JP6529622B1 - 仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 - Google Patents
仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6529622B1 JP6529622B1 JP2018018973A JP2018018973A JP6529622B1 JP 6529622 B1 JP6529622 B1 JP 6529622B1 JP 2018018973 A JP2018018973 A JP 2018018973A JP 2018018973 A JP2018018973 A JP 2018018973A JP 6529622 B1 JP6529622 B1 JP 6529622B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- yarn
- false
- torque
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
Description
[1]トルク35T/m以上130T/m以下の仮撚加工糸が、糸混率30重量%以上で存在している編地であって、ループ密度が50コース/インチ以上150コース/インチ以下、35ウェル/インチ以上90ウェル/インチ以下であり、3D形状測定機を用いて倍率25倍でループ編成方向に10mm間の線粗さを測定して求められるクルトシス(Rku)の平均値が、1.0以上3.0未満であり、かつ、該編地のタテ方向とヨコ方向の2.25kg定荷重伸長率がいずれも45%以上180%以下であることを特徴とする編地。
[2]前記トルクを有する仮撚加工糸が、単体で存在しているか、又は同方向のトルクを持つ該仮撚加工糸を2本以上交絡させた複合糸として存在している、前記[1]に記載の編地。
[3]前記トルクを有する仮撚加工糸が、ポリエステル繊維、及び/又はナイロン繊維である、前記[1]又は[2]に記載の編地。
[4]前記トルクを有する仮撚加工糸の単糸繊度が、0.5dtex以上3.0dtex以下である、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の編地。
[5]前記トルクを有する仮撚加工糸が現れている編地表面のJIS L 1058(D−3法)に従う抗スナッグ性の編地タテ方向とヨコ方向の平均が、5時間試験で4.0級以上、かつ、15時間試験で3−4級以上である、前記[1]〜[4]のいずれかに記載の編地。
[6]JIS Z 8781−4に準じて測定した明度から下記式:
防透性(%)=黒タイル使用時の明度(*L)/白タイル使用時の明度(*L)×100
により算出される防透性が、94〜99.9%である、前記[1]〜[5]のいずれかに記載の編地。
[7]前記[1]〜[6]のいずれかに記載の編地を用いてなる、スポーツ用衣料及びユニフォーム衣料から成る群から選ばれる衣料。
[8]前記ユニフォーム衣料が学生服である、前記[7]に記載の衣料。
[9]前記トルクを有する仮撚加工糸で編成した編地を、染色加工工程においてプレセットを行わず、染色浴中の温度がピークに達するまでの昇温速度を0.5℃/分以上2.5℃/分未満で染色する工程を含む、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の編地の製造方法。
本実施形態の編地は、トルク35T/m以上130T/m以下の仮撚加工糸が、糸混率30重量%以上で存在している編地であって、ループ密度が50コース/インチ以上150コース/インチ以下、35ウェル/インチ以上90ウェル/インチ以下であり、かつ、3D形状測定機を用いて倍率25倍でループ編成方向に10mm間の線粗さを測定して求められるクルトシス(Rku)の平均値が、1.0以上3.0未満であることを特徴とする。
前記トルクを有する仮撚加工糸が、単体で存在しているか、又は同方向のトルクを持つ該仮撚加工糸を2本以上交絡させた複合糸として存在していることができる。
クルトシスとは、表面の鋭さの尺度である尖度(せんど)を表し、高さ分布(ここではニットループの頂点となる)がどれだけ尖っているかの指標である。換言すれば、クルトシスは、編地表面のニットループによってできる山高さ+谷深さによる凹凸ではなく、ニットループの頂点近傍の凹凸具合(尖っているか、扁平であるか)を示す尺度である。
ニットループの頂点は、編地作製を経て編地表面(おもてめん)に現れた仮撚加工糸のニットループの上部を意味する。クルトシス(Rku)=3であると正規分布となり、クルトシス(Rku)>3であることは、ニットループの頂点が尖っている傾向にあることを意味し、その尖っている部分に力が集中するためスナッグが促進されてしまう。他方、クルトシス(Rku)<3であることは、ニットループの頂点が扁平である傾向にあることを意味し、ニットループの頂点での摩耗や引っ掛かりによる力が分散され易く、抗スナッグ性を発揮しやすくなる。
防透性(%)=黒タイル使用時の明度(*L)/白タイル使用時の明度(*L)×100
により算出される防透性が、94〜99.9%であることが好ましく、より好ましくは95.0〜99.9%である。
