JP5332780B2 - サイドガイド装置 - Google Patents
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Description
また、サイドガイド装置2の上流には、ストリップSの幅方向のズレを検出するキャンバ検出器8が設置されており、このキャンバ検出器8でストリップSの先端の幅方向のズレが検出されると、サイドガイド制御部7が、ストリップSがズレている方向のシリンダ(例えばシリンダ6a)を駆動して一方のサイドガイド部(例えばサイドガイド部5a)を前進移動させることで、ストリップSのセンタリングを行なう。サイドガイド装置2がストリップSをセンタリングするタイミングは、ストリップSの先端がコイラー4のマンドレルに巻き付いたときのモータ9のロードオン信号検出器10からの信号入力により、サイドガイド制御部7が動作を開始するようになっている。
特に、導入部5a2,5b2はストリップSの入側を向く方向に開いて配置され、導入部5a2,5b2の下端部と搬送ローラ11の間の隙間12がストリップSの移動方向に面しているので、これら導入部5a2,5b2の隙間12にストリップSの先端Stが入り込みやすいとともに、隣接する搬送ローラ11の空間まで移動した先端Stが隙間12に入り込みやすい。このように隙間12に先端Stが入り込んだストリップSは、ピンチロール3側に正常に流れず、コイラー4の巻き取り作業が行なえない場合がある。
また、この発明によると、隣接するローラの間の空間に入り込もうとしてエプロンに衝突したストリップの先端はデフレクタ側に移動する。デフレクタの傾斜面に衝突したストリップは、傾斜面がストリップ出側に向けて徐々に肉厚が増大する傾斜面として形成されているので、センタリングが行なわれる方向に移動していく。
この発明によると、ストレート部に向けてストリップが移動し、その先端がストレート部の下端部と搬送ローラの間に設けた隙間に入り込もうとしても、プロテクタが阻止する。
また、この発明によると、ストレート部の内壁に板状のデフレクタを固定するだけで、ストリップの先端が隙間に入り込むのが確実に防止される。
図1から図3は、本発明に係る1実施形態のサイドガイド装置の要部を示すものである。なお、図4から図6で示した構成と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図2に示すように、ストリップSの入側(以下、ストリップ入側と称する)に配置されている誘導部5a2の下部は、各搬送ローラ11との干渉を回避するために、搬送ローラ11の外周との間に寸法Dの隙間12を設けて円弧形状に形成されている。なお、本実施形態では、ストリップSの板厚を1.2mmとし、隙間12の寸法Dを2〜3mmに設定している。また、図示しないが、ストリップSの出側(以下、ストリップ出側と称する)に配置されているストレート部5a1の下部も、搬送ローラ11の外周との間に寸法Dの隙間12を設けて円弧形状に形成されている。
誘導部5a2の下端部内壁に固定されたエプロン13は、図1に示すように、隣接する搬送ローラ11,11の間の空間Kの一部を覆い、それら搬送ローラ11,11の一部に平面視において重なるように配置された鋼製板状の部材であり、このエプロン13のストリップSの前後方向の端面は、搬送ローラ11の外周との間に寸法Dの隙間12が設けられる曲面に形成されている。
なお、本実施形態のサイドガイド装置を構成する他方のサイドガイド部5bは図示していないが、上述した一方のサイドガイド部5aと同一の構成されている。
図1に示すように、最終仕上げ圧延機1からサイドガイド装置に搬送されてきたストリップSは、一対のサイドガイド部5a,5bの前進・後進動作により先端の幅方向の位置が調整されてセンタリングが行われ、ピンチロール3を通過してコイラー4に巻き取られていく。
ここで、サイドガイド装置を通過するストリップSの先端Stが、一方のサイドガイド部5aの誘導部5a2に向けて移動し、各搬送ローラ11の頂部近くの誘導部5a2との隙間12に入り込もうとすると、各搬送ローラ11の頂部近くで誘導部5a2の内壁に突出して固定されているデフレクタ15に衝突することで、先端Stは隙間12に入り込むのが阻止される。
したがって、本実施形態のサイドガイド装置は、搬送されてきたストリップSの先端Stが、各搬送ローラ11と一対のサイドガイド部5a,5bの下端部との間の隙間12に入り込むのが確実に防止されるので、正常にセンタリングを行なってコイラー4でストリップSの巻き取り作業を行なうことができる。
Claims (2)
- ストリップの搬送方向に複数配列した搬送ローラ上で前記ストリップの幅方向に向けて前進・後退する一対のサイドガイド部を有し、巻き取り装置に搬送される前記ストリップのセンタリングを行なう装置であり、前記一対のサイドガイド部は、ストリップ出側で前記搬送方向に沿って配置されたプレート状のストレート部と、このストレート部のストリップ入側に一体化され、ストリップ入側に所定角度で開いて配置されたプレート状の導入部とを備えているとともに、前記ストレート部及び前記導入部の下端部と前記搬送ローラの外周との間に干渉回避用の隙間を設けたサイドガイド装置において、
前記導入部に、搬送されてきた前記ストリップの先端が前記隙間に入り込もうとするのを阻止するプロテクタを設け、
前記プロテクタは、前記搬送ローラの頂部近傍を含めて前記隙間の周縁を囲むように前記導入部の内壁から前記搬送ローラの軸方向に突出し、前記導入部の内壁に当接して固定された板状のデフレクタであり、
前記導入部の下端に、隣接する前記搬送ローラの間の空間を覆うように配置され、搬送されてきた前記ストリップが前記空間に入り込もうとするのを阻止するエプロンを設け、
前記エプロンがストリップ入側に位置し、前記デフレクタがストリップ出側に位置し、平面視において前記エプロンのストリップ出側の端部に前記デフレクタのストリップ入側の端部が重なって配置されているとともに、前記デフレクタのストリップ入側の端部は、前記ストリップ出側に向けて徐々に肉厚が増大する傾斜面として形成されていることを特徴とするサイドガイド装置。 - 前記ストレート部に、搬送されてきた前記ストリップの先端が前記隙間に入り込もうとするのを阻止するプロテクタを設け、
前記プロテクタは、前記搬送ローラの頂部近傍を含めて前記隙間の周縁を囲むように前記ストレート部の内壁から前記搬送ローラの軸方向に突出し、前記ストレート部の内壁に当接して固定された板状のデフレクタであり、
前記ストレート部の下端に、隣接する前記搬送ローラの間の空間を覆うように配置され、搬送されてきた前記ストリップが前記空間に入り込もうとするのを阻止するエプロンを設け、
前記エプロンがストリップ入側に位置し、前記デフレクタがストリップ出側に位置し、平面視において前記エプロンのストリップ出側の端部に前記デフレクタのストリップ入側の端部が重なって配置されているとともに、前記デフレクタのストリップ入側の端部は、前記ストリップ出側に向けて徐々に肉厚が増大する傾斜面として形成されていることを特徴とする請求項1記載のサイドガイド装置。
Priority Applications (1)
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JP2009068095A JP5332780B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | サイドガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009068095A JP5332780B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | サイドガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010221223A JP2010221223A (ja) | 2010-10-07 |
JP5332780B2 true JP5332780B2 (ja) | 2013-11-06 |
Family
ID=43038973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009068095A Active JP5332780B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | サイドガイド装置 |
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- 2009-03-19 JP JP2009068095A patent/JP5332780B2/ja active Active
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