JP6655299B2 - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents
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Description
この毛髪化粧料組成物を毛髪に適用すると、その後の引っ張りにより生じるくせ毛のカール半径の低下を抑制することができ、毛髪がまとまりやすく、良好なヘアスタイリングを実現することができる。
また、この毛髪化粧料組成物を毛髪に適用しても、不自然なべたつき感や、硬さなどの感触がなく、素髪のように軽やかでしなやかな状態を維持することができる。
これらの化合物を配合すると、毛髪の引っ張りによるカール半径の低下抑制、毛髪のまとまりやすさや自然な風合い等の本発明の効果を相乗的に高めることができる。
または、本発明は、前記植物由来抽出物の配合量に対する前記カチオン性化合物の配合量の比[(C)/(A)]は、1〜500000であるという特徴を有することが好ましい。
これらの配合比とすることにより、(A)植物由来抽出物と(B)シリコーン化合物又は(C)カチオン性化合物の相乗効果を最大限に発揮することができる。
[毛髪化粧料組成物]
本発明の毛髪化粧料組成物とは、(A)ザクロ由来の抽出物、コーヒーノキ由来の抽出物、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物、及び、スモモ由来の抽出物から選択される1種又は2種以上の植物由来抽出物を含有する洗い流さないタイプの毛髪化粧料組成物である。
ここで、「洗い流さないタイプ」の毛髪化粧料組成物とは、洗い流さず塗布したままにする、いわゆるアウトバスタイプの毛髪化粧料組成物である。
〔(A)植物由来抽出物〕
(ザクロ由来の抽出物)
本発明のザクロ由来の抽出物は、ミソハギ科ザクロ属の植物の抽出物である。好ましくは、ザクロ(学名:Punica granatum)由来の抽出物である。
植物の部位は、どの部位でもよく、例えば、全草、葉、幹、茎、枝、枝葉、果皮、果実、樹皮、樹液、種子、根茎、根、頭花、花などの1又は2以上の部位を生のまま若しくは乾燥させて使用する。好ましくは、ザクロの花の抽出物である。
本発明のコーヒーノキ由来の抽出物は、アカネ科コーヒーノキ属の植物の抽出物である。好ましくは、アラビカコーヒーノキ(学名:Coffea arabica)由来の抽出物である。
植物の部位は、どの部位でもよく、例えば、全草、葉、幹、茎、枝、枝葉、果皮、果実、樹皮、樹液、種子、根茎、根、頭花、花などの1又は2以上の部位を生のまま若しくは乾燥させて使用する。好ましくは、コーヒーノキ種子の抽出物である。
本発明のヒマラヤユキノシタ由来の抽出物は、ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属の植物の抽出物である。好ましくは、パシャンベ(学名:Bergenia ligulata)由来の抽出物である。
植物の部位は、どの部位でもよく、例えば、全草、葉、幹、茎、枝、枝葉、果皮、果実、樹皮、樹液、種子、根茎、根、頭花、花などの1又は2以上の部位を生のまま若しくは乾燥させて使用する。好ましくは、パシャンベ根の抽出物である。
本発明のスモモ由来の抽出物は、バラ科スモモ亜属の植物の抽出物である。好ましくは、ウメ(学名:Prunus mume)由来の抽出物である。
植物の部位は、どの部位でもよく、例えば、全草、葉、幹、茎、枝、枝葉、果皮、果実、樹皮、樹液、種子、根茎、根、頭花、花などの1又は2以上の部位を生のまま若しくは乾燥させて使用する。好ましくは、ウメ果実の抽出物である。
植物由来抽出物の抽出方法は、抽出溶媒により抽出する。抽出溶媒としては、特に限定されず、水、エタノール、メタノール、イソプロパノール、イソブタノール、n−ヘキサノール、メチルアミルアルコール、2−エチルブタノール、n−オクチルアルコール等の1価アルコール類、グリセリン、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等の多価アルコール又はその誘導体、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−プロピルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸イソプロピル等のエステル類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル等のエーテル類、スクワラン、ワセリン、パラフィンワックス、パラフィン油等の炭化水素類、オリーブ油、小麦胚芽油、米油、ゴマ油、マカダミアンナッツ油、アルモンド油、ヤシ油等の植物油脂、牛脂、豚脂、鯨脂等の動物油脂などが例示される。また、リン酸緩衝生理食塩水等の無機塩類を添加した極性溶媒や界面活性剤を添加した溶媒を用いることができ、さらに、水、二酸化炭素、エチレン、プロピレン、エタン、プロパン、一酸化二窒素、クロロジフルオロメタン、クロロトリフルオロメタン、キセノン、アンモニア、メタノール、エタノール等の1種又は2種以上の超臨界流体、若しくは亜臨界流体を用いてもよい。
なお、上記水溶性溶媒とは、溶解パラメータ(SP値)が10以上のものである。
また、抽出温度は0℃〜溶媒の沸点以下の範囲であり、抽出時間は、抽出温度等により異なるが30分間〜2週間とすることが好ましい。
さらに、本発明の毛髪化粧料組成物は、(B)シリコーン化合物を配合することが好ましい。
