JP6529128B2 - 基準電圧発生回路及びスイッチング電源装置 - Google Patents
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Description
スイッチング電源装置の基準電圧発生回路をデジタルプロセッサで制御する方法として、
デジタルプロセッサで制御可能なパルス幅変調回路(以下「デジタルPWM回路」という)を用いた方法が知られている(特許文献2)。この方法では、デジタルPWM回路、抵抗、および、コンデンサを用いて基準電圧発生回路を構成し、デジタルPWM回路の出力を抵抗とコンデンサで平滑することで得た直流電圧を基準電圧として用いる。
図8はデジタルPWM回路およびこれを用いた従来の基準電圧発生回路を示した回路ブロック図である。図8に示すように、デジタルPWM回路100は、カウンタ回路104、第1比較回路106、第2比較回路108、RS−フリップフロップ回路110から構成される。
図9の期間Aは、カウンタ回路104のカウント値Nが0から第2設定値S2に達した瞬間までの期間である。ここでは、RS-フリップフロップ回路110は出力QBがHレベル、出力QがLレベルとなっている。
期間Bは、カウンタ回路104のカウント値Nが0から第1設定値S1に1を加えた(S1+1)に達する直前までの期間である。
100nS×(3999+1)=400μS
の周期を持つことになる。
Tpmw=Tck×(S1+1) (1)
duty=S2/(S1+1) (2)
例えば、図9に示した動作となる図8のデジタルPWM回路100からは、周期400μS、デューティ0.4の矩形波信号E4が出力される。
デジタルPWM回路100を用いた基準電圧発生回路は、デジタルPWM回路100の出力する矩形波信号E4を、抵抗112とコンデンサ114を用いて平滑した電圧を基準電圧Vrefとしている。基準電圧Vrefは、デジタルPWM回路100のHレベルの出力電圧、Lレベルの出力電圧、デジタルPWM回路100のデューティで決定される。
Vref=(VH−VL)×duty+VL (3)
例えば、図8及び図9において、VH=5V、VL=0V、S1=3999、S2=1600とすると、duty=0.4となるので、図8の基準電圧発生回路は基準電圧Vrefとして2Vを出力する。
デジタルPWM回路100を用いた基準電圧発生回路が出力する基準電圧Vrefの電圧分解能は、デジタルPWM回路100のデューティ分解能で決定される。デジタルPWM回路100はクロック信号E1をカウントすることで周期Tpmwとデューティdutyを生成しており、第2設定値S2が0に設定されたときデューティdutyは0になり、設定値S2が(S1+1)に設定されたときデューティdutyは1になる。
Vstep=(VH―VL)/(S1+1) (4)
例えば、図8及び図9において、VH=5V、VL=0V、S1=3999とすると、図8の基準電圧Vrefの電圧分解能となる最小変化幅Vstepは、1.25mVとなる。
デジタルPWM回路100を用いた基準電圧発生回路は、デジタルPWM回路100の出力となる矩形波信号E4を平滑して基準電圧Vrefを作るため、抵抗112の抵抗値R0、コンデンサ114の容量C0、および、矩形波信号E4の周期Tpwmの値で決定されるリップル電圧Vripが重畳する。出力電圧Voを、基準電圧Vrefを基に制御を行うスイッチング電源装置の場合、基準電圧Vrefにリップル電圧が重畳していると出力電圧Voにもリップル電圧が重畳することになる。
Ir0=(VH―Vref)/R0 (5)
時間T=Tpwm×duty
の間、電流Ir0が流れ込む。この間のコンデンサ114の電圧変動ΔVc0がデジタルPWM回路100のリップル電圧Vripとなる。
C0・R0 ≧{ (VH−Vref)・Tpwm・duty}/4mV
= 0.12 (7)
例えば、C0=10μF、R0=12kΩとすれば、Vrip=4mVが得られる。
デジタルPWM回路100を用いた基準電圧発生回路において、基準電圧Vrefを変更する場合は、デジタルPWM回路100からの出力する矩形波信号E4のデューティを変更する。例えば、図8では、第2比較回路108の第2設定値S2を変更することで、矩形波信号のデューティを変えて、基準電圧Vrefを変更する。
Vref=(Vref2―Vref1)×0.632+Vref1
になっている。
本発明は、基準電圧発生回路に於いて、
周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
