JP7040173B2 - レールの搬送方法 - Google Patents
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Description
また、例えば油圧シリンダーの油圧を徐々に開放することなどにより、レールの反発力に応じて、拘束力を減少させてもよい。
また、拘束ロールごとに設置したセンサーにより、レールの尾端部が通過することを検知して、外側拘束ロールを移動させてもよい。
(2)前記湾曲搬送路の曲線の外側に配置されている外側拘束ロールを、前記湾曲搬送路の曲率半径の外側に向けて移動させることを特徴とする(1)に記載のレールの搬送方法。
(3)前記外側拘束ロールに前記レールが接触したまま、前記外側拘束ロールを移動させることを特徴とすることを特徴とする(2)に記載のレールの搬送方法。
(4)前記レールの尾端が拘束ロールを通過するまでに、前記拘束力を、前記拘束力を減少させることを開始した時点の1/2以下にすることを特徴とする(1)~(3)の何れか1項に記載のレールの搬送方法。
(5)前記レールの尾端が前記拘束ロールよりも前に設置されている前設置拘束ロールを通過した後に、前記拘束ロールの拘束力を減少させることを開始することを特徴とする(1)~(4)の何れか1項に記載のレールの搬送方法。
(6)前記レールの尾端が前記前設置拘束ロールを通過したことを、前記前設置拘束ロールの近傍に設置したセンサーにより検知することを特徴とする(5)に記載のレールの搬送方法。
(7)前記外側拘束ロールにかかる拘束力を測定し、拘束力が増加したことを検知して、前記外側拘束ロールを移動させることを特徴とする(2)~(6)のいずれか1項に記載のレールの搬送方法。
(8)前記レールの長さが25m以上であることを特徴とする(1)~(7)のいずれか1項に記載のレールの搬送方法。
図1(a)に湾曲搬送路の一例を示す。湾曲搬送路1は、曲線状または曲線と直線を組み合わせた形状の搬送路である。曲線部分の曲率半径は一律である必要はなく、異なる曲率半径を有する円弧が組み合わさった曲線であってもよい。湾曲搬送路1は、一平面上に存在する必要もなく、例えばスパイラル状のような3次元構造の曲線であってもよい。一般的には、工事や設置場所の都合から水平面上に搬送路を設置する場合が多いが、湾曲搬送路は水平面上にある必要もない。
図1(b)では拘束ロール11、12は、外側拘束ロール11と内側拘束ロール12が曲率半径方向に対向して配置されている例を示す。しかし、図1(c)に示すように、外側拘束ロール11と内側拘束ロール12は対向する必要はなく、湾曲搬送路1に沿って配置されていれていてもよい。
以下、外側拘束ロール11と内側拘束ロール12が対向配置されている場合を例に説明する。単に「拘束ロール」と称する場合は、一対の外側拘束ロール11と内側拘束ロール12を指すものとする。
同様に、レール2の搬送駆動方法も特に限定されない。特許文献1に記載の方法を適用することができる。もちろん、その他の方法を適用しても構わない。
図2に、従来技術でのレール2の尾端が拘束ロール11、12を通過する際の現象を概念的に示す。図2において四角で囲った拘束ロール11、12にて説明する。
さらに、レールの反発による振れ幅を抑えるためには、レールの尾端が拘束ロールを通過するまでに、拘束力を、前記拘束力を減少させることを開始した時点よりも小さくするとよい。レールの尾端が通過するときに拘束力を小さくするということは、レールの弾性反力も小さくなるので、弾性反力による振れを抑制することができる。レールの尾端が拘束ロールを通過するまでに、拘束力はできるだけ小さくした方がよく、好ましくは前記拘束力を減少させることを開始した時点の1/2以下にするとよい。さらに好ましくは1/4以下に、より好ましくは1/5以下にするとよい。
外側拘束ロールの移動速度が、レールの復元する速度より速くなると、一旦拘束ロールとレールが離れ、拘束ロールが所定の位置で停止した時にレールが拘束ロールに衝突することも懸念される。例えば、尾端が通過する直前まで拘束力がかかっていて、通過する瞬間に外側拘束ロールを急速に移動させた場合、レール尾端部の復元力が大き過ぎ、レール尾端が大きく振れる。場合によっては、拘束ロールに衝突する可能性がある。これを抑制するため、外側拘束ロールをレールに接触したまま移動させ、外側拘束ロールによる拘束力(レールの反力)を徐々に減少させるとよい。これにより、レール尾端部が拘束ロールを抜ける際に衝撃が発生することもない。