シリコーン化合物は、シロキサン結合を有する有機ケイ素化合物である。例えば、ジメチルシリコーン油、メチルフェニルシリコーン油、環状ジメチルシリコーン油、メチルハイドロジェンシリコーン油等のストレートシリコーン油、アルコール変性シリコーン油、アルキル変性シリコーン油、アミノ変性シリコーン油等の変性シリコーン油、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、グリセリルエーテル変性シリコーン、オキサゾリン変性シリコーン等のシリコーン系界面活性剤等が挙げられる。好ましくは、ジメチルシリコーン油、ポリエーテル変性シリコーンである。
本発明の毛髪化粧料組成物において、(B)シリコーン化合物を添加することにより、引っ張りによるくせ毛のカール半径の低下抑制、髪のまとまり、自然な風合い等の(A)植物由来抽出物の効果を相乗的に高めることができる。
この配合比とすることにより、(A)植物由来抽出物と(B)シリコーン化合物をバランスよく配合することができるため、本発明の効果をさらに発揮することができる。
さらに、本発明の毛髪化粧料組成物は、(C)カチオン性界面活性剤及びカチオン化高分子化合物から選択されるカチオン性化合物を配合することが好ましい。なお、上記(B)シリコーン化合物と併用して配合してもよい。
カチオン化多糖は、セルロース誘導体、天然ガム、澱粉、デキストラン等の多糖類をカチオン化して得られるものであり、カチオン化多糖としては、例えば、デキストラン塩化ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムエーテル等のカチオン化デキストランが挙げられる。
この配合比とすることにより、(A)植物由来抽出物と(C)カチオン性化合物をバランスよく配合することができるため、本発明の効果をさらに発揮することができる。
本発明の洗い流さないタイプの毛髪化粧料組成物においては、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、さらに通常毛髪化粧料組成物に用いられている他の追加成分を配合することができる。これら追加成分としては、例えば、油脂類、蝋類、エステル油類、炭化水素類、高級アルコール類、脂肪酸類、界面活性剤、増粘剤類、植物抽出物、保湿剤、色素類、殺菌剤、香料等を配合することができる。油脂類としては、例えば、椿油、ココナッツ油、大豆油、米油、ナタネ油等の植物油、牛脂、豚脂等の動物油等を挙げることができ;蝋類としては、例えば、蜜蝋、羊毛ろう、カルナウバロウ等を挙げることができ;エステル油としては、例えば、パルミチン酸オクチル、ミリスチン酸イソステアリル等を挙げることができ;炭化水素類としては、例えば、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、合成スクワラン、植物性スクワラン、スクワラン、ポリブテン、流動イソパラフィン、流動パラフィン等を挙げることができ;高級アルコール類としては、例えば、セタノール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール等を挙げることができ;脂肪酸類としては、例えば、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸等を挙げることができ;界面活性剤としては、例えば、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤の何れであってもよく、ノニオン性界面活性剤として、例えば、ポリオキシエチレンセチルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル、モノラウリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸グリセリン及びその他ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などが例示でき、両性界面活性剤として、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のN,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等などを例示することができ、アニオン性界面活性剤として、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等を例示することができ;増粘剤類としては、例えば、ビニル系高分子化合物、アクリル系高分子化合物等が挙げられ、ビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体などを例示することができる。
本発明の美容方法とは、(A)ザクロ由来の抽出物、コーヒーノキ由来の抽出物、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物、及び、スモモ由来の抽出物から選択される1種又は2種以上の植物由来抽出物を含有する毛髪化粧料組成物を頭髪に塗布し、塗布後に洗い流さないことを特徴とする方法である。本発明の美容方法に用いる毛髪化粧料組成物は、洗い流すタイプの毛髪化粧料組成物でもよいことを除いて、本発明の毛髪化粧料組成物と同様である。
本発明の美容方法を適用すると、くせ毛のカール半径の低下を抑制することができ、良好なスタイリングを施すことができる。
なお、塗布後に洗い流さないとは、塗布後に洗い流さないまま、スタイリングを終えるということである。
表1〜表9に示す実施例及び比較例に係る組成の毛髪化粧料組成物を、常法に従って調製し、以下の試験を実施して評価を行った。その結果を合わせて表に示す。
なお、各試料を塗布後、洗い流さないまま乾燥させ、その後各試験を実施した場合は、使用方法として「アウトバス」と記し、各試料を塗布後、洗浄・乾燥してから各試験を実施した場合は、「インバス」と記した。インバスにおける洗浄・乾燥は、流水にて試料を洗い流し、自然乾燥した。