防透率が94%未満であると、該編地を使用した衣服を着用した際、下に来ている衣服の色や下着が透けることで着用者に不快感をもたらす。防透率が94%以上とするためには、通常とられる浴中昇温速度より緩やかな0.5/℃以上2.5℃/分未満の速度で染色を行うことが肝要である。このような処方を用いることで、仮撚糸の捲縮復元性を高めプールの凝集のみでは埋められない微小な空隙まで消失させることで防透性を発現させることができる。
まず、実施例、比較例で用いた各種物性の測定方法等について説明する。
編地の外面側の表面(抗スナッグ性が要求される、肌面と反対側の表面(おもてめん))について、以下の測定を行った。
編地表面に大きなたるみ、シワがよらないよう直径5cmの円形状の型枠に編地をはめて固定した。その型枠の中央部分を、キーエンス社製ワンショット3D形状測定機VR−3000を用いて倍率25倍でループ方向10mmの長さにおいて線粗さを測定して測定長さにおけるクルトシス(Rku)を得た。ループ編成方向とは、糸が編地として編まれていく方向であり丸編地であればヨコ方向、経編地ならばタテ方向である。位置を代えた測定長さ(10mm)において10回測定し、得られたRkuの平均値を求めた。
仮撚加工糸の混繊後、及び染色加工後の編地から取出した仮撚加工糸試料(捲縮糸)約70cmを横に張り、中央部に0.09g/dtexの初荷重をつるした後、両端を引き揃えた。試料は残留トルクにより回転し始めるが、初荷重が静止するまでそのままの状態で待ち、撚糸を得た。こうして得た撚糸について、0.18g/dtexの荷重下での25cm長の撚数を、検撚器で測定した。得られた撚数(T/25cm)を4倍してトルク(より数)(T/m)とした。
Peacock社製厚み測定器を用い、φ3.0cmの測定部をランダムに5か所測定し、平均値を求め、編地の厚み(mm)とした。
20℃×65%RHで1日調湿した編地から10cm×10cmのサンプルを切り出し、精密天秤で重量をgで測定し100を乗じてg/m2に換算して、編地の目付を求めた。
抗スナッグ性は、JIS L 1058に記載されたICI型ピリング試験機を用いたカナノコ法(D−3法)で15時間操作した後の試料外観を観察して、評価した。標準写真1級(最も悪い)〜5級(最も良い)の間で等級を決定した。尚、1級と2級の中間程度であるとき、1−2級と判定した。5時間4.0級以上、15時間3−4級以上を合格とした。
試験長さが100mmの、タテ方向とヨコ方向に、2.5cmのつかみ部を持った全長150mmの短冊型試験布を、エー・アンド・デイ社製テンシロン万能材料試験機の治具にはさみ、伸長速度300mm/分で伸長させ、最大荷重2.25kgがかかったときの長さ(mm)を記録する。2回測定を行いその平均値を試験長さで除して100を掛けた値を伸長率として求めた。
30cm×20cmにサンプリングした生地を白色と黒色のタイルの上に試料を重ね、生地表面の色をGretag Macbeth社製分光光度計CE-7000Aにより測定する。その時の試料それぞれの明度(*L)を下記式:
防透率(%)=黒タイル使用時の明度(*L)/白タイル使用時の明度(*L)×100
に代入して、防透率(%)を算出した。
半延伸ポリエステル133デシテックス72フィラメントをTMTマシナリー社製AFTディスクフリクションタイプ仮撚機にて、加工速度650m/分、延伸倍率1.6倍、第1ヒーター温度215℃、Z撚で仮撚後、トルク63T/mの84デシテックス72フィラメント仮撚加工糸を得た。その後、福原精機社製32ゲージダブル丸編機にて図2に示す全ての給糸口(F1〜F6)に供給し糸混率100%のモックロディ組織の丸編地を得た。この丸編地を連続式水系リラックス/精錬機を用いて80℃で精錬した後、液流染色機にて1.0℃/分の速度で浴中を130℃まで昇温させポリエステル分散染色を行い、ソーピング後シワを取り除くため適度に生地を伸長させ、140℃×1分のファイナルセットを行い、編地を得た。得られた編地から抜き取った加工糸のトルクは61T/mであった。84デシテックス72フィラメントの糸混率100%、丸編地の密度は58コース/inch、58ウェル/inch、目付220g/m2、厚み0.75mm、クルトシスは2.76、抗スナッグ性は5時間4−5級、15時間4−5級、定荷重伸長率がタテ53.7%、ヨコ97.3%、防透率が98.2%であった。結果を以下の表1に示す。
半延伸ポリエステル286デシテックス48フィラメントをTMTマシナリー社製マッハ33Hニップベルトタイプ仮撚機にて加工速度550m/分、延伸倍率1.6倍、第1ヒーター温度215℃、Z撚で仮撚後、トルク78T/mの167デシテックス48フィラメント仮撚加工糸を得た。得られた仮撚加工糸を、福原精機社製22ゲージダブル丸編機にて図3に示す編組織で第1、第2、第5、第6給糸口(F1、F2、F5、F6)に供給するとともに、Z撚、トルク63T/mのポリエステル84デシテックス72フィラメント加工糸を第3、第4給糸口(F3、F4)に供給してジャージダブル丸編地を作製した。167デシテックス48フィラメントの糸混率は51.5%、表面混率は100%となった。実施例1と同様の仕上げ加工を施し編地を得た。得られた編地から抜き取った加工糸のトルクは78T/mであった。167デシテックス48フィラメントの糸混率は51.5%、編地の密度は52コース/inch、39ウェル/inch、目付295g/m2、厚み1.10mm、クルトシスは2.6、抗スナッグ性は5時間4―5級、15時間4−5級、定荷重伸長率がタテ49.4%、ヨコ104.3%、防透率が95.0%であった。結果を以下の表1に示す。
