したタイミングAで前記プッシャーロールを前進させ、
    長尺レールの尾端部の通過が前記センサーによって検知されると、予め設定したタイミングBで前記プッシャーロールを後退させることを特徴とする長尺レールの湾曲搬送機構。
  3. 請求項1記載の長尺レールの湾曲搬送機構において、
    前記制御部は、
    長尺レールを搬送する搬送路の始点から前記プッシャーロールが長尺レールに当接する当接点までの距離及び長尺レールの搬送速度に基づいて、前記搬送路に長尺レールが進入した時点から前記プッシャーロールが該長尺レールに当接するまでの時間Aを計算し、前記時間Aに基づいて前記プッシャーロールを前進させ、
    前記搬送路の始点から前記当接点までの距離、長尺レールの長さ、及び長尺レールの搬送速度に基づいて、前記搬送路に長尺レールが進入した時点から該長尺レールの尾端部が前記当接点を通過するまでの時間Bを計算し、前記時間Bに基づいて前記プッシャーロールを後退させることを特徴とする長尺レールの湾曲搬送機構。
  4. 請求項1又は3記載の長尺レールの湾曲搬送機構を備え、前記プッシャーロールと該プッシャーロールに対応する前記押えロールが、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って複数組配置されていることを特徴とする長尺レール搬送装置。
  5. 請求項2記載の長尺レールの湾曲搬送機構を備え、前記プッシャーロールと該プッシャーロールに対応する前記押えロール及び前記センサーが、平面視して湾曲する湾曲搬送路に沿って複数組配置されていることを特徴とする長尺レール搬送装置。
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