天然くせ毛の同一人毛を用いて、引っ張りによるカール半径の変化率について評価した。人毛は、ダメージの少ない根元側を使用し、予めカール半径を測定して、カール半径が20mm以下の人毛を試験用のくせ毛人毛として選定した。カール半径の測定は、同心円上に1mm間隔で円を描いた測定板を用い、くせ毛を円に沿わせ、毛髪の曲がり度合いに対して接するような真円を描いたときの半径を目視にて測定した。
くせ毛人毛に各試料を塗布した後、0.25Nで100回の繰り返しの引っ張り負荷を与えた。引っ張り処理後のカール半径を計測し、処理前のカール半径からの変化率を求めた。カール半径の変化率は、以下の式1により算出し、10本のくせ毛人毛の平均値を求めた。カール半径の変化率が小さいほど、くせが強くなったことを表す。
カール半径の変化率=(引っ張り処理後のカール半径)/(引っ張り処理前のカール半径)・・・式1
◎ :カール半径の変化率が0.96以上
○+:カール半径の変化率が0.94以上0.96未満
○ :カール半径の変化率が0.92以上0.94未満
△ :カール半径の変化率が0.90以上0.92未満
× :カール半径の変化率が0.90未満
評価1と同様に選定されたくせ毛人毛を用いて、1.2g、20cmの毛束を作製した。この毛束をシャンプー(ホーユー株式会社製プロマスターカラーケアLX)で洗浄後、各試料0.6gを塗布し、ドライヤーで乾燥させながらロールブラシでブローを20回行った。なお、インバスの使用方法では、シャンプーで洗浄後、各試料を同量塗布し、流水にて試料を洗い流してから、ブローを行った。
温度25℃、湿度90%の恒温恒湿槽に毛束を15分間静置したときの、毛束の広がり幅(cm)を測定し、まとまり感を評価した。広がり幅が小さいほど、まとまりが良好であることを表す。
◎ :広がり幅が4cm未満
○+:広がり幅が4cm以上5cm未満
○ :広がり幅が5cm以上6cm未満
△ :広がり幅が6cm以上7cm未満
× :広がり幅が7cm以上
評価2と同様に処理したくせ毛人毛の毛束について、ブロー後の毛束の風合いについて評価した。風合いの評価については、専門パネラー10名により評価した。なお、以下の評価において、「自然な風合い」とは、不自然なべたつき感や、硬さなどの感触がなく、素髪のように軽やかでしなやかな状態をいう。
○+:「自然な風合い」と回答したパネラーが7〜8名
○ :「自然な風合い」と回答したパネラーが5〜6名
△ :「自然な風合い」と回答したパネラーが1〜4名
× :「自然な風合い」と回答したパネラーが0名
「ザクロ花エキス」:原料名「ザクロ花エキスBG50」(香栄興業株式会社製、エキス分1.0%)
「コーヒー種子エキス」:原料名「カフェノアージュ」(一丸ファルコス株式会社製、エキス分0.6%)
「パシャンベ根エキス」:原料名「パシャンベエキスSK」(香栄興業株式会社製、エキス分0.5%)
「ウメ果実エキス」:原料名「和ism<ウメ>」(丸善製薬株式会社製、エキス分2.0%)
なお、比較例2−1に示すように、(B)ジメチコンのみを0.1質量%配合しても、比較例1−1と同等の評価であるのに対して、実施例2−1において、(B)ジメチコンを0.1質量%配合した場合には、実施例1−1より「引っ張りによるカール半径の変化率」、「自然な風合い」の項目について評価が高くなった。すなわち、(B)ジメチコンは、ザクロ花エキスと相乗的に機能していると考えられる。
配合量(%)
(1)グリセリン 2.0
(2)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(3)ステアリルアルコール 2.0
(4)セトステアリルアルコール 0.5
(5)ホホバ種子油 3.0
(6)メチルポリシロキサン 3.0
(7)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5
(8)イソステアリン酸 1.0
(9)ヒドロキシエチルセルロース 0.5
(10)ザクロ花エキス 0.25
(11)コーヒー種子エキス 0.25
(12)パシャンベ根エキス 0.25
(13)ウメ果実エキス 0.25
(14)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.1
(15)フェノキシエタノール 0.3
(16)香料 0.2
(17)精製水 残部
(1)〜(8)、(14)〜(16)を80℃に加温して、均一に溶解させ、80℃に加温した(9)〜(13)、(17)を混合したものを加えて乳化した後、ホモミキサーで混合分散を行い、30℃まで冷却してヘアエッセンスを得た。
配合量(%)
(1)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 4.0
(2)ポリエチレングリコール200 2.0
(3)1,3−ブチレングリコール 1.5
(4)ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンステアリルエーテル 1.5
(5)エタノール 1.5
(6)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.4
(7)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(8)ザクロ花エキス 0.25
(9)コーヒー種子エキス 0.25
(10)パシャンベ根エキス 0.25
(11)ウメ果実エキス 0.25
(12)クエン酸 0.01
(13)クエン酸ナトリウム 0.03
(14)香料 0.2
(15)精製水 残部