半延伸ポリエステル133デシテックス36フィラメントを(株)石川製作所製IVF-338ピンタイプ仮撚機にて仮撚速度350m/分、延伸倍率1.6倍、第1ヒーター温度205℃、第2ヒーター温度170℃、Z撚で仮撚後、トルクが55T/mの85デシテックス36フィラメント仮撚加工糸を得た。この糸を福原精機社製32ゲージダブル丸編機にて図2に示す編組織の給糸口F2、F4に、トルク29T/mのポリエステル84デシテックス72フィラメント−S仮撚糸をF3、F6に、ポリエステル84デシテックス72フィラメント−Z仮撚糸をF2、F5へ給糸しモックロディ組織の生機を得た。この生機を実施例1、2と同様の方法で染色加工を行い、編地を得た。得られた編地から抜き取った85デシテックス36フィラメント仮撚糸のトルクは53T/mで、表面混率は50%、糸混率は51.5%、丸編地の密度は55コース/inch、52ウェル/inch、目付180g/m2、厚み0.68mm、クルトシスは2.85、抗スナッグ性は5時間4.0級、15時間で3―4級、定荷重伸長率がタテ49.9%、ヨコ90.8%、防透率が94.2%であった。結果を以下の表1に示す。
実施例1と同様の方法で得た84デシテックス72フィラメントの仮撚加工糸を福原精機社製46ゲージシングル丸編機にて図5に示す組織図の給糸口F1、F2、F3、F4に供給し、ポリエステル56デシテックス72フィラメント−Z仮撚加工糸とキュプラ33デシテックス24フィラメントを交絡混繊させた89デシテックス96フィラメント複合糸をF5、F6に供給して格子調丸編地を得た。この丸編地を連続式水系リラックス/精錬機を用いて80℃で精錬した後、液流染色機にて1.0℃/分の速度で浴中を130℃まで昇温させポリエステル分散染色を行い、ソーピング後シワを取り除くため適度に生地を伸長させ、140℃×1分のファイナルセットを行い、編地を得た。得られた編地から抜き取った加工糸のトルクは61T/mであった。84デシテックス72フィラメントの糸重量混率70.8%、表面混率は84%、丸編地の密度は71コース/inch、50ウェル/inch、目付122g/m2、厚み0.48mm、クルトシスRkuは2.64、抗スナッグ性は5時間4−5級、15時間4級、定荷重伸長率がタテ61.2%、ヨコ101.1%、防透率が96.6%であった。結果を以下の表1に示す。
実施例1と同様の方法で得た84デシテックス72フィラメントの仮撚加工糸を福原精機社製32ゲージダブル丸編機にて実施例1と同様の方法で編成し、糸混率100%表面混率100%のモックロディ丸編地を得この生機を連続式水系リラックス/精錬機を用いて80℃で精錬した後、ピンテンターにて巾だし率30%、190℃×1分でプレセットを行った。その後、液流染色機にて2.5℃/分の速度で浴中の温度を130℃まで上昇させポリエステル分散染色を行い、ソーピング後シワを取り除くため適度に生地を伸長させ、170℃×1分のファイナルセットを行い、編地を得た。編地の密度は52コース/inch、49ウェル/inch、目付165g/m2、厚み0.51mm、クルトシスは3.56、抗スナッグ性は5時間3−4級、15時間3.0級、定荷重伸長率はタテ42.0%、ヨコ72.8%、防透率は95.8%であった。結果を以下の表1に示す。
実施例3と同様の方法で得た仮撚加工糸で、福原精機社製32ゲージダブル丸編機にて実施例3と同様の生機を得た後、比較例1と同様の加工方法(プレセット実施)を処方し編地を得た。得られた編地から抜き取った85デシテックス36フィラメント仮撚糸のトルクは53T/mで、糸混率は51.5%、表面混率は50%、丸編地の密度は52コース/inch、50ウェル/inch、目付170g/m2、厚み0.57mm、クルトシスは3.33、抗スナッグ性は5時間3−4級、15時間で3級、定荷重伸長率がタテ45.0%、ヨコ92.1%、防透率が92.8%であった。結果を以下の表1に示す。
トルク0T/mのポリエステル原糸110デシテックス48フィラメント(捲縮なし)を図4に示す組織図の給糸口F2、F3へ、トルク63T/mのポリエステル84デシテックス72フィラメント−Z仮撚加工糸を給糸口F1へ供給し、福原精機社製32ゲージダブル丸編機にてジャージ丸編地を得、この生機を連続式水系リラックス/精錬機を用いて80℃で精錬した後、比較例1と同様の加工方法を処方し生地を得た。得られた編地表側にある糸から抜き取った仮撚加工糸のトルクは0T/mであった。ポリエステル原糸110デシテックス48フィラメントの糸混率は80.1%、ポリエステル84デシテックス72フィラメント仮撚糸の混率は19.9%、編地の密度は54コース/inch、46ウェル/inch、目付235g/m2、厚み0.67mm、クルトシスは4.47、抗スナッグ性は5時間3−4級、15時間3.0級、定荷重伸長率はタテ21.0%、ヨコ56.1%、防透率は89.6%であった。結果を以下の表1に示す。