複数の抵抗とコンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(R i )に対し第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(R i+1 )が、複数のパルス幅変調回路が出力する矩形波信号の電圧変化の組合せにより基準電圧を調整して、当該基準電圧のリップル電圧を低減させるのに十分に大きな値に設定されたことを特徴とする。
本発明は、基準電圧発生回路に於いて、
周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する3回路以上となる複数のパルス幅変調回路と、
複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
記複数の抵抗とコンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
複数のパルス幅変調回路は所定のデューティ分解能を有し、
複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(Ri)と第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(Ri+1)の比(Ri+1/Ri)が、第1のパルス幅変調回路のデューティ分解能と第2のパルス幅変調回路のデューティ分解能とを掛け合わせた値に対応した微小電圧単位に基準電圧を調整して当該基準電圧のリップル電圧を低減させる範囲で、第1パルス幅変調回路のデューティ分解能とほぼ等しくなるように、第1抵抗及び第2抵抗の抵抗値が設定されたことを特徴とする。
パルス幅変調回路は、カウンタ回路、第1比較回路、第2比較回路及び出力反転回路を備え、
カウンタ回路は、外部から供給されたクロック信号を計数してカウント値を出力すると共に第1比較回路から出力されたリセット信号によりリセットされ、
第1比較回路は、カウンタ回路のカウント値を外部から設定された所定の第1設定値と比較し、カウント値が第1設定値に一致した場合にリセット信号を出力し、
第2比較回路は、カウンタ回路のカウント値を第1設定値以下の外部から設定された第2設定値と比較し、カウント値が第2設定値に一致した場合に出力反転信号を出力し、
出力反転回路は、リセット信号が得られたときに出力をLレベルからHレベルに立上げ、出力反転信号が得られた場合に出力をHレベルからLレベルに反転して矩形波信号を出力する。
本発明は、
電力変換部、スイッチング素子駆動回路及び基準電圧発生回路を備え、
電力変換部はスイッチング素子のオン、オフによって入力電源が供給する入力電圧を断続電圧に変換すると共に断続電圧を整流平滑して直流電圧を生成し、
スイッチング素子駆動回路は、基準電圧発生回路からの基準電圧に対応してスイッチング素子のオンデューティを制御するスイッチング電源装置に於いて、
基準電圧発生回路は、
周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
複数の抵抗とコンデンサの接続点で発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(R i )に対し第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(R i+1 )が、複数のパルス幅変調回路が出力する矩形波信号の電圧変化の組合せにより基準電圧を調整して、当該基準電圧のリップル電圧を低減させるのに十分に大きな値に設定されたことを特徴とする。
本発明は、
電力変換部、スイッチング素子駆動回路及び基準電圧発生回路を備え、
電力変換部はスイッチング素子のオンオフによって入力電源が供給する入力電圧を断続電圧に変換すると共に当該断続電圧を整流平滑して直流電圧を生成し、
スイッチング素子駆動回路は、基準電圧発生回路からの基準電圧に対応してスイッチング素子のオンデューティを制御するスイッチング電源装置に於いて、
基準電圧発生回路は、
周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
複数の抵抗とコンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
複数のパルス幅変調回路は所定のデューティ分解能を有し、
複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(Ri)と第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(Ri+1)の抵抗値の比(Ri+1/Ri)が、第1のパルス幅変調回路のデューティ分解能と第2のパルス幅変調回路のデューティ分解能とを掛け合わせた分解能に対応した微小電圧単位に基準電圧を調整して当該基準電圧のリップル電圧を低減させる範囲で、第1パルス幅変調回路のデューティ分解能とほぼ等しくなるように、第1抵抗及び第2抵抗の抵抗値が設定されたことを特徴とする。