(1)〜(15)を均一に混合溶解して、ヘアローションを得た。
<原液> 配合量(%)
(1)セトステアリルアルコール 0.6
(2)ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.0
(3)ポリオキシエチレンイソセチルエーテル 1.0
(4)ジカプリル酸プロピレングリコール 1.5
(5)ビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体 0.5
(6)酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体 1.0
(7)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3
(8)ジプロピレングリコール 2.0
(9)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
(10)メチルポリシロキサン 0.2
(11)ザクロ花エキス 0.25
(12)コーヒー種子エキス 0.25
(13)パシャンベ根エキス 0.25
(14)ウメ果実エキス 0.25
(15)パラオキシ安息香酸エステル 0.2
(16)香料 0.1
(17)精製水 残部
<ガス充填>
(18)エアゾール原液 95.0
(19)噴射剤(液化石油ガス) 5.0
(1)、(2)、(4)、(5)、(7)〜(10)、(15)、(16)を80℃に加温して均一に溶解させ、80℃に加温した(3)、(6)、(11)〜(14)、(17)を混合したものを加えて乳化した後、ホモミキサーで混合分散を行い30℃まで冷却してエアゾール原液を調整し、ついで原液と噴射剤をエアゾール耐圧容器に充填し、フォーム剤を得た。
配合量(%)
(1)軽質流動イソパラフィン 10.0
(2)コハク酸ジ2-エチルヘキシル 5.0
(3)メチルポリシロキサン 20.0
(4)ジメチコノール 5.0
(5)ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・ジメチルポリシロキサンブロック共重合体 5.0
(6)デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
(7)ザクロ花エキス 0.1
(8)コーヒー種子エキス 0.1
(9)パシャンベ根エキス 0.1
(10)ウメ果実エキス 0.1
(11)香料 0.2
(12)軽質イソパラフィン 残部
(1)〜(12)を均一に混合溶解して、ヘアオイルを得た。
配合量(%)
(1)カルボキシビニルポリマー 0.3
(2)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(3)ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(17)ブチルエーテル
5.0
(4)コハク酸ジエチルヘキシル 2.0
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)グリセリン 3.0
(7)エタノール 5.0
(8)高重合メチルポリシロキサン(1) 1.0
(9)PPG−14ジグリセリル 0.5
(10)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
(11)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(12)ザクロ花エキス 0.25
(13)コーヒー種子エキス 0.25
(14)パシャンベ根エキス 0.25
(15)ウメ果実エキス 0.25
(16)トリエタノールアミン 0.4
(17)エデト酸二ナトリウム 0.05
(18)香料 0.1
(19)フェノキシエタノール 0.3
(20)精製水 残部
(5)、(6)、(17)を(20)に均一に溶解し、(1)、(2)を加えて分散させる。次に(16)を加えてホモミキサーを用いて混合分散し、更に(3)、(4)、(7)〜(15)、(18)、(19)を混合したものを添加して、ホモミキサーを用いて混合分散し、ヘアジェルを得た。
<原液> 配合量(%)
(1)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
(2)(ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー 4.0
(3)ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(17)ブチルエーテル
0.5
(4)エタノール 60.0
(5)プロピレングリコール 1.0
(6)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.03
(7)ザクロ花エキス 0.25
(8)コーヒー種子エキス 0.25
(9)パシャンベ根エキス 0.25
(10)ウメ果実エキス 0.25
(11)香料 0.1
(12)精製水 残部
<ガス充填>
(13)エアゾール原液 50.0
(14)噴射剤(液化石油ガス) 50.0
(1)〜(12)を均一に混合溶解して原液を調整し、原液と噴射剤をエアゾール耐圧容器に充填しヘアスプレーを得た。
また、本発明の美容方法は、くせ毛の人に良好なスタイリングを施す美容方法を提供することができる。
Claims (4)