半延伸ポリエステル56デシテックス36フィラメントを(株)石川製作所製ディスクフリクションタイプ仮撚機にて加工速度400m/分、延伸倍率1.6倍、第一ヒーター温度205℃でトルクが43T/mの仮撚方向Zと、トルクが43T/mの仮撚方向Sの仮撚糸を作製後、引き続いて京セラ(株)製インターレースノズルでAir圧2.3kg/cm2にて2つの糸を混繊し、トルクが0T/mの70デシテックス72フィラメント複合加工糸を得た。この仮撚糸を福原精機社製32ゲージダブル丸編機にて図2に示す全ての給糸口(F1〜F6)に供給しモックロディ組織の生機を得た。この生機を連続式水系リラックス/精錬機を用いて80℃で精錬した後、比較例1と同様の加工方法を処方し生地を得た。得られた編地から抜き取った70デシテックス72フィラメント仮撚糸のトルクは0T/mで糸混率は100%、表面混率は100%、丸編地の密度は46コース/inch、48ウェル/inch、目付134g/m2、厚み0.45mm、クルトシスは2.71、抗スナッグ性は5時間4級、15時間で3−4級、定荷重伸長率がタテ37.7%、ヨコ105.2%、防透率が91.9%であった。結果を以下の表1に示す。
Claims (9)
- トルク35T/m以上130T/m以下の仮撚加工糸が、糸混率30重量%以上で存在している編地であって、ループ密度が50コース/インチ以上150コース/インチ以下、35ウェル/インチ以上90ウェル/インチ以下であり、3D形状測定機を用いて倍率25倍でループ編成方向に10mm間の線粗さを測定して求められるクルトシス(Rku)の平均値が、1.0以上3.0未満であり、かつ、該編地のタテ方向とヨコ方向の2.25kg定荷重伸長率がいずれも45%以上180%以下であることを特徴とする編地。
- 前記トルクを有する仮撚加工糸が、単体で存在しているか、又は同方向のトルクを持つ該仮撚加工糸を2本以上交絡させた複合糸として存在している、請求項1に記載の編地。
- 前記トルクを有する仮撚加工糸が、ポリエステル繊維、及び/又はナイロン繊維である、請求項1又は2に記載の編地。
- 前記トルクを有する仮撚加工糸の単糸繊度が、0.5dtex以上3.0dtex以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の編地。
- 前記トルクを有する仮撚加工糸が現れている編地表面のJIS L 1058(D−3法)に従う抗スナッグ性の編地タテ方向とヨコ方向の平均が、5時間試験で4.0級以上、かつ、15時間試験で3−4級以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の編地。
- JIS Z 8781−4に準じて測定した明度から下記式:
防透性(%)=黒タイル使用時の明度(*L)/白タイル使用時の明度(*L)×100
により算出される防透性が、94〜99.9%である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の編地。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の編地を用いてなる、スポーツ用衣料及びユニフォーム衣料から成る群から選ばれる衣料。
- 前記ユニフォーム衣料が学生服である、請求項7に記載の衣料。
- 前記トルクを有する仮撚加工糸で編成した編地を、染色加工工程においてプレセットを行わず、染色浴中の温度がピークに達するまでの昇温速度を0.5℃/分以上2.5℃/分未満で染色する工程を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の編地の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018018973A JP6529622B1 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018018973A JP6529622B1 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6529622B1 true JP6529622B1 (ja) | 2019-06-12 |
JP2019137926A JP2019137926A (ja) | 2019-08-22 |
Family
ID=66821621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018018973A Active JP6529622B1 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6529622B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115449961B (zh) * | 2022-08-19 | 2023-10-27 | 闽南理工学院 | 一种方格花色效应的多行挂针织物及其编织方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50142872U (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-25 | ||