スイッチング電源装置に設けたパルス幅変調回路は、カウンタ回路、第1比較回路、第2比較回路及び出力反転回路を備え、
カウンタ回路は、外部から供給されたクロック信号を計数してカウント値を出力すると共に第1比較回路から出力されたリセット信号によりリセットされ、
第1比較回路は、カウンタ回路のカウント値を外部から設定された所定の第1設定値と比較し、カウント値が第1設定値に一致した場合にリセット信号を出力し、
第2比較回路は、カウンタ回路のカウント値を第1設定値以下の外部から設定された第2設定値と比較し、カウント値が第2設定値に一致した場合に出力反転信号を出力し、
出力反転回路は、リセット信号が得られたときに出力を正転し、出力反転信号が得られた場合に出力を反転して矩形波信号を出力する。
本発明は、基準電圧発生回路に於いて、周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサとを備え、複数の抵抗とコンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成を備えるようにしたため、パルス幅変調回路として低速クロックで動作するデジタルPWM回路をデューティ分解能を低く設定して用いても、基準電圧の分解能を高くすることが可能となるため、高速クロックで動作する高価なデジタルPWM回路を用いることなく、矩形波信号の周期を短くすることが可能となり、また、デジタルPWM回路のデューティ分解能を低く設定したことで矩形波信号の周期を短くできることから、基準電圧の設定電圧変更時間を短くするために、デジタルPWM回路の出力に接続する抵抗とコンデンサの時定数を小さくした場合でも、基準電圧のリップル電圧が大きくなることが無く、高分解能の出力電圧設定、出力電圧のリップル電圧の低減、設定電圧変更時間の短さを低コストで両立可能とする。
また、複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(Ri)に対し第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(Ri+1)が十分に大きな値に設定されたため、基準電圧に対しては、第1比較回路からの矩形波信号による電圧変化は直接に基準電圧の電圧変化に反映されることで粗調整として働き、第1比較回路からの矩形波信号による電圧変化は第1抵抗と第2抵抗の大小関係に基づき小さな電圧変化として基準電圧に反映されることで微調整として働き、両者の組合せにより高分解能の出力電圧設定、出力電圧のリップル電圧の低減、設定電圧変更時間の短さを低コストで両立可能とする。
また、複数のパルス幅変調回路は所定のデューティ分解能を有し、複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(Ri)と第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(Ri+1)の比(Ri+1/Ri)が第1パルス幅変調回路のデューティ分解能とほぼ等しくなるように、第1抵抗及び第2抵抗の抵抗値が設定されたため、第1抵抗と第2抵抗の比を第1パルス幅変調回路のデューティ分解能とほぼ等しく設定したことで、デジタルプロセッサ等による外部から周期、デューティ分解能及びデューティを変更する制御により、基準電圧を例えば0Vから矩形波信号のHレベル電圧の範囲で、第1パルス幅変調回路のデューティ分解能と第2パルス幅変調回路のデューティ分解能を掛け合わせた分解能に対応した微小電圧単位に調整が可能となり、基準電圧を高精度に制御することが可能となる。
また、パルス幅変調回路は、カウンタ回路、第1比較回路、第2比較回路及び出力反転回路を備え、カウンタ回路は、外部から供給されたクロック信号を計数してカウント値を出力すると共に第1比較回路から出力されたリセット信号によりリセットされ、第1比較回路は、カウンタ回路のカウント値を外部から設定された所定の第1設定値と比較し、カウント値が第1設定値に一致した場合にリセット信号を出力し、第2比較回路は、カウンタ回路のカウント値を外部から設定された第2設定値と比較し、カウント値が第2設定値に一致した場合に出力反転信号を出力し、出力反転回路は、リセット信号が得られたときに出力を正転し、出力反転信号が得られた場合に出力を反転して矩形波信号を出力するようにしたため、このような構成を備えた第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路に対し、デジタルプロセッサ等により外部から第1設定値を変更することで矩形波信号の周期とデューティ分解能を変更する制御ができ、また、第2設定値を変更することで矩形波信号のデューティを変更する制御が可能となり、第1パルス幅変調回路のデューティ分解能と第2パルス幅変調回路のデューティ分解能を掛け合わせた分解能に対応した微小電圧単位に基準電圧の調整が可能となり、基準電圧を高精度に制御することができる。
本発明は、電力変換部、スイッチング素子駆動回路及び基準電圧発生回路を備え、電力変換部はスイッチング素子のオンオフによって入力電源が供給する入力電圧を断続電圧に変換すると共に断続電圧を整流平滑して直流電圧を生成し、スイッチング素子駆動回路は、基準電圧発生回路からの基準電圧に対応してスイッチング素子のオンデューティを制御するスイッチング電源装置に於いて、基準電圧発生回路は、周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサとを備え、複数の抵抗とコンデンサの接続点で発生する電圧を基準電圧として取り出す構成を備えるようにしたため、前述した本発明による基準電圧発生回路の効果により、デジタルプロセッサ等で高精度かつ高速応答に出力電圧を制御でき、出力電圧リップルが小さいスイッチング電源装置を低コストで作ることができる。
図1はデジタルPWM回路を2回路設けた基準電圧発生回路の概略を示した回路ブロック図、図2は図1の基準電圧発生回路につきデジタルPWM回路の具体的な回路構成を含めて示した回路ブロック図、図3は基準電圧発生回路のコンデンサ容量を無限大とした場合の等価回路を示した回路ブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の基準電圧発生回路10は、第1パルス幅変調回路として機能する第1デジタルPWM回路12−1と第2パルス幅変調回路として機能する第2デジタルPWM回路12−2を備え、第1デジタルPWM回路12−1の出力に第1抵抗14−1の一端を接続し、第2デジタルPWM回路12−2の出力に第2抵抗14−2の一端を接続し、第1抵抗14−1及び第2抵抗14−2の他端はコンデンサ16の一端に共通接続し、第1抵抗14−1、第2抵抗14−2及びコンデンサ16の接続点から出力端子18に接続し、基準電圧Vrefを得る構成としている。
図2に示すように、基準電圧発生回路10に設けた第1デジタルPWM回路12−1は、カウンタ回路20−1、第1比較回路22−1、第2比較回路24−1、RS−フリップフロップ回路26−1から構成される。
Tpwm1=Tck1×(S11+1)
duty1=S12/(S11+1)
図2に示すように、基準電圧発生回路10に設けた第2デジタルPWM回路12−2は、カウンタ回路20−2、第1比較回路22−2、第2比較回路24−2、RS−フリップフロップ回路26−2から構成される。
Tpwm2=Tck2×(S21+1)
duty2=S22/(S21+1)
第1デジタルPWM回路12−1の出力と第2デジタルPWM回路12−2の出力は、第1抵抗14−1及び第2抵抗14−2を介して接続される。第1抵抗14−1と第2抵抗14−2の接続点にコンデンサ16を接続し、コンデンサ16の電圧を基準電圧Vrefとして出力端子18から取り出す。
図1及び図2に示した基準電圧発生回路10の基準電圧Vrefの発生動作について、以下に説明する。
=(VH1−VL1)・duty1+VL1 (8)
VSM2=(VH2−VL2)×S22/(S21+1)+VL2
=(VH2−VL2)・duty2+VL2 (9)
i1=(VSM1−Vref)/R1 (10)
i1=(Vref−VSM2)/R2 (11)
A=R2/R1
とすると、基準電圧Vrefは以下の式で求められる。
Vref={A/(A+1)}VSM1+{1/(A+1)}VSM2 (12)
A+1≒A
となるので、基準電圧Vrefは以下の式で表すことができる。
Vref≒VSM1+(1/A)VSM2 (13)
このような図1乃至図3に示した本実施形態の基準電圧発生回路10は、低速クロックで動作するデジタルPWM回路をデューティ分解能を低く設定して用いても、基準電圧Vrefの分解能を高くすることが可能となるため、第1及び第2デジタルPWM回路12−1,12−2に高速クロックで動作する高価なデジタルPWM回路を用いることなく、デジタルPWM回路が出力する矩形波信号の周期を短くすることが可能となり、また、デジタルPWM回路のデューティ分解能を低く設定したことで矩形波信号の周期を短くできることから、基準電圧Vrefの設定電圧変更時間を短くするために、デジタルPWM回路の出力に接続する抵抗とコンデンサの時定数を小さくした場合でも、基準電圧Vrefのリップルを小さくすることができることになり、高分解能の出力電圧設定、出力電圧のリップル電圧の低減、設定電圧変更時間の短さの全てを低コストで両立できる。
図4はデジタルPWM回路を3回路以上となる複数回路設けた基準電圧発生回路の概略を示した回路ブロック図である。
R2/R1=A1
R3/R2=A2
・・・
Rn/Rn−1=An-1
とすると、前記の式(13)の関係から、本実施形態の基準電圧発生回路10による基準電圧Vrefは以下の式で表すことができる。
Vref=VSM1+(1/A1)VSM2+(1/A2)VSM3+
・・・+(1/An-1)VSMn (14)
第2実施形態の基準電圧発生回路は、その構成は図1及び図2に示した第1実施形態と同じであるが、第1抵抗14−1の抵抗値R1と第2抵抗14−2の抵抗値R2の比(R2/R1)を、下記の式(15)のように、第1デジタルPWM回路12−1のデューティ分解能(Rd1−1)に設定することで、基準電圧Vrefを高精度に制御できるようにしたものである。
R2/R1 = Rd1−1 (15)
A=R2/R1
を、式(15)に代入すると
A=Rd1−1
となるので、これを式(12)に代入する。これより、以下の式が得られる。
Vref=(VH・duty1) + (1/Rd1)(VH・duty2) (16)
矩形波信号のHレベル出力電圧VH=5V、
第1デジタルPWM回路12−1の第1設定値S11=99
第2デジタルPWM回路12−2の第1設定値S21=99
とする。
duty1=S12/(S11+1)
であるので、第1設定値S12=0のときデューティduty1=0、第2設定値S12=100のときデューティduty1=1となる。第2設定値S12は0から100の値を取り得ることからデューティduty1の分解能Rd1はRd1=100となる。
R1=1kΩ
R2=99kΩ
とすることで、(R2/R1=Rd1−1)の関係を満たすことができる。
duty2=S22/(S21+1)
であるので、デューティduty2は第2設定値S22=0のときduty2=0となり、第2設定値S22=100のときデューティduty2=1となる。これにより式(16)は以下の式に変形できる。
Vref=(5・S12/100 )+(1/100)(5・S22/100)
(17)
(1/100)・5・(1/100)=0.5mV
単位で値を設定できる。
Rd1×Rd2=100×100=10000
となる。
本実施形態は、図1及び図2に示した基準電圧発生回路10において、第1デジタルPWM回路12−1および第2デジタルPWM回路12−2のHレベル出力電圧を共にVHとし、Lレベル出力電圧を0とし、第1抵抗14−1と第2抵抗14−2の抵抗値R1,R2の比(R2/R1)を第1デジタルPWM回路12−1のデューティ分解能Rd1から1を引いた値(Rd1−1)、即ち第1デジタルPWM回路12−1の第1設定値S11に設定することで、基準電圧Vrefを、0〜VHの範囲で、第1デジタルPWM回路12−1と第2デジタルPWM回路12−2のデューティ分解能を乗算した値で除算した
VH/(Rd1×Rd2)
の単位で調整することが可能となるため、基準電圧Vrefを高精度に制御することが可能となる。
(S11+1)×(S21+1)=(99+1)×(99+1)=10000
により分解能は10000となり、クロック周期Tck=100nSの場合、第1及び第2デジタルPWM回路12−1,12−2からの矩形波信号の周期はTpwm=10μSとなる。
第2実施形態の基準電圧発生回路では、第1抵抗14−1の抵抗値R1と第2抵抗14−2の抵抗値R2の比を第1デジタルPWM回路12−1のデューティ分解能(Rd1−1)に設定したが、実際の回路においては、以下の式(18)のように、第1抵抗14−1の抵抗値R1と第2抵抗14−2の抵抗値R2の比を第1デジタルPWM回路12−1のデューティ分解能Rd1とほぼ近い値としても、上記の効果が得られる。
R2/R1 ≒ Rd1 (18)
第2実施形態の基準電圧発生回路では、2回路のデジタルPWM回路を、それぞれ抵抗を介してコンデンサに接続した回路としているが、図4に示したと同様に、3回路以上のデジタルPWM回路12−1〜12−nのそれぞれの出力に、抵抗14−1〜14−nの一端を接続し、抵抗14−1〜14−nの他端のすべてをコンデンサ16と接続し、コンデンサ16から電圧Vrefを得る構成とすることができる。
Ri+1/Ri = Rdi−1 (19)
R2/R1=Rd1−1
R3/R2=Rd2−1
・・・
Rn/Rn−1=Rdn-1−1
とすると、式(16)の関係から、本実施形態の基準電圧発生回路10による基準電圧Vrefは以下の式で表すことができる。
Vref=(VH・duty1) + (1/Rd1)(VH・duty2)+
・・・・+(1/Rdn-1)(VH・dutyn)
(20)
Ri+1/Ri ≒ Rdi (21)
(スイッチング電源装置の第1実施形態)
図5は本発明による基準電圧発生回路を設けたスイッチング電源装置の第1実施形態を示した回路ブロック図である。
図6は本発明による基準電圧発生回路を設けたスイッチング電源装置の第2実施形態を示した回路ブロック図である。
図7は本発明による基準電圧発生回路を設けたスイッチング電源装置の第3実施形態を示した回路ブロック図である。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12−1:第1デジタルPWM回路
12−2:第2デジタルPWM回路
14−1:第1抵抗
14−1:第2抵抗
15−1,15−2:クロック発振回路
16:コンデンサ
20−1,20−2:カウンタ回路
22−1,22−2:第1比較回路
24−1,24−2:第2比較回路
26−1,26−2:RS−フリップフロップ回路
28:入力電源
30:スイッチング電源装置
32:負荷
34:電力変換部
36:フィードバック制御回路
38:スイッチング素子駆動回路
44:誤差アンプ
45:基準電圧源
46:PWMコンパレータ
48:三角波発振器
Claims (6)
- 周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
前記複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
前記複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
前記複数の抵抗と前記コンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
前記複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、前記第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(R i )に対し前記第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(R i+1 )が、前記複数のパルス幅変調回路が出力する矩形波信号の電圧変化の組合せにより前記基準電圧を調整して、当該基準電圧のリップル電圧を低減させるのに十分に大きな値に設定されたことを特徴とする基準電圧発生回路。
- 周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
前記複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
前記複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
前記複数の抵抗と前記コンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
前記複数のパルス幅変調回路は所定のデューティ分解能を有し、
前記複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、前記第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(R i )と前記第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(R i+1 )の比(R i+1 /R i )が、前記第1パルス幅変調回路のデューティ分解能と前記第2パルス幅変調回路のデューティ分解能とを掛け合わせた値に対応した微小電圧単位に前記基準電圧を調整して当該基準電圧のリップル電圧を低減させる範囲で、前記第1パルス幅変調回路のデューティ分解能とほぼ等しくなるように、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の抵抗値が設定されたことを特徴とする基準電圧発生回路。
- 請求項1又は2記載の基準電圧発生回路に於いて、
前記パルス幅変調回路は、カウンタ回路、第1比較回路、第2比較回路及び出力反転回路を備え、
前記カウンタ回路は、外部から供給されたクロック信号を計数してカウント値を出力すると共に前記第1比較回路から出力されたリセット信号によりリセットされ、
前記第1比較回路は、前記カウンタ回路のカウント値を外部から設定された所定の第1設定値と比較し、前記カウント値が前記第1設定値に一致した場合に前記リセット信号を出力し、
前記第2比較回路は、前記カウンタ回路のカウント値を外部から設定された第2設定値と比較し、前記カウント値が前記第2設定値に一致した場合に出力反転信号を出力し、
前記出力反転回路は、前記リセット信号が得られたときに出力を正転し、前記出力反転信号が得られた場合に出力を反転して矩形波信号を出力することを特徴とする基準電圧発生回路。
- 電力変換部、スイッチング素子駆動回路及び基準電圧発生回路を備え、
前記電力変換部はスイッチング素子のオンオフによって入力電源が供給する入力電圧を断続電圧に変換すると共に当該断続電圧を整流平滑して直流電圧を生成し、
スイッチング素子駆動回路は、前記基準電圧発生回路からの基準電圧に対応して前記スイッチング素子のオンデューティを制御するスイッチング電源装置に於いて、
前記基準電圧発生回路は、
周期とデューティを外部から設定できる矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
前記複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
前記複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
前記複数の抵抗と前記コンデンサの接続点で発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
前記複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、前記第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(R i )に対し前記第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(R i+1 )が、前記複数のパルス幅変調回路が出力する矩形波信号の電圧変化の組合せにより前記基準電圧を調整して、当該基準電圧のリップル電圧を低減させるのに十分に大きな値に設定されたことを特徴とするスイッチング電源装置。
- 電力変換部、スイッチング素子駆動回路及び基準電圧発生回路を備え、
前記電力変換部はスイッチング素子のオンオフによって入力電源が供給する入力電圧を断続電圧に変換すると共に当該断続電圧を整流平滑して直流電圧を生成し、
スイッチング素子駆動回路は、前記基準電圧発生回路からの基準電圧に対応して前記スイッチング素子のオンデューティを制御するスイッチング電源装置に於いて、
前記基準電圧発生回路は、
周期とデューティを外部から設定可能な矩形波信号を出力する複数のパルス幅変調回路と、
前記複数のパルス幅変調回路の出力の各々に一端を接続した複数の抵抗と、
前記複数の抵抗の他端を共通接続したコンデンサと、
前記複数の抵抗と前記コンデンサの接続点に発生する電圧を基準電圧として取り出す構成と、
を備え、
前記複数のパルス幅変調回路は所定のデューティ分解能を有し、
前記複数のパルス幅変調回路を相互に重なるように並び順に2回路ずつのグループに分け、各グループ内で並び順に第1パルス幅変調回路と第2パルス幅変調回路とした場合、前記第1パルス幅変調回路に接続した第1抵抗の抵抗値(R i )と前記第2パルス幅変調回路に接続した第2抵抗の抵抗値(R i+1 )の抵抗値の比(R i+1 /R i )が、前記第1パルス幅変調回路のデューティ分解能と前記第2パルス幅変調回路のデューティ分解能とを掛け合わせた値に対応した微小電圧単位に前記基準電圧を調整して当該基準電圧のリップル電圧を低減させる範囲で、前記第1パルス幅変調回路のデューティ分解能とほぼ等しくなるように、前記第1抵抗及び前記第2抵抗の抵抗値が設定されたことを特徴とするスイッチング電源装置。
- 請求項4又は5記載のスイッチング電源装置に於いて、
前記パルス幅変調回路は、カウンタ回路、第1比較回路、第2比較回路及び出力反転回路を備え、
前記カウンタ回路は、外部から供給されたクロック信号を計数してカウント値を出力すると共に前記第1比較回路から出力されたリセット信号によりリセットされ、
前記第1比較回路は、前記カウンタ回路のカウント値を外部から設定された所定の第1設定値と比較し、前記カウント値が前記第1設定値に一致した場合に前記リセット信号を出力し、
前記第2比較回路は、前記カウンタ回路のカウント値を前記第1設定値以下の外部から設定された第2設定値と比較し、前記カウント値が前記第2設定値に一致した場合に出力反転信号を出力し、
前記出力反転回路は、前記リセット信号が得られたときに前記リセット信号が得られたときに出力を正転し、前記出力反転信号が得られた場合に出力を反転して矩形波信号を出力することを特徴とするスイッチング電源装置。
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