- (A)ザクロ由来の抽出物、コーヒーノキ由来の抽出物、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物、及び、スモモ由来の抽出物から選択される1種又は2種以上の植物由来抽出物と、(B)シリコーン化合物を含有し、前記植物由来抽出物のエキス分としての配合量に対する前記シリコーン化合物の配合量の比[(B)/(A)(質量比)]が、ザクロ由来の抽出物の場合100〜105000の範囲、コーヒーノキ由来の抽出物の場合167〜175000の範囲、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物の場合16.7〜210000の範囲、スモモ由来の抽出物の場合50〜500の範囲である洗い流さないタイプの毛髪化粧料組成物(但し、前記毛髪化粧料組成物は、次の成分(ア)及び(イ)を含有する整髪剤組成物、及び、(ウ)及び(エ)とからなるMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物を除く。
(ア)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(イ)重量平均分子量100万以上のポリ塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
(ウ)フォルスコリン
(エ)ウメエキス)。 - (A)ザクロ由来の抽出物、コーヒーノキ由来の抽出物、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物、及び、スモモ由来の抽出物から選択される1種又は2種以上の植物由来抽出物と、(C)カチオン性界面活性剤及びカチオン化高分子化合物から選択されるカチオン性化合物を含有し、前記植物由来抽出物のエキス分としての配合量に対する前記カチオン性化合物の配合量の比[(C)/(A)(質量比)]が、ザクロ由来の抽出物の場合100〜55000の範囲、コーヒーノキ由来の抽出物の場合13.9〜91667の範囲、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物の場合16.7〜110000の範囲、スモモ由来の抽出物の場合50〜27500の範囲である洗い流さないタイプの毛髪化粧料組成物(但し、前記毛髪化粧料組成物は、次の成分(ア)及び(イ)を含有する整髪剤組成物、及び、(ウ)及び(エ)とからなるMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物を除く。
(ア)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(イ)重量平均分子量100万以上のポリ塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
(ウ)フォルスコリン
(エ)ウメエキス)。 - (A)ザクロ由来の抽出物、コーヒーノキ由来の抽出物、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物、及び、スモモ由来の抽出物から選択される1種又は2種以上の植物由来抽出物と、(B)シリコーン化合物を含有し、前記植物由来抽出物のエキス分としての配合量に対する前記シリコーン化合物の配合量の比[(B)/(A)(質量比)]が、ザクロ由来の抽出物の場合100〜105000の範囲、コーヒーノキ由来の抽出物の場合167〜175000の範囲、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物の場合16.7〜210000の範囲、スモモ由来の抽出物の場合50〜500の範囲である毛髪化粧料組成物を頭髪に塗布し、塗布後に洗い流さないことを特徴とする美容方法(但し、前記美容方法は、次の成分(ア)及び(イ)を含有する整髪剤組成物、及び、(ウ)及び(エ)とからなるMITF−M産生促進剤を含有する毛髪用化粧料組成物を頭髪に塗布し、塗布後に洗い流さないことを特徴とする美容方法を除く。
(ア)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(イ)重量平均分子量100万以上のポリ塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
(ウ)フォルスコリン
(エ)ウメエキス)。 - (A)ザクロ由来の抽出物、コーヒーノキ由来の抽出物、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物、及び、スモモ由来の抽出物から選択される1種又は2種以上の植物由来抽出物と、(C)カチオン性界面活性剤及びカチオン化高分子化合物から選択されるカチオン性化合物を含有し、前記植物由来抽出物のエキス分としての配合量に対する前記カチオン性化合物の配合量の比[(C)/(A)(質量比)]が、ザクロ由来の抽出物の場合100〜55000の範囲、コーヒーノキ由来の抽出物の場合13.9〜91667の範囲、ヒマラヤユキノシタ由来の抽出物の場合16.7〜110000の範囲、スモモ由来の抽出物の場合50〜27500の範囲である毛髪化粧料組成物を頭髪に塗布し、塗布後に洗い流さないことを特徴とする美容方法(但し、前記美容方法は、次の成分(ア)及び(イ)を含有する整髪剤組成物、及び、(ウ)及び(エ)とからなるMITF−M産生促進剤を含有する含有する毛髪用化粧料組成物、を頭髪に塗布し、塗布後に洗い流さないことを特徴とする美容方法を除く。
(ア)主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
(イ)重量平均分子量100万以上のポリ塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
(ウ)フォルスコリン
(エ)ウメエキス)。
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