拘束ロールの移動手段は特に限定されるものではない。例えば、油圧シリンダーにより外側拘束ロールや内側拘束ロールをそれぞれ移動させてもよい。また、例えば電動モーターにより移動させてもよい。また、油圧シリンダーにより拘束ロールを移動させる場合であっても、例えば、拘束力が一定値を超えた時に、いわゆるダンパーのように油圧を減少させていく機構にしてもよい。
対象となる拘束ロールにおける拘束力を減少させることを開始するタイミングの把握方法は特に限定されるものではない。例えば、対象となる拘束ロールの直前の拘束ロールよりも前に設置された拘束ロール(前設置拘束ロール)を、レールの尾端が通過した後に、対象となる拘束ロールの拘束力を減少させ始めてもよい。
前設置拘束ロールをレールの尾端が通過したかどうかを検知して、対象となる外側拘束ロールを曲率半径外側に移動させてもよい。検知手段は特に限定されない。例えば、前設置拘束ロールの直後に設置したセンサーで検知してもよい。
本発明におけるレールは、特に形状などを限定しない。鉄道軌条に用いる場合が多いが、その用途についても特に限定されない。
搬送するレールは以下のとおりである。
・JIS E1101:2001 (JIS 50N)
・AREMA CHAPTER4 RAIL (141RE)
・レール長さ:JIS 50N:75mおよび150m
141RE:25m
・搬送速度 :3.8m/sec
(水準1)直前拘束ロールの拘束力が0になったとき(レールの異端が直前拘束ロールを通過したとき)に、対象となる拘束ロールの外側拘束ロールの移動を開始し、レール尾端が対象となる拘束ロールを通過する際に拘束ロールの拘束力を、外側拘束ロールの移動を開始した時点の1/2以下にしたとき。
2 レール
3 一つ前の拘束ロールでの曲線の接線
11 拘束ロール(外側拘束ロール)
12 拘束ロール(内側拘束ロール)
21 拘束ロールの移動方向
Claims (8)
- 搬送路に配置された拘束ロールによりレールの側面を拘束し、レールを湾曲搬送路に沿って搬送する方法であって、レールの尾端が前記拘束ロールを通過する前に前記拘束ロールによる前記レールへの拘束力を減少させることを開始することを特徴とするレールの搬送方法。
- 前記湾曲搬送路の曲線の外側に配置されている外側拘束ロールを、前記湾曲搬送路の曲率半径の外側に向けて移動させることを特徴とする請求項1に記載のレールの搬送方法。
- 前記外側拘束ロールに前記レールが接触したまま、前記外側拘束ロールを移動させることを特徴とする請求項2に記載のレールの搬送方法。
- 前記外側拘束ロールにかかる拘束力を測定し、前記外側拘束ロールにかかる拘束力が増加したことを検知して、前記外側拘束ロールを移動させることを特徴とする請求項2または3に記載のレールの搬送方法。
- 前記レールの尾端が拘束ロールを通過する時に、前記拘束力を、前記拘束力を減少させることを開始した時点の1/2以下にすることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載のレールの搬送方法。
- 前記レールの尾端が前記拘束ロールよりも前に設置されている前設置拘束ロールを通過した後に、前記拘束ロールの拘束力を減少させることを開始することを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載のレールの搬送方法。
- 前記レールの尾端が前記前設置拘束ロールを通過したことを、前記前設置拘束ロールの近傍に設置したセンサーにより検知することを特徴とする請求項6に記載のレールの搬送方法。
- 前記レールの長さが25m以上であることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載のレールの搬送方法。
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