JPH07310258A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 立毛布帛及びその製造方法 |
JPH10273841A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Teijin Ltd | 特殊仮撚加工方法 |
JP4525082B2 (ja) * | 2004-01-19 | 2010-08-18 | 東レ株式会社 | ポリ乳酸仮撚糸およびその製造方法 |
KR101345491B1 (ko) * | 2006-06-28 | 2013-12-27 | 데이진 프론티아 가부시키가이샤 | 편지 및 스포츠 의료 |
JP6087051B2 (ja) * | 2011-11-15 | 2017-03-01 | ミツカワ株式会社 | シングル丸編地およびワイシャツ |
JP2014189915A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Toray Ind Inc | ポリエステル延伸仮撚加工糸 |
JP2015086493A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | ユニチカトレーディング株式会社 | 複合仮撚糸の製造方法 |
JP6191067B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2017-09-06 | クラレトレーディング株式会社 | 丸編みニット生地からなる学生服 |
JP6745680B2 (ja) * | 2015-08-31 | 2020-08-26 | 東レ株式会社 | 多層構造シングル丸編地 |
-
2018
- 2018-02-06 JP JP2018018973A patent/JP6529622B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019137926A (ja) | 2019-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2018216572A1 (ja) | 多層構造布帛および繊維製品 | |
JP2009138287A (ja) | 表面がフラットなストレッチ性織物およびスポーツ衣料 | |
JP7015697B2 (ja) | 多層構造織編物および繊維製品 | |
JP7162758B2 (ja) | 立体弾性丸編地 | |
WO2019202993A1 (ja) | フラップ付き編地および繊維製品 | |
JP6529622B1 (ja) | 仮撚加工糸を用いた抗スナッグ性編地 | |
JP6689293B2 (ja) | 編地および繊維製品 | |
JP7194854B1 (ja) | 仮撚加工糸からなる編地 | |
JP6855290B2 (ja) | 複合加工糸で編成された編地 | |
JP2021183732A (ja) | ポリエステル仮撚糸および編織物 | |
JP6933707B2 (ja) | 布帛および繊維製品 | |
JP2016194182A (ja) | パイル布帛およびその製造方法および繊維製品 | |
JP2020147865A (ja) | 混繊追撚糸及び織編物 | |
JP5298553B2 (ja) | 混繊糸及びそれを用いた織編物 | |
JP5845822B2 (ja) | ポリエステル系合撚糸およびこれを用いた織編物 | |
JP7549725B2 (ja) | 学生服用編地及び学生服 | |
JP7527997B2 (ja) | ラン防止シングル編地 | |
JP7615601B2 (ja) | 混繊糸、それを用いた織編物およびその製造方法ならびにブラックフォーマル衣料 | |
JP6638437B2 (ja) | 混繊糸、それを用いた織編物及びスエード調織編物 | |
JP2024033730A (ja) | 織物 | |
JP2005105455A (ja) | 織物 | |
WO2024116650A1 (ja) | 編地および繊維製品 | |
JP2024100735A (ja) | 織編物 | |
JP4217517B2 (ja) | 織編物 | |
JP5606894B2 (ja) | セルロースエステル系複合糸の製造方法及び織編物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181204 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20181204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190314 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190514 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6529622 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |